JP2002000005A - 作業ローター - Google Patents
作業ローターInfo
- Publication number
- JP2002000005A JP2002000005A JP2000191224A JP2000191224A JP2002000005A JP 2002000005 A JP2002000005 A JP 2002000005A JP 2000191224 A JP2000191224 A JP 2000191224A JP 2000191224 A JP2000191224 A JP 2000191224A JP 2002000005 A JP2002000005 A JP 2002000005A
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- Japan
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- soil
- tilling
- tillage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動力耕耘機の伝動ケース下端部から水平方向
左右両側に突出する回転駆動軸に取付けられて、畦立耕
耘、土寄せ、砕土、中耕・培土等の作業を行うようにし
た作業ローター。 【解決手段】 動力耕耘機の伝動ケース1下端部から水
平方向左右両側に突出する回転駆動軸2に対し、水平方
向に延びる回転軸6の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪
7a,8a,9aを、該爪7a,8a,9aの長さが伝
動ケース1側のものが長く、外側端側のものが順次短く
なるようにして外向きに取付けた耕耘ユニット7,8,
9を装着する作業ローター5であって、.耕耘ユニッ
ト9の外端側の回転軸6に、耕耘ユニット7,8,9に
よる耕耘土を側方に向け送り出すスクリュー板10aを
回転軸6の軸周に取付けた土送り出しユニット4を装着
した。.土送り出しユニット4のスクリュー板10a
の軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する複数の耕耘爪
11を設けた。
左右両側に突出する回転駆動軸に取付けられて、畦立耕
耘、土寄せ、砕土、中耕・培土等の作業を行うようにし
た作業ローター。 【解決手段】 動力耕耘機の伝動ケース1下端部から水
平方向左右両側に突出する回転駆動軸2に対し、水平方
向に延びる回転軸6の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪
7a,8a,9aを、該爪7a,8a,9aの長さが伝
動ケース1側のものが長く、外側端側のものが順次短く
なるようにして外向きに取付けた耕耘ユニット7,8,
9を装着する作業ローター5であって、.耕耘ユニッ
ト9の外端側の回転軸6に、耕耘ユニット7,8,9に
よる耕耘土を側方に向け送り出すスクリュー板10aを
回転軸6の軸周に取付けた土送り出しユニット4を装着
した。.土送り出しユニット4のスクリュー板10a
の軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する複数の耕耘爪
11を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力耕耘機の伝動ケー
ス下端部から水平方向左右両側に突出する回転駆動軸に
取付けられて、畦立耕耘、土寄せ、砕土、中耕・培土等
の作業を行うようにした作業ローターに関する。
ス下端部から水平方向左右両側に突出する回転駆動軸に
取付けられて、畦立耕耘、土寄せ、砕土、中耕・培土等
の作業を行うようにした作業ローターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動力耕耘機の伝動ケース下端部か
ら水平方向左右両側に突出する回転駆動軸に対し、水平
方向に延びる回転軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪
を、該爪の長さが伝動ケース側のものが長く、外側端側
のものが順次短くなるようにして外向きに取付けた複数
の耕耘ユニットを装着し、畦立耕耘、土寄せ、砕土、中
耕・培土等の作業を行うようにした作業ローター(耕耘
装置)が、例えば特開平11−89306号公報に開示
されている。
ら水平方向左右両側に突出する回転駆動軸に対し、水平
