JP2002036492A - 印刷機 - Google Patents

印刷機

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JP2002036492A
JP2002036492A JP2001117704A JP2001117704A JP2002036492A JP 2002036492 A JP2002036492 A JP 2002036492A JP 2001117704 A JP2001117704 A JP 2001117704A JP 2001117704 A JP2001117704 A JP 2001117704A JP 2002036492 A JP2002036492 A JP 2002036492A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動部材を広範囲にわたって移動させること
が容易にできる印刷機を提供する。 【解決手段】 先端を下方と上方とに移動できるように
本体フレーム1側に基端を揺動可能に支持されたL字型
の支持アーム12と、他端を上方と下方とに移動できる
ように支持アーム12の先端に一端を揺動可能に支持さ
れた支持フレーム13とを備えた印刷機において、先端
を下方と上方とに移動できるように本体フレーム1側に
基端を揺動可能に支持された揺動アーム22と、揺動ア
ーム22の先端側を上方へ向かう方向へ付勢するガスス
プリング24と、支持フレーム13に取り付けられた係
合ピン25と、揺動アーム22に取り付けられて係合ピ
ン25を差し込まれると共に揺動アーム22の先端が上
方位置のときに上方へ向けて開口するように切り欠かれ
た係合溝26aを有する係合部材26とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種胴やインキ装
置等の印刷手段の周囲に設けられるカバーや版交換装置
などのような移動部材を備えた印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機においては、各種胴やインキ装置
等の印刷手段の保守点検等を可能にするため、これら印
刷手段の周囲のカバーや版交換装置などのような部材を
移動可能に設けて当該印刷手段の周囲を開放できるよう
にしている。このような移動部材は、重量が大きく、移
動させるのにかなりの労力を要してしまう。
【0003】このため、例えば、特開平4−28425
2号公報等では、印刷機のフレームの上端に基端側を回
動可能に連結したL字型をなすアームの先端側に安全カ
バーの垂直バーの上端側を回動可能に連結し、上記アー
ムの基端側を油圧シリンダで回動させて安全カバーを垂
直状態で上昇させることにより、安全カバーを容易に移
動させることができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−284252号公報等に開示された印刷機では、安
全カバーを垂直状態のままで上昇させているため、イン
キ装置や給水装置などのような上方の印刷手段の周囲ま
でも開放することができず、上方の印刷手段の保守点検
作業が容易ではなかった。
【0005】このようなことから、本発明は、移動部材
を広範囲にわたって移動させることが容易にできる印刷
機を提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による印刷機は、第一の位置と第二の位
置とに移動できるように本体フレーム側に揺動可能に支
持された第一の移動部材と、第三の位置と第四の位置と
に移動できるように前記第一の移動部材に揺動可能に支
持された第二の移動部材とを備えた印刷機において、前
記第二の移動部材を前記第四の位置へ向かう方向へ付勢
する付勢手段と、前記第二の移動部材と前記付勢手段と
の間に設けられ、当該第二の移動部材が前記第三の位置
と前記第四の位置との間を移動する際には当該第二の移
動部材側と当該付勢手段側とを連結し、前記第一の移動
部材が前記第一の位置と前記第二の位置との間を移動す
る際には当該第二の移動部材側と当該付勢手段側との連
結を解除する連結手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】上述した印刷機において、前記連結手段と
前記付勢手段との間を連結し、第五の位置と第六の位置
とに移動できるように前記本体フレーム側に揺動可能に
設けられた揺動部材を備えたことを特徴とする。
【0008】上述した印刷機において、前記連結手段
が、係合溝を有する係合部材と、前記係合部材の前記係
合溝に差し込まれる係合ピンとを備えてなることを特徴
とする。
【0009】上述した印刷機において、前記係合ピンが
