JP2002052030A - 茎ネジ - Google Patents
茎ネジInfo
- Publication number
- JP2002052030A JP2002052030A JP2000238473A JP2000238473A JP2002052030A JP 2002052030 A JP2002052030 A JP 2002052030A JP 2000238473 A JP2000238473 A JP 2000238473A JP 2000238473 A JP2000238473 A JP 2000238473A JP 2002052030 A JP2002052030 A JP 2002052030A
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- JP
- Japan
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- screw
- pedicle screw
- coating
- pedicle
- stem
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/70—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
- A61B17/7001—Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
- A61B17/7032—Screws or hooks with U-shaped head or back through which longitudinal rods pass
Abstract
(57)【要約】
【課題】 椎骨の骨塊にネジ留め可能なネジ部分と、実
質的にＵ形状でＵ脚（６，７）によって限定された補強
棒（５）嵌め込み用凹所（４）を有した頭部（３）と、
留めネジ（９）を用いて凹所（４）に補強棒（５）を固
定するためのＵ脚（６，７）での雌ネジ部とを有する、
背骨に沿って補強棒（５）を固定するための茎ネジ
（１）において、ネジ案内スリーブやそれ自体公知の外
側リング装置を必要とすることなしに留めネジの引っ張
りの際に開き広がりを回避する。 【解決手段】 頭部の雌ネジ部が鋸歯ネジとして、留め
ネジを引っ張る際に当接部として用いられるそのネジ面
がマイナスの角度を有するように形成される。
質的にＵ形状でＵ脚（６，７）によって限定された補強
棒（５）嵌め込み用凹所（４）を有した頭部（３）と、
留めネジ（９）を用いて凹所（４）に補強棒（５）を固
定するためのＵ脚（６，７）での雌ネジ部とを有する、
背骨に沿って補強棒（５）を固定するための茎ネジ
（１）において、ネジ案内スリーブやそれ自体公知の外
側リング装置を必要とすることなしに留めネジの引っ張
りの際に開き広がりを回避する。 【解決手段】 頭部の雌ネジ部が鋸歯ネジとして、留め
ネジを引っ張る際に当接部として用いられるそのネジ面
がマイナスの角度を有するように形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、背骨に沿って補強
棒を固定するための茎ネジ（Pedikelschraube，固定の
ために脊柱にねじ止めされるネジ）に関するものであ
る。当該ネジは、椎骨の骨塊（マス）にねじ留め可能な
ネジ部分と、実質的にＵ形状でＵ脚によって限定された
補強棒嵌め込み用凹所を有した頭部と、上記凹所での補
強棒の固定のためのＵ脚での雌ネジ部とを有する。
棒を固定するための茎ネジ（Pedikelschraube，固定の
ために脊柱にねじ止めされるネジ）に関するものであ
る。当該ネジは、椎骨の骨塊（マス）にねじ留め可能な
ネジ部分と、実質的にＵ形状でＵ脚によって限定された
補強棒嵌め込み用凹所を有した頭部と、上記凹所での補
強棒の固定のためのＵ脚での雌ネジ部とを有する。
【０００２】
【従来の技術】一般的タイプの茎ネジは例えばドイツ連
邦共和国特許出願第４２３８３３９号公開公報（DE 423
8339 A1）、ドイツ連邦共和国実用新案第８９１５４４
３号公報（DE 8915443 U1）及びＷＯ ９０／０１１５６
において記載される。
邦共和国特許出願第４２３８３３９号公開公報（DE 423
8339 A1）、ドイツ連邦共和国実用新案第８９１５４４
３号公報（DE 8915443 U1）及びＷＯ ９０／０１１５６
において記載される。
