JP2002036132A - ねじ締め装置 - Google Patents

ねじ締め装置

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JP2002036132A
JP2002036132A JP2000227275A JP2000227275A JP2002036132A JP 2002036132 A JP2002036132 A JP 2002036132A JP 2000227275 A JP2000227275 A JP 2000227275A JP 2000227275 A JP2000227275 A JP 2000227275A JP 2002036132 A JP2002036132 A JP 2002036132A
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bit shaft
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ねじ締め装置に関し、露出するねじをねじ頭の
表面に傷をつけることなく確実且つ効率的なねじ締めを
実現して生産性の向上を図る。 【解決手段】 三次元方向に移動し得るねじ締め機装着
具と該ねじ締め機装着具に装着されるねじ締め機を含む
ねじ締め装置であって、前記ねじ締め機6を、駆動機構
部21と、該駆動機構部の主回転軸に追従して回転する
副回転軸213に根本側で着脱可能に接続されるビット
軸22と、前記副回転軸を囲んだ状態で前記駆動機構部
に固定される吸気ポート付のビット軸ホルダ完成体61
と、先端に前記ねじ頭を吸着する凹の段差面232dを
有し前記ビット軸を囲んだ状態で前記ビット軸ホルダ完
成体に前後進可能に装着されるねじホルダ完成体63と
を含んでなり、前記ねじホルダ完成体を前記ビット軸ホ
ルダ完成体に対して回転可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はねじ締め装置の構成
に係わり、特にねじ頭の表面に傷をつけることなく確実
且つ効率的なねじ締めを実現して生産性の向上を図った
ねじ締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9はねじ締め装置としての全体構成を
示す概略図であり、図10は図9における従来のねじ締
め機の構成を説明する図、図11は図10における駆動
機構部を説明する図、図12は図11の減速機付モータ
を説明する図、図13は図11の駆動部筐体を説明する
図、図14は図11における副回転軸を説明する図、図
15は図11のビット軸着脱具を説明する図、図16は
図11の駆動機構部への組立手順を説明する図、図17
は図10におけるビット軸を説明する図、図18は図1
0におけるビット軸ホルダ完成体を説明する図、図19
は図18のねじホルダケースを説明する図、図20は図
18のねじホルダを説明する図、図21は図10のねじ
締め機への組立手順を説明する図、図22は図10のね
じ締め機での作用を問題点を含めて説明する図である。
【0003】ねじ締め装置の一例を示す図9で、(a)
は全体斜視図、(b)は(a)の側面図である。
【0004】図でねじ締め装置1は、図示されない基盤
に固定されたX−Yステージ11と該X−Yステージ上
に固定された昇降機構部12と該昇降機構部の一部をな
すねじ締め機装着具121に固定されるねじ締め機2と
で構成されている。
【0005】そして上記昇降機構部12は、周面の一面
に上下方向のあり溝122aを備えて上記X−Yステー
ジ11に立設された角柱122bの上端に上記あり溝形
成面側に延びる天板122cを備えた側面視がほぼ逆L
形をなす筐体122と、モータ123aとその回転軸に
繋がる送りねじ123bとからなり該送りねじ123b
があり121aと平行するように上記天板122cに装
着されるねじ送り機構123と、上記あり溝122aに
嵌合する上記あり121aと上記送りねじに嵌合する雌
ねじ121bとを備えた側面視逆L形の上記ねじ締め機
装着具121とを有してなるものである。
【0006】なお、上記昇降機構部12は図示されない
制御部に繋がるX−Yステージ11の動作で二次元方向
に移動し得ると共に、上記ねじ締め機装着具121ひい
ては上記ねじ締め機2は図示されない制御装置からの信
号による上記モータ123aの作動に追従する上記送り
ねじ123bの回転で上記角柱122bに対して上下方
向に移動し得るようになっている。
【0007】従って、図示されない制御部から所定の信
号を投入することで上記ねじ締め機2をX,Y,Zの三
次元方向に移動させることができる。
【0008】上記ねじ締め機2の全体的な構成を示した
図10で、従来のねじ締め機2は、図示されない制御部
に繋がる駆動機構部21と、該駆動部における副回転軸
