JP2002065463A - 生活モニター用親子電気ポット - Google Patents

生活モニター用親子電気ポット

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JP2002065463A
JP2002065463A JP2000253626A JP2000253626A JP2002065463A JP 2002065463 A JP2002065463 A JP 2002065463A JP 2000253626 A JP2000253626 A JP 2000253626A JP 2000253626 A JP2000253626 A JP 2000253626A JP 2002065463 A JP2002065463 A JP 2002065463A
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electric pot
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JP2000253626A
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English (en)
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Shoji Miyamae
昇治 宮前
Hidemiki Kojima
英幹 小嶋
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Ryusyo Industrial Co Ltd
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Ryusyo Industrial Co Ltd
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 少なくとも2台の電気ポットを、所定の
通信手段を介して相互に情報の送受ができるように接続
可能とした生活モニター用親子電気ポットにおいて、可
及的に通信コストの低減を図る。 【解決手段】 電気ポット使用情報の送信又は受信回路
を備え、離隔地間で個別に使用される少なくとも2台の
電気ポットを、所定の通信手段を介して相互に情報の送
信又は受信ができるように接続可能とした生活モニター
用親子電気ポットであって、1日の内の予じめ設定され
た基準時刻になると、通信を行って相手側電気ポットの
使用情報を得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、通信機能を備え
た生活モニター用親子電気ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、核家族化傾向の中にあって高
齢化社会を迎え、独り暮らしの老人や障害者の安否の確
認対策が社会的にも問題とされている。
【0003】このような問題に対応する見地から、家庭
内の所定の電気製品、例えば朝・昼・晩と日常的に使用
するのが一般的な電気ポットの給湯スイッチのオンオフ
操作の情報を、ワイヤレス式の信号搬送路または家庭内
電灯線を利用して家庭内に配置した操作情報集中管理装
置に送信し、この操作情報集中管理装置から公衆電話回
線を介して家庭外の契約診療所等に設置したパソコン等
のモニター装置に送信し、当該電気ポットの使用状況等
によって独り暮らしの老人や身体障害者の安否等生活状
況を監視できるようにした生活モニターシステムが提案
されている。
【0004】しかし、該モニターシステムの場合、単に
電気ポットの給湯スイッチのON,OFF信号を無線又
は有線の送信手段を介して一旦家庭内の集中管理装置に
送って記録し、それを所定の診療所等のパソコンと結ん
でモニターするという複雑かつ高コストなシステムとな
っており、例えば親と子供などのプライベートな関係で
の簡便かつ低コストな相互モニターシステムとしては適
さない。
【0005】そこで本件出願人は、公衆電話回線を仲介
手段として存在場所の異なる複数の電気ポット相互を親
子の関係で接続可能とし、相手側電気ポットからの呼出
信号に応じて給湯スイッチのON,OFFデータ等電気
ポットの使用情報を返信して所定の表示部に表示し得る
ように構成することによって、何等第三者的な施設や情
報管理装置を介することなく、ダイレクトに、かつリア
ルタイムで、親と子が各々保有する電気ポット同士での
