JP2002046878A - シート体用搬送機構 - Google Patents

シート体用搬送機構

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JP2002046878A
JP2002046878A JP2000234903A JP2000234903A JP2002046878A JP 2002046878 A JP2002046878 A JP 2002046878A JP 2000234903 A JP2000234903 A JP 2000234903A JP 2000234903 A JP2000234903 A JP 2000234903A JP 2002046878 A JP2002046878 A JP 2002046878A
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suction
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Tatsuya Minagawa
龍也 皆川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸着盤の着脱作業が簡単かつ迅速に遂行され、
作業性を有効に向上させることを可能にする。 【解決手段】蓄積性蛍光体シートSを吸着保持する吸着
手段30と、前記吸着手段30を所定の搬送軌跡に沿っ
て案内するガイド手段32と、前記吸着手段30を移動
させる駆動手段34とを備える。この吸着手段30は、
ガイド手段32に沿って案内される可動アーム部材56
と、吸着盤66a、66bが取り付けられて前記吸着盤
66a、66bと一体的に前記可動アーム部材56に対
して着脱可能な取り付け部材64とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置内でシー
ト体を搬送するためのシート体用搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、取り扱いの容易性等か
ら、通常、シート状である蓄積性蛍光体シート(シート
状記録媒体)として使用されている。
【0004】上記システムでは、例えば、予め放射線画
像情報が記録された蓄積性蛍光体シートが収容されたカ
セッテを装填するカセッテ装填部と、前記カセッテから
取り出された前記蓄積性蛍光体シートに担持された放射
線画像情報を読み取る読み取り部と、前記蓄積性蛍光体
シートに残存する放射線画像情報を消去する消去部とを
組み込むカセット方式の画像情報読取装置が採用されて
いる。
【0005】この種の画像情報読取装置は、カセッテ内
から蓄積性蛍光体シートを取り出すとともに、読み取り
および消去処理後の前記蓄積性蛍光体シートを前記カセ
ッテ内に戻すために、枚葉部を備えている。この枚葉部
では、吸着盤を介してカセッテ内の蓄積性蛍光体シート
を吸着保持した状態で、前記吸着盤が装着されたアーム
部材を所望の軌跡に沿って変位させることにより、前記
蓄積性蛍光体シートを前記カセッテから取り出すように
構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の枚葉
部では、吸着盤の交換作業やメンテナンス作業等を行う
際に、この吸着盤をアーム部材から取り外す作業が必要
となる。その際、装置全体の小型化を図るため、枚葉部
を狭い空間内に配置する工夫がなされている。しかしな
がら、狭小なスペース内で吸着盤のみをアーム部材から
取り外す作業が相当に煩雑なものとなり、特に、吸着盤
に装着されている継手やホースを取り外す作業が極めて
困難であって、作業性が悪いという問題が指摘されてい
る。
【0007】そこで、アーム部材全体を取り外す構成も
考えられるが、このアーム部材は、吸着盤を所望の軌跡
に沿って移動させるためのガイド手段および前記吸着盤
を移動させるための駆動手段に連結されており、該アー
ム部材の着脱作業が煩雑化し、作業性が著しく低下する
という問題がある。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、狭小なスペース内で吸着盤の着脱作業を容易かつ円
滑に遂行し、作業性を有効に向上させることが可能なシ
ート体用搬送機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体用