213に着脱自在に装着されるねじ穴対応ビット付の軸
(以下文中ではビット軸とする)22と、該ビット軸の
周囲をカバーした状態で上記駆動機構部21に固定され
るビット軸ホルダ完成体23とからなる。
【0009】そして上記駆動機構部21は、図11の全
体断面図(a)と部分拡大図(b)に示す如く、図示さ
れない上記制御部に繋がる減速機付モータ211と、該
減速機付モータを位置決めして収容する筐体212と、
上記減速機付モータの主回転軸211aに連結した状態
で上記筐体に位置決めされる回転自在な副回転軸213
と、該副回転軸をその軸方向に付勢する第1のコイルば
ね214と、上記副回転軸の周面での嵌合で軸方向に移
動可能に該副回転軸に装着されるビット軸着脱具215
と、該ビット軸着脱具を一方向に付勢する第2のコイル
ばね216と、前記ビット軸22の上記副回転軸213
に対する着脱の容易化を実現するために該副回転軸21
3に装着される半円状に曲げられたワイヤ217と、上
記ビット軸着脱具215の移動範囲を規制するワッシャ
218及びCリング219とからなるものである。
【0010】ここで上記各構成部材の内の主要なものを
図12乃至図15で先に説明する。
【0011】上記減速機付モータ筐体を説明する図12
で、(a)は側面図、(b)はその正面図である。
【0012】図12で減速機付モータ211は、信号線
211aで図示されない制御部に繋がるモータとその回
転速度を所定値まで落とす減速機とが一体に纏められて
いるものであり、その回転軸(以下主回転軸とする)2
11bの先端は直径方向のすり割り211cで二分割さ
れた径を細めた(以下縮径化とする)領域211dに形
成されている。
【0013】上記筐体を説明する図13で、(a)は中
心軸で切断視した側面図であり、(b)はその正面図で
ある。
【0014】図13で上記筐体212は、上記減速機付
モータ211が収容し得る大きさを持つ筒状のモータ収
容部212aの片側の開口側に底板部212bを介して
該モータ収容部より径の小さい筒状部212cを設けた
本体212-1と、該本体の他方の開口側を閉じる蓋板2
12-2と、上記本体212-1の上記筒状部212cの両
側開口部のそれぞれに圧入等の手段で固定される2個の
フランジ付ボールベアリングAとからなるものである。
【0015】なお上記減速機付モータ211の前記縮径
化領域211dの径は、該各フランジ付ボールベアリン
グAのインナーリングの内径にほぼ対応するように設定
されている。
【0016】そして上記本体212-1の他方の開口側に
は、上記減速機付モータ211を該開口側からの挿入で
位置決めできる段差面212dが設けられている。
【0017】なお上記蓋板212-2に設けられている孔
212eは、前記減速機付モータ211の信号線211
aを通すためのものである。
【0018】そこで、上記2個のフランジ付ボールベア
リングAを、それぞれのフランジが上記筒状部212c
の両端面と当接するまで該筒状部212cの両側に圧入
すると共に上記蓋板212-2を本体212-1にねじ止め
等の手段で固定することで、該各フランジ付ボールベア
リングAが固定された筐体212を図示のように構成す
ることができる。
【0019】かかる筐体212では、上記2個のフラン
ジ付ボールベアリングAそれぞれのインナーリングの内
径に合致する軸を挿通することで、該軸を軸振れなく筐
体212に対して回転自在に装着することができる。
【0020】上記副回転軸を説明する図14で、(a)
は一部断面視した正面図であり、(b)はその側面図、
(c)は(b)の平面図である。
【0021】図で前記主回転軸211bに繋げる回転軸
(以下副回転軸とする)213は、上記フランジ付ボー
ルベアリングAのインナーリングの内径に合致する径を
有するものであり、その一端には前記すり割り211c
に嵌合する厚さの突出部213aとフランジ213bが
形成され、また他端側は端部近傍にCリングを嵌め込む
ための溝213cを備えた縮径領域213dに形成され
ているものである。
【0022】また該副回転軸213には、前記ビット軸
22の径に対応する径で最奥部が該穴をほぼ二分した半
円領域ずつの段差面213eに形成された穴213fが
上記他端側を開口として形成されていると共に、該穴形
成領域の長手方向ほぼ中間位置には該副回転軸を周面か
らほぼ直径位置まで切り込んだ切り込み213gが形成
されているが、該切り込み213gの幅“a1 ”は該穴
213f形成領域での壁面厚さ“a2 ”より大きくなる
ように設定されている。
【0023】なお上記の段差面213eは、例えば通常
の放電加工技術等によって容易に形成することができ
る。
【0024】また上記第1のコイルばね214は、その
巻径が上記副回転軸213ひいては上記減速機付モータ
211の縮径化領域にほぼ対応するように形成され、常
時上記副回転軸213を押し付けるようになっている。