パーソナルな情報の伝達を可能とした親子ポット型生活
モニターシステムを提案した。
【0006】このような生活モニターシステムによれ
ば、給湯スイッチのON,OFF信号を無線又は有線の
送信手段を介して一旦家庭内の集中管理装置に送って記
録し、それを所定の診療所等のパソコンと結んでモニタ
ーするという複雑かつ高コストなシステムを必要としな
いため、例えば親と子供などのプライベートな関係で簡
便かつ低コストな相互モニターシステムとして適したも
のとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、、上記のよ
うに電気ポット相互間で電気ポット使用情報の送信又は
受信機能を持たせた場合、相手側電気ポットの使用情報
を何のようなタイミングで入手するかが問題となる。
【0008】すなわち、一般に安否確認機能の見地から
は、例えば相互の電気ポットを常時通信可能状態に置い
ておき、相手側電気ポットの使用状態をウォッチングす
るのが好ましい。
【0009】しかし、そのようにすると、通信料金が嵩
んで仕方がない。
【0010】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、予じめ所定の通信タイムスケジュ
ールを設定して置き、該通信タイムスケジュールに基い
た設定タイミングで通信を行なって相手側電気ポットの
使用情報を得るようにすることによって、確実な安否の
確認機能を維持しながら、同時に通信料金の低減を図る
ようにした生活モニター用親子電気ポットを提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、該目的を
達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成
されている。
【0012】(1) 請求項1の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、電気ポッ
ト使用情報の送信又は受信回路を備え、離隔地間で個別
に使用される少なくとも2台の電気ポットを、所定の通
信手段を介して相互に情報の送信又は受信ができるよう
に接続可能とした生活モニター用親子電気ポットであっ
て、1日の内の予じめ設定された基準時刻になると、通
信を行って相手側電気ポットの使用情報を得るようにシ
ステム構成されていることを特徴としている。
【0013】この発明の構成では、上記のように1日の
内の予じめ設定された基準時刻になると、自動的に通信
を行って相手側電気ポットの使用情報を得るようにシス
テム構成されているので、相互の電気ポットを常時通信
状態に置くことなく、低コストに相手側電気ポットの使
用情報を得ることができるようになる。
【0014】(2) 請求項2の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、電気ポッ
ト使用情報の送信又は受信回路を備え、離隔地間で個別
に使用される少なくとも2台の電気ポットを、所定の通
信手段を介して相互に情報の送信又は受信ができるよう
に接続可能とした生活モニター用親子電気ポットであっ
て、予じめ設定された所定の経過時間毎に通信を行って
相手側電気ポットの使用情報を得るようにシステム構成
されていることを特徴としている。
【0015】この発明の構成では、上記のように、予じ
め所定の経過時間毎に、自動的に通信を行って相手側電
気ポットの使用情報を得るようにシステム構成されてい
るので、相互の電気ポットを常時通信状態に置くことな
く、低コストに相手側電気ポットの使用情報を得ること
ができるようになる。
【0016】(3) 請求項3の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項1の発明の構成において、基準時刻は、相手側電気ポ
ットの定常的な使用開始時刻に対応した時刻となってい
る。
【0017】すなわち、該構成では、1日の内の予じめ
設定された定常的な使用開始時刻に対応した時刻になる
と、自動的に通信を行って相手側電気ポットの使用情報
を得るようにシステム構成されているので、相互の電気
ポットを常時通信状態に置くことなく、低コストに使用
することができる。
【0018】(4) 請求項4の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項2の発明の構成において、所定の経過時間は、相手側