方向に延びる回転軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪
を、該爪の長さが伝動ケース側のものが長く、外側端側
のものが順次短くなるようにして外向きに取付けた複数
の耕耘ユニットを装着し、畦立耕耘、土寄せ、砕土、中
耕・培土等の作業を行うようにした作業ローター(耕耘
装置)が、例えば特開平11−89306号公報に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術の作業ロ
ーター(耕耘装置)においては、複数の耕耘ユニットに
より伝動ケース側が深く、外側端側が順次浅くなるよう
に耕耘、砕土作業を行うと共に、それぞれ外向きに弯曲
した耕耘爪の横刃により、耕耘した土壌を外側に向け放
擲して畦立耕耘、土寄せ、砕土、中耕・培土等の作業を
行うようにしている。このため、畦立耕耘、砕土等の作
業を作物がない状態で行う場合においてはさほど問題に
ならないが、例えば、黒豆を栽培する際に作物の根元に
土寄せ・培土する作業を行おうとする場合には、耕耘爪
により側方に放擲された土壌が作物に被さってしまい、
作物を傷めることがあるという不都合がある。また、中
耕、土寄せ・培土作業の際に、耕耘爪が作物の根に接触
して傷めることがあり、黒豆栽培に好適な作業を行うこ
とができなかった。本発明は、上記の問題点を解決し、
特に中耕、耕耘・土寄せ等の作業が適切に行えるように
した作業ローターを提供することを目的とする。
ーター(耕耘装置)においては、複数の耕耘ユニットに
より伝動ケース側が深く、外側端側が順次浅くなるよう
に耕耘、砕土作業を行うと共に、それぞれ外向きに弯曲
した耕耘爪の横刃により、耕耘した土壌を外側に向け放
擲して畦立耕耘、土寄せ、砕土、中耕・培土等の作業を
行うようにしている。このため、畦立耕耘、砕土等の作
業を作物がない状態で行う場合においてはさほど問題に
ならないが、例えば、黒豆を栽培する際に作物の根元に
土寄せ・培土する作業を行おうとする場合には、耕耘爪
により側方に放擲された土壌が作物に被さってしまい、
作物を傷めることがあるという不都合がある。また、中
耕、土寄せ・培土作業の際に、耕耘爪が作物の根に接触
して傷めることがあり、黒豆栽培に好適な作業を行うこ
とができなかった。本発明は、上記の問題点を解決し、
特に中耕、耕耘・土寄せ等の作業が適切に行えるように
した作業ローターを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.動力耕耘機の伝動ケース下端部から水平方向左右両
側に突出する回転駆動軸に対し、水平方向に延びる回転
軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪を、該爪の長さが
伝動ケース側のものが長く、外側端側のものが順次短く
なるようにして外向きに取付けた耕耘ユニットを装着す
る作業ローターにおいて、上記耕耘ユニットの外端側の
回転軸に、耕耘ユニットによる耕耘土を側方に向け送り
出すスクリュー板を回転軸の軸周に取付けた土送り出し
ユニットを装着したことを特徴としている。
めに本発明は、 A.動力耕耘機の伝動ケース下端部から水平方向左右両
側に突出する回転駆動軸に対し、水平方向に延びる回転
軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪を、該爪の長さが
伝動ケース側のものが長く、外側端側のものが順次短く
なるようにして外向きに取付けた耕耘ユニットを装着す
る作業ローターにおいて、上記耕耘ユニットの外端側の
回転軸に、耕耘ユニットによる耕耘土を側方に向け送り
出すスクリュー板を回転軸の軸周に取付けた土送り出し
ユニットを装着したことを特徴としている。
【0005】B.上記土送り出しユニットのスクリュー
板の軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設
けたことを特徴としている。
板の軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設
けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成によって本発明の作業ローターは、 .耕耘ユニットの外端側の回転軸に、耕耘ユニットに
よる耕耘土を側方に向け送り出すスクリュー板を回転軸
の軸周に取付けた土送り出しユニットを装着したこと
で、耕耘ユニットによる作業跡は伝動ケース側が深く、
外側端側が浅くなるように傾斜して耕耘、砕土され、耕
