JP2002020788A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 希釈時に脂質・タンパク質等の汚れに対し強
力な洗浄力を有し、増粘効果により壁面や複雑な形状の
装置等の硬質表面等への付着性に優れ、かつ希釈液の保
存中に沈殿等の生成しない液体洗浄剤組成物が提供され
る。 【解決手段】 （Ａ）有機スルホン酸塩または有機カル
ボン酸塩、（Ｂ）第四級アンモニウム塩、（Ｃ）ノニオ
ン性界面活性剤、および（Ｄ）アルカリ剤を各成分につ
き１種または２種以上含有し、さらに（Ｅ）水を含有
し、（Ａ）成分の含有量が０．１〜３０重量％、（Ｂ）
成分／（Ｃ）成分のモル比が０．５〜１５、（Ｂ）成分
および（Ｃ）成分の総和含有量が０．３〜５０重量％、
（Ｄ）成分の含有量が０．０５〜２０重量％、（Ｅ）成
分の含有量が２０〜９８重量％である液体洗浄剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、液体洗浄剤組成物
に関するものである。詳しくは、希釈時に脂質・タンパ
ク質等の汚れに対し強力な洗浄力を有し、増粘効果によ
り壁面や複雑な形状の装置等への付着性に優れ、とくに
希釈時の安定性に優れた液体洗浄剤組成物に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来、食品工場の壁面など非水平面の洗
浄には、泡・ジェル等の非水平表面の滞留時間が長いタ
イプの洗浄剤が用いられてきた。とくに粘性の高いゲル
状の洗浄剤（ジェル洗浄剤）は、非水平表面へのより長
い滞留が可能である。特開平７−２３３３９５号公報に
は、洗浄成分とゲル形成成分を含有する一液型の洗浄
剤、並びに洗剤成分とゲル化剤を含むＡ液とゲル化剤に
よってゲル化するゲル形成成分を含むＢ液からなる二液
型の洗浄剤について記載されている。しかし上記洗浄剤
は、壁面への付着効果は有するが、その洗浄力が十分で
はなかった。上記洗浄剤の洗浄力の強化を図るために
は、一般的に界面活性剤の添加が考えられるが、添加す
ることにより、界面活性剤の特性である強い乳化力・分
散力により、粘度が低下し壁面への付着効果が大きく低
減するという問題が生じてしまう。

【０００３】また、特公平８−１３９９８号公報には、
第四級アンモニウム塩または第三アミンオキサイド、有
機アニオン性スルホネート、水などを配合した増粘され
た水性清掃組成物について記載されている。この水性清
掃組成物もまた、壁面の付着効果を備えたものである。
しかし、この組成物は異なる電荷をもつ有機アニオン性
スルホネートとカチオン界面活性剤が共存するため、す
すぎ（希釈）時に不溶性のアニオン−カチオン結合物質
が析出し、配水管に詰まりやすいという問題があり、希
釈時の保存安定性が大きな問題となっている。また強い
洗浄力を持つ物質が配合されていないため、洗浄力もま
た十分ではなかった。すなわち、従来のゲル状の洗浄
剤、および希釈時に付着性を有する液体洗浄剤は、洗浄
力や、希釈時の安定性、壁面への付着効果において、満
足のいくものはなかった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、希釈時に脂質・タンパク質等の汚れに対し強力な洗
浄力を有し、増粘効果により壁面や複雑な形状の装置等
の硬質表面等への付着性に優れ、かつ希釈液の保存中に
沈殿等の生成しない液体洗浄剤組成物を提供することに
ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、第四級アンモ
ニウム塩とノニオン性界面活性剤とを下記の特定の割合
で配合することにより、上記課題を解決することができ
た。

