JP2002049491A - ソフトウエアインストールシステムおよびソフトウエアインストール方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インストール作業を行う際の入力
項目を判断することなく、手軽にしかも安心してインス
トール作業が行え、確実にインストール作業ができるソ
フトウエアインストールシステムおよびソフトウエアイ
ンストール方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 構造化文書から操作者が指示する依頼内
容および環境調査ツールが調査した調査結果を自動的に
ピックアップする構造化文書解析部３１と、センターデ
ータベース４０から環境調査ツールを検索する環境調査
ツール検索部３２と、センターデータベース４０からイ
ンストールツールを検索するインストールツール検索部
３３と、環境調査ツールをユーザ端末１０もしくは２０
に転送すると共に、インストールツールとインストール
ツール検索部３３からの指示ファイルとをユーザ端末１
０もしくは２０に転送するツール転送部３４とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置にソフトウエアをインストール
するソフトウエアインストールシステムおよびソフトウ
エアインストール方法に関し、特にインターネット等の
ネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の情報
処理装置にソフトウエアのインストールを行うソフトウ
エアインストールシステムおよびソフトウエアインスト
ール方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近のパーソナルコンピュータの普及は
めまぐるしいものがあり、特にインターネットの普及に
伴い、一般家庭の中に電化製品と肩を並べる形で入り込
み、利用する人の層も、従来のようにある限られた人か
ら、老若男女・子供に至るまで広範囲に広がって来てお
り、またパーソナルコンピュータの使用目的も多岐に渡
っている。

【０００３】また、パーソナルコンピュータの普及に伴
い、パーソナルコンピュータで使用するソフトウエア、
特にアプリケーションソフトウエアは、次々と新製品が
開発され、新規ソフトウエアのインストールの機会も増
加している。

【０００４】従来のパーソナルコンピュータへのインス
トールは、操作者に対してインストールツールがウィザ
ード画面等で入力項目への入力指示を要求し、インスト
ールツールによって要求された入力項目に対して操作者
が内容を入力することにより実行される。

【０００５】さらに、インストール先のパーソナルコン
ピュータも、従来のように１台や２台といった規模のも
のから、一つの職場で一度に数百台のパーソナルコンピ
ュータに同じソフトウエアをインストールするといった
規模のものまで幅の広い対応が必要となってきている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、インストールツールがウィザード画面等で入力
を要求する入力項目には、素人にはなかなか判断ができ
ない内容のものも存在し、特にマシンの環境に関する項
目は、ある程度操作に慣れた人にとっても判断を行いに
くい内容のものになっているため、パーソナルコンピュ
ータの操作に習熟した人でない限りは、インストール作
業が困難となり、最悪の場合には、インストールできず
にそのまま放置するといったケースも発生するという問
題点があった。

【０００７】さらに従来技術では、同一ソフトウエアを
複数のパーソナルコンピュータにインストールする場合
には、パーソナルコンピュータの操作に習熟した人が長
時間かけて同じインストール作業を繰り返す必要がある
という問題点があった。

