JP2002036019A - 分岐管用開口部加工装置 - Google Patents

分岐管用開口部加工装置

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JP2002036019A
JP2002036019A JP2000222716A JP2000222716A JP2002036019A JP 2002036019 A JP2002036019 A JP 2002036019A JP 2000222716 A JP2000222716 A JP 2000222716A JP 2000222716 A JP2000222716 A JP 2000222716A JP 2002036019 A JP2002036019 A JP 2002036019A
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Hiroshi Noji
宏 野地
Hiroyuki Sugimoto
博之 杉本
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Nippon Comsys Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管の内部のケーブルに損傷を与える可能性を
排除するとともに、周囲に僅かな作業空間しか確保でき
ない既設管路を構成する管に対しても容易に分岐管用開
口部を形成し得るようにすることにある。 【解決手段】 管Pの途中に所定輪郭形状の分岐管用開
口部を形成するための加工装置において、前記管の外周
面に密接する部分円筒状をなすとともに、前記開口部の
輪郭形状の大部分を描くように延在するガイド長穴4を
有するテンプレート1と、前記テンプレートの前記ガイ
ド長穴による案内下で前記管に溝加工を行う溝加工機2
と、を具えることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、既設管路等を構
成する管の途中に所定輪郭形状の分岐管用開口部を形成
するための加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルや通信ケーブル等を収容し
た、通常は硬質塩化ビニール管からなる既設管路におい
て、マンホールやハンドホール(マンホールより小型で
手が入るケーブル接続空間)以外の場所から上記ケーブ
ルを分岐させて引き上げるために、図5に示すように、
その既設管路を構成する管Pの途中に分岐管Bを取り付
ける工事を行う場合がある。
【0003】かかる場合に従来は、その既設管路を構成
する管の周囲の土を掘って管を露出させ、その管に分岐
管用開口部の輪郭形状(通常は管の長手方向に沿う長
穴)に対応する案内穴を有する部分円筒状のケガキゲー
ジ板を添わせて、その案内穴に沿ってフェルトペン等を
移動させることで上記管の外周面に分岐管用開口部の輪
郭形状を線でマーキングし、その線に沿ってナイフ等の
刃物で管に切り込みを入れて、図5中破線で示す如き分
岐管用開口部Aを形成している。なお、上記管路に使用
される管には電力ケーブル用と通信ケーブル用とがあっ
て互いに硬さが異なっている。また上記管路に使用され
る管には種々の外径のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記管
路は通常、多数本(数本〜十数本)密集して埋設されて
いるため、周囲の土を掘って露出させても分岐管用開口
部を形成する管の周囲には僅かな作業空間しか確保でき
ず、手作業による開口部の形成は困難を極める。しかも
塩化ビニール製ではあっても上記管の厚さは7〜10m
mもあるため、ナイフ等の刃物を用いた手作業では容易
には切れず、そのため管を暖めて軟化させてから切り込
みを入れる等の工夫をしているが、それでも時間がかか
り過ぎてしまうという問題があり、また力を入れ過ぎて
刃物が切れ込み過ぎ、管の内部のケーブルに刃先で損傷
を与える可能性もある。そして電力ケーブル用の管は、
通信ケーブル用の管と材質が異なり暖めて軟化させるこ
ともできないため、上記の問題が顕著である。
【0005】これがため、分岐管用開口部を形成する管
