JP2002053128A - 折り畳みコンテナー - Google Patents

折り畳みコンテナー

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JP2002053128A
JP2002053128A JP2000240597A JP2000240597A JP2002053128A JP 2002053128 A JP2002053128 A JP 2002053128A JP 2000240597 A JP2000240597 A JP 2000240597A JP 2000240597 A JP2000240597 A JP 2000240597A JP 2002053128 A JP2002053128 A JP 2002053128A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】底部1を囲むように配設された側壁2、3
を、底部に重なるように折り畳むようにした折り畳みコ
ンテナーにおいて、底部の中心点Oに対して点対称の位
置に配設されている誤装着防止ブロック1iと、側壁の
内面が、底部側に位置した場合にのみ、誤装着防止ブロ
ックが嵌合可能な誤装着防止用凹部3eを、側壁に形成
したものである。 【効果】底部の中心点に対して点対称の位置に配設され
ている誤装着防止ブロックと、側壁の内面が、底部側に
位置した場合にのみ、誤装着防止ブロックが嵌合可能な
誤装着防止用凹部を、側壁に形成したので、作業者が、
側壁の裏表を間違えて、側壁を、底部にヒンジ結合する
ようなことが確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底部を囲むように
配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことが
可能な折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平面形状が略長方形に形成され
た、合成樹脂で一体成形された底部と、底部の相対する
長辺部に、ヒンジ部を介して連結された、合成樹脂で一
体成形された長側壁と、同じく上記底部の相対する短辺
部に、ヒンジ部を介して連結された、合成樹脂で一体成
形された短側壁とからなる折り畳みコンテナーが知られ
ており、箱型に組み立てられた状態から、短側壁を倒し
て底部の上に重ね、次いで、長側壁を倒して底部と短側
壁の上に重ねることにより、折り畳むように構成されて
いる。
【0003】上述した折り畳みコンテナーの構成部材
は、1枚の底部と、同じ金型で成形された同一形状の2
枚の長側壁と、同じく、同じ金型で成形された同一形状
の2枚の短側壁であり、底部の長辺部に形成された雌ヒ
ンジ部と、長側壁の下部に形成された雄ヒンジ部とを連
結することにより、底部の長辺部に、長側壁が連結さ
れ、同様に、底部の短辺部に形成された雌ヒンジ部と、
短側壁の下部に形成された雄ヒンジ部とを連結すること
により、底部の短辺部に、短側壁が連結されるように構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の折り畳みコンテナーの構成部材である2枚の長側壁及
び2枚の短側壁は、同一形状に形成されているので、底
部に、長側壁及び短側壁をヒンジ連結する際に、本来、
折り畳みコンテナーの内側に位置するしなければならな
い長側壁や短側壁の面が外側に位置し、長側壁や短側壁
が、裏返しに取り付けられるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の折り畳み
コンテナーが有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、底部を囲むように配設された側壁
を、底部に重なるように折り畳むようにした折り畳みコ
ンテナーにおいて、底部の中心点に対して点対称の位置
に配設されている誤装着防止ブロックと、側壁の内面
が、底部側に位置した場合にのみ、誤装着防止ブロック
が嵌合可能な誤装着防止用凹部を、側壁に形成したもの
である。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものでない。