前記第二の移動部材側に取り付けられる一方、前記係合
部材が前記揺動部材側に取り付けられると共に、前記係
合部材の前記係合溝が、前記揺動部材が前記第六の位置
のときに前記第一の移動部材の前記第一の位置から前記
第二の位置への移動方向へ開口するように切り欠かれて
いることを特徴とする。
【0010】上述した印刷機において、前記係合ピンが
前記揺動部材側に取り付けられる一方、前記係合部材が
前記第二の移動部材側に取り付けられると共に、前記係
合部材の前記係合溝が、前記揺動部材が前記第六の位置
のときに前記第一の移動部材の前記第二の位置から前記
第一の位置への移動方向へ開口するように切り欠かれて
いることを特徴とする。
【0011】上述した印刷機において、版胴に対する版
の供給および当該版胴からの版の排出のうちの少なくと
も一方を行う版交換手段を前記第二の移動部材が有して
いることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による印刷機の実施の形態
を図面を用いて次に説明するが、本発明はこれらの実施
の形態に限定されるものではない。
【0013】[第一番目の実施の形態]本発明による印
刷機の第一番目の実施の形態を図1〜8を用いて説明す
る。図1は、要部の概略構成図、図2は、図1の矢線II
方向からみた図、図3は、図2の矢線 III方向からみた
図、図4は、図1の矢線IV部の抽出拡大図、図5は、図
4の矢線V方向からみた図、図6は、版胴やゴム胴の保
守点検等を行う場合の説明図、図7は、インキ装置や給
水装置の保守点検等を行う場合の説明図、図8は、図7
の状態から図6の状態に戻す場合の説明図である。
【0014】図1に示すように、印刷機の左右の本体フ
レーム1の内側には、版胴2が設けられている。版胴2
の下方側には、ゴム胴3が対接している。版胴2の上方
側には、インキ装置や給水装置のローラ群4が対接して
いる。
【0015】図1,2に示すように、左右の本体フレー
ム1の上部の前記胴2,3の軸心方向一方側には、支柱
11が立設されており、当該支柱11は、対をなす他方
側の図示しない本体フレーム1にも立設されている。こ
れら支柱11の上端には、第一の移動部材であるL字型
をなす支持アーム12の基端が前記胴2,3と同一方向
の軸回りで揺動できるように支点ピン11aを介してそ
れぞれ連結されており、当該支持アーム12は、その先
端を第一の位置である下方と第二の位置である上方とに
移動させることができるようになっている。
【0016】前記各支持アーム12の先端側には、支持
フレーム13の一端側が支点ピン12aを介してそれぞ
れ揺動可能に支持されており、当該支持フレーム13
は、支持アーム12の先端側が下方(第一の位置)に位
置しているときに、他端側を下方へ向けた位置(第三の
位置)と上方へ向けた位置(第四の位置)とに移動でき
るようになっている。
【0017】前記各支持フレーム13には、版胴2に対
する版の供給および版胴2からの版の排出を行う版交換
手段である版交換装置14とカバープレート15とが取
り付けられており、支持アーム12の先端側が下方(第
一の位置)に位置すると共に支持フレーム13の他端側
が下方(第三の位置)に位置するときに、対をなす前記
本体フレーム1間の少なくとも一部を覆い、支持フレー
ム13の他端側が上方(第四の位置)に位置したり支持
アーム12の先端側が上方(第二の位置)に位置すると
きに、当該本体フレーム1間を開放することができるよ
うになっている。
【0018】このような支持フレーム13、版交換装置
14、カバープレート15などにより、本実施の形態で
は第二の移動部材を構成し、第一の移動部材である支持
アーム12や上記第二の移動部材などにより移動部材を
構成している。
【0019】前記支持アーム12の先端には、連結ピン
16が前記軸心方向に沿って移動できるように貫通して
おり、当該連結ピン16は、本体フレーム1側の先端を
支持アーム12から突出させるようにばね等により当該
本体フレーム1側へ向かって付勢されている。一方、本
体フレーム1には、上記連結ピン16を着脱可能に嵌合
される連結部材17が取り付けられている。
【0020】つまり、支持アーム12は、連結ピン16
が連結部材17に差し込まれることにより揺動を規制さ
れ、連結ピン16が連結部材17から抜き出されること
により基端を中心にして揺動することができるようにな
っているのである。
【0021】前記支持フレーム13の他端側には、ノブ
18aの回転により本体フレーム1側に対してピン18
bを出没させる連結具18が設けられている。一方、本
体フレーム1には、上記連結具18のピン18bを着脱
可能に嵌合される連結部材19が取り付けられている。
