JP2002012090A - 車載用モニタースタンド装置 - Google Patents

車載用モニタースタンド装置

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JP2002012090A
JP2002012090A JP2000199901A JP2000199901A JP2002012090A JP 2002012090 A JP2002012090 A JP 2002012090A JP 2000199901 A JP2000199901 A JP 2000199901A JP 2000199901 A JP2000199901 A JP 2000199901A JP 2002012090 A JP2002012090 A JP 2002012090A
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JP
Japan
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connector
monitor
stand
vehicle
stay
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JP2000199901A
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English (en)
Inventor
Ryosaku Iwatsuki
良作 岩月
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶モニターの着脱作業を簡単に行うことが
できる車載用モニタースタンド装置を提供する。 【解決手段】 コネクタボックス18とコネクタフレー
ム19とでなるコネクタ5の接続(または切り離し)
で、映像用のコンタクトピン30a,30b間の電気的
な接続と機械的な接続、及び電源用のコンタクトピン3
1a,31b間の電気的な接続と機械的な接続と、モニ
ター部2とスタンド部3間の機械的な接続を同時に済ま
せることができるようにして、着脱操作の簡略化を図っ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送やビデ
オ再生の映像の他、各種情報を画像表示するモニターテ
レビを車両の室内に着脱自在に取り付けて保持しておく
ための車載用モニタースタンド装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、GPS(Global Positioning Syst
em)を利用したナビゲーションシステムが自動車を中心
に普及しつつある。このGPSは、人工衛星の発信した
電波を捉え、緯度や経度を検出して現在位置や移動方向
を地図情報としてモニター画面に映し出すようになって
いる。
【0003】ここで使用されているモニターは、テレビ
放送やビデオ再生の映像の他、各種の情報を画像表示で
きる液晶モニターが一般に使用されている。そして、こ
のような液晶モニターは、ドライバー等から見易い位
置、すなわち運転席の近傍にモニター画面の位置及び向
きを変えることができる構造にして作られているモニタ
ースタンドを介して車両室内に取り付けられている。
【0004】ところで、この種の液晶モニターは、車内
の運転席の近傍に露出された状態で設置されているた
め、車上荒らし(泥棒)の被害にあったときに、最初に
目が付けられて持ち去られる虞がある。そこで、機種に
よっては運転者が自動車から離れるときに、液晶モニタ
ーだけを自動車から取り外し、別の場所に保管しておく
構成を採ったものも以前より見ることができる。
【0005】図7は、取り外し可能な従来における車載
用モニタースタンド装置の一例を示す側面図である。図
7において、車載用モニタースタンド装置は、液晶モニ
ター51をモニタースタンド52で保持する構造になっ
ている。そのモニタースタンド52は、一端に液晶モニ
ター51を固定し、他端(基端)は車室内の運転席の近
傍で、例えばセンターコンソールやダッシュパネル等に
着脱可能に取り付けられる。また、液晶モニター51へ
の電源供給や信号供給は、モニタースタンド52とは別
の場所から引き出されて来るケーブル53の先端に取り
付けている着脱自在な供給コネクタ54を接続させて行
っている。
【0006】そして、その車載用モニタースタンド装置
では、液晶モニター51を取り外す場合、供給コネクタ
54を液晶モニター51から取り外すとともに、モニタ
ースタンド52からも取り外す。すなわち、液晶モニタ
ー51はモニタースタンド52と供給コネクタ54の双
方を取り外すことによって取り外すことができる。逆
