JP2002014284A - ズームレンズ及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを用いた光学機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】固体撮像素子を用いた撮影系に好適な、構成レ
ンズ枚数の少ない、コンパクトで、小径化を達成した高
変倍比で、優れた光学性能を有するズームレンズ及びそ
れを用いた光学機器を得ること。 【解決手段】物体側より順に負の屈折力の第1群、正の
屈折力の第2群、正の屈折力の第3群を有し、広角瑞か
ら望遠瑞への変倍に際して第1群と第2群との間隔が縮
まり、第2群と第3群との間隔は広がるようにしたズー
ムレンズにおいて、該第1群は像側に凹面を向けたメニ
スカス状の負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス
状の正レンズを有し、該第2群は物体側より順に、物体
側に凸面を向けた正の第21レンズ、像側に凹面を向け
たメニスカス状の負の第22レンズを有することを特徴
とするズームレンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ及び
それを用いた光学機器に関し、特に負の屈折力のレンズ
群が先行する全体としての3つのレンズ群を有し、これ
らの各レンズ群のレンズ構成を適切に設定することによ
り、レンズ系全体の小型化を図ったフィルム用のスチル
カメラやビデオカメラ、そしてデジタルスチルカメラ等
に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】最近、固体撮像素子を用いたビデオカメ
ラ、デジタルスチルカメラ等、光学機器(カメラ)高機
能化にともない、それに用いる光学系には高性能化と小
型化のズームレンズが求められている。
【0003】この種のカメラには、レンズ最後部と撮像
素子との間に、ローパスフィルターや色補正フィルター
などの各種光学部材を配置する為、それに用いる光学系
には、比較的バックフォーカスの長いレンズ系が要求さ
れる。さらに、カラー画像用の撮像素子を用いたカラー
カメラの場合、色シェーディングを避けるため、それに
用いる光学系には像側のテレセントリック特性の良いも
のが望まれている。
【0004】従来より、負の屈折力の第1群と正の屈折
力の第2群の2つのレンズ群より成り、双方のレンズ間
隔を変えて変倍を行う。所謂ショートズームタイプの広
角の2群ズームレンズが種々提案されている。これらの
ショートズームタイプの光学系では、正の屈折力の第2
群を移動することで変倍を行い、負の屈折力の第1群を
移動することで変倍に伴う像点位置の補正を行ってい
る。
【0005】これらの2つのレンズ群よりなるレンズ構
成においては、ズーム倍率は2倍程度である。さらに2
倍以上の高い変倍比を有しつつレンズ全体をコンパクト
な形状にまとめるため、例えば特公平7−3507号公報
や、特公平6−40170号公報等には2群ズームレンズの像
側に負または正の屈折力の第3群を配置し、高倍化に伴
って発生する諸収差の補正を行っている、所謂3群ズー
ムレンズが提案されている。しかしながら、これらの3
群ズームレンズは主として35mmフィルム写真用に設
計されているため、固体撮像素子を用いた光学系に求め
られるバックフォーカスの長さと、良好なテレセントリ
ック特性を両立したものとは言い難かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】バックフォーカスとテ
レセントリック特性を満足する3群ズームレンズ系が、
例えば特開昭63−135913号公報や、特開平7−261083号
公報等で提案されている。また、特開平3−288113号公
報には、3群ズームレンズにおいて負の屈折力の第1群
を固定とし、正の屈折力の第2群と正の屈折力の第3群
を移動させて変倍を行う光学系も開示されている。これ
らの従来例においては、各レンズ群の構成枚数が比較的
多く、レンズ全長が長くなる傾向があった。
【0007】また、特開平7−261083号公報に記載され
る例では、負の屈折力の第1群のもっとも物体側に凸レ
ンズ(正レンズ)が配置されており、特に広角化した場
合、レンズ外径が増大する傾向があった。さらに、この
例では負の屈折力の第1群を移動させて近距離物体への
フオーカシングを行うため、ズーミングでの移動とあい
まってメカ構造が複雑化する傾向があった。
【0008】また、米国特許第4,999,007号公報には、
負、正、正の屈折力の3つのレンズ群より成る3群ズー
ムレンズにおいて、第1レンズ群、第2レンズ群をそれ
ぞれ1枚の単レンズで構成したものも開示されている。
ところが、広角端でのレンズ全長が比較的大きく、さら
に広角端での第1群と絞りが大きく離れているため軸外
光線の入射高が大きく第1群を構成するレンズの径が増