【0025】上記ビット軸着脱具を説明する図15で、
(a)は一部断面視した側面図であり、(b)はその正
面図である。
【0026】図で上記ビット軸着脱具215は、上記副
回転軸213における縮径部213dの径に対応する内
径領域215aを有するリング状で、外面215bの一
端側に該外面から突出するフランジ215cが端面側に
面取り215c′を備えて形成され、更に上記内径領域
215aは該フランジ側の端部近傍領域に拡径領域21
5dを備えている。
【0027】なお、該ビット軸着脱具215の長さ“b
1 ”は上記副回転軸213における縮径部213dの長
さ“b2 ”より充分短く設定されている。
【0028】また上記第2のコイルばね216は、その
巻径が上記ビット軸着脱具215の外面215bにほぼ
対応するように形成され、また自然態での長さは上記副
回転軸213における縮径部213dの長さすなわち上
記“b2 ”を越えるように設定され常時上記ビット軸着
脱具215を押し付けるようになっている。
【0029】更に上述した半円状に曲げられたワイヤ2
17は、そのワイヤ径が上記副回転軸213における上
記壁面厚さ“a2 ”よりわずかに大きくるように設定さ
れていると共に曲げの曲率は該副回転軸213の径にほ
ぼ対応している。
【0030】従って該ワイヤ217を、副回転軸213
で説明した切り込み213gの中に位置させることがで
きる。
【0031】また、上記ワッシャ218はその内径が上
記副回転軸213の縮径部213dに対応しているもの
であり、また上記Cリング219は該副回転軸213の
溝213cに装着されるものである。
【0032】そこで先ず、図16の矢印の如く筐体2
12における本体212-1の各フランジ付ボールベアリ
ングAに上記副回転軸213を溝213c側から挿通せ
しめてそのフランジ213bの該ボールベアリングAへ
の当接で該副回転軸213を筐体212に対して回転自
在に装着するが、この時点で該副回転軸213の上記溝
側の先端域は破線で示す状態になる。
【0033】次いで、該副回転軸上部の突出部213a
領域に前記第1のコイルばね214を装着した後、上述
した減速機付モータ211を矢印のように主回転軸側
から筐体212-1に挿入し、そのすり割り211cと上
記副回転軸213の突出部213aを嵌合させた状態で
該減速機付モータを筐体の段差面212dで位置決めし
て例えば図示されないねじ等で該モータを固定するが、
この時点で上記主回転軸211bと副回転軸213とは
図10の円内図(a)に示す如くすり割り211cの領
域と副回転軸213の突出部領域との間に隙間ができる
ようになっている。
【0034】その後、孔212eに信号線211aを貫
通させた上記蓋板212-2を矢印の如く筐体212-1
に装着し、例えば図示されないねじ等で両者を固定す
る。
【0035】次いで、矢印の如く上記ワッシャ218
を下側から副回転軸213に挿入すると共に矢印のよ
うに上記ワイヤ217を副回転軸213の切り込み21
3gに挿入させた状態で、上記第2のコイルばね216
と上記ビット軸着脱具215とを矢印の如く下側から
副回転軸213に装着し、更に上記Cリング219を矢
印のように副回転軸213の溝213cに嵌め込むこ
とで、駆動機構部21を図11の(a)で示すように構
成することができる。
【0036】なおこの時点での上記ビット軸着脱具21
5の近傍領域は当該領域を拡大視した図11(b)に示
す如く、ビット軸着脱具215が上記第2のコイルばね
216を介してワッシャ218とCリング219とで挟
まれているので該ビット軸着脱具がCリング側に付勢さ
れていると同時に、副回転軸の切り込みに位置する上記
ワイヤ217はビット軸着脱具の上記内径領域215a
の壁面に押されて該副回転軸の穴213fから突出した
状態にある。
【0037】またかかる構成になる駆動機構部21で
は、上述した如く減速機付モータ側の主回転軸211a
のすり割り211cと副回転軸213の突出部213a
の間に隙間を設けることは例えばねじ締め工程でのねじ
部材の雌ねじに対するかじりで前記ビット軸22ひいて
は副回転軸213の回転が抑制されているときのねじ締
め機ひいては筐体としての降下量を前記第1のコイルば
ね214に抗する副回転軸213の上昇で吸収させるこ
とで、ねじ締め機としての機械的破損を防止する効果が
ある。
【0038】一方、図17で上記ビット軸22は、図の
右側に位置する一端が対象とするねじ部材におけるねじ
頭の十字穴に対応するビット22aを先端に有する軸部
22bで、該軸部に続く他端側が該軸部22bより拡径
化されたガイド軸22cに形成されているものである。
【0039】そして、少なくとも図14で説明した上記
副回転軸213における穴213fの深さよりも充分長
く形成されている上記ガイド軸22cは、その径が上記
穴213fをガイドとして嵌合し得るように形成されて
