JP2001516751A - 光安定剤としてのモルホリノン - Google Patents
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Abstract
Description
酸素及び/又は熱の、劣化作用に対しての有機材料のための安定剤としての使用
、相当する安定化された有機材料及び有機材料を安定化するための方法に関する
。
、その化学構造は、通常2,2,6,6−テトラメチルピペリジンから誘導され
る。
ンの使用は、US-A-3371040に記載されている。
示している。それらの化合物のいくつかは、J. T. Lai in Synthesis (1984), 1
22に記載されている。
又は熱の損傷作用に対して有機材料を保護するために特に適切であることが、見
出された。
有機アンカ−基であり;そしてmが1ではないとき、Xは、直接結合、SO2、 P又はPOでもよく; A′は、1個の結合基を含む式(E):
C7−C12フェニルアルキル;C7−C12フェニルアルキル(これは、ヒドロキシ
、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置換されている);C7− C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェニルアルコキシ(これは、C1−C4ア ルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置換されている);又は G1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1−C18アルカノイ
ルオキシ;C3−C8エポキシアルキル;又は G1は、結合基−R10−であり; G2及びG4は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C3−C8アルケニル、 C5−C12シクロアルケニル、C5−C12シクロアルキル、又は6〜12個の炭素
原子の環式オリゴ炭化水素残基であり; G3は、G2と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いはG2とG3は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数
である);又は G3は、結合基−R5−であり; G5は、G4と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いはG4とG5は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数
である);又は G5は、結合基−R5−であり; G6は、G4と同義であるか、又は水素であるか;あるいは G6は、結合基(それは直接結合又は−R5−である)であり; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−;又はC1−C8ア ルキレン(これは、OH若しくはOCOR15で置換されている)であり; R10は、C1−C8アルキレン又は−CO−若しくはC1−C8アルキレン−CO
−であり; R′10は、水素又はC1−C8アルキル若しくはC5−C12シクロアルキルであ り; R′14は、水素又はC1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C3−C1 8 アルキル(これは、O又はNR′10で中断されている);C5−C12シクロアル
キル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17アルケニ ル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、C1− C4アルキル又はC1−C4アルコキシにより置換されている)であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C3−C50アルキル(これは、Oにより中
断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは
、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17アルケニル;フェニル ;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又はヒドロ
キシにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニル
アルキル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又はヒドロキ
シにより置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであるが;但し mが1であり、かつ式(E)の結合基がG3又はG5であるとき、Zは、−O−
、−S−、−SO−、−SO2−又は−NR′14−である)で示される化合物に 関する。
ビシクロアルケニル、トリシクロアルキル又はトリシクロアルケニルである。
、特に−Clである。
り;それは、しばしばカルボキシ基の塩を形成するカチオンとして存在する。
ロアリキリデンも含む。アリキリデン及びシクロアリキリデンは、同一の炭素原
子上に局在した二つの開結合を有する飽和の二価炭化水素であり;例えばC1− C4アルキリデンは、メチレンであるC1アルキリデンを含む
むことができる炭化水素である。炭化水素単独は、すなわちヘテロ原子がないと
き、炭素及び水素を含み;2個以上の炭素原子を含むならば、それらは互いに、
一重、二重又は三重結合で結合することができ、開結合は、有機化学で知られて
いるように水素に結合している。
の炭素原子を含む、又はmが2〜8の範囲の数である式(F)の化合物は、けん
著な価値を有する。
水素基であるか、又は1〜200個の炭素原子及びN、O、S、ハロゲン、P、
Si、アルカリ金属、Ca及びZnから選択される、1〜60個のヘテロ原子、
並びに水素原子からなるm−価の有機基であるか、あるいはXはPである。
そしてXは、2−モリホリノンタイプの数を含まない。
ン、P、Si;アルカリ金属、Ca又はZnが、例えばカルボキシラートとして
含まれることができる。好適なヘテロ原子は、N、O、S又はP、特にN、S及
びOである。
基により中断されているアルキル又はアルケンは、通常それらのヘテロ原子を、
典型的には、オキソ、オキサ、ヒドロキシ、カルボキシ、エステル、アミノ、ア
ミド、ニトロ、ニトリロ、イソシアナート、フルオロ、クロロ、ブロモ、ホスフ
ァート、ホスホナート、ホスファイト、シリル、チオ、スルフィド、スルフィニ
ル、スルホ、ヘテロシクリル、例えばピロリル、インジル、カルバゾリル、フリ
ル、ベンゾフリル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピリジル、キノリル、
イソキノリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアゾリル、ベン
ゾトリアゾリル、トリアジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、オキ
サゾリル、及び相当する飽和及び/又は置換基、例えばピペリジル、ピペラジニ
ル、モルホリニルなどのような官能基として含む。それらは、それらの基の2個
以上で中断されていてもよく;通常、順序を考えずに、O−O、O−N(ニトロ
、シアナト、イソシアナト、ニトロソを除く)、N−N(ヘテロ環構造を除く)
、N−P又はP−Pの結合は存在しない。
結合している2個以上のヘテロ原子は存在しない。以下に定義されるような1個
以上ヘテロ原子からなるスペーサーは、通常、炭素鎖又は環に埋めこまれるか、
又は炭素−水素結合に挿入される。
′14−である。
)の結合基が直接結合であるとき、モルホリノン環はZへ直接に結合するか、又
はZが直接結合であれば、Xへ結合する。Z及びXの両方が直接結合である場合
、式(E)の2つの部分は、互いに直接に結合している。
あり、かつZが上記と同義であるか、又はG5が結合基C1−C4アルキレンであ る式(F)の化合物も、好適である。
水素、あるいは炭素及び水素の間、又は/及び炭素原子の間、及び/又はO、N
及びハロゲンの間の、O、N、N2、N3、S、SO、SO2、SO3、SO4、O =P(O)3、P(O)3、Si、SiO、SiO2から選択される1個以上のスペ −サ−の形態で、1個以上のヘテロ原子を含む、原子価mの、脂肪族若しくは芳
香族又は混合された脂肪族−芳香族炭化水素であるか、あるいはXが、P、PO
又は直接結合(ここで、mが1であるとき、Xは、1〜60個の炭素原子及び0
〜15個のヘテロ原子を含み;mが2であるとき、Xは、1〜60個の炭素原子
及び0〜15個のヘテロ原子を含むか、又はXは、直接結合であり;mが3であ
るとき、Xは、1〜60個の炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子を含むか;又
はXは、P若しくはPOであり;mが4であるとき、Xは、1〜60個の炭素原
子及び0〜15個のヘテロ原子を含み;mが5であるとき、Xは、5〜60個の
炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子を含み;mが6であるとき、Xは、6〜1
00個の炭素原子及び0〜30個のヘテロ原子を含み;mが7であるとき、Xは
、7〜100個の炭素原子及び0〜30個のヘテロ原子を含み;そしてmが8で
あるとき、Xは、8〜200個の炭素原子及び0〜60個のヘテロ原子を含む)
である、式(F)の化合物が、特に興味がある。
8個の炭素原子のアルキル基;該アルキルあるいはO、S、エステル、アミド、
ホスファイト、ホスファート又は−NR′14で中断され、及び/又はオキソ、C
N、ハロゲンにより置換されている、2〜50個の炭素原子のアルキル;又は2
〜8個の炭素原子のアルケニル基;Xが基−Z−R5−D又は−Z−D(ここで 、Dは、例えば1位に結合された、3,3,5,5−テトラメチルピペラジン−
2−オン又は3,3,5,5−テトラメチルピペラジン−2,6−ジオンから選
択される安定剤部分、テトラメチルピペラジン、例えば1位に結合された、2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン、又は4,2′−ヒドロキシフェニルベン
ゾトリアゾール、例えば3′又は5′位でフェニル環に結合されている、2−ヒ
ドロキシ−ベンゾフェノン、例えば3、4、又は4′位に結合された、フェニル
環の一つに結合されたオキサルアニリド、2−ヒドロキシフェニル−s−トリア
ジン、例えば4位にフェニル環の一つに結合された、2,6−ジアルキルフェノ
ール、例えば4位に結合された、又は4−フェニルアミノフェニル、又はC1− C4アルキル、C1−C12アルコキシ又はハロゲンで置換されたそれらの部分の一
つ;例は、2〜18個の炭素原子のジカルボン酸のアシル基を含む、ここでカル
ボニル基の一つは、基−Z−R5−D又は−Z−DDと、エステル又はアミドを 形成するか、又はこれらの基の一つで置換された、1〜18個の炭素原子のアル
キル;としてのX。
N、シクロアルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、アミド、フェニ
ル、フェノキシ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−又はハ
ロ−置換のフェノキシで置換されている);又は2価の脂肪族、芳香族又は混合
された脂肪族−芳香族基、例えばシクロアルキレン;フェニレン;シクロアルキ
レン−アルキレン;フェニレン−アルキレン;アルキレン(これは、シクロアル
キレン及び/又はフェニレンにより中断されている);あるいは直接結合により
結合されるか、又はスペーサーEにより分離された、2又は3以上のシクロアル
キレン及び/又はフェニレン(ここで、Eは、アルキレン、−O−、−S−、−
SO2−、−CO−である)としてのX;あるいはカルボニル又はアルキレン− カルボニル又はジアシル、例えば2〜18の炭素原子を有するジカルボン酸とし
てのX。
)i−アルキレン−NR′14−(ここで、iは、0又は1である)で結合されたト
リアジニル;あるいはホスファイト、ホスホナイト又はホスファートとしてのX
。
;あるいは3つの基N(アルキレン−CO)2又はN(アルキレン−)2に結合さ
れたトリアジルとしてのX。
ルキレン−NR′14−トリアジニル;あるいは4つの基N(アルキレン−CO) 2 又はN(アルキレン−)2に結合されたトリアジニル−NR′14−アルキレン−
−NR′14−トリアジニルとしてのX。
ンタイル、アルカンヘキサイル、アルカンヘプタイル、アルカンオクタイルは、
相当する、2、3、4、5、6、7又は8価アルカンであり、そこで、それぞれ
の結合は、一般式CnH(2n+1)の水素原子の数から1を数を減ずる。
含み、脂肪族、芳香族又は混合された脂肪族/芳香族酸を含み;与えられた定義
の中で、これらの基は、エチレン性二重結合及び/又はヘテロ原子を、例えばオ
キソ、オキサ、アザ、チオとして含むことができる。言及したトリアジニル基は
、1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリイルである。
タ−、ヘキサ−、ヘプタ−又はオクタアシルは、式A−(CO)n(ここで、n は、モノ−には1、ジ−には2、トリ−には3、テトラ−には4、ペンタ−には
5、ヘキサ−には5、ヘプタ−には7そしてオクタには8である)の、モノ−、
ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、ヘキサ−、ヘプタ−又はオクトカルボン酸
の残基である。脂肪族アシル基のCO基は、非−芳香族炭素に結合しており、芳
香族アシル基のそれらは、芳香族炭素に結合している。したがって、芳香族アシ
ルは、ベンゼン、ナフチル及びビフェニルカルボン酸の残基を含み、それは、例
えばC1−C12アルキル、C1−C12アルコキシ、C2−C8アルケニル、OH、ハ
ロゲン、シクロヘキシル及び/又はフェニルで更に置換されていることができ、
例えばベンゼントリ−、テトラ−、ペンタ−又はヘキサカルボン酸、ナフタレン
トリカルボン酸を含む。脂肪族アシルは、アルキル、アルケニル及びシクロアル
キルカルボン酸を含み、それはC1−C12アルコキシ、C2−C8アルケニル、O H、ハロゲン、シクロヘキシル、ヘテロシクリル、C1−C4アルキルシクロヘキ
シル、フェニル及び/又はフェニル(これは、C1−C4アルキル又はC1−C4ア
ルコキシ又はOH若しくはハロゲンで置換されている)で更に置換されていつこ
とができるか、又はO、N又はフェニルで中断されていることができる。
、脂肪族又は混合された芳香族−脂肪族、環式脂肪族若しくは二環式脂肪族又は
不飽和であることができる: カプリル酸、カプリン酸、酢酸、ステアリン酸、ポリイソブテニルコハク酸、
n−ヘキサコサン酸、トリメチル酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ吉草酸、ラウ
リル酸、オレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、ソルビン酸、リノレイン酸、
二塩基酸類、例えばマロン酸、メチレンマロン酸、マレイン又はフマール酸、イ
タコン酸、グルタコン酸、シュウ酸、コハク酸、イソドデシルコハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸又はセバシン酸又は
クエン酸のようなヒドロキシ酸、あるいは下記式:
リマー、例えばInd. and Eng. ChEm. 33, 86-89 (1941)に記載のタイプの2量体
及び3量体、ヘテロ原子含有酸、例えばニトリロトリ酢酸、テトラヒドロフラン
−2,3,4,5−テトラカルボン酸;環式脂肪族酸、例えばシクロヘキサンカ
ルボン酸、1,2−及び1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、シクロペンタン
カルボン酸、シクロペンチル酢酸、3−メチルシクロペンチル酢酸、カンファー
酸、4−メチルシクロヘキサンカルボン酸及び2,4,6−トリメチルシクロヘ
キサンカルボン酸、ビシクロ〔2.2.2.〕オクタ−5−エン−2,3−ジカ
ルボン酸及びビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−5−エン−2−カルボン酸、芳香