電気ポットの定常的な使用開始時刻に対応して設定され
ている。
【0019】すなわち、該構成では、所定の時間が経過
して相手側電気ポットが定常的な使用開始時刻に対応し
た時刻になると、自動的に通信を行って相手側電気ポッ
トの使用情報を得るようにシステム構成されているの
で、相互の電気ポットを常時通信状態に置くことなく、
低コストに使用することができる。
【0020】(5) 請求項5の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項3又は4の発明の構成において、定常的な使用開始時
刻は、一定の食事時刻又は間食時刻となっている。
【0021】したがって、該構成では、一定の食事時刻
(例えば朝・昼・夕)又は間食時刻(例えば10時、3
時)になると、自動的に通信が開始されて相手側電気ポ
ットの使用情報が受信される。
【0022】(6) 請求項6の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項1,2,3,4又は5の発明の構成において、設定さ
れた通信時に相手側電気ポットの使用がなされなかった
時は、設定された通信時でなくても実際の使用がなされ
た時に自動的に通信を開始するように構成されている。
【0023】したがって、該構成では、設定された通信
時に相手側電気ポットの使用がなされなかった時は、設
定された通信時でなくても実際の使用がなされた時に自
動的に通信を開始して、その使用情報が受信される。
【0024】そのため、以後の状況の変化による最終的
な安否の確認ができる。
【0025】(7) 請求項7の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項1,2,3,4,5又は6の発明の構成において、予
じめ設定された所定の時間が経過した後において、なお
電気ポットの使用を示す情報が得られない時には、注意
情報を表示するように構成されている。
【0026】したがって、該構成によれば、予じめ設定
された所定の時間が経過した場合において、なお電気ポ
ットの使用を示す情報が得られない時には、表示された
注意情報に基いて電話等で具体的に相手の安否の確認を
取ることができる。
【0027】(8) 請求項8の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項1,2,3,4,5又は6の発明の構成において、予
じめ設定された所定回数以上の通信が行われた場合にお
いて、なお電気ポットの使用を示す情報が得られない時
には、当該注意情報を表示するように構成されている。
【0028】したがって、該構成によれば、予じめ設定
された所定回数以上の通信が行われた場合において、な
お電気ポットの使用を示す情報が得られない時には、表
示された注意情報に基いて電話等で具体的に相手の安否
の確認を取ることができる。
【0029】(9) 請求項9の発明 この発明の生活モニター用親子電気ポットは、上記請求
項7又は8の発明の構成において、注意情報を表示した
後において、なお電気ポットの使用を示す情報が得られ
ない時には、さらに所定の警告信号を発生するように構
成されている。
【0030】したがって、該構成によれば、予じめ設定
された所定の時間が経過するか、又は予じめ設定された
所定の回数以上の通信が行われ、一旦注意情報が表示さ
れた場合において、なお電気ポットの使用を示す情報が
得られない時には、さらに所定の警告信号が発生される
ので、より迅速かつ緊急に安否確認措置を取らせること
ができるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の生活モニター用
親子電気ポットによると、原則として予じめ定められた
所定のタイムスケジュールに基いて所定のタイミングで
通信が行われ、また、そのようにして何度かの通信が行
われたにも拘わらず所定時間を超えて使用事実がなかっ
た時には、注意表示を行ない、さらには警告信号を発し
て相手の安否の確認を行わせるようになっているので、
常時通信を継続させて置くのに比べて遥かに通信料金が
安くて済む。
【0032】もちろん、それでいながら確実に相手側電
気ポット使用者の安否の確認も行える低コストかつ信頼
性の高い生活モニター用親子電気ポットを提供し得るよ
うになる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1〜図10は、本願発明の実施