いると共にその他端側の端部が上記穴213fにおける
段差面213eと対応する段差22dを備えて形成され
ている。
【0040】更に該段差22d側の端部を上記穴213
fの段差面213eに対応させて止まるまで挿入したと
きの前記切り込み213gと対応する位置には、断面が
円弧状の凹溝22eが該ガイド軸22cを取り巻いて形
成されている。
【0041】そして、かかるビット軸22を図11で説
明した如く前記ワイヤ217が上記穴213fの内壁面
から突出した状態の駆動部に挿入すると該ビット軸22
の挿入が上記ワイヤの突出で阻害されるが、上記ビット
軸着脱具215を前記第2のコイルばね216に抗して
ワッシャ218の方向に移動させると上記ワイヤと対応
する領域に前記拡径領域215dが移動してワイヤが拡
径分だけ外側に移動可能になることからビット軸22の
挿入を可能にすることができる。
【0042】そしてこのことは、上記穴213fに挿入
されているビット軸22は図10の円内図(b)に示す
如く、凹溝22eに上記ワイヤ217が入り込んでいる
ので、ビット軸着脱具215を前記ワッシャ側(図の上
方)に移動させて該ワイヤを該ビット軸着脱具の拡径領
域215dに位置せしめて外側に移動可能にしない限り
抜き取れないことを示している。
【0043】従って、上記ビット軸着脱具215を上記
第2のコイルばね216に抗して移動させまたは元位置
に戻すことでビット軸22の着脱を実現することができ
る。
【0044】なお、上記副回転軸に設ける切り込み21
3gをその幅に等しい径で周面側から途中まで穿孔した
複数の窓付孔にした上で、該孔に挿入可能な金属球を入
れても同じ効果を得ることができる。
【0045】上記ビット軸ホルダ完成体を説明する図1
8で、(a)は中心軸で切断した断面図であり、(b)
は側面図である。
【0046】図でビット軸ホルダ完成体23は、筒所で
その周壁の1箇所に吸気ポートを備えたねじホルダケー
ス231と、該ねじホルダケースに対して前後進方向に
摺動可能で且つ先端が所要のねじ部材を頭部で位置決め
しで吸着できるように形成されたねじホルダ232と、
該ねじホルダを先端側に付勢する第3のコイルばね23
3とからなる。 そしてこの場合の上記ねじホルダケー
スを詳細に説明する図19で、(a)は一部断面視した
側面図、(b)はその正面図である。
【0047】図でねじホルダケース231は、一方の端
部近傍が外形的に先細り状に形成されている筒形のケー
ス本体231-1と、該ケース本体の上記端部開口部に圧
入等の手段で固定されるブッシュ231-2とからなる。
【0048】そしてケース本体231-1は、他方(図の
左側)の開口部近傍の内側に図13で説明した筐体21
2の筒状部212cでの嵌入で該筐体212に固定し得
るスリーブ状の嵌合部231aが上記筒状部より長く形
成されていると共に、該嵌合部に続く領域には上記筐体
212における前記ボールベアリングAのフランジ部に
対応する径の孔231bと上記一方の端部側(図の右
側)に位置する上記ブッシュ用の固定孔231cとが順
次縮径化された状態で形成されている。
【0049】更に上記嵌合部領域の上記孔231b側の
周壁の1箇所には、該周壁を貫通する通気孔231d′
付の吸気ポート231dが設けられている。
【0050】また上記ブッシュ231-2は、外径が上記
固定孔231cに圧入し得る外径で内側が所定径のガイ
ド孔231e′になっているパイプ231eの外面片側
端部にフランジ231fを備えたものである。
【0051】従って該ブッシュ231-2をパイプ231
eの側から上記ケース本体231-1の固定孔231cに
圧入し、上記フランジ231fをケース本体231-1
端面に当接させることで、図示のねじホルダケース23
1を構成することができる。
【0052】一方上記ねじホルダを一部断面視した図2
0で、円内図は右端側先端部の拡大図である。
【0053】図でねじホルダ232は、図19で説明し
た上記ガイド孔231e′に対応する外径を有するパイ
ブ状の摺動部232aと該摺動部より縮径化されたパイ
ブ状の案内部232bとが内孔を繋げた状態で一体化形
成されているものである。
【0054】そして上記摺動部232aの端部にはフラ
ンジ232cが設けられていると共に、上記案内部23
2bの端部には対象とするねじ部材のねじ頭に対応する
大きさの凹の段差面232dが設けられているものであ
る。
【0055】なお、上記フランジ232cの外径は前記
ボールベアリングAのフランジ部にほぼ対応し、また上
記ねじホルダ232の内孔は図17で説明したビット軸
22のビット22aを上記凹の段差面232dの近傍で
前後進させた状態で該ガイド軸との間に充分な余裕が得
られるような形状になっている。
【0056】また上記第3のコイルばね233は、その
巻径が上記フランジ232cひいては前記ボールベアリ
