JP2002004265A - 地盤注入用組立式注入管 - Google Patents
地盤注入用組立式注入管Info
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Abstract
異なる機能を有する丈の短い複数の注入管要素(パー
ツ)に分割し、このパーツを現場に搬入し、現場で注入
深度に合わせて任意の長さに容易に、かつ確実に組み立
て、運搬を容易にする。 【解決手段】 各種形状の管状注入管要素B−1,B−
2と、各種袋パッカ付注入管要素Aとを連結部1で任意
に連結して構成される。さらには、台座と、この台座の
細管挿入孔に挿入される複数本の細管、あるいは細管組
合せ体同志を連結して構成される。
Description
に地盤固結材を注入して該地盤を固結する地盤注入用注
入管に係り、特に、長さの短い複数種の注入管要素(パ
ーツ)を現場に搬入し、現場で注入深度に合わせて任意
の長さに組み立てて形成され、このため運搬が容易であ
る地盤注入用組立式注入管に関する。
て該地盤を固結する地盤注入用注入管として、従来、長
尺の注入管が用いられ、これを長尺のまま、現場に搬入
して使用に供されていた。
丈が長すぎて現場への搬送が非常に困難であるという欠
点を有していた。特に、最近、袋パッカを有する注入
管、複数の注入細管を結束してなる注入管、あるいはさ
らに、複数の管路を内在してなる注入管等が提案されて
いる。これらはいずれも多機能を有するものであり、こ
のため、構造が複雑であり、これを現場で簡便に取り扱
うことのできる注入管構造の開発が課題となっていた。
能を有する丈の短い複数の注入管要素(パーツ)に分割
し、この注入管要素(パーツ)を現場に搬入し、現場で
注入深度に合わせて任意の長さに組み立てて形成され、
このため運搬が容易となり、しかも、多機能を有する複
雑な構造の注入管を確実に、かつ容易に現場で組み立
て、上述の公知技術に存する欠点を改良した地盤注入用
組立式注入管を提供することにある。
め、本発明によれば、上下端の少なくともいずれかに連
結部を有するとともに、吐出口を有し、または有しない
管状注入管要素と、この管状注入管要素に袋パッカを付
設してなる袋パッカ付注入管要素とを前記連結部で任意
に連結してなることを特徴とする。
明によれば、細管挿入孔を有する複数の台座と、これら
台座の細管挿入孔に挿入される複数本の細管とを備え、
互いに隣接する台座間に位置する細管、または最下部に
位置する細管のうち少なくとも一本の細管には、少なく
とも一個の吐出口を有するように台座および複数の細管
を組み合わせてなることを特徴とする。
明によれば、台座の細管挿入孔に一本または複数本の細
管を挿入してなる細管組合わせ体、および/または対向
する台座の細管挿入孔に一本または複数本の細管を挿入
または橋絡してなる細管組合せ体を任意に連結して組み
合わせてなり、前記細管組合せ体の少なくとも一本の細
管には少なくとも一個の吐出口を有することを特徴とす
る。
明によれば、一対の対向する台座の細管挿入孔に細管を
橋絡するとともに、前記細管の少なくとも一本には吐出
口が設けられ、これを袋パッカ内に位置せしめて台座側
面周囲に袋パッカ開口部を付着せしめてなる少なくとも
一個の袋パッカ付細管要素と、少なくとも一本には吐出
口を有する複数本の細管とを任意に組み合わせてなるこ
とを特徴とする。
明によれば、上下いずれか一方、または両方に連結部材
を備え、軸方向に細管を穿設するとともに、側壁に前記
内管に通じる吐出口を開口した複数個の中実注入管要素
を任意に組み合わせてなることを特徴とする。
詳述する。図1(a)および(b)、図2(a)〜
(d)および図3(a)〜(d)は本発明にかかる注入
管要素(パーツ)であって、図1(a)および(b)、
および図3(a)〜(c)は袋パッカ付注入管要素の一
具体例の断面図、図2(a)〜(d)は管状注入管要素
の一具体例の断面図、図3(a)〜(d)は注入管の最
下部に連結される注入管要素である。
素Aであって、注入管2の上下端外壁にねじ2a、2a
が切られ(図1(b))、側壁2cにゴムスリーブ4で
覆われた吐出口6(図4に示される)を有し、かつ上下
端が開口された管状注入管要素E(図2(d))に連結
部1を介して袋パッカ5を付設して構成される。