の形態に係る生活モニター用親子電気ポットの構成を示
している。
【0034】先ず図1は、例えば所定の公衆電話回線
(NTT他)を仲介手段として存在場所の異なる離隔地
間の複数の電気ポット同士を親と子の関係で相互に接続
可能とし、相手側電気ポットからの呼出信号に応じて例
えば給湯スイッチのON,OFF信号データ(電気ポッ
ト使用情報)を返信して操作パネル面の所定の表示部に
任意に表示し得るように構成することによって、何等第
三者的な施設や情報管理装置等を介することなく、ダイ
レクトに、かつリアルタイムで、例えば親と子、兄弟同
士等が各々保有する電気ポット同士でのパーソナルな情
報の伝達を可能とした親子ポット型の生活モニターシス
テムを示している。
【0035】該生活モニターシステムは、例えば親器と
しての第1の電気ポット1Aと子器としての第2の電気
ポット1Bとの少なく共2組の電気ポット1A,1Bの
各々に対してそれぞれ3線式の電源コード21,21を
利用して通信アダプタ16,16を設け、それらを公衆
電話回線(携帯又は固定)を介して相互に使用情報を送
信および受信できるように接続して構成されている。そ
のために、通信アダプタ16,16には、バッテリーへ
の充電器を兼ねた携帯電話器接続用アダプター19およ
び固定電話器接続用モジュラージャック23が、各々コ
ード18a,18bを介して設けられている。また、上
記3線式の電源コード21,21内の2本の電源ライン
は、2線式の電源コード22として上記通信アダプタ1
6,16から引き出され、その先端には電源プラグ1
7,17が接続されている。
【0036】該システムにおける上記第1,第2の電気
ポット1A,1B各々の制御基板(図2の70,71)
には、例えば図4に示すように、電気ポット制御用のマ
イコン42、通信回路43、第1の送受信用モデム44
が設けられており、電気ポット制御用マイコン42に
は、後述する給湯キー51、給湯ロック解除キー52、
保温選択キー53、再沸とう/選択キー54、通信確認
キー55の各々に対応したキースイッチ(接点部)SW
1〜SW5のON,OFF信号、またA/D変換器41を
介したサーミスタ等温度センサ40の出力信号等がそれ
ぞれ入力されるようになっている。
【0037】そして、それら各入力信号を基にして、例
えばヒータの出力を湯沸し又は保温に適した大きさに適
切に制御する。
【0038】他方、電気ポット制御用マイコン42に入
力された上記各種の信号は、さらに通信回路43にも入
力されて、上記シリアルデータ信号に変換された後に所
定の情報内容毎にパケット化されて、第1の送受信モデ
ム44のシリアルデータ送受信回路44Aに入力され
る。そして、同パケットデータはフィルタ44Bを介し
て送信され、その電源ソケット12およびマグネットプ
ラグ13部分から3線式の電源コード21(21a,2
1b,21c)を経て上記通信アダプタ16の第2の送
受信モデム28のシリアルデータ送受信回路28Aにフ
ィルタ28Bを介して入力される。そして、該シリアル
データ送受信回路28Aからの送信データは、上記携帯
電話器20接続用アダプター19又は固定電話器接続用
モジュラージャック23との切換回路24を介して第2
の送受信モデム28側からの切換指令信号によって選択
されている方の送信手段に供給されて、相手側電気ポッ
ト1B(1A)の同様の受信手段に送信されて受信され
る。該受信されたデータは、図4において今述べて来た
のと逆の順序で相手側電気ポット1A(1B)側の通信
回路43に入力されてパケット毎に識別されてむメモリ
手段にメモリされる。
【0039】該メモリされるデータは、上述の各キース
イッチSW1〜SW5の操作状態から判定される後述のよ
うな相手側電気ポット1B(1A)の使用情報となって
いる。
【0040】一方、上記第1,第2の電気ポット1A,
1B本体は、それぞれ図2および図3のように全く同様
のものに構成されている。
【0041】すなわち、先ず図2中、符号2は当該電気
ポット1A,1Bの有底筒状の本体ケース(外装ケー
ス)であり、該本体ケース2内には底部側に電気ヒー
タ、側部側に断熱部をそれぞれ介して所定量の水(湯)
が収納保温される細首形の開口部6aを有した有底筒状
の内容器6が設けられている。
【0042】この本体ケース2は、例えば図1に示すよ
うに、その前面部2a側が左右両側面部間に亘って内側
に凹んだ逆円弧面形状に形成されていて、その右側部に
上下方向に延びた水量表示部(透明窓)4が設けられて
