JP2001524707A - コントローラの機能性を高めるためのファームウェアの使用 - Google Patents

コントローラの機能性を高めるためのファームウェアの使用

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JP2001524707A JP2000522509A JP2000522509A JP2001524707A JP 2001524707 A JP2001524707 A JP 2001524707A JP 2000522509 A JP2000522509 A JP 2000522509A JP 2000522509 A JP2000522509 A JP 2000522509A JP 2001524707 A JP2001524707 A JP 2001524707A
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アレクサンドル フリッド
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Abstract

(57)【要約】 単一のコントローラが、キーボードの機能性をエンドユーザが感知できるほどに損なうことが全くないような形でキーボード機能に優先順位を与えながら、キーボード機能及びACPI環境設定及び電力管理機能を取扱う。マイクロコントローラが1つの割込みを受理した時点で、その割込みが埋込み型コントローラホストインタフェースで受理された埋込み型コントローラ割込みであるか又はキーボードホストインタフェースにおいて受理されたキーボード割込みであるかが見極められる。割込みがキーボード割込みである場合、キーボード機能は、標準的な要領で取扱われる。割込みがACPI環境設定又は電力管理機能のための埋込み型コントローラ割込みである場合には、バーストタイマーが始動させられ、指令ディスパッチャにより指令が取扱われる。埋込み型コントローラがバーストモードにある場合、バースト周期中に多数の指令を受理することができる。バーストタイマの満了前に完了していない指令は打ち切られ、ファームウエア内の打ち切り点で絶対アドレスに対しデータ戻りベクトルが設定される。打ち切られた指令は、データ戻りベクトルアドレスにおいてプロセスを続行することにより、次の埋込み型コントローラの割込みの受理時点で再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、付加的なハードウェア又は配線を通してではなくむしろファームウ
ェアのプログラミングを通して多数のコントローラのタスクを達成するため1つ
のコントローラ又はその他の制御デバイスの機能性を高めることに関する。特に
、本発明は、アドバンストコンフィギュレーションパワーインタフェース(AC
PD)互換性パーソナルコンピュータプラットフォームの埋込み型コントローラ
に関し、より詳細には、キーボード機能及び電力管理及び環境設定(コンフィギ
ュレーション)機能のためのACPI互換性コンピュータに関する。
【0002】
【発明の背景】
キーボードコントローラは、キーボード上のキーストロークを待機し、それに
ついて報告することを主要な機能とするマイクロプロセッサである。マイクロプ
ロセッサをキーボードの専用とすることは、コンピュータの主マイクロプロセッ
サにより実施されるタスクの数を削減させその効率を実質的に増大させることが
できることから有利である。従来、キーボードコントローラは、マザーボードの
熱的条件、バッテリの充電量又はホットキー機能といった電力管理事象について
基本的な入出力システム(BIOS)に通知するためのシステム管理割込み(S
MI)も生成する。ホットキー機能は、ユーザーを異なるプログラム、標準的に
はブートアップにおいてメモリ内にロードされ実行状態にある又は待機状態にあ
る電力管理又は環境設定機能を実施するためのプログラムに切換える1−又は2
−キーストロークの指令である。そして従来から電力管理及び環境設定機能はオ
ペレーティングシステムが関与することなく実施され、BIOSが事象を処理し
、必要とされる変更を行ない、次に制御をオペレーティングシステムへと戻すと
いうことに留意することが重要である。
【0003】 「アドバンストコンフィギュレーションパワーインタフェース」(ACPD)
と呼ばれるアドバンストパワーマネージメント規格は、カリフォルニア州サンタ
クララのインテル社、ワシントン州レッドモンドのマイクロソフト社及び日本国
東京の株式会社東芝によって共同提案されたものである。ACPI仕様に従うと
、BIOSよりはむしろオペレーティングシステムが、コンピュータの電力管理
、熱状態及びプラグ・アンド・プレイ機能性(ここではマザーボードデバイスの
列挙及び環境設定はオペレーティングシステムによって実施される)を制御する
。こうして、オペレーティングシステムはハードウェアから独立して進化するこ
とが可能となり、その結果ACPI互換性コンピュータは、オペレーティングシ
ステム内の改良及び革新の恩恵を受けることができるようになる。その上、この
ことはハードウェアがオペレーティングシステムから独立して進化することを可
能にし、それによりハードウェアとオペレーティングシステムのサイクルの結び
つきを解除する。本明細書にその全体が参考として内含されているのは、ACP
I仕様であり、その現行のドラフトは、ワールドワイドウェブ上の www.telepor
t.com/-acpi/で見ることができる。
【0004】 埋込み型コントローラインタフェースは、少なくとも1つの埋込み型コントロ
ーラが電力管理及び環境設定事象の専用とされている1つ以上の埋込み型コント
ローラとオペレーティングシステムドライバの間の通信を定義し制御することが
できる。標準的なキーボードインタフェース取決めが、「IBMパーソナルシス
テム/2ハードウェアインタフェース技術基準、キーボード及び補助デバイスコ
ントローラ(I型)(IBM Pub. N.00F9809)」の中で記述され
ており、これもまた、その全体が本書中に参考として内含されている。図1Aは
、オペレーティングシステム10、キーボードコントローラ12、埋込み型電力
管理コントローラ18、マウス13及びキーボード14を示す。マウス13又は
キーボード14におけるキーストローク、マウスの動き及びホットキー押下げが
、キーボードコントローラ12まで転送され、キーボード14上でLEDを制御
する指令がキーボードコントローラ12からキーボードへと転送される。電力管
理又は環境設定事象に関係しないこれらのタスクは、オペレーティングシステム
10に対し直接キーボードコントローラインタフェース11を介して転送される