族カルボン酸、例えば安息香酸、o−、m−及びp−トルイル酸、フタール酸、
イソフタール酸、テレフタール酸、トリメリット酸、トリメシン酸、1,2,4
,5−ベンゼンテトラカルボン酸、ジフェン酸、ナフテン酸、例えば1−ナフト
エ酸、2−ナフトエ酸、ナフタレン−1,8−ジカルボン酸、ナフタレン−1,
4−ジカルボン酸、ナフタレン−1,4,5−トリカルボンなど、パラフィン性
ω−アリール酸、例えばフェニル酢酸、ヒドロケイ皮酸、フェニル酪酸、γ−( 1−ナフチル)酪酸、δ−フェニレン−n−吉草酸、ε−フェニル−n−カプロ ン酸、o−、m−又はp−フェニレンジ酢酸又はo−フェニレン酢酸−β−プロ
ピオン酸、及びまた、不飽和フェニル酸例えばケイ皮酸又は下記式:
ば、ベンゼン部分が、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、又は1又は2個
の更なる残基、2,2、−ジカルボキシエテン−1−イルで置換された2,2−
ジカルボキシエテニルベンゼン。
C7−C12フェニルアルキル、C7−C12フェニルアルキル(これは、アルキル部
分が、ヒドロキシルにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル(こ れは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択される
、1、2又は3個の基により置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ ;C7−C15フェニルアルコキシ(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及 びC1−C4アルコキシから選択される、1、2又は3個の基により置換されてい
る)であるか;又はR1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1 −C8アルカノイルオキシ;グリシジルであり; R2、R4、R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アル
キル、C3−C8アルケニル、C5−C12シクロアルケニル、C5−C12シクロアル
キル、C6−C12ビシクロアルケニル、又はC6−C12ビシクロアルキルであり; R3は、C1−C8ヒドロキシアルキル、C1−C18アルキル又はC5−C12シク ロアルキルであるか;あるいは R2とR3、R4とR5′、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合する炭素原
子と一緒になって、C5−C12シクロアルキレンを形成し; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり;そして式 Aにおいて、また直接結合を形成してもよく;そしてまたOH若しくはOCOR 15 で置換されたC1−C8アルキレンであってもよいが、但しこのOH若しくはO
COR15基は、直接に−O−若しくは−NR′14−に結合した炭素原子に結合せ
ず; R10は、C2−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり; R′10は、水素又はC1−C8アルキル若しくはC5−C12シクロアルキルであ り; Wは、−O−又は−NR′14−であり、mが1でないとき、Wは直接結合であ
ってもよく; X′は、以下のXと同義であり; Yは、−O−又は−NR′14−であり; Z及びZ′は、独立して、直接結合又はYと同義であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコキ シ、−N(R′14)2、−OH、−OCOR11、−COR11、−COOR13、CN 、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキシ 、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノキシ及び/又はC1−C18 アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換フェノキシで置換され ている)であるか;あるいはXは、−P(=O)i(OR111)2;C3−C30アルキル
(これは、−O−で中断され、かつOHで置換されていてもよい);C5−C12 シクロアルキル;C3−C6アルケニル;グリシジル;C7−C15フェニルアルキ ル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及 びC1−C4アルコキシから選択される基により置換されている);−SO2−R ′11であるか;あるいは式(IIIa)〜(IIIe):
てもよく; iは、0又は1であり; Halは、ハロゲン又は残基Y−R′14を表し; R11は、水素;C1−C18アルキル;C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、 −OH、−OCOR111、−COR111、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、
C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(
R′14)2、フェノキシ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−
若しくはハロ−置換フェノキシ置換の、C1−C18アルキル;C3−C50アルキル
(これは、Oにより中断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シ
クロアルキル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17 アルケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ及びヒドロキシから選択される基により置換されている);C7−C15フェ ニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環がC1−C4ア ルキル、C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個
により置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであり; R′11は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ及びヒドロキシから選択される基により置換されている);ナフチル;C7 −C15フェニルアルキル;C1−C17アルキル;C5−C12シクロアルキルであり
; R111は、C1−C12アルキル又はフェニル若しくはC7−C15アルキルフェニ ルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキ ル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個に より置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロア ルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);
C2−C17アルケニル;C2−C8ヒドロキシアルキル;C7−C15フェニルアルキ
ル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及 びC1−C4アルコキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている
)であり; R′14は、水素であるか、又はR14の定義の一つであり; R16は、C1−C18アルキル又はC3−C8アルケニルであり; R17は、水素又はC1−C4アルキルであり; R′17は、上記のR13の意味を有するか、又は水素若しくは周期率表のI又は
IIの主族の金属の一つの原子価である; mが2のとき、 Xは、C2−C18アルキレン; C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ レン、C5−C12シクロアルキレン、S若しくは−NR′14で中断され、及び/ 又はOH、C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、−OCOR11、−COR11、
−COOR′17、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロアル コキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノキ シ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換
フェノキシで置換されている)であるか;あるいはXは、−P(=O)i(OR111)
−;C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;C5−C12シクロアルキレン−C 1 −C4アルキレン;フェニレン−C1−C4アルキレン;C2−C8アルキレン(こ
れは、C5−C12シクロアルキレン及び/又はフェニレンにより中断されている );C5−C12シクロアルキレン−E−C5−C12シクロアルキレン;−フェニレ
ン−E−フェニレン−(ここで、Eは、C1−C4アルキレン、−O−、−S−、
−SO2−,−CO−である)であるか;あるいはXは、カルボニル若しくはC1 −C7アルキレン−カルボニル又は式(IVa)〜(IVi):
素、フェニレン、C5−C12シクロアルキレン、硫黄、−NR′14で中断され、 及び/又はOH、C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、−OCOR11、−CO
R11、−COOR13、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロ アルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェ ノキシ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−
置換フェノキシで置換されている);C2−C8アルケニレンであるか;あるいは
R18は、C2−C8アルケニレン(これは、R21で置換されている);C2−C8ア
ルキレン(これは、R21で置換されている);C5−C12シクロアルキレン;C5 −C12シクロアルケニレン;又はフェニレンであり; R19は、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ
レン及び/又はC5−C12シクロアルキレンにより置換されている);C5−C12 シクロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンで あり; R20は、C2−C12アルキレン;C4−C18アルキレン(これは、O、−NR′ 14 、S、C5−C12シクロアルキレン又は/及びフェニレンで中断されている) ;又はR20は、C5−C12シクロアルキレン;若しくはフェニレンであり; R′20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;
そしてiが1であるとき、R′20は、更にメチレンを含み; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロ、ヒドロキシから選択される、1、2又
は3個の基により置換されている);又はナフチル;又はナフチル(C1−C4ア
ルキル、C1−C4アルコキシ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロにより置換
されている);あるいはR21は、チエニル;フェノキシフェニル;チオフェン−
2−イル;フェニルチオフェニル;ベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル;ベンゾ
フラン−2−イル;9H−フルオレニル;ビフェニリル;10−(C1−C8アル キル)−10H−フェノチアジニルであり;そして結合基Z又はWは、直接結合 であるとき、Xは、C1アルキレン又はYでもよく; mが3であるとき、 Xは、C3−C18アルカントリル;P;PO;C4−C18トリアシル;1,3,
5−トリアジン−2,4,6−トリル;又は式(VIIa)若しくは(VIIb):
):
6−トリイル又は式(VIIIc)若しくは(VIIId):
環からの結合を介して結合している)であり; mが5であるとき、 Xは、C5−C18アルカンペンタイル;又はC7−C18ペンタアシルであり; mが6であるとき、 Xは、C9−C18ヘキサアシル;又は式(IXa)若しくは(IXb):
素原子へトリアジン環からの結合を介して結合している)である)の6価残基で
あり; mが7であるとき、 Xは、C10−C18ヘプタアシルであり; mが8であるとき、 Xは、C9−C18オクタアシル;又は式(Xa)若しくは(Xb):
,6−トリイル又は式(VIIIc)若しくは(VIIId)の基(これは、式(Xa)
の窒素原子へトリアジン環からの結合を介して結合している)である)の8価残
基であり;そして Dは、式(XIa)〜(XIv):
になって、C5−C12シクロアルカン環を形成し; T3は、C2−C8アルカントリイル、特に下記式:
キシであり、そして T5は、T4と同義であるか、又はT4とT5は、一緒になって、−O−C2−C8 アルキレン−O−であり、そして T4がHのとき、T5は、更に−OH及び−NR′10−COR′11(ここで、R
′11は、C1−C18アルキル、C2−C4アルケニル又はフェニルである)であり ; X1は、式(XId)の基であり;そして X2は、X1と同義であるか又はC1−C18アルコキシ若しくは−N(R′14)2で
あり; X3は、−NR′10−、−NX6−、−O−、又は式−O−CO−X5−CO− O−X6(ここで、X5は、C1−C12アルカントリイルでありそしてX6は、下記
式:
キル、C1−C18アルコキシ、C4−C22アルコキシ(これは、Oで中断され、及
び/又はOHで置換されている)、又はC2−C20アルカノイルアミノ若しくは C7−C14フェニルアルコキシであり; X16及びX18は、独立して、H、OH、Cl、C1−C6アルキル又はC1−C6 アルコキシであり; X21、X22及びX23は、独立して、H、C1−C18アルキル又はC1−C18アル
コキシであり; X24及びX25は、独立して、H、又はC1−C8アルキルであり;そして X26は、H、C1−C8アルキル、フェニル、C7−C11フェニルアルキル、シ クロヘキシル又は−N(R′14)2であり;そして X25がX26に対してオルト位であるならば、X25は、X26及びそれらが結合す
る炭素原子と一緒になって、フェニル環を形成する)で示される化合物である。
ことができる。例えば、Halがハロゲンを表す化合物を、しばしば適切な試剤
と反応させてハロゲン原子が結合基又は置換基Y−R′14と、好適にはそれらが
安定剤として用いられる前に、置き換えられた化合物を得る。
ル;あるいはR2とR3、R4とR5′、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合
する炭素原子と一緒になって、C5−C12シクロアルキレンを形成し;R3は、C 1 −C8ヒドロキシアルキル、C1−C18アルキル又はC5−C12シクロアルキルで
あり;R5は、C1−C4アルキレン;C1−C4アルキレン−CO−であり;そし て式Aにおいて、また直接結合を形成してもよく; R10は、C2−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり; R′10は、水素又はC1−C8アルキル若しくはC5−C12シクロアルキルであ り; Wは、−O−又は−NR′14−であり、mが1でないとき、Wは直接結合であ