に、取り付ける場合は、取り外しと逆の操作を行えば良
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の車載用モニタースタンド装置では、液晶モニター5
1を取り外すときに、モニタースタンド52と供給コネ
クタ54の双方を取り外す必要があり、また逆に取り付
けるときにもモニタースタンド52へと供給コネクタ5
4の双方を取り付ける必要がある。このため着脱作業が
面倒であるという問題があった。さらに、ケーブル53
は単独で配線されて車内に露出された状態になっている
ので見栄えも悪く、ケーブル53を引っ掛けて切断する
等の問題もあった。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的は液晶モニターの着脱作業を
簡単に行うことができる車載用モニタースタンド装置を
提供するものである。
【0009】また、本発明はケーブル類を隠して見栄え
の良い車載用モニタースタンド装置を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の車載用モニター
スタンド装置は、映像端子と電源端子を各々対応した位
置に有して、前記対応している各端子間の電気的な接続
を伴わせて着脱自在に機械的に連結される第1と第2の
コネクタ半体でなるコネクタを介してスタンド部にモニ
ター部を取り付け、前記コネクタ半体間の前記機械的な
着脱操作で前記モニターを前記スタンド部に着脱できる
ようにした構成を有している。この構成により、コネク
タの接続(または切り離し)で端子間の接続(または切
断)を図ると同時に、モニター部をスタンド部より着脱
することができる。すなわち、1回の操作で電子機器と
モニター部間の電気的な接続と、モニター部とスタンド
部間の機械的な接続を済ませることができるのこととな
る。
【0011】また、本発明の車載用モニタースタンド装
置は、前記第1と第2のコネクタ半体のうち、一方のコ
ネクタ半体は雄型のコネクタフレームとして形成され、
他方のコネクタ半体は前記コネクタフレームを着脱自在
に受け入れる雌型のコネクタボックスとして形成されて
いるとともに、前記コネクタボックスに前記コネクタフ
レームの押し込み操作に応じて前記コネクタフレーム側
に解除可能に係合される抜け止め用の可動フックを設け
た構成を有している。この構成により、モニター部の装
着動作に伴ってコネクタフレームがコネクタボックスに
押し込まれると、可動フックがコネクタフレーム側に係
合され、以後、解除しない限りは係合状態で抜け止め保
持されるので、信頼性が確保されることとなる。
【0012】また、本発明の車載用モニタースタンド装
置は、前記第1と第2のコネクタ半体に設けた前記各映
像端子の何れか一方と前記第1と第2のコネクタ半体に
設けた各電源端子の何れか一方は雄型のコンタクトピン
で、他方はこのコンタクトピンを受け入れる雌型のコン
タクトピンとした構成を有している。この構成により、
コネクタ間の電気的な接続と、モニター部とスタンド部
間の機械的な接続を雄雌のコンタクトピンの差し込みで
簡単に行うことができるこことなる。
【0013】また、本発明の車載用モニタースタンド装
置は、前記コネクタを前記スタンド部の中間に設けた構
成を有している。この構成により、コネクタをどこにで
も設けることができるので、スタンド部の構造に自由度
が得られ、設計等がし易くなる。
【0014】また、本発明の車載用モニタースタンド装
置は、前記コネクタと電源及び映像源を結んでいるケー
ブルを、前記スタンド部内を通して配線した構成とした
ものである。この構成により、ケーブルをスタンド部と
一体化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1乃至図5は本発明の第
1の実施の形態の車載用モニタースタンド装置を示すも
ので、図1はその側面図、図2はその背面図、図3は液
晶モニターを取り外し、かつ一部を概略的に断面して示
す側面図、図4は図3のA−A線方向から見た要部平面
図、図5は図3のB−B線方向より見た要部平面図であ
る。
【0016】図1乃至図5に示す本発明の第1の実施の
形態における車載用モニタースタンド装置は、液晶モニ
ター1を設けたモニター部2と、このモニター部2が着
脱自在に取り付けられるスタンド部3とで構成されてい
る。
【0017】さらに詳述すると、スタンド部3は、スタ
ンド部材4と、このスタンド部材4の一端に取り付けた
コネクタ5と他端に取り付けた着脱ベース6と、車両側
に設置されている電子機器からの映像信号と電力を供給
するためのケーブル7を有している。
【0018】スタンド部材4は、パイプ状をした第1の
ステー4a及び第2のステー4bと、その第1のステー
