JP2002046624A - ステアリングコラム構造 - Google Patents

ステアリングコラム構造

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JP2002046624A
JP2002046624A JP2000231763A JP2000231763A JP2002046624A JP 2002046624 A JP2002046624 A JP 2002046624A JP 2000231763 A JP2000231763 A JP 2000231763A JP 2000231763 A JP2000231763 A JP 2000231763A JP 2002046624 A JP2002046624 A JP 2002046624A
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JP
Japan
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steering column
knee protector
bracket
tilt
column
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JP2000231763A
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English (en)
Inventor
Koji Ando
浩二 安藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、チルトブラケットとキーシリンダ
等の操作部品の間に小さな寸法しかとれない場合でも、
ニープロテクタ取付ブラケットを設置することができる
ステアリングコラム構造を提供することにある。 【構成】 本発明は、チルト機構を備えたステアリング
コラム本体1に、該ステアリングコラム本体1の下面側
を覆うニープロテクタ11を設けたステアリングコラム
構造において、上記ニープロテクタ11を支持するニー
プロテクタ取付ブラケット10を、上記ステアリングコ
ラム本体1のコラムアウタチューブ9と、上記チルト機
構に跨って取り付けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングコラムカ
バーの内側にニープロテクタを内蔵したステアリングコ
ラム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は自動車のステアリングコラム部分
を示したものである。ステアリングコラム本体100
は、ステアリングホイール101を支持した図示しない
ステアリングシャフトを内装したもので、このステアリ
ングコラム本体100は、ステアリングハンガーブラケ
ット102を介して、ステアリングサポートメンバ(図
示せず)に支持されている。ステアリングハンガーブラ
ケット102には、図8に示すように、コラムアッパー
ブラケット103が装着されており、このコラムアッパ
ーブラケット103に軸104を介してチルトブラケッ
ト105が支持されている。このチルトブラケット10
5は、ステアリングコラム本体100のコラムアウタチ
ューブ106に溶接wされている。このチルトブラケッ
ト105を支持する軸104にはチルトレバー107が
装着されており、このチルトレバー107を回動操作す
ることで、ステアリングコラム本体100の取付角度を
調整可能にしている。
【0003】一方、コラムカバー108の内側には、乗
員の膝による衝撃荷重を緩和するためにいわゆるニープ
ロテクタ(ニーボルスタとも言う。)109を内装して
いる。このニープロテクタ109は、図9に示すよう
に、コラムアウタチューブ106に溶接wされたニープ
ロテクタ取付ブラケット110に取り付けられている。
また、ステアリングコラム本体100にはキーシリンダ
111およびコンビネーションスイッチ112などの装
備品が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、ニープロテクタ109を取り付けるための専用のニ
ープロテクタ取付ブラケット110をステアリングコラ
ム本体100に設けているため、コラムアッパーブラケ
ット103とキーシリンダ111との間の寸法Lが短い
場合には、ニープロテクタ取付ブラケット110を設け
るスペースがとれなくなる。
【0005】この寸法Lを出来るだけ少なくしたい理由
は、 ステアリングホイール101には、エアバックなど
の重量物が設けられているため、支持部であるコラムア
ッパーブラケット103の位置を出来るだけステアリン
グホイール101側に近づけたい。 ステアリングコラム本体100は、コラムロアブラ
ケット(図示せず)とコラムアッパーブラケット103
で車体に支持されている。ステアリングコラム本体10
0の端部に設けられるステアリングホイール101に力
を加えてこじったりするため、コラムロアブラケットと
コラムアッパーブラケット103のスパンを出来るだけ
大きく取りたい。そこで、コラムアッパーブラケット1
03をステアリングコラム本体100の上端のステアリ
ングホイール101に近づけることとなり、L寸法が少