。しかしながら、電力管理及び環境設定事象は、キーボードコントローラ12に
よって検出され、相互接続する直列インタフェースチャンネル19を介して電力
管理埋込み型コントローラ18に対して報告される。バワー管理埋込み型コント
ローラ18はすべての事象を蓄積し、それらを埋込み型コントローラバス17を
介してオペレーティングシステム10に、又はプラットフォームがACPI互換
性でない場合にはSMIハンドラ(図示せず)に対して報告する。しかしながら
、この実施には、付加的な埋込み型コントローラ18及び付加的な配線17及び
19が必要とされ、通信チャンネル17及び19のためのサポートを供給しなけ
ればならないという欠点がある。その結果としてこのアプローチは、コスト、サ
イズ、複雑性及び電力消費量を増加させ、システムの信頼性を低減させる。しか
しながら、電力管理及び環境設定機能を取扱うのにいかなる手段が使用されよう
と、エンドユーザが遅延又はドロップアウトを感知するほどまでにマウス13及
びキーボード14の機能性が損なわれてはならないということを理解することが
重要である。
【0005】 したがって、電力管理及び/又は環境設定機能を取扱うためレガシーシステム
及びACPIシステムと互換性ある手段を提供することが本発明の目的である。
【0006】 さらに、最小限のコスト、サイズ及び/又は複雑性で電力管理及び/又は環境
設定機能を取扱うための手段を提供することが本発明の目的である。
【0007】 本発明のもう1つの目的は、キーボードの機能性をエンドユーザが感知可能な
ほどに損なうことなく、キーボード機能及び電力管理/環境設定事象を取扱うた
めの手段を提供することにある。
【0008】 本発明のもう1つの目的は、1つのセットの機能の取扱いに対し優先順位を提
供しながら2つの汎用マイクロコントローラの機能性を1つの汎用マイクロコン
トローラの形に組合せるための手段を提供することにある。
【0009】 本発明のさらなる目的及び利点は、図面及び次に続く詳細な説明を考慮するこ
とによって明らかになることだろう。
【0010】
【発明の概要】
本発明はまた、ファームウェアを用いて優先順位の高い機能の第1のセット及
び優先順位の低い機能の第2のセットを取扱うためにマイクロコントローラを適
合させるためのユーティリティをも提供する。このユーティリティは、実施すべ
き機能の通知を受理するための手段及び実施すべき機能が優先順位の高い機能の
第1のセットのうちの1つの機能であるか又は優先順位の低い機能の第2のセッ
トのうちの1つの機能であるかを見極めるための手段をも内含する。通知が、優
先順位の高い機能の第1のセットうちの1つの機能についてのものである場合、
その通知に結びつけられた機能が実行される。通知が優先順位の低い機能の第1
のセットのうちの1つの機能についてのものであり、タイマーがすでに始動させ
られていない場合には、タイマーが始動させられる。通知が優先順位の低い機能
の第1のセットのうちの1つの機能についてのものである場合にタイマーを始動
させた後で通知に結びつけられた機能の実行が開始される。機能の実行がタイマ
ーの満了前に完了していない場合には、その機能は打ち切られ、データ戻りベク
トル内にその機能の打ち切り点のアドレスが記憶される。タイマーの満了に起因
して以前に打ち切られていた場合の機能の実行は、データ戻りベクトルによって
記憶されたアドレスにおいて続行することにより、その後の通知の受理時点で、
再開される。
【0011】 本発明はまた、優先順位の高いタスクの第1のセット及び優先順位の低いタス
クの第2のセットを取扱うためのコントローラの使用方法にも向けられている。
タスク割込みが受理された時点でそのタスク割込みが優先順位の高いタスクの第
1のセットのうちの1つのタスク又は優先順位の低いタスクの第2のセットのう
ちの1つのタスクのいずれについてのものかが見極められる。タスク割込みが優
先順位の高いタスクのうちの1つのタスクについてのものである場合、そのタス
ク割込みに結びつけられた機能が実行される。タスク割込みが優先順位の低いタ
スクのうちの1つのタスクについてのものである場合には、バースト周期タイマ
ーが始動され、そのタスク割込みに結びつけられた機能が実行される。マイクロ
コントローラがバーストモードにある場合、バースト周期タイマーの満了以前に
第2のポートで受理されたあらゆる付加的な機能も同様に実行される。
【0012】 オペレーティングシステム及びファームウェアを伴うコンピュータシステムに
おいて、本発明はファームウェアを用いて優先順位の高い機能の第1のセット及
び優先順位の低い機能の第2のセットを取扱うためのデバイスを提供する。この
デバイスは、実施すべき機能の通知を受理し;実施すべき機能が優先順位の高い
機能の第1のセットのうちの1つであるか又は優先順位の低い機能の第2のセッ
トのうちの1つの機能であるかを見極め;通知が、優先順位の高い機能の第1の
セットのうちの1つの機能についてのものである場合、通知に結びつけられた機
能を実行し;通知が優先順位の低い機能の第1のセットのうちの1つの機能につ
いてのものであり、タイマーがすでに始動させられていない場合に、タイマーを
始動させ;通知が優先順位の低い機能の第1のセットのうちの1つの機能につい
てのものである場合にタイマーを始動させた後で通知に結びつけられた機能の実
行を開始し;タイマーの満了前に完了していない場合にその機能を打ち切り、デ
ータ戻りベクトル内にその機能の打ち切り点のアドレスを記憶し;かつデータ戻
りベクトルによって記憶されたアドレスにおいて続行することにより、その後の
通知の受理時点で、タイマーの満了に起因して以前に打ち切られていた場合の機
能の実行を再開するように環境設定されている。
【0013】 本明細書の中に内含されその一部を成している添付図面は、本発明の実施形態
を例示し、詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
【0014】
【好ましい実施態様の詳細な説明】
キーボードコントローラは一般に、キーボード上のキーストローク及びマウス
又はトラックボールの動きを監視してカーソルの位置を制御する。従来は、図1
Aの先行技術システム100を参考にして論述したように、マウス13及び/又
はキーボード14上のホットキーを介してエンドユーザーが制御できる電力管理
及び環境設定機構は、キーボードコントローラ12を介して、別の埋込み型コン
トローラ18にルーティングされる。これとは対照的に、本発明は、標準的キー
ボードコントローラがACPI及びレガシーの両方とのコンプライアンスを有す
る2つの同一のホストインタフェースチャンネルを有するという事実を利用する
。図1Bに示されているように、本発明のシステム150は、2つのホストイン