【0008】1は、平面形状が略長方形状の底部であ
り、底部1の相対する長辺部には、後述するヒンジ部を
介して長側壁2が連結されており、また、底部1の相対
する短辺部には、同じく、ヒンジ部を介して短側壁3が
連結されている。
【0009】図1に示されているように、箱型に組み立
てられた状態の折り畳みコンテナーを折り畳むには、先
ず最初に、短側壁3を折り畳みコンテナーの内側に倒し
て、図2に示されているように、底部1の上に重ねる。
次いで、同じく、長側壁2を折り畳みコンテナーの内側
に倒して、図3に示されているように、底部1及び短側
壁3の上に重ねる。逆に、図3に示されている折り畳ま
れた状態から、図1に示されているように組み立てるに
は、底部1及び短側壁3の上に重ねられた状態の長側壁
2を垂直に立て、次いで、短側壁3を垂直に立てて、折
り畳みコンテナーを箱型に組み立てる。
【0010】次に、主として、図4及び図5を用いて、
底部1について説明する。
【0011】底部1は、底板1aを有しており、底板1
aの長辺部には、側壁(以下、単に、底部長側部とい
う。)1bが形成されており、底部長側部1bは、外壁
1b1と該外壁1b1の内面の中程に形成された段部1
b2とを有している。
【0012】底部長側部1bの段部1b2の内側に位置
する上面には、略垂直に上方に延在する板状片1c1
と、該板状片1c1の上部に一体成形された、外壁1b
1方向に延在する半円筒状のフック1c2とからなる略
逆J字状のヒンジ雌部1cが形成されている。ヒンジ雌
部1cは、底部長側部1bと略同じ高さに形成されてお
り、ヒンジ雌部1cのフック1c2の先端と、底部長側
部1bの外壁1b1の内面との間には、所定の間隙が形
成されている。ヒンジ雌部1cは、底部長側部1bに沿
って、適当数、形成されており、本実施例においては、
底部長側部1bの両端部付近に2個ずつ配設され、そし
て、底部長側部1bの中心線を挟んで1個ずつ配設され
ており、合計6個のヒンジ雌部1cが形成されている。
【0013】1dは、底部長側部1bの外壁1bの内面
と、段部1b2の上面とにより形成される隅部に形成さ
れた補強ブロックであり、補強ブロック1dの上端は、
底部長側部1bの上端に略一致するように構成されてい
る。
【0014】底部長側部1bの両端部には、底部長側部
1bを超えて、上方に延在する端部係止ブロック1eが
形成されており、端部係止ブロック1eは、載置面1e
1と、載置面1e1より上方に突出した突出部1e2と
を有している。突出部1e2は、底部長側部1bに沿っ
て延在する突出部1e2’と、該突出部1e2’に直角
で、且つ、底板1aの短辺部に沿って形成された側壁
(以下、単に、底部短側部という。)1f方向に延在す
る突出部1e2”とからなり、平面形状がほぼL字状に
形成されている。
【0015】底部1の底部短側部1fは、底板1aに対
して略垂直な板状に形成されており、底部長側部1bよ
り低く形成されている。底部短側部1fに接近した底板
1aには、底部短側部1fに沿って、所定の間隔で、上
述したと同様のヒンジ雌部1cが形成されており、本実
施例においては、底部短側部1fの両端部付近に、それ
ぞれ2個ずつ配設されており、合計4個のヒンジ雌部1
c配設されている。
【0016】底部短側部1fの両端部に形成された台座
1g1には、透孔1g2が穿設された略方形状の嵌合枠
部1gが立設されている。嵌合枠部1gは、底部長側部
1bより低く、底部短側部1fより高く形成されてお
り、透孔1g2には、後述する短側壁3に形成された嵌
合突起が嵌合するように構成されている。1hは、底部
短側部1fと底板1aとにより形成される隅部に形成さ
れた補強ブロックであり、補強ブロック1hの上端は、
底部短側部1fの上端に略一致するように構成されてい
る。本実施例においては、補強ブロック1hは、接近し
て配設されたヒンジ雌部1c間及び底部短側部1fの中
央部寄りに配設さてたヒンジ雌部1cに接近して配設さ
れており、合計4個の補強ブロック1hが形成されてい
る。
【0017】1iは、底部短側部1fと底板1aとによ
り形成される隅部に形成された誤装着防止ブロックであ