に上記マーキングの線に沿って電気ドリルで多数の小孔
を明けて、それらの小孔を繋ぐように切り込みを入れる
という方法が採られる場合もあるが、かかる方法も、管
の内部に収容されたケーブルにトリルの刃先で損傷を与
える可能性があって好ましくはなく、またドリルの刃が
管の表面で滑り易いため上記マーキングの線に沿って小
孔を明けるのも容易でない。しかも管の内部にドリルに
よる切り屑が落下して不具合の原因になる可能性がある
という問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は上記課題を有利に解決した加工装置を提供する
ことを目的とするものであり、この発明の分岐管用開口
部加工装置は、管の途中に所定輪郭形状の分岐管用開口
部を形成するための加工装置において、前記管の外周面
に密接する部分円筒状をなすとともに、前記開口部の輪
郭形状の大部分を描くように延在するガイド長穴を有す
るテンプレートと、前記テンプレートの前記ガイド長穴
による案内下で前記管に溝加工を行う溝加工機と、を具
えることを特徴としている。
【0007】かかる加工装置にあっては、先ず、分岐管
用開口部を形成する管の、その分岐管用開口部を形成す
る位置の外周面にテンプレートを密接させて、そのテン
プレートを粘着テープやバンド等でその位置に固定し、
次いでそのテンプレートの、上記分岐管用開口部の輪郭
形状の大部分を描くように延在するガイド長穴による案
内下で、溝加工機により上記管に上記分岐管用開口部の
輪郭形状の大部分を描くように溝加工を行い、次いでテ
ンプレートをずらして、上記分岐管用開口部の輪郭形状
のうちの溝加工を行っていない残りの部分にガイド長穴
を位置させてから、再度テンプレートを上記管の外周面
に固定し、そのガイド長穴による案内下で、上記分岐管
用開口部の輪郭形状のうちの残りの部分の溝加工を行う
ことで、分岐管用開口部を形成する管の外周面にその分
岐管用開口部の輪郭形状を描く溝が形成される。そして
その溝の底部にナイフ等の刃物で溝の全周に亘り切り込
みを入れてその溝の内側に位置する管の部分を除去すれ
ば、管に分岐管用開口部が形成される。
【0008】従って、この発明の加工装置によれば、溝
の底部に残った薄皮に刃物で切り込みを入れるだけで分
岐管用開口部を形成し得るので、力を入れ過ぎて刃物が
切れ込み過ぎることで管の内部のケーブルに刃先で損傷
を与えるという可能性を排除することができ、また周囲
に僅かな作業空間しか確保できない既設管路を構成する
管に対しても容易に分岐管用開口部を形成し得るので、
分岐管用開口部を形成するための作業時間を大幅に短縮
することができる。しかも溝加工機は管を貫通する加工
を行わないので、管の内部に回転工具による切り屑が落
下して不具合の原因になるという可能性も排除すること
ができる。
【0009】なお、この発明の加工装置においては、前
記溝加工機は、溝の旋削加工用の回転工具と、前記ガイ
ド長穴内にそのガイド溝に沿って摺動可能に嵌まり合う
ガイド部材と、前記回転工具を支持して回転駆動する工
具回転駆動手段と、前記テンプレートの外周面に摺動可
能に密接する部分円筒状の支持面を有するとともに、前
記工具回転駆動手段と前記ガイド部材とを支持し、前記
支持面を前記テンプレートの外周面に密接させるととも
に前記ガイド部材を前記ガイド長穴内に嵌合させた状態
で前記回転工具を前記テンプレートから前記管の厚さよ
り僅かに短い長さだけ前記テンプレートの半径方向内方
へ突出させる基部と、を有していても良い。
【0010】かかる溝加工機にあっては、工具回転駆動
手段が、回転工具を支持して回転駆動することでその回
転工具に管の外周面への溝の旋削加工を行わせ、その
間、ガイド部材が、テンプレートのガイド長穴に沿って
嵌合しつつ摺動して、ガイド長穴に沿う溝加工機の移動
を可能にし、部分円筒状の支持面が、テンプレートの外
周面に密接しつつ摺動して、回転工具での旋削の反力で
溝加工機が回転工具の回転駆動方向と逆方向へ振り回さ
れるのを防止し、基部が、部分円筒状の支持面をテンプ
レートの外周面に密接させるとともにガイド部材をガイ
ド長穴内に嵌合させた状態で、回転工具をテンプレート
から管の厚さより僅かに短い長さだけそのテンプレート
