JP2002029306A - 重量構造物の搬送方法 - Google Patents

重量構造物の搬送方法

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JP2002029306A JP2000219343A JP2000219343A JP2002029306A JP 2002029306 A JP2002029306 A JP 2002029306A JP 2000219343 A JP2000219343 A JP 2000219343A JP 2000219343 A JP2000219343 A JP 2000219343A JP 2002029306 A JP2002029306 A JP 2002029306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一体的に設けられた重量構造物を分解しない
で迅速に移動することができる重量構造物の搬送方法を
提供する。 【解決手段】 下部に昇降及び旋回並びに自走可能な小
型搬送台車10を備えた搬送機材10aを挿入可能な隙
間を有する架構11の内部に機器12を設けた第1の重
量構造物13を工場等で組立て、隙間に、複数の搬送機
材10aをそれぞれ挿入して第1の重量構造物13に着
脱可能に取付け、第1の重量構造物13を、第1の重量
構造物13の設置レベルに合わせて設けられた仮設ステ
ージ14上に揚重機で載置した後、各々の小型搬送台車
10の載置台23を同時、又はそれぞれ少しずつ上昇さ
せて第1の重量構造物13を支持し、搬送機材10aを
無線機で誘導して、設置位置まで搬送し、載置台23を
下降、位置合わせをして設置し、搬送機材10aを第1
の重量構造物13の下方から退避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一体的に組立てら
れた重量構造物を、分解せずに水平移動することができ
る重量構造物の搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、既設の架構内に大重量、例えば1
0t以上の機器を据え付ける場合には、まず、機器を一
式、又は分割した状態で仮設ステージに載置した後、コ
ロ曳きによって設置位置まで横移動させ、さらに、他の
方向から機器をウインチ等で横引きして位置合わせをし
てから架構内の接続部材に取付け、その後に機器の周囲
に梁を取付け、架構を復旧させていた。また、鉄塔や煙
突等を据え付ける場合には、分割された鉄塔を現地に搬
入し、設置位置に足場を仮設し、クレーン等を使用して
下側の部材から順に据え付けて組立てていた。一方、工
場内においては、多数のフレーム上に設けられた機器
を、隣接するフレームと共に側方に接続した製造ライン
が複数設けられている。段取り替え等によって製造ライ
ンを移設するときには、それぞれの機器とフレームの接
続を解除し、移設場所までコロ曳き、又はトレーラー等
の移動手段にクレーン等を使用して積載し、搬送した
後、移設場所において、再度組立て及び据え付けを行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の架構内への機器の据え付け方法は、機器を据え付け
た後に架構を復旧するので、狭い仮設ステージ上の作業
に長時間を要し、また、人手も多くかかっていた。ま
た、鉄塔や煙突等を据え付ける場合には、足場の仮設
や、現地での高所組立て作業が多く、作業に手間がかか
り、長い工事期間を要していた。さらに、工場内におけ
る製造ラインの移設においては、機器を分割して移設す
るので、電気配線、各種配管の縁切りと復旧に工期を要
し、また、組立て後の動作チェックや調整などライン操
業立ち上げの手間がかかっていた。本発明はかかる事情
に鑑みてなされたもので、一体的に設けられた重量構造
物を分解しないで迅速に移動することができる重量構造
物の搬送方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る重量構造物の搬送方法は、その下部に昇降及び
旋回並びに自走可能な小型搬送台車を備えた搬送機材を
挿入可能な隙間を有する架構の内部に機器を設けた第1
の重量構造物を組立て場、又は工場で組立て、前記第1
の重量構造物の前記隙間に、複数の前記搬送機材をそれ
ぞれ挿入して前記第1の重量構造物に着脱可能に取付
け、前記第1の重量構造物を、該第1の重量構造物の設