タフェース70及び72を有する単一のキーボードコントローラ200が、電力
管理機能インタフェース28を介して電力管理機能を、そして標準キーボード機
能インタフェース27を介してキーボード14上のキーストローク又はマウス事
象13によって生成された標準キーボード機能をルーティングできるようにする
ため、多重タスク処理ソフトウェアを利用する。
【0015】 図2は、2つの同一のホストインタフェース70及び72を伴う、カリフォル
ニア州サンタクララのインテル社によって製造されている8042キーボードコ
ントローラといったような標準的キーボードコントローラ200の概略図である
。キーボードコントローラ200は、マウスを用いた通信用のバス210、キー
ボード14を用いた通信用のバス215、ホットキー通信バス220、ドック/
アンドックバス225、熱事象バス230、発光ダイオード(LED)バス23
5、システム制御割込み(SCI)バス240、システム管理割込み(SMI)
バス245、第1のホストインタフェース70及び第2のホストインタフェース
72を内含する。第1のインタフェース70(便宜上以下キーボード機能インタ
フェースであるものと仮定する)は、システムI/Oバス71によってアクセス
されるデータポート60及び指令ポート64を有し、第2のインタフェース72
(便宜上以下埋込み型コントローラインタフェースであるものと仮定する)も、
システムI/Oバス71と同じバスでありうるシステムI/Oバス73によって
アクセスされるデータポート62及び指令ポート66を有する。(データポート
60及び指令ポート64のための参照番号は、PC AT互換性プラットフォー ムについてバス71上のKBC_DATA及びKBC_SCポートの16進アド
レスであるものとして選択され、データポート62及び指令ポート66のための
参照番号は、大部分の現行のACPI互換性プラットフォームについて、バス7
3上のEC_DATA及びEC_SCポートの16進アドレスであるものとして
選択された)。以下で詳述するように、キーボードコントローラは、内部バース
ト周期タイマ250、データ戻りベクトルレジスタ255及び制御方法レジスタ
260を内含する。
【0016】 データポート60及び62はデータレジスタ61及び63に接続され、これら
のポート60及び62は、ホストと埋込み型コントローラ200の間でデータを
転送するために用いられる。指令ポート64及び66は、状態/指令レジスタ6
5及び67に接続され、これらのレジスタの各々は実際に、2つのレジスタすな
わち、ホストインタフェース70及び72への読取りのための状態レジスタ及び
ホストインタフェース70及び72への書込みのための指令レジスタとして作用
する。
【0017】 状態/指令レジスタ67が、埋込み型コントローラホストインタフェース72
に関して状態を送るために使用される場合(ACPI仕様に規定されているよう
に、キーボード機能ホストインタフェース70のための指令レジスタビット割当
て及び指令プロトコルは別々の取決めセットに従う)、レジスタ67のゼロ番目
のビットは、出力バッファが満杯であり、したがって埋込み型コントローラデー
タレジスタ63におけるデータがホスト20のために準備完了状態になった時点
でそれを表示するのに用いられる出力バッファ満杯(OBF)フラグである。O
BFフラグは、埋込み型コントローラ200がデータレジスタ63内にデータバ
イトを書込んだもののホスト20がまだそのデータを読取っていないときにセッ
トされる。OBFフラグがセットされたことをホスト20がひとたび見極めたな
らば、ホスト20は、埋込み型コントローラ200によりそこに置かれたデータ
バイトを検索するためにレジスタ63を読取る。ホスト20によってひとたびデ
ータが検索されたならば、OBFフラグは、ハードウェアによって自動的にクリ
アされ、データが読取られデータレジスタ63に新しいデータを置くことができ
るということを埋込み型コントローラ200に合図する。
【0018】 埋込み型コントローラ状態/指令レジスタ67の第1のビットは、入力バッフ
ァが満杯であり、したがってレジスタ63にあるデータバイトが埋込み型コント
ローラ200のために準備完了状態にあるか否かを示すために用いられる入力バ
ッファ満杯(IBF)フラグである。IBFフラグは、ホスト20がデータレジ
スタ63内にデータバイトを書込んだものの埋込み型コントローラ200がまだ
そのデータを読取っていないときにセットされる。IBFフラグがセットされた
ことを埋込み型コントローラがひとたび決定した時点で、埋込み型コントローラ
200は、ホスト20によりそこに置かれたデータバイトを検索するためにデー
タレジスタ63を読取る。ひとたびデータが埋込み型コントローラ200によっ
て検索されたならば、IBFフラグは、データが読取られデータレジスタ63に
新しいデータを置くことができることをホスト20に対し合図するハードウェア
により自動的にクリアされる。
【0019】 状態/指令レジスタ67の第3のビットは、データレジスタ63内のデータが
データであるか指令であるかを示すための指令/データフラグとして使用され、
第4のビットは、コントローラがポールされた指令処理のためのバーストモード
にあるか又は割込み駆動された指令の処理のための通常のモードにあることを示
すためのフラグとして使用される。バーストモードでは、埋込み型コントローラ
200は、通常の処理を中断し、ホスト20から送られるべき一連の指令を待つ
。こうしてホスト20は、指令間のSCIのオーバヘッドなく一度に複数のデー
タバイトを迅速に読書きすることが可能となる。
【0020】 状態/指令レジスタ67の第5のビットは、指令完了SCIと通知SCIを区
別するのに用いられるSCI事象フラグである。SCI事象フラグは、埋込み型
コントローラ200が、オペレーティングシステム20の注意を必要とする内部
事象を検出しSCIをオペレーティングシステム200に送るときこのコントロ
ーラ200によってセットされる。
【0021】 第6のビットは、システム管理割込み(SMI)事象が未決定であるか否かを
示すためのSMI事象フラグである。SMI事象フラグは、埋込み型コントロー
ラ200がシステム管理割込みハンドラー(図示せず)の注意を必要とする内部
事象を検出し、SMIをシステム管理割込みハンドラに送った時点で、このコン
トローラ200によってセットされる。
【0022】 読取りモードでは、ホスト20によって単一のデータバイトが埋込み型コント
ローラ200から読取られる。書込みモードでは、単一のデータバイトがオペレ
ーティングシステム20により埋込み型コントローラ200に書込まれる。読取
りモードでは、ホストは読取り制御値を指令ポート66に導き、その後それぞれ