【０００６】すなわち本発明は、（Ａ）有機スルホン酸
塩または有機カルボン酸塩、（Ｂ）第四級アンモニウム
塩、（Ｃ）ノニオン性界面活性剤、および（Ｄ）アルカ
リ剤を、各成分につき１種または２種以上含有し、さら
に（Ｅ）水を含有し、（Ａ）成分の含有量が０．１〜３
０重量％、（Ｂ）成分／（Ｃ）成分のモル比が０．５〜
１５、（Ｂ）成分および（Ｃ）成分の総和含有量が０．
３〜５０重量％、（Ｄ）成分の含有量が０．０５〜２０
重量％、（Ｅ）成分の含有量が２０〜９８重量％である
ことを特徴とする液体洗浄剤組成物を提供するものであ
る。

【０００７】また本発明は、前記（Ｃ）成分が、下記一
般式（１）で表されるポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル、下記一般式（２）、および下記一般式（３）で
表されるポリオキシエチレン脂肪酸アルカノールアミド
から選ばれる１種または２種以上である前記の液体洗浄
剤組成物を提供するものである。

【０００８】

【化４】Ｒ¹Ｏ(ＥＯ)_m(ＰＯ)_nＲ² （１）

【０００９】

【化５】Ｒ³ＣＯＮＨ(ＥＯ)_mＨ （２）

【００１０】

【化６】

【００１１】（式中、Ｒ¹、Ｒ³、およびＲ⁴は、炭素数
１０〜２０のアルキル基またはアルケニル基を示し、Ｒ
²は、炭素数１〜５のアルキル基または水素原子を示
し、ＥＯはオキシエチレン基、ｍはその平均付加モル数
を示し３〜２０の数であり、ＰＯはオキシプロピレン
基、ｎはその平均付加モル数を示し０〜１０の数であ
る）

【００１２】また本発明は、組成物に対して水０．５〜
１０００倍重量で希釈し、ゲルを形成するものである前
記の液体洗浄剤組成物を提供するものである。

【００１３】

【発明の実施の形態】（Ａ）有機スルホン酸塩または有
機カルボン酸塩 本発明で使用される（Ａ）成分の有機スルホン酸塩また
は有機カルボン酸塩としては、（Ｂ）成分の第四級アン
モニウム塩および適量の水を混合することによりゲルを
形成するものであり、下記一般式（４）〜（８）で示す
ものである。

【００１４】

【化７】

【００１５】（式中、Ｒ⁸およびＲ⁹は水素原子、塩素原
子、または炭素数１〜１５のアルキル基を示し、Ｍはア
ルカリ金属、ＮＨ₄、またはアルカノールアミン塩を示
す）

【００１６】

【化８】

【００１７】（式中、Ｒ¹⁰は水素原子、塩素原子、また
は炭素数１〜１５のアルキル基を示し、Ｍはアルカリ金
属、ＮＨ₄、またはアルカノールアミン塩を示す）

【００１８】

【化９】Ｒ¹¹−ＳＯ₃Ｍ （６）

【００１９】（式中、Ｒ¹¹は水素原子、または炭素数１
〜１５のアルキル基を示し、Ｍはアルカリ金属、Ｎ
Ｈ₄、またはアルカノールアミン塩を示す）

【００２０】

【化１０】

【００２１】（式中、Ｒ¹²およびＲ¹³は水素原子、水酸
基、または炭素数１〜１５のアルキル基を示し、Ｍはア
ルカリ金属、ＮＨ₄、またはアルカノールアミン塩を示
す）

【００２２】

【化１１】Ｒ¹⁴−ＣＯＯＭ （８）

【００２３】（式中、Ｒ¹⁴は炭素数１〜１５のアルキル
基、またはアルキル基の水素の一部あるいは全てが塩素
に置換されたものを示し、Ｍはアルカリ金属、ＮＨ₄、
またはアルカノールアミン塩を示す） 具体的には、メタキシレンスルホン酸ナトリウム、トル
エンスルホン酸カリウム、ベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、パラクロロベンゼンスルホン酸ナトリウム、サリチ
ル酸ナトリウム、ジメチル安息香酸ナトリウム、カプリ
ル酸ナトリウム、トリクロロ酢酸ナトリウム等が挙げら
れる。なかでもメタキシレンスルホン酸塩が好ましい。
これらは単独または２種以上を使用してもよい。（Ａ）
成分の配合量は、組成物に対して、０．１〜３０重量％
であり、１〜２０重量％が好ましく、１〜１５重量％が
より好ましい。０．１重量％未満ではゲルの形成がされ
ず付着性が低下し、３０重量％を超えた場合もゲルが形
成されず付着性が低下すると同時に希釈保存時の安定性
も低下する。