ってもよく; X′は、以下のXと同義であり; Yは、−O−又は−NR′14−であり; Z及びZ′は、独立して、直接結合又はYと同義であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコキ シ、−OH、−OCOR11、−COR11、−COOR13、CN、C5−C12シク ロアルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−N(R′14)2、フェノキシで置換さ れている)であるか;あるいはXは、C3−C30アルキル(これは、−O−で中 断され、かつOHで置換されていることができる);C5−C12シクロアルキル ;C3−C6アルケニル;グリシジル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フ
ェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコ
キシから選択される基により置換されている);あるいは式(IIIa)〜(IIId
):
キシ、−OCOR11、−COR11、−COOR′17、CN、C5−C12シクロア ルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−N(R′14)2、フェノキシ及び/又はC1 −C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換フェノキシで置 換されている)であるか;あるいはXは、C5−C12シクロアルキレン;フェニ レン;C5−C12シクロアルキレン−C1−C4アルキレン;フェニレン−C1−C 4 アルキレン;C2−C8アルキレン(これは、C5−C12シクロアルキレン及び/
又はフェニレンにより中断されている);C5−C12シクロアルキレン−E−C5 −C12シクロアルキレン;−フェニレン−E−フェニレン−(ここで、Eは、C 1 −C4アルキレン、−O−、−S−、−SO2−,−CO−である)あるか;あ るいはXは、カルボニル若しくはC1−C7アルキレン−カルボニル又は式(IVa
)〜(IVd):
5−トリアジン−2,4,6−トリル;又は式(VIIb)の基であり; mが4であるとき、 Xは、C5−C18アルカンテトリル;C6−C18テトラアシル;又は式(VIIIb
):
、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);C2−C17アル ケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている);C 7 −C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環が
C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから選択される基の1、
2又は3個により置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであり ; R′11は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている)
;ナフチル;C7−C15フェニルアルキル;C1−C17アルキル;C5−C12シク ロアルキルであり; R111は、C1−C12アルキル又はフェニル若しくはC7−C15アルキルフェニ ルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキ ル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個に より置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロア ルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);
C2−C17アルケニル;C2−C8ヒドロキシアルキル;C7−C15フェニルアルキ
ルであり; R′14は、水素であるか、又はR14の定義の一つであり; R′17は、上記のR13の意味を有するか、又は水素若しくは周期率表のI又は
IIの主族の金属の一つの原子価であり; R18は、直接結合;C1−C22アルキレン;C2−C22アルキレン(これは、酸
素、フェニレン、C5−C12シクロアルキレン、S、−NR′14で中断され、及 び/又はOH、C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、−OCOR11、−COR 11 、−COOR13、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロア ルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノ キシ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置
換フェノキシで置換されている);C2−C8アルケニレン;C2−C8アルケニレ
ン(これは、R21で置換されている);C2−C8アルキレン(これは、R21で置
換されている);シクロヘキシレン;シクロヘキセニレン若しくはフェニレンで
あり;又は R19は、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ
レン及び/又はC5−C12シクロアルキレンにより置換されている);C5−C12 シクロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンで あり; R20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;又はフェニレン
であり; R′20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;
そしてiが1であるとき、R′20は、更にメチレンを含み; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロ、ヒドロキシから選択される、1、2又
は3個の基により置換されている);又はナフチル;又はナフチル(C1−C4ア
ルキル、C1−C4アルコキシ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、又はニトロにより
置換されている);あるいはR21は、チエニル;フェノキシフェニル;チオフェ
ン−2−イル;フェニルチオフェニル;ベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル;ベ
ンゾフラン−2−イル;9H−フルオレニル;ビフェニリル;又は10−(C1−
C8アルキル)−10H−フェノチアジニルであり; Dは、式(XIa)、(XIc)、(XId)、(XIf)、(XIj)、(XIk)、(
XIm)、(XIn)、(XIo)、(XIp)、(XIs)、(XIt)又は(XIu)の基
である)で示される化合物である。
ルコキシ;C5−C12シクロアルコキシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキ ニル;C7−C12フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェ
ニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択される、1、2又
は3個の基により置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15 フェニルアルコキシ(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4ア
ルコキシから選択される、1、2又は3個の基により置換されている)であるか
;又はR1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1−C8アルカ ノイルオキシ;グリシジル;又は基−CH2CH(OH)−G(ここで、Gは、 水素、メチル又はフェニルである)であり; R2、R3、R4、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アルキ
ル又はC5−C12シクロアルキルであるか;又は R2とR3、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合する炭素原子と一緒にな
って、C5−C12シクロアルキレンを形成し; R5は、C1−C4シクロアルキレンであり; R′10は、水素又はC1−C4アルキルであり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C3−C6アルケニル;
グリシジル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは
、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択される基の
1、2又は3個により置換されている);あるいは式(IIIa)〜(IIId):
る)C2−C17アルケニル;フェニル;フェニル(これはC1−C4アルキル、C1 −C4アルコキシ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換 されている);C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これ
は、フェニル環がC1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから選
択される基の1、2又は3個により置換されている);又はC8−C12フェニル アルケニルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキ ル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個に より置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロア ルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);
C2−C17アルケニル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキ ル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択
される基の1、2又は3個により置換されている)であり; R15は、C1−C4アルキレン;C2−C4オキサアルキレン;C5−C12シクロ アルキレン;C5−C12シクロアルケニレン;フェニレンであるか;又は式−C H2−CH(R16)−若しくは−CH=C(R17)−であり; R16は、C1−C18アルキル又はC3−C8アルケニルであり; R17は、水素又はC1−C4アルキルであり; R′17は、上記のR13の意味を有するか、又は水素若しくは周期率表のI又は
IIの主族の金属の一つの原子価であり; mが2であるとき、 Xは、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニレ
ン及び/又はC5−C12シクロアルキレンにより中断されている); C5−C12 シクロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンで あるか;あるいは式(IVa)〜(IVf):
レン及び/又はC5−C12シクロアルキレンで中断されている);C5−C12シク
ロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンであり ; R20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;又はフェニレン
であり; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
シ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロ及びヒドロキシから選択される基の1
、2又は3個により置換されている);又はナフチル;若しくはナフチル(これ
は、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ及び ニトロから選択される基により置換されている);又は R21は、チエニル;フェノキシフェニル;フェニルチオフェニル;ベンゾ〔b
〕チオフェン−2−イル;ベンゾフラン−2−イル;9H−フルオレニル;ビフ
ェニル;10−(C1−C8アルキル)−10H−フェノチアジニル;又はフェニル
(これは、式(V)又は(VI):
あり; mが4のとき、 Xは、脂肪族C6−C18テトラアシル若しくは芳香族C10−C18テトラアシル 又は式(VIII):
又はその混合物、及びジアステレオマー又はエナンチオマーの混合物であること
ができる。好適な混合物は、式(I)及び(II)(mが、2であり、そしてXが
、R18が少なくとも二つの異なる基−(CH2)n−(ここで、nは、1〜18の 整数である)に相当する)の化合物のそれらである。特に重要なものは、本発明
のモノ−及びジエステルの混合物、例えばXが式(IIId)の基であり、またX が式(IVa)である、式(I)又は(II)(モノ−及びジエステル)の化合物の
混合物である。
ができる。
定義において、例えばメチル、エチル、プロピル、例えばn−若しくはイソプロ
ピル、ブチル、例えばn−、iso−、sec−及びtert−ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル
、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル又はオクタデシル
である。
−プロピレン、1,1−プロピレン、2,2−プロピレン、1,4−ブチレン、
1,3−ブチレン、1,2−ブチレン、1,1−ブチレン、2,2−ブチレン、
2,3−ブチレン、又は−C5H10−、−C6H12−, C7H14、−C8H16−、−
C9H18−、−C10H20−、−C11H22−、−C12H24−、−C13H26−、−C1 4 H28−、−C15H30−、−C16H32−、−C17H34−、−C18H36−である。
クチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル又はシクロドデシルで
ある。C5−C12−シクロアルケニルは、シクロペンテニル、シクロヘキセニル 、シクロヘプテニル、シクロオクテニル、シクロノネニル、シクロデセニル、シ
クロウンデセニル、シクロドデセニルを含む。
む。
ているアルキル又はアルコキシである。C7−C15フェニルアルキル又はC7−C 15 フェニルアルコキシとしての、R1、R11、R13、R14又はXは、与えられた 定義において、例えばベンジル、ベンジルオキシ、α−メチルベンジル、α−メ
チルベンジルオキシ、クミル、クミルオキシである。
−CH2CH2)3−、−CH2CH2−(O−CH2CH2)4−、−CH2CH2−(O−
CH2CH2)5−、又はiが1、2、若しくは3である−C3H6−(O−C3H6)i −である。
(バレリル)、ヘキサノイル(カプロイル);好適にはセチル、プロピオニル、アク
リル、メタクリルである。
C5アルケノイルであり;
(IVa)の基である化合物であり、この化合物は、R18が−(CH2)n−(ここで
、nは1〜18である)である、純粋であるか又は少なくとも二つの異なる化合
物を含む混合物であることができる。
Xの原子価であり、かつ1〜4の範囲からの整数であるか、又は6若しくは8で
あり; Xは、1又は2であり、そしてyは、1であり; R1は、水素;C1−C18アルキル;オキシル;OH;C1−C18アルコキシ; C5−C12シクロアルコキシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキニル;C3−
C8アルケニルオキシ;C7−C12フェニルアルキル;C2−C8アルカノイル;C 3 −C5アルケノイル;又はグリシジルであり; R2、R4、R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アルキ
ル、C3−C8アルケニル、又はC5−C12シクロアルキルであり; R3は、C1−C8ヒドロキシアルキル、C1−C18アルキル又はC5−C12シク ロアルキルであり; R5は、C1−C4アルキレン;C1−C4アルキレン−CO−;そして式(A) において、直接結合であってもよく; R10は、C2−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり; Wは、−O−又は−NR′14−であり、そしてmが1のとき、Wは、直接結合
