JP2002032982A - マルチチップ出力制御回路およびマルチチップ半導体装置 - Google Patents

マルチチップ出力制御回路およびマルチチップ半導体装置

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JP2002032982A
JP2002032982A JP2000216290A JP2000216290A JP2002032982A JP 2002032982 A JP2002032982 A JP 2002032982A JP 2000216290 A JP2000216290 A JP 2000216290A JP 2000216290 A JP2000216290 A JP 2000216290A JP 2002032982 A JP2002032982 A JP 2002032982A
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Mitsuhiro Tomoe
光弘 友枝
Minoru Nakamura
稔 中村
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各チップの共通接続されている出力端子を有
した出力回路間で発生する貫通電流を確実に無くすこと
である。 【解決手段】 出力端子が他のチップの出力回路と共通
接続されたAチップ2の出力回路13とBチップ3の出
力回路24とのいずれか一方を、制御信号をもとに他の
チップとは逆に非活性化状態から活性化状態へ、または
活性化状態から非活性化状態に制御するときに、非活性
化状態から活性化状態に制御する非活性化状態にある出
力回路の制御タイミングを所定の時間遅らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のチップを
一つのパッケージに収めたマルチチップパッケージ構造
において動作時の消費電流を低減させるマルチチップ出
力制御回路およびそのマルチチップ出力制御回路を備え
たマルチチップ半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機等の需要が急速に伸び
ているが、最近の携帯電話機の傾向として小型、軽量
化、高機能化が進んでいる。このため携帯電話機に用い
られる半導体デバイスに対しても小型、軽量化、高機能
化、大容量化が求められている。この一つの解として複
数の半導体デバイスを一つのパッケージに収納したマル
チチップ半導体装置(以下、MCPという)があるが、
このMCPが有している利点としては、(1)複数のデ
バイスを別個に実装するのに比べて一つのパッケージで
済むので実装面積の縮小化および軽量化が図れること、
(2)メモリ等の場合、一つの半導体デバイスでは実現
できない程の大容量化を実現できること、(3)異なる
機能のデバイスを一つのパッケージに収めて、多機能な
デバイスを構築できることなどがある。
【0003】図13は、前記MCPの構成を示す断面図
であり、101は基板、102は基板101上に配置さ
れたAチップ、103は前記Aチップ102上に配置さ
れたBチップ、105はこのMCPと外部との接続を行
うための半田ボール、106は基板101上のAチップ
102、Bチップ103などを覆ったケースであり、A
チップ102およびBチップ103と基板101との間
の接続は、各チップのボンディングパッドと基板101
の端子とをワイヤボンディングにより結線して行う。
【0004】図14は、図13に示した構造のMCPに
おける従来のマルチチップ出力制御回路の電気的な構成
を示すブロック図であり、201はAチップ102に構
成されたAND回路、202はAチップ102の出力制
御回路、203は相補型トランジスタ構成を備えた出力
回路、204は出力回路203の出力端子群である。ま
た、301はBチップ103に構成されたインバータ回
路、302はAND回路、303はBチップ103の出
力制御回路、304は相補型トランジスタ構成を備えた
出力回路、305は出力回路304の出力端子群であ
る。なお、Aチップ102の出力回路203の出力端子
は、Bチップ103の出力回路304の対応する出力端
子と共通に接続されており、これによりMCPから外部
へ出力信号を出力するための出力端子数が増加しないよ
うにしている。
【0005】次に動作について説明する。図15は、こ
のマルチチップ出力制御回路の動作を示すタイミングチ
ャートであり、主な信号として、同図(a)に示すチッ
プを活性化するためのチップイネーブル信号と、同図
(b)に示す出力を活性化するためのアウトプットイネ
ーブル信号と、同図(c)に示すMCP特有のAチップ
102とBチップ103の2チップ間を切り替えるチッ
プ間切替信号とがある。また、デバイスからの出力デー
タを伝える出力信号もあり、Aチップ102の出力回路
203の出力端子は、Bチップ103の出力回路304
の対応する出力端子と共通に接続されている。すなわ
ち、これら各チップの出力端子については2チップ間で
共通に接続されており、これにより実装面積の縮小化を
図っている。
【0006】また、デバイス内部を活性化するのに通常
はチップイネーブル信号のみで制御するが、MCPの場
合、複数デバイスが同時に動作するのを防ぎ消費電流を
抑制するために複数デバイスを切り替えるためのチップ
間切替信号があり、このチップ間切替信号とチップイネ
ーブル信号との論理積で内部イネーブル信号を生成して
いる。また、出力制御回路202,303は内部イネー
ブル信号とアウトプットイネーブル信号との論理積で出
力制御信号を生成している。
【0007】このような回路構成において、チップ間切
替信号をAチップ選択状態からBチップ選択状態に変え
るとAチップ102の内部イネーブル信号がディスエー
ブルになり、これを受けて出力制御信号がディスエーブ
ルになり、さらにこれを受けて出力がディスエーブルに
なる。これと同時にBチップ103では内部イネーブル
信号がイネーブルになり、これを受けて出力制御信号が
イネーブルになり、さらにこれを受けて出力がイネーブ
ルになる。Aチップ102とBチップ103が全く同じ
製品であればAチップ102の出力がディスエーブルに
なるのとBチップ103の出力がイネーブルになるのは
ほぼ同時である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチチップ出
力制御回路は以上のように構成されていたので、特に実
装面積を縮小化するために複数のチップの出力ピンを共
通にしているマルチチップ半導体装置では、複数のチッ
プ間を切り替える際にそれぞれの出力が重なる期間が発
生し、これにより前記チップ間で貫通電流が流れ消費電
流が増加してしまう場合があり、主な用途である携帯機
器などで求められている低消費電力化に反する課題があ
った。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、各チップの共通接続されてい