【0022】つまり、支持フレーム13は、連結具18
のノブ18aを回転させてピン18bが連結部材19に
差し込まれることにより揺動を規制され、連結具18の
ピン18bが連結部材19から抜き出されることにより
支持アーム12の先端側に対して一端側を中心にして揺
動することができるようになっているのである。
【0023】図1〜3に示すように、前記本体フレーム
1には、前記胴2,3の軸心方向へ軸心を向けた支持軸
21がブラケット20を介して回動可能に取り付けられ
ており、当該支持軸21は、前記連結ピン16が前記連
結部材17に嵌合している状態において、その軸心が前
記支点ピン12aの軸心と一致する位置に設定されてい
る。この支持軸21には、揺動部材である揺動アーム2
2の基端が連結支持されており、当該揺動アーム22
は、その先端を下方に向けた位置(第五の位置)と上方
に向けた位置(第六の位置)とに移動させることができ
るようになっている。
【0024】前記本体フレーム1の上記支持軸21より
も下方側には、支持ビーム23が突設されている。支持
ビーム23の先端側には、付勢手段であるガススプリン
グ24の一端側が揺動可能に連結されている。ガススプ
リング24の他端側は、前記揺動アーム22の前記支持
軸21寄りに揺動可能に連結支持されている。
【0025】つまり、ガススプリング24は、揺動アー
ム22の長手方向が上下方向に沿っている状態のときに
は、当該揺動アーム22の先端側を下方(第五の位置)
へ向ける方向へ当該揺動アーム22を付勢し、揺動アー
ム22の長手方向が上下方向に対して所定角度以上で交
差する状態のときには、下死点を越えて揺動アーム22
の先端側を上方(第六の方向)へ向ける方向へ当該揺動
アーム22を付勢するようになっているのである。
【0026】前記支持フレーム13の前記胴2,3の軸
心方向外側の面、言い換えれば、前記揺動アーム22と
の対向面には、係合ピン25が突設されている。一方、
揺動アーム22の前記胴2,3の軸心方向内側、言い換
えれば、前記支持フレーム13との対向側には、上記係
合ピン25と着脱可能に嵌合するU字状に切り欠かれた
係合溝26aを有する係合部材26が突設されており、
当該係合部材26は、当該係合溝26aの切欠口が揺動
アーム22の先端側に向けられている。
【0027】つまり、係合部材26は、支持フレーム1
3の他端側が下方(第三の位置)に位置しているときに
は係合溝26aの切欠口を下方へ向けるように配向し、
支持フレーム13の他端側が上方(第四の位置)に位置
しているときには揺動アーム22の揺動に伴って係合溝
26aの切欠口を上方(支持アーム12の第一の位置か
ら第二の位置への移動方向)へ向けるように配向するよ
うになっているのである。
【0028】このような係合ピン25、係合部材26な
どにより、本実施の形態では連結手段を構成している。
【0029】また、図1,2に示すように、支持アーム
12の基端と先端との間には、先端に係合穴27aを形
成された支持プレート27の基端が揺動可能に連結され
ている。
【0030】つまり、前記支持フレーム13の他端側を
上方へ移動させるように前記支点ピン12aを中心にし
て当該支持フレーム13を揺動させたときに、当該支持
プレート27を揺動して当該支持プレート27の先端を
支持フレーム13の他端側へ接近させて、当該支持プレ
ート27の係合穴27aに前記連結具18のピン18b
を差し込むことにより、当該支持プレート27を介して
支持フレーム13の他端側を支持アーム12に対して固
定保持することができるようになっているのである(図
6参照)。
【0031】なお、図1,2中、28は支持アーム12
に突設されて支持プレート27の揺動位置を規定する止
めピン、29は支持アーム12に取り付けられて止めピ
ン28で揺動を規制された支持プレート27をその位置
に保持するプランジャである。
【0032】一方、図1,4,5に示すように、支持ア
ーム12の基端寄りには、第一のリンク部材である第一
のリンクプレート30の一端側が支点ピン30aを介し
て揺動可能に連結されている。第一のリンクプレート3
0の他端側には、第二のリンク部材である第二のリンク
プレート31の一端側が連結ピン32を介して揺動可能
に連結されている。第二のリンクプレート31の他端側
は、本体フレーム1の上部に支点ピン31aを介して連
結されている。また、前記支柱11には、突出部となる
前記連結ピン32の軸端の周面に着脱可能に係合できる
係合部である係合溝33aを先端側に形成した支持レバ
ー33の基端側が揺動可能に連結されている。
【0033】つまり、支持アーム12の先端側を下方
(第一の位置)から上方(第二の位置)へ移動させるよ
