JP2002041178A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2002041178A
JP2002041178A JP2000221901A JP2000221901A JP2002041178A JP 2002041178 A JP2002041178 A JP 2002041178A JP 2000221901 A JP2000221901 A JP 2000221901A JP 2000221901 A JP2000221901 A JP 2000221901A JP 2002041178 A JP2002041178 A JP 2002041178A
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signal
circuit
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clock signal
pll
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Hisanobu Nakao
寿伸 中尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定器によるノイズの影響を受けることなく
安定してPLL回路を検査する。 【解決手段】 入力クロック信号1を入力するPLL回
路31と、PLL回路31の出力信号を分周する分周器
32と、分周器32より分周された信号を入力とし入力
クロック信号1に同期するシフトレジスタと、シフトレ
ジスタを構成する各フリップフロップ5〜8の出力信号
を入力しPLL回路31が正常に動作するか否かを判定
しその結果を出力する判定回路34を半導体集積回路装
置30の内部に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL(Phase Lo
cked Loop )回路が内蔵された半導体集積回路装置に関
するもので、特に内蔵のPLL回路の検査を行うことが
できる半導体集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PLL回路が内蔵された半導体集積回路
装置の検査において、PLL回路が正常に動作すること
を検査するためには、半導体集積回路装置の入力クロッ
ク信号をPLL回路に入力し、PLL回路から出力され
るPLL出力クロック信号が正常に動作することを検査
しなければならない。そのために、PLL出力クロック
信号を半導体集積回路装置の外部に取り出し、PLL出
力クロック信号を測定器でPLL回路の発振安定後から
一定期間モニタすることにより、PLL回路の検査を実
施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、PLL出力
クロック信号を、測定器でモニタしてPLL回路の検査
を実施する場合に以下のような問題が生じる。すなわ
ち、近年の低消費電力化に伴う半導体集積回路装置へ供
給する電源電圧の低電圧化、および半導体集積回路装置
の内部動作クロックの高速化に伴い、PLL出力クロッ
ク信号は、測定器の反射波等によるノイズによる影響を
受けやすくなっている。その影響としては、例えばPL
L出力クロック信号の立ち上がりエッジおよび立ち下が
りエッジが鈍るという現象が起こる。
【0004】そのため、PLL回路の発振安定後から一
定期間、ノイズの影響を受けたPLL出力クロック信号
を測定器でモニタするという検査方法では、PLL回路
が正常に動作していることを検査することが難しくな
り、また測定器によるノイズは、PLL回路の検査を不
安定にさせる要因となっていた。
【0005】本発明の目的は、測定器によるノイズの影
響を受けることなく安定してPLL回路を検査すること
ができる半導体集積回路装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明の半導体集積回路装置は、入力クロック信号を入
力とするPLL回路と、PLL回路より出力されたPL
L出力クロック信号を分周する分周器と、分周器より出
力された分周クロック信号をデータ入力とし、入力クロ
ック信号をクロック入力とするシフトレジスタと、入力
クロック信号に同期してシフトレジスタの各段よりそれ
ぞれ出力されるデータ出力信号を入力とし、各データ出
力信号の状態の組み合わせを基にPLL回路が正常に動
作しているか否かを判定し、判定結果信号を外部へ出力
する判定回路とを備えている。
【0007】この構成によれば、分周クロック信号を入
力クロック信号によってシフトするシフトレジスタと、
このシフトレジスタの各段よりそれぞれ出力されるデー
タ出力信号の状態の組み合わせを基にPLL回路が正常
に動作しているか否かを判定し、判定結果信号を外部へ
出力する判定回路とを半導体集積回路装置に内蔵したの
で、半導体集積回路装置の内部でPLL回路が正常に動
作しているか否かを判定し、判定結果信号を半導体集積
回路装置の外部へ出力することができる。その結果、判
定結果信号をPLL回路の発振安定後から一定期間モニ
タすることによって、測定器のノイズの影響に関係なく
安定してPLL回路の検査を行うことができる。