置レベルに合わせて設けられた仮設ステージ上に揚重機
で載置した後、各々の前記小型搬送台車の載置台を同
時、又はそれぞれ少しずつ上昇させて前記第1の重量構
造物を支持し、前記搬送機材を無線機で誘導して、前記
第1の重量構造物を設置位置まで搬送し、前記載置台を
下降させると共に位置合わせをして設置した後に、前記
搬送機材を前記第1の重量構造物の下方から退避させ
る。
【0005】ここで、架構とは、複数の部材(梁材及び
支柱)を立体的に枠状に接続したものをいう。また、第
1の重量構造物には、例えば、重量が10t以上の炉
殻、熱交換器、給水加熱機、攪拌機、油圧・給油装置、
粉砕機(クラッシャーミル)、各種タンク類が含まれ
る。搬送機材には、小型搬送台車の他に、小型搬送台車
と第1の重量構造物との間に載置する搬送用受け梁やス
ペーサ等の補助部材を設けることもできる。架構の下部
の隙間には、例えば、小型搬送台車を備えた搬送機材を
挿入できる。小型搬送台車は、上部に昇降可能な載置台
を有し、載置台の向きを変えずに、車輪を鉛直軸の回り
に旋回させて進行方向を変えることができる。また、小
型搬送台車は、無線機で昇降、旋回、速度変更等の指示
を送ることによって移動することができる。
【0006】第1の重量構造物の下部には、小型搬送台
車を備えた搬送機材を挿入することができるので、第1
の重量構造物を小型搬送台車に載置するためのクレーン
作業を省略でき、費用を少なくすることができる。複数
の搬送機材で第1の重量構造物を搬送するので、第1の
重量構造物を分解しないで据え付けを行うことができ
る。また、搬送機材を第1の重量構造物に着脱可能に取
付けるので、第1の重量構造物と共に持ち上げて移動す
ることができ、作業を単純化して迅速に移動させること
ができる。また、仮設ステージ上を旋回、自走可能な小
型搬送台車で搬送するので、狭い範囲でも容易に進行方
向の変更を行うことができ、進路の微調整と位置合わせ
を簡単に行って、作業時間を短縮することができる。さ
らに、搬送機材を無線機によって誘導することができる
ので、小型搬送台車を離れた位置から操作することがで
き、例えば、高所、高温、高圧等の作業環境が悪いとこ
ろでも安定して操作することができる。
【0007】前記目的に沿う第2の発明に係る重量構造
物の搬送方法は、組立て場、又は工場で組み立てられ、
下部に昇降及び旋回並びに自走可能な小型搬送台車を備
えた搬送機材を挿入可能な隙間を有する架構からなって
立設される第2の重量構造物の前記隙間に、複数の前記
搬送機材をそれぞれ挿入して前記第2の重量構造物に着
脱可能に取付け、各々の前記小型搬送台車の載置台を同
時、又はそれぞれ少しずつ上昇させて前記第2の重量構
造物を支持し、前記搬送機材を無線機で誘導して、前記
第2の重量構造物を設置位置まで搬送し、前記載置台を
下降させると共に位置合わせをして設置した後に、前記
搬送機材を前記第2の重量構造物の下方から退避させ
る。
【0008】第2の重量構造物には、例えば、ITV監
視塔、マイクロ無線塔、高架水タンク、煙突、その他の
鉄塔が含まれ、また、高さ方向を長手方向として自立す
るその他の重量物も含まれる。第2の重量構造物の下部
には、小型搬送台車を直接配置することができ、また、
第2の重量構造物の形状や強度によっては、スペーサ等
の補助部材を用いることも可能である。かかる構成によ
って、1箇所の工場、又は組立て場で第2の重量構造物
を複数製造でき、複数箇所の設置位置にそれぞれ配設す
ることによって、各設置位置ごとに据え付け用の足場を
組む手間を省くことができる。また、設置位置に据え付
け用の仮設足場を組まずに、第2の重量構造物を移動す
ることができるので、設置位置の上方に送電線等の障害
物が配設されている場合等の設置作業の困難性を排し
て、作業時間を短縮することができる。さらに、搬送機
材を第2の重量構造物に着脱可能に取付けているので、
搬送時の安定性を高めることができる。
【0009】前記目的に沿う第3の発明に係る重量構造
物の搬送方法は、工場内に設置され、下部に昇降及び旋
回並びに自走可能な小型搬送台車を備えた搬送機材を挿
入可能な隙間を有するフレーム及び該フレームの上部に
設けられた機器を連結した第3の重量構造物の前記隙間
に、複数の前記搬送機材をそれぞれ挿入し、各々の前記
小型搬送台車の載置台を同時、又はそれぞれ少しずつ上
昇させて前記第3の重量構造物を支持し、前記搬送機材