うに当該支持アーム12を前記支点ピン11aを中心に
揺動させると、第一のリンクプレート30の一端と第二
のリンクプレート31の他端との間隔が広がって連結ピ
ン32が上方へ移動していき、当該連結ピン32の軸端
(突出部)の周面が支持レバー33の下部周縁端面に接
触して摺動しながら当該支持レバー33の先端側を上方
へ移動させるように当該支持レバー33を揺動させて、
当該支持レバー33の前記係合溝33a内に前記連結ピ
ン32の軸端側が嵌まり込み、支持レバー33が連結ピ
ン32、リンクプレート30,31、支点ピン30a,
31aを介して支持アーム12の先端側を上方(第二の
位置)に位置させた状態で当該支持アーム12を保持す
ることができるようになっているのである(図4,7参
照)。
【0034】このような本実施の形態では、第一のリン
クプレート30、第二のリンクプレート31、連結ピン
32などによりリンク部材を構成し、連結ピン32の軸
端(突出部)、支持レバー33の係合溝33a(係合
部)などにより係合手段を構成している。
【0035】また、前記支柱11には、プランジャ34
が取り付けられている。支持レバー33の基端側には、
上記プランジャ34と係合する延設部33bが形成され
ている。支持レバー33の先端には、ハンドル35が取
り付けられている。
【0036】つまり、支持レバー33が連結ピン32等
を介して支持アーム12を保持している状態において、
ハンドル35を持って支持レバー33の先端側をさらに
上方へ移動させるように当該支持レバー33を揺動させ
ると、支持レバー33の係合溝33aから連結ピン32
が外れて支持アーム12の保持が解除されると共に、支
持レバー33の延設部33bが前記プランジャ34を乗
り越えて当該プランジャ34で保持され、当該支持レバ
ー33をその位置のままで保持することができるように
なっているのである(図8参照)。
【0037】このような延設部33b、プランジャ34
などにより、本実施の形態では保持手段を構成してい
る。
【0038】また、前記リンクプレート30の一端側と
他端側との間には、押しピン36が突設されている。支
持レバー33の先端側には、上記押しピン36と当接す
る受け板37が取り付けられている。
【0039】つまり、前記プランジャ34が支持レバー
33の延設部33bを保持している状態において、支持
アーム12の先端側を上方(第二の位置)から下方(第
一の位置)に移動させるように当該支持アーム12を揺
動させると、当該支持アーム12の当該揺動に伴って支
点ピン30aおよびリンクプレート30を介して押しピ
ン36が下方へ移動し、前記受け板37に当接して当該
受け板37を介して支持レバー33の先端側を押し下
げ、当該支持レバー33の前記延設部33bがプランジ
ャ34を乗り越えて当該プランジャ34による保持から
開放されることにより、支持アーム12の揺動と共に支
持レバー33も揺動させることができるようになってい
るのである(図8参照)。
【0040】このような押しピン36、受け板37など
により、本実施の形態では解除手段を構成している。
【0041】このような構造をなす印刷機において、版
胴2やゴム胴3などのような下方の印刷手段の保守点検
等を行う場合には、連結具18のノブ18aを回転させ
てピン18bを連結部材19から外した後、支持フレー
ム13の他端側を下方(第三の位置)から上方(第四の
位置)へ移動させるように当該支持フレーム13を揺動
させると、係合ピン25、係合部材26を介して揺動ア
ーム22も先端を下方(第五の位置)から上方(第六の
位置)へ移動させるように揺動する。
【0042】このとき、ガススプリング24が当初にお
いては支持フレーム13の当該揺動に抗するように揺動
アーム22を付勢するものの、揺動アーム22がある程
度にまで揺動してガススプリング24の下死点を超える
と、当該ガススプリング24が支持フレーム13の当該
揺動を加勢するように揺動アーム22を付勢し始める。
【0043】このようにして支持フレーム13の他端側
を上方(第四の位置)に移動させるように当該支持フレ
ーム13を揺動させたら、支持プレート27をプランジ
ャ29から外すように揺動させ、前記連結具18のノブ
18aを回転させてピン18bを支持プレート27の係
合穴27aに係合させることにより、支持フレーム13
の他端側を上方に位置させた状態で当該支持フレーム1
3を保持することができる(図6参照)。
【0044】このため、支持フレーム13の他端側を上
方に位置させることが容易にでき、少ない労力で版胴2
やゴム胴3の周囲を開放することができる。
【0045】続いて、インキ装置や給水装置等のローラ
群4などのような上方の印刷手段の保守点検等を行う場
合には、連結ピン16を連結部材17から外すと共に、