【００２４】（Ｂ）第四級アンモニウム塩 本発明で使用される（Ｂ）成分の第四級アンモニウム塩
は、下記一般式（９）で示すものである。

【００２５】

【化１２】

【００２６】（式中、Ｒ⁵、Ｒ⁶、およびＲ⁷は、メチル
基または炭素数１２〜２２、好ましくは炭素数１４〜２
０の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル
基を示し、Ｒ⁵、Ｒ⁶、およびＲ⁷は同時にメチル基であ
ることはない。Ｘは塩素、臭素などのハロゲン原子を示
す） 上記一般式（９）で示される第四級アンモニウム塩の具
体例としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、パルミチルトリメチルアンモニウムクロライド
等が挙げられる。これらは単独または２種以上を使用す
ることができる。

【００２７】（Ｃ）ノニオン性界面活性剤 本発明で使用される（Ｃ）成分のノニオン性界面活性剤
の具体例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル、（ポリオキシエチレン）脂肪酸アルカノール
アミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリ
コール、（ポリオキシエチレン）ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
なかでもとくに下記一般式（１）、（２）および（３）
で示されるＥＯ（オキシエチレン基）の平均付加モル数
ｍが３〜２０を有する（１）のポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、（２）および（３）のポリオキシエチ
レン脂肪酸アルカノールアミドが希釈保存時の安定性向
上の面で好ましい。これらは単独または２種以上を使用
することができる。

【００２８】

【化１３】Ｒ¹Ｏ(ＥＯ)_m(ＰＯ)_nＲ² （１）

【００２９】

【化１４】Ｒ³ＣＯＮＨ(ＥＯ)_mＨ （２）

【００３０】

【化１５】

【００３１】（式中、Ｒ¹、Ｒ³、およびＲ⁴は、炭素数
１０〜２０、好ましくは炭素数１２〜１８のアルキル基
またはアルケニル基を示し、Ｒ²は、炭素数１〜５のア
ルキル基または水素原子を示し、ＥＯはオキシエチレン
基、ｍはその平均付加モル数を示し３〜２０の数であ
り、好ましくは５〜１５の数であり、ＰＯはオキシプロ
ピレン基、ｎはその平均付加モル数を示し０〜１０の数
であり、好ましくは０〜５の数である）

【００３２】（Ｂ）成分および（Ｃ）成分の組成物中の
含有量は、（Ｂ）成分／（Ｃ）成分＝０．５〜１５（モ
ル比）であり、（Ｂ）成分および（Ｃ）成分の総和含有
量が０．３〜５０重量％である。好ましくは（Ｂ）成分
／（Ｃ）成分＝０．５〜１０（モル比）、（Ｂ）成分お
よび（Ｃ）成分の総和含有量が０．５〜２０重量％であ
り、より好ましくは（Ｂ）成分／（Ｃ）成分＝１〜１０
（モル比）、（Ｂ）成分および（Ｃ）成分の総和含有量
が１〜２０重量％である。（Ｂ）成分／（Ｃ）成分（モ
ル比）が０．５に満たないと希釈時にゲルが形成されず
付着性が悪くなり、１５を超えると洗浄力・安定性が低
下する。（Ｂ）成分および（Ｃ）成分の総和含有量が
０．３重量％に満たない場合、希釈時にゲルが形成され
ず付着性が悪くなり、また十分な洗浄力も得られず、５
０重量％を超えた場合は希釈時の安定性が低下する。