【０００３】公知の茎ネジの実施態様において、留めネ
ジのねじ留めにしたがってそれ自体をカバーするのに用
いられるカバーキャップが備えられている。始めに述べ
られた文献から、茎ネジの頭部にその外側で被さるネジ
案内スリーブがのせられている解決策が公知である。こ
のネジ案内スリーブは、留めネジのねじ込みを内部実施
的に(intraoperativ)容易にするという利点を有する。
その他にＵ-凹所を画定するＵ脚がこのネジ案内スリー
ブによって、留めネジが引っ張られる場合に当該Ｕ脚に
作用する開き広げる力に対して一緒に保持される。
ジのねじ留めにしたがってそれ自体をカバーするのに用
いられるカバーキャップが備えられている。始めに述べ
られた文献から、茎ネジの頭部にその外側で被さるネジ
案内スリーブがのせられている解決策が公知である。こ
のネジ案内スリーブは、留めネジのねじ込みを内部実施
的に(intraoperativ)容易にするという利点を有する。
その他にＵ-凹所を画定するＵ脚がこのネジ案内スリー
ブによって、留めネジが引っ張られる場合に当該Ｕ脚に
作用する開き広げる力に対して一緒に保持される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このことに由来して、
本発明の根拠をなす課題は、ネジ案内スリーブやそれ自
体公知の外側リング装置を必要とすることなしに留めネ
ジの引っ張りの際に開き広がりを回避するように茎ネジ
を作り上げることである。
本発明の根拠をなす課題は、ネジ案内スリーブやそれ自
体公知の外側リング装置を必要とすることなしに留めネ
ジの引っ張りの際に開き広がりを回避するように茎ネジ
を作り上げることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、頭部の雌ネジ部が鋸歯ネジとして、留めネジを引っ
張る際に当接部として用いられるそのネジ面がマイナス
の角度を有するように形成されていることによって解決
される。
ば、頭部の雌ネジ部が鋸歯ネジとして、留めネジを引っ
張る際に当接部として用いられるそのネジ面がマイナス
の角度を有するように形成されていることによって解決
される。
【０００６】言い換えれば、このネジ面は引っ込んでい
る。これは、留めネジを引っ張る茎ネジの頭部が押し砕
かれず、頭部のＵ脚を内側へ圧縮するパワーモーメント
がこれに作用することを結果として伴う。このようにし
て最適な固定乃至拘束が最も簡単な構造形態で達成され
る。
る。これは、留めネジを引っ張る茎ネジの頭部が押し砕
かれず、頭部のＵ脚を内側へ圧縮するパワーモーメント
がこれに作用することを結果として伴う。このようにし
て最適な固定乃至拘束が最も簡単な構造形態で達成され
る。
【０００７】好都合であるには、窒素乃至炭素ベースの
表面コーティングがもたらされ、とりわけＰＶＤ又はＣ
ＶＤ法で施与されたＴｉＮコーティングがもたらされ
る。有利であるには、上記コーティングがプラズマイオ
ン浸漬注入コーティング(Immersions-Implantations-Be
schichtung)であり、その際、表面にチタン窒化物層が
形成され、中間グリッドの場所に堆積した窒素原子の密
度は表面から内側に向かって連続して減少する。
表面コーティングがもたらされ、とりわけＰＶＤ又はＣ
ＶＤ法で施与されたＴｉＮコーティングがもたらされ
る。有利であるには、上記コーティングがプラズマイオ
ン浸漬注入コーティング(Immersions-Implantations-Be
schichtung)であり、その際、表面にチタン窒化物層が
形成され、中間グリッドの場所に堆積した窒素原子の密
度は表面から内側に向かって連続して減少する。
【０００８】またＰＶＤ乃至ＣＶＤ法で施与される炭素
ベース（ダイヤモンド状カーボン）のコーティングもも
たらされ得る。工具による茎ネジの捕捉はＵ脚において
取り囲まれた環状の切り込み溝によって容易にされる。
ベース（ダイヤモンド状カーボン）のコーティングもも
たらされ得る。工具による茎ネジの捕捉はＵ脚において
取り囲まれた環状の切り込み溝によって容易にされる。
【０００９】留めネジは非対称なグラブネジ（無頭ねじ
の一種）として、所定の方向づけにおいてのみ鋸歯ネジ
部にネジ留めされ得、それで誤った方向づけの際のネジ
破損を確実に回避することができるように、形成可能で
ある。
の一種）として、所定の方向づけにおいてのみ鋸歯ネジ
部にネジ留めされ得、それで誤った方向づけの際のネジ