支持アーム12の先端側を上方(第二の位置)へ移動さ
せるように支点ピン11aを中心に当該支持アーム12
を揺動させると、揺動アーム22が先端側を上方(第四
の位置)へ向けるように揺動していることから、係合部
材26が係合溝26aの切欠口を上方側(支持アーム1
2の第一の位置から第二の位置への移動方向)へ向ける
ように配向しているため、係合ピン25が係合部材26
の係合溝26aから外れ、支持フレーム13や版交換装
置14やカバープレート15などのような移動部材を本
体フレーム1の上方に移動させることができる(図7参
照)。
【0046】このとき、支持アーム12の上記揺動に伴
って、支点ピン30a,31a、リンクプレート30,
31を介して連結ピン32が円弧を描くように上昇しな
がら支持レバー33を持ち上げ、当該支持レバー33の
係合溝33a内に嵌まり込むため、支点ピン30a,3
1a、リンクプレート30,31、連結ピン32、支持
レバー33を介して支持アーム12をその状態(第四の
位置)のままで固定保持することができる。
【0047】このため、上記移動部材を本体フレーム1
の上方に容易に移動させることができ、上方の印刷手段
の保守点検等を行うことが容易にできると共に、上記移
動部材の本体フレーム1の上方への移動操作と同時に当
該移動部材を所定の位置で固定保持することが自動的に
できるので、保守点検の前作業にかかる手間を簡略化す
ることができ、作業効率を向上させることができる。
【0048】次に、保守点検作業等を終えたら、ハンド
ル35を持ち上げて支持レバー33を上方へ揺動させる
と、支持レバー33の係合溝33aから連結ピン32が
外れると共に、支持レバー33の延設部33bがプラン
ジャ34を乗り越えて当該プランジャ34で保持され、
当該支持レバー33がその位置(保持解除位置)で保持
されるため、支持アーム12の先端側を下方に移動させ
るように当該支持アーム12を揺動することができ、支
持アーム12を当初の状態に戻すことができる。
【0049】このとき、支持アーム12の先端側の上方
(第二の位置)から下方(第一の位置)への移動に伴っ
て、押しピン36が下方へ移動して受け板37を介して
支持レバー33の先端側を押し下げ、支持レバー33の
前記延設部33bがプランジャ34を乗り越えて当該プ
ランジャ34による保持が解除されるため、支持アーム
12の移動と同時に支持レバー33を揺動させることが
でき、支持レバー33を当初の状態に戻すことが自動的
にできる。
【0050】さらに、先に説明した準備作動と逆の手順
を行うことにより、すべての部材を当初の状態に戻すこ
とができる。
【0051】したがって、このような印刷機によれば、
移動部材を広範囲にわたって移動することが容易にでき
るので、インキ装置や給水装置などのような上方の印刷
手段の周囲までも開放することができ、上方の印刷手段
の保守点検作業を容易に行うことができる。
【0052】また、支持フレーム13の他端側を下方
(第三の位置)から上方(第四の位置)へ移動させると
きにガススプリング24が当該支持フレーム13の移動
を加勢するように付勢するので、版交換装置14等のよ
うな高重量の移動部材であっても容易に移動させること
ができ、作業者にかかる負担を大幅に削減することがで
きる。
【0053】また、上記移動部材の本体フレーム1の上
方への移動操作と同時に当該移動部材を上方位置で固定
保持することが自動的にできるので、保守点検の前作業
にかかる手間を簡略化することができ、作業効率を向上
させることができる。
【0054】また、ハンドル35を持ち上げて支持レバ
ー33を上方へ揺動させることにより、支持レバー33
の係合溝33aから連結ピン32を外すと同時に、支持
レバー33の延設部33bがプランジャ34を乗り越え
て当該プランジャ34で保持されるので、支持アーム1
2の先端側を下方に移動させるように当該支持アーム1
2を容易に揺動することができ、支持アーム12を当初
の状態に容易に戻すことができる。
【0055】また、支持アーム12の先端側の上方から
下方への移動に伴い、押しピン36が下方へ移動して受
け板37を介して支持レバー33の先端側を押し下げ、
支持レバー33の前記延設部33bがプランジャ34を
乗り越えて当該プランジャ34による保持を解除するこ
とができるので、支持アーム12の移動と同時に支持レ
バー33を揺動させることができ、支持レバー33を当
初の状態に戻すことが自動的にできる。
【0056】[第二番目の実施の形態]本発明による印
刷機の第二番目の実施の形態を図9〜11を用いて説明
する。図9は、要部の概略構成図、図10は、図9の矢
線X方向からみた図、図11は、インキ装置や給水装置
