JP2001520876A - 発酵飲料の風味の改良 - Google Patents
発酵飲料の風味の改良Info
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Abstract
Description
通常、ホップ構成成分を含有し、一般的に麦芽飲料として知られている、ビール
、エール、シャンディー等のような飲み物である。本明細書中に用いられている
発酵飲料という用語は又、非麦芽穀類(non-malted cereals)から又は麦芽と非
麦芽穀類の両方から製造される類似の飲料も含む。
しかし、いかにホップがビールの苦味に影響するかについては多く知られている
が、ホップアロマの生成及び抑制はずっとより複雑であり、あまりよく理解され
ていない[Moir, M.によるMonogr. EBC、22巻、165-180頁(1994年)]。
醸造工程の適用を組み合わせることにより達成される。このようにして、醸造業
者はその製品に特有なホップアロマをつくる。
べて、異なる程度のホップアロマを有するビールを生成することができる醸造工
程である。しかし、ビールは、例えば太陽及び雨の量における差のような、毎年
異なる生育条件のために、広範に異なる天然材料から醸造されるので、一定のア
ロマ品質を得ることは課題である。本発明は、特に、新規な方法によりビールの
ような発酵された麦芽飲料の晩期のホップアロマを改良し制御することを目的と
する。
ップの精油成分を含有するホップ生産物を醸造工程の沸騰段階の終わり又は終わ
り近くで段々添加していく工程である[Gardner, D.S.によるJ. Monogr. EBC、2
2巻、114-126頁(1994年)]。苦味の抽出物が非常に乏しいこの工程は、ビール
中に非常に望ましいホップアロマを生成することがよく知られており、広範に認
められている。さらに、異なる種のホップも異なるかつしばしば特徴的なホップ
アロマをもたらす。晩期ホップ調合により生じる得られたその部分のビールアロ
マは醸造界において晩期ホップアロマとして知られている。
いるにもかかわらず、ビールにおけるこの風味剤の制御を達成するのは困難であ
る。このことはいくつかの理由による。第一に、ホップは、季節によるかつ環境
による変動を受けやすい農作物である。又、若干の醸造業者は、ホップ油の酸化
及び、より望ましい風味剤成分の生成をなし得るためにホップを1年間又は2年 間貯蔵する。この種の処理は制御するのが非常に困難である。最後の問題として
、醸造工程は又、ホップアロマの抽出と化学に影響を与える。従って、醸造業者
のビールに晩期のホップアロマのより良好な制御を得るために、醸造業者は、通
常の醸造実施により得られる晩期のホップアロマの好ましい形態に寄与する風味
影響成分を特定することを考えた[Peacock, M.及びDeinzer,M.L.による、J. Am
. Soc. Brew. Chem.、39(4)、774-777頁(1981年)]。
選ばれた画分ではないことが知られている。醸造工程それ自体により、本来のホ
ップ油成分のいくらかがより望ましいアロマ成分に変換される。又、醸造工程に
おいて、ホップ油及びホップから誘導された成分のいくらかの相対量が変化する
。従って、ホップアロマは全体的には、ホップから誘導された異なる種類の異な
る量の風味成分の複合混合物である。
及びゲラニオール(3,7-ジメチル-2,6-オクタジエン-1-オールであり、通常はシ
ス及びトランス異性体の混合物である)の酸素添加された炭化水素は、種々のメ
チルエステル類、ケトン類、エーテル類及びアルデヒド類のように晩期ホップ風
味剤への寄与物質として広範に影響を与える[Moir, M.によるMonogr. EBC、22 巻、165-180頁(1994年)]。しかし、現在までは、それらの成分の工業的に単 離された組み合わせは、醸造工程により達成される晩期ホップアロマと満足する
方法で同様に扱うことができない。天然ホップ油からの晩期ホップアロマを分画
するために試みられた方法は、Late Hop Essences[Westwood及びDaoudによるEB
C Congress、579-586頁(1985年)]の開発でのように望ましい風味印象を完全 には与えないことは醸造工程それ自体が晩期ホップアロマの生成に影響を与える
ためである。
ということが見出された。
するための方法が提供される。好ましくは、発酵飲料は、ビールのような麦芽飲
料である。ローズオキサイドは、4-メチル-2-(2-メチル-1-プロペニル)テトラヒ