【0008】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置において、リセット信
号によりリセットされ、判定結果信号によってPLL回
路が正常に動作しないことが示されるとセットされる判
定保持回路をさらに備えたことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、判定回路から出力され
る判定結果信号を保持する判定保持回路を半導体集積回
路装置に内蔵したので、判定結果信号としての異常信号
に対してストローブ(タイミング)を合わせる必要が無
く、容易に外部より検出することが可能である。
【0010】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項1または2記載の半導体集積回路装置において、シ
フトレジスタが縦続接続された複数個のフリップフロッ
プからなることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、請求項1または2記載
の半導体集積回路装置と同様の作用を有する。
【0012】請求項4記載の半導体集積回路装置は、入
力クロック信号を入力とするPLL回路と、PLL回路
より出力されたPLL出力クロック信号を分周する分周
器と、クロック入力信号をカウント入力とし、PLL回
路の発振安定後にカウントを開始するカウンタと、PL
L回路の発振安定後に分周器より出力された分周クロッ
ク信号と入力クロック信号とカウンタより出力されたカ
ウント出力信号とを入力とし、分周クロック信号と入力
クロック信号とカウント出力信号との各状態の組み合わ
せを基にPLL回路が正常に動作しているか否かを判定
し、判定結果信号を外部へ出力する判定回路とを備えて
いる。
【0013】この構成によれば、PLL回路の発振安定
後にクロック入力信号をカウントするカウンタと、PL
L回路の発振安定後における分周クロック信号と入力ク
ロック信号とカウント出力信号との各状態の組み合わせ
を基にPLL回路が正常に動作しているか否かを判定
し、判定結果信号を外部へ出力する判定回路とを半導体
集積回路装置に内蔵したので、半導体集積回路装置の内
部でPLL回路が正常に動作しているか否かを判定し、
判定結果信号を半導体集積回路装置の外部へ出力するこ
とができる。その結果、判定結果信号をPLL回路の発
振安定後から一定期間モニタすることによって、測定器
のノイズの影響に関係なく安定してPLL回路の検査を
行うことができる。
【0014】請求項5記載の半導体集積回路装置は、請
求項4記載の半導体集積回路装置において、リセット信
号によりリセットされ、判定結果信号によってPLL回
路が正常に動作しないことが示されるとセットされる判
定保持回路をさらに備えたことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、判定回路から出力され
る判定結果信号を保持する判定保持回路を半導体集積回
路装置に内蔵したので、判定結果信号としての異常信号
を半導体集積回路装置の外部へ出力し続けることがで
き、たとえ異常信号が断続的にしか出力されない場合に
も、異常信号に対してタイミングを合わせる必要がな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。
【0017】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるPLL回路の検査用回路を内蔵
した半導体集積回路装置のブロック図を示すものであ
る。図1において、30は半導体集積回路装置である。
1は半導体集積回路装置30への入力クロック信号であ
る。31は入力クロック信号1を入力とし、入力クロッ
ク信号1を逓倍して出力するPLL回路である。2はP
LL回路31から出力されたPLL出力クロック信号で
ある。32はPLL回路31より出力されたPLL出力
クロック信号2を分周して出力する分周器である。33
は半導体集積回路装置30の内部回路である。3はPL
L出力クロック信号2を分周器32により分周した内部
分周クロック信号であり、半導体集積回路装置30の内
部回路33のクロックとして用いられる。
【0018】4はPLL出力クロック信号2を分周器3
2により分周した分周クロック信号であり、PLL回路
31の検査のためにシフトレジスタの入力信号として用
いられる。
【0019】5〜8はシフトレジスタを構成する縦続接
続された複数個のDフリップフロップであり、初段のD
フリップフロップ5のデータ入力として分周クロック信
号4が供給され、次段のDフリップフロップ6〜8のデ
ータ入力には前段のDフリップフロップ5〜7の各デー
タ出力信号が供給され、各Dフリップフロップ5〜8の
クロック入力として入力クロック信号1が供給される。
【0020】9はDフリップフロップ5のデータ出力信
号、10はDフリップフロップ6のデータ出力信号、1
1はDフリップフロップ7のデータ出力信号、12はD
フリップフロップ8のデータ出力信号である。34はシ
フトレジスタを構成する各段のDフリップフロップ5〜
8よりそれぞれ出力されるデータ出力信号9〜12を入
力とし、各データ出力信号9〜12の状態の組み合わせ
を基にPLL回路31が正常に動作しているか否かを判
