JP2002021315A - 人工窓 - Google Patents

人工窓

Info

Publication number
JP2002021315A
JP2002021315A JP2000205206A JP2000205206A JP2002021315A JP 2002021315 A JP2002021315 A JP 2002021315A JP 2000205206 A JP2000205206 A JP 2000205206A JP 2000205206 A JP2000205206 A JP 2000205206A JP 2002021315 A JP2002021315 A JP 2002021315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
image panel
artificial
light source
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000205206A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Mita
哲史 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2000205206A priority Critical patent/JP2002021315A/ja
Publication of JP2002021315A publication Critical patent/JP2002021315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】真正な窓がない空間において、閉塞感や圧迫感
を軽減し、開放感や爽快感を感じさせる人工窓を提供す
る。 【解決手段】窓状枠体2と、窓状枠体2の窓部に配する
透明体3と、透明体3の後方に配する画像パネル4と、
画像パネル4の背後に配する光源5とから構成される人
工窓1。光源5は照度を可変に調節できるものが好まし
く、また、浴室用に特に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真正の窓を模擬し
た人工窓に関する。更に詳しくは、閉ざされたトイレ、
浴室ユニットあるいは地下室等の住宅空間、特に、外と
繋がる真正な窓がない空間において、閉塞感や圧迫感を
軽減し、開放感や爽快感を感じさせる人工窓に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅やマンション等の住宅空間で、
特に、外と繋がる窓がない空間においては、設計上、真
正の窓を設けることができない。従来は、このような空
間に窓(人工窓)を設けることは着想されておらず、無
窓のままにおかれていた。しかし、無窓のままでは閉塞
感や圧迫感がある。そこで、少しでもこれを軽減させよ
うと最近になってようやく、「疑似窓」、「仮想窓」な
どとも呼ばれる「人工窓」、あるいはそのための照明器
具(図4)がいくつか提案されるようになってきた(特
開2000−3601号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、真正な窓が
ない空間において、閉塞感や圧迫感を軽減し、開放感や
爽快感を感じさせる人工窓を経済的に積極的に提供する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明では次の構成をとった。すなわち、本発明
は、窓状枠体2と、前記窓状枠体の窓部に配する透明体
3と、前記透明体の後方に配する画像パネル4と、前記
画像パネルの背後に配する光源5と、からなる人工窓1
である。
【0005】ここで、光源5は、照度を可変に調節でき
るものが好ましい。また、画像パネル4は、描画された
パネル一枚を配することもできるが、立体感を表現する
ために、これを複数枚重ねてもよい。描画は印刷であっ
てもよい。また更に、画像パネル4は交換可能なものが
好ましい。
【0006】上記人工窓は、閉ざされたトイレ、地下室
等の住宅空間にも利用できるが、特に、浴室用又は浴室
ユニット用として好適である。
【0007】
【発明の実態の形態】以下、添付図面を用いて発明の実
施の形態を更に具体的に説明する。図1は、本発明の一
実施例の人工窓の概略斜視図、図2は図1対応の横断面
図である。本発明の人工窓1は、窓状枠体2と、窓状枠
体の窓部に配する透明体3と、透明体の後方に配する画
像パネル4と、画像パネルの背後に配する光源5とで構
成され、透明体3は窓状枠体2の前面(室内側)に配置
する。ここで、窓状枠体2は、アルミサッシ窓枠や塩化
ビニル樹脂押出し材等から成形して得た窓枠等を用いる
ことができる。また、透明体3は、ガラス板やアクリル
樹脂成形板等の透明もしくは半透明の板状物を用いるこ
とができる。透明体3は動かないように窓状枠体2に固
定(はめ込み)してもよいが、引違い窓のように開閉可
能としてもよい。
【0008】透明体3の後方(図2では右側)に、画像
パネル4を配置する。画像パネル4は、アクリル樹脂や
PET(ポリエチレンテレフタレート)等の透明もしく
は半透明のパネル(シートもしくは板。自己支持性があ
ればフィルムでもよい。厚みとしては、通常、概ね0.
5mm〜10mmのもの。)に、例えば、山、川、森
林、海辺などの自然の風景や、模様などが描かれた画像
パネルである。描画は大量生産に向く印刷であってもよ
い。印刷の場合のインクとしては、光透過性をもつイン
クが好ましい。パネルの片面で透明体に近い側の表面に
印刷する場合、パネルの素地の色は好ましくは白色、又
は透明もしくは半透明とする。パネルの素地が透明もし
くは半透明の場合、印刷する面の反対面に白色インクを
印刷したり、あるいは白色塗料を塗布してもよい。光源
からの光を均一に分散させるためである。立体感・奥行
感を出すために、パネルの表面と裏面とにそれぞれ描画
(印刷)してもよい。
【0009】画像パネル4の交換を容易にするために、
窓状枠体2に画像パネル4を摺動して取外し・取付けで
きる溝を設けてもよい。また、画像パネル4の四周に
は、硬質プラスチック等でつくられた支持用枠を付設
し、画像パネル4に強度を持たせるようにすることが好
ましい。
【0010】画像パネル4の後方に設ける光源5は、蛍
光灯であっても、白熱灯などであってもよい。その設置
本数及び設置位置は、人工窓の大きさや画像パネルの明
暗等によって適宜調整する。さらに、光の照度は、電気
的に又は光学的に可変できることが好ましい。電気的方
法としては、サイリスタやトライアックなどの電力制御
半導体を用いた電力制御で照度を制御するか、光源に印
可する電圧を変圧器で変えることで照度を制御する。光
学的方法としては、偏光板や着色フィルタを画像パネル
と光源との間に置いて照度を制御する方法がある。
【0011】光源からの光線を有効に前方へ投射するた
めに、光源の背後に光源反射板6を設けてもよい。光源
反射板6はその表面が鏡面状の金属板あるいは金属箔で
あっても、反射率の高い白色物質を塗布した板であって
もよい。さらに、光源反射板6は反射率の高い白色物質
を裏板に塗布したものでもよい。
【0012】図3は、画像パネル2枚(4a、4b)を
用いた例である。図3では、2枚の画像パネル(4a、
4b)のあいだに間隙があるが、この間隙はゼロ(密着
した配置)としてもよい。間隙を設ける場合、その距離
は概ねパネルの厚み程度ないしは10mm程度とする。
【0013】