り、相対する底部短側部1fの中央部付近に、それぞ
れ、配設されている。一方の底部短側部1fに配設され
た誤装着防止ブロック1iと、もう一方の底部短側部1
fに配設された誤装着防止ブロック1iとは、底部1の
中心点Oに対して、点対称の位置に配設されている。図
5には、一方の底部短側部1fに配設された誤装着防止
ブロック1i(左側に位置している。)が、底部1の底
部長側部1bに沿った中心線L1に接近して、且つ、中
心線L1の上方に位置し、また、もう一方の底部短側部
1fに配設された誤装着防止ブロック1i(右側に位置
している。)が、底部1の底部長側部1bに沿った中心
線L1に接近して、且つ、中心線L1の下方に位置して
いる例が示されている。誤装着防止ブロック1iは、底
部短側部1fの中央部付近に設けることが好ましい。こ
のように、誤装着防止ブロック1iを、底部短側部1f
の中央部付近に設けることにより、板状の底部長側部1
bの中央部付近を補強することができ、誤装着防止ブロ
ック1iを、上述した補強ブロック1d、1hと同様
に、補強ブロックとしての機能を持たせることができ
る。
【0018】次に、主として、図6〜図8を用いて、短
側壁3について説明する。
【0019】短側壁3は、横長の略方形状の板状部3a
と、板状部3aの下端から外方向に向かって延在する下
部水平枠3bを有しており、下部水平枠3bの下面に
は、底部1の底部短側部1fに沿って形成されたヒンジ
雌部1cに対応して、ヒンジ雄部3cが形成されてい
る。ヒンジ雄部3cは、下部水平枠3bの下面に垂下さ
れ、板状部3aに対して直角な一対の垂直片3c1と、
一対の垂直片3c1間に配設された水平ピン3c2とか
ら構成されている。
【0020】下部水平枠3bの下端中央部には、板状部
3aを、下部水平枠3bを超えて下方に延在することに
より形成された、ヒンジ雄部3cと略同じ高さを有する
横長の方形状の下部板状部3dが形成されている。下部
板状部3dの中央部付近には、上述した底部1の底部短
側部1fと底板1aとにより形成される隅部に形成され
た誤装着防止ブロック1iが挿入可能な下方が開放され
た誤装着防止用凹部3eが形成されている。誤装着防止
用凹部3eに隣接する下部板状部3dの外面と下部水平
枠3bとにより形成される隅部には、ヒンジ雄部3cの
垂直片3c1と同様の補強板3fが形成されており、ま
た、下部板状部3dの両端部付近の外面と下部水平枠3
bとにより形成される隅部等にも、適宜、必要に応じ
て、ヒンジ雄部3cの垂直片3c1と同様の補強板3f
が形成されている。
【0021】板状部3aの上端には、上部水平枠3gが
形成されており、また、下部水平枠3bと上部水平枠3
gの両端を連結する垂直枠3hが形成されている。折り
畳みコンテナーが組み立てられて、短側壁3が底部1に
対して垂直に立てられた際には、板状部3aの内面3a
1と、底部1の底部短側部1fに沿って形成されたヒン
ジ雌部1cの板状片1c1の内面とは、略面一になるよ
うに構成されており、折り畳みコンテナーが組み立てら
れた状態において、折り畳みコンテナーの短側壁3側の
内面には、突出部が形成されないように構成されてい
る。そして、折り畳みコンテナーが組み立てられた状態
においては、下部水平枠3b、上部水平枠3g及び垂直
枠3h等は、底部1の底部短側部1fを超えて、外側に
突出しないように構成されている。
【0022】短側壁3の垂直枠3hの外側には、係合枠
部4が形成されており、板状部3aの延長として形成さ
れている係合枠部4の板状部4aの上部には、板状部4
aに垂直に外側に突出した上部嵌合突起4bが突設され
ており、また、上部嵌合突起4bの下方には、先端に係
止突起4c1が向き合うように形成された、一対の係止
片4cが、板状部4aに垂直に略水平方向に延在されて
いる。更に、係止片4cの下方には、垂直枠3hに対し
て垂直に、外方向に延在する中間嵌合凸部4dが形成さ
れており、更にまた、中間嵌合凸部4dの下方には、平
べったい下部係合突起4eが形成されている。下部係合
突起4eの下方には、箱状の下部嵌合凸部4fが形成さ
れており、更に、係合枠部4の下端には、下端係合突起
4gが形成されている。なお、Hは、短側壁3の上方に