【０００８】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、インストール作業
を行う際の入力項目を判断することなく、手軽にしかも
安心してインストール作業が行え、比較的パーソナルコ
ンピュータ知識に乏しい人でも、確実にインストール作
業ができるソフトウエアインストールシステムおよびソ
フトウエアインストール方法を提供する点にある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項１記載の発明
の要旨は、ネットワークを介してソフトウエアのインス
トールを実行するインストールツールをユーザ端末に送
信するソフトウエアインストールシステムであって、前
記ユーザ端末の環境を調査する環境調査ツールを前記ユ
ーザ端末に送信するツール転送手段と、前記環境調査ツ
ールによる調査結果を含む構造化文書を受信する構造化
文書受信手段と、該構造化文書受信手段により受信され
た前記構造化文書から前記環境調査ツールによる前記調
査結果を抽出する構造化文書解析手段と、前記環境調査
ツールによって調査された前記調査結果に対応する前記
インストールツールが記憶されているデータベースと、
前記構造化文書解析手段により抽出された前記調査結果
に基づいて前記データベースに記憶されている前記イン
ストールツールを検索するツール検索手段と、該ツール
検索手段により検索された前記インストールツールを前
記ユーザ端末に送信するツール送信手段とを具備するこ
とを特徴とするソフトウエアインストールシステムに存
する。また請求項２記載の発明の要旨は、前記構造化文
書受信手段は、前記ユーザ端末から依頼内容が含まれて
いる構造化文書を受信させ、前記構造化文書解析手段
は、前記構造化文書受信手段により受信された前記構造
化文書から前記依頼内容を抽出させ、前記データベース
は、前記依頼内容に対応する前記環境調査ツールを記憶
させておき、前記ツール検索手段は、前記構造化文書解
析手段により抽出された前記依頼内容に基づいて前記デ
ータベースに記憶されている前記環境調査ツールを検索
させ、前記ツール転送手段は、前記ツール検索手段によ
り検索された前記環境調査ツールを前記ユーザ端末に送
信させることを特徴とする請求項１記載のソフトウエア
インストールシステムに存する。また請求項３記載の発
明の要旨は、前記ツール送信手段は、前記構造化文書解
析手段により抽出された前記調査結果を指示ファイルと
して前記インストールツールと共に前記ユーザ端末に送
信させ、前記データベースに記憶されている前記インス
トールツールは、前記指示ファイルがある場合には、前
記指示ファイルに基づいて前記ソフトウエアのインスト
ールを実行することを特徴とする請求項１又は２記載の
ソフトウエアインストールシステムに存する。また請求
項４記載の発明の要旨は、前記ツール送信手段は、前記
インストールツールを複数の前記ユーザ端末に送信させ
ることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の
ソフトウエアインストールシステムに存する。また請求
項５記載の発明の要旨は、ネットワークを介してソフト
ウエアのインストールを実行するインストールツールを
ユーザ端末に送信するソフトウエアインストール方法で
あって、前記ユーザ端末の環境を調査する環境調査ツー
ルを前記ユーザ端末に送信し、前記環境調査ツールによ
る調査結果を含む構造化文書を受信し、該受信した前記
構造化文書から前記環境調査ツールによる前記調査結果
を抽出し、前記環境調査ツールによって調査された前記
調査結果に対応する前記インストールツールをデータベ
ースに記憶しておき、前記抽出した前記調査結果に基づ
いて前記データベースに記憶している前記インストール
ツールを検索し、該検索した前記インストールツールを
前記ユーザ端末に送信することを特徴とするソフトウエ
アインストール方法に存する。また請求項６記載の発明
の要旨は、前記ユーザ端末から依頼内容が含まれている
構造化文書を受信し、該受信した前記構造化文書から前
記依頼内容を抽出し、前記依頼内容に対応する前記環境
調査ツールを前記データベースに記憶しておき、前記抽
出した前記依頼内容に基づいて前記データベースに記憶
している前記環境調査ツールを検索し、該検索した前記
環境調査ツールを前記ユーザ端末に送信することを特徴
とする請求項５記載のソフトウエアインストール方法に
存する。また請求項７記載の発明の要旨は、前記抽出し
た前記調査結果を指示ファイルとして前記インストール
ツールと共に前記ユーザ端末に送信し、前記インストー
ルツールは、前記指示ファイルがある場合には、前記指
示ファイルに基づいて前記ソフトウエアのインストール
を実行することを特徴とする請求項５又は６記載のソフ
トウエアインストール方法に存する。また請求項８記載
の発明の要旨は、前記インストールツールを複数の前記
ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項５乃至７
のいずれかに記載のソフトウエアインストール方法に存
する。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。

【００１１】（第１の実施の形態）図１は、本発明に係
るソフトウエアインストールシステムの第１の実施の形
態のシステム構成を示すシステム構成図であり、図２
は、図１に示すユーザ端末から出力される構造化文書例
を示す図であり、図３は、図１に示すセンター端末の構
成を示すブロック図である。

【００１２】第１の実施の形態は、ユーザ端末１０およ
び２０と、センター端末３０と、センター端末３０に接
続されるセンターデータベース４０と、これらを相互に
接続するインターネット等のネットワーク１００とから
構成されている。

【００１３】ユーザ端末１０および２０は、パーソナル
コンピュータ等の情報処理装置であり、通常の業務機能
と共に、操作者が指示する依頼内容をＸＭＬ等の構造化
文書で記述し、ネットワーク１００を介してセンター端
末３０に送信する機能を有する。