定する判定回路である。13は、データ出力信号9〜1
2を基に判定回路34が外部へ判定結果として出力する
判定結果信号である。
【0021】図2は、図1に示す半導体集積回路装置3
0の入力クロック信号1と、分周クロック信号4と、各
Dフリップフロップ5〜8のデータ出力信号9〜12と
のタイミングチャートを示している。図2において、5
1,53,55,57,59は入力クロック信号1の立
ち上がりエッジタイミング、52,54,56,58,
60は入力クロック信号1の立ち下がりエッジタイミン
グである。
【0022】また、入力クロック信号1の立ち下がりエ
ッジタイミング52から立ち下がりエッジタイミング5
4までの1サイクルを“状態1”、入力クロック信号1
の立ち下がりエッジタイミング54から立ち下がりエッ
ジタイミング56までの1サイクルを“状態2”、入力
クロック信号1の立ち下がりエッジタイミング56から
立ち下がりエッジタイミング58までの1サイクルを
“状態3”、入力クロック信号1の立ち下がりエッジタ
イミング58から立ち下がりエッジタイミング60まで
の1サイクルを“状態4”とする。図2では入力クロッ
ク信号1と、分周クロック信号4との周波数比が4対1
の場合を示している。
【0023】図3は、判定回路34を構成する回路の一
例を示す回路図である。図3において、14は、データ
出力信号9とデータ出力信号11とを入力とする排他的
OR回路である。15は、データ出力信号10とデータ
出力信号12とを入力とする排他的OR回路である。1
6は、排他的OR回路14と排他的OR回路15との出
力を入力とし、判定結果信号13を出力とするNAND
回路である。
【0024】以上のように構成されたPLL回路の検査
用回路を備えた半導体集積回路装置について、以下その
動作を説明する。
【0025】図1において、PLL回路31は半導体集
積回路装置30への入力クロック信号1が入力される
と、発振安定後に入力クロック信号1に対して例えば8
逓倍のPLL出力クロック信号2を出力し、分周器32
は、PLL出力クロック信号2を分周し、内部回路33
のクロック信号として用いる内部分周クロック信号3
と、PLL回路31の検査用信号として用いる分周クロ
ック信号4とを出力する。本実施の形態では、入力クロ
ック信号1の、4分の1の周波数になるように分周クロ
ック信号4が出力される。
【0026】なお、PLL回路31からは、発振安定前
にも、ロックされていない何らかのPLL出力クロック
信号2が出力される。したがって、図1の回路では、発
振安定前の期間中、判定回路34から異常信号として判
定結果信号13が出力される。
【0027】Dフリップフロップ5〜8は、シフトレジ
スタを構成しており、このシフトレジスタは、分周クロ
ック信号4を入力とし、入力クロック信号1の立ち下が
りタイミングごとに分周クロック信号4を、データ出力
信号9、データ出力信号10、データ出力信号11、デ
ータ出力信号12へと順にシフトしながら出力する。図
2はそのときの様子を示したものである。
【0028】もしPLL回路31が正常に動作するなら
ば、図2に示すように、“状態1”,“状態2”,“状
態3”,“状態4”の、計4通りのデータ出力信号の状
態が順次繰り返される。
【0029】“状態1”は、データ出力信号9がハイレ
ベル(以下、“H”と略す)信号、データ出力信号10
がローレベル(以下、“L”と略す)信号、データ出力
信号11が“L”信号、データ出力信号12が“H”信
号である。
【0030】“状態2”は、データ出力信号9が“H”
信号、データ出力信号10が“H”信号、データ出力信
号11が“L”信号、データ出力信号12が“L”信号
である。
【0031】“状態3”は、データ出力信号9が“L”
信号、データ出力信号10が“H”信号、データ出力信
号11が“H”信号、データ出力信号12が“L”信号
である。
【0032】“状態4”は、データ出力信号9が“L”
信号、データ出力信号10が“L”信号、データ出力信
号11が“H”信号、データ出力信号12が“H”信号
である。
【0033】データ出力信号9〜12はそれぞれ判定回
路34に入力され、図3の判定回路34の回路構成によ
り、データ出力信号9〜12のレベルの組み合わせが
“状態1”〜“状態4”のときには正常信号である
“L”信号が判定結果信号13として出力される。ま
た、“状態1”〜“状態4”以外のときには、異常信号
である“H”信号が判定結果信号13として出力され
る。そして、判定結果信号13は半導体集積回路装置3
0の外部へ出力される。
【0034】よって、PLL回路31が正常に動作して
いることを検査するには、PLL回路31の発振安定後
から一定期間、半導体集積回路装置30の外部から判定
結果信号13をモニタすればよい。正常信号である
“L”信号が判定結果信号13として半導体集積回路装
置30の外部へ一定期間出力されつづければ、PLL回
路31が正常であることが判る。
【0035】上記のように、PLL回路31の検査用回
路として、シフトレジスタを構成するDフリップフロッ
プ5〜8と判定回路34とを内蔵し、判定結果信号13
を半導体集積回路装置30から外部へ出力するようにし
たので、測定器によるノイズの影響を受けることなく安
定してPLL回路31を検査することが可能となる。