大してしまうため、レンズ系全体が大きくなってしまう
傾向があった。また、第1群と、第2群は構成レンズ枚
数が1枚のためレンズ群内における収差補正が難しい。
特に変倍時の倍率色収差の変動は軸外光線の光紬からの
高さの変動が大きい第1群内にて発生しやすいが、第1
群を凹レンズ1枚としているのでレンズ群内での補正が
十分でなく、全系においても倍率色収差の変動が増加す
る傾向があった。
【0009】さらに、ズーム広角端での画角を大きくし
た場合の特有な問題として歪曲収差の補正不足の問題が
ある。また、比較的感度の低い高画素の撮影素子で用い
るためには更なる大口径比化が求められる。
【0010】また、米国特許第4,824,223号公報には負
一正一正の3群構成のプロジェクター用光学系が開示さ
れている。このレンズでは第1群が負レンズ1枚のため
レンズ群内の収差補正が必ずしも十分でなく、変倍比が
1.7程度であった。
【0011】本出願人は特願平10−301684号において負
一正一正の屈折力の3つのレンズ群を有した3群ズーム
レンズを提案した。このズームレンズではレンズ群の後
方にフィルター等を挿入するために必要な長さのバック
フォーカスの確保と、固体撮像素子用として必要なテレ
セントリック特性の双方を両立した上で、変倍比2以上
としながら極力レンズ全長を短縮しコンパクトなズーム
レンズを達成している。
【0012】本発明は、特願平10−301684号で提案した
ズームレンズを更に改良し、特に第2群の小型化、およ
び第2群と第3群の空気間隔の短縮を図り、よリー層の
小型化を達成し、かつ諸収差が良好に補正された高い光
学性能を有したズームレンズ及びそれを用いた光学機器
の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手投】請求項1の発明のズーム
レンズは、物体側より順に負の屈折力の第1群、正の屈
折力の第2群、正の屈折力の第3群を有し、広角瑞から
望遠瑞への変倍に際して第1群と第2群との間隔が縮ま
り、第2群と第3群との間隔は広がるようにしたズーム
レンズにおいて、該第1群は像側に凹面を向けたメニス
カス状の負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状
の正レンズを有し、該第2群は物体側より順に、物体側
に凸面を向けた正の第21レンズ、像側に凹面を向けた
メニスカス状の負の第22レンズを有することを特徴と
している。
【0014】請求項2の発明は請求項1の発明において
前記第22レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR22
a、像側のレンズ面の曲率半径をR22b、前記第2群の焦
点距離をf2,該第22レンズの焦点距離をf22とし
たとき −6.5<(R22b+R22a)/(R22b−R22a)<−1.2・・・(1a) 0.5<|f22|/f2<2.2 ・・・(2a) の条件式を満足することを特徴としている。
【0015】請求項3の発明は請求項2の発明において
前記第2群は正の第21レンズとメニスカス状の負の第
22レンズのみで構成されることを特徴としている。
【0016】請求項4の発明は請求項2の発明において
前記第2群は物体側から順に物体側に凸面を向けた正の
第21レンズ、像側に凹面を向けたメニスカス状の負の
第22レンズ、像側に凸面を向けた正の第23レンズで
構成されることを特徴としている。
【0017】請求項5の発明は請求項2の発明において
前記第2群は物体側から順に物体側に凸面を向けた正の
第21レンズ、像側に凹面を向けたメニスカス状の負の
第22レンズ、負の第23レンズと正の第24レンズを
融合した全体として正の接合レンズで構成されることを
特徴としている。
【0018】請求項6の発明は請求項3、4又は5の発
明において前記第21レンズは光軸から周辺に向かって
収斂作用が弱まるような形状の非球面を有することを特
徴としている。
【0019】請求項7の発明は請求項6の発明において
前記第21レンズは両レンズ面とも非球面であることを
特徴としている。
【0020】請求項8の発明のズームレンズは、物体側
より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正
の屈折力の第3群そして正の屈折力の第4群を有し、広
角端から望遠瑞への変倍に際して第2群と第3群との間
隔が縮まり、第3群と第4群との間隔が広がり、第3群
が移動するズームレンズにおいて、第2群は像側に凹面
を向けたメニスカス状の負レンズ、物体側に凸面を向け
たメニスカス状の正レンズを有し、第3群は物体側より
順に、開口絞り、物体側に凸面を向けた正の第31レン
ズ、像側に凹面を向けたメニスカス状の負の第32レン
ズを有することを特徴としている。
【0021】請求項9の発明は請求項8の発明において