【００１４】なお、操作者が指示する依頼内容は、操作
者が比較的答え易い範囲の環境情報であり、例えばハー
ド概要情報として機種、メモリ容量、ＤＩＳＫの空き等
が、ソフトウエア概要情報としてＯＳの種類とレビジョ
ン等が、インストール対象製品情報として名称とリリー
スレビジョン等が操作者により指示される。

【００１５】また、構造化文書は、図２に示すようにタ
グ（Ｔ１〜Ｔ３）毎に文字列（文字列１〜５）が記述さ
れる構成となっており、タグは、文字列の区切りと文字
列の内容を示し、文字列として記述される内容毎に予め
設定されている。

【００１６】センター端末３０は、図３に示すように、
構造化文書解析部３１と、環境調査ツール検索部３２
と、インストールツール検索部３３と、ツール転送部３
４とからなり、センターデータベース４０から環境調査
ツールやインストールツールを検索してユーザ端末１０
および２０に転送する。

【００１７】構造化文書解析部３１は、ユーザ端末１０
および２０から送られてくる構造化文書に記述されてい
る文字列の内容をタグによって判断し、操作者が指示す
る依頼内容および環境調査ツールが調査した調査結果を
自動的にピックアップする。

【００１８】環境調査ツール検索部３２は、構造化文書
に操作者が指示する依頼内容が記述されている場合に
は、構造化文書解析部３１によりピックアップされたキ
ーワードに基づいてセンターデータベース４０から環境
調査ツールを検索する。

【００１９】インストールツール検索部３３は、構造化
文書に環境調査ツールが調査した調査結果が記述されて
いる場合には、構造化文書解析部３１によりピックアッ
プされた調査結果に基づいてセンターデータベース４０
からインストールツールを検索するとともに、構造化文
書解析部３１によりピックアップされた調査結果を指示
ファイルとしてツール転送部３４に送る。

【００２０】ツール転送部３４は、環境調査ツール検索
部３２により検索された環境調査ツールをユーザ端末１
０もしくは２０に転送すると共に、インストールツール
検索部３３により検索されたインストールツールとイン
ストールツール検索部３３からの指示ファイルとをユー
ザ端末１０もしくは２０に転送する。

【００２１】センターデータベース４０は、ハードディ
スクドライブ等の記憶装置であり、操作者が指示する依
頼内容に対応した環境調査ツールと、環境調査ツールに
よって調査された調査結果に対応したインストールツー
ルが予め記憶されている。

【００２２】環境調査ツールは、センター端末３０から
ユーザ端末１０もしくは２０にダウンロードされて動作
する調査用のプログラムであり、ユーザ端末１０もしく
は２０の詳細環境情報、例えばハードの詳細情報として
標準／オプション機器構成、メモリ空き状況等、ソフト
ウエア詳細情報としてＯＳ詳細情報、アプリケーション
ソフトウエア登録状況等を調査して、調査結果を構造化
文書としてセンター端末３０に返送する。

【００２３】インストールツールは、センター端末３０
からユーザ端末１０もしくは２０にダウンロードされて
動作するソフトウエアのインストール用のプログラムで
あり、ウィザード画面等でインストールに必要な事項を
操作者に問い合わせ、ソフトウエアのインストールを実
行する。また、インストールツールは、操作者への問い
合わせ項目に関して、指示ファイルが存在する場合に
は、指示ファイル、すなわち環境調査ツールによって調
査された調査結果を使い、指示ファイルが存在しない場
合だけ、ウィザード画面等で操作者からの指示を要求す
る。

【００２４】次に、第１の実施の形態の動作について図
４を参照して詳細に説明する。図４は、本発明に係るソ
フトウエアインストールシステムの第１の実施の形態の
動作を説明するためのシーケンス図である。

【００２５】ユーザ端末１０にソフトウエアのインスト
ールが必要な場合、操作者は、予め決められたフォーマ
ットの依頼内容をユーザ端末１０から入力し、入力され
た依頼内容は、ユーザ端末１０で構造化文書に変換さ
れ、構造化文書は、ユーザ端末１０からセンター端末３
０に通知される（Ａ１)。