アドレスバイトがデータポート62に導かれ、埋込み型コントローラ200は、
アドレス指定された場所に記憶されたバイトを戻す。書込みモードでは、ホスト
は書込み指令値を指令ポート66に書込み、その後、結びつけられたデータポー
ト62にアドレスバイトが書込まれ、その後結びつけられたデータポート62に
対しデータバイトが書込まれ、データは埋込み型コントローラ200内のアドレ
ス指定された場所に書込まれる。読取り及び書込み指令値は、オペレーティング
システム20による排他的使用に専用のものとされ、これらの指令は埋込み型コ
ントローラ200に対し、SMIではなくSCIが関連するトランザクションに
応答して生成されるはずであることを表示する。
【0023】 バーストモードは、状態バイトの第4のビットをバーストフラグ値にセットす
ることによってイネーブルされ、バーストフラグがリセットされた時点でディス
エーブルにされる。バーストモードでは埋込み型コントローラ200は、オペレ
ーティングシステム20(又はレガシーシステムについてはSMIハンドラ)に
対し専ら注意を捧げ、埋込み型コントローラ200により実施されるすべてのタ
スクは、1バースト周期中に中断される。こうして、ホストプロセッサは、埋込
み型コントローラインタフェース11又は27又は28における待ち時間を削減
するため読取り又は書込みといった数多くの指令を連続して発することが可能と
なる。しかしながら、埋込み型コントローラ200が臨界的事象を処理しなけれ
ばならない場合、このコントローラはバーストモードから係合解除することがで
きる。ホストがバースト周期内で指令を発しない場合、埋込み型コントローラ2
00は、バーストディスエーブル状態へと遷移する。しかしながら、バーストフ
ラグがバースト周期の終わりまでにリセットされない場合、埋込み型コントロー
ラはバーストモードをディスエーブルにし、SCIをSCIポート205を介し
てオペレーティングシステム20へと送る。
【0024】 状態指令レジスタ67内のSCI事象フラグがセットされた時点で、埋込み型
コントローラ200は、SCI事象の原因を見極めるため、オペレーションシス
テム20により問合せモードに置かれる。埋込み型コントローラ200が、SC
Iを介してオペレーティングシステム20に通信されなくてはならない事象を検
出した時点で、このコントローラ200はSCIフラグをセットし、SCIを生
成し、問合せ指令を送るためオペレーティングシステム20を待つ。問合せ指令
の受理時点で、埋込み型コントローラ200は、どの割込みハンドラオペレーシ
ョンを実施すべきかをオペレーティングシステム20に対し指示するため、結び
つけられたデータレジスタ63を0〜255の間の通知値にセットする。
【0025】 本発明の好ましい実施形態に従うと、キーボード機能及び電力管理及び環境設
定機能は、「デュアルポート」(すなわちデュアルインタフェース)キーボード
コントローラによって取扱われ、プラットフォームがACPI互換性のものであ
る場合にはオペレーティングシステムに導かれ、又プラットフォームがACPI
互換性のものでない場合にはオペレーティングシステム透過ハンドラに導かれる
。キーボードコントローラの機能性は、付加的なハードウェア又は配線ではなく
むしろファームウェアのプログラミングを通して2つの埋込み型コントローラの
タスクを達成するために増強される。本発明はもう1つの埋込み型コントローラ
とキーボードコントローラの機能性の組合せに関して論述されているものの、本
発明を、あらゆるタイプの一対の埋込み型コントローラ又は2つ以上の埋込み型
コントローラの機能性の組合せに適用することも可能であるということも指摘し
ておくべきであろう。本発明はまた、メモリーと周辺デバイスの間の物理的デー
タ転送を実施するアダプタ又はハードウェアデバイスといったその他の制御ユニ
ットにも適用可能である。しかしながら、キーボードコントローラがホットキー
の押込みを監視しこれらのホットキー事象がACPIの電力管理及び環境設定ハ
ンドラーに通信されなくてはならないことから、電力管理及び環境設定事象のた
めの埋込み型コントローラとキーボードコントローラの組合せは、特に有利な対
合である。電力管理及び環境設定事象のための埋込み型コントローラとキーボー
ドコントローラが分離された場合、それらはいずれにせよ何らかの形で相互接続
されなくてはならない。したがって、2つのコントローラの組合せは、1つのコ
ントローラを削除してコスト、サイズ及び電力消費の削減を提供するのみならず
、コントローラ間の相互接続の削除がさらにコスト、サイズ及び電力消費量を削
減する。
【0026】 図3に描かれているように、本発明のプロセスは、1つの割込みをシステムが
待機する305状態から始まる。割込みが受理されると306、次に埋込み型コ
ントローラポートで割込みが受理されたか否かが決定される310(論述を容易
にするため、以後、インタフェース72が埋込み型コントローラホストインタフ
ェースでありホストインタフェース70がキーボード機能ホストインタフェース
であると仮定するが、実際には、この割当てを逆転させてもよい)。受理されて
いない場合312には、キーボード機能のためホストインタフェース70に割込
みが送られたのであり、キーボード指令が取扱われ315、プロセスは退出させ
られる390A、すなわちキーボードコントローラは再び割込みを待つ305。
そうでない場合311には、割込みは、埋込み型コントローラ機能のためホスト
インタフェース72に対し送られたのである。オペレーティングシステムはバー
ストモード通信といった埋込み型コントローラ機能が制限された長さの時間内に
取扱われることを期待するため、指令がバーストモード指令である場合、内部タ
イマー250が始動させられる320。埋込み型コントローラタイマ250が始
動された時点からタイムリミットが満了した時点までの時間を「バースト周期」
と呼ぶ。機能が読取り及び/又は書込みの「バースト」から成るバーストモード
通信よりはむしろ単一の読取り又は書込みである場合、この機能をバースト周期
内で容易に取扱うことができる。内部タイマー250により課せられたタイムリ
ミットは同様に、埋込み型コントローラ機能を取扱うのに割当てられた時間が、
マウス及びキーボード機能の中断にコンピュータユーザーが気づかないほどに充
分短かくなるように保証している。埋込み型コントローラ機能の取扱いに対して
課せられるタイムリミットは、ダイアログボックスといったような電力管理又は
環境設定プロンプトが表示された場合でさえ、キーボード及びマウスをユーザー
が有効に利用できる能力を提供する。
【0027】 次に、割込みによって合図された事象が指令又はデータの受理であるか否かが