4aと第2のステー4bの間を連結しているジョイント
4cを有している。また、ジョイント4cは、ジョイン
ト半体8とジョイント半体9とでなる。ジョイント半体
8の一端の部分8aとジョイント半体9の一端の部分9
aは、摩擦板10(図2参照)を間に介して互いに重ね
合わされた後、部分8a,9aを貫通して取り付けられ
ている枢軸11によりヒンジ結合されている。そして、
ジョイント半体8とジョイント半体9との間は、そのヒ
ンジ結合により枢軸11を支点として上下方向に回動
し、図3中の矢印12の方向に屈曲できる。なお、ここ
での屈曲は、部分8a,9aとの間に摩擦板10が介在
されて摩擦力が付与されているので、自由に屈曲できる
ものではなくて摩擦力に抗した屈曲となる。その摩擦力
の大きさはジョイント半体8側にモニター部2を取り付
けた状態で、屈曲後の位置を保持しておくのに十分な力
が持たされる。
【0019】さらに、ジョイント半体8の他端には貫通
孔8bが設けられ、その貫通孔8bに第1ステー4aの
一端側が圧入嵌合されて固定した状態にして取り付けら
れている。一方、ジョイント半体9の他端9b側の外周
にはネジが刻設されており、ジョイント半体9の他端9
b側に第2ステー4bの一端側が取り付けられている。
その第2ステー4bの一端側にはフランジ13が形成さ
れており、またフランジ13の外側を覆うようにして袋
状ナット14が回動自在に取り付けられていて、その袋
状ナット14をジョイント半体9の他端9bのネジに螺
合させることによって第2ステー4bの他端とジョイン
ト半体9の他端9bとの間が結合されている。なお、第
2ステー4bの他端とジョイント半体9の他端9bとの
間を袋状ナット14で結合するとき、互いに対向してい
る第2ステー4bの他端とジョイント半体9の他端9b
との間に摩擦板15を介在させ、その摩擦板15を介し
て他端同志を当接した状態にしている。したがって、通
常、第2ステー4bとジョイント半体9との間は摩擦板
15による摩擦力で回転しない状態になっているが、摩
擦力に打ち勝つ回転方向の力をジョイント半体9に加え
ると、第2ステー4bを軸として図3中に矢印16で示
す水平方向にジョイント4cの全体を回転させることが
できる構造になっている。
【0020】また、第2ステー4bの途中にはケーブル
7をリードするための窓孔16が形成されているととも
に、他端(基端)側には着脱ベース6が固定して取り付
けられている。ケーブル7は、着脱ベース6の下側から
第2ステー4b内に挿入され、窓孔16で第2ステー4
bの外側に一度引き出された後、ジョイント半体8の貫
通孔8b内に固定されている第1ステー4bの他端側か
ら第1ステー4b内に差し込まれて一端側まで配線され
ており、一端側でコネクタ5に固定されている。なお、
ケーブル7の他端側には車体側の電源及び映像端子に接
続されるコネクタ17を取り付けている。
【0021】脱着ベース6は、図示しないが車体側の、
例えば運転席に近いセンターコンソールやダッシュパネ
ルに取り付けた取付ブラケットを介して車体に固定され
る。そして、モニター部2をスタンド部3から取り外す
場合でも、通常はその脱着ベース6は取り外されず、車
体側に取り付けたままの状態に保持される。
【0022】コネクタ5は、第1ステー4aの一端に固
定された雌型のコネクタ半体であるコネクタボックス1
8と、モニター部2の背面に固定された雄型のコネクタ
半体であるコネクタフレーム19で構成されている。
【0023】コネクタボックス18は、プラスチック成
形品で、図4にそのコンタクトボックス18を図3中の
A−A線に沿う方向から見た図が示されている。そのコ
ネクタボックス18は、前面が開口された箱形のハウジ
ング18aと、中心に貫通孔20を設けてハウジング1
8aの背面から後方に向かって突出している中空状をし
た管状部18bと、ハウジング18aの上下の面に対向
して設けてある抜け止め用の可動フック18cを一体に
有している。また、管状部18bの外周にはネジが刻設
されており、その管状部18bが第1ステー4aの一端
に固定されている。
【0024】第1ステー4aの一端側にはフランジ21
が形成されているとともに、フランジ21の外側を覆う
ようにして袋状ナット22が回動自在に取り付けられて
いる。そして、袋状ナット22を管状部18bのネジに
螺合させることによって第1ステー4aの一端と管状部
18bとの間が結合されている。なお、第1ステー4a
の一端と管状部18bとの間を袋状ナット22で結合す
るとき、互いに対向している第1ステー4aの一端と管
状部18bとの間に摩擦板23を介在させ、その摩擦板
23を介して互いに当接した状態にしている。したがっ
て、通常、第1ステー4aとコネクタ5との間は摩擦板