耘、砕土された土壌は土送り出しユニットにより側方に
送り出されて土寄せ作業が適切に行われ、例えば、黒豆
を栽培するのに適した畦形成、土寄せ・培土作業などが
行える。また、土寄せ・培土作業の際に、耕耘爪の耕
耘、砕土作業によって作物の根を傷めることがない。
よる耕耘土を側方に向け送り出すスクリュー板を回転軸
の軸周に取付けた土送り出しユニットを装着したこと
で、耕耘ユニットによる作業跡は伝動ケース側が深く、
外側端側が浅くなるように傾斜して耕耘、砕土され、耕
耘、砕土された土壌は土送り出しユニットにより側方に
送り出されて土寄せ作業が適切に行われ、例えば、黒豆
を栽培するのに適した畦形成、土寄せ・培土作業などが
行える。また、土寄せ・培土作業の際に、耕耘爪の耕
耘、砕土作業によって作物の根を傷めることがない。
【0007】.土送り出しユニットのスクリュー板の
軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設けた
ことで、耕耘ユニットにより耕耘された土壌を土送り出
しユニットにより側方に送り出す際に、スクリュー板の
軸方向ピッチ間の耕耘爪により土壌への食い込みが行わ
れ、スクリュー板の土送り作用によるローターの浮き上
がりが防止され、所期の土寄せ作業が行われる。
軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設けた
ことで、耕耘ユニットにより耕耘された土壌を土送り出
しユニットにより側方に送り出す際に、スクリュー板の
軸方向ピッチ間の耕耘爪により土壌への食い込みが行わ
れ、スクリュー板の土送り作用によるローターの浮き上
がりが防止され、所期の土寄せ作業が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図1ないし図5において、符号
1は動力耕耘機の伝動ケースで、この伝動ケース1の下
端部から水平方向左右両側に回転駆動軸2が突出してお
り、該回転駆動軸2に、耕耘ユニット3及び土送り出し
ユニット4を左右対称に装着して作業ローター5を構成
している。耕耘ユニット3及び土送り出しユニット4は
左右対称なので、その一方(図5で左側のもの)につい
て説明する。
して具体的に説明する。図1ないし図5において、符号
1は動力耕耘機の伝動ケースで、この伝動ケース1の下
端部から水平方向左右両側に回転駆動軸2が突出してお
り、該回転駆動軸2に、耕耘ユニット3及び土送り出し
ユニット4を左右対称に装着して作業ローター5を構成
している。耕耘ユニット3及び土送り出しユニット4は
左右対称なので、その一方(図5で左側のもの)につい
て説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、耕耘ユニット
3は、水平方向に延びる断面六角形の長さが長い回転軸
6の軸周に、放射方向に複数の耕耘爪7a,8a,9a
を取付けた耕耘爪ブロック7,8,9を間隔調整可能に
装着している。耕耘爪7a,8a,9aは、それぞれの
周方向の長さが異なり、伝動ケース1側の耕耘爪7aが
一番長く、外側端側の作業爪9aが一番短くなるように
順次変化しており、図1及び図5の正面視でテーパ状に
配設されている。また、耕耘爪7a,8a,9aは、そ
れぞれの横刃が外向きになるようにして取付けられ、耕
耘、砕土した土壌を外側に向け放擲、移動するようにし
ている。
3は、水平方向に延びる断面六角形の長さが長い回転軸
6の軸周に、放射方向に複数の耕耘爪7a,8a,9a
を取付けた耕耘爪ブロック7,8,9を間隔調整可能に
装着している。耕耘爪7a,8a,9aは、それぞれの
周方向の長さが異なり、伝動ケース1側の耕耘爪7aが
一番長く、外側端側の作業爪9aが一番短くなるように
順次変化しており、図1及び図5の正面視でテーパ状に
配設されている。また、耕耘爪7a,8a,9aは、そ
れぞれの横刃が外向きになるようにして取付けられ、耕
耘、砕土した土壌を外側に向け放擲、移動するようにし
ている。
【0010】各耕耘爪ブロック7,8,9は、回転軸6
に嵌挿される嵌挿軸7b,8b,9bの外周に爪ボック
ス7c,8c,9cを介して耕耘爪7a,8a,9aを
取付けている。そして、各嵌挿軸7b,8b,9bを、
固定ボルト7d,8d,9dにより回転軸6に固定する
ようにしている。嵌挿軸7bは、回転軸6の一端を固定
ボルト7dにより固定すると共に、嵌挿軸7bの外側か
ら回転軸6に開けたピン挿通孔6aに係止ピン7eを挿
通し、嵌挿軸7bと回転軸6を係止している。また、嵌