決定される325。指令が受理された場合326には、図4の流れ図に関連して
その機能330が、以下で詳述されている指令ディスパッチャ330に制御が移
行させられる。指令ディスパッチャ330がバースト周期内にそのオペレーショ
ンを完了した場合には、制御は流れ図の経路331に沿って移行する。しかしな
がら、指令ディスパッチャ330がバースト周期内にそのオペレーションを完了
していない場合には、「タイムアウト」が発生したのであり、指令は打ち切られ
なければならず、制御は流れ図の経路332に沿って移行する。そうでなければ
、指令ディスパッチャ330によって受理された指令がサポートされた指令でな
い場合には、制御は流れ図経路333に沿って移行し、指令が処理されたことを
ホストに通知するためにSCIが生成される345。
【0028】 しかしながら、指令が受理されなかった場合327には、データは埋込み型コ
ントローラホストインタフェース72において受理され、データ戻りベクトルレ
ジスタ255内に記憶されたデータ戻りベクトルがテストされる335。以下で
さらに詳述するように、データ戻りベクトルは、指令が打ち切られたとき非ゼロ
値にセットされる。したがって、データ戻りベクトルがゼロの値を有していない
場合336には、前の通信の間に埋込み型コントローラホストインタフェース7
2で指令が受理されたのであり、制御は、図4の流れ図に関連して以下で詳述す
るように、データの受信を取扱うべき指令ディスパッチャ330に移行させる。
そうでなければ、データ戻りベクトルはゼロ値を有し337、埋込み型コントロ
ーラホストインタフェース72において指令は受理されなかったことになる。こ
の337のケースは、違法のケースであり、したがって、340で、現行の割込
みはクリアされ、データレジスタ63内のデータはフラッシュされ、データが処
理されたことをシステムに通知するためSCIが生成される345。
【0029】 指令の完了330又はサポートされない指令又はデータレジスタフラッシュ3
40の後のSCIの生成345の時点で、埋込み型コントローラ200がバース
トモードにあるか否かが決定される350。埋込み型コントローラ200がバー
ストモードにない352場合には、プロセスは退出させられ390B、埋込み型
コントローラ200はもう1つの割込み305を待つ。そうでなければ、埋込み
型コントローラ200はバーストモードにあり351、バースト周期が満了した
か否かを決定する355ためにバースト周期タイマ250が検査される。バース
ト周期が満了していない357場合、もう1つの通信が受理され、結果として指
令レジスタ67又はデータレジスタ63が満たされたか否かが決定される360
。レジスタ63又は67が満杯でない362場合には、もう1つの通信が受理さ
れなかったのであり、バースト周期が満了したか否かが再び検査され355、ル
ープ355/357/360/362は、バースト周期が満了する356か又は
通信がまさにレジスタ63又は67を満たす361まで続行する。通信がまさに
レジスタ63又は67を満たす361場合には、制御は、指令が受理されたか否
かを決定するステップ325まで戻される(制御が埋込み型コントローラタイマ
250を始動させるステップ320より下のプロセス300に移行することから
、埋込み型コントローラタイマー250は再始動されないという点に留意すべき
である)。しかしながら、バースト周期が満了するまでに指令が受理されない3
56場合には、埋込み型コントローラ200が、バーストモードにセットされて
いるか否かが決定される365。埋込み型コントローラ200がバーストモード
にある366場合には、バースト周期が満了したためにバーストモードが集結さ
せられたという通知を提供するべくオペレーティングシステムに対しシステム制
御割込みが送られる370。そうでなければ367、埋込み型コントローラ20
0はバーストモードになく、したがって、プロセスは退出させられ390B、コ
ントローラ200は次の割込み305を待つ。
【0030】 本発明の指令ディスパッチャ330のプロセスを示す流れ図が図4に描かれて
いる。指令ディスパッチャプロセス330は、405の現行割込みのクリア及び
データレジスタ63におけるデータの読取りで始まる。本発明の好ましい実施形
態のコンピュータシステムにおいては、データの読取りが新規データが送信可能
であることを表わすため、データの読取りに先立ち、現行割込みをクリアしなけ
ればならない。オペレーションが逆の順序で実施されたならば、もう1つのデー
タバイト及びもう1つの割込みを直ちにデータバッファに送ることができ、旧割
込みよりはむしろ新規割込みがクリアされることになる。
【0031】 その後、指令は打ち切られていない(少なくともまだ打ち切られていない)こ
とから、データ戻りベクトルレジスタ255内のデータ戻りベクトルがクリアさ
れる410、すなわちゼロにセットされる。次に、埋込み型コントローラ200
に送られる指令のタイプが決定される415。指令が読取りである場合、プロセ
スは経路420に従う。指令が書込みである場合、プロセスは経路430に従う
。指令がバーストイネーブルである場合、プロセスは経路460に従う;指令が
バーストディスエーブルである場合、プロセスは経路470に従う。指令が問合
せである場合、プロセスは経路480に従い、指令がサポートされていない場合
、プロセスは経路490に従う。
【0032】 指令が読取りである場合420、読取り指令の受理を確認するため、システム
制御割込みが生成される421。その後423、データ戻りベクトルは、(非ゼ
ロ値を有するはずである)プロセスのこのステップのファームウェア内の絶対ア
ドレスの値にセットされ、埋込み型コントローラ200は、ホストが読取るべき
アドレスを示すため、ホストからのデータの受理を待つ。(システムデータを待
機するプロセスのための流れ図が図5に描かれ、以下で詳述される)。あるいは
、打ち切られた指令を続行しなければならない場合336A(読取り指令の場合
、図3の経路336に対応する)、プロセスは、データ戻りベクトルレジスタ2
55内に記憶された絶対アドレスで続行し、データ戻りベクトルはプロセスのこ
のステップのファームウェア内の絶対アドレスの値にリセットされ、埋込み型コ
ントローラ200は、ホストが読取るべきアドレスを指示するためホストからの
データバイトの受信を待つ。ホストがバースト周期内でデータバイトを送らない
場合には、指令は打ち切られる332A(読取り指令の場合、図3の経路332
に対応する)。しかしながら、埋込み型コントローラスペース内のアドレスのた
めのデータバイトがバースト周期424内にホストから受理された場合には、4
25で次にそのアドレスにあるデータはホストに送り戻され、指令が完了したこ