であることもでき; X′は、以下のXと同義であり; Yは、−O−又は−NR′14−であり; Z及びZ′は、独立して、直接結合であるか、又はYと同義であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコキ シ、−OH、−OCOR11、CN、C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキシ 、ハロゲン又はフェノキシにより置換されている);又はXは、C3−C30アル キル(これは、−O−により中断され、かつOHにより置換されていることがで
きる);C5−C12シクロアルキル;C3−C6アルケニル;グリシジル;C7−C 15 フェニルアルキル;又は式(IIIa)若しくは(IIId):
アルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている)
;C2−C8アルケニル;フェニル;C7−C15フェニルアルキルであり; R′14は、水素若しくはC1−C18アルキル;シクロヘキシル;C2−C8ヒド ロキシアルキル;C7−C15フェニルアルキルであり; R′17は、水素若しくはC1−C12アルキル又はナトリウム、カリウム、マグ ネシウム又はカルシウムイオンの等価物であり; mが2のとき、 Xは、C2−C18アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニレ
ン、C5−C12シクロアルキレン又はSで中断され、及び/又はC1−C18アルコ
キシ、−OH、−OCOR11、CN、C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキ シ、ハロゲン若しくはフェノキシで置換されている);又はXは、C5−C12シ クロアルキレン;フェニレン;C5−C12シクロアルキレン−C1−C4アルキレ ン;フェニレン−C1−C4アルキレン;C2−C8アルキレン(これは、C5−C1 2 シクロアルキレン及び/又はフェニレンにより中断されている);C5−C12シ
クロアルキレン−E−C5−C12シクロアルキレン;−フェニレン−E−フェニ レン−(ここで、Eは、C1−C4アルキレン、−O−、−S−、−SO2−、− CO−である);あるいはXは、カルボニル若しくはC1−C7アルキレン−カル
ボニル又は式−COR18−CO− (IVa)(ここで、R18は、直接結合;C1−C1 8 アルキレン;C4−C22アルキレン(これは、酸素、フェニレン、C5−C12シ クロアルキレン、Sで中断されている);C2−C8アルケニレン;C2−C8アル
ケニレン(これは、R21で置換されている);C2−C8アルキレン(これは、R 21 で置換されている);シクロヘキシレン;又はフェニレンである)の基であり
; R20及びR′20は、独立して、C2−C12アルキレン又はシクロヘキシレン; そしてiが1のとき、R′20は、更にメチレンも意味し; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
シ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている);
又はナフチル;若しくはナフチル(これは、C1−C4アルキル又はC1−C4アル
コキシにより置換されている);あるいはR21は、チエニル;フェニルチオフェ
ニル;チオフェン−2−イル;ベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル;ビフェニリ
ル;10−(C1−C8アルキル)−10H−フェノチアジニルであり; mが3のとき、 Xは、C3−C18アルカントリル;P;PO;C4−C18トリアシル;1,3,
5−トリアジン−2,4,6−トリイルであり; mが4のとき、 Xは、C5−C18アルカントリル;C6−C18テトラアシル;又は式Z1−Y− R20−Y−Z2(VIIIb):
XIn)、(XIo)、(XIp)、(XIs)又は(XIu)の基であり; G″は、水素又は=Oであり; R′は、シクロヘキシル、メチル又はtert.−ブチルであり; R″は、シクロヘキシル又はtert.−ブチルであり; X1は、式(XId)の基であり;そして X2は、X1と同義であるか又はC1−C18アルコキシ若しくは−N(R′14)2で
あり; X3は、−O−であり; X10は、H、Cl、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシであり; X11は、C1−C12アルキルであり; X′11は、H又はC1−C12アルキルであり; X12は、H又はOHであり; X13は、H、Cl、OH又はC1−C18アルコキシであり; X′13は、H、Cl又はC1−C4アルキルであり; X14は、H、Cl、OH又はC1−C8アルコキシであり; X15及びX17は、独立して、H、OH、Cl、フェニル、C1−C6アルキル、
C1−C18アルコキシ、C4−C22アルコキシ(これは、Oで中断され、及び/又
はOHで置換されている)、又はC7−C14フェニルアルコキシ;又はC2−C20 アルカノイルアミノであり;そして X16及びX18は、独立して、H、OH、Cl、メチル又はC1−C6アルコキシ
である)の化合物;
リシジルであり; R2、R3、R4、R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C6ア
ルキル、又はシクロヘキシルであり; R5は、C1−C4アルキレン;そして式(A)において、直接結合であっても よく; R10は、C2−C8アルキレンであり; Wは、−O−であり、 mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C8アルキル(これは、C1−C8アルコキシ 、−OH、−OCOR11、シクロヘキシルオキシ;C7−C15フェニルアルキル ;又は式(IIIa)若しくは(IIId):
ている);C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;シクロヘキシレン−C1−
C4アルキレン;フェニレン−C1−C4アルキレン;C2−C8アルキレン(これ は、シクロアルキレン及び/又はフェニレンにより中断されている);シクロヘ
キシレン−E−シクロヘキシレン;−フェニレン−E−フェニレン−(ここで、
Eは、C1−C4アルキレン、−O−、−S−、−SO2−、−CO−である); あるいはXは、カルボニル若しくはC1−C7アルキレン−カルボニル又は式−C
OR18−CO−(IVa)の基であり; mが3のとき、 Xは、C4−C18トリアシル;1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリイ ルであり; mが4のとき、 Xは、C5−C18アルカントリル;C6−C18テトラアシル;又は式Z1−Y− R20−Y−Z2(VIIIb)の基であり; mが6のとき、 Xは、式(IXa′)又は(IXb):
シウム若しくはカルシウムの等価物であり; R18は、直接結合;C1−C18アルキレン;C2−C8アルケニレン;C2−C8 アルケニレン(これは、R21により置換されている);C2−C8アルキレン(こ
れは、R21により置換されている);シクロヘキシレン;又はフェニレンであり
; R20及びR′20は、独立して、C2−C12アルキレン又はシクロヘキシレンで あり;そしてiが1ならば、R′20は、更にメチレンも意味し; R21は、フェニル;チエニル;チオフェン−2−イルであり; Dは、式(XIa)、(XIc)、(XId)、(XIj)、(XIk)、(XIm)、(
XIn)、(XIo)、(XIp)、(XIs)又は(XIu)の基であり; G″は、水素であり; R′は、メチル又はtert.−ブチルであり; R″は、tert.−ブチルであり; X1は、式(XId)の基であり;そして X2は、X1と同義であるか又は−N(R′14)2であり; X3は、−O−であり; X10は、H、Cl、メチル又はメトキシであり; X11及びX′11は、独立してC1−C12アルキルであり; X12は、H又はOHであり; X13は、H又はC1−C8アルコキシであり; X′13は、H又はC1−C4アルキルであり; X14は、H又はC1−C8アルコキシであり; X15、X17、X16及びX18は、独立して、H、フェニル又はメチルである)の
基である)の化合物である。
れは、フェニル環が、C1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシの1、2又は3
個により置換されている);又は脂肪族C1−C18アシルであり;R2、R3、R4 、R6、R7、R8、R9は、同一又は異なり、C1−C8アルキル、C5−C7シクロ
アルキルであり;R2とR3、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合する炭素
原子と一緒になるとき、C5−C7シクロアルキレンであってもよく;R5は、直 鎖又は分岐のC1−C4アルキレンであり;R′10は、水素又はC1−C4アルキル
であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル、C5−C12シクロアルキル、C3−C6アルケニル、
C7−C9フェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル又はC1 −C4アルコキシの1、2又は3個により置換されている)であるか;又はXは 、式(IIIa)〜(IIIc):
ェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ又はOH基により1、
2又は3置換されている);C7−C9フェニルアルキル(これは、フェニル環が
、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ又はOH基により1、2又は3置換さ
れている)であり; R12は、直接結合、C1−C7アルキレン、カルボニル又は基−C(O)R15−(
ここで、基R15−は、基−C(O)OR13に結合している)であり; R13は、C1−C18アルキル、C3−C18アルケニル、C5−C12シクロアルキ ル(これは、C1−C4アルキルにより1、2又は3置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル、C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4ア
ルキルにより1、2又は3置換されている);又はC7−C9フェニルアルキル(
これは、フェニル環がC1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシにより1、2又
は3置換されている)であり; R15は、直鎖C1−C4アルキレン、基−CH2−C(R16)H−、基−CH= C(R17)−、C2−C4オキサアルキレン、C5−C7シクロアルキル−1,2−
エン、C5−C7シクロアルケン−1,2−イルエン又は1,2−フェニレンであ
り; R16は、C1−C18アルキル又はC3−C8アルケニル であり、そしてR17は、
水素又はC1−C4アルキルであり; R12が基−C(O)R15−であるとき、R15は、上記と同義であり、R13は、
水素、ナトリウム又はカリウムであることもできる)の基の一つであり; Xは、グリシジル基でもあり; mが2のとき、 Xは、C2−C12アルキレン、C4−C12アルキレン(これは、酸素原子の1、
2又は3個より中断されている)、C4−C12アルケニレン、C5−C7シクロア ルキレン、C5−C7シクロアルキレンジ(C1−C4アルキレン)、C1−C4アルキ
レンジ(C5−C7シクロ−アルキレン)、C2−C4アルキリデンジ(C5−C7シク ロアルキレン)、フェニレンジ(C1−C4アルキレン)又は式(IVa)〜(IVf) :
、2又は3個により中断されている);C5−C7シクロ−アルキレン、C5−C7 シクロアルキレンジ(C1−C4アルキレン)又はC1−C4アルキリデンジ(C5−C 7 シクロアルキレン)、C2−C4アルキリデンジ(C5−C7シクロアルキレン)、フ
ェニレンジ(C1−C4アルキレン)であり; R20は、C2−C12アルキレン、C5−C7シクロアルキレン、フェニレンであ り; tは、ゼロ又は1〜7の整数であり; R21は、フェニル(これは、非置換であるか、又はC1−C4アルキル、C1− C4アルコキシ,−OH,ジ(C1−C4アルキル)アミノ又はニトロ基により1、 2若しくは3置換されている)いるか、あるいは式(V)又は(VI):
ンゾフラン−2−イル、9H−フルオレニル、ビフェニル、10(C1−C8アル キル)−10H−フェノチアジニルであり; u及びvは、同一又は異なり、1〜4の整数である)の基の一つであり; mが3のとき、 Xは、脂肪族C4−C18トリアシル、芳香族C9−C18トリアシル又は式(VII ):
であるか、又はR18が式−(CH2)n−(ここでnは1〜18の整数である)であ
る、少なくとも二つの化合物を含む混合物である。
mは、1〜4の整数であり、 R1は、水素;C1−C18アルキル;オキシル;OH;C1−C18アルコキシ; C5−C12シクロアルコキシ;アリル;ベンジル;ベンジルオキシ;C2−C8ア ルカノイル;C3−C5アルケノイルであり; R2、R3、R4、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C4アルキ ル又はシクロヘキシルであるか;あるいは R2とR3、R6とR7、並びにR8とR9は、それらが結合する炭素原子と一緒にな
って、C5−C12シクロアルキレンを形成し; R5は、C1−C4アルキレンであり; R′10は、水素又はメチルであり; mが1のとき、 Xは、C5−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;アリル;グリシジル;
C7−C9フェニルアルキル;C7−C9フェニルアルキル(これは、フェニル環が
、メチル又はメトキシにより置換されている)であるか;又は式(IIIa)〜(I
IIc):
れはC1−C4アルキルにより置換されている);C2−C3アルケニル;フェニル
;フェニル(これは、C1−C4アルキル、メトキシ及び/又はヒドロキシにより
置換されている);C7−C9フェニルアルキルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13及びR14は、互いに独立して、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル
;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アル
キルの、1、2又は3個により置換されている)である)の基のいずれかであり
; mが2のとき、 Xは、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素により中断
されている)であるか;又は式(IVa)〜(IVd):
断されている);シクロヘキシレンであり; R20は、C2−C12アルキレン;シクロヘキシレン;又はフェニレンである) のいずれかの基であり; mが3のとき、 Xは、4〜12個の炭素原子を有するアルカントリカルボン酸、フェニルトリ
アシル又は式(VII):
れかであり; mが4のとき、 Xは、6〜12個の炭素原子を有するアルカンテトラカルボン、又はフェニル
テトラアシルの4価残基であり; 特にmが1〜4の範囲からの整数であり; R1は、水素;C1−C8アルキル;C5−C12アルコキシ;シクロヘキシルオキ
シ;ベンジル;ベンジルオキシ;C2−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル
であり; R2、R3、R4、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C4アルキ ル又はシクロヘキシルであるか;あるいは R2とR3、R6とR7、並びにR8とR9は、それらが結合する炭素原子と一緒にな
って、C5−C12シクロアルキレンを形成し; R5は、C1−C4アルキレンであり; R′10は、水素又はメチルであり; mが1のとき、 Xは、C5−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;アリル;グリシジル;
ベンジル又はベンジルオキシ(これは、フェニル環がメチル又はメトキシにより
置換されている);又は式(IIIa):