搬送機構では、シート体を吸着保持する吸着手段が、ガ
イド手段の案内作用下に所定の搬送軌跡に沿って移動す
るとともに、シート体を吸着する吸着盤が取り付けられ
た取り付け部材が、前記ガイド手段に沿って案内される
可動アーム部材に対して着脱可能に構成されている。こ
のため、吸着盤の交換作業やメンテナンス作業に際して
は、この吸着盤が取り付けられている取り付け部材を可
動アーム部材から離脱させるだけで、前記吸着盤が前記
取り付け部材と一体的に前記可動アーム部材から取り外
される。これにより、吸着盤から継手やホース等を取り
外す作業が不要になり、吸着盤のみを可動アーム部材に
対し着脱する構造に比べて作業性が大幅に向上する。
【0010】また、吸着盤は、ホース接続用継手が装着
された状態で取り付け部材に対し着脱可能であり、前記
吸着盤の交換作業やメンテナンス作業が一挙に容易かつ
迅速に遂行される。
【0011】さらにまた、シート体はシート状記録媒体
であり、吸着盤は、このシート状記録媒体が収容される
容器と、前記シート状記録媒体を処理部に往復搬送する
往復搬送系との間で、該シート状記録媒体を吸着搬送す
る。これにより、容器と往復搬送系との間の狭小なスペ
ースに配置された吸着盤の取り外し作業が、一挙に容易
かつ効率的に行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
シート体用搬送機構が組み込まれる画像情報読取装置1
0の内部構成説明図である。
【0013】画像情報読取装置10を構成する装置本体
12内には、予め被写体の放射線画像情報が一旦記録さ
れたシート状記録媒体である蓄積性蛍光体シート(シー
ト体)Sが収容されたカセッテ14を装填するカセッテ
装填部16と、前記放射線画像情報が記録された前記蓄
積性蛍光体シートSに励起光であるレーザ光Lを照射し
て前記放射線画像情報を光電的に読み取る読み取り部
(処理部)18と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シー
トSに残存する放射線画像情報を消去する消去部(処理
部)20とが組み込まれる。
【0014】カセッテ14は、蓄積性蛍光体シートSを
収容する筐体22と、前記蓄積性蛍光体シートSの取り
出し動作および挿入動作を行うために、前記筐体22の
端部に開閉可能に装着される蓋体24とを備える。カセ
ッテ装填部16は、カセッテ14を水平姿勢で挿入する
とともに、蓋体24を開閉する図示しない蓋体開閉手段
と、蓄積性蛍光体シートSを吸着保持して前記カセッテ
14から取り出すとともに、読み取りおよび消去後の前
記蓄積性蛍光体シートSを前記カセッテ14に送り込む
本実施形態に係るシート体用搬送機構28とを設ける。
【0015】図2および図3に示すように、搬送機構2
8は、カセッテ装填部16で蓋体24が開放されたカセ
ッテ14内の蓄積性蛍光体シートSを吸着保持可能な吸
着手段30と、前記吸着手段30を所定の搬送軌跡に沿
って案内するガイド手段32と、前記吸着手段30を前
記ガイド手段32の案内作用下に移動させる駆動手段3
4とを備える。
【0016】搬送機構28は、蓄積性蛍光体シートSの
取り出し方向(矢印E方向)と交差する矢印F方向に所
定の間隔だけ離間する側板36a、36bを設ける。側
板36aには、駆動手段34を構成するモータ38が固
定され、このモータ38の駆動軸38aに駆動歯車40
が軸着される。この駆動歯車40には複数の歯車で構成
される歯車列42が噛合するとともに、前記歯車列42
に従動歯車44が噛合する。従動歯車44は、回転軸4
6の一端側に固着されるとともに、前記回転軸46は、
矢印F方向に延在して側板36a、36bに両端支持さ
れている。回転軸46の両端には、旋回アーム48が固
着され、前記旋回アーム48の突出端部にリンク50の
一端が揺動自在に連結される。
【0017】側板36a、36bには、吸着手段30を
蓄積性蛍光体シートSの被吸着盤(記録面とは反対側の
裏面)に対し上方から斜め下方に傾斜する搬送軌跡に沿
って移動させるために、ガイド手段32を構成するガイ
ド溝52、54が設けられる。ガイド溝52、54は、
それぞれ所定の形状に設定されており、吸着手段30を
構成する可動アーム部材56の両端には、前記ガイド溝