を無線機で誘導して、前記第3の重量構造物を設置位置
まで搬送し、前記載置台を下降させると共に位置合わせ
をして設置した後に、前記搬送機材を前記第3の重量構
造物の下方から退避させる。第3の重量構造物には、例
えば、半導体製造ライン、医薬品製造ライン、食品製造
ライン、各種製品梱包ラインの他、ベルトコンベヤ等の
汎用搬送設備も含まれる。
【0010】複数台の搬送機材で第3の重量構造物を搬
送するので、工場内の狭い場所でも自在に方向を変えて
移動することができ、据え付け位置の微調整も簡単に行
って移設時間を短縮することができる。また、一体的に
設けられた第3の重量構造物を分割しないので、作業工
数を低減すると共に移設後の各製造ラインの立ち上げを
円滑に行うことができる。第1〜第3の発明に係る重量
構造物の搬送方法においては、前記搬送機材は前記小型
搬送台車の上部に設けられた搬送用受け梁を含むことも
可能である。搬送用受け梁は、例えば、直線状のものを
2台の小型搬送台車に架け渡して用いることができる。
また、その両端部が中央部より上方に突出して支持部を
形成した搬送用受け梁を用い、該搬送用受け梁の中央部
で架構又はフレームの下部を支持し、搬送用受け梁の両
側の支持部を2台の小型搬送台車で支持するように構成
することが可能である。また、2以上の搬送用受け梁を
連結して、フレーム状に組み立てて使用することも可能
である。搬送用受け梁を用いることによって、載置物を
安定させて移動することができる。また、前記搬送機材
に指示を送る前記無線機を、複数台の前記搬送機材のう
ち、1又は2以上の前記搬送機材を選択して指示を送る
ことができるように構成することも可能である。各無線
機は、それぞれ独立して対応する搬送機材に指示を送る
ことができるように構成されている。また、1台の無線
機から複数台の搬送機材に指示を送ることもできる。か
かる構成によって、例えば、広い場所を搬送するときに
は、1台の無線機から全搬送機材に、同一方向に走行す
るように指示を出し、据え付け時には、各搬送機材に1
台ずつ旋回、進退等の指示を送ることができる。かかる
構成によって、搬送機材の搬送及び位置合わせを迅速に
行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1に示すように、本発明の第1
の実施の形態に係る重量構造物の搬送方法は、小型搬送
台車10を使用し、架構11の内部に機器の一例である
大型タンク12を設けたタンク付き架構13(第1の重
量構造物の一例)を仮設ステージ14から設置位置とな
る既設架台15上に設置する方法である。まず、図2を
参照して、本実施の形態に係る重量構造物の搬送方法に
使用される小型搬送台車10の構造について説明する。
小型搬送台車10は、矩形の荷台16の下部中央の左右
両側に駆動輪17をそれぞれ備え、左右の駆動輪17
は、各駆動輪17の側部にそれぞれ設けられた減速機付
きモータ18によって独立して駆動することができる。
左右の駆動輪17をそれぞれ逆回転させることによっ
て、小型搬送台車10の向きを自由に変えることができ
る。
【0012】荷台16の下部中央の前後両側に設けられ
た竪軸18aには、転動方向を変更可能な自在輪19が
それぞれ設けられている。荷台16の上部中央には、立
設する支点軸20を介して矩形の荷台16と実質的に同
一形状の台座21が設けられている。台座21の上方位
置には、バッグタイプのエアジャッキ22等の昇降手段
によって昇降可能な載置台23が設けられ、台座21と
載置台23は、4本の伸縮可能な油圧ストッパ24によ
って連結されている。図示しないアクチュエータを作動
させることによってエアジャッキ22内の空気量を調整
し、エアジャッキ22内の空気量の変化によって載置台
23を昇降させることができる。また、エアジャッキ2
2の破損等が発生した場合でも、油圧ストッパ24によ
って載置台23を水平に保持できるように構成されてい
る。なお、昇降手段として、エアジャッキ22の替わり
に図示しない電動ジャッキ、気圧、液圧シリンダによっ
て載置台23を昇降させる機構を使用することも可能で
ある。
【0013】小型搬送台車10は、図示しない無線機を
使用して小型搬送台車10の外部から操作することがで
きる。かかる構成によって、小型搬送台車10を昇降及
び旋回並びに自走させることができる。次に、図1を参
照して、本実施の形態に係る重量構造物の搬送方法が適
用される大型設備24aについて説明する。大型設備2