いる。また、上記本体ケース2の上端部側には、その開
口部全周方向に亘ってフレーム構造の肩部2bが延設さ
れ、同本体ケース2の上端部側肩部2bの左右両側面部
中央部位置には、把手26が設けられている一方、同上
端部側肩部2b後部の中央位置には後述する蓋体3側の
ヒンジ軸係合用のヒンジ軸係合部が少し突出した状態で
設けられている。
【0043】また、同本体ケース2上端部の前部中央に
は、上記肩部2bとともに上記本体ケース2上端部の一
部が略一体状態で前方に向けて縁部状に延設されて、く
ちばし部11を形成しており、該くちばし部11の下面
側には、上記内容器の底部から前面側に延設され、上記
本体ケース2の左側部と内容器との間の隙間を上昇し
て、所定寸法前方側くちばし部11に延設された後に下
方に延びる注水通路(注水パイプ)先端の注水口10が
設けられている。
【0044】上記注水通路の注水パイプ部は、例えば透
明材よりなり上記水量表示部4の内側に対応せしめて上
下方向に配設されている。
【0045】他方、符号3は外カバー3aと内カバー3
bとの間に断熱空間部を形成するとともに最下面側に放
熱板3cを設けて構成された蓋体である。該蓋体3は上
記本体ケース2の上端部側開口部に冠合されるように設
けられ、上述した内容器6の開口部6aを液密構造で開
閉自在に覆うようになっている。該蓋体3は、その上面
側前部にロック解除レバー5、後部側に蒸気口7が各々
設けられている。そして、その後端部側中央の下端に
は、上記本体ケース2のヒンジ軸係合部に着脱自在に係
合するヒンジ軸が設けられており、該ヒンジ軸を上記本
体ケース2側のヒンジ軸係合部に相対回転可能に係合す
ることによって、蓋体3が、その前部側を上下方向に開
閉するようになっている。一方、閉成時には上記ロック
解除レバー5によりロック解除されるロック機構が、上
記本体ケース2側係合部材に係合してロックされるよう
になっている。
【0046】ところで、該蓋体3の前端側上面部には、
例えば図3に示すように、給湯キー51、給湯ロック解
除キー52、保温選択キー53、再沸とう/選択キー5
4、通信確認キー55、ロック/アンロック表示部59
等を備えた操作キー設置面部31aと、液晶ディスプレ
イ60、沸とう表示部57、保温表示部58を備えた情
報表示面部31bとからなる操作パネル31が設けられ
ている。上記通信確認キー55には、例えば当該通信確
認キー55に近接する形で通信確認表示部(緑・オレン
ジ・赤の3色に点灯するLED)56が設けられてお
り、通常の状態では通信確認キー55が押された時に所
定の色に点灯して同操作状態を表示する。また、ロック
解除キー52は、1回目のON操作状態でロック/アン
ロック表示部59に「出る」旨の点灯表示(例えば緑
色)を行ない、給湯キー51のON操作による給湯(給
湯ポンプの駆動)を可能とする一方、該給湯可能状態か
ら、もう1回ON操作されるか、又は所定時間以上給湯
キー51がON操作されなかった場合には、上記「出
る」旨の表示を消して元の給湯ロック状態に戻る。
【0047】上記操作パネル31の裏側には電気部品収
納筺体65が設けられており、その中には上述した各種
操作キー51,52,53,54,55に対応したキー
スイッチ部(SW1〜SW5)、表示部56,57,5
8,59に対応したLED57a・・・、液晶ディスプ
レイ60の本体部60A等を装備した制御基板70,7
1が設けられている。
【0048】一方、液晶ディスプレイ60の表示画面に
は、例えば図5に示すように、その時の条件に応じ、
沸とう、保温、保温温度、保温温度設定マーク
(3つの三角マーク)、通信メモリー番号(1,2,
3)、給湯サインマーク(コーヒーカップマーク)、
交信時刻又は経過時間(188時・間・分)・・・・
等の表示が選択的に表示されるようになっている。
【0049】この場合、上記通信回路43は、1日の内
の所定の時刻、例えば朝食時刻7時、昼食開始時刻12
時、夕食開始時刻18時の第1〜第3の基準時刻が到来
した時には自動的に相互に通信可能な状態に接続される
ようになっており、例えば第1の電気ポット1Aの保温
動作(保温設定温度90℃)中において当該通信可能な
時刻になるか、又は通信可能な時刻でなくても例えば上
記通信確認キー55が1回ON操作されると(第1の操
作状態)、例えば図6のように、上記液晶ディスプレイ
60の表示画面中に、相手側電気ポット1Bで最直近の
6時間前に給湯操作がなされたことを、図4の通信回線