ングAのフランジ部にほぼ対応するように設定され、ま
た長さは上記ねじホルダケース231の全体長さに対応
するようになっている。
【0057】そこで、上記ねじホルダ232を案内部2
32bの側から上記ねじホルダケース231に挿入して
該ねじホルダ232のフランジ232cを上記ねじホル
ダケース231におけるブッシュ231-2に当接させた
のち、上記第3のコイルばね233を挿入することで、
ビット軸ホルダ23を図18に示すように構成すること
ができる。
【0058】かかる構成になるビット軸ホルダ完成体2
3では、ねじホルダ232自体が前記ブッシュ231-2
のガイド孔231e′を案内として移動(上下動)し得
るので、例えば前記第3のコイルばね233の上端を固
定しておくことで該ねじホルダを下方向に付勢させるこ
とができる。
【0059】ねじ締め機としての組立手順を示す図21
で、先ず図11で説明した駆動機構部21の副回転軸2
13に図17で説明したビット軸22を段差22dの側
から矢印の如く挿入して該ビット軸22を駆動機構部
21に装着固定するが、この場合に上記駆動機構部21
における前記ビット軸着脱具215を第2のコイルばね
216に抗して図の上方に移動させて該駆動部に装着さ
れている前記ワイヤ217の副回転軸の穴213fから
の突出をなくしておくことは前述した通りである。
【0060】そして上記副回転軸213の挿入が終了し
た時点で上記ワイヤ217の位置が副回転軸の凹溝22
eと一致して該ワイヤが該凹溝に入り込むことから、ビ
ット軸着脱具215が上記第2のコイルばね216の付
勢力で降下する。
【0061】かかる状態では上記ワイヤ217が副回転
軸213の凹溝22eに入り込んでいるので、該副回転
軸213の確実な保持固定を実現することができる。
【0062】次いで図18で説明したビット軸ホルダ2
3を、径が前記コイルばね233の巻径にほぼ等しいワ
ッシャ状で上面凸部の径が前記フランジ付ールベアリン
グAのインナリング径にほぼ対応するばね受け234を
介して矢印の如く上記駆動機構部21に装着固定する
ことで所要のねじ締め機2を図10で示すように構成す
ることができる。
【0063】そして上記ビット軸ホルダ完成体23の筐
体21に対する装着は、例えば上記第3のコイルばね2
33の下端を前記ねじホルダ232のフランジ232c
に位置せしめた状態で該ビット軸ホルダの嵌合部231
aを前記筐体212の筒状部212cに嵌合させ、更に
図示されない螺子等で両者を固定することで容易に実現
することができる。
【0064】なお上記ばね受け234は、例えば図16
で説明した駆動機構部の組立工程におけるワッシャ21
8の挿入前に副回転軸213に挿入しておくことで、ビ
ット軸ホルダ23としての装着の容易化を実現すること
ができる。
【0065】図22はかかるねじ締め機を備えたねじ締
め装置としての作用を問題点と共に説明したものであ
り、(a)はねじ部材吸着前の状態を、(b)はねじ締
め時の状態を、(c)はねじ締めの状態を、(d)は問
題点をそれぞれ示している。
【0066】図の(a)で、図示されない真空装置に繋
がる吸気ポート231aからの吸引でねじ締め機内部を
減圧すると、ねじホルダ232の案内部先端に位置する
前記凹の段差面232dの領域も減圧されることから、
ねじ部材Bの頭部を上記凹の段差面232dに近づける
ことで円内図に示す如く該ねじ部材Bを該凹の段差面に
吸着させることができる。
【0067】なおこの時点では、上記凹の段差面232
dの奥に、前記ビット軸2の軸部22b先端のビット2
2aが位置している。
【0068】そこで、図示されない制御部からの信号で
前記X−Yステージを作動させて該ねじ締め機2を所定
の雌ねじ孔位置に移動せしめた後、前記昇降機構部12
の作動で該ねじ締め機2を降下させると、ねじ部材Bの
先端が所定の雌ねじ孔B′と当接した時点でねじホルダ
232が前述した第3のコイルばね233に抗して上昇
する結果相対的に上記軸部22b先端の前記ビット22
aがねじ部材Bの十字穴に入り込んで図(b)の状態に
なる。
【0069】そこで筐体212内の減速機付モータを作
動させることで、図(c)に示すように該ねじ部材Bの
雌ねじB′に対するねじ締めを実現することができる。
【0070】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のねじ締め
装置では、ねじ部材Bを吸着するねじホルダ232が固
定状態の筐体に固定された構成であるため、ねじ部材B
の頭部を吸着する凹の段差面232dが固定であるのに
対して該凹の段差面232dに吸着されているねじ部材
Bが前記ビット22aによって回転する。
【0071】従って、図22の(d)に示すように上記
ねじ部材Bの頭部表面の上記凹の段差面232dと接す
る領域に例えば同心円状の傷C等が発生して外観的価値