形成された、作業者の指が挿入可能な持ち手開口部であ
る。
【0023】次に、主として、図9及び図10を用いて
長側壁2について説明する。
【0024】長側壁2は、横長の略方形状の板状部2a
と、板状部2aの下端から外方向に向かって延在する下
部水平枠2bを有しており、下部水平枠2bの下面に
は、底部1の底部長側部1bに沿って形成されたヒンジ
雌部1cに対応して、ヒンジ雄部2cが形成されてい
る。ヒンジ雄部2cは、上述した短側壁3に形成された
ヒンジ雄部3cと同様に、下部水平枠2bの下面に垂下
され、板状部3aに対して直角な一対の垂直片2c1
と、一対の垂直片2c1間に配設された水平ピン2c2
とから構成されている。
【0025】板状部2aの外面2a1には、板状部2a
の上端から外方向に向かって延在する上部水平枠2dと
下部水平枠2bを、その両端部付近で連結する垂直リブ
2eや水平リブ2fが、適宜、形成されている。折り畳
みコンテナーが組み立てられ、長側壁2が、底部1に対
して、垂直に立てられた際には、板状部2aの内面2a
2は、底部1の底部長側部1bを構成する段部1b2の
垂直面や、底部長側部1bに沿って配設されたヒンジ雌
部1cの板状片1c1の内面等と、略面一になるように
構成されており、折り畳みコンテナーが組み立てられた
状態において、折り畳みコンテナーの長側壁2側の内面
に、突出部が形成されないように構成されている。そし
て、折り畳みコンテナーが組み立てられた状態において
は、上部水平枠2dや下部水平枠2bや垂直リブ2eや
水平リブ2f等が、底部1の底部長側部1bを超えて、
外側に突出しないように構成されている。
【0026】長側壁2の両端部には、板状部2aに直交
する方向で、且つ、内側に延在する係合枠部5が形成さ
れており、係合枠部5の上部には、上部嵌合孔5aが穿
設されており、上部嵌合孔5aには、折り畳みコンテナ
ーを組み立てた際に、短側壁3の係合枠部4に形成され
た上部嵌合突起4bが挿入されるように構成されてい
る。
【0027】また、上部嵌合孔5aの下方に穿設された
2つの透孔5bの間には、水平で、横長の係合突起5c
が、係合枠部5の内面5’に突設されている。図11や
図12に示されているように、係合突起5cは、先端部
が先細り状の膨出部5c1と、膨出部5c1から係合枠
部5の外面5”に向かって延在する水平部5c2とによ
り、横向きの茸状に形成されている。折り畳みコンテナ
ーを組み立てた際には、短側壁3の係合枠部4に形成さ
れた一対の係止片4cの間に、係合突起5cの膨出部5
c1が挿入され、係止片4cの先端部が、係合突起5c
の上下に穿設された透孔5bに挿入されるとともに、短
側壁3の係合枠部4に形成された係止片4cの係止突起
4c1が、長側壁2の係合枠部5に形成された係合突起
5cの膨出部5c1の背面に係止されるように構成され
ている。
【0028】更に、係合突起5cの下方には、係合枠部
5を一部切り欠くことにより形成された嵌合凹部5dが
形成されている。折り畳みコンテナーを組み立てた際に
は、嵌合凹部5dには、短側壁3の係合枠部4に形成さ
れた中間嵌合凸部4dが嵌合するように構成されてい
る。
【0029】更に、嵌合凹部5dの下方には、下部嵌合
孔5eが穿設されており、 折り畳みコンテナーを組み
立てた際には、下部嵌合孔5eには、短側壁3の係合枠
部4に形成された下部係合突起4eが挿入されるように
構成されている。
【0030】長側壁2の下部両端部には、下部水平枠2
bより一段高い水平枠2gと下部水平枠2b付近の垂直
リブ2eとにより形成された切り欠き部2hが形成され
ており、この切り欠き部2hには、底部1に長側壁2を
取り付け、底部1に対して、長側壁2を垂直に立てた際
に、底部1に形成された端部係止ブロック1eが、長側
壁2に干渉することなく入り込むことができるように構
成されている。そして、長側壁2に上方から負荷がかか
った際には、底部1に形成された端部係止ブロック1e
の上面に、長側壁2の下部両端部に形成された切り欠き
部2hを形成する水平枠2gが、面接触状態で接触し、
長側壁2にかかった負荷を、負担することができるよう
に構成されている。
【0031】短側壁3の係合枠部4に形成された箱状の