【0036】この実施の形態によれば、分周クロック信
号4を入力クロック信号1によってシフトするDフリッ
プフロップ5〜8からなるシフトレジスタと、このシフ
トレジスタの各段のDフリップフロップ5〜8よりそれ
ぞれ出力されるデータ出力信号9〜12の状態の組み合
わせを基にPLL回路31が正常に動作しているか否か
を判定し、判定結果信号13を外部へ出力する判定回路
34を半導体集積回路装置に内蔵したので、半導体集積
回路装置の内部でPLL回路31が正常に動作している
か否かを判定し、判定結果信号13を半導体集積回路装
置の外部へ出力することができる。その結果、判定結果
信号13をPLL回路31の発振安定後から一定期間モ
ニタすることによって、測定器のノイズの影響に関係な
く安定してPLL回路の検査を行うことができる。
【0037】なお、本実施の形態では、入力クロック信
号1と分周クロック信号4との周波数比が4対1のとき
を説明したが、他の周波数比でも実現可能である。例え
ば入力クロック信号1と分周クロック信号4との周波数
比が8対1の場合には、シフトレジスタの段数を8段、
すなわちDフリップフロップを8個縦続接続し、それに
対応して判定回路34を構成することで、本発明を実現
することが可能である。
【0038】〔第2の実施の形態〕図4は、本発明の第
2の実施の形態におけるPLL回路の検査用回路を備え
た半導体集積回路装置を示すものである。本発明は、第
1の実施の形態に新たな機能を追加したもので、PLL
回路31の構成は先の実施の形態と同じであり、そのた
め、本発明の第1の実施の形態と同じ構成要素は同じ符
号を付して説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
【0039】101は、入力クロック信号1を入力と
し、PLL回路31が発振安定時刻まで入力クロック信
号1をカウントし、カウント値が所定値となったときに
発振安定待ち解除信号を発生する発振安定待ち解除信号
発生回路である。102は、発振安定待ち解除信号発生
回路101が出力する発振安定待ち解除信号である。1
03は、発振安定待ち解除信号発生回路101の出力信
号である発振安定待ち解除信号102をリセット入力と
し、判定回路34が出力する判定結果信号13をセット
入力とするセットリセットフリップフロップである。1
04は、セットリセットフリップフロップ103が出力
する判定結果信号である。
【0040】図9は、発振安定待ち解除信号発生回路1
01を構成する回路の一例を示す回路図である。図9に
おいて、カウンタ回路220はAND回路222の出力
信号を入力として、所定値までカウントし、所定値に達
するまでは“L”信号として発振安定待ち解除信号10
2を出力し、所定値に達すると“H”信号として発振安
定待ち解除信号102を出力する。NOT回路221は
発振安定待ち解除信号102を入力とし、それを反転し
た信号を出力する。AND回路222はNOT回路22
1の出力信号と入力クロック信号1とを入力とする。
【0041】半導体集積回路装置30にリセット信号が
入ると、その後発振安定待ち解除信号発生回路101
は、入力クロック信号1のカウントを開始する。カウン
タ回路220は、カウント期間中“L”信号として発振
安定待ち解除信号102を出力する。そのため、“L”
信号として発振安定待ち解除信号102を受けたセット
リセットフリップフロップ103はリセット状態とな
り、正常信号である“L”信号として判定結果信号10
4を出力する。
【0042】また、カウンタ回路220は、入力クロッ
ク信号1を所定数カウントしてPLL回路31の発振が
安定する時刻になると、“H”信号として発振安定待ち
解除信号102を出力する。この発振安定待ち解除信号
102を受けたセットリセットフリップフロップ103
は、リセットが解除され、判定回路34の出力信号であ
る判定結果信号13のモニタが開始される。
【0043】PLL回路31が正常に動作しているなら
ば、判定結果信号104は、判定結果信号13の正常信
号である“L”信号を出力しつづけるが、もし一度でも
PLL回路31の異常動作が検出されれば、判定結果信
号104が“H”信号を出力することになり、直ちにセ
ットリセットフリップフロップ103がセットされ、判
定結果信号104は、異常信号である“H”信号を出し
つづけることになる。
【0044】よって、本発明の第2の実施の形態におけ
る半導体集積回路装置を用いてPLL回路の検査を実施
する場合、PLL回路31の発振安定後、一度でも判定
回路34の出力信号である判定結果信号13として
“H”信号(異常信号)が出力されると、セットリセッ
トフリップフロップ103により、判定結果信号13の
異常信号を判定結果信号104として出力し続けるた
め、第1の実施の形態における半導体集積回路装置の場
合のように、異常信号に対してストローブ(タイミン
グ)を合わせる必要が無く、容易に外部より検出するこ
とが可能である。その他の効果は第1の実施の形態と同
様である。
【0045】以上に説明したように、本実施の形態の半
導体集積回路装置によれば、PLL回路31の発振安定
後、一度でも判定回路34の出力信号である判定結果信
号13に異常信号が検出されると、セットリセットフリ
ップフロップ103により、判定結果信号104として