前記第32レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR32
a、像側のレンズ面の曲率半径をR32b、該第3群の焦点
距離をf3、該32レンズの焦点距離をf32としたと
き、 −6.5<(R32b+R32a)/(R32b−R32a)<−1.2・・・(1b) 0.5<|f32|/f3<2.2 ・・・(2b) の条件式を満足することを特徴としている。
【0022】請求項10の発明は請求項9の発明におい
て広角端から望遠瑞への変倍時、前記第1群は像側へ凸
の軌跡、もしくは凸状の軌跡のうちの一部の軌跡にて移
動することを特徴としている。
【0023】請求項11の発明は請求項10の発明にお
いて前記第1群は物体側に凸面を向けた正の第11レン
ズのみで構成されることを特徴としている。
【0024】請求項12の発明の光学機器は請求項1か
ら11のいずれか1項のズームレンズを用いていること
を特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は第1発明の後述する数値実
施例1のレンズ断面図である。図2〜図4は第1発明の
数値実施例1の広角端、中間、望遠端の収差図である。
【0026】図5は第1発明の後述する数値実施例2の
レンズ断面図である。図6〜図8は第1発明の数値実施
例2の広角端、中間、望遠端の収差図である。
【0027】図9は第1発明の後述する数値実施例3の
レンズ断面図である。図10〜図12は第1発明の数値
実施例3の広角端、中間、望遠端の収差図である。
【0028】図13は第1発明の後述する数値実施例4
のレンズ断面図である。図14〜図16は第1発明の数
値実施例4の広角端、中間、望遠端の収差図である。
【0029】図17は第1発明の後述する数値実施例5
のレンズ断面図である。図18〜図20は第1発明の数
値実施例5の広角端、中間、望遠端の収差図である。
【0030】図21は第2発明の後述する数値実施例6
のレンズ断面図である。図22〜図24は第2発明の数
値実施例6の広角端、中間、望遠端の収差図である。
【0031】図1、図5、図9、図13、図17のレン
ズ断面図においてL1は負の屈折力の第1群(第1レン
ズ群)、L2は正の屈折力の第2群(第2レンズ群)、
L3は正の屈折力の第3群(第3レンズ群)、SPは開
口絞り、IPは像面である。Gはフィルターや色分解プ
リズム等のガラスロックである。矢印は広角端から望遠
端への変倍に際して各レンズ群の移動軌跡を示してい
る。
【0032】図1、図5のズームレンズでは広角端から
望遠端への変倍に際し、第1群と、第2群の間隔が減少
し、第2群と第3群の間隔が増大するように、第2群と
第3群を物体側へ移動させて行い、変倍に伴う像面変動
の補正を第1群を像面側に凸状の軌跡で又は、その軌跡
の一部に沿って非直線的に移動させて行っている。
【0033】図7、図13、図17のズームレンズでは
広角端から望遠端への変倍に際して第1群と、第2群の
間隔が減少し、第2群と第3群間隔が増大するように、
第2群を物体側へ移動させ、変倍に伴う像面変動の補正
を該第1群を像面側に凸状の軌跡又はその一部に沿って
非直線的に移動させて行っている。
【0034】ここで第3群は移動させても良く、又、固
定であっても良い。
【0035】図21のレンズ断面図において、L1は、
正の屈折力の第1群、L2は負の屈折力の第2群、L3
は正の屈折力の第3群、L4は正の屈折力の第4群であ
る。
【0036】SPは絞り、IPは像面、Gはフィルター
や色分解プリズム等のガラスブロックである。
【0037】広角端から望遠瑞への変倍に際して該第1
群と第2群の間隔が増大し第2群と第3群の間隔が減少
し、該第3群と第4群の間隔が増大するように矢印の如
く各レンズ群を光軸上移動させている。
【0038】ここで第1、第2群は像側に凸状の軌跡
で、又はその一部の軌跡で移動している。
【0039】次に第1、第2発明について順次説明す
る。
【0040】第1発明では、物体側より順に、負の屈折
力の第1群、正の屈折力の第2群そして正の屈折力の第
3群の3つの群を有しており、広角端から望遠端へのズ
ーミングに際して、第1群は像側に凸の往復運動もしく
はこの一部の運動、第2群は物体側に移動し、第3群は
移動もしくは固定である。
【0041】第1発明のズームレンズは、基本的には負
の屈折力の第1群と正の屈折力の第2群とで所謂広角シ
ョートズーム系を構成しており、第2群の移動により変
倍を行い、第1群を往復移動によって変倍に伴う像点の
移動を補正している。
【0042】第3群はズーミング中固定の場合、変倍に
は寄与しないが、撮像素子の小型化に伴うズームレンズ
の屈折力の増大を分担し、第1、第2群で構成されるシ
ョートズーム系の屈折力を減らすことで特に第1群を構
成するレンズでの収差の発生を抑え良好な光学性能を達
成している。
【0043】また、特に固体撮像素子等を用いた光学機
器に必要な像側のテレセントリックな結像を正の屈折力
