JP2002055336A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002055336A
JP2002055336A JP2000244245A JP2000244245A JP2002055336A JP 2002055336 A JP2002055336 A JP 2002055336A JP 2000244245 A JP2000244245 A JP 2000244245A JP 2000244245 A JP2000244245 A JP 2000244245A JP 2002055336 A JP2002055336 A JP 2002055336A
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liquid crystal
crystal display
display device
microlens array
microlens
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Application number
JP2000244245A
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English (en)
Inventor
Takeshi Suzaki
剛 須崎
Hiroyuki Kase
裕之 賀勢
Yoshitaka Mori
善隆 森
Shinichiro Tanaka
慎一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶セルにマイクロレンズアレイを組み合わ
せて輝度や視野角の改善を計るものにおいて、その目的
を一層効果的に達成できる構成、また少ない構成部材で
目的を達成できる構成を提案する。 【解決手段】 液晶セル10の観察者側偏光板22にマ
イクロレンズアレイ30を重ねると共に、前記マイクロ
レンズアレイ30は、平面形状多角形のマイクロレンズ
31を隙間なく密集させた構成とした。また、液晶セル
10を構成する基板12自身をマイクロレンズアレイと
すると共に、このマイクロレンズアレイの表面凹部を、
観察者側偏光板22接着用の粘着剤で満たす構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直視型の液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像表示手段として液晶表示装置
が広汎に使用されている。その性能は年々向上している
とはいうものの、輝度や視野角の面で改善すべき点は多
い。これらの改善については様々な提案がなされてい
る。液晶セルにマイクロレンズアレイを組み合わせる手
法がその一例である。特開平9−288274号公報や
特開平10−48628号公報にかかる例を見ることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液晶セルに
マイクロレンズアレイを組み合わせて輝度や視野角の改
善を計るものにおいて、その目的を一層効果的に達成で
きる構成、また、少ない構成部材で目的を達成できる構
成を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、液晶セルの観察者側偏
光板にマイクロレンズアレイを重ねると共に、前記マイ
クロレンズアレイは、平面形状多角形のマイクロレンズ
を隙間なく密集させた構成とした。
【0005】請求項2に記載の発明では、請求項1の構
成に加え、マイクロレンズの平面形状が正三角形、正方
形、正六角形のいずれかであるものとした。
【0006】請求項3に記載の発明では、請求項2の構
成に加え、マイクロレンズが錐体であるものとした。
【0007】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の構成に加え、マイクロレンズ
アレイの表面凹部を、マイクロレンズアレイとは屈折率
の異なる別物質で満たす構成とした。
【0008】請求項5に記載の発明では、1対の基板間
に液晶を封入して液晶セルを構成するものにおいて、前
記一方の基板の外側にマイクロレンズを形成することと
した。
【0009】請求項6に記載の発明では、請求項5の構
成に加え、前記一方の基板の外側に偏光板を配置し、こ
の基板のマイクロレンズと偏光板の間を接着用の粘着剤
で満たし、この粘着剤はマイクロレンズの屈折率と異な
る屈折率を有する透明な物質であるものとした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1に基づき説明する。液晶表示装置1は液晶セル10
を中心に構成される。液晶セル10は第1の基板11と
第2の基板12の間に液晶層13を挟んだものである。
第1の基板11と第2の基板12はガラス基板であっ
て、例えば第1の基板11には画素電極やスイッチング