なくなる。 キーシリンダ111のレイアウトの関係で、キーシ
リンダ111がステアリングコラム本体100の軸直角
方向にレイアウトされれば、問題はないが、キーシリン
ダ111の軸がコラム軸方向に平行に近くなっていく
と、キーシリンダ111の長さ分、L寸法が少なくな
る。 などがある。
【0006】関連する先行技術としては、実開平1−7
3464号公報、実開平3−83151号公報が知られ
ている。いずれの場合も、チルトブラケットと、コラム
上部に取り付けられるキーシリンダ等の操作部品との寸
法Lが短い場合には、ニープロテクタ取付ブラケットの
幅等が制限され、強度やつぶれ具合のための形状、セッ
ティングの自由度がなくなっていた。さらには、上記の
ようにニープロテクタ取付ブラケットを設けるスペース
がとれないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、チルトブラケットとキーシリンダ等の操作
部品の間に小さな寸法しかとれない場合でも、ニープロ
テクタ取付ブラケットを設置することができるステアリ
ングコラム構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、チルト機構を備えたステアリングコラム本
体に、該ステアリングコラム本体の下面側を覆うニープ
ロテクタを設けたステアリングコラム構造において、上
記ニープロテクタを支持するニープロテクタ取付ブラケ
ットを、上記ステアリングコラム本体のコラムアウタチ
ューブと、上記チルト機構に跨って取り付けたことにあ
る。また、本発明は、チルト機構を備えたステアリング
コラム本体に、該ステアリングコラム本体の下面側を覆
うニープロテクタを内蔵したステアリングコラム構造に
おいて、上記ニープロテクタを支持するニープロテクタ
取付ブラケットと、上記チルト機構を構成するチルトブ
ラケットを一体構造に形成したことにある。
【0009】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1において、1はステアリン
グコラム本体、2はステアリングコラム本体1に装着さ
れたステアリングホイールである。ステアリングホイー
ル2には、図示しないエアバッグ装置などが組み込まれ
ている。ステアリングコラム本体1は、コラムロアブラ
ケット(図示せず)と、コラムアッパーブラケット3に
よって支持されており、それぞれステアリングハンガー
ブラケット4を介して、ステアリングサポートメンバ
(図示せず)に支持されている。コラムアッパーブラケ
ット3は、ボルト5およびナット5aによりステアリン
グハンガーブラケット4に螺着されている。
【0010】コラムアッパーブラケット3には、図2に
示すように、チルト機構を構成するチルトブラケット6
が軸7を介して支持されており、このチルトブラケット
6にステアリングコラム本体1が溶接されて支持されて
いる。上記チルトブラケット6の軸7には、チルトレバ
ー8が装着されており、ステアリングコラム本体1の取
付角度を調整するものである。チルト機構は、チルトブ
ラケット6と、軸7と、チルトレバー8で構成され、コ
ラムアッパーブラケット3に対して、ステアリングコラ
ム本体1の取付角度を調整するものである。このチルト
ブラケット6と、ステアリングコラム本体1のコラムア
ウタチューブ9には、チルトブラケット6とコラムアウ
タチューブ9に跨ってニープロテクタ取付ブラケット1
0が溶接により装着されている。
【0011】ニープロテクタ取付ブラケット10には、
ニープロテクタ11がネジ12およびナット12aによ
り螺着されている。このニープロテクタ11は、ステア
リングコラム本体1を覆おうコラムカバー13の内側
に、チルトブラケット6からキーシリンダ14の下方を
覆うように配設されている。ニープロテクタ取付ブラケ
ット10は、チルトブラケット6とコラムアウタチュー
ブ9に跨って装着されているので、コラムアッパーブラ
ケット3とキーシリンダ14との間隔を少なくすること
ができる。ステアリングコラム本体1には、キーシリン
ダ14が、その軸方向を、ステアリングコラム本体1の
軸方向と交差するようにして配設されており、このキー
シリンダ14の車体後方側にコンビネーションスイッチ
15などの装備品が設けられている。
【0012】上記構成によると、ニープロテクタ取付ブ
ラケット10は、チルトブラケット6とコラムアウタチ
ューブ9に跨って装着されているので、コラムアッパー
ブラケット3とキーシリンダ14との間隔を少なくする
ことができる。よって、チルト機構、すなわち、ステア
リングコラム本体1のコラムアッパーブラケット3の取
付位置と、キーシリンダ14のレイアウト位置あるいは
取付角度の自由度が大きくなる。
【0013】なお、図3ないし図5は、チルトブラケッ
トと、ニープロテクタ取付ブラケットを一体構造に形成
した変形例である。図3に示したものは、互いに対向す
る一対の側板16aと、側板16a相互間を連結した底
板16bとでチルトブラケット部16Aが形成され、上
記底板16bから段差部17aを設けて車体後方に延び
る底板17bと、この底板17bの後端部を立ち上げた
後部板17cとからなるニープロテクタ取付ブラケット
部17Aが形成されている。上記側板16aには、互い
に対向する板面に、軸7用の取付穴16cが形成され、