破損を確実に回避することができるように、形成可能で
ある。
【００１０】グラブネジは、六角形の角が丸く滑らかに
なった内側六角形の形状の凹所を有する。
なった内側六角形の形状の凹所を有する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面に関連した
好適な実施例に基づいて詳細に説明する。
好適な実施例に基づいて詳細に説明する。
【００１２】図面に描かれた茎ネジ１は、不図示の雄ネ
ジ部を有したシャフト２並びに補強棒５の収容のための
Ｕ形状の中央凹所４を有した頭部３を有する。上記凹所
は、その内側で雌ネジ部８を担持するＵ脚６，７によっ
て画定される。
ジ部を有したシャフト２並びに補強棒５の収容のための
Ｕ形状の中央凹所４を有した頭部３を有する。上記凹所
は、その内側で雌ネジ部８を担持するＵ脚６，７によっ
て画定される。
【００１３】上記凹所４に補強棒５を動かないように固
定するために、グラブネジとして形成された留めネジ９
が用いられる。当該ネジは頭部の雌ネジ部８に対応する
雄ネジ部１０を有する。
定するために、グラブネジとして形成された留めネジ９
が用いられる。当該ネジは頭部の雌ネジ部８に対応する
雄ネジ部１０を有する。
【００１４】すでに言及したように、留めネジ９を引っ
張る際の問題は、これまで形作られた茎ネジではネジ頭
部３のＵ脚６，７が外方へ押圧され、それによって保持
力が低下することになるか、あるいは上に被せられるべ
きスリーブ等を備えることが必要となるということにあ
る。
張る際の問題は、これまで形作られた茎ネジではネジ頭
部３のＵ脚６，７が外方へ押圧され、それによって保持
力が低下することになるか、あるいは上に被せられるべ
きスリーブ等を備えることが必要となるということにあ
る。
【００１５】本発明にしたがって備えられたネジ部８，
１０はこの問題を回避する。図３に、本発明に従い備え
られた鋸歯ネジ部１０が、図２での右側に描かれたネジ
部分の拡大抜粋として具体的に説明されている。これか
ら、留めネジ９を引っ張る際に当接・負荷除去面として
用いられるそのネジ面１１が半径方向１２に対して角度
βだけ引っ込んでいることが認識される。図３におい
て、面１１に垂直に作用する力成分Ｆnormal、茎ネジの
軸線方向に作用する力成分Ｆaxial及び半径方向内方へ
の結果として生じる力成分Ｆradial、すなわち要するに
従来技術に従う茎ネジとは異なり上記留めネジを半径方
向内方へ圧縮する力成分が書き入れられる。半径方向力
成分Ｆradialに対してＦradial＝Ｆaxial・ｔａｎβが
当てはまる。
１０はこの問題を回避する。図３に、本発明に従い備え
られた鋸歯ネジ部１０が、図２での右側に描かれたネジ
部分の拡大抜粋として具体的に説明されている。これか
ら、留めネジ９を引っ張る際に当接・負荷除去面として
用いられるそのネジ面１１が半径方向１２に対して角度
βだけ引っ込んでいることが認識される。図３におい
て、面１１に垂直に作用する力成分Ｆnormal、茎ネジの
軸線方向に作用する力成分Ｆaxial及び半径方向内方へ
の結果として生じる力成分Ｆradial、すなわち要するに
従来技術に従う茎ネジとは異なり上記留めネジを半径方
向内方へ圧縮する力成分が書き入れられる。半径方向力
成分Ｆradialに対してＦradial＝Ｆaxial・ｔａｎβが
当てはまる。
【００１６】上記茎ネジは、窒素乃至炭素ベースの表面
コーティングを有する。窒素ベースであれば、当該表面
コーティングはＰＶＤ法又はＣＶＤ法で施与されるＴｉ
Ｎコーティングであり得る。上記コーティングはプラズ
マイオン浸漬注入コーティングであり得、その際、上記
表面に窒化チタン層が形成され、中間グリッドの場所に
堆積した窒素原子の密度が表面から内側に向かって連続
して減少する。上記表面コーティングはＰＶＤ乃至ＣＶ
Ｄ法で施与される炭素ベース（ダイヤモンド状カーボ
ン）のコーティングによって形成され得る。
コーティングを有する。窒素ベースであれば、当該表面
コーティングはＰＶＤ法又はＣＶＤ法で施与されるＴｉ
Ｎコーティングであり得る。上記コーティングはプラズ
マイオン浸漬注入コーティングであり得、その際、上記
表面に窒化チタン層が形成され、中間グリッドの場所に
堆積した窒素原子の密度が表面から内側に向かって連続
して減少する。上記表面コーティングはＰＶＤ乃至ＣＶ
Ｄ法で施与される炭素ベース（ダイヤモンド状カーボ
ン）のコーティングによって形成され得る。