る出力端子を有した出力回路間で発生する貫通電流を確
実に無くすことができるマルチチップ出力制御回路およ
びマルチチップ半導体装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチチ
ップ出力制御回路は、出力端子が他のチップの出力回路
と共通接続されたチップの出力回路を制御信号をもとに
前記他のチップの出力回路とは逆に非活性化状態から活
性化状態へ、または活性化状態から非活性化状態へ制御
するマルチチップ出力制御回路であって、前記非活性化
状態にある出力回路に対し、非活性化状態から活性化状
態にする制御タイミングを遅らせる遅延手段を備えるよ
うにしたものである。
【0011】この発明に係るマルチチップ出力制御回路
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップの内部活性化信号を所定量遅延させ、前記チッ
プおよび前記出力回路に対し非活性化状態から活性化状
態にする制御タイミングを遅らせる遅延手段を備えるよ
うにしたものである。
【0012】この発明に係るマルチチップ出力制御回路
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップのチップ間切替信号を所定量遅延させ、前記チ
ップおよび前記出力回路に対し非活性化状態から活性化
状態にする制御タイミングを遅らせる遅延手段を備える
ようにしたものである。
【0013】この発明に係るマルチチップ出力制御回路
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップの前記出力回路を活性化状態へ制御するための
出力制御信号に対し所定量の遅延を付与し、非活性化状
態から活性化状態にする前記出力回路の制御タイミング
を遅らせる遅延手段を備えるようにしたものである。
【0014】この発明に係るマルチチップ出力制御回路
は、活性化状態から非活性化状態へ切り替えられた出力
回路の出力が定常状態に移行するまでに要する時間以上
の遅延量を付与する遅延手段を備えるようにしたもので
ある。
【0015】この発明に係るマルチチップ出力制御回路
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップのメモリセルに蓄えているデータを高速に読み
出すための読出制御信号をもとに、前記出力回路を活性
化状態へ制御するための出力制御信号を前記読出制御信
号の幅に応じた量遅延させ、前記出力回路を非活性化状
態から活性化状態にする制御タイミングを遅らせる遅延
手段を備えるようにしたものである。
【0016】この発明に係るマルチチップ出力制御回路
は、出力端子が他のチップの出力回路と共通接続された
チップの出力回路を制御信号をもとに前記他のチップの
出力回路とは逆に非活性化状態から活性化状態へ、また
は活性化状態から非活性化状態へ制御するマルチチップ
出力制御回路であって、非活性化状態から活性化状態へ
制御される出力回路へ与えられる活性化出力制御信号
を、前記他のチップの出力回路を非活性化状態へ制御す
るための非活性化出力制御信号をもとに、その非活性化
出力制御信号が出力された後に出力させるチップ間制御
回路を備えるようにしたものである。
【0017】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、複数のチップを収納したマルチチップ半導体装置で
あって、出力端子が他のチップの出力回路と共通接続さ
れたチップの出力回路を制御信号をもとに前記他のチッ
プの出力回路とは逆に非活性化状態から活性化状態に制
御するか、または活性化状態から非活性化状態に制御す
る制御手段と、該制御手段が前記非活性化状態にある出
力回路を非活性化状態から活性化状態に制御する制御タ
イミングを遅らせる遅延手段とを備えるようにしたもの
である。
【0018】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップの内部活性化信号を所定量遅延させ、制御手段
が前記出力回路を非活性化状態から活性化状態に制御す
る制御タイミングを遅らせる遅延手段を備えるようにし
たものである。
【0019】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップのチップ間切替信号を所定量遅延させ、制御手
段が前記出力回路に対し非活性化状態から活性化状態に
制御する制御タイミングを遅らせる遅延手段を備えるよ
うにしたものである。
【0020】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップにおける前記出力回路を活性化状態へ制御する
ための出力制御信号に対し所定量の遅延を付与し、制御
手段が前記出力回路に対し非活性化状態から活性化状態
に制御する制御タイミングを遅らせる遅延手段を備える
ようにしたものである。
【0021】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、活性化状態から非活性化状態へ切り替えられた出力
回路の出力が定常状態に移行するまでに要する時間以上
の遅延量を付与する遅延手段を備えるようにしたもので
ある。
【0022】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
のチップのメモリセルに蓄えているデータを高速に読み
出すための読出制御信号をもとに、前記出力回路を活性
化状態へ制御するための出力制御信号を前記読出制御信
号の幅に応じた量遅延させ、制御手段が前記出力回路を
非活性化状態から活性化状態にする制御タイミングを遅
らせる遅延手段を備えるようにしたものである。
【0023】この発明に係るマルチチップ半導体装置
は、複数のチップを収納したマルチチップ半導体装置で
あって、出力端子が他のチップの出力回路と共通接続さ
れたチップの出力回路を制御信号をもとに前記他のチッ
プとは逆に非活性化状態から活性化状態に制御するか、
または活性化状態から非活性化状態に制御する制御手段
と、該制御手段が非活性化状態から活性化状態へ制御す
る出力回路へ与えられる活性化出力制御信号を、前記他
のチップの出力回路を非活性化状態へ制御するための非
活性化出力制御信号をもとに、その非活性化出力制御信
号が出力された後に出力させるチップ間制御回路とを備
えるようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1のマルチチッ
プ半導体装置(以下、MCPという)におけるマルチチ
ップ出力制御回路の要部構成を示すブロック図である。
なお、この実施の形態1でもMCPの構造は図12に示
した構造と同一であると仮定する。図1において、2は
基板上に配置されたAチップ、3は前記Aチップ2上に
配置されたBチップ、11はAチップ2に構成されたA
ND回路、12はAチップ2の出力制御回路(制御手
段)、13は例えば相補型トランジスタ構成を備えた出