下部嵌合凸部4fは、折り畳みコンテナーが箱型に組み
立てられた際に、長側壁2側の係合枠部5の下端と、底
部1の底部短側部1fの両端部に嵌合枠部1gの上端と
の間に形成される間隙Dに挿入されるように形成されて
いる。また、短側壁3の係合枠部4に形成された下端係
合突起4gは、底部1の底部短側部1fの両端部に形成
された嵌合枠部1gの透孔1g2に嵌合されるように構
成されている。
【0032】底部1に長側壁2をヒンジ結合させるに
は、長側壁2を、板状部2aの内面2a2が底部1側に
位置するように配置するとともに、上方から下降させ
て、長側壁2に形成されたヒンジ雄部2cの水平ピン2
c2を、底部長側部1bの外壁1b1とヒンジ雌部1c
の半円筒状フック1c2との間に形成された間隙を通過
させることにより、長側壁2に形成されたヒンジ雄部2
cの水平ピン2c2を、底部1の底部長側部1bのに沿
って配設されたヒンジ雌部1cの半円筒状フック1c2
に係合させることによりヒンジ結合させる。
【0033】同様に、底部1に短側壁3をヒンジ結合さ
せるには、短側壁3を、板状部3aの内面3a1が底部
1側に位置するように配置するとともに、上方から下降
させて、短側壁3に形成されたヒンジ雄部3cの水平ピ
ン3c2を、底部短側部1fとヒンジ雌部1cの半円筒
状フック1c2との間に形成された間隙を通過させるこ
とにより、短側壁3に形成されたヒンジ雄部3cの水平
ピン3c2を、底部1の底部短側部1fのに沿って配設
されたヒンジ雌部1cの半円筒状フック1c2に係合さ
せることによりヒンジ結合させる。
【0034】ところで、短側壁3の下部板状部3dの中
央部付近には、上述したように、誤装着防止用凹部3e
が形成されているが、この誤装着防止用凹部3eは、図
13に示されているように、短側壁1の板状部3aの内
面3a1が、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー
の内側、換言すれば、底部1側に位置するように正しく
配置された場合のみ、上述したように、底部1の中心点
Oに対して点対称の位置に配設されている誤装着防止ブ
ロック1iが挿入可能なように構成されている。そし
て、短側壁1の板状部3aの内面3a1が、箱型に組み
立てられた折り畳みコンテナーの内側に位置するように
配置された場合には、底部1の底部長側部1bに沿った
中心線L1からずれている誤装着防止ブロック1iと同
様に、短側壁3に形成された誤装着防止用凹部3eも、
底部1の底部長側部1bに沿った中心線L1から、上記
の誤装着防止ブロック1iと同方向に、同じ距離ずれる
ように構成されている。そして、短側壁1の板状部3a
の内面3a1が、箱型に組み立てられた折り畳みコンテ
ナーの外側に位置するように、裏表が逆に、誤って配置
された場合には、短側壁3に形成された誤装着防止用凹
部3eの下方には、底部1に形成された誤装着防止ブロ
ック1iが配置されず、従って、短側壁3に形成された
誤装着防止用凹部3eに、底部1に形成された誤装着防
止ブロック1iが嵌合されないことになり、作業者は、
短側壁3の内面3a1が、箱型に組み立てられた折り畳
みコンテナーの内側に位置していないことが識別できる
ことになる。このような場合には、作業者は、短側壁3
の内面3a1が、箱型に組み立てられた折り畳みコンテ
ナーの内側、換言すれば、底部1側に位置するように短
側壁3の裏表を修正することができるので、常に、短側
壁3の内面3a1が、箱型に組み立てられた折り畳みコ
ンテナーの内側に位置するように、底部1に、短側壁3
を連結することができる。
【0035】なお、上述した実施例には、底部1の底部
短側部1f側に、誤装着防止ブロック1iを形成すると
ともに、短側壁3に、誤装着防止用凹部3eを形成した
例が示されているが、同様の誤装着防止ブロック1i
を、底部1の底部長側部1b側に形成し、誤装着防止用
凹部3eを、長側壁2に形成し、長側壁2の外面2a1
が、組み立てられた折り畳みコンテナーの内側に配置さ
れるようなことを防止するように構成することもでき
る。
【0036】上述したように、本発明は、底部1の中心
点Oに対して点対称の位置に配設されている誤装着防止