ドロピランと定義され、通常、種々の異性体の混合物として市販されており、そ
の市販の製品は本発明の実施に適している。1,5-オクタジエン-3-オンは公知の 化合物である[例えば、J. Sci. Fd. Agri.、28巻、1019-1024頁(1977年)を参
照]。
-3-オンの混合物を含有する。この混合物は、感覚器刺激を与える相乗的組み合 わせであるようである。
オクタジエン-3-オン及び少なくとも1つのホップ苦味化合物を含有する。ホッ プ苦味化合物には、1つ以上の異性化されたα-ホップ酸[例えば、English Hop
Products Ltd.(Paddock Wood, Tonbridge TN12 6BY、英国)からのisoHopCO2N
]及び/又は還元された異性化されたα-ホップ酸[例えば、English Hop Produ
cts Ltd.(Paddock Wood, Tonbridge TN12 6BY、英国)からのTetraHopCO2N]及
び/又はrho-ホップ酸[例えば、English Hop Products Ltd.(Paddock Wood, T
onbridge TN12 6BY、英国)からのRhoisoHopCO2N]が含まれる。典型的には、異
性化されたα-ホップ酸は、大部分が、異性化されたフムロンの混合物であり、 還元されたα-ホップ酸はテトラヒドロイソフムロンとヘキサヒドロイソフムロ ンの混合物であり、rho-ホップ酸は、rho-イソフムロンの混合物である。ほとん
どのこれらの化合物についての詳細は、Guzinski, J.A.によるMonograph-Europe
an Brewing Convention、22巻、105-113頁 “Practical considerations of redu
ced hop extracts”に記載されている。
/kgの重量含量で、より好ましくは2mg/kg乃至25mg/kgの重量含量
で発酵飲料中に組み込む。
kgの重量含量で、特に50ng/kg乃至0.5mg/kgの重量含量で発酵飲料中 に組み込む。
明により、ローズオキサイド対1,5-オクタジエン-3-オンの重量比が100:1乃至 1:10、特に50:1乃至1:5である風味剤濃縮物が提供される。より好ましく
は、先に記載されたように、風味剤濃縮物は又、少なくとも1つのホップ苦味化
合物を含有する。
又は1,5-オクタジエン-3-オンに関して存在するその量は好ましくは、1重量部の
ローズオキサイド及び/又は1,5-オクタジエン-3-オンに対して103乃至107重 量部の範囲のホップ苦味化合物であり、より好ましくは、1重量部のローズオキ サイド及び/又は1,5-オクタジエン-3-オンに対して105乃至107重量部の範囲 のホップ苦味化合物である。
濃縮物は、本明細書に記載されたような風味剤、任意にホップ苦味化合物及びエ
タノールを含有する。
レン酸を1,5-オクタジエン-3-オンに酸化する発酵飲料用の風味剤濃縮物を製造 する方法が提供される。
ズオキサイドに変換された発酵飲料用風味剤濃縮物を製造する方法が提供される
。
カノン、リナロール、ゲラニオール、α-テルピネオール、フムレノール(humul
enol)、リナロールオキシド、カリオフィレンエポキシド、ホップエーテル、フ
ムレンエポキシド等のような、ビール及び/又はホップ風味に寄与すると知られ
ている1つ以上の他の化合物を含有する。
エン-3-オンの両方で風味付けされている。
るために用いられるローズオキサイドの量は、10ng/kg飲料乃至1mg/kg
飲料、特に、50ng/kg飲料乃至0.5mg/kg飲料である。
ジエン-3-オンが用いられるとき、ローズオキサイド対1,5-オクタジエン-3-オン
の重量比は、100:1乃至1:10、特に50:1乃至1:5である。
-3-オン及び少なくとも1つのホップ苦味化合物を組み込むことにより風味付け された。
ロール(3,7-ジメチル-6-オクテン-1-オール)から一重項酸化(singlet oxidat
ion)[OhloffらによるAngew. Chem.、73、578ff(1961年)参照]により、ホッ
プから誘導された物質として製造される。シトロネロール又はシトロネロールに
富んだ画分はホップ油の蒸留によりホップ油から単離され得るか又は他のホップ
誘導テルペン類(例えば、ミルセン=7-メチル-3-メチレン-1,6-オクタジエン ) から製造される。
ビール原料(ホップ、麦芽又は穀物のような)の抽出により単離される。次に、
このリノレン酸を、M. Wurzenburger及びW. Grosch[Lipids、21巻、261頁(198