力回路、14は出力回路13の出力端子群、15は遅延
回路(遅延手段)である。また、21はBチップ3に構
成されたインバータ回路(制御手段)、22はAND回
路、23はBチップ3の出力制御回路(制御手段)、2
4は例えば相補型トランジスタ構成を備えた出力回路、
25は出力回路24の出力端子群である。26は遅延回
路(遅延手段)であり、入力信号がLowレベルからH
ighレベルへ変化する場合のみ、所定の遅延時間Td
だけ出力信号の変化を遅らせるように構成されている。
なお、Aチップ2の出力回路13の出力端子は、Bチッ
プ3の出力回路24の対応する出力端子と共通に接続さ
れており、これによりMCPから外部へ出力信号を出力
するための出力端子数が増加しないようにしている。9
1はAチップ2およびBチップ3に構成されたこの実施
の形態1のマルチチップ出力制御回路を示し、遅延回路
15,26や出力制御回路12,23などを備えてい
る。
【0025】次に動作について説明する。遅延回路1
5,26は入力信号がLowレベルからHighレベル
へ変化する場合のみ、すなわち内部イネーブル信号がデ
ィスエーブルからイネーブルへ変化するときのみ、出力
信号の変化を所定の遅延時間Tdだけ遅らせるものであ
り、図2は遅延回路15,26の入力信号と出力信号と
の関係を示すタイミングチャートである。図3はこのM
CPの動作を示すタイミングチャートである。このMC
Pには主な信号として、同図(a)に示すチップを活性
化するためのチップイネーブル信号と、同図(b)に示
す出力を活性化するためのアウトプットイネーブル信号
と、同図(c)に示すMCP特有のAチップ2とBチッ
プ3の2チップ間を切り替えるチップ間切替信号とがあ
る。また、デバイスからの出力データを伝える出力信号
もある。この出力信号についてはAチップ2の出力回路
13の出力端子は、Bチップ3の出力回路24の対応す
る出力端子と共通に接続されている。すなわち、これら
各チップの出力端子については2チップ間で共通に接続
されており、これにより実装面積の縮小化を図ってい
る。
【0026】また、デバイス内部を活性化するのに通常
はチップイネーブル信号のみで制御するが、MCPの場
合、複数デバイスが同時に動作するのを防ぎ消費電流を
抑制するために複数デバイスを切り替えるためのチップ
間切替信号があり、このチップ間切替信号とチップイネ
ーブル信号との論理積で内部イネーブル信号を生成して
いる。また、出力制御回路12は遅延回路15の出力で
ある内部イネーブル信号とアウトプットイネーブル信号
との論理積で出力制御信号を生成している。また、出力
制御回路23は遅延回路26の出力である内部イネーブ
ル信号とアウトプットイネーブル信号との論理積で出力
制御信号を生成している。
【0027】このような回路構成において、チップ間切
替信号をAチップ選択状態からBチップ選択状態に変え
る。このBチップ選択状態に切り換わるタイミングは、
図3(c)に示すチップ間切替信号がHighレベルか
らLowレベルへ向かって変化して閾値レベルを超えた
時刻t1で示される。このときAチップ2の遅延回路1
5の出力も同図(e)に示すようにほとんど同時にHi
ghレベルからLowレベルへ変化する。さらに出力制
御回路12の出力である出力制御信号は、前記遅延回路
15の出力レベルが閾値レベルを通過したタイミングで
同図(f)に示すようにHighレベルからLowレベ
ルへ向かって変化し始める。そして、前記出力制御信号
のレベルが閾値レベルを超えると出力回路13は出力信
号の出力をオフするが、同図(g)に示すように出力回
路13の出力端子における浮遊容量や負荷特性などのた
めに出力回路13の出力端子へそれまで出力されていた
出力信号は即座に消滅せず、ある一定の時間To経過後
に消滅する。
【0028】一方、Bチップ3のインバータ回路21の
出力は、同図(c)に示すチップ間切替信号がHigh
レベルからLowレベルへ向かって変化して閾値レベル
を超えたタイミングで、LowレベルからHighレベ
ルへ変化し始める。AND回路22の出力は、同図
(h)に示すように前記インバータ回路21の出力と同
じように変化する。遅延回路26の出力は、AND回路
22の出力がLowレベルからHighレベルへ向かっ
て変化して閾値レベルを超えたタイミングから所定の遅
延時間Td(なお、遅延時間TdはTd>Toとなるよ
うな値に設定する)経過後に同図(i)に示すようにL
owレベルからHighレベルへ向かって変化し始め
る。また、遅延回路26の出力が閾値レベルを超えたタ
イミングで、同図(j)に示すように出力制御回路23
の出力である出力制御信号がLowレベルからHigh
レベルへ向かって変化し始める。そして、同図(k)に
示すように前記出力制御信号のレベルが閾値レベルを超
えたときに出力回路24はBチップ3で処理された信号
を出力端子から出力する。
【0029】このように、MCPに搭載されているデバ
イス間の出力信号を切り替える際にチップ間の出力信号
が重なりチップ間で貫通電流が流れるのを防ぐために、
内部のチップイネーブル信号をディスエーブルからイネ
ーブルへ変化する時のみ遅らせる。このような構成にす
ると、図2に示すようにチップ間切替信号が変化しAチ
ップ2からBチップ3へ動作が切り替えられる場合、す
なわちAチップ2の出力信号からBチップ3の出力信号
へ出力が切り替わる場合、Aチップ2の遅延回路15の
出力である内部イネーブル信号は即座にディスエーブル
に変わり出力信号もディスエーブルになる。逆にBチッ
プ3の遅延回路26の出力である内部イネーブル信号は
遅延回路26にて一定時間遅延されてからイネーブルに
なり(この場合、Bチップ3の制御タイミングが遅延回
路26の出力である内部イネーブル信号をもとに制御さ
れるときには、前記制御タイミングは遅延された分だけ
遅れ、また、Bチップ3の制御タイミングがAND回路
22の出力である内部イネーブル信号をもとに制御され
るときには、前記制御タイミングは遅れないが、この実
施の形態では前者の場合を想定している。)、これを受
けて出力信号もイネーブルになる。このようにして片方
のデバイスの出力がディスエーブルになってから、前記
遅延時間経過後にもう一方のデバイスの出力がイネーブ
ルになるため、チップおよびその出力回路間の出力信号
が重なることがなくなり貫通電流が流れることがなくな
る。
【0030】なお、以上の説明においてマルチチップ出
力制御回路91はチップ間切替信号、チップイネーブル
信号、アウトプットイネーブル信号をもとに制御される
ものとして説明したが、これらの信号に限定されるもの
ではない。また、AND回路11、遅延回路15、出力
制御回路12はAチップ2に形成され、AND回路2
2、遅延回路26、出力制御回路23はBチップ3に形
成されているものとして説明したが、マルチチップ出力
制御回路91を構成する遅延回路15,26および出力
制御回路12,23などはAチップ2、Bチップ3とは
異なるチップに形成し、このチップをコントロールチッ