いに連結される部分を言い、図2(d)の連結部1のよ
うに別々の部材でもよいし、注入管要素の端部の上下の
いずれかがそれぞれ外側にねじ切りされているか、内側
にねじ切りされていれば連結部1がなくても連結できる
から、ねじ部が連結部となる。
1、B−2であって、注入管2の上端外壁および下端内
壁(図示せず)にねじ2aが切られ、側壁2cにゴムス
リーブ4で覆われた吐出口6(図4に示される)を有
し、かつ上下端が開口して構成される。これら管状注入
管要素B−1、B−2は上下端の肉厚を厚くすることに
よりねじりによる強度低下が抑えられる。また、リブを
つけることにより、少ない材料使用量で大きな強度を得
ることができる。
注入管2の上端外壁には径がやや小さくて図2(a)下
端内壁のねじ2aと合致するねじ2bが切られ(互いに
合致するねじ2aおよび2bをもって連結部1を形成す
る)、かつ下端外壁にはねじ2aが切られ、さらに、上
下端が開口して構成される。吐出口は有していない。
2aを有し、かつ側壁2cにゴムスリーブ4を有し、連
結部1を用いて互いに連結され、上下端の開放された管
状注入管要素E、Eであって、例えば図5に示されるよ
うに使用される。
素D、図3(d)は管状注入管要素Fであって、注入管
2の上端外壁に図4に示されるようにねじ2aが切ら
れ、側壁2cにゴムスリーブ4で覆われた吐出口6を有
し、かつ、上端を開口するとともに下端を閉塞して構成
される。
よび図3(a)の各種注入管要素を連結部1で互いに連
結し、任意に組み合わせて得られる注入管2の一具体例
であって、袋パッカ付注入管A、管状注入管要素B−
1、管状注入管要素B−2、および袋パッカ付注入管要
素Dをそれぞれ組み合わせて注入管2を形成する。この
注入管2を地盤8の削孔7に挿入し、袋パッカ5に硬化
材を填充してパッカとする。そして、注入材を注入管2
を通し、吐出口6を介してゴムスリーブ4を押し開けて
地盤8中に注入する。
に連結し、さらに図1(a)の袋パッカ付注入管要素A
および図3(a)の袋パッカ付注入管要素Dをそれぞれ
任意に組み合わせて得られる注入管2を示す。この注入
管2を地盤8の削孔7に挿入し、図4と同様にしてパッ
カを形成し、地盤8中に注入材を注入する。
いた注入管2を示す。これは注入管2の上端外壁にねじ
2aが切られ、下端は図6に示されるように閉塞され、
かつ側壁2cにゴムスリーブ4で覆われた吐出口(図6
に示される)を有して構成される。
カ付注入管要素A、図2(d)の管状注入管要素Eを任
意に組み合わせ、図3(d)の管状注入管要素Fを最下
部に連結して図6に示す注入管2を形成する。この注入
管2を地盤8の削孔7に挿入し、図4と同様にしてパッ
カを形成し、地盤8中に注入材を注入する。
形式の注入管要素(パーツ)の例であって、図7(a)
は台座9の基本例、図7(b)、(c)はそれぞれ変形
例、図7(d)は細管の各種例、図7(e)は支持棒お
よび注入外管の例、図7(f)は台座を用いた細管の結
合例の部分断面図を示す。細管は軟質あるいは硬質の合
成樹脂、金属等、任意の材質を用いることができる。
注入管要素(パーツ)の他の例であって、図8(a)は
台座9、9間に細管12を橋絡して形成される細管組合せ
体W−1を示し、これらを台座9面で互いに連結して使
用に供される。図8(b)は台座9の細管挿入孔に複数
本の細管12を挿入して形成される細管組合せ体W−2で
あって、他の注入管要素と組み合わせて使用される。図
8(c)は細管12を巻いた状態を示し、このまま現場に
搬入して所望の長さに切断して使用に供される。図8
(d)および(e)もまた、台座9の細管挿入孔に複数
本の細管12を挿入して形成される細管組合せ体W−3、
W−4であり、図8(f)は図8(d)および(e)を
連結して形成される細管組合せ体W−5であり、図8
(g)は台座9として図7(c)に示されるものを用
い、図8(f)にさらに他の細管組合せ体を連結して形
成される連結組合せ体W−6である。本発明ではこれら
の注入管要素を任意に組み合わせることにより、図9〜
図12に示される各種注入管を形成する。これら各種注
入管を以下に詳述する。
よび図7(d)の細管12あるいは図8(a)〜(g)を
任意に組み合わせて形成される注入管2を示す。この注
入管2は複数の細管挿入孔10、10・・・10が上面9aか