【００１７】Ｕ脚６，７は取り囲まれた環状の切り込み
溝を有していてもよい（図示せず）。また留めネジ９は
非対称なグラブネジとして、所定の方向づけにおいての
み鋸歯ネジ部８，１０にネジ留めされ得るように形成さ
れ得る。当該グラブネジは、六角形の角が丸く滑らかに
なった内側六角形の形状の凹所を有し得る。
溝を有していてもよい（図示せず）。また留めネジ９は
非対称なグラブネジとして、所定の方向づけにおいての
み鋸歯ネジ部８，１０にネジ留めされ得るように形成さ
れ得る。当該グラブネジは、六角形の角が丸く滑らかに
なった内側六角形の形状の凹所を有し得る。
【図１】本発明に係る茎ネジの頭部と補強棒を通る断面
図である。
図である。
【図２】留めネジを嵌め込んだ図１に対応する図であ
る。
る。
【図３】茎ネジの頭部におけるネジ部の拡大概略図であ
る。
る。
１ 茎ネジ ３ 頭部 ４ 凹所 ５ 補強棒 ６，７ Ｕ脚 ８，１０ ネジ部 ９ 留めネジ １１ ネジ面
Claims (9)
- 【請求項１】 椎骨の骨塊にネジ留め可能なネジ部分
と、実質的にＵ形状でＵ脚（６，７）によって限定され
た補強棒（５）嵌め込み用凹所（４）を有した頭部
（３）と、留めネジ（９）を用いて凹所（４）に補強棒
（５）を固定するためのＵ脚（６，７）での雌ネジ部と
を有する、背骨に沿って補強棒（５）を固定するための
茎ネジ（１）において、 上記雌ネジ部が、留めネジ（９）を引っ張る際にぶつけ
られるそのネジ面がマイナス角を有するように非対称の
鋸歯ネジ部（８，１０）であることを特徴とする茎ネ
ジ。 - 【請求項２】 窒素乃至炭素ベースの表面コーティング
を有することを特徴とする請求項１に記載の茎ネジ。 - 【請求項３】 上記コーティングはＰＶＤ法又はＣＶＤ
法で施与されるＴｉＮコーティングであることを特徴と
請求項２に記載の茎ネジ。 - 【請求項４】 上記コーティングはプラズマイオン浸漬
注入コーティングであることを特徴とする請求項１に記
載の茎ネジ。 - 【請求項５】 上記表面に窒化チタン層が形成され、中
間グリッドの場所に堆積した窒素原子の密度が表面から
内側に向かって連続して減少することを特徴とする請求
項４に記載の茎ネジ。 - 【請求項６】 上記表面コーティングがＰＶＤ乃至ＣＶ
Ｄ法で施与される炭素ベース（ダイヤモンド状カーボ
ン）のコーティングによって形成されていることを特徴
とする請求項２に記載の茎ネジ。 - 【請求項７】 上記Ｕ脚（６，７）が取り囲まれた環状
の切り込み溝を有することを特徴とする請求項１に記載
の茎ネジ。 - 【請求項８】 上記留めネジは非対称なグラブネジとし
て、所定の方向づけにおいてのみ上記鋸歯ネジ部（８，
１０）にネジ留めされ得るように形成されていることを
特徴とする請求項１に記載の茎ネジ。 - 【請求項９】 上記グラブネジが、六角形の角が丸く滑
らかになった内側六角形の形状の凹所を有することを特
徴とする請求項８に記載の茎ネジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000238473A JP2002052030A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 茎ネジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000238473A JP2002052030A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 茎ネジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002052030A true JP2002052030A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18730169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000238473A Pending JP2002052030A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 茎ネジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002052030A (ja) |
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