の異常信号を出力し続けるため、仮に、判定結果信号1
3としての異常信号が断続的が検出されたとしても、異
常信号に対してタイミングを合わせる必要が無く、第1
の実施の形態よりも容易に半導体集積回路装置の外部よ
り異常信号を検出することができるという効果が得られ
る。
【0046】〔第3の実施の形態〕図5は、本発明の第
3の実施の形態におけるPLL回路の検査用回路を内蔵
した半導体集積回路装置のブロック図を示すものであ
る。この第3の実施の形態は、第1および第2の実施の
形態に新たな機能を追加、もしくは機能を変更したもの
で、PLL回路31の構成は先の実施の形態と同じであ
り、そのため、本発明の第1および第2の実施の形態と
同じ構成要素は同じ符号を付して説明を省略し、異なる
点を中心に説明する。
【0047】200は、PLL出力クロック信号2を入
力とし、発振安定待ち解除信号102により発振安定時
刻になると、PLL出力クロック信号2を分周して、内
部分周クロック信号3および分周クロック信号4を出力
する分周器である。201は、入力クロック信号1を入
力とし、発振安定待ち解除信号102により発振安定時
刻になると、アップカウントを開始する2進カウンタ回
路である。202は、2進カウンタ回路201の2ビッ
トデータの上位ビットである、2進カウンタ上位ビット
出力信号である。
【0048】上記の分周器200では、発振安定待ち解
除信号102により発振安定時刻になると、PLL出力
クロック信号2を分周するという構成になっているが、
この理由について説明する。第1の実施の形態のよう
な、発振安定待ち解除信号発生回路がない回路構成で
は、PLL発振安定前の不安定な信号がそのままPLL
回路31からPLLクロック出力信号2として出力され
る。このPLLクロック出力信号2を、分周器32で分
周した分周クロック信号4を2進カウンタで受けたとし
ても、正しくカウントすることができない。また、図6
のようなタイミングチャートを実現するためには、分周
クロック信号4とも同期をとる必要がある。以上のこと
から、発振安定待ち解除信号102を設けることで第3
の実施の形態を実現している。
【0049】なお、上記の第1の実施の形態では、PL
L発振安定前までは、異常信号として判定結果信号10
4を出力するようになっている。したがって、PLLが
正常に動作していることを確認するには、PLL発振安
定後の判定結果信号104をモニタする必要がある。し
かし、PLL発振安定後まで、外部測定器側でモニタし
ないようにすればよいので、分周器32に発振安定待ち
解除信号102が加えられていないことに特に不都合は
ない。
【0050】203は、入力クロック信号1と分周クロ
ック信号4と2進カウンタ上位ビット出力信号202と
を入力とし、入力クロック信号1と分周クロック信号4
と2進カウンタ上位ビット出力信号202との各状態の
組み合わせを基にPLL回路31が正常に動作している
か否かを判定する判定回路である。204は、判定回路
203の出力信号である判定結果信号である。
【0051】205は、判定結果信号204をセット入
力とし、発振安定待ち解除信号102をリセット入力と
するセットリセットフリップフロップである。206
は、セットリセットフリップフロップ205の出力信号
である判定結果信号である。
【0052】上記の2進カウンタ回路201と判定回路
203とセットリセットフリップフロップ205とがP
LL回路の検査用回路に該当する。
【0053】図6は、図5に示す半導体集積回路装置3
0の入力クロック信号1と、発振安定待ち解除信号10
2と、2進カウンタ回路201の2ビットデータと、2
進カウンタ回路201の2ビットデータの上位ビットで
ある2進カウンタ上位ビット出力信号202と、分周ク
ロック信号4とのタイミングチャートを示している。2
51,253,255,257,259,261は入力
クロック信号1の立ち上がりエッジタイミング、25
2,254,256,258,260,262は入力ク
ロック信号1の立ち下がりエッジタイミングである。図
6では入力クロック信号1と分周クロック信号4との周
波数比が4対1の場合を例として示している。
【0054】図7は、2進カウンタ2ビットデータの状
態と分周クロック信号4の状態との関係を示す状態遷移
図である。図7では以下のことを示している。すなわ
ち、2進カウンタ2ビットデータが“0”の場合におい
て、分周クロックが“H”のときは正常であり、2進カ
ウンタ2ビットデータが“1”へ移行し、分周クロック
が“L”のときは異常検出状態とする。また、2進カウ
ンタ2ビットデータが“1”の場合において、分周クロ
ックが“H”のときは正常であり、2進カウンタ2ビッ
トデータが“2”へ移行し、分周クロックが“L”のと
きは異常検出状態とする。また、2進カウンタ2ビット
データが“2”の場合において、分周クロックが“L”
のときは正常であり、2進カウンタ2ビットデータが
“3”へ移行し、分周クロックが“H”のときは異常検
出状態とする。また、2進カウンタ2ビットデータが
“3”の場合において、分周クロックが“L”のときは
正常であり、2進カウンタ2ビットデータが“0”へ移
行し、分周クロックが“H”のときは異常検出状態とす
る。
【0055】図8は、判定回路203を構成する回路図
の一例を示す回路図である。図8において、214は、