【００３３】（Ｄ）アルカリ剤 本発明で使用される（Ｄ）成分のアルカリ剤の具体例と
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、珪酸カリウム等が挙げられる。なかでも水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、珪酸カリウムが好まし
い。これらは単独または２種以上を使用することができ
る。（Ｄ）成分の配合量は組成物に対して０．０５〜２
０重量％であり、１〜１５重量％が好ましく、１〜１０
重量％がより好ましい。０．０５重量％未満では脂質・
タンパク質汚れに対する洗浄力が十分に得られず、２０
重量％を超えた場合それ以上効果が向上しない。

【００３４】本発明の液体洗浄剤組成物には、必要に応
じて、本発明の効果を損なわない範囲内で、任意成分と
して、各種溶剤、ビルダー、防腐剤、酸化防止剤、キレ
ート剤、殺菌剤、色素、香料、その他の添加剤等を配合
することができる。

【００３５】（Ｅ）水 本発明の液体洗浄剤組成物は、上記（Ａ）〜（Ｄ）成分
および任意成分を混合し、水溶液として調製する。水の
含有量は、各成分の種類および配合量によって異なる
が、（Ｅ）水の含有量は２０〜９８重量％であり、好ま
しくは３０〜９８重量％である。水溶液のｐＨは、９以
上が好ましい。

【００３６】また、本発明の液体洗浄剤組成物を水で希
釈することにより良好なゲルを形成し、壁面や複雑な形
状の装置等の硬質表面等への良好な付着性を有する。希
釈に用いる水量は、組成物に対して０．５〜１０００倍
重量（言い換えると、希釈液中の組成物が０．１〜６７
重量％）、好ましくは１〜２００倍重量（０．５〜５０
重量％）であり、組成物を５〜２５℃の水で希釈し、均
一に攪拌することによりゲル状になる。（Ｅ）水および
希釈に用いる水の総量は、希釈液全体の４０〜９９重量
％が好ましい。また、上記範囲内で希釈された本発明の
液体洗浄剤組成物は、沈殿等の生成がなく、保存安定性
が良好である。

【００３７】本発明の液体洗浄剤組成物は、（Ａ）有機
スルホン酸塩または有機カルボン酸塩および（Ｂ）第四
級アンモニウム塩が共存しているが、（Ｂ）第四級アン
モニウム塩および（Ｃ）ノニオン性界面活性剤を上記の
特定の割合で配合することにより、優れた洗浄力、優れ
た壁面等への付着効果、かつ希釈時にも沈殿等の生成が
なく優れた安定性を得ることができる。

【００３８】

【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。 （実施例１〜６）表１に示す各配合組成の液体洗浄剤組
成物１〜６を調製した。各成分の配合量は重量％で示し
た。 （比較例１〜７）表２に示す各配合組成の液体洗浄剤組
成物１〜７を調製した。各成分の配合量は重量％で示し
た。これら、液体洗浄剤組成物について、実際に洗浄に
使用する場合と同様に、水で希釈しゲルを形成させ、以
下に示す方法で洗浄力試験、付着性試験、および希釈時
の安定性試験を行ない評価した。その結果を表１および
表２に示す。

【００３９】（液体洗浄剤組成物の調製）実施例１ 水に、メタキシレンスルホン酸ナトリウム、水酸化カリ
ウム、珪酸カリウム、アルキルトリメチルアンモニウム
クロライド、ポリオキシエチレンアルキルエーテルを順
に加え、常温下でマグネットスターラーを用い攪拌しな
がら液体洗浄剤組成物を調製した。実施例２〜６および
比較例１〜７も上記と同様に、水に、表１または２に示
す配合成分を加え、常温下で攪拌しながら各液体洗浄剤
組成物を調製した。

【００４０】＜洗浄力試験＞ステンレスパネルに油（牛
脂：大豆油＝１：１）を塗布し、一晩室温乾燥したもの
を試験パネルとした。各液体洗浄剤組成物の５重量％水
溶液を垂直に置いた試験パネルに吹き付け５分後にすす
ぎを行った後の汚れの除去割合を目視により以下の基準
で評価した。 ○：汚れがほぼ除去された。 ×：汚れの除去が不十分である。