プとしてAチップ2、Bチップ3とは別に設けた構成に
してもよい。また、Aチップ2とBチップ3の2つのチ
ップからなるマルチチップ半導体装置として説明した
が、チップの数も2つに限定されるものではなく3個以
上の複数のチップを備えていてもよく、この場合、チッ
プ間切替信号を複数にして前記チップ間切替信号をデコ
ードし、前記チップ間切替信号に応じたチップを選択す
る、図1に示したチップ間切替信号に相当する選択信号
を出力するデコード回路を備えた構成にしてもよい。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、内部イネーブル信号がディスエーブルからイネーブ
ルへ変化する場合のみ、その変化を遅らせる遅延回路1
5,26を備えるようにして、イネーブルからディスエ
ーブルへの切り替えはチップ間切替信号が変化すると同
時に行う一方、ディスエーブルからイネーブルへの切り
替えは前記チップ間切替信号が変化してから遅延時間T
d経過後に行うように構成したので、複数チップからな
るMCPにおいてディスエーブルからイネーブルへ切り
替わるチップおよびその出力回路からの出力と、イネー
ブルからディスエーブルへ切り替わるチップおよびその
出力回路からの出力とが重なることによる貫通電流を確
実に無くすことができるマルチチップ出力制御回路およ
びマルチチップ半導体装置が得られる効果がある。
【0032】実施の形態2.図4は、この実施の形態2
のMCPのマルチチップ出力制御回路の要部構成を示す
ブロック図である。図4において図1と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において、32は基板上に配置されたAチップ、33は
前記Aチップ32上に配置されたBチップである。92
は遅延回路15,26、出力制御回路12,23などを
備えたこの実施の形態2のマルチチップ出力制御回路で
ある。この実施の形態2のMCPのマルチチップ出力制
御回路92では、前記実施の形態1のMCPでAND回
路の後に構成されていた遅延回路15,26が前記AN
D回路の前に構成されており、チップ間切替信号がディ
スエーブルからイネーブルへ変化するときのみその変化
を遅延時間Tdだけ遅らせる。
【0033】次に動作について説明する。図5は、この
マルチチップ出力制御回路92の動作を示すタイミング
チャートであり、前記実施の形態1のMCPでは内部イ
ネーブル信号がディスエーブルからイネーブルになる時
のみその変化を遅延時間Td遅らせていたのに対して、
この実施の形態2ではチップ間切替信号そのものをイネ
ーブルになる時のみ遅延させるようにしたもので、前記
実施の形態1で説明した動作と略同一である。なお、チ
ップ間切替信号が変化しAチップ2からBチップ3へ動
作が切り替えられる場合、Bチップ3の制御タイミング
はAND回路22の出力である内部イネーブル信号をも
とに制御されるため、前記Bチップ3の制御タイミング
は前記遅延回路26で遅延された分だけ遅れ、また出力
回路24へ出力される出力制御信号も遅れる。
【0034】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、チップ間切替信号がディスエーブルからイネーブル
へ変化する場合のみ、その変化を遅らせる遅延回路1
5,26をAND回路の前に配置して、内部イネーブル
信号のイネーブルからディスエーブルへの切り替えはチ
ップ間切替信号が変化すると同時に行う一方、ディスエ
ーブルからイネーブルへの切り替えは前記チップ間切替
信号が変化してから遅延時間Td経過後に行うように構
成したので、複数チップからなるMCPにおいてディス
エーブルからイネーブルへ切り替わる一方のチップおよ
びその出力回路の出力と、イネーブルからディスエーブ
ルへ切り替わる他方のチップおよびその出力回路の出力
とは重なることはなく、前記一方のチップおよびその出
力回路と、前記他方のチップおよびその出力回路との間
で発生する貫通電流を確実になくすことができるマルチ
チップ出力制御回路およびマルチチップ半導体装置が得
られる効果がある。
【0035】実施の形態3.図6は、この実施の形態3
のMCPのマルチチップ出力制御回路の要部構成を示す
ブロック図である。図6において図1と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において、42は基板上に配置されたAチップ、43は
前記Aチップ42上に配置されたBチップである。93
は出力制御回路12,23、遅延回路15,26などを
備えたこの実施の形態3のマルチチップ出力制御回路で
ある。この実施の形態3のMCPのマルチチップ出力制
御回路93では、前記実施の形態1のMCPでAND回
路の後に構成されていた遅延回路15,26が出力制御
回路12,23の後に構成されており、出力制御回路1
2,23の出力信号がディスエーブルからイネーブルへ
変化するときのみ出力制御信号を遅延時間Tdだけ遅ら
せるものである。
【0036】次に動作について説明する。図7は、この
マルチチップ出力制御回路93の動作を示すタイミング
チャートであり、前記実施の形態1のMCPでは内部イ
ネーブル信号がディスエーブルからイネーブルになる時
のみその変化を遅延時間Td遅らせていたのに対して、
この実施の形態3では出力制御信号そのものをイネーブ
ルになる時のみ遅延させるようにしたものであり、前記
実施の形態1で説明した動作と略同一である。
【0037】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、出力制御回路の出力信号がディスエーブルからイネ
ーブルへ変化する場合のみ出力制御信号の変化を遅らせ
るように、出力制御回路の後に遅延回路15,26を配
置した構成を備えるようにして、出力制御信号のイネー
ブルからディスエーブルへの切り替えはチップ間切替信
号が変化すると同時に行う一方、出力制御信号のディス
エーブルからイネーブルへの切り替えは前記チップ間切
替信号が変化し、そして内部イネーブル信号が変化して
から遅延時間Td経過後に行うように構成したので、複
数チップからなるMCPにおいてディスエーブルからイ
ネーブルへ切り替わる一方のチップの出力回路の出力
と、イネーブルからディスエーブルへ切り替わる他方の
チップの出力回路の出力とが重なることによる貫通電流
を確実に無くすことができるマルチチップ出力制御回路
およびマルチチップ半導体装置が得られる効果がある。
【0038】また、前記実施の形態1および実施の形態
2では内部イネーブル信号を遅延させるようにしていた
ので、内部イネーブル信号を遅延させた方のチップのデ
バイスでは制御タイミングが遅れその性能を犠牲にして
いたが、この実施の形態3では出力のみ遅延させるよう
にしたので、デバイスの性能を犠牲にすることなく出力
回路の出力が重なることによる貫通電流を確実に無くす
ことができるマルチチップ出力制御回路およびマルチチ
ップ半導体装置が得られる効果がある。