分周クロック信号4と2進カウンタ上位ビット出力信号
202とを入力とする排他的NOR回路である。215
は、入力クロック信号1の負論理と、排他的NOR回路
214の出力とを入力とし判定結果信号205を出力と
するAND回路である。
【0056】以上のように構成されたPLL回路の検査
用回路を備えた半導体集積回路装置について、以下その
動作を説明する。
【0057】図5において、PLL回路31は半導体集
積回路装置30への入力クロック信号1が入力される
と、入力クロック信号1に対して例えば8逓倍のPLL
出力クロック信号2を出力し、分周器200は、PLL
回路31の発振安定後、発振安定待ち解除信号生成回路
101より出力される発振安定待ち解除信号102を受
けると、PLL出力信号2を分周し、内部回路33のク
ロック信号として用いる内部分周クロック信号3と、P
LL回路31の検査用信号として用いる分周クロック信
号4を出力する。本実施の形態では、入力クロック信号
1の4分の1の周波数になるような分周クロック信号4
が出力される。
【0058】また、2進カウンタ回路201は、PLL
回路31の発振安定後、発振安定待ち解除信号発生回路
101より出力される発振安定待ち解除信号102を受
けると、入力クロック信号1を入力し、アップカウント
を始め、アップカウントする2ビットデータの上位ビッ
トを、2進カウンタ上位ビット出力信号202として出
力する。
【0059】このときの様子を、図6のタイミングチャ
ートを用いて説明する。もし、PLL回路31が正常に
動作するならば、例えば入力クロック信号1の立ち上が
りエッジタイミング251で発振安定待ち解除信号10
3が発生する。すると、2進カウンタ回路201は、入
力クロック信号1の立ち上がりエッジタイミング253
より、立ち上がりエッジタイミング毎にアップカウント
し、2進カウンタ2ビットデータは、10進法で記述す
ると、0,1,2,3の計4つの状態を繰り返す。ま
た、分周クロック信号4も、入力クロック信号1の立ち
上がりエッジタイミング251で発振安定待ち解除信号
103が発生すると、入力クロック信号1の立ち上がり
エッジタイミング251より、入力クロック信号1の1
/4周期で動作し始める。
【0060】2進カウンタ2ビットデータの状態と分周
クロック信号4の状態との関係を図7に示しているが、
初期状態が“0”である2進カウンタ2ビットデータに
ついて、状態“0”から状態“1”に遷移するために
は、分周クロック信号4が“H”状態である必要があ
る。また、状態“1”から状態“2”に遷移するために
は、分周クロック4が“H”状態である必要があり、状
態“2”から状態“3”に遷移するためには、分周クロ
ック4が“L”状態である必要があり、状態“3”から
状態“0”に遷移するためには、分周クロック4が
“L”状態である必要がある。
【0061】そして、PLL回路31が正常に動作すれ
ば、これらの状態の関係を繰り返すことになる。また、
2進カウンタ2ビットデータの状態と、分周クロック信
号4の状態とが、上記の関係にないとき、PLL回路3
1は正常に動作していないものとして、異常検出状態と
する。そして、異常検出状態のとき、異常信号を出力す
るように考慮した回路が、図8に示した判定回路203
である。
【0062】PLL回路31が正常に動作していれば、
判定回路203は正常信号である“L”信号を判定結果
信号204として出力し、発振安定待ち解除信号103
を受けたセットリセットフリップフロップ205は、正
常信号である判定結果信号204(“L”信号)を判定
結果信号206として出力する。
【0063】また、PLL回路31が正常に動作しない
場合には、判定回路203は異常信号である“H”信号
を判定結果信号204として出力し、発振安定待ち解除
信号103を受けたセットリセットフリップフロップ2
05は、異常信号である判定結果信号204(“H”信
号)によりセットされ、異常信号である“H”信号を判
定結果信号206として出力し続ける。
【0064】よって、PLL回路31が正常に動作して
いることを検査するには、PLL回路31の発振安定後
から一定期間、半導体集積回路装置30の外部から判定
結果信号206をモニタすればよく、PLL回路31の
発振安定後、一度でも異常信号が発生すると、セットリ
セットフリップフロップ205は、判定結果信号206
(“H”信号)を異常信号として半導体集積回路装置3
0の外部へ出力し続ける。そのため、たとえ異常信号が
断続的にしか出力されない場合にも、異常信号に対して
タイミングを合わせる必要がない。
【0065】この実施の形態によれば、PLL回路31
の発振安定後にクロック入力信号1をカウントする2進
カウンタ回路201と、PLL回路31の発振安定後に
おける分周クロック信号4と入力クロック信号1とカウ
ント出力信号202との各状態の組み合わせを基にPL
L回路31が正常に動作しているか否かを判定し、判定
結果信号204を出力する判定回路203と、判定回路
203から出力される判定結果信号203を保持する判
定保持回路205とを半導体集積回路装置に内蔵したの
で、半導体集積回路装置の内部でPLL回路31が正常
に動作しているか否かを判定し、判定結果信号206を
半導体集積回路装置の外部へ出力することができる。そ