挿軸7bの伝動ケース1側部分には、回転駆動軸2に嵌
挿する嵌挿孔が開けられており、この嵌挿孔に、回転駆
動軸2を嵌挿させた状態で、嵌挿軸7bの外側から係止
ピン7fを挿通して嵌挿軸7bと回転駆動軸2とを係止
するようにしている。
に嵌挿される嵌挿軸7b,8b,9bの外周に爪ボック
ス7c,8c,9cを介して耕耘爪7a,8a,9aを
取付けている。そして、各嵌挿軸7b,8b,9bを、
固定ボルト7d,8d,9dにより回転軸6に固定する
ようにしている。嵌挿軸7bは、回転軸6の一端を固定
ボルト7dにより固定すると共に、嵌挿軸7bの外側か
ら回転軸6に開けたピン挿通孔6aに係止ピン7eを挿
通し、嵌挿軸7bと回転軸6を係止している。また、嵌
挿軸7bの伝動ケース1側部分には、回転駆動軸2に嵌
挿する嵌挿孔が開けられており、この嵌挿孔に、回転駆
動軸2を嵌挿させた状態で、嵌挿軸7bの外側から係止
ピン7fを挿通して嵌挿軸7bと回転駆動軸2とを係止
するようにしている。
【0011】土送り出しユニット4は、耕耘ユニット3
の耕耘爪ブロック9外端側の回転軸6に、耕耘ユニット
3により耕耘、砕土された土壌を側方に向け送り出すス
クリュー板10aを軸周に取付けた嵌挿軸10bを、固
定ボルト10cにより固定している。また、土送り出し
ユニット4に、図6に示すように、スクリュー板10a
の軸方向ピッチ間の嵌挿軸10bに、放射方向に突出す
る耕耘爪11を複数本(この実施例では3本)設けても
よいものである。
の耕耘爪ブロック9外端側の回転軸6に、耕耘ユニット
3により耕耘、砕土された土壌を側方に向け送り出すス
クリュー板10aを軸周に取付けた嵌挿軸10bを、固
定ボルト10cにより固定している。また、土送り出し
ユニット4に、図6に示すように、スクリュー板10a
の軸方向ピッチ間の嵌挿軸10bに、放射方向に突出す
る耕耘爪11を複数本(この実施例では3本)設けても
よいものである。
【0012】作業ローター5の後方には、図示しない
が、上下調節可能の排土板及び双尾輪が設けられる。そ
して、耕耘ユニット3,土送り出しユニット4により作
業した後の溝部分の土を排土板により両側に排土してき
れいな溝を仕上げるようにしている。なお、伝動ケース
1側の作業爪7aのうちの1本は偏心爪となっていて、
伝動ケース1の下側の残耕を少なくするようにしてい
る。
が、上下調節可能の排土板及び双尾輪が設けられる。そ
して、耕耘ユニット3,土送り出しユニット4により作
業した後の溝部分の土を排土板により両側に排土してき
れいな溝を仕上げるようにしている。なお、伝動ケース
1側の作業爪7aのうちの1本は偏心爪となっていて、
伝動ケース1の下側の残耕を少なくするようにしてい
る。
【0013】次に、上記のように構成された作業ロータ
ー5の動作について説明する。作業ローター5は、荒起
こしされた圃場に導入されて、例えば黒豆を栽培する栽
培畦を形成するのに用いられる。伝動ケース1からの動
力が回転駆動軸2を介して耕耘ユニット3,土送り出し
ユニット4に伝達されて回転駆動される。すると、各耕
耘爪ブロック7,8,9の耕耘爪7a,8a,9aは、
土壌を耕耘,砕土しながら耕耘爪7a側が深く、耕耘爪
9aが浅くなるようにして傾斜溝を形成し、耕耘,砕土
された土壌は土送り出しユニット4により両側に送り出
されて黒豆の栽培畦を形成する。
ー5の動作について説明する。作業ローター5は、荒起
こしされた圃場に導入されて、例えば黒豆を栽培する栽
培畦を形成するのに用いられる。伝動ケース1からの動
力が回転駆動軸2を介して耕耘ユニット3,土送り出し
ユニット4に伝達されて回転駆動される。すると、各耕
耘爪ブロック7,8,9の耕耘爪7a,8a,9aは、
土壌を耕耘,砕土しながら耕耘爪7a側が深く、耕耘爪
9aが浅くなるようにして傾斜溝を形成し、耕耘,砕土
された土壌は土送り出しユニット4により両側に送り出
されて黒豆の栽培畦を形成する。
【0014】また、黒豆の栽培畦を形成した後、黒豆の
成育過程において、耕耘ユニット3,土送り出しユニッ
ト4は土寄せ・培土作業などにも使用される。その際に
は、耕耘爪9aが短くなっているので耕耘深さが浅く、
かつ作物から離れているので、作物の根を傷めることが
ない。また、耕耘爪9aにより耕耘、砕土された土壌は
作物に直接掛かることなく、土送り出しユニット4によ
り作物の根元に培土される。従って、黒豆栽培における
栽培畦の形成、耕耘・砕土から土寄せ・培土作業まで、
一貫して利用することができる。また、必要に応じて、