【0039】実施の形態4.図8は、この実施の形態4
のMCPのマルチチップ出力制御回路の要部構成を示す
ブロック図である。図8において図1と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において、52は基板上に配置されたAチップ、53は
前記Aチップ52上に配置されたBチップである。61
はチップイネーブルやアドレス信号等が変化したのを受
けてメモリセルに蓄えているデータを高速に読み出すた
めのAチップ52に構成された回路(以下、Addre
ssTransition Detector、ATD
回路という)であり、入力が変化すると一定の幅のパル
ス信号(以下、ATD信号という)を出力する。62は
内部チップイネーブル信号とアウトプットイネーブル信
号とATD回路61の出力信号との論理積で出力制御信
号を出力する出力制御回路(制御手段)である。63は
チップイネーブルやアドレス信号等が変化したのを受け
てメモリセルに蓄えているデータを高速に読み出すため
のBチップ53に構成されたATD回路であり、入力が
変化すると一定の幅のパルス信号のATD信号を出力す
る。なお、このATD信号のパルス幅は前記実施の形態
1で説明した一定の時間To以上である必要がある。6
4は内部チップイネーブル信号とアウトプットイネーブ
ル信号とATD回路63の出力信号との論理積で出力制
御信号を出力する出力制御回路(制御手段)である。9
4は出力制御回路62,64を備えたこの実施の形態4
のマルチチップ出力制御回路である。
【0040】次に動作について説明する。図9は、前記
ATD回路の入力と出力の信号波形を示す波形図、図1
0はこのマルチチップ出力制御回路94の動作を示すタ
イミングチャートである。メモリIC等ではチップイネ
ーブルやアドレス信号等が変化したのを受けてメモリセ
ルに蓄えているデータを高速に読み出すためにATD回
路によってセンスアンプ等の活性化やビット線のイコラ
イズ等を行なっている。デバイス内部の内部イネーブル
信号をこのATD回路に入力し、出力される信号を出力
制御回路に入力する。出力制御回路は内部イネーブル信
号とアウトプットイネーブル信号と前記ATD回路の出
力信号との論理積で出力制御信号を出力する。
【0041】このような構成においてチップ間切替信号
がBチップ53に対しディスエーブルからイネーブルに
変化した場合(Aチップ52に対してはイネーブルから
ディスエーブルへ変化)には、Bチップ53ではその内
部イーブル信号を受けてATD回路63はある一定の幅
のLowレベルのパルスであるATD信号(図9の出力
信号波形におけるATD1)を出力する。このため、前
記LowレベルのATD信号が出力されている期間、B
チップ53の出力制御回路64の出力である出力制御信
号はディスエーブルのままである。その後、図10
(f)に示すように前記ATD信号がHighレベルに
なり前記出力制御信号がイネーブルとなり、さらに同図
(g)に示すようにBチップ53の出力回路13がイネ
ーブルとなる。
【0042】一方、Aチップ52の出力回路13はチッ
プ間切替信号がディスエーブルになった際に即座にディ
スエーブルになっており、Aチップ52とBチップ53
の出力が重なることはない。また、ディスエーブルから
イネーブルへ切り替えられるチップの内部イネーブル信
号にはATD信号は影響しないためチップの制御タイミ
ングについては図10(h)に示すように遅れない。
【0043】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、メモリチップを含む複数のチップにより構成された
MCPにおいてディスエーブルからイネーブルへ切り替
わる一方のチップの出力回路の出力と、イネーブルから
ディスエーブルへ切り替わる他方のチップの出力回路の
出力とが重なることによる貫通電流を確実に無くすこと
ができるマルチチップ出力制御回路およびマルチチップ
半導体装置が得られる効果がある。
【0044】実施の形態5.図11は、この実施の形態
5のMCPのマルチチップ出力制御回路の構成を示すブ
ロック図である。図11において図1と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において、72は基板上に配置されたAチップ、73は
前記Aチップ72上に配置されたBチップである。82
はAチップ72のインバータ回路(チップ間制御回
路)、83は出力制御回路(制御手段)である。インバ
ータ回路82はBチップ73の出力制御信号を反転して
出力し、出力制御回路83は内部イネーブル信号とアウ
トプットイネーブル信号と前記インバータ回路82の出
力の論理積で出力制御信号を出力する。
【0045】84はBチップ73のインバータ回路(チ
ップ間制御回路)、85は出力制御回路(制御手段)で
ある。インバータ回路84はAチップ72の出力制御信
号を反転して出力し、出力制御回路85は内部イネーブ
ル信号とアウトプットイネーブル信号と前記インバータ
回路84の出力の論理積で出力制御信号を出力する。9
5は出力制御回路83,85やインバータ回路82,8
4を備えたこの実施の形態5のマルチチップ出力制御回
路である。
【0046】次に動作について説明する。図12は、こ
のマルチチップ出力制御回路95の動作を示すタイミン
グチャートである。この実施の形態5のMCPでは、一
方のチップの出力制御信号の反転信号を他方のチップの
出力制御回路に入力するものである。この時、出力制御
回路は内部イネーブル信号とアウトプットイネーブル信
号と、出力信号の重なりを回避しようとする相手側のチ
ップの出力制御信号の反転信号との論理積で出力制御信
号を出力している。この状態においてチップ間切替信号
がAチップ選択状態からBチップ選択状態に変わり、A
チップ72の出力制御信号がイネーブル状態からディス
エーブル状態に変わると、インバータ回路84の出力が
Highレベルになり、これを受けてBチップ73の出
力制御回路85では出力制御信号がディスエーブル状態
からイネーブル状態に変わる。このため、図12(f)
と(i)に示すようにAチップ72の出力回路13から
の出力と、Bチップ73の出力回路24からの出力とは
重なってしまうことになるが、Aチップ72とBチップ
73の出力回路については必ず一方の出力回路がイネー
ブルであれば他方の出力回路はディスエーブルの状態に
なっており、図12(e)、(h)に示すように両者の
出力制御信号は重なっておらず、片方のチップの出力し
か活性化していないので貫通電流が流れることはない。
【0047】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、チップ間の出力回路についてイネーブル状態とディ
スエーブル状態との重なりを確実に回避できるため、チ
ップ間の出力回路間の貫通電流を無くすことができるマ
ルチチップ出力制御回路およびマルチチップ半導体装置
が得られる効果がある。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、出力