の半径方向内方へ突出させることで、その回転工具に、
管の外周面に対して、底部に確実に薄皮を残す溝加工を
行わせる。
【0011】従って、上記構成の溝加工機によれば、溝
の底部に残った薄皮にその溝の全周に亘り刃物で切り込
みを入れるだけで分岐管用開口部を形成し得る溝加工
を、テンプレートとの共働により、短時間で容易かつ確
実に行うことができる。
【0012】そして、この発明の加工装置においては、
前記基部は前記ガイド部材に隣接して、切り屑排出用開
口部を有していても良く、かかる構成によれば、溝加工
中にその切り屑排出用開口部から切り屑を外部に排出し
得るので、切り屑の詰まりによる溝加工効率の低下を防
止することができる。
【0013】さらに、この発明の加工装置においては、
前記基部は、前記切り屑排出用開口部に隣接して、切り
屑吸引装置にホースを介して接続され得るホース装着部
を有していても良く、かかる構成によれば、そのホース
装着部に装着したホースを介して切り屑吸引装置で、溝
加工中に切り屑排出用開口部から切り屑を吸引して集め
得るので、切り屑が周囲に飛散してその後の分岐管の取
付け作業の妨げになるのを防止することができる。
【0014】また、この発明の加工装置においては、前
記工具回転駆動手段は、圧縮空気で駆動されるエアモー
タや油圧で駆動される油圧モーターを有していても良い
が、前記回転工具を回転駆動する電気モータと、その電
気モータの回転数を変更する回転数コントローラとを有
していても良く、かかる構成によれば、回転数コントロ
ーラで電気モータひいては回転工具の回転数(単位時間
当たり回転数)を変更し得るので、例えば最初の切込時
は回転数を低くして旋削反力を減らすことで、溝加工機
が回転工具の回転駆動方向と逆方向へ振り回されるのを
より有効に防止でき、そして所定溝深さまでの切り込み
が済んだ後の溝加工中は回転数を高くして旋削効率を高
めることで、溝加工に要する時間を短くすることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1は、この発明の分岐管用開口部加工装置の一実
施例の構成を、分岐管用開口部を形成する管とともに示
す斜視図であり、図中符号Pは、分岐管用開口部を形成
する管、1は上記実施例の分岐管用開口部加工装置を構
成するテンプレート、2はこれも上記実施例の分岐管用
開口部加工装置を構成する溝加工機をそれぞれ示す。
【0016】図2は、上記テンプレート1の構成を示す
分解斜視図であり、このテンプレート1は、上記管Pの
外周面の曲率に概ね一致する曲率を持つ半円筒状をな
す、例えば塩化ビニール製のガイド板3を有しており、
そのガイド板3には、図5に示す如き分岐管B用の開口
部A(この実施例では長穴状)の輪郭形状の長手方向中
央部分を除いた大部分を描くように各々U字状に延在す
る二本のガイド長穴4が形成されていて、そのガイド長
穴4の内側に位置するガイド板3の部分3aは、上記分
岐管用開口部Bの輪郭形状の長手方向中央部分に対応す
る穴なし部分3bにより、そのガイド長穴4の外側に位
置するガイド板3の部分3cに一体に結合されている。
【0017】また、このテンプレート1は、上記ガイド
板3の内周面の概略上記ガイド長穴4以外の部分を覆う
ようにそのガイド板3の内周面に張り着けられた合成ゴ
ム製の薄い(例えば1mm程度の厚さの)滑り止め板5
を有しており、この滑り止め板5は、上記管Pの外周面
にテンプレート1を密接させた時にテンプレート1が不
本意にずれるのを防止する役割を果たす。なお、この滑
り止め板5は合成ゴム製ゆえ、あまり厚いと管Pの外周
面上に溝加工機2で押しつけられて潰れた時に後述の回
転工具の切り込み深さを過度に大きくしてしまうので、
その潰れた状態でも回転工具が管Pの外周面に深く切り
込み過ぎて貫通穴を明けてしまわないように充分薄くさ
れている。
【0018】図3は、上記溝加工機2の構成を示す分解
斜視図、また図4は、上記溝加工機2の構成を示す部分
断面図であり、この溝加工機2は、工具回転駆動手段を
構成する電気モータとしての、スイッチ6a付きの単相
交流式モータ6と、周方向の一部に形成された隙間の大
きさを締付けねじ7aの操作によって変えられてモータ
6を着脱自在かつ挿入位置調節自在に把持する筒状部7