【００２６】センター端末３０の構造化文書解析部３１
は、ネットワーク１００を介してユーザ端末１０からの
構造化文書を受信し、受信した構造化文書のタグを順次
チェックすることで、構造化文書から依頼内容を自動的
に抽出し（Ａ２)、抽出した依頼内容を環境調査ツール
検索部３２に通知する。例えばＴ２がメモリ容量を示す
タグだとすると、センター端末３０は、文字列２と文字
列５をメモリ容量の記述に関する依頼内容であると認識
する。

【００２７】環境調査ツール検索部３２は、構造化文書
解析部３１により抽出された依頼内容をキーワードとし
てセンターデータベース４０を検索し（Ａ３)、センタ
ーデータベース４０は、依頼内容に対応した環境調査ツ
ールを検索結果としてツール転送部３４に送信し（Ａ
４)、ツール転送部３４は、受信した環境調査ツールを
ユーザ端末１０に転送する（Ａ５)。

【００２８】ネットワーク１００を介して環境調査ツー
ルを受信したユーザ端末１０は、環境調査ツールを利用
して調査を行い（Ａ６）、環境調査ツールによって調査
された調査結果は、構造化文書に変換され、変換された
構造化文書は、自動的にセンター端末３０に通知される
（Ａ７）。

【００２９】センター端末３０の構造化文書解析部３１
は、ネットワーク１００を介してユーザ端末１０からの
構造化文書を受信し、受信した構造化文書のタグを順次
チェックすることで、受け取った構造化文書から環境調
査ツールによって調査された調査結果を自動的に抽出し
（Ａ８)、抽出した調査結果をインストールツール検索
部３３に通知する。

【００３０】インストールツール検索部３３は、構造化
文書解析部３１により抽出された調査結果をキーワード
としてセンターデータベース４０を検索し（Ａ９)、セ
ンターデータベース４０は、調査結果に対応したインス
トールツールを検索結果としてツール転送部３４に送信
する（Ａ１０)。

【００３１】また、インストールツール検索部３３は、
構造化文書解析部３１により抽出された調査結果を指示
ファイルとしてツール転送部３４に送信し、ツール転送
部３４は、受信したインストールツールと指示ファイル
とをユーザ端末１０に転送する（Ａ１１)。

【００３２】ユーザ端末１０は、受け取ったインストー
ルツールと指示ファイルとを利用して簡易なインストー
ル作業を実施する（Ａ１２）。

【００３３】以上説明したように、第１の実施の形態に
よれば、ソフトウエアのインストールに際して操作者へ
の余分な問い合わせを行うことがないため、インストー
ル作業を行う際の入力項目を判断することなく、手軽に
しかも安心してインストール作業が行え、比較的パーソ
ナルコンピュータ知識に乏しい人でも、確実にインスト
ール作業ができるという効果を奏する。

【００３４】（第２の実施の形態）次に、本発明の第２
の実施の形態について図５を参照して詳細に説明する。
図５は、本発明に係るソフトウエアインストールシステ
ムの第２の実施の形態の動作を説明するためのシーケン
ス図である。

【００３５】第２の実施の形態は、同一のソフトウエア
を同時に複数のユーザ端末にインストールする場合を想
定し、複数のユーザ端末は、ユーザ端末１０とユーザ端
末２０として説明する。

【００３６】ユーザ端末１０および２０に同一のソフト
ウエアのインストールが必要な場合、操作者は、予め決
められたフォーマットの依頼内容をユーザ端末１０およ
び２０の内、いずれか１台に入力する。操作者がユーザ
端末１０に依頼内容を入力したとすると、入力された依
頼内容は、ユーザ端末１０で構造化文書に変換され、構
造化文書は、ユーザ端末１０からセンター端末３０に通
知される（Ｂ１)。

【００３７】センター端末３０の構造化文書解析部３１
は、ネットワーク１００を介してユーザ端末１０からの
構造化文書を受信し、受信した構造化文書のタグを順次
チェックすることで、構造化文書から依頼内容を自動的
に抽出し（Ｂ２)、抽出した依頼内容を環境調査ツール
検索部３２に通知する。