端子が他のチップの出力回路と共通接続されたチップの
出力回路を、制御信号をもとに前記他のチップの出力回
路とは逆に非活性化状態から活性化状態へ、または活性
化状態から非活性化状態に制御するときに、前記非活性
化状態にある出力回路に対し非活性化状態から活性化状
態にする制御タイミングを遅らせるように構成したの
で、各チップからの出力信号が重なる期間を無くすこと
ができ、共通接続されている出力端子を有したチップの
出力回路間で発生する貫通電流を確実に無くすことがで
きる効果がある。
【0049】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップの内部活性化信号
を所定量遅延させ、前記チップおよび前記出力回路に対
し非活性化状態から活性化状態にする制御タイミングを
遅らせるように構成したので、前記内部活性化信号の遅
延により、チップとその出力回路の非活性化状態から活
性化状態への制御タイミングを、活性化状態から非活性
化状態へ制御されるチップとその出力回路とに対し異な
らせることができ、各チップからの出力信号が重なるこ
とがなくなり、共通接続されている出力端子を有したチ
ップの出力回路間で発生する貫通電流を確実に無くすこ
とができる効果がある。
【0050】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップのチップ間切替信
号を所定量遅延させ、前記チップおよび前記出力回路に
対し非活性化状態から活性化状態にする制御タイミング
を遅らせるように構成したので、前記チップ間切替信号
の遅延により、チップとその出力回路の非活性化状態か
ら活性化状態への制御タイミングを、活性化状態から非
活性化状態へ制御されるチップとその出力回路とに対し
異ならせることができ、各チップからの出力信号が重な
ることがなくなり、共通接続されている出力端子を有し
たチップおよび出力回路間で発生する貫通電流を確実に
無くすことができる効果がある。
【0051】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップの前記出力回路を
活性化状態へ制御するための出力制御信号に対し所定量
の遅延を付与し、非活性化状態から活性化状態にする前
記出力回路の制御タイミングを遅らせるように構成した
ので、各チップの制御タイミングに影響を及ぼすことな
く、前記出力制御信号の遅延により各チップの出力回路
からの出力信号が重なることがなくなり、共通接続され
ている出力端子を有した出力回路間で発生する貫通電流
を確実に無くすことができる効果がある。
【0052】この発明によれば、活性化状態から非活性
化状態へ切り替えられた出力回路の出力が定常状態に移
行するまでに要する時間以上の遅延量を遅延手段が付与
するように構成したので、各チップの出力回路からの出
力信号が重なることがなくなり、共通接続されている出
力端子を有したチップの出力回路間で発生する貫通電流
を確実に無くすことができる効果がある。
【0053】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップのメモリセルに蓄
えているデータを高速に読み出すための読出制御信号を
もとに、前記出力回路を活性化状態へ制御するための出
力制御信号を前記読出制御信号の幅に応じた量遅延さ
せ、前記出力回路を非活性化状態から活性化状態にする
制御タイミングを遅らせるように構成したので、前記読
出制御信号を利用して、各チップの制御タイミングに影
響を及ぼすことなく、前記読出制御信号の幅に応じた
量、前記非活性化状態から活性化状態へ制御される前記
出力回路の制御タイミングを遅らせることができ、各出
力回路からの出力信号が重なることがなくなり、共通接
続されている出力端子を有した出力回路間で発生する貫
通電流を確実に無くすことができる効果がある。
【0054】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路へ与えられる活性化出力制
御信号を、他のチップの出力回路を非活性化状態へ制御
するための非活性化出力制御信号をもとに、その非活性
化出力制御信号が出力された後に出力させるチップ間制
御回路を各チップに備えるように構成したので、非活性
化状態から活性化状態へ制御される前記出力回路に対す
る前記活性化出力制御信号は、活性化状態から非活性化
状態へ制御される前記他のチップの出力回路に対する前
記非活性化出力制御信号が出力された後に出力されるこ
とになり、各出力回路からの出力信号が重なることがな
くなり、共通接続されている出力端子を有した出力回路
間で発生する貫通電流を確実に無くすことができる効果
がある。
【0055】この発明によれば、出力端子が他のチップ
の出力回路と共通接続されたチップの出力回路を制御信
号をもとに前記他のチップの出力回路とは逆に非活性化
状態から活性化状態に制御するか、または活性化状態か
ら非活性化状態に制御する制御手段と、該制御手段が前
記非活性化状態にある出力回路を非活性化状態から活性
化状態に制御する制御タイミングを遅らせる遅延手段と
を備えるように構成したので、各チップの出力回路の活
性化状態が重なる期間または前記各チップの出力回路の
出力が重なる期間を無くすことができ、共通接続されて
いる出力端子を有したチップの出力回路間で発生する貫
通電流を確実に無くすことができる効果がある。
【0056】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップの内部活性化信号
を所定量遅延させ、制御手段が前記出力回路を非活性化
状態から活性化状態に制御する制御タイミングを遅らせ
る遅延手段を備えるように構成したので、非活性化状態
から活性化状態へ制御される出力回路のチップの前記内
部活性化信号を前記遅延手段が遅延させることにより、
チップとその出力回路の非活性化状態から活性化状態へ
の制御タイミングを、活性化状態から非活性化状態へ制
御されるチップとその出力回路とに対し異ならせること
ができ、非活性化状態から活性化状態へ制御されるチッ
プの出力回路と活性化状態から非活性化状態へ制御され
るチップの出力回路からの出力信号が重なることがなく
なり、共通接続されている出力端子を有したチップの出
力回路間で発生する貫通電流を確実に無くすことができ
る効果がある。
【0057】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップのチップ間切替信
号を所定量遅延させ、制御手段が前記出力回路を非活性
化状態から活性化状態に制御する制御タイミングを遅ら
せる遅延手段を備えるように構成したので、非活性化状
態から活性化状態へ制御される出力回路のチップの前記
チップ間切替信号を前記遅延手段が遅延させることによ
り、チップとその出力回路の非活性化状態から活性化状
態への制御タイミングを、活性化状態から非活性化状態