素子等が、第2の基板12にはカラーフィルタやブラッ
クマトリックス等が形成されており、また液晶層13に
接する側の面にはそれぞれ液晶分子14を配向させる配
向膜を有するものである。21は第1の基板11の外側
に配置される入射側偏光板、22は第2の基板12の外
側に配置され、それを通して液晶セル10を直視すると
ころの観察者側偏光板である。
【0011】観察者側偏光板22と第2の基板12の間
には、偏光板22の全領域をカバーするマイクロレンズ
アレイ30を重ねる。マイクロレンズアレイ30はガラ
スまたはプラスチックにより成形されるものであり、マ
イクロレンズ31の配置に特徴を有する。すなわちこの
マイクロレンズアレイ30は、平面形状多角形のマイク
ロレンズ31を隙間なく密集させて構成したものであ
る。
【0012】図2乃至図5に、マイクロレンズ31の平
面形状と配置の例を示す。図2に示すのは、平面形状正
方形のマイクロレンズ31を、隣合うもの同士のコーナ
ー部が1点に集まる形で隙間なく密集させたものであ
る。マイクロレンズ31の立体形状は四角錐となる。
【0013】図3に示すのは、図2の例と同じく平面形
状正方形の四角錐形状をしたマイクロレンズ31を、隣
合う列同士各辺の2分の1づつピッチをずらす形で隙間
なく密集させた例である。図4に示すのは平面形状正六
角形の六角錐形状をしたマイクロレンズ31を隙間なく
密集させた例で、平面形状はハニカム状となる。図5に
示すのは平面形状正三角形の三角錐形状をしたマイクロ
レンズ31を隙間なく密集させた例である。このように
マイクロレンズ31の平面形状は各レンズを同一形状に
しながら隙間なく配置することのできる正三角形、正方
形、正六角形のいずれかとする。またマイクロレンズ3
1の立体形状は、正三角形、正方形、正六角形のいずれ
かを底面とする錐体とする。
【0014】図2乃至図5において、マイクロレンズ3
1を多角錐形状とした例を紹介してきたが、底面を多角
形として隙間なく密集配置するという基本が守られれ
ば、底面より上の部分は球面または非球面を連ねてレン
ズ形状を構成することも可能である。
【0015】このように平面形状多角形のマイクロレン
ズ31を隙間なく密集配置したマイクロレンズアレイ3
0を観察者側偏光板22に重ねることにより、液晶セル
10の全領域において、出射される光にマイクロレンズ
の効果を及ぼすことができる。従って、高輝度と広い視
野角を得ることができる。
【0016】図2乃至図5の例では、正三角形、正方
形、正六角形といった平面形状の中心と錐体の頂点の位
置とが一致している。この場合には、各方向からの視野
角を均一に改善することができる。これに少し変化をつ
け、錐体の頂点を平面形状の中心から一方に偏らせた構
成とすれば、特定の方向の視野角を大きく改善すること
ができる。例えば、左および右から見た場合の視野角を
特に改善したり、上方向からの視野角を特に改善したり
することができる。また、目的に合わせ、こうした偏り
形状のマイクロレンズアレイを液晶セル10の適所ある
いは一部のみに配置する構成も可能である。
【0017】図6に本発明の第2の実施形態を示す。第
1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付
し、説明は省略する(第3、第4の実施形態についても
同様である)。この実施形態は、マイクロレンズアレイ
30の表面凹部、すなわちマイクロレンズ31同士の底
面以外の隙間を、別物質40で満たしたことを特徴とす
る。別物質40はマイクロレンズ31の頂点の高さで平
坦にならされる。別物質40に求められる要件は、透明
であることと、マイクロレンズアレイ30とは屈折率が
異なることである。マイクロレンズアレイ30の屈折率
をn1とし、別物質40の屈折率をn2とした場合、n
1<n2であれば、図7のような光の経路50が生じ
る。n1>n2であれば、図8のような光の経路50が
生じる。いずれにしても、複合屈折角θ2はマイクロレ
ンズ31単独の屈折角θ1よりも大となり、視野角拡大
の効果が増大する。
【0018】図9に第3の実施形態を示す。これは第2
の実施形態の発展形であって、マイクロレンズアレイ3
0と観察者側偏光板22の位置を逆転し、液晶セル10
の基板12にマイクロレンズアレイ30を直接重ね、そ
の外側に観察者側偏光板22を置いたものである。別物
質40には観察者側偏光板22を接着するための粘着剤
を充てた。当然のことながら、粘着剤40は透明であ
り、且つマイクロレンズアレイ30とは屈折率が異な
る。このように粘着剤をレンズ構成要素の一部として利
用することにより、製作工程を徒に増加させることなく
第2の実施形態と同様のマイクロレンズアレイを実現す
ることができる。
【0019】図10に第4の実施形態を示す。ここで
は、別体のマイクロレンズアレイを重ねるのでなく、液
晶セル10の基板12そのものに多数のマイクロレンズ
31を形成し、マイクロレンズアレイとした。マイクロ
レンズ31が平面形状多角形であって、隙間なく密集配