2年)]並びに、R. Tressel、D. Bahri及びK.H.Engle[J. Agric. Food Chem.、
30巻、89頁(1982年)]により記載された方法により、リポキシゲナーゼ及びリ
アーゼによる触媒作用に付す。得られた1,5-オクタジエン-3-オールを、デヒド ロゲナーゼ酵素、触媒による脱水素化、触媒による酸化又は通常の化学的酸化[
J. Sci. Fd. Agric.、28巻、1019-1024頁(1977年)]のいずれかにより酸化す る。
に関して適用されるが、他の発酵飲料、特に発酵麦芽飲料に関しても適用され得
る。ビールにおける晩期ホップアロマに関して適用される場合、風味剤濃縮物を
好ましくは醸造工程の終り近くに、特に最終ろ過の後に組み込む。
基づいている。
し、静かに逆さにし、30分間放置して平衡にさせた後に試験した。ビール温度は
、約6乃至8℃であった。そのビールを、ローズオキサイドを省いた他は同じで ある風味剤濃縮物を添加したHeinekenビールと対照して試験した。経験があるビ
ール味見審査員達(8人)は、対照よりもローズオキサイドを添加したビールの
ホップ特徴を好んだ(7/8審査員)。
た。経験があるビール味見審査員達(8人)は、対照よりも1,5-オクタジエン-3
-オンを添加したビールのホップ特徴を好んだ(7/8審査員)。
ールと対照して試験した。経験があるビール味見審査員達(8人)は、対照より
も、ローズオキサイド及び1,5-オクタジエン-3-オンを添加したビールのホップ 特徴を好んだ(8/8審査員)。
沸釜ベースエキス[煮沸の開始から添加した煮沸釜に対して0.1g/lのEnglish
Hop Products製ベースエキス(Base extract)]を除いては煮沸釜へのホップ 添加をせずに調製した。二番目(ビールB)を、ベースエキスを添加しない代わ
りに、煮沸釜への、Nothern BrewerのType 90 Hop Pelletsでのホップ添加を煮 沸の開始時に煮沸釜に添加し、24 EBU[IOB分析推奨方法(IOB Recommended Met
hods of Analysis)、1991年]の「苦味単位(Bitterness Units)」の最終ビー
ル苦味レベルを達成するようにした他はビールAと同じ方法で調製した。
ビール風味剤濃縮物が添加されたビールのホップアロマ及び苦味特徴を好んだ(
8/8審査員)。
ばれた画分ではないことが知られている。醸造工程それ自体により、本来のホッ
プ油成分のいくらかがより望ましいアロマ成分に変換される。又、醸造工程にお
いて、ホップ油及びホップから誘導された成分のいくらかの相対量が変化する。
従って、ホップアロマは全体的には、ホップから誘導された異なる種類の異なる
量の風味成分の複合混合物である。
及びゲラニオール(3,7-ジメチル-2,6-オクタジエン-1-オールであり、通常はシ
ス及びトランス異性体の混合物である)の酸素添加された炭化水素は、種々のメ
チルエステル類、ケトン類、エーテル類及びアルデヒド類のように晩期ホップ風
味剤への寄与物質として広範に影響を与える[Moir, M.によるMonogr. EBC、22 巻、165-180頁(1994年)]。しかし、現在までは、それらの成分の工業的に単 離された組み合わせは、醸造工程により達成される晩期ホップアロマと満足する
方法で同様に扱うことができない。天然ホップ油からの晩期ホップアロマを分画
するために試みられた方法は、Late Hop Essences[Westwood及びDaoudによるEB
C Congress、579-586頁(1985年)]の開発でのように望ましい風味印象を完全 には与えないことは醸造工程それ自体が晩期ホップアロマの生成に影響を与える
ためである。 さらに、米国特許第5,137,741号には、ローズオキサイド並びに、食品、化粧 品及び洗剤を風味付けするための他の数種の芳香族化合物を含有する組成物の使 用が開示されている。 Karahadian C.らによる “Volatile compounds from Penicillium sp. contri buting musty-earthy notes to Brie and Camembert cheese flavors” [ Journal of Agricultural and Food Chemistry、33巻3号(1985年)、339-343頁 、Univ. of Wisconsin、Dept. of Food Sci.