4aは、地上から所定高さに設けられた既設架台15を
有し、既設架台15の上部には、所定期間おきに交換を
行う図示しない大型タンクが設けられているが、図1に
おいては、旧大型タンクとその周囲に設けられていた架
台は既に取り外され、仮設ステージ14から撤去されて
いる。既設架台15の上部位置には、仮設ステージ14
が既設架台15の3方を囲むように設けられている。新
設される大型タンク12と架構11からなるタンク付き
架構13は、4台の小型搬送台車10に搬送用受け梁2
5を介して固定され、仮設ステージ14上に載置されて
いる。すなわち、2台の小型搬送台車10に1本の直線
状の搬送用受け梁25を架け渡して構成される搬送機材
10aが2台取付けられている。なお、搬送用受け梁2
5の長さは、架構11の幅(図1において左下、右上方
向)より長く形成されている。
【0014】ここで、架構11の構造について詳しく説
明する。架構11は、立設した4本の支柱26に複数の
梁材27及びブレース28を接続して構成されており、
その下部には、所定高さH3の隙間が形成されている。
隙間の高さH3は、図2に示す小型搬送台車10の載置
台23を下降させたときの最小高さH1と、搬送用受け
梁25の高さH2の和より大きくなるように形成されて
いる。かかる構成によって、小型搬送台車10に搬送用
受け梁25を載置した状態で、小型搬送台車10及び搬
送用受け梁25、すなわち2台の搬送機材10aを、架
構11の下部の隙間にそれぞれ挿入することができる。
小型搬送台車10と搬送用受け梁25は、図示しないボ
ルト等の締結手段で仮止めされており、また、搬送用受
け梁25と架構11も同様に仮止めされている。かかる
構成によって、小型搬送台車10を無線機を使用して操
縦し、搬送機材10aを誘導してタンク付き架構13を
既設架台15の上方位置まで搬送し、簡単に据え付ける
ことができる。
【0015】続いて、図1を参照して、本実施の形態に
係るタンク付き架構13の搬送方法について順に説明す
る。 (架構製造工程)大型タンク12の周囲を架構11で囲
んだタンク付き架構13を組立て場、又は工場で一体的
に接続し、組み立てる。このとき、大型タンク12の組
立てのみを工場で行い、大型設備24aの近傍に設けた
組立て場で、大型タンク12を架構11に載置、接続す
ることも可能である。このとき、架構11の下部には、
小型搬送台車10の載置台23を最下点まで下降させて
小型搬送台車10に搬送用受け梁25を載置したときの
高さよりも高い隙間を形成しておく。
【0016】(台車取付け工程)搬送用受け梁25を図
示しない揚重機等でそれぞれ吊り上げ、2台の小型搬送
台車10の上部に搬送用受け梁25の両端部をそれぞれ
載置し、ボルト等で着脱可能に仮止めを行う。同様にも
う1本の搬送用受け梁25を2台の小型搬送台車10に
固定する。このようにして搬送機材10aを製作する。
なお、2本の搬送用受け梁25を予め連結して搬送用の
架台を形成しておき、これに小型搬送台車10を取付け
て使用することも可能である。次いで、搬送用受け梁2
5を載置した小型搬送台車10を図示しない無線機で操
縦して、搬送用受け梁25をタンク付き架構13の下部
の隙間に実質的に平行に挿入する。小型搬送台車10に
指示を送る無線機は、複数台の小型搬送台車10のう
ち、1又は2以上の小型搬送台車10を選択して指示を
送ることができる。かかる構成によって、複数台の小型
搬送台車10に同時に指示を送り、操縦を簡単に行うこ
とができる。また、小型搬送台車10の1台ずつに指示
を送って移動させることによって、搬送物の位置の微調
整を行うことができ、搬送物の位置合わせを迅速、かつ
簡単に行うことができる。
【0017】そして、小型搬送台車10の載置台23を
上昇させて搬送用受け梁25を架構11の下部に当接さ
せ、搬送用受け梁25を架構11にボルト等で着脱可能
に仮止めする。なお、小型搬送台車10の載置台23を
下降させるようにエアジャッキ22を操作すると、小型
搬送台車10の本体部が上方に引き寄せられ、小型搬送
台車10は搬送用受け梁25に吊下された状態になる。
これにより、例えば、小型搬送台車10を4台以上使用
した場合には、少なくとも3台の小型搬送台車10で搬
送物を支持しておき、残りの小型搬送台車10を搬送用
受け梁25に吊下させて残りの小型搬送台車10の下方
に隙間をあけた状態で移動できるので、搬送路に設置さ