52、54に対応して第1支軸58および第2支軸60
が固着される。第1支軸58は、ガイド溝52から外方
に突出してリンク50の他端に係合するとともに、前記
第1および第2支軸58、60が連結部材62により互
いに支持されている。
【0018】図4に示すように、可動アーム部材56に
は、取り付け部材64が取り外し自在に装着されるとと
もに、前記取り付け部材64に吸着盤66a、66bが
取り付けられる。吸着盤66a、66bは、取り付け部
材64と一体的に可動アーム部材56に対して着脱可能
に構成される。可動アーム部材56には、位置決めピン
68a、68bが設けられており、取り付け部材64の
両端部に形成された長孔70および位置決め孔72に前
記位置決めピン68a、68bが挿入された状態で、図
示しない止めねじを介して前記取り付け部材64が前記
可動アーム部材56に位置決め固定される。
【0019】図4および図5に示すように、吸着盤66
a、66bの上部側にホース接続用継手74a、74b
が装着されるとともに、前記継手74a、74bにホー
ス76a、76bの一端が連結されており、前記ホース
76a、76bの他端が図示しない真空発生源が連通し
ている。取り付け部材64には、一端が外部に開放され
た開口78a、78bが形成されており、前記開口78
a、78bに吸着盤66a、66bが継手74a、74
bを装着した状態で配置され、止めリング80a、80
bを介して前記吸着盤66a、66bが前記取り付け部
材64に取り付けられる。
【0020】図1に示すように、搬送機構28の下方に
は、往復搬送系82を介して消去部20および読み取り
部18が配設される。往復搬送系82は、複数の互いに
対をなすローラ対84を備えており、このローラ対84
により構成される鉛直搬送路に消去部20が配置され、
さらに前記ローラ対84により構成される水平搬送路の
上方に読み取り部18が配置される。この消去部20
は、水平方向に延在する複数の消去用光源90を備えて
いる。なお、消去用光源90は、1本で構成してもよ
く、また、鉛直方向に延在して複数本配置してもよい。
【0021】読み取り部18は、蓄積性蛍光体シートS
を水平方向(矢印X方向)に副走査搬送する副走査搬送
手段92と、副走査搬送されている前記蓄積性蛍光体シ
ートSに対し走査光としてレーザ光Lを略鉛直下方向
(矢印Y方向)に照射して主走査するレーザ光照射手段
94と、前記蓄積性蛍光体シートSから発せられる輝尽
発光光を集光し、前記蓄積性蛍光体シートSに担持され
ている放射線画像情報を光電的に読み取る読み取り手段
96とを備える。
【0022】レーザ光照射手段94は、レーザ光Lを一
旦水平方向に導出した後、略鉛直下方向に屈曲させてこ
のレーザ光Lを蓄積性蛍光体シートSに照射するための
光学系98を設けている。蓄積性蛍光体シートSのレー
ザ光Lの照射位置近傍には、このレーザ光Lの照射によ
って前記蓄積性蛍光体シートSから発せられる輝尽発光
光を集光する集光ガイド100および反射ミラー102
が配置されている。この集光ガイド100には、フォト
マルチプライヤ104が接続されて読み取り手段96が
構成されている。副走査搬送手段92は、水平方向(矢
印X方向)に互いに所定間隔離間して配置されている第
1および第2ローラ対106、108を備える。
【0023】このように構成される画像情報読取装置1
0の動作について、以下に説明する。
【0024】まず、装置本体12の上部に設けられてい
るカセッテ装填部16にカセッテ14が水平方向に指向
して装着される。このカセッテ14内には、予め図示し
ない被写体の放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体
シートSを収容しており、前記カセッテ装填部16に設
けられた図示しない蓋体開閉手段の作用下に、蓋体24
が開放される。
【0025】次いで、駆動手段34が駆動されて吸着盤
66a、66bがカセッテ14内に移動する。すなわ
ち、図2および図3に示すように、駆動手段34では、
モータ38の駆動作用下に駆動歯車40、歯車列42お
よび従動歯車44を介して回転軸46が所定方向に回転
する。このため、回転軸46の両端に固着されている旋
回アーム48が旋回し、各旋回アーム48にリンク50
を介して連結される可動アーム部材56は、ガイド手段
32を構成するガイド溝52、54の案内作用下に、カ