が低下すると言う問題があり、またビット軸22の上記
ビット側の先端域をガイドする手段が設けられていない
ことからビット側に軸振れを発生する場合があって確実
なねじ締めが実現できないことがあると言う問題があっ
た。
【0072】
【課題を解決するための手段】上記課題は、三次元方向
に移動し得るねじ締め機装着具と、先端をねじ頭の十字
穴に対応するビット軸を備えて前記ねじ締め機装着具に
装着されるねじ締め機とで構成されるねじ締め装置であ
って、前記ねじ締め機は、駆動機構部と、該駆動機構部
の主回転軸に追従して回転する副回転軸に根本側で着脱
可能に接続される前記ビット軸と、前記副回転軸を囲ん
だ状態で前記駆動機構部に固定される吸気ポート付のビ
ット軸ホルダ完成体と、先端に前記ねじ頭を吸着する凹
の段差面を有し前記ビット軸を囲んだ状態で前記ビット
軸ホルダ完成体に前後進可能に装着されるねじホルダ完
成体とを含んでなり、前記ねじホルダ完成体が、前記ビ
ット軸ホルダ完成体に対して回転可能に構成されている
ねじ締め装置によって解決される。
【0073】また、上記ねじホルダ完成体が前記ビット
軸の前記ビット近傍に位置する軸部をガイドする孔付き
のガイドブッシュを備えてなり、該ガイドブッシュが通
気性を有する金属材料で形成されているねじ締め装置に
よって解決される。
【0074】ねじ部材Bの頭部を吸着する凹の段差面を
有するねじホルダがビットひいてはビット軸ホルダに対
して自由に回転できるようにしたねじ締め機を用いてね
じ締め装置を構成すると、ねじ部材Bの頭部を吸着する
凹の段差面をビット軸と同じ方向に自由に回転させられ
るので、上述した傷Cの発生を抑制することができる。
【0075】また、ビット軸22の上記ビット側の先端
域をガイドする手段をねじホルダに設けるとビット軸ひ
いてはビットの軸振れを抑制することができる。
【0076】そこで本発明では、従来のねじホルダケー
スにおけるブッシュ固定孔の領域にボールベアリングA
-1を設けた上で該ボールベアリングA-1のインナリング
にブッシュを固定することでブッシュを回転可能にし、
更に該ブッシュを案内として移動し得るねじホルダ完成
体に通気性を備えた材料からなるガイドブッシュを設け
てねじ締め機を構成するようにしている。
【0077】このことは、上記のボールベアリングA-1
によって図22で説明した傷Cがなくせると共に、上記
のガイドブッシュによってねじ部材の吸着力を弱めるこ
となく前述したビットの軸振れがなくせて確実なねじ締
めが実現できることを示している。
【0078】従って、ねじ頭の表面に傷をつけることな
く確実且つ効率的なねじ締めが図れて生産性向上が期待
できるねじ締め装置を実現することができる。
【0079】
【発明の実施の形態】図1は本発明になるねじ締め装置
の全体構成を示す概略図であり、図2は図1におけるね
じ締め機の構成を説明する図、図3は図2におけるビッ
ト軸ホルダ完成体を説明する図、図4は図3のねじホル
ダケース完成体を説明する図、図5は図4のねじホルダ
ケースを説明する図、図6は図4のブッシュを説明する
図、図7は図3のねじホルダ完成体を説明する図、図8
は図7のガイドブッシュを説明する図である。
【0080】なお図では、いずれも図9で説明したねじ
締め装置に本発明を適用させる場合を例としているの
で、図9乃至図22と同じ対象部材や部位には同一の記
号を付して表わすと共に重複する説明についてはそれを
省略する。
【0081】本発明になるねじ締め装置を説明する図1
で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)の側面図であ
る。
【0082】図でねじ締め装置3は、図9で説明したX
−Yステージ11と昇降機構部12と該昇降機構部12
の前記ねじ締め機装着具121に固定されるねじ締め機
6とで構成されている。
【0083】従って本発明に係わるねじ締め装置3は、
図9で説明した従来のねじ締め装置1におけるねじ締め
機2のみを本発明に係わるねじ締め機6に置き換えたも
のであり、その他の構成は前記ねじ締め装置1と同様で
ある。
【0084】そしてこの場合のねじ締め機の構成を説明
する図2で、円内図(a)は本発明に係わるボールベア
リングA-1近傍領域を拡大視したものであり、円内図
(b)は本発明に係わるガイドブッシュ631近傍領域
を拡大視したものである。
【0085】図で本発明に係わるねじ締め機6は、図1
1で説明した駆動機構部21と、該駆動機構部における
前記副回転軸213に着脱自在に装着される前記ビット
軸22と、該ビット軸の周囲をカバーした状態で上記駆
動機構部21に固定される本発明に係わるビット軸ホル
ダ完成体61とで構成されている。
【0086】そしてこの場合のビット軸ホルダ完成体6
1は、図18と同様に当該領域だけを抽出した図3に示
す如く、図3で示すねじホルダケース完成体62とねじ