れた障害物や搬送路に形成された段差を越えて搬送物を
移動させることができる。 (揚重工程)タンク付き架構13を、タンク付き架構1
3の設置レベルに合わせて設けられた仮設ステージ14
上に図示しないクレーン等の揚重機で載置する。
【0018】(搬送工程)各々の小型搬送台車10の載
置台23を同時、又はそれぞれ少しずつ上昇させてタン
ク付き架構13を実質的に水平に支持する。この場合の
指示も無線機によって行う。全ての載置台23を同時に
上昇させるときには、4台の小型搬送台車10に同時に
指令を出し、それぞれ少しずつ上昇させる場合には、1
台ずつ指令を出す。なお、2台、又は3台の小型搬送台
車10に同時に指令を出して操作することも可能であ
る。次に、搬送機材10aを無線機で誘導して、タンク
付き架構13を既設架台15の近傍まで搬送し、タンク
付き架構13の下端レベルが既設架台15の上端レベル
より高くなるように載置台23を上昇させ、既設架台1
5の上方レベルまで移動し、設置部分の位置を合わせな
がら小型搬送台車10の載置台23を下降させて、タン
ク付き架構13を既設架台15に連結して設置する。
【0019】(退避工程)タンク付き架構13を連結し
た後に、搬送用受け梁25とタンク付き架構13の仮止
め用のボルトを取外し、搬送用受け梁25及び小型搬送
台車10をタンク付き架構13の下方から側方に退避さ
せる。小型搬送台車10を退避させるときには、小型搬
送台車10を自走させてもよく、また、仮設ステージ1
4のスペースが狭いときには、クレーン装置等の揚重機
を使用して側方に抜き出すことも可能である。小型搬送
台車10は、昇降及び旋回並びに自走可能なので、狭い
スペースでも移動でき、簡単に位置合わせを行うことが
できる。
【0020】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施の形態に係る重量構造物の搬送方法について説明す
る。第2の実施の形態に係る重量構造物の搬送方法は、
組立て場、又は工場で組み立てられた第2の重量構造物
の一例である鉄塔30を、第1の実施の形態に係る重量
構造物の搬送方法に使用した小型搬送台車10及び搬送
用受け梁25からなる搬送機材10aを用いて設置位置
31まで搬送する方法である。まず、鉄塔30の搬送方
法が適用される設備について説明する。本実施の形態に
おいては、第1の実施の形態において説明した小型搬送
台車10及び搬送用受け梁25を使用するが、これらの
装置、部材については、説明を省略する。鉄塔30は、
複数の部材32を組み合わせた架構からなり、鉛直方向
の高さが水平方向の縦、横の長さより大きくなるように
構成されて立設される。鉄塔30の下部には、小型搬送
台車10及び搬送用受け梁25を挿入可能な隙間が形成
されている。
【0021】設置位置31のレベルと、組立て場、又は
工場で組み立てられた鉄塔30の下端レベルは、実質的
に同一のレベルである。なお、搬送路が傾斜している場
合でも、小型搬送台車10が走行可能な範囲内の傾斜で
あるときには、鉄塔30の傾斜を調整しながら搬送する
ことができる。鉄塔30は、部材32を連結し、レベル
ごとに製造されたブロックを接続して製造することがで
き、工場に設けられた図示しないクレーン設備を利用し
て立設して組み立てることができる。また、鉄塔30を
横倒しにした状態で接続してから立設させることも可能
である。次に、鉄塔30の搬送方法の手順について説明
する。なお、本実施の形態に係る重量構造物の搬送方法
については、第1の実施の形態におけるタンク付き架構
13の搬送方法の揚重工程を省略したもので、第1の実
施の形態と実質的に同一の作業についての説明は省略す
る。
【0022】(架構製造工程)複数の部材32を連結し
て、鉄塔30を工場、又は組立て場で組み立てる。 (台車取付け工程)4台の小型搬送台車10の上部に、
平行に配置されて連結された2本の搬送用受け梁25を
載置し、ボルト等で着脱可能に取付けて2台の搬送機材
10aを組立てる。そして、鉄塔30の下部の隙間に搬
送機材10aをそれぞれ挿入する。そして、搬送用受け
梁25を鉄塔30にボルト等を使用して着脱可能に取付
ける。かかる構成によって、搬送中の鉄塔30の傾斜を
調整することにより転倒を防止することができる。な
お、鉄塔の重量や、形状によって、鉄塔が転倒すること
がない場合には、搬送用受け梁25と鉄塔の連結を省略
することも可能である。
【0023】(搬送工程)各々の前記小型搬送台車10