とを示すシステム制御割込みがホストに送られ、指令ディスパッチャプロセス3
30は、(読取り指令の場合、図3の経路331に対応する)指令完了経路33
1Aに沿って退出する。
【0033】 指令が書込みである場合430、書込み指令の受理を確認するため、システム
制御割込みが生成される431。その後433、データ戻りベクトルが、プロセ
スの絶対アドレスの(非ゼロ)値にセットされ、埋込み型コントローラ200は
、ホストが書込むべき埋込み型コントローラ200内のアドレスを示すため、ホ
ストからのデータの受理を待つ。(システムデータを待機するプロセスのための
流れ図が図5に描かれ、以下で詳述される。)あるいは、打ち切られた指令を続
行しなければならない場合336B(書込み指令の場合、図3の経路336に対
応する)、制御はデータ戻りベクトルレジスタ255に記憶された絶対アドレス
まで戻され、433でデータ戻りベクトルがプロセスの現行絶対アドレスにセッ
トされる一方、埋込み型コントローラ200は、ホストが書込むべきアドレスを
指示するためホストからのデータの受理を待つ。ホストがバースト周期内でアド
レスを送らない場合、指令は打ち切られる332B(書込み指令の場合、図3の
経路332に対応する)。しかしながら、バースト周期内にホストから埋込み型
コントローラスペース内のアドレスが受理された434場合には、そのアドレス
が受理されたことを示すシステム制御割込みがホストに送られ435、データレ
ジスタ63にあるアドレスがセーブされる437。その後443で、データ戻り
ベクトルはプロセスの絶対アドレスの値にリセットされ、埋込み型コントローラ
200は、先に受理したアドレスに書込まれるべきバイトの受理を待つ。あるい
は、打ち切られた指令を続行しなければならない場合336B’(アドレスが受 理されたもののそのアドレスに書込まれるべきデータが受理されなかった書込み
指令の場合、図3の経路336に対応する)、制御は、データ戻りベクトルレジ
スタ255内に記憶された絶対アドレスにてプロセスに戻され、データ戻りベク
トルレジスタ255はプロセスの絶対アドレスの値にリセットされ443、埋込
み型コントローラ200は、アドレスに対し書込むべきデータの受理を待つ44
3。ホストがバースト周期内にデータを送らない場合には、この指令は打ち切ら
れる332B(アドレスが受理されたもののそのアドレスに書込むべきデータが
受理されていない書込み指令の場合の図3の経路332に対応する)。しかしな
がら、埋込み型コントローラスペース内のアドレスに書込まれるべきバイトがバ
ースト周期内でホストから受理された444場合には、アドレスが受理されたこ
とを示すシステム制御割込みがホストに送られ445、バイトは埋込み型コント
ローラスペース内のアドレスに書込まれる447。
【0034】 本発明の好ましい実施態様に従うと、BIOSから優先順位の高い書込みデー
タを受理するために制御方法レジスタ260が用いられ、BIOSからの優先順
位の高い書込みがバーストモードを打ち切ることができるようにするため埋込み
型コントローラ200に対する書込み取扱いの中に付加的な決定450が内含さ
れる。特に、書込み指令のアドレスが制御方法レジスタであることが決定された
場合には、バーストモードが打ち切られる332B”。そうでなければ、書込み
は制御方法レジスタに対し行なわれなかったのであり、指令ディスパッチャプロ
セス330は、(書込み指令の場合、図3の経路331に対応する)指令完了経
路331Bに沿って退出する。
【0035】 埋込み型コントローラ200によって受理された指令がバーストイネーブル4
60である場合には、バーストイネーブルフラグ(EC…SC.BURST)が
セットされ462、肯定応答(90h)及びシステム制御割込みがホストに送り
戻され464、指令ディスパッチャプロセス330は(バーストイネーブルの場
合、図3の経路331に対応する)指令完了経路331Cに沿って退出する。同
様にして、埋込み型コントローラ200により受理された指令がバーストディス
エーブル470である場合には、システム制御割込みがホストに送り戻され47
2、バーストイネーブルフラグ(ECSC.BURST)がクリアされ474、
指令ディスパッチャプロセス330は、(バーストディスエーブルの場合、図3
の経路331に対応する)指令完了経路331Dに沿って退出する。最後に、埋
込み型コントローラ200により受理された指令が問合せである480場合には
、内部通知キュー(すなわちホットキー押込みといったような埋込み型コントロ
ーラ200によって生成されたすべての事象についてのファームウェアキュー)
から読取り482が行なわれ、事象の識別情報及びシステム制御割込みがホスト
に送られ484、指令ディスパッチャプロセス330は、(問合せの場合、図3
の経路331に対応する)指令完了経路331Eに沿って退出する。
【0036】 図5は、打ち切りされていない埋込み型コントローラ読取り420又は書込み
430又は打ち切りされた読取り336A又は書込み336B又は336B’の
続行のいずれかによって達成される、データ戻りベクトルの設定及びホストデー
タの待機のための図4のステップ423、433及び443に関する流れ図であ
る。まず最初に、データ戻りベクトルがプロセスの絶対アドレスの現行値にセッ
トされる510。その後、入力が受理されたか否かを決定するため入力バッファ
満杯フラグ(EQ.SC.IBF)が検査され515、受理されていない517
場合には、タイムアウトが発生したか否かが決定される520。タイムアウトが
まだ発生していない522場合には、EC_SC.IBFフラグは再度検査され
515、ホスト入力が受理される516か又はタイムアウトが発生する521か
のいずれかの時点までループ515/517/520/522が続行する。タイ
ムアウトが発生した521場合には、指令は打ち切られる332。システム入力
が受理された516場合には、データ戻りベクトルはクリアされ530、データ
又は指令がホストによって送られるか否かが決定される540。541で指令が
ホストにより送られる一方で埋込み型コントローラ200がデータを待機してい
る場合には、プロセス500は完了し、制御は経路331に沿って転送される(
図3参照)。542で、埋込み型コントローラ200が待機しているデータが受
理された場合には、現行の割込みはクリアされ、データは読取られ550、プロ
セス500を完了し、図4のステップ423、433及び443は、それぞれそ
の後のステップ425、435及び445まで進む。
【0037】 上述の説明には特定の例が含まれているが、これらは本発明の範囲を制限する
ものであるとみなされてはならず、本発明の好ましい実施形態のいくつかの例示