bを持つとともにその筒状部7bの下端部に一体に設け
られた基板7cを持つベース部材7と、筒状部7bへの
モータ6の挿入限位置を特定して管Pの外周面への後述
の回転工具の切り込み過ぎを確実に防止するストッパリ
ング8とを有しており、モータ6の出力軸6bの先端部
にはコレットチャック6cが設けられ、そのコレットチ
ャック6cには、底が平坦な溝の加工用の回転工具とし
ての木工用ストレートビット(この実施例では呼び径6
mmで長さ60mm)9がそのチャックの奥まで付き当
てられて把持されている。そして基板7cには、上記コ
レットチャック6cおよびストレートビット9を遊挿し
得る中央穴7dが形成されるとともに、その中央穴7d
の一部が拡開されて、切り屑排出用開口部7eが形成さ
れている。
【0019】上記溝加工機2はまた、中央に穴が明いた
円板の一部を上記切り屑排出用開口部7eに対応させて
切り欠いた形状の支持板10aを持つとともにその支持
板10aの下面に一体にかつ上記中央穴と連通して突設
された円筒状のガイド部10bを持つガイド部材10
と、上記中央穴7dに対応する中央穴11aを持つとと
もにその中央穴11aの上端部に上記ガイド部材10の
支持板10aの周縁部と嵌まり合う段部11bを持ちさ
らにその中央穴11aの一部を拡開されて上記切り屑排
出用開口部7eに対応する切り屑排出用開口部11cを
形成されベース部材7の基板7cの下面に取付ねじ12
で固定されてその基板7cの下面との間に上記支持板1
0aを挟持する部品取付板11と、各々テンプレート1
のガイド板3の外周面に摺動可能に密接する部分円筒状
の支持面13aを持ち部品取付板11と一緒に基板7c
の下面に取付ねじ12で固定される二本の振れ止め部材
13と、切り屑吸引装置としての図示しない通常の真空
掃除機のホース14を装着可能なテーパー状の筒状後部
15aを持つとともに先端開口部が上記切り屑排出用開
口部7eに隣接するよう基板7cの上面に固着されたホ
ース装着部材15とを有しており、これらベース部材7
と部品取付板11とアダプタ部材13とホース装着部材
15とが、ここでは基部に相当する。
【0020】上記溝加工機2はさらに、図1に示すよう
に、上記単相交流式モータ6と、通常の単相交流100
V(ボルト)のコンセントに差し込み得るプラグ16と
の間に介挿された回転数コントローラ17を有してお
り、この回転数コントローラ17は、サイリスタを使用
するとともにフィードバック制御によって、無負荷定格
30000rpm(回転/分)の単相交流型モータの回
転数を、3000rpm以上で定格回転数以下の任意の
回転数に減速することができ、その減速後の回転数は、
ダイヤル17aの操作によって設定することができる。
【0021】かかる実施例の加工装置を用いて、既設管
路の分岐管用開口部を形成する管Pに、図5に破線で示
す如き開口部Aを形成するに際しては、先ず、その管P
の周囲の土を掘ってその管Pを露出させ、次いで管Pの
外周面を清掃してから従来と同様の部分円筒状のケガキ
ゲージ板を使用して分岐管用開口部の形成位置にマーキ
ングを施す。次いで、管Pの外周面の曲率に対応する曲
率を持つテンプレート1を管Pの外周面に嵌め合わせ
て、そのガイド長穴4が全体的に上記マーキングの線に
一致するように位置を調整し、その位置でテンプレート
1を管Pの外周面に例えば布製粘着テープやバンド等に
より固定する。
【0022】一方ここでは、テンプレート1の外周面の
曲率に対応する曲率の支持面13aを持つ二本の振れ止
め部材13を、ガイド部材10および部品取付板11と
ともに取付ねじ12で溝加工機2のベース部材7の基板
7cの下面に固定し、またストレートビット9をコレッ
トチャック6cの奥まで付き当ててそのコレットチャッ
ク6cに把持させてから、モータ6を、管Pの肉厚に対
応した長さのストッパリング8を嵌めてベース部材7の
筒状部7bにそのストッパリング8で挿入規制される少
し手前まで挿入し、締付けねじ7aを締め込んで筒状部
7bにモータ6を固定することで、ストレートビット9
を、溝加工機2のガイド部材10のガイド部10bをテ
ンプレート1のガイド長穴4に嵌め合わせて二本の振れ
止め部材13の支持面13aをテンプレート1の外周面