【００３８】環境調査ツール検索部３２は、構造化文書
解析部３１により抽出された依頼内容をキーワードとし
てセンターデータベース４０を検索し（Ｂ３)、センタ
ーデータベース４０は、依頼内容に対応した環境調査ツ
ールを検索結果としてツール転送部３４に送信し（Ｂ
４)、ツール転送部３４は、受信した環境調査ツールを
ユーザ端末１０に転送する（Ｂ５)。

【００３９】ネットワーク１００を介して環境調査ツー
ルを受信したユーザ端末１０は、環境調査ツールを利用
して調査を行い（Ｂ６）、環境調査ツールによって調査
された調査結果を構造化文書に変換、変換した構造化文
書とともに対応範囲がユーザ端末１０と２０である旨を
センター端末３０に通知する（Ｂ７）。

【００４０】センター端末３０の構造化文書解析部３１
は、ネットワーク１００を介してユーザ端末１０からの
構造化文書を受信し、受信した構造化文書のタグを順次
チェックすることで、受け取った構造化文書から環境調
査ツールによって調査された調査結果を自動的に抽出し
（Ｂ８)、抽出した調査結果をインストールツール検索
部３３に通知する。

【００４１】インストールツール検索部３３は、構造化
文書解析部３１により抽出された調査結果をキーワード
としてセンターデータベース４０を検索し（Ｂ９)、セ
ンターデータベース４０は、調査結果に対応したインス
トールツールを検索結果としてツール転送部３４に送信
する（Ｂ１０)。

【００４２】また、インストールツール検索部３３は、
構造化文書解析部３１により抽出された調査結果を指示
ファイルとしてツール転送部３４に送信し、ツール転送
部３４は、受信したインストールツールと指示ファイル
とをユーザ端末１０およびユーザ端末２０に転送する
（Ｂ１１)。

【００４３】ユーザ端末１０およびユーザ端末２０は、
受け取ったインストールツールと指示ファイルとを利用
して簡易なインストール作業を実施する（Ｂ１２)。

【００４４】以上説明したように、第２の実施の形態に
よれば、比較的パーソナルコンピュータ知識に乏しい人
でも、確実にインストール作業ができるため、同一ソフ
トウエアを複数のパーソナルコンピュータにインストー
ルする場合にも、パーソナルコンピュータの操作に習熟
した人が長時間かけて同じインストール作業を繰り返す
必要がないという効果を奏する。

【００４５】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。なお、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。

【００４６】

【発明の効果】本発明のソフトウエアインストールシス
テムおよびソフトウエアインストール方法は、ソフトウ
エアのインストールに際して操作者への余分な問い合わ
せを行うことがないため、インストール作業を行う際の
入力項目を判断することなく、手軽にしかも安心してイ
ンストール作業が行え、比較的パーソナルコンピュータ
知識に乏しい人でも、確実にインストール作業ができる
という効果を奏する。

【００４７】さらに、本発明のソフトウエアインストー
ルシステムおよびソフトウエアインストール方法は、比
較的パーソナルコンピュータ知識に乏しい人でも、確実
にインストール作業ができるため、同一ソフトウエアを
複数のパーソナルコンピュータにインストールする場合
にも、パーソナルコンピュータの操作に習熟した人が長
時間かけて同じインストール作業を繰り返す必要がない
という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るソフトウエアインストールシステ
ムの第１の実施の形態のシステム構成を示すシステム構
成図である。

【図２】図１に示すユーザ端末から出力される構造化文
書例を示す図である。

【図３】図１に示すセンター端末の構成を示すブロック
図である。

【図４】本発明に係るソフトウエアインストールシステ
ムの第１の実施の形態の動作を説明するためのシーケン
ス図である。

【図５】本発明に係るソフトウエアインストールシステ
ムの第２の実施の形態の動作を説明するためのシーケン
ス図である。

【符号の説明】

１０、２０ ユーザ端末 ３０ センター端末 ３１ 構造化文書解析部 ３２ 環境調査ツール検索部 ３３ インストールツール検索部 ３４ ツール転送部 ４０ センターデータベース １００ ネットワーク