の第3群をフィールドレンズの役割を持たせることで達
成している。
【0044】また、第3群がズーミング中移動する場合
は第3群に入射する軸外光線の光軸からの高さをコント
ロールできるため軸外諸収差に対する補正能力が高ま
り、変倍全域に渡ってさらに良好な性能を実現してい
る。
【0045】また、絞りSPを第2群内の物体側に置
き、広角側での入射瞳と第1群との距離を縮めることで
第1群を構成するレンズの外径の増大をおさえるととも
に、正の屈折力の第2群の物体側に配置した絞りを挟ん
で第1群と第3群とで軸外の諸収差を打ち消すことで構
成レンズ枚数を増やさずに良好な光学性能を得ている。
【0046】さらに、負の屈折力の第1群を物体側から
順に像側に凹面を向けたメニスカス状の負レンズ、物体
側に凸面を向けたメニスカス状の正のレンズの2枚で構
成し、又は、像側に凹面を向けたメニスカス状の負レン
ズ、像側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズそして
物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズの3枚の
レンズで構成している。正の屈折力の第2群を物体側か
ら順に、物体側に凸面を向けた正の第21レンズ、像側
に凹面を向けたメニスカス状の負の第22レンズで構成
し、又は、物体側に凸面を向けた正の第21レンズ、像
側に凹面を向けたメニスカス状の負の第22レンズそし
て正の第23レンズで構成している。
【0047】又は物体側に凸面を向けた正の第21レン
ズ、像側に凹面を向けたメニスカス状の負の第22レン
ズ、負の第23レンズと正の第24レンズとを接合した
接合レンズで構成している。正の屈折力の第3群を正の
第31レンズで構成している。
【0048】負の屈折力の第1群は、軸外主光線を絞り
中心に瞳結像させる役割を持っており、特に広角側にお
いては軸外主光線の屈折量が大きいために軸外諸収差、
とくに非点収差と歪曲収差が発生し易い。そこで、通常
の広角レンズと同様もっとも物体側のレンズ径の増大が
抑えられる凹−凸(負−正)の構成としている。
【0049】第1群を構成する各レンズは、軸外主光線
の屈折によって生じる軸外収差の発生を抑えるために絞
り中心を中心とする同心球面に近い形状をとっている。
すなわち、負レンズは像側に凹面を向けたメニスカス形
状とし、正レンズは物体側に凸面を向けたメニスカス形
状としている。
【0050】図1、図5において第2群は物体側から順
に物体側に凸面を向けた正の第21レンズ、像側に凹面
を向けたメニスカス状の第22レンズで構成し、第2群
を所謂望遠レンズタイプとして第2群の主点位置を物体
側に移動させて第2群と第3群の実距離間隔を短くして
小型化を図っている。
【0051】図9、図13において第2群を物体側から
順に物体側に凸面を向けた正の第21レンズ、像側に凹
面を向けたメニスカス状の第22レンズ、正の第23レ
ンズのトリプレットで構成すると第2群内での収差補正
能力が高まるためより高解像なズームレンズが提供でき
る。この場合は物体側から順に正レンズ、両レンズ面が
凹面の負レンズ、正レンズを用いたトリプレットの構成
と比べるとメニスカス状の負レンズを用いている分、主
点位置を物体側に移動させて第2群と第3群の実距離間
隔を短縮させている。
【0052】また両レンズ面が凹面の負レンズよりもメ
ニスカス状の負レンズを用いた方が第2群の全長が短縮
されるため、撮影を行わないときに各レンズ群を沈胴さ
せて薄型化を図った光学機器を構成する場合は有利とな
る。
【0053】さらに図17に示すように上記トリプレッ
トの像側の正レンズを負レンズと正レンズからなる接合
レンズで置き換えると色収差補正能力が増すので好まし
い。
【0054】なお、第2群中のもっとも物体側の第21
レンズは第1群を射出した軸外主光線が大きく屈折して
軸外諸収差が発生しないよう物体側に凸の形状にしてい
る。また、第1群を発散状態で射出した軸上光束に対し
て球面収差の発生量を抑えるためにも第21レンズは物
体側に凸の形状が好ましい。
【0055】正の屈折力の第3群は、物体側に凸面を設
けた形状の正の第31レンズを有し、像側テレセントリ
ックにするためのフィールドレンズとしての役割も有し
ている。
【0056】また、各レンズ群を少ないレンズ枚数で構
成しつつ、更なる光学性能の向上を達成するため、第1
発明では非球面を効果的に導入している。
【0057】図1に示す実施例1においては、第1群を
構成する第11レンズの像側のレンズ面を周辺で発散作
用が弱くなる形状の非球面とし、特に広角側での像面彎
曲、非点収差および歪曲収差の補正を行い変倍に伴う収
差変動を低減している。
【0058】また、第2群を構成する第21レンズの物
体側のレンズ面を周辺で収斂作用が弱くなる非球面とし
ており、大口径化で顕著になる球面収差の補正を効果的