へ制御されるチップとその出力回路とに対し異ならせる
ことができ、非活性化状態から活性化状態へ制御される
チップの出力回路と、活性化状態から非活性化状態へ制
御されるチップの出力回路からの出力信号が重なること
がなくなり、共通接続されている出力端子を有したチッ
プの出力回路間で発生する貫通電流を確実に無くすこと
ができる効果がある。
【0058】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップにおける、前記出
力回路を活性化状態へ制御するための出力制御信号に対
し所定量の遅延を付与し、制御手段が前記出力回路に対
し非活性化状態から活性化状態に制御する制御タイミン
グを遅らせる遅延手段を備えるように構成したので、非
活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路への出
力制御信号を前記遅延手段が遅延させ各チップの出力回
路の出力が重ならないようにすることができ、各チップ
の制御タイミングに影響を及ぼすことなく、非活性化状
態から活性化状態へ制御される出力回路からの出力と、
活性化状態から非活性化状態へ制御される出力回路から
の出力が重なることがなくなり、共通接続されている出
力端子を有したチップ間で発生する貫通電流を確実に無
くすことができる効果がある。
【0059】この発明によれば、活性化状態から非活性
化状態へ切り替えられた出力回路の出力が定常状態に移
行するまでに要する時間以上の遅延量を付与する遅延手
段を備えるように構成したので、前記活性化状態から非
活性化状態へ切り替えられる出力回路の負荷特性や出力
端子の構成に応じて前記出力回路の出力が定常状態に移
行するまでに要する時間が異なっていても、非活性化状
態から活性化状態へ制御されるチップの出力回路からの
出力と、活性化状態から非活性化状態へ制御されるチッ
プの出力回路からの出力との間の重なりを確実に回避で
き、共通接続されている出力端子を有したチップ間で発
生する貫通電流を確実に無くすことができる効果があ
る。
【0060】この発明によれば、非活性化状態から活性
化状態へ制御される出力回路のチップのメモリセルに蓄
えているデータを高速に読み出すための読出制御信号を
もとに、前記出力回路を活性化状態へ制御するための出
力制御信号を前記読出制御信号の幅に応じた量遅延さ
せ、制御手段が前記出力回路を非活性化状態から活性化
状態に制御する制御タイミングを遅らせる遅延手段を備
えるように構成したので、前記読出制御信号を利用し
て、各チップの制御タイミングに影響を及ぼすことな
く、非活性化状態から活性化状態へ制御される出力回路
の制御タイミングを遅らせることができ、共通接続され
ている出力端子を有した出力回路間で発生する貫通電流
を確実に無くすことができる効果がある。
【0061】この発明によれば、出力端子が他のチップ
の出力回路と共通接続されたチップの出力回路を制御信
号をもとに非活性化状態から活性化状態に制御するか、
または活性化状態から非活性化状態に制御する制御手段
と、前記制御手段が非活性化状態から活性化状態へ制御
する出力回路へ与えられる活性化出力制御信号を、前記
他のチップの出力回路を非活性化状態へ制御するための
非活性化出力制御信号をもとに、その非活性化出力制御
信号が出力された後に出力させるチップ間制御回路とを
備えるように構成したので、非活性化状態から活性化状
態へ制御される前記出力回路に与えられる前記活性化出
力制御信号は、活性化状態から非活性化状態へ制御され
る前記他のチップの出力回路への前記非活性化出力制御
信号が出力された後に出力されることになり、非活性化
状態から活性化状態へ制御される出力回路の制御タイミ
ングを遅らせることができ、共通接続されている出力端
子を有した出力回路間で発生する貫通電流を確実に無く
すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の遅延回路の
入力信号と出力信号との関係を示すタイミングチャート
である。
【図3】 この発明の実施の形態1のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の動作を示す
タイミングチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の動作を示す
タイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の動作を示す
タイミングチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態4のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4のマルチチップ半導
体装置におけるマルチチップ出力制御回路のATD回路
の入力信号と出力信号との関係を示すタイミングチャー
トである。
【図10】 この発明の実施の形態4のマルチチップ半
導体装置におけるマルチチップ出力制御回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態5のマルチチップ半
導体装置におけるマルチチップ出力制御回路の構成を示
すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態5のマルチチップ半
導体装置におけるマルチチップ出力制御回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図13】 従来のマルチチップ半導体装置の構成を示
す断面図である。
【図14】 従来のマルチチップ出力制御回路の電気的
な構成を示すブロック図である。
【図15】 従来のマルチチップ出力制御回路の動作を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
2,32,42,52,72 Aチップ、3,33,4
3,53,73 Bチップ、11,22 AND回路、
12,23,62,64,83,85 出力制御回路
(制御手段)、13,24 出力回路、15,26 遅
延回路(遅延手段)、21 インバータ回路、61,6
3 ATD回路、82,84 インバータ回路(チップ
間制御回路)、91,92,93,94,95 マルチ
チップ出力制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 稔 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ04 KB33 KB36 KB85 KB92 QQ18 5J056 AA04 BB19 BB53 CC00 CC05 EE15 GG13 KK01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子が他のチップの出力回路と共通
    接続されたチップの出力回路を制御信号をもとに前記他
    のチップの出力回路とは逆に非活性化状態から活性化状