に密接させた状態でそのテンプレート1の内周面から、
管Pに本来加工する溝の深さの半分程度突出するように
セットする。次いで、上記真空掃除機のホース14をホ
ース装着部材15に装着する。
【0023】その後ここでは、例えば発電機等の単相交
流100Vの電源コンセントにプラグ16をセットし、
回転数コントローラ17のダイヤル17aの操作によっ
て回転数を先ず3000rpm程度に設定してから、上
記真空掃除機を作動させるとともに溝加工機2のガイド
部材10のガイド部10bの先端部をテンプレート1の
ガイド長穴4の延在方向端部に嵌め合わせてモータ6の
スイッチ6aをONにし、ストレートビット9を管Pに
切り込ませながら溝加工機2をテンプレート1へ向けて
押し付けて、二本の振れ止め部材13の支持面13aを
テンプレート1の外周面に密接させる。かかる低速回転
での旋削により、旋削の反力を減らし得て、溝加工機2
がストレートビット9の回転駆動方向と逆方向へ振り回
されるのを防止することができる。
【0024】このようにして、テンプレート1の二本の
ガイド長穴4の各々の延在方向一端部に浅い穴を掘った
後、一旦モータ6のスイッチ6aをOFFにする。そし
て、締付けねじ7aを緩めて筒状部7bにモータ6をス
トッパリング8で挿入規制されるまでさらに挿入し、締
付けねじ7aを締め込んで筒状部7bにモータ6を固定
することで、ストレートビット9を、溝加工機2のガイ
ド部材10のガイド部10bをテンプレート1のガイド
長穴4に嵌め合わせて二本の振れ止め部材13の支持面
13aをテンプレート1の外周面に密接させた状態でそ
のテンプレート1の内周面から管Pに本来加工する溝の
深さ(溝Cの底部に0.5mm〜1mm程度の厚さの薄
皮が残る深さ)分突出するようにセットする。
【0025】次いで、再度テンプレート1の二本のガイ
ド長穴4の各々の上記端部の穴にストレートビット9を
嵌め合わせてモータ6のスイッチ6aをONにし、スト
レートビット9を管Pに切り込ませながら溝加工機2を
テンプレート1へ向けて押し付けて、二本の振れ止め部
材13の支持面13aをテンプレート1の外周面に密接
させることにより、図4の断面図に示すように、その穴
を本来加工する溝Cの深さまで深くするとともに、溝加
工機2のガイド部材10のガイド部10bをテンプレー
ト1のガイド長穴4の側壁に充分嵌合させる。なお、こ
のとき溝加工機2の向きを、屑排出用開口部7e,11
cがストレートビット9の、これから溝を掘って行く進
行方向に対し後方に位置するようにして、溝加工中に発
生する削り屑が屑排出用開口部7e,11cを通って上
記真空掃除機に吸引されるようにする。
【0026】しかる後、回転数コントローラ17のダイ
ヤル17aの操作によって回転数を除々に高めて800
0rpm程度に設定しなおしてから、上記のようにガイ
ド部材10のガイド部10bをテンプレート1のガイド
長穴4に嵌合させて摺動させつつ、溝加工機2をそのガ
イド長穴4に沿ってその全長の半分まで移動させること
で、片側の溝Cを半分の長さまで加工し、その後は、溝
加工機2の移動方向が管Pの長手方向で見て当初とは逆
の方向になるため溝加工機2の向きを逆向きに変えてか
ら、同様にして片側の溝Cの残りの半分の長さを加工す
る。
【0027】かかる方法で上記二本のガイド長穴4に沿
って管Pの外周面に二本のU字状の溝Cを加工した後、
ここでは、溝加工機2をテンプレート1から外し、上記
布製粘着テープやバンド等を一旦取ってから、テンプレ
ート1を管Pの長手方向へ少しずらして、テンプレート
1の穴なし部分3bで隠れていた二箇所の部分の管Pの
表面を溝C内に露出させ、その状態で再度テンプレート
1を上記布製粘着テープやバンド等で管Pに固定し、上
記と同様の方法で溝加工機2によりその隠れていた二箇
所の部分に溝Cを加工して、先に加工した二本のU字状
の溝Cを繋げ、開口部Aの輪郭形状に沿う閉じた長穴形
状の溝Cを形成する。
【0028】その後は、上記布製粘着テープやバンド等
を取ってテンプレート1を管Pから外し、溝Cの底部に
残った薄皮に溝Cの全周に亘りナイフ等の刃物で切り込
みを入れて、その溝Cの内側に位置する管Pの部分を除
去し、これによって形成された開口部Aの内側に布等を