23による摩擦力で回転しない状態になっているが、摩
擦力に打ち勝つ回転方向の力をコネクタ5側に加える
と、第1ステー4aを軸として図3中に矢印24で示す
方向にコネクタ5の全体を回転させることができる構造
になっている。
【0025】抜け止め用の可動フック18cは、ハウジ
ング18aから延ばされている弾性変形可能な弾性揺動
片部25と、ハウジング18aの切欠部26を通ってハ
ウジング18a内に延ばされている係合爪部27と、コ
ネクタボックス18からコネクタフレーム19を取り外
すときに使用者が指を掛けるためのロック解除アーム2
8を一体に有している。ここで、係合爪部27は、その
先端が通常はハウジング18a内に進出している状態に
して形成されており、さらにコネクタフレーム19が差
し込まれて来る方向と対向した面は傾斜面として形成さ
れている。その傾斜面は、コネクタフレーム19が差し
込まれて来て当接して押されると、コネクタフレーム1
9側から受ける押力で可動フック18cの全体を一時的
にアンロック方向である外側に回転させて逃がす力に変
換する。また、可動フック18cは、ロック解除アーム
28に指を掛けて内側に回転させると、弾性揺動片部2
5の弾性変形を伴って全体が回転し、係合爪部27bが
ハウジング18a内から一時的に逃げるアンロック方向
に回転させることができる。
【0026】加えて、ハウジング18aの奥面には、回
路基板29が固定して取り付けられている。その回路基
板29には、第1ステー4a内とハウジング18の管状
部18b内を通って導かれているケーブル7の一端側が
背面側に電気的に接続されているとともに、表面側には
図5で詳細に示しているように、映像端子としての雌型
のコンタクトピン30aと電源端子としての雌型のコン
タクトピン31aが取り付けられている。なお、コンタ
クトピン30aはケーブル7及びコネクタ17を介して
車体側に設置している例えばカーナビやテレビ、ビデオ
等の電子機器の映像端子に接続され、コンタクトピン3
1aは同じくケーブル7及びコネクタ17を介して上記
電子機器の電源端子に接続される。
【0027】コネクタフレーム19は、モニター部2の
背面に固定して取り付けられており、コネクタボックス
18のハウジング18a内にピッタリと嵌合される状態
に挿入できる大きさで、コネクタボックス18と対向す
る前面側が開口された箱体として形成されている。ま
た、コネクタフレーム19がハウジング18a内に差し
込まれたときに、可動フック18cの係合爪部27の傾
斜面と当接するコネクタフレーム19の前面は傾斜面3
2で形成されている。加えて、ハウジング18aの所定
の位置までコネクターフレーム19が挿入されたときに
係止爪部27の爪と対応する位置には、係止爪部27の
爪が落ち込んで抜け止め係合する段部としての係合部3
3が作られている。さらに、コネクタフレーム19内に
は、ハウジング18a内のコンタクトピン30aに対応
して映像端子としての雄型のコンタクトピン30bと、
コンタクトピン31aに対応して電源端子としての雄型
のコンタクトピン31bが、コネクタボックス18と対
向する方向に向かって突出した状態にして設けられてい
る。これら雄型のコンタクトピン30b,31bは、コ
ネクタフレーム19がハウジング18a内に挿入される
とき、ハウジング18a側の雌型のコンタクトピン30
a,31a内に挿入されて機械的及び電気的に連結さ
れ、その連結を介してモニター部2に映像信号及び電力
の供給が可能になる。
【0028】次に、このように構成された第1の実施の
形態における車載用モニタスタンド装置の動作を説明す
る。この装置では、図3に示すように、モニター部2と
スタンド部3の接続部分に配置しているコネクタ17の
部分で、モニター部2とスタンド部3とを互いに切り離
すことができる。図3は、その切り離した状態を示して
いる。
【0029】切り離した状態から、モニター部2をスタ
ンド部3に取り付ける場合は、コネクタフレーム19の
前面をコネクタボックス18の前面に対向させて、コネ
クタフレーム19をハウジング18a内に押し込んで行
く。すると、それと同時に、コンタクトピン30b,3
1bがコンタクトピン30a,31a内に受け入れられ
て機械的及び電気的に接続されて行く。コネクタフレー
ム19の傾斜面32が係止爪部27に当接する位置まで
挿入され、さらに挿入されると、係止爪部27がそれぞ
れ外側に逃がされてコネクタフレーム19のさらなる挿
入が許容される。コネクタフレーム19が所定の位置ま
で挿入されて係合部33が係止爪部27を越えると、係
止爪部27が係合部33に係合され、これによりコネク
タフレーム19がコネクタボックス18から抜け止めさ
れる。そして、このコネクタ17の結合で、映像端子