ホルダ完成体63と前記第3のコイルばね233とから
なる。
【0087】この内、ねじホルダケース完成体62は、
図4で示す如く、ねじホルダケース621と、該ねじホ
ルダケース621に装着されるゴムシール付のボールベ
アリングA-1と、該ボールベアリングA-1のインナリン
グに固定して装着されるブッシュ622と、該ブッシュ
622に嵌め込まれるCリング623と、上記ボールベ
アリングA-1を上記ねじホルダケース621に固定する
複数(図では3個)のねじ624とからなる。
【0088】上記ねじホルダケースを説明する図5で、
(a)は一部断面視した側面図であり、(b)は平面
図、(c)は(b)の正面図である。
【0089】図でねじホルダケース621は、一方の端
部近傍が外側に突出するフランジ状の突出部621aに
形成されている筒形のものであり、他方(図の左側)の
開口部近傍の内側には図19で説明した嵌合部231a
がそれに続く孔231bと共に形成されていると共に、
前記一方の端部側(図の右側)の突出部内側には上記孔
231bから拡径した状態で端面621a′から上記ボ
ールベアリングA-1の厚さに対応する深さだけ凹んだ凹
の段差領域621bが上記ボールベアリングA -1の収容
領域として形成されているものである。
【0090】そして上記嵌合部231aの領域に図18
で示したねじホルダケース231と同様の吸気ポート2
31dが設けられていると共に、上記端面621a′に
おける凹の段差領域近傍の複数(図では3)箇所には雌
ねじ621cが上記ボールベアリングA-1を固定するね
じ624用として設けられている。
【0091】また、ボールベアリングA-1のインナリン
グに挿入し得る外径を持つ筒状の上記ブッシュ622
は、図6で示す如く、外周部622aの片側端部にフラ
ンジ622bを有すると共に他方の端部近傍にCリング
装着用の溝622cを備えているものである。
【0092】そして上記フランジ622bと溝622c
間の隔たり“d”は上記ボールベアリングA-1の厚さに
対応すると共に、内孔622dの径は図20で説明した
ねじホルダ232の摺動部232aの径に対応するよう
になっている。
【0093】従って、上記ブッシュ622をボールベア
リングA-1のインナリングに挿入した後上記溝622c
に通常の上記Cリング623を嵌め込むことで、該ブッ
シュ622をボールベアリングA-1に一体化させること
ができる。
【0094】そこで、上記ブッシュ622が一体化され
た状態の上記ボールベアリングA-1をねじホルダケース
621の凹の段差領域621bに挿入した後、該ねじホ
ルダケース621の上記各雌ねじ621cにねじ624
をねじ込むと、該ねじ624の頭部で上記ボールベアリ
ングA-1をねじホルダケース621に固定することがで
きて、ビット軸ホルダ完成体62を図4で示すように構
成することができる。
【0095】一方、上記ねじホルダ完成体63は、図7
に示す如く、図20で説明したねじホルダ232と、該
ねじホルダ232に装着されるガイドブッシュ631と
からなるものである。
【0096】そして図8で示すこの場合の上記ガイドブ
ッシュ631は、例えば燐青銅粉末等を通常の焼結成形
技術で形成した焼結合金からなるリング状のものであ
り、外周部631aの径“d1 ”は上記ねじホルダ23
2におけ摺動部232aの内径“d2 ”に対応すると共
に、孔631bの径“d3 ”は図17で説明したビット
軸22における軸部22bの径“d4 ”に対応するよう
になっている。
【0097】なお上記ガイドブッシュ631は、焼結合
金からなるため多孔質で通気性を備えている。
【0098】そこで、上記ガイドブッシュ631を上記
ねじホルダ232の摺動部側内孔の最奥部に挿入して接
着等の手段で両者を固定することで、ねじホルダ完成体
63を図7に示すように構成することができる。
【0099】従って、上記ビット軸ホルダ完成体61の
ブッシュ622に上記ねじホルダ完成体63の摺動部2
32aを挿入して該ねじホルダ完成体63をビット軸ホ
ルダ完成体61に装着した後前記第3のコイルばね23
3を装着することで、本発明に係わるビット軸ホルダ完
成体61を図3に示すように構成することができる。
【0100】以後、該ビット軸ホルダ完成体61を従来
のビット軸ホルダ23に代えた上で図21で説明した手
順を経ることで本発明になるねじ締め機6を図2で示し
たように構成することができると共に、該ねじ締め機6
を利用することで所要のねじ締め装置3を図1で示した
ように構成することができる。
【0101】かかる構成になるねじ締め機6を備えたね
じ締め装置3では、上記ねじホルダ完成体63自体が上
記ボールベアリングA-1ひいてはねじホルダケース完成
体62に対して自由に回転できることから図22の
(d)で説明した傷Cの発生が抑制できると共に、ビッ
ト軸22の軸部22bの先端領域が通気性を持つ上記ガ