を介して入手して、通信メモリー番号「1」とともに
「コーヒーカップマーク」および「6時間」のキャラク
タ表示で示す一方、上記表示部56を緑色に連続点灯さ
せて、第2の電気ポット1Bの使用者が無事に生活して
いることを第1の電気ポット1Aの使用者に認識させ
る。
【0050】次に、上記図6の第1の電気ポット1Aの
保温温度90℃の保温中において、上記通信確認キー5
5が更に1回ON操作されて、合計2回連続してON操
作されると(第2の操作状態)、例えば図7に示される
ように、上記液晶ディスプレイ60の表示画面中には、
通信メモリー番号「2」とともに「コーヒーカップマー
ク」および「21時間」を表して、少なくとも直近の2
1時間前に給湯操作が行われたことを認識させるととも
に通信確認表示部56をそのまま緑色の点灯状態に維持
する。
【0051】次に、上記同様の第1の電気ポット1Aの
保温温度90℃での保温中において、上記の2つの場合
とは異なり、上記通信確認キー55が1回もON操作さ
れなかったとしても(第3の操作状態)、上記第2の電
気ポット1Bが例えば24時間の間全然操作されなかっ
た場合には、例えば図8に示されるように、上記液晶デ
ィスプレイ60の表示画面には、保温温度の文字と90
の数字のみを表わす一方、通信確認表示部56をオレン
ジ色に点灯させることによって、第2の電気ポット1B
が少なくとも24時間内使用されていないことを認識さ
せ、注意をうながす。
【0052】次に、上記第1の電気ポット1Aの保温温
度90℃の保温中において、上記第3の操作状態の場合
と同じく、上記通信確認キー55が1回もON操作され
なかったとしても、上記第2の電気ポット1Bが24時
間を大きく超える36時間の間全然操作されなかった場
合には(第4の操作状態)、例えば図9に示されるよう
に、上記液晶ディスプレイ60の表示画面には、保温温
度の文字と90の数字のみを表わす一方、通信確認表示
部56を赤色に点滅(フラッシュ)させることによっ
て、第2の電気ポット1Bが少なくとも36時間(1日
半)もの長時間内使用されていないことを認識させ、電
話又は訪問等の安否確認行動をとらせる。
【0053】次に、上記第1の電気ポット1Aの保温温
度90℃の保温中において、上記第1の操作状態の時と
同じく上記通信確認キー55が1回ON操作された後、
続いて再沸とうキー54がON操作されたとすると(第
5の操作状態)、例えば図10に示されるように、上記
液晶ディスプレイ60の表示画面には、「コーヒーカッ
プマーク」および「24時間」を表して、相手側第2の
電気ポット1Bを注意表示の経過時間設定モードとし、
保温・選択キー53でタイムアップ、ロック解除キー5
2でタイムダウンを行うようにするとともに通信確認表
示部56をオレンジ色の呼びかけ点灯状態に維持する。
【0054】以上のように、この発明の実施の形態の生
活モニター用親子電気ポットでは、電気ポット使用情報
の送信又は受信回路を備え、離隔地間で個別に使用され
る少なくとも2台の電気ポットを、所定の通信手段を介
して相互に情報の送信又は受信ができるように接続可能
とした生活モニター用親子電気ポットにおいて、1日の
内の予じめ設定された基準時刻になると、通信を行って
相手側電気ポットの使用情報を得るようにシステム構成
されている。
【0055】すなわち、同構成では、上記のように1日
の内の予じめ設定された基準時刻になると、自動的に通
信を行って相手側電気ポットの使用情報を得るようにシ
ステム構成されているので、相互の電気ポットを常時通
信状態に置くことなく、低コストに相手側電気ポットの
使用情報が得ることができるようになる。
【0056】なお、上記通信可能な接続状態の形成は、
例えば予じめ設定された所定の経過時間毎に形成し、同
時間毎に通信を行って相手側電気ポットの使用情報を得
るようにしても良い。
【0057】このような構成においても、相互の電気ポ
ットを常時通信状態に置くことなく、低コストに相手側
電気ポットの使用情報が得ることができるようになる。
【0058】そして、上記基準時刻は、相手側電気ポッ
トの定常的な使用開始時刻に対応した時刻となってい
る。
【0059】したがって、上記の構成では、1日の内の
予じめ設定された定常的な使用開始時刻になると、自動
的に通信を行って相手側電気ポットの使用情報を得るよ
うにシステム構成され、相互の電気ポットを常時通信状
態に置くことなく、低コストに使用することができる。