を提供するものにすぎないとみなされるべきである。数多くの変形形態が可能で
あり、本発明の範囲内に入るものと考えられるべきである。例えば、制御方法レ
ジスタは埋込み型コントローラ内で提供されなくてもよく、そしてバーストモー
ドはBIOSからの優先順位の高い書込みのためにディスエーブルにされなくて
もよい;また、汎用マイクロコントローラは8042キーボードコントローラで
なくてもよく、デュアルポート汎用マイクロコントローラの代りにその他のマイ
クロコントローラ又はマイクロコンピュータを使用することもできる;システム
制御割込み及びシステム管理割込みはキーボードコントローラなどの上で単一の
バスを共有することができる。したがって、本発明の範囲は、本明細書で示され
ている例によってではなくむしろ添付の特許請求の範囲及びその法的な等価物に
よって決定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 先行技術のシステムのためのキーボード、マウス、キーボードコントローラ、
埋込み型コントローラ及びオペレーティングシステムの間の相互関係のブロック
図を示す。
【図1B】 本発明のACPI互換性システムのためのキーボード、マウス、キーボードコ
ントローラ及びオペレーティングシステムの間の相互関係のブロック図を示す。
【図2】 標準的キーボードコントローラの概略図を示す。
【図3】 本発明のプロセスを描いた流れ図を提供する。
【図4】 本発明の指令ディスパッチャのプロセスを描く流れ図を提供する。
【図5】 指令ディスパッチャが本発明によるシステムデータを待機するプロセスを描く
流れ図を提供する。
【符号の説明】
10、20 オペレーティングシステム 12、200 キーボードコントローラ 13 マウス 14 キーボード 18 埋込み型コントローラ 27 標準キーボード機能インタフェース 28 電力管理機能インタフェース 70、72 ホストインタフェース 210、215、220、225、230、235、240、245 バス 60 データポート 64、66 指令ポート 250 バースト周期タイマ 255 データ戻りベクトルレジスタ 260 制御方法レジスタ 63 埋込み型コントローラデータレジスタ 65、67 状態/指令レジスタ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月19日(1999.11.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 カザノ アンソニー ピー. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95018 フェルトン エルサルヨウハイツ 1370 Fターム(参考) 5B020 DD02 HH11 5B098 AA05 CC00 GA04 GC03 【要約の続き】 りベクトルアドレスにおいてプロセスを続行することに より、次の埋込み型コントローラの割込みの受理時点で 再開される。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファームウェアを用いて優先順位の高い機能の第1のセット
    及び優先順位の低い機能の第2のセットを取扱うようにコントローラを適合させ
    るためのユーティリティにおいて、 実施すべき機能の通知を受理するための手段; 実施すべき機能が優先順位の高い機能の第1のセットのうちの1つの機能であ
    るか又は優先順位の低い機能の第2のセットのうちの1つの機能であるかを見極
    めるための手段; 通知が、優先順位の高い機能の第1のセットのうちの1つの機能についてのも
    のである場合、通知と関連する機能を実行するための手段; 通知が優先順位の低い機能の第1のセットのうちの1つの機能についてのもの
    であり、タイマーがすでに始動させられていない場合に、タイマーを始動させる
    ための手段; 通知が優先順位の低い機能の第1のセットのうちの1つの機能についてのもの
    である場合にタイマーを始動させた後で通知と関連する機能の実行を開始するた
    めの手段; タイマーの満了前に完了していない場合にその機能を打ち切り、データ戻りベ
    クトル内にその機能の打ち切り点のアドレスを記憶するための手段;及び データ戻りベクトルによって記憶されたアドレスにおいて続行することにより
    、その後の通知の受理時点で、タイマーの満了に起因して以前に打ち切られてい
    た場合の機能の実行を再開するための手段; を含むユーティリティ。
  2. 【請求項2】 バーストイネーブル機能は優先順位の低い機能の1つである
    ことから機能がバーストイネーブル機能でありタイマの満了が発生していない場
    合に、通知を受理するための手段に対し制御を戻すための手段をさらに含む、請
    求項1記載のユーティリティ。
  3. 【請求項3】 コントローラがBIOSファームウェアとインタフェースさ
    れている、請求項1記載のユーティリティ。
  4. 【請求項4】 コントローラがコンピュータのオペレーティングシステムと
    インタフェースされている請求項1記載のユーティリティ。
  5. 【請求項5】 コントローラがデュアルインタフェースマイクロコントロー
    ラである、請求項1記載のユーティリティ。
  6. 【請求項6】 現行の機能が優先順位の高い機能の1つである場合にデュア
    ルインタフェースマイクロコントローラの第1のインタフェースで通知が受理さ
    れ、現行の機能が優先順位の低い機能の1つである場合にデュアルインタフェー
    スマイクロコントローラの第2のインタフェースで通知が受理される、請求項5
    記載のユーティリティ。
  7. 【請求項7】 優先順位の高い機能の第1のセットがキーボード機能であり
    、優先順位の低い機能の第2のセットが電力管理及び環境設定機能である、請求
    項1記載のユーティリティ。
  8. 【請求項8】 ユーティリティがコンピュータ読取り可能な記憶デバイス上
    に記憶される、請求項1記載のユーティリティ。
  9. 【請求項9】 優先順位の高いタスクの第1のセット及び優先順位の低いタ
    スクの第2のセットを取扱うためのコントローラの使用方法において、 (a) タスク割込みを受理する段階; (b) タスク割込みが優先順位の高いタスクの第1のセット又は優先順位の 低いタスクの第2のセットのいずれについてのものかを見極める段階; (c) タスク割込みが優先順位の高いタスクの第1のセットのうちの1つの タスクについてのものである場合に、タスク割込みに関連する現行の機能を実行