耕耘ユニット3の軸方向の長さを短いものとし、耕耘爪
ブロックを選択して装着して、所望の作業を実施するこ
とができる。
成育過程において、耕耘ユニット3,土送り出しユニッ
ト4は土寄せ・培土作業などにも使用される。その際に
は、耕耘爪9aが短くなっているので耕耘深さが浅く、
かつ作物から離れているので、作物の根を傷めることが
ない。また、耕耘爪9aにより耕耘、砕土された土壌は
作物に直接掛かることなく、土送り出しユニット4によ
り作物の根元に培土される。従って、黒豆栽培における
栽培畦の形成、耕耘・砕土から土寄せ・培土作業まで、
一貫して利用することができる。また、必要に応じて、
耕耘ユニット3の軸方向の長さを短いものとし、耕耘爪
ブロックを選択して装着して、所望の作業を実施するこ
とができる。
【0015】なお、本発明の作業ローター4は、上記の
ような黒豆栽培用に限らず、他の作物の栽培畦の形成、
管理作業用として使用することもできる。また、耕耘ユ
ニット3,土送り出しユニット4は、伝動ケース1の両
側に設けた場合、片側に設けた場合の何れでも使用でき
るものである。
ような黒豆栽培用に限らず、他の作物の栽培畦の形成、
管理作業用として使用することもできる。また、耕耘ユ
ニット3,土送り出しユニット4は、伝動ケース1の両
側に設けた場合、片側に設けた場合の何れでも使用でき
るものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の作業ロータ
ーによれば、以下の効果を奏することができる。 .動力耕耘機の伝動ケース下端部から水平方向左右両
側に突出する回転駆動軸に対し、水平方向に延びる回転
軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪を、該爪の長さが
伝動ケース側のものが長く、外側端側のものが順次短く
なるようにして外向きに取付けた耕耘ユニットの外端側
の回転軸に、耕耘ユニットによる耕耘土を側方に向け送
り出すスクリュー板を回転軸の軸周に取付けた土送り出
しユニットを装着したので、耕耘ユニットによる作業跡
は伝動ケース側が深く、外側端側が浅くなるように傾斜
して耕耘、砕土され、耕耘、砕土された土壌は土送り出
しユニットにより側方に送り出されて土寄せ作業を適切
に行うことができる。従って、例えば、黒豆を栽培する
のに適した畦形成、土寄せ・培土作業などを行うことが
できる。また、土寄せ・培土作業の際に、耕耘爪の耕
耘、砕土作業によって作物の根を傷めるようなことがな
い。
ーによれば、以下の効果を奏することができる。 .動力耕耘機の伝動ケース下端部から水平方向左右両
側に突出する回転駆動軸に対し、水平方向に延びる回転
軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪を、該爪の長さが
伝動ケース側のものが長く、外側端側のものが順次短く
なるようにして外向きに取付けた耕耘ユニットの外端側
の回転軸に、耕耘ユニットによる耕耘土を側方に向け送
り出すスクリュー板を回転軸の軸周に取付けた土送り出
しユニットを装着したので、耕耘ユニットによる作業跡
は伝動ケース側が深く、外側端側が浅くなるように傾斜
して耕耘、砕土され、耕耘、砕土された土壌は土送り出
しユニットにより側方に送り出されて土寄せ作業を適切
に行うことができる。従って、例えば、黒豆を栽培する
のに適した畦形成、土寄せ・培土作業などを行うことが
できる。また、土寄せ・培土作業の際に、耕耘爪の耕
耘、砕土作業によって作物の根を傷めるようなことがな
い。
【0017】.土送り出しユニットのスクリュー板の
軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設けた
ので、耕耘ユニットにより耕耘された土壌を土送り出し
ユニットにより側方に送り出す際に、スクリュー板の軸
方向ピッチ間の耕耘爪により土壌への食い込みが行わ
れ、スクリュー板の土送り作用によるローターの浮き上
がりが防止され、所期の土寄せ作業を行うことができ
る。
軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設けた
ので、耕耘ユニットにより耕耘された土壌を土送り出し
ユニットにより側方に送り出す際に、スクリュー板の軸
方向ピッチ間の耕耘爪により土壌への食い込みが行わ
れ、スクリュー板の土送り作用によるローターの浮き上
がりが防止され、所期の土寄せ作業を行うことができ
る。
【図1】本発明による作業ローターの部分正面図であ
る。