(コンタクトピン30a,30b)間の機械的及び電気
的な接続と、電源端子(コンタクトピン31a,31
b)間の機械的及び電気的な接続と同時に、モニター部
2がスタンド部3に機械的に取り付けられて保持され
る。
【0030】このようにして取り付けられたモニター部
2は、コネクタ17、ケーブル7、コンタクトピン30
a,30b、コンタクトピン31a,31bを介して車
体側に設置された電子機器から映像信号と電力を受けて
モニター画面に映像情報を表示することができる。ま
た、モニター画面の位置及び向きを変えたい場合、コネ
クタ5と第1ステー4aとの接続部分の回動、ジョイン
ト4c自体の回動、及びジョイント4cと第2ステーの
接続部分の回動を操作することにより変えることができ
る。図1及び図2は、このようにしてモニター部2をス
タンド3に取り付けた状態を示している。
【0031】さらに、スタンド部3に一度取り付けたモ
ニター部2を再びスタンド部3から取り外す場合は、使
用者が上下の解除アーム28,28を指で摘んで、各可
動フック18cを内側にそれぞれ同時に回転させ、係止
爪部27の係合部33に対する抜け止め係合を解除し、
その状態でコネクタフレーム19をモニター部2と共に
コネクタボックス18内から引き抜く方向に力を加え
る。すると、コネクタフレーム19がコネクタボックス
18から抜け出るとともに、コンタクトピン30aと3
0b及びコンタクトピン31aと31bの間の結合も同
時に解かれ、図3に示すようにモータ部2をスタンド部
3から取り外すことができる。
【0032】したがって、第1の実施の形態における車
載用モニタースタンド装置によれば、次に述べるような
効果が期待できる。 ・モニター部2をスタンド部3に着脱する動作と同時に
映像端子であるコンタクトピン30a,30b間の接続
(または切り離し)と電源端子であるコンタクトピン3
1a,31b間の接続(または切り離し)を行うことが
できる。すなわち、運転手等が車両から離れるときに1
回の操作で車両側に設置してある電子機器とモニター部
2間の電気的な接続(または切り離し)と、モニター部
2とスタンド部3間の機械的な接続(または切り離し)
を済ませることができるので、着脱操作が簡単になる。 ・モニター部2とスタンド部3との接続をコネクタボッ
クス18にコネクタフレーム19を差し込んで係合して
いるので、接続部分での強度が大きく得られる。さら
に、コネクタボックス18にコネクタフレーム19を差
し込むとき、雄型コンタクトピン30aを雌型コンタク
トピン30bに差し込んで連結しているので、このピン
同志の結合でも大きな強度が得られることになる。 ・コネクタボックス18に差し込まれたコネクタフレー
ム19を可動フック18cで抜け止めさせているので、
コネクタボックス18とコネクタフレーム19との間が
簡単に外れることもなく、信頼性が確保できることとな
る。 ・コネクタ5と機器側の電源及び映像源を結んでいるケ
ーブル7のほとんどの部分をスタンド部3内に通して配
線しているので、見栄えが良いとともに、ケーブル7を
引っ掛けるような不都合もなくなる。
【0033】なお、上記実施の形態の構造では、ケーブ
ル7の一部を第2ステー4bの途中で一度外に引き出
し、再び第1ステー4a内に挿入して配線した構造を開
示したが、ケーブル7を一度も外に引き出さずに、第2
ステー4bから第1ステー4aに連続して通すようにし
ても良いものである。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態における
車両用モニタースタンド装置について図6を参照して説
明する。この第2の実施の形態における車両用モニター
スタンド装置は、コネクタフレーム19をモニター部2
に直接固定して取り付けずに、スタンド部材4における
第1ステー4aの中間の部分にコネクタ5を設け、コネ
クタフレーム19側の第1ステー4aの一部4dcを介
してモニター部2を取り付けたものであり、他の構成は
図1乃至図5に示した第1の実施の形態と同じなので、
同じ部材には同じ符号を付して重複した説明は省略す
る。
【0035】そして、この第2の実施の形態における車
両用モニタースタンド装置では、スタンド部材4からモ
ニター部2を取り外す場合は、第1の実施の形態の装置
と同様に、使用者が上下の解除アーム28,28を指で
摘んで、各可動フック18cを内側にそれぞれ同時に回
転させ、係止爪部27の係合部33に対する抜け止め係
合を解除し、その状態でコネクタフレーム19をモニタ
ー部2と共にコネクタボックス18から引き抜く方向に
力を加える。すると、コネクタフレーム19がコネクタ
ボックス18から抜け出るとともに、コンタクトピン3
0aと30b及びコンタクトピン31aと31bの間の