れは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C3アルケニル;フェニ
ル;ベンジルである)の基であり; mが2のとき、 Xは、C2−C12アルキレン;又は式(IVa):
、エステル化又は置換により製造することができる。そのような方法は、例えば
US−3840494、US−3640928、“The Chemistry of the ether linkage”edited b
y S.Patai, Interscience Publishers, London, 19687 又は US−5449776に記載
されている。モルホリノン構造のN−原子上に種々の置換基を導入するために類
似の方法で用いることができる別の方法は、例えば by L. B. Volodorsky et al
., Synthetic Chemistry of stable nitroxide, CRC Press, Boca Raton 1994;
T.J.Connolly et al., Tetr.Lett.37,4919(1996);I.Li et al., Polym.Prep.36,
469(1996) 及び EP-A-375612 及びそこに引用された刊行物、並びに US−544977
6, 実施例8(例えばピペリジン誘導体のメチル化)に記載されている。
アミド又はアルコール、例えばトルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、tert−アミルアルコール、ジメチルホルムアミド
、N,N−ジメチルアセトアミド中で、40℃〜180℃、好適には80℃〜1
60℃の温度での操作により、実施することができる。
. T. Lai, Synthesis (1984), 122, 特に化合物番号4a〜eに記載されている ように、2−モルホリノン構造を有する、これら及び他の出発化合物は、これら
の文献、例えば US−4528370、カラム4、67行〜カラム5、14行、及び更に
詳細な方法は、カラム7、15〜56行に記載されている方法に従うか又は類似
に製造することができる。
A)の製造は、US−A−4528370、カラム3、65行〜カラム4、66行、カラム
5、47〜58行、更に詳細にはカラム6、26行〜カラム7、13行に記載さ
れている。別の前駆体(HEAA)は、例えば米国特許 4528370、4914232又は5
089614に記載された方法と類似に得ることができる。
H又は−R5−ZHを含む式(E″):
されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェニルアルコキシ(
これは、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置換されている);
又は G1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1−C18アルカノイ
ルオキシ;C3−C8エポキシアルキル;又は G1は、結合基−R10−ZHであり; G2及びG4は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C3−C8アルケニル、 C5−C12シクロアルケニル、C5−C12シクロアルキル;C5−C12ビシクロア ルケニル又はC5−C12シクロアルキルであり; G3は、G2と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いはG2とG3は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数 である);又は G3は、結合基−R5−ZHであり; G5は、G4と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いは G4とG5は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数で ある);又は G5は、結合基−R5−ZHであり; G6は、G4と同義であるか、又は水素であるか;あるいは G6は、基−R5−ZHであり; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−;又はC1−C8ア ルキレン(これは、OH若しくはOCOR15で置換されている)であり; R10は、C1−C8アルキレン又はC1−C8アルキレン−CO−であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C3−C50アルキル(これは、Oにより中
断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは
、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17アルケニル;フェニル ;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又はヒドロ
キシにより置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであり; R′14は、水素又はC1−C8アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12 シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C1 7 アルケニル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これ は、C1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシにより置換されている)であり;
そして ZHは、OH、−NHR′14、−SH、オキシラニル又はハロゲンである)の
化合物である。
。
はエステル化され、本発明の化合物を得ることができる。
に置換される)は、式(E″)、(F)、(I)又は(X)(ここで、R1は、 水素である)の化合物で、上記に引用された刊行物に記載された方法と類似のモ
リホリノン構造のN原子上に置換基を導入することにより出発する。例えば、そ
れらの化合物は、ピペリジン誘導体のメチル化のための、EP−A−375612 及びそ
こに引用されている刊行物、並びにUS−5449776、実施例8に記載された一般方 法により、N−原子上にメチル化されることができる。
ール、特に第三級アルコール、例えばtert.アミルアルコール中、20〜150
、特に50〜120℃の温度範囲で実施される。ホルムアルデヒド、特にパラア
ルデヒド、及びギ酸は、好適には、未メチル化の出発物質に対して大過剰、しば
しば1.2〜20倍の過剰で加えられ、例えばパラホルムアルデヒド及びギ酸の
2〜12倍が、独立して用いられる。
水酸化物、例えば、炭酸ナトリウム若しくはカリウムの添加による、例えば中和
、生成物を含む有機相の分離、そして場合により乾燥後の溶媒の除去により達成
することができる。
らの化合物は、ピペリジン誘導体のための技術、例えばEP−A−58434、24頁1
7行〜25頁19行及び実施例で既知の方法と類似に製造することができる。
ができる。好都合には、付加反応は、アルコール性溶媒、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノール中で、60℃〜180℃、好適には100℃〜160℃
の温度で実施することができる。この反応は、すべて圧力下に実施するすること
ができ;好適には約1〜20bar、例えば2〜20bar、好適には2〜5barの圧 力である。
る。
な化合物である。したがって、本発明は、また、一つの基−R10−ZH又は−R 5 −ZHを含む式(E′):
されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェニルアルコキシ(
これは、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置換されている);
又は G1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1−C18アルカノイ
ルオキシ;C3−C8エポキシアルキル;又は G1は、結合基−R10−ZHであり; G2及びG4は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C5−C12シクロアルケ
ニル;C5−C12ビシクロアルキル;C5−C12ビシクロアルケニル又はC5−C1 2 シクロアルキルであり; G3は、G2と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いはG2とG3は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数 である);又は G3は、結合基−R5−ZHであり; G5は、G4と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いは G4とG5は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数で ある);そして G1が水素でないとき、G5は基−R5−ZHであり; G6は、G4と同義であるか、又は水素であるか;あるいは G6は、基−R5−ZHであり; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−;又はC1−C8ア ルキレン(これは、OH若しくはOCOR15で置換されている)であり; R10は、C1−C8アルキレン又はC1−C8アルキレン−CO−であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C3−C50アルキル(これは、Oにより中
断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは
、C1−C4アルキルにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル;C7 −C15フェニルアルキル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び
/又はヒドロキシにより置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニル であり; R′14は、水素又はC1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C1 2 シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C 17 アルケニル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これ
は、C1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシにより置換されている)であり;
そして ZHは、OH、−NHR′14、−SH、オキシラニル又はハロゲンである)の
化合物及び化合物、3−メチル−3−エチル−5−ヒドロキメチル−5−エチル
−2−モルホリノンである。
G5の1又は2個がヒドロキシアルキルであり、そして他の残基G1〜G6が、式 (E)に与えた定義のうちの好適なもとしての意味の一つを有するそれらは、好
適である。
の化合物を製造するための中間体として用いられ、新規であり、したがって、本
発明の別の目的である。
ニルアルキル(これは、ヒドロキシ、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アル
コキシにより置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェ
ニルアルコキシ(これは、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置
換されている);あるいはG1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイ ル;C1−C18アルカノイルオキシ;C3−C8エポキシアルキルであり; G2、G3、G4及びG5は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C5−C12シ
クロアルケニル、C6−C12ビシクロアルキル;C6−C12ビシクロアルケニル又
はC5−C12シクロアルキルであり; G6は、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、Oで中断されてい るか、又はC5−C12シクロアルキル、フェニル、OH、フェノキシ、C1−C18 アルコキシ、C5−C12シクロアルコキシ、ハロゲン、COOR15又は−O−C OR15で置換されている;あるいはここでG6は、C2−C18アルケニル;フェニ
ル;フェニル(これは、アルキル又はOHで置換されている)、C5−C12シク ロアルキルであり; Mは、負電荷又はアルカリ金属であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シ クロアルキル(これは、C1−C4アルキルで置換されている);C2−C17アル ケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
及び/又はヒドロキシにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル; C7−C15フェニルアルキル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ 及び/又はヒドロキシにより置換されている);あるいはC8−C12フェニルア ルケニルである)のHEAAタイプの新規な前駆体は、本発明の別の目的である
。
活性であり、したがって単独、又は本発明の式(F)の化合物又は慣用の安定剤
と組み合わせて用いることができる。
(III)のそれらは、光、酸素、及び/又は熱の損傷作用に対して、有機材料を 安定化するために用いることができる。これらは、基質と高度に相溶性であり基
質中に良好に留まる。
とができる。プラスチック、ゴム、塗布材料、写真材料又は接着剤のようなポリ
マー材料における使用が特に興味深い。このように安定化できるポリマー及び他
の基質の例は下記である: 1.モノオレフィン類及びジオレフィン類のポリマー、例えばポリプロピレン、
ポリイソブチレン、ポリブタ−1−エン、ポリ−4−メチルペンタ−1−エン、
ポリイソプレン又はポリブタジエン、同様に、シクロオレフィン類のポリマー、
例えばシクロペンテン又はノルボルネン、ポリエチレン(場合により架橋され得
る)、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、高密度及び高分子量ポリエチレ
ン(HDPE−HMW)、高密度及び超高分子量ポリエチレン(HDPE−UH
MW)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、
線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、(VLDPE)及び(ULDPE)。
ー、好ましくはポリエチレン及びポリプロピレンは異なった方法、特に下記の方
法で調製できる: a)ラジカル重合(通常は高圧下及び高温下)。 b)周期表のIVb、Vb、VIb又はVIII群の金属の1個以上を通常含有する触媒
を使用する触媒重合。これらの金属は、通常1個以上のリガンド、典型的にはπ
−又はσ−配位のいずれかであってよい、オキシド類、ハライド類、アルコラー
ト類、エステル類、エーテル類、アミン類、アルキル類、アルケニル類及び/又
はアリール類を有する。これらの金属錯体は、遊離の形態又は基質に固定されて
いてもよく、典型的にはそれは、活性塩化マグネシウム、塩化チタン(III)、 アルミナ又は酸化シリコンである。これらの触媒は重合媒体に可溶性又は不溶性
であってよい。触媒はそれ自体を重合に使用できるか又は更なる活性剤を加えて
もよく、典型的にはそれは、アルキル金属類、金属水素化物類、金属アルキルハ
ライド類、金属アルキルオキシド類又は金属アルキルオキサン類であり、前記金
属類は周期表のIa、IIa及び/又はIIIa群の元素である。活性剤は、更なる エステル、エーテル、アミン又はシリルエーテル基により都合よく改質されてよ
い。これらの触媒系は、通常、Phillips、Standard Oil Indiana、Ziegler(−N