、(米国、ウィスコンシン53706、マ ディソン)]には、1,5-オクタジエン-3-オンは、マッシュルーム様アロマ及び、 ブリー及びカマンベールチーズの緑色植物様アロマに寄与する揮発性化合物の1 つであることが示されている(Abstract及びTable I参照)。 Guth, H.による “Identification of character impact odorants of differ ent white wine varieties” [Journal of agricultural and Food Chemistry、4 5巻、8号、1997年、8月27日、3022-3026頁(米国、ワシントン)]には、Cis- ローズオキサイドは発酵飲料であるGewurztraminerワインの全体的な風味用の主 物質であると記載されている。
Claims (17)
- 【請求項1】 ローズオキサイド及び/又は1,5-オクタジエン-3-オンを含 有する風味剤を発酵飲料に組み込むことを特徴とする、発酵飲料の風味を改良す
るための方法。 - 【請求項2】 前記飲料が発酵された麦芽飲料であることを特徴とする、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 風味剤が少なくとも1つのホップ苦味化合物を含有する、請
求項1又は請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 1,5-オクタジエン-3-オンを、飲料kg当り0.1ngから100 μgまでの範囲の重量含量で発酵飲料に組み込むことを特徴とする、請求項1乃 至3のいずれか1請求項に記載の方法。
- 【請求項5】 ローズオキサイドを、飲料kg当り10ngから1mgまでの範
囲の重量含量で発酵飲料に組み込むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれ か1請求項に記載の方法。 - 【請求項6】 少なくとも1つのホップ苦味化合物を、飲料kg当り100μ gから100mgまでの範囲の含量で組み込むことを特徴とする、請求項3乃至5 のいずれか1請求項に記載の方法。
- 【請求項7】 ローズオキサイド及び1,5-オクタジエン-3-オンが、100:1 乃至1:10の範囲の、好ましくは50:1乃至1:5の範囲の、ローズオキサイド
対1,5-オクタジエン-3-オンの重量比で組み込まれることを特徴とする、請求項1
乃至6のいずれか1請求項に記載の方法。 - 【請求項8】 ローズオキサイド及び/又は1,5-オクタジエン-3-オンを含 有する発酵飲料用の風味剤濃縮物。
- 【請求項9】 風味剤濃縮物が、100:1乃至1:10の範囲の、好ましくは50
:1乃至1:5の範囲の、ローズオキサイド対1,5-オクタジエン-3-オンの重量 比でローズオキサイド及び1,5-オクタジエン-3-オンを含有することを特徴とす る、請求項8に記載の風味剤濃縮物。 - 【請求項10】 風味剤濃縮物が又、少なくとも1つのホップ苦味化合物を
含有することを特徴とする、請求項8又は請求項9に記載の風味剤濃縮物。 - 【請求項11】 ホップ苦味化合物が、103乃至107重量部のホップ苦味化
合物対1重量部のローズオキサイド及び/又は1,5-オクタジエン-3-オンの量で存
在することを特徴とする、請求項10に記載の風味剤濃縮物。 - 【請求項12】 風味剤濃縮物がさらにエタノールを含有することを特徴と
する、請求項8乃至11のいずれか1請求項に記載の風味剤濃縮物。 - 【請求項13】 風味剤濃縮物がさらにゲラニオール及び/又はリナロール
を含有することを特徴とする、請求項8乃至12のいずれか1請求項に記載の風味 剤濃縮物。 - 【請求項14】 発酵飲料用であり、1,5-オクタジエン-3-オンを含有する 風味剤濃縮物を製造する方法であって、1,5-オクタジエン-3-オンが、ビール原 料から誘導されるリノレン酸を酸化することにより製造されることを特徴とする
方法。 - 【請求項15】 発酵飲料用であり、ローズオキサイドを含有する風味剤濃
縮物を製造する方法であって、ローズオキサイドがホップから誘導されたモノテ
ルペノイドの変換により製造されることを特徴とする方法。 - 【請求項16】 発酵飲料が、ローズオキサイド及び/又は1,5-オクタジエ
ン-3-オンを組み込むことにより風味付けされたことを特徴とする、発酵飲料。 - 【請求項17】 発酵飲料が、少なくとも1つのホップ苦味化合物で風味付
けされたことを特徴とする、請求項16に記載の発酵飲料。
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