の保守点検等を行う場合の説明図である。ただし、前述
した第一番目の実施の形態の場合と同様な部分について
は、前述した第一番目の実施の形態の説明で用いた符号
と同一の符号を用いることにより、その説明を省略す
る。
【0057】図9,10に示すように、揺動アーム22
の前記胴2,3の軸心方向内側、言い換えれば、支持フ
レーム13との対向側には、係合ピン125が突設され
ている。一方、支持フレーム13の前記胴2,3の軸心
方向外側の面、言い換えれば、揺動アーム22との対向
面には、上記係合ピン125と着脱可能に嵌合するU字
状に切り欠かれた係合溝126aを有する係合部材12
6が突設されており、当該係合部材126は、当該係合
溝126aの切欠口が揺動アーム22の基端側に向けら
れている。
【0058】つまり、係合部材126は、支持フレーム
13の他端側が下方(第三の位置)に位置しているとき
には係合溝126aの切欠口を上方へ向けるように配向
し、支持フレーム13の他端側が上方(第四の位置)に
位置しているときには揺動アーム22の揺動に伴って係
合溝26aの切欠口を下方(支持アーム12の第二の位
置から第一の位置への移動方向)へ向けるように配向す
るようになっているのである。
【0059】すなわち、前述した第一番目の実施の形態
では、支持フレーム13に係合ピン25を設け、揺動ア
ーム22に係合部材26を設けたが、本実施の形態で
は、揺動アーム22に係合ピン125を設け、支持フレ
ーム13に係合部材126を設けるようにしたのであ
る。このような係合ピン125、係合部材126などに
より、本実施の形態では連結手段を構成している。
【0060】このような本実施の形態において、インキ
装置や給水装置等のローラ群4などのような上方の印刷
手段の保守点検等を行う場合には、前述した第一番目の
実施の形態の場合と同様に、支持アーム12の先端側を
上方(第二の位置)へ移動させるように支点ピン11a
を中心に当該支持アーム12を揺動させると、揺動アー
ム22が先端側を上方(第四の位置)へ向けるように揺
動していることから、係合部材126が係合溝126a
の切欠口を下方側(支持アーム12の第二の位置から第
一の位置への移動方向)へ向けるように配向しているた
め、係合ピン125が係合部材126の係合溝126a
から外れ、支持フレーム13や版交換装置14やカバー
プレート15などのような移動部材を本体フレーム1の
上方に移動させることができる(図11参照)。
【0061】したがって、本実施の形態においても、前
述した第一番目の実施の形態の場合と同様な作用効果を
得ることができる。
【0062】[他の実施の形態]なお、前述した各実施
の形態では、版胴2に対する版の供給および版胴2から
の版の排出を行う版交換装置14を支持フレーム13に
取り付けたが、当該版交換装置14に代えて、版胴2に
対する版の供給および版胴2からの版の排出のうちの少
なくとも一方を行う版交換手段を支持フレーム13に取
り付けてもよい。
【0063】また、前述した各実施の形態では、第一の
リンクプレート30と第二のリンクプレート31とを連
結する連結ピン32の端部を支持レバー33の係合溝3
3aに係合させるようにしたが、支持レバーの係合部と
係合する突出部が第一のリンクプレートまたは第二のリ
ンクプレートに設けられていれば、本実施の形態の場合
と同様な効果を得ることができる。しかしながら、本実
施の形態のようにすれば、部材点数を少なくすることが
できるので好ましい。また、支持レバーに突出部を設
け、リンク部材に係合溝(係合部)を設けるようにして
も、本実施の形態の場合と同様に作用して、本実施の形
態の場合と同様な効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明の印刷機によれば、移動部材を広
範囲にわたって移動することが容易にできるので、イン
キ装置や給水装置などのような上方の印刷手段の周囲ま
でも開放することができ、上方の印刷手段の保守点検作
業を容易に行うことができる。
【0065】また、第二の移動部材を第三の位置から第
四の位置へ移動させるときに付勢手段が当該第二の移動
部材の移動を加勢するように付勢するので、第二の移動
部材の重量が大きくても当該第二の移動部材を容易に移
動させることができ、作業者にかかる負担を大幅に削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷機の第一番目の実施の形態の
要部の概略構成図である。
【図2】図1の矢線II方向からみた図である。
【図3】図2の矢線 III方向からみた図である。
【図4】図1の矢線IV部の抽出拡大図である。
【図5】図4の矢線V方向からみた図である。
【図6】版胴やゴム胴の保守点検等を行う場合の説明図