ら下面9cに貫通された台座9と、この台座9の細管挿
入孔10、10・・・10に挿入される複数本の細管12とを備
え、細管12を台座9の細管挿入孔10、10・・・10に図7
(f)に示されるように上下面9a、9cから挿入し、
上下の細管端部を連結して組み合わされる。そして、互
いに隣接する台座9、9間に位置する細管12、12・・・
12、または最下部に位置する細管12、12・・・12のうち
少なくとも一本の細管12には、ゴムスリーブ4に覆われ
た少なくとも一個の吐出口6aが備えられる。すなわ
ち、図9は一本の細管12に一個の吐出口6aが、図10
は一本の細管12に2個の吐出口6a、6aがそれぞれ備
えられる。なお、上下の細管の端部は台座を介して連結
することもでき、また、上下の台座の中間部で互いにか
み合わせて連結してもよい。
および図10に示されるように、それぞれ地盤8の削孔
7に挿入する。次いで、削孔7にスリーブグラウト15を
填充の後、細管12を通して吐出口6aから注入材をスリ
ーブグラウト15を破って地盤8中に注入する。
用い、台座9の孔11に図7(e)の支持棒13を挿入し、
図9、図10と同様にして台座9と、細管12とを任意に
組み合わせて形成される注入管12を示す。
用い、かつ、図11における支持棒13の代わりに注入機
能を有する注入外管14を用い、台座9の孔11に注入外管
14を挿入し、図9、図10と同様にして台座9と細管12
とを任意に組み合わせて形成される注入管2を示す。細
管12の吐出口6a、6a・・・6aからも注入材をゴム
スリーブ4を押し開き、スリーブグラウト15を破って地
盤8中に注入する。なお、台座9として、図7(a)お
よび図7(b)の代わりに、側面にも開口された細管挿
入孔10a、10a・・・10aを有するものを用いることも
できる。注入後、細管12からの注入が不充分であること
が後にわかった場合、注入外管14には内管16が挿入され
る。内管16は先端に内管吐出口16aを有し、この内管吐
出口16aの上下にはパッカ17、17が配置される。そし
て、内管16の吐出口16aから注入材を吐出させ、外管吐
出口14aを通してゴムスリーブ4を押し開き、スリーブ
グラウト15を破りながら地盤8中に注入材を注入するこ
とができる。
て、側面に吐出口をもった硬質のものである。細管がナ
イロンのように軟質の場合、注入管全体がたわみやすい
ため、削孔中に設置しにくく、特に斜め上に削孔した注
入孔中に設置するのはむずかしい。この場合、支持棒を
設けると、管全長の直線の形状保持が容易となる利点が
ある。中空管の中に内管を挿入して注入しなくても中空
間の中にあらかじめ細砂を填充しておき、注入の際には
所定の深度まで細い水噴射管から水を噴射させて細砂を
洗い出して中空管上端から注入する工程を最深度までく
り返してもよい。また、注入機能を有する上記中空管は
注入前後に注水して注入地盤の注入前後の透水性の変化
や注入効果を確認できる。
カ付細管要素GおよびHであって、複数個の細管挿入孔
10、10・・・10が貫通された図7(a)に示される一対
の台座9、9を袋パッカ5内に配設し、この台座9、9
間の対向する挿入孔10、10・・・10に複数本の細管12、
12・・・12を橋絡するとともに、少なくとも一本の細管
12の先端は袋パッカ5内に開口する吐出口6aを有して
形成される。
であって、袋パッカ5内に配設された台座9から袋パッ
カ5内に開口する吐出口6aを有する細管12aが伸長し
て形成される。図13(e)は下端の台座9からさらに
下方に突出した細管12aを有する袋パッカ付細管要素I
−2である。
6aを有する細管12aである。
よび(e)の注入管要素を台座9の細管挿入孔10、10・
・・10に細管12または細管12aを挿入することにより任
意に組み合わせ、図14に示される注入管2を形成す
る。図14の注入管2は袋パッカ付細管要素G、細管12
および細管12a、袋パッカ付細管要素H、細管12および
細管12aおよび袋パッカ付細管要素I−1をそれぞれ上
方から順次に組み合わせて形成され、地盤8の削孔7に
挿入し、袋パッカに硬化材を填充してパッカを形成した
後、細管12aの吐出口6aから注入材を導入し、地盤8
中に注入する。
よび(e)は支持棒13を加えたことを除いてそれぞれ図
13(a)、(b)、(c)、(d)、(e)と同じで