atta)、TNZ(DuPont)、メタロセン又は単一サイト触媒(SSC)と呼ばれている。
レンの混合物、ポリプロピレンとポリエチレンの混合物(例えば、PP/HDP
E、PP/LDPE)及び異なる種類のポリエチレンの混合物(例えば、LDP
E/HDPE)。
マーとのコポリマー、例えばエチレン/プロピレンコポリマー、線状低密度ポリ
エチレン(LLDPE)及びそれと低密度ポリエチレン(LDPE)との混合物
、プロピレン/ブタ−1−エンコポリマー、プロピレン/イソブチレンコポリマ
ー、エチレン/ブタ−1−エンコポリマー、エチレン/ヘキセンコポリマー、エ
チレン/メチルペンテンコポリマー、エチレン/ヘプテンコポリマー、エチレン
/オクテンコポリマー、プロピレン/ブタジエンコポリマー、イソブチレン/イ
ソプレンコポリマー、エチレン/アクリル酸アルキルコポリマー、エチレン/メ
タクリル酸アルキルコポリマー、エチレン/ビニル酢酸コポリマー並びにこれら
のコポリマーと一酸化炭素との混合物あるいはエチレン/アクリル酸コポリマー
及びその塩(イオノマー)、同様に、エチレンとプロピレン及びジエンのターポ
リマー、例えばヘキサジエン、ジシクロペンタジエン又はエチリデン−ノルボル
ネン;並びにそのようなコポリマーの相互の混合物及び上記1)に記述されたポ
リマーとの混合物、例えばポリプロピレン/エチレン−プロピレンコポリマー、
LDPE/エチレン−ビニル酢酸コポリマー(EVA)、LDPE/エチレン−
アクリル酸コポリマー(EAA)、LLDPE/EVA、LLDPE/EAA並
びに交互又はランダムポリアルキレン/一酸化炭素コポリマー及びそれと他のポ
リマーとの混合物、例えばポリアミド類。
マー、例えばスチレン/ブタジエン、スチレン/アクリロニトリル、スチレン/
メタクリル酸アルキル、スチレン/ブタジエン/アクリル酸アルキル、スチレン
/ブタジエン/メタクリル酸アルキル、スチレン/無水マレイン酸、スチレン/
アクリロニトリル/アクリル酸メチル;耐衝撃性スチレンコポリマーと他のポリ
マーとの混合物、例えばポリアクリラート、ジエンポリマー又はエチレン/プロ
ピレン/ジエンターポリマー;及びスチレンのブロックコポリマー、例えばスチ
レン/ブタジエン/スチレン、スチレン/イソプレン/スチレン、スチレン/エ
チレン/ブチレン/スチレン又はスチレン/エチレン/プロピレン/スチレン。
エン上のスチレン、ポリブタジエン−スチレンコポリマー又はポリブタジエン−
アクリロニトリルコポリマー上のスチレン;ポリブタジエン上のスチレン及びア
クリロニトリル(又はメタクリロニトリル);ポリブタジエン上のスチレン、ア
クリロニトリル及びメタクリル酸メチル;ポリブタジエン上のスチレン及び無水
マレイン酸;ポリブタジエン上のスチレン、アクリロニトリル及び無水マレイン
酸又はマレイミド;ポリブタジエン上のスチレン及びマレイミド;ポリブタジエ
ン上のスチレン及びアクリル酸アルキル又はメタクリル酸アルキル;エチレン/
プロピレン/ジエンターポリマー上のスチレン及びアクリロニトリル;アクリル
酸ポリアルキル又はメタクリル酸ポリアルキル上のスチレン及びアクリロニトリ
ル;アクリル酸/ブタジエンコポリマー上のスチレン及びアクリロニトリル;同
様に、それらと6)に示されたコポリマーとの混合物、例えばABS、MBS、
ASA又はAESポリマーとして既知のコポリマー混合物。
ン−イソプレンの塩素化及び臭素化コポリマー(ハロブチルゴム)、塩素化又は
スルホ塩素化ポリエチレン、エチレンと塩素化エチレンとのコポリマー、エピク
ロロヒドリンホモ−及びコポリマー、特にハロゲン含有ビニル化合物のポリマー
、例えば塩化ポリビニル、塩化ポリビニリデン、フッ化ポリビニル、フッ化ポリ
ビニリデン、同様に、それらのコポリマー、例えば塩化ビニル/塩化ビニリデン
、塩化ビニル/酢酸ビニル又は塩化ビニリデン/酢酸ビニルコポリマー。
クリル酸類及びポリメタクリル酸類;アクリル酸ブチルにより耐衝撃改良された
メタクリル酸ポリメチル類、ポリアクリルアミド類及びポリアクリロニトリル類
。
のコポリマー、例えばアクリロニトリル/ブタジエンコポリマー、アクリロニト
リル/アクリル酸アルキルコポリマー、アクリロニトリル/アクリル酸アルコキ
シアルキル若しくはアクリロニトリル/ビニルハライドコポリマー又はアクリロ
ニトリル/メタクリル酸アルキル/ブタジエンターポリマー。
導体から誘導されるポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリビニル酢酸、
ポリビニルステアリン酸、ポリビニル安息香酸、ポリビニルマレイン酸、ポリビ
ニルブチラール、ポリアリルフタル酸又はポリアリルメラミン;同様に、それら
と上記1)に記述されたオレフィン類とのコポリマー。
リコール類、ポリエチレンオキシド、ポロプロピレンオキシド又はそれらとビス
グリシジルエーテル類とのコポリマー。
チレンオキシドを含有するポリオキシメチレン類;熱可塑性ポリウレタン類、ア
クリル酸類又はMBSにより改質されたポリアセタール類。
ド類とスチレンポリマー又はポリアミド類との混合物。
リブタジエン類から誘導され、他方が脂肪族又は芳香族ポリイソシアナート類か
ら誘導されるポリウレタン類、同様に、その前駆体。
は対応するラクタム類から誘導されるポリアミド類及びコポリアミド類、例えば
m−キシレンジアミン及びアジピン酸から出発するポリアミド4、ポリアミド6
、ポリアミド6/6、6/10、6/9、6/12、4/6、12/12、ポリ
アミド11、ポリアミド12、芳香族ポリアミド類;ヘキサメチレンジアミン及
びイソフタル又は/及びテレフタル酸から、改質剤としてエラストマーと共に又
はなしで調製したポリアミド類、例えばポリ−2,4,4−トリメチルヘキサメ
チレンテレフタルアミド又はポリ−m−フェニレンイソフタルアミド;更に、前
述のポリアミド類とポリオレフィン類、オレフィンコポリマー、アイオノマー又
は化学的に結合若しくはグラフトエラストマーとのブロックコポリマー;あるい
はポリエーテル類、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
又はポリテトラメチレングリコールとのブロックコポリマー;同様に、EPDM
若しくはABSにより改質されたポリアミド類又はコポリアミド類;並びに加工
中に縮合されたポリアミド類(RIMポリアミド系)。
ド類、ポリエステルイミド類、ポリヒダントイン類及びポリベンズイミダゾール
類。
は対応するラクトン類から誘導されるポリエステル類、例えばポリエチレンテレ
フタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリ−1,4−ジメチルオルシクロ
ヘキサンテレフタラート及びポリヒドロキシベンゾアート、同様に、ヒドロキシ
ルを末端に持つポリエーテル類から誘導されるブロックコポリエーテルエステル
類;また、ポリカーボナート類又はMBSにより改質されたポリエステル類。
ラミン類から誘導される架橋ポリマー、例えばフェノール/ホルムアルデヒド樹
脂、ウレア/ホルムアルデヒド樹脂及びメラミン/ホルムアルデヒド樹脂。
コール類とのコポリエステル類から誘導される不飽和ポリエステル樹脂、また、
低易燃性のそれらのハロゲン含有改質物。
ウレタン類又はアクリル酸ポリステル類から誘導される架橋され得るアクリル酸
樹脂。
リイソシアナート類又はエポキシ樹脂で架橋されているアルキド樹脂、ポリエス
テル樹脂及びアクリル酸樹脂。
橋されているエポキシ樹脂、例えば促進剤と共に又はなしで無水物又はアミン類
のような慣用の硬化剤により架橋されたビスフェノールA及びビスフェノールF
のジグリシジルエーテル類の生成物。
改質された同族誘導体、例えば酢酸セルロース類、プロピオン酸セルロース類及
びセルロースブチラート類、又はメチルセルロースのようなセルロースエーテル
類;同様に、ロジン類及びその誘導体。
リアミド/EPDM又はABS、PVC/EVA、PVC/ABS、PVC/M
BS、PC/ABS、PBTP/ABS、PC/ASA、PC/PBT、PVC
/CPE、PVC/アクリル酸、POM/熱可塑性PUR、PC/熱可塑性PU
R、POM/アクリル酸、POM/MBS、PPO/HIPS、PPO/PA6
.6及びコポリマー、PA/HDPE、PA/PP、PA/PPO、PBT/P
C/ABSあるいはPBT/PET/PC。
安定化するための式Fの化合物の使用を提供する。
するための方法であり、この材料に式Fの化合物の少なくとも1種を加えること
を含む。
配合物において、特に熱可塑性ポリマー及び対応する組成物において、同様に、
塗布組成物においての、安定剤としての式Fの化合物の使用である。本発明の粗
生成物において熱可塑性ポリマーの最も重要なものは、例えば上記の項目1〜3
に示されているポリオレフィン類及びそのコポリマー、熱可塑性ポリオレフィン
(TPO)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性ゴム(TPR)、例え
ば上記の項目19のポリカーボナート、例えば上記の項目28のブレンドである
。最も重要なものは、ポリエチレン(PE),ポロプロピレン(PP)、ポリカ
ーボナート(PC)及びポリカーボナートブレンド、例えばPC/ABSブレン
ドである。
するのに特に好適である。これらは、主に、ヒドロキシ若しくはエポキシ基又は
エチレン性二重結合を担持する式Fの化合物である。
二重結合を担持する式Fの化合物を、適切な官能基を担持する有機ポリマーにグ
ラフトする方法に関する。
式F(式中、mは1であり、Xはヒドロキシアルキル若しくはエポキシアルキル
又はカルボキシアルキルであるか;あるいはG1、G3又はG5のうちの1個がヒ ドロキシアルキルであるか;あるいは、G1はエポキシアルキルである)の化合 物である。
カルボキシ、無水物又はエポキシ基を含む有機ポリマーである。逆に、ヒドロキ
シ基を含むポリマーは、エポキシ又はカルボキシ基を含む本発明の式Fの化合物
との反応性結合に適切である。
F(式中、mは1であり、X又はG1はC3−C12エポキシアルキルであり、特に
グリシジルである)の化合物である。
ボキシ及び/又はヒドロキシ基を含む有機ポリマーである。
ましくは式F(式中、mは1であり、XはC3−C8アルケニル部分を含むか、又
はG1はC3−C8アルケニル若しくはC3−C8アルケニルオキシである)の化合 物である。グラフトは、好ましくはUV光に暴露して行う(光グラフト)。これ
らの二重結合と反応する適切な官能基を有するポリマーは、主に、主鎖又は側鎖
にエチレン性二重結合を含む不飽和有機ポリマーである。
されたような適切なポリマーと共に使用するとき、架橋剤として作用できる。
にして得られた改質されたポリマーは、光、酸素及び熱の悪影響に対して高度に
安定している。それらが本発明の式Fの反応性結合単位の十分な量、例えば、最
終ポリマー100gに対して式Fの0.5〜50g、特に2〜20g単位を含む
場合、これらの改質されたポリマー自体を安定剤として使用できる。
は、例えば、Research Disclosure 1990、31429(474頁〜480頁)又はGB-
A-2319523若しくはDE-A-19750905、22頁15行目〜105頁32行目に記載さ
れた、写真複写及び他の複写技術のためのものを意味する。
ーシステム、感熱性コピーシステム及びインクジェットプリントでの非銀複写材
料の安定化である。
られる。
れは基材、例えば紙又はプラスチック膜から成り、その上に1層以上の塗膜が塗
布される。材料の種類に依存して、この塗膜は要求される適切な成分を含み、写
真材料の場合は、例えばハロゲン化銀乳剤、色カップリング剤、染料等である。
特にインクジェットプリントのために意図される材料は、上にインクに適した吸
収層がある慣用の基材を有する。同様に非塗布紙をインクジェットプリントのた
めに適用でき、この場合は、紙は基材として機能し、同時に、インクのための吸
収剤を有する。インクジェットプリントのための適切な材料は、とりわけ、米国
特許第5,073,448号に記載されており、この開示内容は本明細書の一部として考 慮される。
。
例えば紙製造でのパルプへの添加である。使用の他の方法は、式Fの化合物の水
性溶液を材料に噴霧するか、又は塗布物に加えることである。映写用透明記録材
料の塗膜は、顔料又は充填剤のような光分散粒子を含んではならない。
式Fの新規化合物の中には含まれないヒンダードアミン光安定剤が含まれる)、
粘度向上剤、光沢剤、殺草剤及び/又は帯電防止剤を含むことができる。
剤及び既に記載した他の添加剤を、この水性媒体に分散する。分散は、超音波装
置、タービン撹拌機、ホモジナイザー、コロイドミル、ビーズミル、サンドミル
、高速撹拌器等の装置により有利に行う。式Fの化合物の特に有利な点は、塗布
物への容易な混和である。
、例えば感圧コピーシステムに適用できる。それらを、マイクロカプセル染料前
駆体を光に対して保護するために紙に加えることができるか、又は染料が中に形
成されることを防ぐために現像層の結合剤に加えることができる。
りわけ、米国特許第4416966号;4483912号;4352200号;435050号;45365463号 ;4551407号;4562137号及び4608330号に、また、EP-A-139479;EP-A-162664;E
P-A-164931;EP-A-237024;EP-A-237025及びEP-A-260129にも記載されている。 これらのシステムにおいて、式Fの化合物は、色受容層にも加えることができる
。別の方法として、式Fの化合物を、光に対して色形成体を保護するためにドナ
ー層に加えることができる。
基づくか、あるいは感熱性若しくは感光性ジアゾニウム塩、酸化剤を有するロイ
コ染料又はルイス酸を有する色ラクトンを使用するとき、記録材料に適用できる
。
開剤との間に、色付与反応を起こし、2個の材料の熱誘導接触により記録像が生
み出される。この種類の感熱性記録材料は、ファックス、コンピュータ等の記録
媒体としてばかりでなく、他の多くの分野、例えばラベルプリントまで非常に広
範囲に広がっている。
合により感熱性色形成記録層上の保護層より成る。感熱性色形成記録層は、主要
成分として色付与化合物及び色展開化合物を、その上、式Fの化合物を含む。前
記保護層が存在する場合、式Fの化合物を保護層に混和することもできる。
ットマトリクスプリントのための記録材料、並びに静電気、電位記録、電気泳動
、記録磁力及びレーザ電気写真プリンタ、レコーダ又はプロッタに使用するため
の記録材料である。
リントのための記録材料が好ましい。
ンクに適用でき、例えば米国特許第5,098,477号に記載されたものであり、この 開示内容は本明細書の一部と考慮される。したがって、本発明は、また、式Fの
化合物の少なくとも1個を安定剤として含むインクを提供する。インク、特にイ
ンクジェットプリントのためのインクは、好ましくは水を含む。インクは、通常
0.01〜20重量%、特に0.5〜10重量%の濃度で式Fの安定剤を含む。
比較して、式Fの安定剤を相対的に少量しか必要としないという利点を提供し、
それは、また、安定剤含有層の厚さが薄いままであることを意味し、それは、と
りわけ映像の質に肯定的な影響を有する要素である。新規安定剤の他の利点は、
極限気候条件、特に高湿度及び高温度下においてのその高い固有の安定性である
。新規の写真記録材料は、白黒又はカラーの写真記録材料であることができ、カ
ラーの写真記録材料が好ましい。
ム、カラーポジティブフィルム、カラー写真用紙、カラーリバーサル写真用紙、
染料分散移転加工又は銀染料漂白加工のための感色性材料である。本発明により
安定化される写真材料及び新規材料に適用される化合物の詳細は、とりわけ、GB
-A-2319523、DE-A-19750906、23頁20行目〜105頁32行目及びUS-A-5538
840、25列60行目〜106列31行目に与えられており、US-A-5538840のこ の部分は参照として本明細書に組み入れられる。
定剤である。これらの適用で保護される基体は、配合物自体若しくはその化合物
、あるいはヒト又は動物の皮膚若しくは毛であってよい。本発明の化合物は、溶
解又は超微粉砕の状態で使用してよい。したがって、本発明は、また、式Fの化
合物を少なくとも1種含む化粧品配合物及び化粧品に許容され得る担体又は補助
剤に関する。本発明により安定化される化粧品配合物の更なる詳細な記載は、GB
-A-2319523に見出される。
有機材料である。特に好ましくは、合成有機ポリマー又はそのようなポリマーの
混合物、特にポリオレフィン類、特にポリエチレン及びポリプロピレン(PP)
のような熱可塑性ポリマー及び塗布組成物である。
〜2%(安定化される材料に基づく)の量で加えられる。特に好ましくは、0.