セッテ14側に移動する。
【0026】可動アーム部材56には、吸着盤66a、
66bが取り付けられており、この吸着盤66a、66
bは、ガイド手段32の案内作用下に、カセッテ14内
の蓄積性蛍光体シートSの被吸着面に対して上方から斜
め下方に傾斜する搬送軌跡に沿って移動する。次に、吸
着盤66a、66bにより蓄積性蛍光体シートSが吸着
保持された状態で、駆動手段34を構成するモータ38
が逆方向に駆動される。
【0027】このため、可動アーム部材56と吸着盤6
6a、66bとが、ガイド手段32の案内作用下に一体
的にカセッテ14内から往復搬送系82側に移動し、こ
のカセッテ14内の蓄積性蛍光体シートSは、前記吸着
盤66a、66bに吸着されて前記カセッテ14から取
り出される。カセッテ14から取り出された蓄積性蛍光
体シートSの先端がローラ対84に挟持されるのと略同
時に、吸着盤66a、66bによる前記蓄積性蛍光体シ
ートSの吸着保持が解除される。
【0028】これにより、蓄積性蛍光体シートSは、複
数のローラ対84の回転作用下に鉛直下方向に向かって
搬送される。この蓄積性蛍光体シートSは、消去部20
を通過して読み取り部18を構成する副走査搬送手段9
2に送られる。
【0029】図1に示すように、副走査搬送手段92で
は、蓄積性蛍光体シートSが第1および第2ローラ対1
06、108に挟持されて矢印X方向(水平方向)に副
走査搬送される一方、レーザ光照射手段94からレーザ
光Lが導出される。このレーザ光Lは、一旦水平方向に
進んだ後、光学系98を介して略鉛直下方向(矢印Y方
向)に指向し、蓄積性蛍光体シートSの撮影面に照射さ
れて主走査が行われる。レーザ光Lの照射により蓄積性
蛍光体シートSの撮影面から輝尽発光光が生じ、この輝
尽発光光が直接または反射ミラー102から集光ガイド
100を介してフォトマルチプライヤ104により光電
的に読み取られる。
【0030】放射線画像情報の読み取りが終了した蓄積
性蛍光体シートSは、副走査搬送手段92が逆方向に駆
動されることによって鉛直上方向に搬送され、消去部2
0に送られる。この消去部20では、消去用光源90が
付勢されており、蓄積性蛍光体シートSに残存する放射
線画像情報の消去が行われる。消去後の蓄積性蛍光体シ
ートSはカセッテ14に戻された後、蓋体24が閉じら
れるとともに、前記カセッテ14がカセッテ装填部16
から取り出され、図示しない放射線画像情報の撮影処理
が施される。
【0031】ところで、吸着手段30を構成する吸着盤
66a、66bを、劣化や損傷等が生じた際に、交換す
るため、あるいはメンテナンス作業のために取り外す場
合がある。その際、本実施形態では、吸着盤66a、6
6bが取り付け部材64に装着されるとともに、この取
り付け部材64が可動アーム部材56に対して着脱可能
に構成されている。
【0032】そこで、まず、図4に示すように、取り付
け部材64を可動アーム部材56に固定している止めね
じ等を弛緩させ、この取り付け部材64を前記可動アー
ム部材56から矢印G方向(横方向)に移動させる。こ
れにより、取り付け部材64は、吸着盤66a、66b
と一体的に可動アーム部材56から取り外され、この吸
着盤66a、66bの清掃作業等が行われる。
【0033】さらに、吸着盤66a、66bの交換等が
必要な際には、図5に示すように、止めリング80a、
80bを吸着盤66a、66bから取り外すことによ
り、この吸着盤66a、66bは、継手74a、74b
が取り付けられた状態で取り付け部材64の開口78
a、78bから取り外される。そして、新たな吸着盤6
6a、66bが、継手74a、74bを装着した状態で
取り付け部材64の開口78a、78bに挿入された
後、止めリング80a、80bを介して前記吸着盤66
a、66bが前記取り付け部材64に取り付けられる。
【0034】次いで、図4に示すように、吸着盤66
a、66bが取り付けられた取り付け部材64は、可動
アーム部材56に対して矢印H方向に移動される。取り
付け部材64は、位置決めピン68a、68bに長孔7
0および位置決め孔72を係合させた状態で、図示しな
い止めねじにより可動アーム部材56に位置決め固定さ
れる。
【0035】このように、本実施形態では、吸着盤66
a、66bのメンテナンス作業や交換作業に際して、可
動アーム部材56自体を取り外す必要がなく、前記吸着