イドブッシュ631で案内されていることからねじ部材
の吸着性を落とすことなくまた軸振れを発生させること
なく確実且つ効率的ななねじ締めが実現できるメリット
がある。
【0102】
【発明の効果】上述の如く本発明により、ねじ頭の表面
に傷をつけることなく確実且つ効率的なねじ締めを実現
して生産性の向上を図ったねじ締め装置を提供すること
ができる。
【0103】なお、本発明の説明ではねじ締め機装着具
に1個のねじ締め機を装着した単軸のねじ締め装置の場
合を例にしているが、上記ねじ締め機装着具に装着する
ねじ締め機を複数化させることで容易に多軸のねじ締め
装置が構成できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるねじ締め装置の全体構成を示す
概略図。
【図2】 図1におけるねじ締め機の構成を説明する
図。
【図3】 図2におけるビット軸ホルダ完成体を説明す
る図。
【図4】 図3のねじホルダケース完成体を説明する
図。
【図5】 図4のねじホルダケースを説明する図。
【図6】 図4のブッシュを説明する図。
【図7】 図3のねじホルダ完成体を説明する図。
【図8】 図7のガイドブッシュを説明する図。
【図9】 ねじ締め装置としての全体構成を示す概略
図。
【図10】 図9における従来のねじ締め機の構成を説
明する図。
【図11】 図10における駆動機構部を説明する図。
【図12】 図11の減速機付モータを説明する図。
【図13】 図11の駆動部筐体を説明する図。
【図14】 図11における副回転軸を説明する図。
【図15】 図11のビット軸着脱具を説明する図。
【図16】 図11の駆動機構部への組立手順を説明す
る図。
【図17】 図10におけるビット軸を説明する図。
【図18】 図10におけるビット軸ホルダ完成体を説
明する図。
【図19】 図18のねじホルダケースを説明する図。
【図20】 図18のねじホルダを説明する図。
【図21】 図10のねじ締め機への組立手順を説明す
る図。
【図22】 図10のねじ締め機での作用を問題点を含
めて説明する図。
【符号の説明】
3 ねじ締め装置 6 ねじ締め機 11 X−Yステージ 12 昇降機構部 21 駆動機構部 22 ビット軸 61 ビット軸ホルダ完成体 62 ねじホルダケース完成体 63 ねじホルダ完成体 121 ねじ締め機装着具 123 ねじ送り機構 213 副回転軸 231a 嵌合部 231b 孔 231d 吸気ポート 232 ねじホルダ 233 第3のコイルばね 234 ばね受け 621 ホルダケース 621a 突出部 621a′ 端面 621b 凹の段差領域 621c 雌ねじ 622 ブッシュ 622a 外周部 622b フランジ 622c 溝 622d 内孔 623 Cリング 624 ねじ 631 ガイドブッシュ 631a 外周部 631b 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元方向に移動し得るねじ締め機装着
    具と、先端をねじ頭の十字穴に対応するビットとするビ
    ット軸を備えて前記ねじ締め機装着具に装着されるねじ
    締め機とで構成されるねじ締め装置であって、 前記ねじ締め機は、駆動機構部と、該駆動機構部の主回
    転軸に追従して回転する副回転軸に根本側で着脱可能に
    接続される前記ビット軸と、前記副回転軸を囲んだ状態
    で前記駆動機構部に固定される吸気ポート付のビット軸
    ホルダ完成体と、先端に前記ねじ頭を吸着する凹の段差
    面を有し前記ビット軸を囲んだ状態で前記ビット軸ホル
    ダ完成体に前後進可能に装着されるねじホルダ完成体と
    を含んでなり、 前記ねじホルダ完成体が、前記ビット軸ホルダ完成体に
    対して回転可能に構成されていることを特徴とするねじ
    締め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転可能を実現する手段
    が、前記ねじホルダ完成体とビット軸ホルダ完成体との
    間に介在させるボールベアリングで構成されていること
    を特徴とするねじ締め装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のねじホルダ完成体が前記
    ビット軸の前記ビット近傍に位置する軸部をガイドする
    孔付きのガイドブッシュを備えてなり、前記ガイドブッ
    シュが通気性を有する金属材料で形成されていることを
    特徴とするねじ締め装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のガイドブッシュが、焼結
    合金からなることを特徴とするねじ締め装置。
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