05〜1.5%、特に0.1〜0.5%の量での新規化合物の使用である。
、所望ならば業界で慣例の方法により更なる添加剤に混合又は更なる添加剤を塗
布して行うことができる。ポリマー、特に合成ポリマーが関係する場合、混和は
造形化操作の前又は間に行うことができるか、あるいは溶解又は分散化合物をポ
リマーに適用し、続く溶媒の蒸発を伴なってか又は伴なわず行うことができる。
エラストマーの場合、これらは、また、ラテックスとして安定化できる。式Fの
化合物をポリマーへ混和する更なる可能性は、それを、対応するモノマーの重合
の前、間又は直後に加えるか、あるいは架橋の前に加えることである。この文脈
で、式Fの化合物はそのまま、それでなければ封入の形状(例えば、ワックス、
油又はポリマーの中)で加えることができる。重合の前又は間に添加する場合、
式Fの化合物は、また、ポリマーの鎖の長さの制御剤(連鎖停止剤)として作用
し得る。
.5〜25重量%の濃度で含む、マスターバッチの形状で加えることができる。
、 −混合の間に、追加の化合物又はポリマー混合物の乾燥混合物として、 −加工装置(例えば、押出機、密閉式ミキサー等)への直接の導入により、 −溶液又は溶融液として。
製品を与えることができ、例えばフィルム、ファイバー、テープ、成形材料、異
形材(を与える)あるいは塗布材料の結合剤、接着剤又はパテである。
たような従来の添加剤の1種以上を含んでよい。
メチルフェノール、2−tert−ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−
ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−n
−ブチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−イソブチルフェノール、
2,6−ジシクロペンチル−4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロヘ
キシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクタデシル−4−メチル
フェノール、2,4,6−トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−tert−
ブチル−4−メトキシメチルフェノール、側鎖において直鎖又は分岐鎖のノニル
フェノール類、例えば2,6−ジ−ノニル−4−メチルフェノール、2,4−ジ
メチル−6−(1′−メチルウンデカ−1′−イル)フェノール、2,4−ジメ
チル−6−(1′−メチルヘプタデカ−1′−イル)フェノール、2,4−ジメ
チル−6−(1′−メチルトリデカ−1′−イル)フェノール及びその混合物。
ル−6−tert−ブチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メチル
フェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフェノール、2,6−
ジ−ドデシルチオメチル−4−ノニルフェノール。
rt−ブチル−4−メトキシフェノール、2,5−ジ−tert−ブチルヒドロキノン
、2,5−ジ−tert−アミルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデ
シルオキシフェノール、2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシアニソール、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルステ
アラート、ビス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)アジ
パート。
γ−トコフェロール、δ−トコフェロール及びその混合物(ビタミンE)。
(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2′−チオビス(4−オク
チルフェノール)、4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノ
ール)、4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−2−メチルフェノール)、4
,4′−チオビス−(3,6−ジ−sec−アミルフェノール)、4,4′−ビス (2,6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジスルフィド。
tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(6−tert−
ブチル−4−エチルフェノール)、2,2′−メチレンビス〔4−メチル−6−
(α−メチルシクロヘキシル)フェノール〕、2,2′−メチレンビス(4−メ
チル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2′−メチレンビス(6−ノニル
−4−メチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチ
ルフェノール)、2,2′−エチリデンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノ
ール)、2,2′−エチリデンビス(6−tert−ブチル−4−イソブチルフェノ
ール)、2,2′−メチレンビス〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフ
ェノール〕、2,2′−メチレンビス〔6−(α,α−ジメチルベンジル)−4
−ノニルフェノール〕、4,4′−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフ
ェノール)、4,4′−メチレンビス(6−tert−ブチル−2−メチルフェノー
ル)、1,1−ビス(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル
)ブタン、2,6−ビス(3−tert−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベン
ジル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス(5−tert−ブチル−4−
ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−ビス(5−tert−ブチル−
4−ヒドロキシ−2−メチル−フェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン
、エチレングリコールビス〔3,3−ビス(3′−tert−ブチル−4′−ヒドロ
キシフェニル)ブチラート〕、ビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチル−フェニル)ジシクロペンタジエン、ビス〔2−(3′−tert−ブチル−
2′−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−6−tert−ブチル−4−メチルフ
ェニル〕テレフタラート、1,1−ビス−(3,5−ジメチル−2−ヒドロキシ
フェニル)ブタン、2,2−ビス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−
2−メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタン、1,1,5,5−
テトラ−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ペンタン
。
ラ−tert−ブチル−4,4′−ジヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル
−4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセタート、トリデシ
ル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ブチルベンジルメルカプトアセタート
、トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)アミン、ビス
(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチオテレ
フタラート、ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)スル
フィド、イソオクチル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルメ
ルカプトアセタート。
ビス−(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)−マロナート、
ジ−オクタデシル−2−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベン
ジル)−マロナート、ジ−ドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス−(3,5
−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロナート、ビス〔4−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル〕−2,2−ビス(3,5−ジ−te
rt−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロナート。
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベ
ンゼン、1,4−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)フェノール。
−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリ
アジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−
4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト
−4,6−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1
,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシフェノキシ)−1,2,3−トリアジン、1,3,5−トリス−(3
,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌラート、1,3
,5−トリス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル
)イソシアヌラート、2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルエチル)−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3
,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)−ヘキサヒド
ロ−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル
−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌラート。
ル−4−ヒドロキシベンジルホスホナート、ジエチル−3,5−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジルホスホナート、ジオクタデシル3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホナート、ジオクタデシル−5−tert−ブ
チル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンジルホスホナート、3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸のモノエチルエステルのカルシウム
塩。
−ヒドロキシステアラニリド)、オクチルN−(3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)カルバマート。
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のエステル類、例えばメタノール
、エタノール、n−オクタノール、i−オクタノール、オクタデカノール、1,
6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス
(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)
オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチル
ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホス
ファ−2,6,7−トリオキサビシクロ〔2.2.2〕オクタンとのエステル類
。
−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸のエステル類、例えばメタノ
ール、エタノール、n−オクタノール、i−オクタノール、オクタデカノール、
1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1
,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペエンタエリトリトール、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、N,N′−ビス(ヒドロキシエ
チル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリ
メチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1
−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ〔2.2.2〕オクタンとのエス
テル類。
ル、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール
、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、
ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)
イソシアヌラート、N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チア
ウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、ト
リメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−ト
リオキサビシクロ〔2.2.2〕オクタンとのエステル類。
4−ヒドロキシフェニル酢酸のエステル類、例えばメタノール、エタノール、オ
クタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジ
オール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、
N,N′−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3
−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパ
ン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ〔
2.2.2〕オクタンとのエステル類。
オン酸のアミド類、例えばN,N′−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミド、N,N′−ビス(3
,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)トリメチレン
ジアミド、N,N′−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルプロピオニル)−ヒドラジド、N,N′−ビス〔2−(3−〔3,5−ジ−te
rt−ブチル−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオニルオキシ)エチル〕オキサミ
ド(Uniroyal社により供給されるNaugard(登録商標)XL−1)。
レンジアミン、N,N′−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N ′−ビス(1,4−ジメチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N′−
ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N′
−ビス(1−メチルヘプチル)−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジシクロ
ヘキシル−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジ
アミン、N,N′−ビス(2−ナフチル)−p−フェニレンジアミン、N−イソ
プロピル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1,3−ジメチル
ブチル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1−メチルヘプチ
ル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N′−
フェニル−p−フェニレンジアミン、4−(p−トルエンスルファモイル)ジフ
ェニルアミン、N,N′−ジメチル−N,N′−ジ−sec−ブチル−p−フェニ レンジアミン、ジフェニルアミン、N−アリルジフェニルアミン、4−イソプロ
ポキシジフェニルアミン、N−フェニル−1−ナフチルアミン、N−(4−tert
−オクチルフェニル)−1−ナフチルアミン、N−フェニル−2−ナフチルアミ
ン、オクチル化ジフェニルアミン、例えばp,p′−ジ−tert−オクチルジフェ
ニルアミン、4−n−ブチルアミノフェノール、4−ブチリルアミノフェノール
、4−ノナノイルアミノフェノール、4−ドデカノイルアミノフェノール、4−
オクタデカノイルアミノフェノール、ビス(4−メトキシフェニル)アミン、2
,6−ジ−tert−ブチル−4−ジメチルアミノメチルフェノール、2,4′−ジ
アミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、N,N,N′
,N′−テトラメチル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、1,2−ビス〔
(2−メチルフェニル)アミノ〕エタン、1,2−ビス(フェニルアミノ)プロ
パン、(o−トリル)ビグアニド、ビス〔4−(1′,3′−ジメチルブチル)
フェニル〕アミン、tert−オクチル化N−フェニル−1−ナフチルアミン、モノ
-及びジアルキル化tert−ブチル/tert−オクチルジフェニルアミンの混合物、 モノ-及びジアルキル化ノニルジフェニルアミンの混合物、モノ-及びジアルキル
化ドデシルジフェニルアミンの混合物、モノ-及びジアルキル化イソプロピル/ イソヘキシルジフェニルアミンの混合物、モノ-及びジアルキル化tert−ブチル ジフェニルアミンの混合物、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−4H−1,
4−ベンゾチアジン、フェノチアジン、モノ-及びジアルキル化tert−ブチル/t
ert−オクチルフェノチアジンの混合物、モノ-及びジアルキル化tert−オクチル
−フェノチアジンの混合物、N−アリルフェノチアジン,N,N,N′,N′−
テトラフェニル−1,4−ジアミノブト−2−エン、N,N−ビス(2,2,6
,6−テトラメチル−ピペリド−4−イル−ヘキサメチレンジアミン、ビス(2
,2,6,6−テトラメチルピペリド−4−イル)セバカート、2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン−4−オン、2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−オール。
(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(3
′,5′−ジ−tert−ブチル−2′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(5′−tert−ブチル−2′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(2′−ヒドロキシ−5′−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3′,5′−ジ−tert−ブチル−2′−ヒ
ドロキシフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3′−tert−ブ
チル−2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリア
ゾール、2−(3′−sec−ブチル−5′−tert−ブチル−2′−ヒドロキシフ ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−4′−オクチルオキシ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3′,5′−ジ−tert−アミル−2′−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3′,5′−ビス−(α,α
−ジメチルベンジル)−2′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(3′−tert−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−(2−オクチルオキシカルボ
ニルエチル)フェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3′−tert
−ブチル−5′−〔2−(2−エチルヘキシルオキシ)−カルボニルエチル〕−
2′−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3′−
tert−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−(2−メトキシカルボニルエチル)フ
ェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3′−tert−ブチル−2′
−ヒドロキシ−5′−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(3′−tert−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−(2−オクチ
ルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3′−tert
−ブチル−5′−〔2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル〕−2
′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3′−ドデシル−2′−
ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3′−tert−
ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル
)フェニルベンゾトリアゾール、2,2′−メチレン−ビス−〔4−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)−6−ベンゾトリアゾール−2−イルフェノール
〕;2−〔3′−tert−ブチル−5′−(2−メトキシカルボニルエチル)−2
′−ヒドロキシフェニル〕−2H−ベンゾトリアゾールとポリエチレングリコー
ル300とのエステル交換生成物;〔R−CH2CH2−COO−CH2CH2−〕 2 −(ここで、R=3′−tert−ブチル−4′−ヒドロキシ−5′−2H−ベン ゾトリアゾール−2−イルフェニル)、2−〔2′−ヒドロキシ−3′−(α,
α−ジメチルベンジル)−5′−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−フ
ェニル〕ベンゾトリアゾール;2−〔2′−ヒドロキシ−3′−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)−5′−(α,α−ジメチルベンジル)−フェニル〕
ベンゾトリアゾール。
シ、4−オクチルオキシ、4−デシルオキシ、4−ドデシルオキシ、4−ベンジ
ルオキシ、4,2′,4′−トリヒドロキシ及び2′−ヒドロキシ−4,4′−
ジメトキシ誘導体。
ェニルサリチラート、サリチル酸フェニル、サリチル酸オクチルフェニル、ジベ
ンゾイルレソルシノール、ビス(4−tert−ブチルベンゾイル)レソルシノール
、ベンゾイルレソルシノール、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル3,5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾアート、ヘキサデシル3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンゾアート、オクタデシル3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシベンゾアート、2−メチル−4,6−ジ−tert−ブチルフェニ
ル3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾアート。
リラート、イソオクチルα−シアノ−β,β−ジフェニルアクリラート、メチル
α−カルボメトキシシンナマート、メチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキ
シ−シンナマート、ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシ−シンナマー
ト、メチルα−カルボメトキシ−p−メトキシシンナマート及びN−(β−カル
ボメトキシ−β−シアノビニル)−2−メチルインドリン。
くはN−シクロヘキシルジエタノールアミンのような追加のリガンドを有するか
又は有さない1:1又は1:2錯体のような2,2′−チオ−ビス−〔4−(1
,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール〕のニッケル錯体、ニッケルジ
ブチルジチオカルバマート、モノアルキルエステル類、例えばメチル又はエチル
エステルのニッケル塩、4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert-ブチルベンジルリ ン酸のニッケル塩、ケトキシム類、例えば2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル
ウンデシルケトキシムのニッケル錯体、追加のリガンドを有するか又は有さない
1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒドロキシピラゾールのニッケル錯体。
ル−4−ピペリジル)セバカート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)スクシナート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)セバカート、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)セバカート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ピペリジル)n−ブチル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジルマロナート、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ヒドロキシピペリジンとコハク酸との縮合物、N,N′−ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−te
rt−オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの直鎖又は
環式縮合物、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ニトリ
ロトリアセタート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)−1,2,3,4−ブタン−テトラカルボキシラート、1,1′−(1,2
−エタンジイル)−ビス(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノン)、4−
ベンゾイル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステアリルオキシ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(1,2,2,6,6−ペン
タメチルピペリジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−
tert−ブチルベンジル)マロナート、3−n−オクチル−7,7,9,9−テト
ラメチル−1,3,8−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、ビ
ス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバカー
ト、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)ス
クシナート、N,N′−ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5
−トリアジンとの直鎖又は環式縮合物、2−クロロ−4,6−ビス(4−n−ブ
チルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリア
ジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合物、2−クロ
ロ−4,6−ジ−(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチル
ピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス−(3−アミノプロピル
アミノ)エタンとの縮合物、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テ
トラメチル−1,3,8−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、
3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ピロリ
ジン−2,5−ジオン、3−ドデシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、4−ヘキサデシルオキシ−
及び4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの混合物
、N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメ
チレンジアミンと4−シクロヘキシルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−
トリアジンとの縮合生成物、1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタン
と4−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(CAS Reg. No.