しいて、切り屑が管P内に残らないようにしてから、刃
物で開口部Aの内周壁面の端縁のバリ取りをして開口部
Aを仕上げる。
【0029】かくしてこの実施例の加工装置によれば、
溝の底部に残った薄皮に刃物で切り込みを入れるだけで
分岐管用開口部Aを形成し得るので、力を入れ過ぎて刃
物が切れ込み過ぎることで管Pの内部のケーブルに刃先
で損傷を与えるという可能性を排除することができ、ま
た周囲に僅かな作業空間しか確保できない既設管路を構
成する管に対しても容易に分岐管用開口部を形成し得る
ので、分岐管用開口部を形成するための作業時間を大幅
に短縮することができる。そして溝加工機2は管Pを貫
通する加工を行わないので、管Pの内部にストレートビ
ット9による切り屑が落下して不具合の原因になるとい
うこともない。
【0030】しかもこの実施例の加工装置によれば、モ
ータ6が、コレットチャック6cでストレートビット9
を支持して回転駆動することでそのストレートビット9
に管Pの外周面への溝Cの旋削加工を行わせ、その間、
ガイド部材10のガイド部10bが、テンプレート1の
ガイド長穴4に沿って嵌合しつつ摺動して、ガイド長穴
4に沿う溝加工機2の移動を可能にし、部分円筒状の支
持面13aが、テンプレート1の外周面に密接しつつ摺
動して、ストレートビット9での旋削の反力で溝加工機
2がそのストレートビット9の回転駆動方向と逆方向へ
振り回されるのを防止し、ベース部材7が、部分円筒状
の支持面13aをテンプレート1の外周面に密接させる
とともにガイド部材10のガイド部10bをガイド長穴
4内に嵌合させた状態で、ストレートビット9をテンプ
レート1から管Pの肉厚より僅かに短い長さだけそのテ
ンプレート1の半径方向内方へ突出させて、そのストレ
ートビット9に、管Pの外周面に対して、底部に確実に
薄皮を残す溝Cの加工を行わせる。
【0031】従ってこの実施例の加工装置の溝加工機2
によれば、溝Cの底部に残った薄皮に刃物で切り込みを
入れるだけで分岐管用開口部Aを形成し得る溝加工を、
テンプレート1との共働により、短時間で容易かつ確実
に行うことができる。
【0032】さらにこの実施例の加工装置によれば、ベ
ース部材7および部品取付板11がガイド部材10のガ
イド部10bに隣接する屑排出用開口部7e,11cを
有するとともに、ガイド部材10の支持板10aがそれ
ら屑排出用開口部に対応する部分を切り欠かれているの
で、溝加工中にそれらの切り屑排出用開口部7e,11
cから切り屑を外部に排出し得て、切り屑の詰まりによ
る溝加工効率の低下を防止することができる。
【0033】さらにこの実施例の加工装置によれば、ベ
ース部材7に、上記切り屑排出用開口部7e,11cに
隣接して、真空掃除機にホース14を介して接続され得
るホース装着部15が設けられていることから、そのホ
ース装着部15に装着したホース14を介して真空掃除
機で、溝加工中に切り屑排出用開口部7e,11cから
切り屑を吸引して集め得るので、切り屑が周囲に飛散し
てその後の分岐管の取付け作業の妨げになるのを防止す
ることができる。
【0034】加えてこの実施例の加工装置によれば、工
具回転駆動手段が、ストレートビット9を回転駆動する
単相交流式モータ6と、そのモータ6の回転数を変更す
る回転数コントローラ17とを有していることから、上
述したように回転数コントローラ17でモータ6ひいて
はストレートビット9の回転数を変更し得るので、最初
の切込時は回転数を低くして旋削反力を減らすことで、
溝加工機2がストレートビット9の駆動方向と逆方向へ
振り回されるのを有効に防止でき、そして所定溝深さま
での切り込みが済んだ後の溝加工中は回転数を高くして
旋削効率を高めることで、溝加工に要する時間を短くす
ることができる。
【0035】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、工具回
転駆動手段は、交流モータでなく直流モータでも良く、
また電気モータでなくエアモータや油圧モータであって
も良く、その場合には回転数コントローラとして流量調
節弁を設けるようにしても良い。また回転工具は、図示
例の一枚刃のストレートビットでなく二枚刃のストレー
トビットや、ストレートビット以外のものでも良い。