におこなっている。さらに第21レンズの像側のレンズ
面を非球面とすると球面収差とコマ収差の補正が両立し
やすくなるため図1に示すように第2群の構成枚数が少
ない場合には特に有効である。
【0059】また、第3群を構成する第31レンズの物
体側のレンズ面を周辺で収斂作用が弱くなる非球面とし
ており、変倍全域での像面彎曲、非点収差、歪曲収差の
補正を効果的におこなっている。
【0060】同様な理由により、図5に示す実施例2で
は第1群の第11レンズの像面側のレンズ面、第21レ
ンズの物体側と像面側のレンズ面、第31レンズの物体
側のレンズ面に非球面を用いている。
【0061】図9に示す実施例3では第1群の第11レ
ンズの像面側のレンズ面、第21レンズの物体側のレン
ズ面、第31レンズの像面側のレンズ面に非球面を用い
ている。
【0062】図13に示す実施例4では第1群の第11
レンズの像面側のレンズ面、第21レンズの物体側のレ
ンズ面、第31レンズの像面側のレンズ面に非球面を用
いている。
【0063】図17に示す実施例5では第1群の第11
レンズの像面側のレンズ面、第21レンズの物体側のレ
ンズ面、第31レンズの像面側のレンズ面に非球面を用
いている。
【0064】これによって図1のズームレンズと同様の
光学性能を得ている。
【0065】第1発明のズームレンズを用いて無限遠物
体から近距離物体への撮影をする場合には、第1群を物
体側へ移動することで良好な性能を得られるが、第3群
を一体で物体側に移動するとリアフォーカス式となるた
め、フオーカシングによる前玉経の増大が防げること
や、最短撮像距難が短縮できること、そしてフォーカス
群が軽量化できるといったメリットが得られる。
【0066】尚、第1発明において更に収差補正上好ま
しくは(ア−1)前記第22レンズの物体側のレンズ面
の曲率半径をR22a、像側のレンズ面の曲率半径をR22b、
前記第2群の焦点距離をf2,該第22レンズの焦点距
離をf22としたとき −6.5<(R22b+R22a)/(R22b−R22a)<−1.2・・・(1a) 0.5<|f22|/f2<2.2 ・・・(2a) の条件式を満足させるのが良い。
【0067】条件式(1a)は第2群のメニスカス状の
負の第22レンズの形状因子を規定する式である。上限
を超えてメニスカスの度合いが弱まり平凹レンズに近づ
くと第2群の後側主点を物体側に移動させて小型化する
効果が薄れレンズ全長の大型化を招くため良くない。ま
た、下限を超えてメニスカスの度合いが強まりすぎると
製造誤差に起因する偏芯時の性能劣化が大きくなるため
よくない。
【0068】条件式(2a)は第2群のメニスカス状の
負の第22レンズの焦点距離すなわち屈折力を規定する
式である。上限を超えて屈折力が弱まると第2群を望遠
タイプの屈折力配置とした効果が薄れ、条件式(1)を
満足しても後側主点を物体側に移動させる作用が弱まリ
レンズ全長の大型化を招くため良くない。また、下限を
超えて屈折力が強まるとペッツバール和が急に大きくな
り像面がオーバーとなり良くない。
【0069】次に図21の第2発明について説明する。
【0070】第2発明では、物体側より順に、正の屈折
力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群
そして正の屈折力の第4群の4つの群を有しており、広
角端から望遠端へのズーミングに際して、第1群、第2
群は像側に凸状の往復運動もしくはこの一部の運動、第
3群は物体側に移動し、第4群は移動もしくは固定であ
る。
【0071】第2発明が第1発明と異なるのは正の屈折
力の第1群を物体側に付加したことにより、変倍作用を
第2群と第3群にて分担している点である。これにより
変倍時の収差変動を低減できるため比較的変倍比の高い
ズームレンズが提供できるというメリットがある。第2
発明の第2、第3、第4群は第1発明の第1、第2、第
3群に相当し、各レンズ群の技術的な意味は互いに同じ
である。
【0072】第2発明では変倍に伴い、第1群を像別に
凸の往復運動もしくはこの一部の移動を行うことにより
広角よりの中間位置の軸外光束により決まりがちな第1
群の径寸法を小さくする効果がある。
【0073】第1群は物体的に凸面を向けた正レンズの
1つで構成している。第2群は像側に凹面を向けたメニ
スカス状の負レンズを2つと、物体側に凸面を向けた正
レンズより構成し、第3群は両レンズ面が凸面の正レン
ズと物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズより
構成している。
【0074】また移動群をメカニカルなカム構成を用い
て非撮影時に像側に収納する所謂沈胴構成は周知であ
る。本実施例を沈胴構成として非撮影時に更なるコンパ
クト化を図る場合、カム構成を極力簡素化するために開
口絞りは第3群と一体で移動するのが好ましい。
【0075】尚、第2発明おいて更に収差補正上好まし