ブロック1iと、短側壁3の内面3a1或いは長側壁2
の内面2a2が、底部1側に位置した場合、即ち、短側
壁3と長側壁2とが、底部1に対して正しく配置された
場合にのみ、誤装着防止ブロック1iが嵌合可能な誤装
着防止用凹部3eを、短側壁3或いは長側壁2に形成す
ることにより、作業者が、短側壁3或いは長側壁2の裏
表を間違えて、短側壁3或いは長側壁2を、底部1にヒ
ンジ結合するようなことが確実に防止できる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0038】底部の中心点に対して点対称の位置に配設
されている誤装着防止ブロックと、側壁の内面が、底部
側に位置した場合にのみ、誤装着防止ブロックが嵌合可
能な誤装着防止用凹部を、側壁に形成したので、作業者
が、側壁の裏表を間違えて、側壁を、底部にヒンジ結合
するようなことが確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーが箱型に組
み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て
途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳ま
れた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの底部の斜
視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの底部の平
面図である。
【図6】図6は本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の
斜視図である。
【図7】図7は同じく本発明の折り畳みコンテナーの短
側壁の斜視図である。
【図8】図8は本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の
部分斜視図である。
【図9】図9は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の
斜視図である。
【図10】図10は本発明の折り畳みコンテナーの長側
壁の部分斜視図である。
【図11】図11は本発明の折り畳みコンテナーの長側
壁の係合枠部と短側壁の係合枠部とが係合される前の長
側壁と短側壁の長側壁に沿った垂直断面図である。
【図12】図12は本発明の折り畳みコンテナーの長側
壁の係合枠部と短側壁の係合枠部とが係合された状態の
長側壁と短側壁の長側壁に沿った垂直断面図である。
【図13】図13は本発明の折り畳みコンテナーの短側
壁を底部にヒンジ結合する状態の分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・底部 1i・・・・・・・・・・・誤装着防止ブロック 2・・・・・・・・・・・・長側壁 3・・・・・・・・・・・・短側壁 3e・・・・・・・・・・・誤装着防止用凹部 4・・・・・・・・・・・・短側壁の係合枠部 5・・・・・・・・・・・・長側壁の係合枠部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部を囲むように配設された側壁を、底部
    に重なるように折り畳むようにした折り畳みコンテナー
    において、底部の中心点に対して点対称の位置に配設さ
    れている誤装着防止ブロックと、側壁の内面が、底部側
    に位置した場合にのみ、誤装着防止ブロックが嵌合可能
    な誤装着防止用凹部を、側壁に形成したことを特徴とす
    る折り畳みコンテナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2437871B (en) * 2005-02-07 2009-10-28 Hochiki Co Heat detector with heat detecting unit connected to casing via stress absorber for absorbing distortion

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