    する段階; (d) タスク割込みが優先順位の低いタスクの第2のセットのうちの1つの タスクについてのものである場合に、バースト周期タイマーを始動させる段階; (e) タスク割込みが優先順位の低いタスクの第2のセットのうちの1つの タスクについてのものである場合に、タスク割込みに関連する現行の機能を実行
    する段階; (f) 付加的機能の実行のための付加的な通信がバースト周期タイマーの満 了以前に受理された場合及び、コントローラが、現行機能が付加的機能として定
    義されるバーストモードにある場合に、ステップ(e)に戻る段階; を含む方法。
  10. 【請求項10】 段階(e)には、 (g) 現行機能の指令部分が受理されたか否かを見極める段階; (h) 指令部分が読取り指令又は書込み指令である場合、現行アドレスにデ ータ戻りベクトルを設定する段階; (i) 現行機能の第1のデータ部分がバースト周期タイマーの満了以前に受 理されない場合、ステップ(e)を打ち切る段階;及び (j) 現行機能の第1のデータ部分がバースト周期の満了以前に受理されな い場合に、現行機能を実行し、データ戻りベクトルをクリアする段階; がさらに含まれる、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 段階(e)にはさらに、 (k) 段階(g)において、現行機能の指令部分が受理されなかったことが 見極められた場合、データ戻りベクトルがクリアされたか否かを見極める段階; 及び (l) 段階(k)においてデータベクトルがクリアされていないことが見極 められた場合に、データ戻りベクトルとして記憶された現行アドレスにおいてス
    テップ(e)まで戻る段階; が含まれる、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 指令部分が読取り指令であり、第1のデータ部分によって
    特定されたアドレスの内容がコントローラから読取られる、請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 指令部分が書込み指令であり、第1のデータ部分によって
    特定されたコントローラ内にアドレスが書込まれる、請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】 指令部分が書込み指令であり、段階(l)にはさらに、 (m) データ戻りベクトルを現行アドレスに設定する段階;及び (n) 現行機能の第2のデータ部分がバースト周期タイマーの満了以前に受 理されない場合に、段階(e)を打ち切る段階; が含まれる、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 第2のデータ部分が、コントローラ内の第1のデータ部分
    によって特定されたアドレスに書込まれる、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 第1のデータ部分が制御方法レジスタアドレスである場合
    にバーストモードが打ち切られる、請求項13記載の方法。
  17. 【請求項17】 コントローラがデュアルインタフェースコントローラであ
    り、優先順位の高いタスクの第1のセットが第1のインタフェースに導かれ、優
    先順位の低いタスクの第2のセットが第2のインタフェースに導かれる、請求項
    9記載の方法。
  18. 【請求項18】 デュアルインタフェースコントローラがキーボードコント
    ローラであり、優先順位の高い埋込み型コントローラタスクの第1のセットがキ
    ーボード機能である、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 オペレーティングシステム及びファームウェアを伴うコン
    ピュータシステムにおいて、ファームウェアを用いて優先順位の高い機能の第1
    のセット及び優先順位の低い機能の第2のセットを取扱うためのデバイスを含ん
    で成るコンピュータシステムであって、該デバイスは、 実施すべき機能の通知を受理し; 実施すべき機能が優先順位の高い機能の第1のセットのうちの1つであるか又
    は優先順位の低い機能の第2セットのうちの1つの機能であるかを見極め; 通知が、優先順位の高い機能の第1のセットのうちの1つの機能についてのも
    のである場合、通知と関連する機能を実行し; 通知が優先順位の低い機能の第1のセットのうちの1つの機能についてのもの
    であり、タイマーがすでに始動させられていない場合に、タイマーを始動させ; 通知が優先順位の低い機能の第1のセットのうちの1つの機能についてのもの
    である場合にタイマーを始動させた後で通知と関連する機能の実行を開始し; タイマーの満了前に完了していない場合にその機能を打ち切り、データ戻りベ
    クトル内にその機能の打ち切り点のアドレスを記憶し;かつ データ戻りベクトルによって記憶されたアドレスにおいて続行することにより
    、その後の通知の受理時点で、タイマーの満了に起因して以前に打ち切られてい
    た場合の機能の実行を再開する; ように環境設定されているコンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 バーストイネーブル機能は優先順位の低い機能の1つであ
    ることから、デバイスはさらに機能がバーストイネーブル機能でありタイマの満
    了が発生していない場合に、通知を戻すように設定されている、請求項19記載
    のコンピュータシステム。
  21. 【請求項21】 デバイスがBIOSファームウェア又はオペレーティング
    システムとインタフェースされている、請求項19記載のコンピュータシステム
  22. 【請求項22】 デバイスがデュアルインタフェースマイクロコントローラ
    であり、それにより通知が現行機能が優先順位の高い機能のうちの1つである場
    合にデュアルインタフェースマイクロコントローラの第1のインタフェースにお
    いて受理され、現行機能が優先順位の低い機能のうちの1つである場合にデュア
    ルインタフェースマイクロコントローラの第2のインタフェースにおいて通知が
    受理されるようになっている、請求項19記載のコンピュータシステム。
  23. 【請求項23】 優先順位の高い機能の第1のセットがキーボード機能であ
    り、優先順位の低い機能の第2のセットが電力管理及び環境設定機能である、請
    求項19記載のコンピュータシステム。
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