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介してソフトウエアのイ
   ンストールを実行するインストールツールをユーザ端末
   に送信するソフトウエアインストールシステムであっ
   て、 前記ユーザ端末の環境を調査する環境調査ツールを前記
   ユーザ端末に送信するツール転送手段と、 前記環境調査ツールによる調査結果を含む構造化文書を
   受信する構造化文書受信手段と、 該構造化文書受信手段により受信された前記構造化文書
   から前記環境調査ツールによる前記調査結果を抽出する
   構造化文書解析手段と、 前記環境調査ツールによって調査された前記調査結果に
   対応する前記インストールツールが記憶されているデー
   タベースと、 前記構造化文書解析手段により抽出された前記調査結果
   に基づいて前記データベースに記憶されている前記イン
   ストールツールを検索するツール検索手段と、 該ツール検索手段により検索された前記インストールツ
   ールを前記ユーザ端末に送信するツール送信手段とを具
   備することを特徴とするソフトウエアインストールシス
   テム。
2. 【請求項２】 前記構造化文書受信手段は、前記ユーザ
   端末から依頼内容が含まれている構造化文書を受信さ
   せ、 前記構造化文書解析手段は、前記構造化文書受信手段に
   より受信された前記構造化文書から前記依頼内容を抽出
   させ、 前記データベースは、前記依頼内容に対応する前記環境
   調査ツールを記憶させておき、 前記ツール検索手段は、前記構造化文書解析手段により
   抽出された前記依頼内容に基づいて前記データベースに
   記憶されている前記環境調査ツールを検索させ、 前記ツール転送手段は、前記ツール検索手段により検索
   された前記環境調査ツールを前記ユーザ端末に送信させ
   ることを特徴とする請求項１記載のソフトウエアインス
   トールシステム。
3. 【請求項３】 前記ツール送信手段は、前記構造化文書
   解析手段により抽出された前記調査結果を指示ファイル
   として前記インストールツールと共に前記ユーザ端末に
   送信させ、 前記データベースに記憶されている前記インストールツ
   ールは、前記指示ファイルがある場合には、前記指示フ
   ァイルに基づいて前記ソフトウエアのインストールを実
   行することを特徴とする請求項１又は２記載のソフトウ
   エアインストールシステム。
4. 【請求項４】 前記ツール送信手段は、前記インストー
   ルツールを複数の前記ユーザ端末に送信させることを特
   徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のソフトウエ
   アインストールシステム。
5. 【請求項５】 ネットワークを介してソフトウエアのイ
   ンストールを実行するインストールツールをユーザ端末
   に送信するソフトウエアインストール方法であって、 前記ユーザ端末の環境を調査する環境調査ツールを前記
   ユーザ端末に送信し、 前記環境調査ツールによる調査結果を含む構造化文書を
   受信し、 該受信した前記構造化文書から前記環境調査ツールによ
   る前記調査結果を抽出し、 前記環境調査ツールによって調査された前記調査結果に
   対応する前記インストールツールをデータベースに記憶
   しておき、 前記抽出した前記調査結果に基づいて前記データベース
   に記憶している前記インストールツールを検索し、 該検索した前記インストールツールを前記ユーザ端末に
   送信することを特徴とするソフトウエアインストール方
   法。
6. 【請求項６】 前記ユーザ端末から依頼内容が含まれて
   いる構造化文書を受信し、 該受信した前記構造化文書から前記依頼内容を抽出し、 前記依頼内容に対応する前記環境調査ツールを前記デー
   タベースに記憶しておき、 前記抽出した前記依頼内容に基づいて前記データベース
   に記憶している前記環境調査ツールを検索し、 該検索した前記環境調査ツールを前記ユーザ端末に送信
   することを特徴とする請求項５記載のソフトウエアイン
   ストール方法。
7. 【請求項７】 前記抽出した前記調査結果を指示ファイ
   ルとして前記インストールツールと共に前記ユーザ端末
   に送信し、 前記インストールツールは、前記指示ファイルがある場
   合には、前記指示ファイルに基づいて前記ソフトウエア
   のインストールを実行することを特徴とする請求項５又
   は６記載のソフトウエアインストール方法。
8. 【請求項８】 前記インストールツールを複数の前記ユ
   ーザ端末に送信することを特徴とする請求項５乃至７の
   いずれかに記載のソフトウエアインストール方法。