ある。図15(a)、(b)、(c)、(e)はそれぞ
れ袋パッカ付細管要素J、K、L−1、L−2であり、
図15(d)の13は支持棒である。
(d)の注入管要素を任意に組み合わせて形成される注
入管2を示し、支持棒13が加わったことを除いて図14
と同じである。支持棒は連続した一本を各注入管要素に
貫通させてもよいし、任意の個所で連結したものであっ
てもよい。
れ、袋パッカ付細管要素MおよびNであって、細管挿入
孔10、10・・・10および注入機能を有する支持棒であっ
て支持棒として注入外管を組み合わせた例で注入外管用
挿入孔11が貫通された図7(b)に示す一対の台座9、
9を袋パッカ5内に配設し、台座9、9間の対向する細
管挿入孔10、10および注入外管挿入孔11、11にそれぞれ
細管12および側壁に吐出口14a(図18に示される)を
有する注入外管14を橋絡して形成される。
ぞれ袋パッカ付注入外管要素O、P−1、P−2であっ
て、袋パッカ5内に配設された台座9から袋パッカ5内
に開口する吐出口14aを有する注入外管要素14が伸長さ
れて形成される。図7(e)はさらに下端の台座9から
下方に突出した細管12aを有する注入外管要素P−2を
示す。
aを有する注入外管要素14、細管12、側壁に吐出口14a
を有しない注入外管要素14である。
(d)、(e)、(f)を台座9の細管挿入孔10および
注入外管挿入孔11にそれぞれ細管12および注入外管要素
14を挿入することにより任意に組み合わせ、図18〜図
21に示される注入管2、2・・・2がそれぞれ形成さ
れる。
要素14、細管12、袋パッカ付細管要素N、注入外管要素
14、細管12、袋パッカ付細管要素Oをそれぞれ上方から
順次に組み合わせて形成される注入管2である。
入外管要素14、細管12、袋パッカ付細管要素N、注入外
管要素14、細管12、袋パッカ付細管要素P−1をそれぞ
れ上方から順次に組み合わせて形成される注入管2であ
る。図19(b)は袋パッカ付細管要素Pの下方にさら
に注入外管要素14(吐出口14aを有する)を連結して形
成される注入管2である。
要素14、細管12、袋パッカ付細管要素P−1を上方から
順次に組み合わせて形成される注入管2である。
要素14(吐出口を有しない)、細管12、袋パッカ細管要
素P−1を上方から順次に組み合わせて形成される注入
管2である。
る支持棒は硬質であるがため注入管全体の形状保持に役
立つのみならず少なくとも袋体の範囲には側壁に吐出口
が存在し、その吐出口から袋体に固結材を注入して袋体
を膨脹させてパッカを形成できる。この場合、複数の袋
体内には一本の注入外管から注入できるので、図14に
比べて細管の本数が少なくてすみ削孔径が小さくてすむ
という利点がある。
て、中実注入管2の軸方向に複数本の細管12を穿設する
とともに、側壁2cに、内管12に通じる少なくとも一個
の吐出口6aを開口し、かつ下端内側に連結部としてね
じ2bを切って形成される。吐出口6aはゴムスリーブ
4によって覆われる。
て、上下の両方に連結部としてねじ2b、2bを切った
ことを除いて図22(a)と同様である。図22(b)
において、上端のねじ2bは中実注入管2の径よりもや
や小さい径を有して外側に切られ、下端のねじ2bは図
22(a)と同様内側に切られている。
て、中実注入管2の軸方向に一本の細管12が穿設される
とともに、上端にねじ2bを中実注入管2の径よりもや
や小さい径を有して外側に切られて形成される。
示される中実注入管要素をそれぞれねじ2bで上方から
順次に連結して組み合わせることにより形成された中実
注入管2である。
て、下端外側に連結部としてねじ2aを切ったことを除
いて図22(a)と同様である。
て、上下端外側に連結部としてねじ2a、2aを切った
ことを除いて図22(b)と同様である。
て、上端外側に連結部としてねじ2aを切ったことを除
いて図22(c)と同様である。
示される中実注入管要素をそれぞれ、図24(d)に示
される連結部1によりねじ2aと合わせ、上方から順次
に連結して組み合わせることにより形成された中実注入
管2である。
要素は一単位20cm〜3mの長さであることが運搬上、
あるいは取扱上好ましい。
る。
ーツ)を現場に搬入し、現場で注入深度に合わせて任意
の長さに組み立てて形成するため、運搬が容易である。