置されていることはこれまでの実施形態と同様である。
また観察者側偏光板22を接着するための粘着剤でマイ
クロレンズ31同士の底面以外の隙間を満たし、これを
別物質40とした。この粘着剤40も透明で、マイクロ
レンズアレイ30とは屈折率が異なる。この構成によれ
ば、液晶セル10の基板12がマイクロレンズアレイと
なるため、部品点数が少なくて済む。また観察者側偏光
板22を接着するための粘着剤を、マイクロレンズ31
同士の底面以外の隙間を満たす別物質に流用したから、
第3の実施形態の場合と同様、偏光板貼り付け作業に伴
いマイクロレンズアレイの表面凹部が自動的に埋めら
れ、製造が容易である。
【0020】
【発明の効果】本発明の構成によれば、液晶セルの観察
者側の面から出射する光のすべてをマイクロレンズにと
らえることができるから、直視型の液晶表示装置におい
て、最大の効率をもって光を観察者に届けることがで
き、輝度や視野角の改善に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す液晶表示装置
の概略断面図
【図2】 マイクロレンズアレイの第1例を示す部分平
面図
【図3】 マイクロレンズアレイの第2例を示す部分平
面図
【図4】 マイクロレンズアレイの第3例を示す部分平
面図
【図5】 マイクロレンズアレイの第4例を示す部分平
面図
【図6】 本発明の第2の実施形態を示す液晶表示装置
の概略断面図
【図7】 光の屈折について説明する部分拡大断面図
【図8】 光の屈折の他例を説明する部分拡大断面図
【図9】 本発明の第3の実施形態を示す液晶表示装置
の概略断面図
【図10】 本発明の第4の実施形態を示す液晶表示装
置の概略断面図
【符号の説明】
1 液晶表示装置 10 液晶セル 11 第1の基板 12 第2の基板 13 液晶層 21 入射側偏光板 22 観察者側偏光板 30 マイクロレンズアレイ 31 マイククロレンズ 40 別物質 50 光の経路
フロントページの続き (72)発明者 賀勢 裕之 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 森 善隆 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 慎一郎 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H090 JB02 JB03 LA09 LA12 2H091 FA08X FA08Z FA26X GA01 GA13 LA12 LA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶セルの観察者側偏光板にマイクロレ
    ンズアレイを重ねると共に、前記マイクロレンズアレイ
    は、平面形状多角形のマイクロレンズを隙間なく密集さ
    せた構成としたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 マイクロレンズの平面形状が正三角形、
    正方形、正六角形のいずれかであることを特徴とする請
    求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 マイクロレンズが錐体であることを特徴
    とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 マイクロレンズアレイの表面凹部を、マ
    イクロレンズアレイとは屈折率の異なる別物質で満たし
    たことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 1対の基板間に液晶を封入して液晶セル
    を構成するものにおいて、前記一方の基板はその外側に
    マイクロレンズが形成されていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  6. 【請求項6】 前記一方の基板の外側に偏光板を配置
    し、この基板のマイクロレンズと偏光板の間を接着用の
    粘着剤で満たし、前記粘着剤はマイクロレンズの屈折率
    と異なる屈折率を有する透明な物質であることを特徴と
    する請求項5に記載の液晶表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003091792A1 (fr) * 2002-04-24 2003-11-06 Nitto Denko Corporation Unite d'affichage a cristaux liquides a agrandissement de l'angle de vue
CN113219561A (zh) * 2021-04-13 2021-08-06 福州大学 大景深复合微透镜及其制作方法

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