の結果、判定結果信号206をPLL回路31の発振安
定後から一定期間モニタすることによって、測定器のノ
イズの影響に関係なく安定してPLL回路の検査を行う
ことができる。
【0066】また、判定保持回路205を設けたので、
判定結果信号206としての異常信号を半導体集積回路
装置30の外部へ出力し続けることができ、たとえ異常
信号が断続的にしか出力されない場合にも、異常信号に
対してタイミングを合わせる必要がない。すなわち、P
LL回路31の発振安定後、一度でも判定回路34の出
力信号である判定結果信号3に異常信号が検出される
と、セットリセットフリップフロップ103により、判
定結果信号104としての異常信号を出力し続けるた
め、仮に、判定結果信号13としての異常信号が断続的
に検出されたとしても、異常信号に対してタイミングを
合わせる必要が無く、第1の実施の形態よりも容易に半
導体集積回路装置の外部より異常信号を検出することが
できる。
【0067】なお、上記第3の実施の形態において、セ
ットリセットフリップフロップ205を省くことも可能
である。
【0068】ここで、入力クロック信号1を判定回路2
03に入力している理由について説明する。ただ単に判
定するだけなら、分周クロック信号4と2進カウンタ上
位ビット出力信号202の排他的NOR回路214の出
力信号を判定結果信号としてもよいのであるが、実際に
は、分周クロック信号4と2進カウンタ上位ビット出力
信号202とには位相のずれが予想される。よって、入
力クロック信号1の“L”期間中の排他的NOR回路2
14の出力信号を判定結果信号とすることで安定して判
定できるようにしているのである。
【0069】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の半導体集積回路
装置によれば、分周クロック信号を入力クロック信号に
よってシフトするシフトレジスタと、このシフトレジス
タの各段よりそれぞれ出力されるデータ出力信号の状態
の組み合わせを基にPLL回路が正常に動作しているか
否かを判定し、判定結果信号を外部へ出力する判定回路
とを半導体集積回路装置に内蔵したので、半導体集積回
路装置の内部でPLL回路が正常に動作しているか否か
を判定し、判定結果信号を半導体集積回路装置の外部へ
出力することができる。その結果、判定結果信号をPL
L回路の発振安定後から一定期間モニタすることによっ
て、測定器のノイズの影響に関係なく安定してPLL回
路の検査を行うことができる。
【0070】本発明の請求項2記載の半導体集積回路装
置によれば、判定回路から出力される判定結果信号を保
持する判定保持回路を半導体集積回路装置に内蔵したの
で、判定結果信号としての異常信号に対してストローブ
(タイミング)を合わせる必要が無く、容易に外部より
検出することが可能である。
【0071】本発明の請求項3記載の半導体集積回路装
置によれば、請求項1または2記載の半導体集積回路装
置と同様の効果を奏する。
【0072】本発明の請求項4記載の半導体集積回路装
置によれば、PLL回路の発振安定後にクロック入力信
号をカウントするカウンタと、PLL回路の発振安定後
における分周クロック信号と入力クロック信号とカウン
ト出力信号との各状態の組み合わせを基にPLL回路が
正常に動作しているか否かを判定し、判定結果信号を外
部へ出力する判定回路とを半導体集積回路装置に内蔵し
たので、半導体集積回路装置の内部でPLL回路が正常
に動作しているか否かを判定し、判定結果信号を半導体
集積回路装置の外部へ出力することができる。その結
果、判定結果信号をPLL回路の発振安定後から一定期
間モニタすることによって、測定器のノイズの影響に関
係なく安定してPLL回路の検査を行うことができる。
【0073】本発明の請求項5記載の半導体集積回路装
置によれば、判定回路から出力される判定結果信号を保
持する判定保持回路を半導体集積回路装置に内蔵したの
で、判定結果信号としての異常信号を半導体集積回路装
置の外部へ出力し続けることができ、たとえ異常信号が
断続的にしか出力されない場合にも、異常信号に対して
タイミングを合わせる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるPLL回路
の検査用回路を有した半導体集積回路装置の構成を示す
回路図である。
【図2】入力クロック信号と分周クロック信号とシフト
レジスタの格段のデータ出力信号とのタイミングチャー
トである。
【図3】第1の実施の形態および第2の実施の形態にお
いて、PLL回路が正常に動作しているか否かを判定す
る判定回路を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるPLL回路
の検査用回路を有した半導体集積回路装置の構成を示す
回路図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるPLL回路
の検査用回路を有した半導体集積回路装置の構成を示す
回路図である。
【図6】入力クロック信号と、発振安定待ち解除信号
と、2進カウンタ回路の2ビットデータと、2進カウン
タ上位ビット出力信号と、分周クロック信号とのタイミ
ングチャート図である。
【図7】2進カウンタ回路の2ビットデータの状態と、