の載置台23を同時、又はそれぞれ少しずつ上昇させて
鉄塔30を支持し、搬送機材10aを無線機で誘導し
て、鉄塔30を設置位置31まで搬送する。小型搬送台
車10に指示を送る無線機は、複数台の小型搬送台車1
0のうち、1又は2以上の小型搬送台車10を選択して
指示を送ることができる。次に、小型搬送台車10の載
置台23を下降させると共に位置合わせをして設置す
る。 (退避工程)搬送用受け梁25と鉄塔30の連結を解除
して、搬送用受け梁25及び小型搬送台車10を無線機
で誘導して鉄塔30の下方から側方に退避させる。退避
させた搬送用受け梁25及び小型搬送台車10は、その
まま無線機で誘導して、工場、又は組立て場まで走行さ
せることができる。そして、同じ搬送用受け梁25及び
小型搬送台車10を使用して、工場、又は組立て場で、
次に製造される鉄塔を別の場所に移動させて取付けるこ
とができる。かかる構成によって、従来は、各設置位置
ごとに必要であった鉄塔の組み立て用足場を省略、又は
簡略化することができ、特に、複数箇所に鉄塔を据え付
ける場合の工期を大幅に短縮することができる。
【0024】次に、図4(A)、(B)を参照して、本
発明の第3の実施の形態に係る重量構造物の搬送方法に
ついて説明する。本実施の形態に係る重量構造物の搬送
方法は、第1の実施の形態に係る重量構造物の搬送方法
において使用した複数の小型搬送台車10を用いて、工
場内に設置された第3の重量構造物の一例である生産ラ
イン33を設置位置まで移設する方法である。以下、詳
しく説明する。なお、本実施の形態においては、小型搬
送台車10のみで搬送機材を構成している。また、符号
41は、工場内に設置された他の生産ラインを示す。生
産ライン33は、下部に複数の脚部34を有するフレー
ム35〜37及びフレーム35〜37の上部に配置され
た製造用の機器38〜40を連結して設けられている。
また、各種電気配線や配管等も各フレーム35〜37に
沿って連続して配設されている。各フレーム35〜37
は、脚部34によって、フレームの下側端と床部との間
に実質的に同一高さの隙間が形成されている。各隙間の
高さは、図2に示すように、載置台23を最下点まで下
降させたときの小型搬送台車10の高さH1より大きく
設定されている。ここで、フレーム35〜37は、架構
により構成される場合もある。
【0025】次いで、生産ライン33の搬送方法の手順
について説明する。なお、本実施の形態に係る重量構造
物の搬送方法については、第2の実施の形態における鉄
塔30の搬送方法の架構製造工程及び台車取付け工程を
省略したもので、第2の実施の形態と実質的に同一の作
業についての説明は省略する。 (準備工程)移設しようとする生産ライン33の脚部3
4が、例えば、ボルト等で床部に固定されている場合に
は、これを取り外して昇降可能な状態にしておく。脚部
がない生産ラインの場合は、脚部の代わりに図示しない
複数のジャッキでフレームを持ち上げてその下方に必要
高さの隙間を設けておく。生産ライン33の複数のフレ
ーム35〜37は、順に連結されているが、同時に上昇
させたときに屈曲したり歪みが生じたりしないように、
補強用の梁やボルト等で強固に連結しておくことが好ま
しい。
【0026】(搬送工程)生産ライン33の下部の隙間
の所定位置に、例えば6台の小型搬送台車10をそれぞ
れ挿入し、各々の小型搬送台車10の載置台23を同
時、又はそれぞれ少しずつ上昇させて生産ライン33を
支持する。各小型搬送台車10の台数は、生産ライン3
3の重量や連結強度に応じて増減することができる。次
いで、小型搬送台車10を無線機で誘導して、生産ライ
ン33を設置位置まで搬送し、載置台23を下降させる
と共に位置合わせをして設置する。小型搬送台車10に
指示を送る無線機は、複数台の小型搬送台車10のう
ち、1又は2以上の小型搬送台車10を選択して指示を
送ることができる。 (退避工程)各小型搬送台車10を生産ライン33の下
方から退避させる。かかる構成によって、生産ライン3
3を分割せずに移設することができ、しかも、位置合わ
せを簡単、かつ迅速に行うことができる。特に、狭い工
場内で生産ライン33を移設する場合には、旋回して方
向の変更を自由に行うことができる小型搬送台車10を
使用するので、移動や位置合わせを簡単にできる。以
上、本発明に係る実施の形態について説明してきたが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