【００４１】＜付着性試験＞各液体洗浄剤組成物の５重
量％水溶液（２５℃）をスプレーガンにより、垂直に置
いたステンレスパネルに吹き付けた時の付着性を目視に
より以下の基準で評価した。 ○：良好なゲルが形成され、付着性に優れ、１０分後の
パネル表面は乾燥しない。 ×：付着性が悪く、１０分以内にパネル表面は乾燥す
る。または粘度が高すぎるため、スプレーガンのノズル
が詰まる。

【００４２】＜希釈時の安定性試験＞各液体洗浄剤組成
物の１重量％水溶液を作り、２５℃保存時の白濁・沈殿
の有無を目視により観察し、以下の基準で評価した。 ◎：希釈液調製後、１日を超えて透明である。 ○：希釈液調製後、ほぼ一日間透明である。 ×：希釈液調製直後から、白濁または沈殿が析出する。

【００４３】

【表１】

【００４４】

【表２】

【００４５】

【発明の効果】本発明によれば、希釈時に脂質・タンパ
ク質等の汚れに対し強力な洗浄力を有し、増粘効果によ
り壁面や複雑な形状の装置等の硬質表面等への付着性に
優れ、かつ希釈液の保存中に沈殿等の生成しない安定性
を有する液体洗浄剤組成物が提供される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ１１Ｄ 3/20 Ｃ１１Ｄ 3/20 3/34 3/34 17/08 17/08 (72)発明者 小根 仁 東京都荒川区東尾久７丁目２番35号 株式 会社アデカクリーンエイド内 (72)発明者 溝口 志穂 東京都荒川区東尾久７丁目２番35号 株式 会社アデカクリーンエイド内 Ｆターム(参考） 4H003 AB03 AB14 AB18 AC08 AC12 AC13 AE05 BA12 BA15 DA05 DA07 EA15 EA21 EB07 EB22 ED02 FA16 FA30

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 （Ａ）有機スルホン酸塩または有機カル
   ボン酸塩、（Ｂ）第四級アンモニウム塩、（Ｃ）ノニオ
   ン性界面活性剤、および（Ｄ）アルカリ剤を、各成分に
   つき１種または２種以上含有し、さらに（Ｅ）水を含有
   し、（Ａ）成分の含有量が０．１〜３０重量％、（Ｂ）
   成分／（Ｃ）成分のモル比が０．５〜１５、（Ｂ）成分
   および（Ｃ）成分の総和含有量が０．３〜５０重量％、
   （Ｄ）成分の含有量が０．０５〜２０重量％、（Ｅ）成
   分の含有量が２０〜９８重量％であることを特徴とする
   液体洗浄剤組成物。
2. 【請求項２】 前記（Ｃ）成分が、下記一般式（１）で
   表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル、下記
   一般式（２）、および下記一般式（３）で表されるポリ
   オキシエチレン脂肪酸アルカノールアミドから選ばれる
   １種または２種以上である請求項１に記載の液体洗浄剤
   組成物。 【化１】Ｒ¹Ｏ(ＥＯ)_m(ＰＯ)_nＲ² （１） 【化２】Ｒ³ＣＯＮＨ(ＥＯ)_mＨ （２） 【化３】 （式中、Ｒ¹、Ｒ³、およびＲ⁴は、炭素数１０〜２０の
   アルキル基またはアルケニル基を示し、Ｒ²は、炭素数
   １〜５のアルキル基または水素原子を示し、ＥＯはオキ
   シエチレン基、ｍはその平均付加モル数を示し３〜２０
   の数であり、ＰＯはオキシプロピレン基、ｎはその平均
   付加モル数を示し０〜１０の数である）
3. 【請求項３】 組成物に対して水０．５〜１０００倍重
   量で希釈し、ゲルを形成するものである請求項１または
   ２に記載の液体洗浄剤組成物。