くは次の条件式を満足させるのが良い。 (イ−1)前記第32レンズの物体側のレンズ面の曲率
半径をR32a、像側のレンズ面の曲率半径をR32b、該第3
群の焦点距離をf3、該32レンズの焦点距離をf32
としたとき、 −6.5<(R32b+R32a)/(R32b−R32a)<−1.2・・・(1b) 0.5<lf32/f<2.2 ・・・(2b) の条件式を満足することである。
【0076】ここで条件式(1b)、(2b)の技術的
な意味は第1発明における条件式(1a)、(2a)と
同じである。
【0077】以下に、本発明の数値実施例を示す。各数
値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、
Riはレンズ面又は面の曲率半径、Diは第i面と第i
+1面との間のレンズ肉厚および空気間隔、Ni、νiは
それぞれd線に対する屈折率、アッベ数を示す。また、
もっとも像側の2面は水晶ローパスフィルター、赤外カ
ットフィルター等のフィルター部材である。また、B,
C,D,E,Fは非球面係数である。非球面形状は光紬から
の高さHの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にし
てxとするとき
【0078】
【数1】
【0079】で表される。但しRは曲率半径、Kは円錐
定数である。
【0080】また、例えば「e−z」の表示は「10−
z」意味する。前述の各条件式と数値実施例における諸
数値との関係を表−1に示す [数値実施例1]本数値実施例の断面図を図1に、広角
端、中間位置、望遠端での収差図を図2、3、4に示
す。
【0081】本実施例は物体側から順に負の第1群、正
の第2群、正の第3群で構成され、広角端から望遠端へ
のズーミングに際し、第1群は像側に凸の往復運動、第
2群は物体側へ移動、第3群は物体側に移動し、第1群
と第2群との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔
は広がるように変化する。
【0082】以下レンズデータを示す。
【0083】
【外1】
【0084】[数値実施例2]本数値実施例の断面図を図
5に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図6、
7、8に示す。
【0085】本実施例は物体側から順に負の第1群、正
の第2群、正の第3群で構成され、広角端から望遠端へ
のズーミングに際し、第1群は像側に凸の往復運動、第
2群は物体側へ移動、第3群は物体側に移動し、第1群
と第2群との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔
は広がるように変化する。
【0086】以下レンズデータを示す。
【0087】
【外2】
【0088】[数値実施例3]本数値実施例の断面図を図
9に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図10、
11、12に示す。
【0089】本実施例は物体側から順に負の第1群、正
の第2群、正の第3群で構成され、広角端から望遠端へ
のズーミングに際し、第1群は像側に凸の往復運動、第
2群は物体側へ移動、第3群は固定で、第1群と第2群
との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がる
ように変化する。
【0090】以下レンズデータを示す。
【0091】
【外3】
【0092】[数値実施例4]本数値実施例の断面図を図
13に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図1
4、15、16に示す。
【0093】本実施例は物体側から順に負の第1群、正
の第2群、正の第3群で構成され、広角端から望遠端へ
のズーミングに際し、第1群は像側に凸の往復運動、第
2群は物体側へ移動、第3群は固定で、第1群と第2群
との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がる
ように変化する。
【0094】以下レンズデータを示す。
【0095】
【外4】
【0096】[数値実施例5]本数値実施例の断面図を図
17に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図1
8、19、20に示す。
【0097】本実施例は物体側から順に負の第1群、正
の第2群、正の第3群で構成され、広角端から望遠端へ
のズーミングに際し、第1群は像側に凸の往復運動、第
2群は物体側へ移動、第3群は固定で、第1群と第2群
との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がる
ように変化する。
【0098】以下レンズデータを示す。
【0099】
【外5】
【0100】[数値実施例6]本数値実施例の断面図を図