分周クロック信号の状態を示した状態遷移図である。
【図8】第3の実施の形態において、PLL回路が正常
に動作しているか否かを判定する判定回路の構成を示す
回路図である。
【図9】第2の実施の形態および第3の実施の形態にお
いて、PLL回路の発振が安定した後発振安定待ち解除
信号を出力する発振安定待ち解除信号発生回路の構成を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力クロック信号 2 PLL出力クロック信号 3 内部分周クロック信号 4 分周クロック信号 5,6,7,8 シフトレジスタの各Dフリップフロ
ップ 9 Dフリップフロップ5のデータ出力信号 10 Dフリップフロップ6のデータ出力信号 11 Dフリップフロップ7のデータ出力信号 12 Dフリップフロップ8のデータ出力信号 13 判定結果信号 14 排他的OR回路 15 排他的OR回路 16 AND回路 30 半導体集積回路装置 31 PLL回路 32 分周器 33 内部回路 34 判定回路 101 発振安定待ち解除信号発生回路 102 発振安定待ち解除信号 103 セットリセットフリップフロップ 104 判定結果信号 200 分周器 201 2進カウンタ回路 202 2進カウンタ上位ビット出力信号 203 判定回路 204 判定結果信号 205 セットリセットフリップフロップ 206 判定結果信号 214 排他的NOR回路 215 AND回路 220 カウンタ回路 221 NOT回路 222 AND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03L 7/08 H03L 7/08 H Fターム(参考) 2G032 AA00 AG07 AK11 AK19 AL00 5B048 AA20 DD10 EE02 5B079 BC02 DD03 DD13 DD17 DD20 5J056 AA00 BB32 BB60 CC00 CC14 CC17 CC18 FF08 KK01 5J106 AA04 CC52 DD17 DD39 DD46 EE07 FF07 KK32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号を入力とするPLL回
    路と、 前記PLL回路より出力されたPLL出力クロック信号
    を分周する分周器と、前記分周器より出力された分周ク
    ロック信号をデータ入力とし、前記入力クロック信号を
    クロック入力とするシフトレジスタと、 前記入力クロック信号に同期して前記シフトレジスタの
    各段よりそれぞれ出力されるデータ出力信号を入力と
    し、前記各データ出力信号の状態の組み合わせを基に前
    記PLL回路が正常に動作しているか否かを判定し、判
    定結果信号を外部へ出力する判定回路とを備えた半導体
    集積回路装置。
  2. 【請求項2】 リセット信号によりリセットされ、判定
    結果信号によってPLL回路が正常に動作しないことが
    示されるとセットされる判定保持回路をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 シフトレジスタが縦続接続された複数個
    のフリップフロップからなることを特徴とする請求項1
    または2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 入力クロック信号を入力とするPLL回
    路と、 前記PLL回路より出力されたPLL出力クロック信号
    を分周する分周器と、前記クロック入力信号をカウント
    入力とし、前記PLL回路の発振安定後にカウントを開
    始するカウンタと、 前記PLL回路の発振安定後に前記分周器より出力され
    た分周クロック信号と前記入力クロック信号と前記カウ
    ンタより出力されたカウント出力信号とを入力とし、前
    記分周クロック信号と前記入力クロック信号と前記カウ
    ント出力信号との各状態の組み合わせを基に前記PLL
    回路が正常に動作しているか否かを判定し、判定結果信
    号を外部へ出力する判定回路とを備えた半導体集積回路
    装置。
  5. 【請求項5】 リセット信号によりリセットされ、判定
    結果信号によってPLL回路が正常に動作しないことが
    示されるとセットされる判定保持回路をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US8248169B2 (en) 2009-09-08 2012-08-21 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit and abnormal oscillation detection method for semiconductor integrated circuit
JP5660138B2 (ja) * 2010-10-19 2015-01-28 富士通株式会社 集積回路および試験方法
JPWO2020213334A1 (ja) * 2019-04-17 2020-10-22

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