る。
【図2】作業ローターの回転軸の斜視図である。
【図3】作業ローターの右側面図である。
【図4】作業ローターの左側面図である。
【図5】本発明による作業ローターの全体正面図であ
る。
る。
【図6】土送り出しユニットの他の実施例の正面図であ
る。
る。
1 動力耕耘機の伝動ケース 2 回転駆動軸 3 耕耘ユニット 4 土送り出しユニット 5 作業ローター 6 回転軸 6a ピン挿通孔 7,8,9 耕耘爪ブロック 7a,8a,9a 耕耘
爪 7b,8b,9b,10b 嵌挿軸 7c,8c,
9c 爪ホルダ 7d,8d,9d,10c固定ボルト
7e 回転軸と嵌挿軸を係止する係止ピン 7f 回
転駆動軸と嵌挿軸を係止する係止ピン 10a スクリュー板 11 スクリューピッチ間の耕耘爪
爪 7b,8b,9b,10b 嵌挿軸 7c,8c,
9c 爪ホルダ 7d,8d,9d,10c固定ボルト
7e 回転軸と嵌挿軸を係止する係止ピン 7f 回
転駆動軸と嵌挿軸を係止する係止ピン 10a スクリュー板 11 スクリューピッチ間の耕耘爪
Claims (2)
- 【請求項1】 動力耕耘機の伝動ケース下端部から水平
方向左右両側に突出する回転駆動軸に対し、水平方向に
延びる回転軸の軸周に、放射方向に多数の耕耘爪を、該
爪の長さが伝動ケース側のものが長く、外側端側のもの
が順次短くなるようにして外向きに取付けた耕耘ユニッ
トを装着する作業ローターにおいて、 上記耕耘ユニットの外端側の回転軸に、耕耘ユニットに
よる耕耘土を側方に向け送り出すスクリュー板を回転軸
の軸周に取付けた土送り出しユニットを装着したことを
特徴とする作業ローター。 - 【請求項2】 上記土送り出しユニットのスクリュー板
の軸方向ピッチ間に、放射方向に突出する耕耘爪を設け
たことを特徴とする請求項1記載の作業ローター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191224A JP2002000005A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 作業ローター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191224A JP2002000005A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 作業ローター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002000005A true JP2002000005A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18690557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191224A Pending JP2002000005A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 作業ローター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002000005A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014143956A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Amagase Co Ltd | 耕耘爪構造体および耕耘爪形状 |
CN104488378A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-04-08 | 成都美农达农业开发有限责任公司 | 一种用于旋耕机进行旋边开沟的旋耕刀 |
RU2647321C1 (ru) * | 2016-12-01 | 2018-03-15 | Леонид Иванович Ананьев | Орудие для окучивания и формирования борозд и гряд |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000191224A patent/JP2002000005A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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