とにより任意の長さに簡単に調整できる。
とにより、所定の深さの個所に吐出口や袋パッカを容易
に取り付けられる。
袋パッカ付注入管要素の一具体例である。
発明に用いられる管状注入管要素の具体例である。
発明注入管の最下部に用いられる注入管要素の一具体例
である。
立てられた注入管である。
た注入管である。
た注入管である。
(f)は本発明に用いられる注入管要素の具体例であ
る。
(f)、(g)は本発明に用いられる注入管要素の具体
例である。
た注入管である。
れた注入管である。
れた注入管である。
れた注入管である。
本発明に用いられる注入管要素の具体例である。
注入管である。
本発明に用いられる注入管要素の具体例である。
注入管である。
(f)は本発明に用いられる注入管要素の具体例であ
る。
注入管である。
を用いて組み立てられた注入管である。
注入管である。
注入管である。
る注入管要素の具体例である。
注入管である。
用いられる注入管要素の具体例である。
注入管である。
Claims (12)
- 【請求項1】 上下端の少なくともいずれかに連結部を
有するとともに、吐出口を有し、または有しない管状注
入管要素と、この管状注入管要素に袋パッカを付設した
袋パッカ付注入管要素とを連結部で任意に連結してなる
地盤注入用組立式注入管。 - 【請求項2】 請求項1において、最下部には下端が閉
塞された管状注入管要素または袋パッカ付注入管要素を
連結してなる請求項1に記載の地盤注入用組立式注入
管。 - 【請求項3】 請求項1において、袋パッカ内に位置す
る管状注入管要素の少なくとも一個は吐出口を有し、か
つ、互いに隣接するパッカ付注入管要素間に位置する少
なくとも一個の管状注入管要素は吐出口を有する請求項
1に記載の地盤注入用組立式注入管。 - 【請求項4】 細管挿入孔を有する複数の台座と、これ
ら台座の細管挿入孔に挿入される複数本の細管とを備
え、互いに隣接する台座間に位置する細管、または最下
部に位置する細管のうち少なくとも一本の細管には、少
なくとも一個の吐出口を有するように、前記台座および
複数の細管を組み合わせてなる地盤注入用組立式注入
管。 - 【請求項5】 台座の細管挿入孔に一本または複数本の
細管を挿入してなる細管組合わせ体、および/または対
向する台座の細管挿入孔に一本または複数本の細管を挿
入または橋絡してなる細管組合せ体を任意に連結して組
み合わせてなり、前記細管組合せ体の少なくとも一本の
細管には少なくとも一個の吐出口を有してなる地盤注入
用組立式注入管。 - 【請求項6】 請求項4または5において、前記台座の
細管挿入孔は上面から下面に貫通して形成される請求項
4または5に記載の地盤注入用組立式注入管。 - 【請求項7】 請求項4または5において、前記台座の
細管挿入孔は上面から下面に貫通された孔の側部を切り
開いて形成され、細管を側部開口から細管挿入孔に挿入
するようにした請求項4または5に記載の地盤注入用組
立式注入管。 - 【請求項8】 請求項4または5において、前記台座は
さらに、支持棒ないしは注入管挿入孔を設け、対向する
台座の支持棒ないしは注入管挿入孔に支持棒ないしは側
壁に吐出口を有する注入管を挿入して組み合わせてなる
請求項4または5に記載の地盤注入用組立式注入管。 - 【請求項9】 一対の対向する台座の細管挿入孔に細管
を橋絡するとともに、前記細管の少なくとも一本には吐
出口が設けられ、これを袋パッカ内に位置せしめて台座
側面周囲に袋パッカ開口部を付着せしめてなる少なくと
も一個の袋パッカ付細管要素と、少なくとも一本には吐
出口を有する複数本の細管とを任意に組み合わせてなる
地盤注入用組立式注入管。 - 【請求項10】 請求項9の注入管はさらに支持棒を備
えてなる請求項9に記載の地盤注入用組立式注入管。 - 【請求項11】 請求項10の支持棒は側壁に吐出口を
有する注入管である請求項10に記載の地盤注入用組立
式注入管。 - 【請求項12】 上下いずれか一方、または両方に連結
部を備え、軸方向に細管を穿設するとともに、側壁に前
記内管に通じる少なくとも一個の吐出口を有する複数個
の中実注入管要素を任意に組み合わせてなる地盤注入用
組立式注入管。
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