【0060】また後者の所定の経過時間も、同様に相手
側電気ポットの定常的な使用開始時刻に対応して設定さ
れている。
【0061】したがって、該構成でも、所定時間の経過
によって相手側電気ポットの定常的な使用開始時刻にな
ると、自動的に通信を行って相手側電気ポットの使用情
報を得るようにシステム構成され、相互の電気ポットを
常時通信状態に置くことなく、低コストに使用すること
ができる。
【0062】そして、同生活モニター用親子電気ポット
は、上記の各構成において、それぞれ定常的な使用開始
時刻が、一定の食事時刻又は間食時刻となっている。
【0063】したがって、同構成では、一定の食事時刻
又は間食時刻になると、自動的に通信が開始されて相手
側電気ポットの使用情報が受信される。
【0064】一方、同生活モニター用親子電気ポット
は、上記の各構成において、例えば設定された通信時に
相手側電気ポットの使用がなされなかった時は、設定さ
れた通信時でなくても実際の使用がなされた時に自動的
に通信を開始するように構成されている。
【0065】したがって、同構成では、設定された通信
時でなくても実際の使用がなされた時に自動的に通信を
開始して、その使用情報が受信される。
【0066】そのため、以後の状況の変化による最終的
な安否の確認ができる。
【0067】また、同生活モニター用親子電気ポットで
は、上記の各構成において、予じめ設定された所定の時
間が経過した後において、なお電気ポットの使用を示す
情報が得られない時には、注意情報を表示するように構
成されている。
【0068】したがって、該構成によれば、予じめ設定
された所定の時間が経過した場合において、なお電気ポ
ットの使用を示す情報が得られない時には、表示された
注意情報に基いて電話等で具体的に安否の確認を取るこ
とができるようになる。
【0069】また、同生活モニター用親子電気ポットで
は、上記の各構成において、予じめ設定された所定回数
以上の通信が行われた場合において、なお電気ポットの
使用を示す情報が得られない時には、注意情報を表示す
るように構成されている。
【0070】したがって、該構成によれば、予じめ設定
された所定回数以上の通信が行われた場合において、な
お電気ポットの使用を示す情報が得られない時には、表
示された注意情報に基いて電話等で具体的に安否の確認
を取ることができるようになる。
【0071】さらに、同生活モニター用親子電気ポット
では、上記の各構成において、上記のように注意情報を
表示した後において、なお電気ポットの使用を示す情報
が得られない時には、さらに所定の警告信号を発生する
ように構成されている。
【0072】したがって、同構成によれば、予じめ設定
された所定回数以上の通信が行われたか、又は予じめ設
定された所定の時間が経過して、注意情報を表示したに
も拘わらず、なお電気ポットの使用を示す情報が得られ
ないような時には、さらに所定の警告信号が発生される
ので、より迅速かつ緊急に安否確認措置を取らせること
ができるようになる。
【0073】(その他の実施の形態)なお、以上の実施
の形態における電気ポットの使用情報は、上述のような
給湯キースイッチのON,OFF信号による場合の他
に、例えば電子水量計の水量検出信号によるものとする
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る親子電気ポット
を採用して構成した親子電気ポット型生活モニターシス
テムの概略を示す斜視図である。
【図2】同親子電気ポット本体の構造を示す一部切欠図
である。
【図3】同親子電気ポット本体の平面図である。
【図4】同親子電気ポットの通信アダプター等との接続
関係を示すシステム構成図である。
【図5】同親子電気ポットの操作パネル部の構成を示す
平面図である。
【図6】同親子電気ポットの第1の操作状態に対応した
操作パネル面の表示形態を示す図である。
【図7】同親子電気ポットの第2の操作状態に対応した
操作パネル面の表示形態を示す図である。
【図8】同親子電気ポットの第3の操作状態に対応した
操作パネル面の表示形態を示す図である。
【図9】同親子電気ポットの第4の操作状態に対応した
操作パネル面の表示形態を示す図である。
【図10】同親子電気ポットの第5の操作状態に対応し
た操作パネル面の表示形態を示す図である。
【符号の説明】
1A,1Bは第1,第2の電気ポット、2は本体ケー
ス、3は蓋体、13はマグネットプラグ、16は通信ア
ダプタ、17は電源プラグ、20は携帯電話器、23は