21に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図2
2、23、24に示す。
【0101】本実施例は物体側から順に正の第1群、負
の第2群、正の第3群、正の第4群で構成され、広角端
から望遠端へのズーミングに際し、第1群、第2群は像
側に凸の往復運動、第3群、第4群は物体側へ移動で、
第1群と第2群との間隔は広がるよう、第2群と第3群
との間隔は狭まるよう、第3群と第4群の間隔は広がる
ように変化する。絞りは第3群中に位置し変倍中移動す
る。また、第3群は物体側より正レンズ、負の接合レン
ズで構成される。また、第1群は物体側に凸面を向けた
正レンズ1枚で構成される。
【0102】
【外6】
【0103】
【表1】
【0104】次に本発明のズームレンズを用いたビデオ
カメラ(光学機器)の実態形態を図25を用いて説明す
る。
【0105】図25において、10はビデオカメラ本
体、11は本発明のズームレンズによって構成された撮
影光学系、12は撮影光学系11によって被写体像を受
光するCCD等の撮影素子、13は撮像素子12が受光
した被写体像を記録する記録手段、14は不図示の表示
素子に表示された被写体像を観察するためのファインダ
ーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成さ
れ、撮像素子12上に形成された被写体像が表示され
る。
【0106】このように本発明のズームレンズをビデオ
カメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い
光学性能を有する光学機器を実現している。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば第2群の小型化、および
第2群と、第3群の空気間隔の短縮を図り、よリー層の
小型化を達成し、かつ諸収差が良好に補正された高い光
学性能を有したズームレンズ及びそれを用いた光学機器
を達成することができる。
【0108】この他、本発明によれば固体撮像素子を用
いた撮影系に好適な、構成レンズ枚数が少なくコンパク
トで、優れた光学性能を有するズームレンズが達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図3】本発明の数値実施例1の中間の収差図
【図4】本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図5】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図6】本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図7】本発明の数値実施例2の中間の収差図
【図8】本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図9】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図10】本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図11】本発明の数値実施例3の中間の収差図
【図12】本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図13】本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図14】本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図15】本発明の数値実施例4の中間の収差図
【図16】本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図17】本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図18】本発明の数値実施例5の広角端の収差図
【図19】本発明の数値実施例5の中間の収差図
【図20】本発明の数値実施例5の望遠端の収差図
【図21】本発明の数値実施例6のレンズ断面図
【図22】本発明の数値実施例6の広角端の収差図
【図23】本発明の数値実施例6の中間の収差図
【図24】本発明の数値実施例6の望遠端の収差図
【図25】本発明の光学機器の要部概略図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 SP 絞り IP 像面 d d線 g g線 S サジタル像面 M メリディオナル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 KA03 PA05 PA06 PA07 PA17 PA18 PB05 PB06 PB07 PB08 QA02 QA07 QA12 QA17 QA21 QA22 QA25 QA26 QA34 QA41 QA42 QA45 QA46 RA05 RA12 RA13 RA36 RA43 SA14 SA16 SA19 SA23 SA27 SA29 SA32 SA62 SA63 SA64 SA65 SA74 SB02 SB03 SB04 SB13 SB14 SB15 SB22 SB23 SB32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に負の屈折力の第1群、正の