上記底板17bには、ニープロテクタ11をネジ止めす
るための取付穴17dが形成されている。
【0014】図4に示したものは、図3と同一部分は同
符号を付して同一部分の説明を省略して示す変形例であ
り、この場合、図3の段差部17aを省略したものであ
る。また、図5に示したものは、図4の後部板17cを
省略したものである。さらに、図6に示したものは、チ
ルトブラケット16の下面16bに、ニープロテクタ1
1をネジ止めするための取付穴16dを形成してニープ
ロテクタ取付面を設けたものである。これら、各変形例
においても、チルトブラケットとキーシリンダ等の操作
部品の間の寸法を短縮できるので、ステアリングコラム
本体1のコラムアッパーブラケット3の取付位置と、キ
ーシリンダ14のレイアウト位置あるいは取付角度の自
由度が大きくなる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるステア
リングコラム構造によれば、以下のような効果を奏する
ことができる。チルト機構を備えたステアリングコラム
本体に、該ステアリングコラム本体の下面側を覆うニー
プロテクタを設けたステアリングコラム構造において、
上記ニープロテクタを支持するニープロテクタ取付ブラ
ケットを、上記ステアリングコラム本体のコラムアウタ
チューブと、上記チルト機構に跨って取り付けたので、
コラムアッパーブラケットとキーシリンダとの間隔を少
なくすることができる。よって、チルト機構、すなわ
ち、ステアリングコラムのコラムアッパーブラケットの
取付位置と、キーシリンダのレイアウト位置あるいは取
付角度の自由度が大きくなる。また、チルト機構を備え
たステアリングコラム本体に、該ステアリングコラム本
体の下面側を覆うニープロテクタを内蔵したステアリン
グコラム構造において、上記ニープロテクタを支持する
ニープロテクタ取付ブラケットと、上記チルト機構を構
成するチルトブラケットを一体構造に形成したので、チ
ルトブラケットとキーシリンダ等の操作部品の間の寸法
を短縮できることから、ステアリングコラムのコラムア
ッパーブラケットの取付位置と、キーシリンダのレイア
ウト位置あるいは取付角度の自由度が大きくなる。ま
た、溶接箇所を減らすことができることから、組付工数
の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るステアリングコラム
構造を一部を断面にして示す側面図である。
【図2】図1のC−C線断面図である。
【図3】本発明のニープロテクタ取付ブラケットの変形
例を示す斜視図である。
【図4】本発明のニープロテクタ取付ブラケットの変形
例を示す斜視図である。
【図5】本発明のニープロテクタ取付ブラケットの変形
例を示す斜視図である。
【図6】本発明のニープロテクタ取付ブラケットの変形
例を示す斜視図である。
【図7】従来のニープロテクタ取付けを示すステアリン
グコラム構造の側面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】図7のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム本体 2 ステアリングホイール 3 コラムアッパーブラケット 4 ステアリングハンガーブラケット 6 チルトブラケット 7 軸 8 チルトレバー 9 コラムアウタチューブ 10 ニープロテクタ取付ブラケット 11 ニープロテクタ 13 ステアリングコラムカバー 14 キーシリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チルト機構を備えたステアリングコラム
    本体に、該ステアリングコラム本体の下面側を覆うニー
    プロテクタを設けたステアリングコラム構造において、
    上記ニープロテクタを支持するニープロテクタ取付ブラ
    ケットを、上記ステアリングコラム本体のコラムアウタ
    チューブと、上記チルト機構に跨って取り付けたことを
    特徴とするステアリングコラム構造。
  2. 【請求項2】 チルト機構を備えたステアリングコラム
    本体に、該ステアリングコラム本体の下面側を覆うニー
    プロテクタを内蔵したステアリングコラム構造におい
    て、上記ニープロテクタを支持するニープロテクタ取付
    ブラケットと、上記チルト機構を構成するチルトブラケ
    ットを一体構造に形成したことを特徴とするステアリン
    グコラム構造。
JP2000231763A 2000-07-31 2000-07-31 ステアリングコラム構造 Pending JP2002046624A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112009414A (zh) * 2020-08-31 2020-12-01 神龙汽车有限公司 一种应用于转向柱上防止膝部撞击伤害装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112009414A (zh) * 2020-08-31 2020-12-01 神龙汽车有限公司 一种应用于转向柱上防止膝部撞击伤害装置
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