例えば、重量物の下部に小型搬送台車を挿入する隙間を
有していれば、架構やフレームに限らずに搬送すること
ができる。また、小型搬送台車を有線で誘導することも
可能である。さらに、第1、第2の実施の形態におい
て、架台製造工程の後に台車取付け工程を行っている
が、これを同時に、又は逆に行うこと、例えば、小型搬
送台車を土台として、その上に架構を構築する場合も本
発明に含まれるものとする。また、第1の実施の形態に
おいて、仮設ステージ14を既設架台15の水平方向内
側まで突出させて設けることによって、小型搬送台車1
0が既設架台15の内側に移動できるので、搬送用受け
梁25を省略することによって、装置の組立て時間を短
縮することができる。さらに、第2の実施の形態におい
ても鉄塔30の設置位置31を水平に構築することによ
って搬送用受け梁25を省略することができる。そし
て、第3の実施の形態において搬送用受け梁25を用い
て搬送機材を組立て、組み立てた搬送機材を用いて生産
ライン33を搬送することも可能である。かかる構成に
よって、生産ライン33の接続部分の変形を防止し、確
実に搬送を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1及びこれに従属する請求項4、
5記載の重量構造物の搬送方法においては、第1の重量
構造物の下部に、小型搬送台車を備えた搬送機材を挿入
することができるので、第1の重量構造物を小型搬送台
車に載置するためのクレーン作業を省略でき、工数を少
なくすることができる。また、複数の搬送機材で第1の
重量構造物を搬送するので、一体的に設けられた第1の
重量構造物を分解しないで据え付けを行うことができ
る。さらに、搬送機材を第1の重量構造物に着脱可能に
取付けるので、第1の重量構造物と共に持ち上げて移動
することができ、作業を単純化して迅速に移動させるこ
とができる。また、仮設ステージ上を旋回、自走可能な
小型搬送台車で搬送するので、狭い範囲でも容易に進退
することができ、進路の微調整と位置合わせを簡単に行
って、作業時間を短縮することができる。さらに、搬送
機材を無線機によって誘導することができるので、小型
搬送台車を離れた位置から操作することができ、例え
ば、高所、高温、高圧等の作業環境が悪いところでも安
定して操作することができる。
【0028】請求項2及びこれに従属する請求項4、5
記載の重量構造物の搬送方法においては、組立て場、又
は工場で組み立てられ、架構からなって立設される第2
の重量構造物を搬送して設置するので、1箇所の工場、
又は組立て場で第2の重量構造物を複数製造でき、複数
箇所の設置位置にそれぞれ配設することによって、各設
置位置ごとに据え付け用の足場を組む手間を省くことが
できる。また、設置位置に据え付け用の仮設足場を組ま
ずに、第2の重量構造物を移動することができるので、
設置位置の上方に送電線等の障害物が配設されている場
合の設置作業の困難性を少なくして、作業時間を短縮す
ることができる。さらに、搬送機材を第2の重量構造物
に着脱可能に取付けているので、搬送時の安定性を高め
ることができる。
【0029】請求項3及びこれに従属する請求項4、5
記載の重量構造物の搬送方法においては、小型搬送台車
を備えた複数台の搬送機材で第3の重量構造物を搬送す
るので、工場内の狭い場所でも自在に方向を変えて移動
することができ、据え付け時の微調整も簡単に行って移
設時間を短縮することができる。また、第3の重量構造
物を分割しないので、作業工数を低減すると共に移設後
の各製造ラインの立ち上げを円滑に行うことができる。
特に、請求項4記載の重量構造物の搬送方法において
は、小型搬送台車の上部に搬送用受け梁を設けるので、
載置物を安定させて移動することができる。そして、請
求項5記載の重量構造物の搬送方法においては、無線機
を、複数台の搬送機材のうち、1又は2以上の搬送機材
を選択して指示を送ることができるように構成するの
で、状況に応じて指示を与える搬送機材の台数を選択し
て、搬送機材の搬送及び位置合わせを迅速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る重量構造物の
搬送方法の搬送中の状態を示す斜視図である。
【図2】同重量構造物の搬送方法に使用する小型搬送台
車の側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る重量構造物の