    屈折力の第2群、正の屈折力の第3群を有し、広角瑞か
    ら望遠瑞への変倍に際して第1群と第2群との間隔が縮
    まり、第2群と第3群との間隔は広がるようにしたズー
    ムレンズにおいて、該第1群は像側に凹面を向けたメニ
    スカス状の負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス
    状の正レンズを有し、該第2群は物体側より順に、物体
    側に凸面を向けた正の第21レンズ、像側に凹面を向け
    たメニスカス状の負の第22レンズを有することを特徴
    とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】前記第22レンズの物体側のレンズ面の曲
    率半径をR22a、像側のレンズ面の曲率半径をR22b、前記
    第2群の焦点距離をf2,該第22レンズの焦点距離を
    f22としたとき −6.5<(R22b+R22a)/(R22b−R22a)<−1.2 0.5<|f22|/f2<2.2 の条件式を満足することを特徴とする請求項1記載のズ
    ームレンズ。
  3. 【請求項3】前記第2群は正の第21レンズとメニスカ
    ス状の負の第22レンズのみで構成されることを特徴と
    する請求項2記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】前記第2群は物体側から順に物体側に凸面
    を向けた正の第21レンズ、像側に凹面を向けたメニス
    カス状の負の第22レンズ、像側に凸面を向けた正の第
    23レンズで構成されることを特徴とする請求項2記載
    のズームレンズ。
  5. 【請求項5】前記第2群は物体側から順に物体側に凸面
    を向けた正の第21レンズ、像側に凹面を向けたメニス
    カス状の負の第22レンズ、負の第23レンズと正の第
    24レンズを接合した全体として正の接合レンズで構成
    されることを特徴とする請求項2記載のズームレンズ。
  6. 【請求項6】前記第21レンズは光軸から周辺に向かっ
    て収斂作用が弱まるような形状の非球面を有することを
    特徴とする請求項3、4又は5記載のズームレンズ。
  7. 【請求項7】前記第21レンズは両レンズ面とも非球面
    であることを特徴とする請求項6記載のズームレンズ。
  8. 【請求項8】物体側より順に正の屈折力の第1群、負の
    屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、そして正の屈折
    力の第4群を有し、広角端から望遠瑞への変倍に際して
    第2群と第3群との間隔が縮まり、第3群と第4群との
    間隔が広がり、第3群が移動するズームレンズにおい
    て、 第2群は像側に凹面を向けたメニスカス状の負レンズ、
    物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズを有し、
    第3群は物体側より順に、開口絞り、物体側に凸面を向
    けた正の第31レンズ、像側に凹面を向けたメニスカス
    状の負の第32レンズを有することを特徴とするズーム
    レンズ。
  9. 【請求項9】前記第32レンズの物体側のレンズ面の曲
    率半径をR32a、像側のレンズ面の曲率半径をR32b、該第
    3群の焦点距離をf3、該32レンズの焦点距離をf3
    2としたとき, −6.5<(R32b+R32a)/(R32b−R32a)<−1.2 0.5<|f32|/f<2.2 の条件式を満足することを特徴とする請求項8記載のズ
    ームレンズ。
  10. 【請求項10】広角端から望遠瑞への変倍時、前記第1
    群は像側へ凸の軌跡、もしくは凸状の軌跡のうちの一部
    の軌跡にて移動することを特徴とする請求項9記載のズ
    ームレンズ。
  11. 【請求項11】前記第1群は物体側に凸面を向けた正の
    第11レンズのみで構成されることを特徴とする請求項
    10記載のズームレンズ。
  12. 【請求項12】請求項1から11のいずれか1項のズー
    ムレンズを有していることを特徴とする光学機器。
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