    態へ、または活性化状態から非活性化状態へ制御するマ
    ルチチップ出力制御回路であって、 前記非活性化状態にある出力回路に対し、非活性化状態
    から活性化状態にする制御タイミングを遅らせる遅延手
    段を備えたマルチチップ出力制御回路。
  2. 【請求項2】 遅延手段は、非活性化状態から活性化状
    態へ制御される出力回路のチップの内部活性化信号を所
    定量遅延させ、前記チップおよび前記出力回路に対し非
    活性化状態から活性化状態にする制御タイミングを遅ら
    せることを特徴とする請求項1記載のマルチチップ出力
    制御回路。
  3. 【請求項3】 遅延手段は、非活性化状態から活性化状
    態へ制御される出力回路のチップのチップ間切替信号を
    所定量遅延させ、前記チップおよび前記出力回路に対し
    非活性化状態から活性化状態にする制御タイミングを遅
    らせることを特徴とする請求項1記載のマルチチップ出
    力制御回路。
  4. 【請求項4】 遅延手段は、非活性化状態から活性化状
    態へ制御される出力回路のチップの前記出力回路を活性
    化状態へ制御するための出力制御信号に対し所定量の遅
    延を付与し、非活性化状態から活性化状態にする前記出
    力回路の制御タイミングを遅らせることを特徴とする請
    求項1記載のマルチチップ出力制御回路。
  5. 【請求項5】 遅延手段は、活性化状態から非活性化状
    態へ切り替えられた出力回路の出力が定常状態に移行す
    るまでに要する時間以上の遅延量を付与することを特徴
    とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載
    のマルチチップ出力制御回路。
  6. 【請求項6】 遅延手段は、非活性化状態から活性化状
    態へ制御される出力回路のチップのメモリセルに蓄えて
    いるデータを高速に読み出すための読出制御信号をもと
    に、前記出力回路を活性化状態へ制御するための出力制
    御信号を前記読出制御信号の幅に応じた量遅延させ、前
    記出力回路を非活性化状態から活性化状態にする制御タ
    イミングを遅らせることを特徴とする請求項1記載のマ
    ルチチップ出力制御回路。
  7. 【請求項7】 出力端子が他のチップの出力回路と共通
    接続されたチップの出力回路を制御信号をもとに前記他
    のチップの出力回路とは逆に非活性化状態から活性化状
    態へ、または活性化状態から非活性化状態へ制御するマ
    ルチチップ出力制御回路であって、非活性化状態から活
    性化状態へ制御される出力回路へ与えられる活性化出力
    制御信号を、前記他のチップの出力回路を非活性化状態
    へ制御するための非活性化出力制御信号をもとに、その
    非活性化出力制御信号が出力された後に出力させるチッ
    プ間制御回路を備えたマルチチップ出力制御回路。
  8. 【請求項8】 複数のチップを収納したマルチチップ半
    導体装置であって、出力端子が他のチップの出力回路と
    共通接続されたチップの出力回路を制御信号をもとに前
    記他のチップの出力回路とは逆に非活性化状態から活性
    化状態に制御するか、または活性化状態から非活性化状
    態に制御する制御手段と、該制御手段が前記非活性化状
    態にある出力回路を非活性化状態から活性化状態に制御
    する制御タイミングを遅らせる遅延手段とを備えたマル
    チチップ半導体装置。
  9. 【請求項9】 遅延手段は、非活性化状態から活性化状
    態へ制御される出力回路のチップの内部活性化信号を所
    定量遅延させ、制御手段が前記出力回路を非活性化状態
    から活性化状態に制御する制御タイミングを遅らせるこ
    とを特徴とする請求項8記載のマルチチップ半導体装
    置。
  10. 【請求項10】 遅延手段は、非活性化状態から活性化
    状態へ制御される出力回路のチップのチップ間切替信号
    を所定量遅延させ、制御手段が前記出力回路に対し非活
    性化状態から活性化状態に制御する制御タイミングを遅
    らせることを特徴とする請求項8記載のマルチチップ半
    導体装置。
  11. 【請求項11】 遅延手段は、非活性化状態から活性化
    状態へ制御される出力回路のチップにおける前記出力回
    路を活性化状態へ制御するための出力制御信号に対し所
    定量の遅延を付与し、制御手段が前記出力回路に対し非
    活性化状態から活性化状態に制御する制御タイミングを
    遅らせることを特徴とする請求項8記載のマルチチップ
    半導体装置。
  12. 【請求項12】 遅延手段は、活性化状態から非活性化
    状態へ切り替えられた出力回路の出力が定常状態に移行
    するまでに要する時間以上の遅延量を付与することを特
    徴とする請求項8から請求項11のうちのいずれか1項
    記載のマルチチップ半導体装置。
  13. 【請求項13】 遅延手段は、非活性化状態から活性化
    状態へ制御される出力回路のチップのメモリセルに蓄え
    ているデータを高速に読み出すための読出制御信号をも
    とに、前記出力回路を活性化状態へ制御するための出力
    制御信号を前記読出制御信号の幅に応じた量遅延させ、
    制御手段が前記出力回路を非活性化状態から活性化状態
    にする制御タイミングを遅らせることを特徴とする請求
    項8記載のマルチチップ半導体装置。
  14. 【請求項14】 複数のチップを収納したマルチチップ
    半導体装置であって、 出力端子が他のチップの出力回路と共通接続されたチッ
    プの出力回路を制御信号をもとに前記他のチップとは逆
    に非活性化状態から活性化状態に制御するか、または活
    性化状態から非活性化状態に制御する制御手段と、該制
    御手段が非活性化状態から活性化状態へ制御する出力回
    路へ与えられる活性化出力制御信号を、前記他のチップ
    の出力回路を非活性化状態へ制御するための非活性化出
    力制御信号をもとに、その非活性化出力制御信号が出力
    された後に出力させるチップ間制御回路とを備えたマル
    チチップ半導体装置。
JP2000216290A 2000-07-17 2000-07-17 マルチチップ出力制御回路およびマルチチップ半導体装置 Pending JP2002032982A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007265548A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Elpida Memory Inc 積層メモリ

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