【0036】さらに、切り屑排出用開口部は、回転工具
に対して両側方に設けても良く、このようにすれば、一
本の溝の加工途中で溝加工機の向きを変える必要をなく
すことができる。またテンプレートのガイド長穴の形状
は、分岐管用開口部の他の輪郭形状に対応させて所要に
応じて変更しても良い。
【0037】そして、この発明の分岐管用開口部加工装
置は、既設管路を構成している管だけでなく設置前の管
への開口部の加工にも適用し得ることはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の分岐管用開口部加工装置の一実施
例の構成を、分岐管用開口部を形成する管とともに示す
斜視図である。
【図2】 上記実施例の分岐管用開口部加工装置のテン
プレートの構成を示す分解斜視図である、
【図3】 上記実施例の分岐管用開口部加工装置の溝加
工機の構成を示す分解斜視図である。
【図4】 上記実施例の分岐管用開口部加工装置の溝加
工機の構成を示す部分断面図である。
【図5】 管に設けられた分岐管を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テンプレート 2 溝加工機 3 ガイド板 3a ガイド長穴の内側に位置する部分 3b 穴なし部分 3c ガイド長穴の外側に位置する部分 4 ガイド長穴 5 滑り止め板 6 モータ 6a スイッチ 6b 出力軸 6c コレットチャック 7 ベース部材 7a 締付けねじ 7b 筒状部 7c 基板 7d 中央穴 7e 切り屑排出用開口部 8 ストッパリング 9 ストレートビット 10 ガイド部材 10a 支持板 10b ガイド部 11 部品取付板 11a 中央穴 11b 段部 11c 切り屑排出用開口部 12 取付ねじ 13 振れ止め部材 13a 支持面 14 ホース 15 ホース装着部材 15a 筒状後部 16 プラグ 17 回転数コントローラ 17a ダイヤル A 分岐管用開口部 B 分岐管 C 溝 P 管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の途中に所定輪郭形状の分岐管用開口
    部を形成するための加工装置において、 前記管の外周面に密接する部分円筒状をなすとともに、
    前記開口部の輪郭形状の大部分を描くように延在するガ
    イド長穴を有するテンプレートと、 前記テンプレートの前記ガイド長穴による案内下で前記
    管に溝加工を行う溝加工機と、 を具えることを特徴とする、分岐管用開口部加工装置。
  2. 【請求項2】 前記溝加工機は、 溝の旋削加工用の回転工具と、 前記ガイド長穴内にそのガイド長穴に沿って摺動可能に
    嵌まり合うガイド部材と、 前記回転工具を支持して回転駆動する工具回転駆動手段
    と、 前記テンプレートの外周面に摺動可能に密接する部分円
    筒状の支持面を有するとともに、前記工具回転駆動手段
    と前記ガイド部材とを支持し、前記支持面を前記テンプ
    レートの外周面に密接させるとともに前記ガイド部材を
    前記ガイド長穴内に嵌合させた状態で前記回転工具を前
    記テンプレートから前記管の厚さより僅かに短い長さだ
    け前記テンプレートの半径方向内方へ突出させる基部
    と、 を有することを特徴とする、請求項1記載の分岐管用開
    口部加工装置。
  3. 【請求項3】 前記基部は、前記ガイド部材に隣接し
    て、切り屑排出用開口部を有することを特徴とする、請
    求項2記載の分岐管用開口部加工装置。
  4. 【請求項4】 前記基部は、前記切り屑排出用開口部に
    隣接して、切り屑吸引装置にホースを介して接続され得
    るホース装着部を有することを特徴とする、請求項3記
    載の分岐管用開口部加工装置。
  5. 【請求項5】 前記工具回転駆動手段は、前記回転工具
    を回転駆動する電気モータと、その電気モータの回転数
    を変更する回転数コントローラとを有することを特徴と
    する、請求項4記載の分岐管用開口部加工装置。
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