モジュラージャック、31は操作パネル、55は通信確
認キー、56は通信確認表示部、60は液晶ディスプレ
イである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 英幹 香川県香川郡香南町池内958 隆祥産業株 式会社香川工場内 Fターム(参考) 4B055 AA34 BA08 BA34 BA40 GB12 GB50 GC34 GD06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気ポット使用情報の送信又は受信回路
    を備え、離隔地間で個別に使用される少なくとも2台の
    電気ポットを、所定の通信手段を介して相互に情報の送
    信又は受信ができるように接続可能とした生活モニター
    用親子電気ポットであって、1日の内の予じめ設定され
    た基準時刻になると、通信を行って相手側電気ポットの
    使用情報を得るようにシステム構成されていることを特
    徴とする生活モニター用親子電気ポット。
  2. 【請求項2】 電気ポット使用情報の送信又は受信回路
    を備え、離隔地間で個別に使用される少なくとも2台の
    電気ポットを、所定の通信手段を介して相互に情報の送
    信又は受信ができるように接続可能とした生活モニター
    用親子電気ポットであって、予じめ設定された所定の経
    過時間毎に通信を行って相手側電気ポットの使用情報を
    得るようにシステム構成されていることを特徴とする生
    活モニター用親子電気ポット。
  3. 【請求項3】 基準時刻は、相手側電気ポットの定常的
    な使用開始時刻に対応した時刻であることを特徴とする
    請求項1記載の生活モニター用親子電気ポット。
  4. 【請求項4】 所定の経過時間は、相手側電気ポットの
    定常的な使用開始時刻に対応して設定されていることを
    特徴とする請求項2記載の生活モニター用親子電気ポッ
    ト。
  5. 【請求項5】 定常的な使用開始時刻は、一定の食事時
    刻又は間食時刻であることを特徴とする請求項3又は4
    記載の生活モニター用親子電気ポット
  6. 【請求項6】 設定された通信時に相手側電気ポットの
    使用がなされなかった時は、設定された通信時でなくて
    も実際の使用がなされた時に自動的に通信を開始するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4又は5記載の生活モニター用親子電気ポット。
  7. 【請求項7】 予じめ設定された所定の時間が経過した
    後において、なお電気ポットの使用を示す情報が得られ
    ない時には、注意情報を表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載
    の生活モニター用親子電気ポット。
  8. 【請求項8】 予じめ設定された所定回数以上の通信が
    行われた場合において、なお電気ポットの使用を示す情
    報が得られない時には、注意情報を表示するように構成
    されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5
    又は6記載の生活モニター用親子電気ポット。
  9. 【請求項9】 注意情報を表示した後において、なお電
    気ポットの使用を示す情報が得られない時には、所定の
    警告信号を発生するように構成されていることを特徴と
    する請求項7又は8記載の生活モニター用親子電気ポッ
    ト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104257267A (zh) * 2014-08-25 2015-01-07 小米科技有限责任公司 一种进行温度提示的方法和装置
CN105581641A (zh) * 2014-10-22 2016-05-18 广东美的生活电器制造有限公司 电水壶及其控制方法和电水壶系统

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CN104257267A (zh) * 2014-08-25 2015-01-07 小米科技有限责任公司 一种进行温度提示的方法和装置
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