結合も同時に解かれ、モータ部2を第1ステー4aの一
部と共にスタンド部3から取り外すことができる。な
お、この第2の実施の形態における構造のように、コネ
クタ5をスタンド部材4の中間に設けた構成では、スタ
ンド部3の構造に自由度が得られ、設計等がし易くな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はモニター
部をスタンド部に着脱する動作と同時に映像端子間の接
続(または切り離し)と電源端子間の接続(または切り
離し)を行うことができるので、運転手等が車両から離
れるときに1回の操作で電子機器とモニター部間の電気
的な接続(または切り離し)と、モニター部とスタンド
部間の機械的な接続(または切り離し)を済ませること
ができ、モニター部の着脱操作が簡単になるという優れ
た効果を持つ車両用モニタースタンド装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車載用モニタース
タンド装置を示す側面図
【図2】第1の実施の形態における同上装置の背面図
【図3】第1の実施の形態における同上装置の一部を概
略的に断面して示す側面図
【図4】図3のA−A線方向から見た同上装置の要部平
面図
【図5】図3のB−B線方向より見た同上装置の要部平
面図
【図6】本発明の第2の実施の形態の車載用モニタース
タンド装置を示す側面図
【図7】従来の車載用モニタースタンド装置の一例を示
す側面図
【符号の説明】
1 液晶モニター 2 モニター部 3 スタンド部 4 スタンド部材 4a 第1のステー 4b 第2のステー 4c ジョイント 5 コネクタ 6 着脱ベース 7 ケーブル 17 コネクタ 18 コネクタボックス(コネクタ半体) 18c 可動フック 19 コネクタフレーム(コネクタ半体) 30a 雌型コンタクトピン 30b 雄型コンタクトピン 31a 雌型コンタクトピン 31b 雄型コンタクトピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像端子と電源端子を各々対応した位置
    に有して、前記対応している各端子間の電気的な接続を
    伴わせて着脱自在に機械的に連結される第1と第2のコ
    ネクタ半体でなるコネクタを介してスタンド部にモニタ
    ー部を取り付け、前記コネクタ半体間の前記機械的な着
    脱操作で前記モニターを前記スタンド部に着脱できるよ
    うにしたことを特徴とする車載用モニタースタンド装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2のコネクタ半体のうち、
    一方のコネクタ半体は雄型のコネクタフレームとして形
    成され、他方のコネクタ半体は前記コネクタフレームを
    着脱自在に受け入れる雌型のコネクタボックスとして形
    成されているとともに、前記コネクタボックスに前記コ
    ネクタフレームの押し込み操作に応じて前記コネクタフ
    レーム側に解除可能に係合される抜け止め用の可動フッ
    クを設けたことを特徴とする請求項1記載の車載用モニ
    タースタンド装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2のコネクタ半体に設けた
    前記各映像端子の何れか一方と前記第1と第2のコネク
    タ半体に設けた前記各電源端子の何れか一方は雄型のコ
    ンタクトピンで、他方はこのコンタクトピンを受け入れ
    る雌型のコンタクトピンとしたことを特徴とする請求項
    1記載の車載用モニタースタンド装置。
  4. 【請求項4】 前記コネクタを前記スタンド部の中間に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の車載用モニター
    スタンド装置。
  5. 【請求項5】 前記コネクタと車両側の電源及び映像源
    を結んでいるケーブルを、前記スタンド部内を通して配
    線したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の車載用モニタースタンド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101391547B1 (ko) 2013-08-29 2014-05-27 임영철 차량용 휴대폰 충전거치대
JP2015031324A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 槌屋ヤック株式会社 車載用物品取付具

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