である。
【図7】インキ装置や給水装置の保守点検等を行う場合
の説明図である。
【図8】図7の状態から図6の状態に戻す場合の説明図
である。
【図9】本発明による印刷機の第二番目の実施の形態の
要部の概略構成図である。
【図10】図9の矢線X方向からみた図である。
【図11】インキ装置や給水装置の保守点検等を行う場
合の説明図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 版胴 3 ゴム胴 4 ローラ群 11 支柱 11a 支点ピン 12 支持アーム 12a 支点ピン 13 支持フレーム 14 版交換装置 15 カバープレート 16 連結ピン 17 連結部材 18 連結具 18a ノブ 18b ピン 19 連結部材 20 ブラケット 21 支持軸 22 揺動アーム 23 支持ビーム 24 ガススプリング 25,125 係合ピン 26,126 係合部材 26a,126a 係合溝 27 支持プレート 27a 係合穴 28 止めピン 29 プランジャ 30 第一のリンクプレート 30a 支点ピン 31 第二のリンクプレート 31a 支点ピン 32 連結ピン 33 支持レバー 33a 係合溝 33b 延設部 34 プランジャ 35 ハンドル 36 押しピン 37 受け板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C020 DA11 DA12 2C250 EC01 3J062 AA60 AB27 BA22 CB02 CB17 CB27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の位置と第二の位置とに移動できる
    ように本体フレーム側に揺動可能に支持された第一の移
    動部材と、 第三の位置と第四の位置とに移動できるように前記第一
    の移動部材に揺動可能に支持された第二の移動部材とを
    備えた印刷機において、 前記第二の移動部材を前記第四の位置へ向かう方向へ付
    勢する付勢手段と、 前記第二の移動部材と前記付勢手段との間に設けられ、
    当該第二の移動部材が前記第三の位置と前記第四の位置
    との間を移動する際には当該第二の移動部材側と当該付
    勢手段側とを連結し、前記第一の移動部材が前記第一の
    位置と前記第二の位置との間を移動する際には当該第二
    の移動部材側と当該付勢手段側との連結を解除する連結
    手段とを設けたことを特徴とする印刷機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷機において、 前記連結手段と前記付勢手段との間を連結し、第五の位
    置と第六の位置とに移動できるように前記本体フレーム
    側に揺動可能に設けられた揺動部材を備えたことを特徴
    とする印刷機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷機において、 前記連結手段が、 係合溝を有する係合部材と、 前記係合部材の前記係合溝に差し込まれる係合ピンとを
    備えてなることを特徴とする印刷機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の印刷機において、 前記係合ピンが前記第二の移動部材側に取り付けられる
    一方、前記係合部材が前記揺動部材側に取り付けられる
    と共に、 前記係合部材の前記係合溝が、前記揺動部材が前記第六
    の位置のときに前記第一の移動部材の前記第一の位置か
    ら前記第二の位置への移動方向へ開口するように切り欠
    かれていることを特徴とする印刷機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の印刷機において、 前記係合ピンが前記揺動部材側に取り付けられる一方、
    前記係合部材が前記第二の移動部材側に取り付けられる
    と共に、 前記係合部材の前記係合溝が、前記揺動部材が前記第六
    の位置のときに前記第一の移動部材の前記第二の位置か
    ら前記第一の位置への移動方向へ開口するように切り欠
    かれていることを特徴とする印刷機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の印刷
    機において、 版胴に対する版の供給および当該版胴からの版の排出の
    うちの少なくとも一方を行う版交換手段を前記第二の移
    動部材が有していることを特徴とする印刷機。
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