盤66a、66bが取り付けられている取り付け部材6
4を前記可動アーム部材56から取り外すだけでよい。
これにより、吸着盤66a、66bに装着されている継
手74a、74bやホース76a、76bを取り外す作
業が不要になり、特に、搬送機構28が配置される狭小
な空間内での前記吸着盤66a、66bの取り外し作業
が一挙に簡単かつ効率的に遂行されるという効果が得ら
れる。
【0036】しかも、継手74a、74bおよびホース
76a、76bが吸着盤66a、66bに装着された状
態で、この吸着盤66a、66bが取り付け部材64と
一体的に可動アーム部材56から取り外される。このた
め、吸着盤66a、66bの交換時の作業性が一挙に向
上するという利点がある。
【0037】また、吸着盤66a、66bは、止めリン
グ80a、80bを介して取り付け部材64に装着され
ており、前記吸着盤66a、66bを前記取り付け部材
64に着脱する作業が簡単かつ迅速に遂行される。
【0038】なお、本実施形態では、シート体として蓄
積性蛍光体シートSを用いて説明したが、これに限定さ
れるものではなく、この蓄積性蛍光体シートSに代替し
て写真フイルム等の他、各種のシート状記録媒体を使用
することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るシート体用搬送機構では、
ガイド手段に沿って案内される可動アーム部材に取り付
け部材が着脱可能に構成されるとともに、この取り付け
部材には、シート体を吸着する吸着盤が取り付けられて
おり、前記取り付け部材が、前記吸着盤と一体的に前記
可動アーム部材から取り外される。このため、吸着盤の
取り外し作業が簡単かつ迅速に遂行され、作業性が有効
に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート体用搬送機構を
組み込む画像情報読取装置の概略構成説明図である。
【図2】前記搬送機構の概略斜視説明図である。
【図3】前記搬送機構の概略側面説明図である。
【図4】前記搬送機構を構成する吸着手段の一部分解説
明図である。
【図5】前記吸着手段を構成する取り付け部材および吸
着盤の分解斜視説明図である。
【符号の説明】
10…画像情報読取装置 12…装置本体 14…カセッテ 16…カセッテ装填
部 18…読み取り部 20…消去部 28…搬送機構 30…吸着手段 32…ガイド手段 34…駆動手段 38…モータ 48…旋回アーム 52、54…ガイド溝 56…可動アーム部
材 64…取り付け部材 66a、66b…吸
着盤 74a、74b…継手 76a、76b…ホ
ース 80a、80b…止めリング 82…往復搬送系 84、106、108…ローラ対 S…蓄積性蛍光体シ
ート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置内でシート体を搬送するためのシ
    ート体用搬送機構であって、 前記シート体を吸着保持する吸着手段と、 前記吸着手段を所定の搬送軌跡に沿って案内するガイド
    手段と、 前記吸着手段を前記ガイド手段の案内作用下に移動させ
    る駆動手段と、 を備え、 前記吸着手段は、前記ガイド手段に沿って案内される可
    動アーム部材と、 前記シート体を吸着する吸着盤が取り付けられ、前記吸
    着盤と一体的に前記可動アーム部材に対して着脱可能な
    取り付け部材と、 を備えることを特徴とするシート体用搬送機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の搬送機構において、前記吸
    着盤は、ホース接続用継手が装着された状態で、前記取
    り付け部材に対して着脱可能に構成されることを特徴と
    するシート体用搬送機構。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の搬送機構におい
    て、前記シート体は、シート状記録媒体であり、 前記吸着盤は、前記シート状記録媒体が収容される容器
    と、該シート状記録媒体を処理部に往復搬送する往復搬
    送系との間で、該シート状記録媒体を吸着搬送すること
    を特徴とするシート体用搬送機構。
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