【発明の効果】真正な窓がない空間(浴室ユニット、ト
イレ、地下室等)に本発明の人工窓を設置すれば、人に
対する圧迫感や閉塞感を軽減する。また、画像パネルの
背後に光源が配置されているので、光源が直接目に入ら
ない。均一な照度にするような部材を更に設けることも
容易である。更に、簡単な工事で据え付けることができ
経済的である。照度を可変に調節できる光源である場合
は、人工窓の設置場所の暗さや画像パネルの内容に対応
して最適の照度に調節でき、画像パネルの画像を現実的
に、あるいは臨場感を持たせることができる。画像パネ
ルが複数枚重ねられた人工窓では、遠近感、奥行感、立
体感をさらに充実させることができ、開放感や爽快感も
感じさせる。画像パネルが交換可能なものでは、季節や
状況に合わせ画像パネルを交換でき、飽きが来ることな
く季節感等を感じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の人工窓の概略斜視図であ
る。
【図2】図1に対応する人工窓の横断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の人工窓の横断面図であ
る。
【図4】従来の無窓室用窓型照明器具の概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:人工窓 2:窓状枠体 3:透明体 4:画像パネル 4,4a,4b:パネル(シートもしくは板) 5:光源 6:光源反射板 7:裏板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓状枠体と、前記窓状枠体の窓部に配する
    透明体と、前記透明体の後方に配する画像パネルと、前
    記画像パネルの背後に配する光源と、からなる人工窓。
  2. 【請求項2】光源は、照度を可変に調節できるものであ
    る、請求項1の人工窓。
  3. 【請求項3】画像パネルは、描画されたパネルを複数枚
    重ねたものである、請求項1又は2の人工窓。
  4. 【請求項4】画像パネルは交換可能に配されている、請
    求項1〜3のいずれかの人工窓。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の人工窓であって、浴室用の
    人工窓。
JP2000205206A 2000-07-06 2000-07-06 人工窓 Pending JP2002021315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205206A JP2002021315A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 人工窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205206A JP2002021315A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 人工窓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002021315A true JP2002021315A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18702334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000205206A Pending JP2002021315A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 人工窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002021315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009010425A1 (de) 2009-02-26 2011-02-17 Heike Reinemann Künstliches Fenster mit Flachbildschirm mit räumlicher Wahrnehmung ohne störende Reflexionen
CN103206662A (zh) * 2013-04-15 2013-07-17 浙江智慧照明技术有限公司 一种模拟自然采光的窗景发光装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009010425A1 (de) 2009-02-26 2011-02-17 Heike Reinemann Künstliches Fenster mit Flachbildschirm mit räumlicher Wahrnehmung ohne störende Reflexionen
CN103206662A (zh) * 2013-04-15 2013-07-17 浙江智慧照明技术有限公司 一种模拟自然采光的窗景发光装置
CN103206662B (zh) * 2013-04-15 2015-09-16 浙江智慧照明技术有限公司 一种模拟自然采光的窗景发光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05503226A (ja) 自然光見せかけ窓ユニット
US9478154B2 (en) Light panel and method for producing the light panel
AU2017225167A1 (en) Thin flat panel led luminaire
JPS6362104A (ja) 電飾用光源装置
JP2010229693A (ja) 面発光機能付き建築用壁パネル
JP2002021315A (ja) 人工窓
KR100578294B1 (ko) 평활성 빛을 제공할수 있는 조명기구
JP2002089912A (ja) 人工窓
US10048425B2 (en) Flat LED luminaire
JP2000347008A (ja) 高光透過・高光拡散薄肉成形体
CN218848548U (zh) 一种便于改变投射图案的投射灯
KR200295736Y1 (ko) 조명등
JP2001005416A (ja) エッジライト式自発光表札ユニット
JPS5845080Y2 (ja) コウシツゴウセイジユシセキソウバンノコウゾウ
CN207527376U (zh) 智能光感平板灯
CN207702365U (zh) 一种层叠式360度动态灯
CN106678589A (zh) 一种多功能led平板灯
JPS5938271Y2 (ja) 積層樹脂板
JP2008210567A (ja) 面発色装置
KR200347501Y1 (ko) 평활성 빛을 제공할수 있는 조명기구
ITFI20030039U1 (it) Apparecchio per illuminazione, da incasso o a plafoniera, con fondo riportante immagini di fantasia
CN201156393Y (zh) 相画展示装置
CZ20023260A3 (cs) Rámované plošné malířské dílo výtvarného umění
JP3348550B2 (ja) エレベーターかご室の天井照明装置
CN110682724A (zh) 一种动漫设计用快速临摹装置