搬送方法の搬送中の状態を示す斜視図である。
【図4】(A)、(B)は、それぞれ本発明の第3の実
施の形態に係る重量構造物の搬送方法の搬送中の状態を
示す斜視図と、同平面図である。
【符号の説明】
10:小型搬送台車、10a:搬送機材、11:架構、
12:大型タンク(機器)、13:タンク付き架構(第
1の重量構造物)、14:仮設ステージ、15:既設架
台(設置位置)、16:荷台、17:駆動輪、18:減
速機付きモータ、18a:竪軸、19:自在輪、20:
支点軸、21:台座、22:エアジャッキ、23:載置
台、24:油圧ストッパ、24a:大型設備、25:搬
送用受け梁、26:支柱、27:梁材、28:ブレー
ス、30:鉄塔(第2の重量構造物)、31:設置位
置、32:部材、33:生産ライン(第3の重量構造
物)、34:脚部、35〜37:フレーム、38〜4
0:機器、41:他の生産ライン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その下部に昇降及び旋回並びに自走可能
    な小型搬送台車を備えた搬送機材を挿入可能な隙間を有
    する架構の内部に機器を設けた第1の重量構造物を組立
    て場、又は工場で組立て、前記第1の重量構造物の前記
    隙間に、複数の前記搬送機材をそれぞれ挿入して前記第
    1の重量構造物に着脱可能に取付け、前記第1の重量構
    造物を、該第1の重量構造物の設置レベルに合わせて設
    けられた仮設ステージ上に揚重機で載置した後、各々の
    前記小型搬送台車の載置台を同時、又はそれぞれ少しず
    つ上昇させて前記第1の重量構造物を支持し、前記搬送
    機材を無線機で誘導して、前記第1の重量構造物を設置
    位置まで搬送し、前記載置台を下降させると共に位置合
    わせをして設置した後に、前記搬送機材を前記第1の重
    量構造物の下方から退避させることを特徴とする重量構
    造物の搬送方法。
  2. 【請求項2】 組立て場、又は工場で組み立てられ、下
    部に昇降及び旋回並びに自走可能な小型搬送台車を備え
    た搬送機材を挿入可能な隙間を有する架構からなって立
    設される第2の重量構造物の前記隙間に、複数の前記搬
    送機材をそれぞれ挿入して前記第2の重量構造物に着脱
    可能に取付け、各々の前記小型搬送台車の載置台を同
    時、又はそれぞれ少しずつ上昇させて前記第2の重量構
    造物を支持し、前記搬送機材を無線機で誘導して、前記
    第2の重量構造物を設置位置まで搬送し、前記載置台を
    下降させると共に位置合わせをして設置した後に、前記
    搬送機材を前記第2の重量構造物の下方から退避させる
    ことを特徴とする重量構造物の搬送方法。
  3. 【請求項3】 工場内に設置され、下部に昇降及び旋回
    並びに自走可能な小型搬送台車を備えた搬送機材を挿入
    可能な隙間を有するフレーム及び該フレームの上部に設
    けられた機器を連結した第3の重量構造物の前記隙間
    に、複数の前記搬送機材をそれぞれ挿入し、各々の前記
    小型搬送台車の載置台を同時、又はそれぞれ少しずつ上
    昇させて前記第3の重量構造物を支持し、前記搬送機材
    を無線機で誘導して、前記第3の重量構造物を設置位置
    まで搬送し、前記載置台を下降させると共に位置合わせ
    をして設置した後に、前記搬送機材を前記第3の重量構
    造物の下方から退避させることを特徴とする重量構造物
    の搬送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の重
    量構造物の搬送方法において、前記搬送機材は、前記小
    型搬送台車の上部に設けられた搬送用受け梁を含むこと
    を特徴とする重量構造物の搬送方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の重
    量構造物の搬送方法において、前記搬送機材に指示を送
    る前記無線機は、複数台の前記搬送機材のうち、1又は
    2以上の前記搬送機材を選択して指示を送ることができ
    ることを特徴とする重量構造物の搬送方法。
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