〔136504-96-6〕)と同様に2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン
との縮合生成物;N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−n
−ドデシルスクシンイミド、N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、2−ウンデシル−7,7,9,9−
テトラメチル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソ−スピロ〔4.5〕デ
カン、7,7,9,9−テトラメチル−2−シクロウンデシル−1−オキサ−3
,8−ジアザ−4−オキソスピロ〔4,5〕デカンとエピクロロヒドリンとの反
応生成物、1,1−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル
オキシカルボニル)−2−(4−メトキシフェニル)エテン、N,N′−ビス−
ホルミル−N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
ヘキサメチレンジアミン、4−メトキシ−メチレン−マロン酸と1,2,2,6
,6−ペンタメチル−4−ヒドロキシピペリジンとのジエステル、ポリ〔メチル
プロピル−3−オキシ−4−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル
)〕シロキサン、マイレン酸無水物−α−オレフィン−コポリマーと2,2,6
,6−テトラメチル−4−アミノピペリジン又は1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−アミノピペリジンとの反応生成物、2,4−ビス〔N−(1−シクロ
ヘキシルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)−N−
ブチル−アミノ〕−6−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリア
ジン。
2′−ジエトキシオキサニリド、2,2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ−
tert−ブトキサニリド、2,2′−ジドデシルオキシ−5,5′−ジ−tert−ブ
トキサニリド、2−エトキシ−2′−エチルオキサニリド、N,N′−ビス(3
−ジメチルアミノプロピル)オキサミド、2−エトキシ−5−tert−ブチル−2
′−エトキサニリド及びそれと2−エトキシ−2′−エチル−5,4′−ジ−te
rt−ブトキサニリドとの混合物、o−及びp−メトキシ−非置換オキサニリドの
混合物並びにo−及びp−エトキシ−非置換オキサニリドの混合物。
2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3
,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4
,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2
,4−ジヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−
1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロピルオキシ
フェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2
−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(4−メチ
ルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシル
オキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−
トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−トリデシルオキシフェニル)−4,6
−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−〔2−ヒ
ドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ブチルオキシ−プロポキシ)フェニル〕
−4,6−ビス(2,4−ジメチル)−1,3,5−トリアジン、2−〔2−ヒ
ドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−オクチルオキシ−プロピルオキシ)フェ
ニル〕−4,6−ビス(2,4−ジメチル)−1,3,5−トリアジン、2−〔
4−(ドデシルオキシ/トリデシルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)−2−
ヒドロキシ−フェニル〕−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3
,5−トリアジン、2−〔2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ドデシ
ルオキシ−プロポキシ)フェニル〕−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル
)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシ)フ
ェニル−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ
−4−メトキシフェニル)−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2
,4,6−トリス〔2−ヒドロキシ−4−(3−ブトキシ−2−ヒドロキシ−プ
ロポキシ)フェニル〕−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシフェニ
ル)−4−(4−メトキシフェニル)−6−フェニル−1,3,5−トリアジン
、2−{2−ヒドロキシ−4−〔3−(2−エチルヘキシル−1−オキシ)−2
−ヒドロキシプロピルオキシ〕フェニル}−4,6−ビス(2,4−ジメチルフ
ェニル)−1,3,5−トリアジン、2−{2−ヒドロキシ−4−〔1−オクチ
ルオキシカルボニル−エトキシ〕フェニル}−4,6−ビス(4−フェニルフェ
ニル)−1,3,5−トリアジン(ここで、オクチル部分は、異なる異性体の混
合物である)。
ール−N′−サリチロイルヒドラジン、N,N′−ビス(サリチロイル)ヒドラ
ジン、N,N′−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプ
ロピオニル)ヒドラジン、3−サリチロイルアミノ−1,2,4−トリアゾール
、ビス(ベンジリデン)オキサリルジヒドラジド、オキサニリド、イソフタロイ
ルジヒドラジド、セバコイルビスフェニルヒドラジド、N,N′−ジアセチルア
ジポイルジヒドラジド、N,N′−ビス(サリチロイル)オキサリルジヒドラジ
ド、N,N′−ビス(サリチロイル)チオプロピオニルジヒドラジド。
ジフェニルアルキルホスファイト類、フェニルジアルキルホスファイト類、トリ
ス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリラウリルホスファイト、トリオクタデ
シルホスファイト、ジステアリルペンタエリトリトールジホスファイト、トリス
(2,4−ジ−tert-ブチルフェニル)ホスファイト、ジイソデシルペンタエリ トリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert-ブチルフェニル)ペンタ エリトリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert-ブチル−4−メチル フェニル)−ペンタエリトリトールジホスファイト、ジイソデシルオキシペンタ
エリトリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチル
フェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト、ビス(2,4,6−トリス(
tert−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト、トリステアリル
ソルビトールトリホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)4,4′−ビフェニレンジホスホナイト、6−イソオクチルオキシ−2,4
,8,10−テトラ−tert−ブチル−12H−ジベンズ〔d,g〕−1,3,2
−ジオキサホスホチン、6−フルオロ−2,4,8,10−テトラ−tert−ブチ
ル−1,2−メチル−ジベンズ〔d,g〕−1,3,2−ジオキサホスホチン、
ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチルフェニル)メチルホスファイト、
ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチルフェニル)エチルホスファイト、
2,2′,2″−ニトリロ〔トリエチルトリス(3,3′,5,5′−テトラ−
tert−ブチル−1,1′−ビフェニル−2,2′−ジイル)ホスファイト〕、2
−エチルヘキシル(3,3′,5,5′−テトラ−tert−ブチル−1,1′−ビ
フェニル−2,2′−ジイル)ホスファイト。
,N−ジエチルヒドロキシルアミン、N,N−ジオクチルヒドロキシルアミン、
N,N−ジラウリルヒドロキシルアミン、N,N−ジテトラデシルヒドロキシル
アミン、N,N−ジヘキサデシルヒドロキシルアミン、N,N−ジオクタデシル
ヒドロキシルアミン、N−ヘキサデシル−N−オクタデシルヒドロキシルアミン
、N−ヘプタデシル−N−オクタデシルヒドロキシルアミン、水素化牛脂アミン
から誘導されるN,N−ジアルキルヒドロキシルアミン。
エチル−アルファ−メチル−ニトロン、N−オクチル−アルファ−ヘプチル−ニ
トロン、N−ラウリル−アルファ−ウンデシル−ニトロン、N−テトラデシル−
アルファ−トリデシル−ニトロン、N−ヘキサデシル−アルファ−ペンタデシル
−ニトロン、N−オクタデシル−アルファ−ヘプタデシル−ニトロン、N−ヘキ
サデシル−アルファ−ヘプタデシル−ニトロン、N−オクタデシル−アルファ−
ペンタデシル−ニトロン、N−ヘプタデシル−アルファ−ヘプタデシル−ニトロ
ン、N−オクタデシル−アルファ−ヘキサデシル−ニトロン、水素化牛脂アミン
から誘導されるN,N−ジアルキルヒドロキシルアミンから誘導されるニトロン
。
プロピオナート。
リル、ステアリル、ミルスチル又はトリデシルエステル、メルカプトベンズイミ
ダゾール又は2−メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛塩、ジブチルジチオカル
バミン酸亜鉛、ジオクタデシルジスルフィド、ペエンタエリトリトールテトラキ
ス(β−ドデシルメルカプト)プロピオナート。
銅塩及び二価マンガンの塩。
ミド、トリアリルシアヌラート、ウレア誘導体、ヒドラジン誘導体、アミン類、
ポリアミド類、ポリウレタン類、アルカリ金属塩及び高級脂肪酸類のアルカリ土
類金属塩、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ベヘン酸マグネ
シウム、ステアリン酸マグネシウム、リシノール酸ナトリウム及びパルミチン酸
カリウム、アンチモンピロカテコラート又は亜鉛ピロカテコラート。
属酸化物、ホスファート類、カルボナート類又はスルファート類、好ましくはア
ルカリ土類金属のような無機物質;モノ−又はポリカルボン酸類及びその塩、例
えば4−tert-ブチル安息香酸、アジピン酸、ジフェニル酢酸、コハク酸ナトリ ウム又は安息香酸ナトリウムのような有機化合物;イオンコポリマー(イオノマ
ー)のようなポリマー化合物。
維、ガラス球、アスベスト、タルク、カオリン、雲母、硫酸バリウム、金属酸化
物及び水酸化物、カーボンブラック、グラファイト、木粉又は他の天然生成物の
繊維、合成繊維。
流量制御剤、蛍光増白剤、防炎加工剤、帯電防止剤及び発泡剤。
44; US 5,175,312; US 5,216,052; US 5,252,643; DE-A-4316611; DE-A-4316622
; DE-A-4316876; EP-A-0589839 又は EP-A-0591102 に記載されたものあるいは 3−〔4−(2−アセトキシエトキシ)フェニル〕−5,7−ジ−tert−ブチル
−ベンゾフラン−2−オン、5,7−ジ−tert−ブチル−3−〔4−(2−ステ
アロイルオキシエトキシ)フェニル〕ベンゾフラン−2−オン、3,3′−ビス
〔5,7−ジ−tert−ブチル−3−(4−〔2−ヒドロキシエトキシ〕フェニル
)ベンゾフラン−2−オン〕、5,7−ジ−tert−ブチル−3−(4−エトキシ
フェニル)ベンゾフラン−2−オン、3−(4−アセトキシ−3,5−ジメチル
フェニル)−5,7−ジ−tert−ブチル−ベンゾフラン−2−オン、3−(3,
5−ジメチル−4−ピバロイルオキシフェニル)−5,7−ジ−tert−ブチル−
ベンゾフラン−2−オン、3−(3,4−ジメチルフェニル)−5,7−ジ−te
rt−ブチル−ベンゾフラン−2−オン、3−(2,3−ジメチルフェニル)−5
,7−ジ−tert−ブチル−ベンゾフラン−2−オン。
れる材料に対して0.2〜5重量%である。
光安定剤、例えば2−ヒドロキシフェニル−ベンズトリアゾール、2−ヒドロキ
シフェニル−トリアジン、ベンゾフェノン又はオキサルアニリド類のもの、例え
ば EP-A-453396、 EP-A-434608、 US-A-5298067、 WO 94/18278、 GB-A-2297091 及 び WO 96/28431 に記載されているものであり及び/又は更に下記式:
を含有する2,2,6,6−テトラアルキルピペリジンから誘導されるヒンダー
ドアミンであり、共安定剤として本発明の混合物と共に使用できるテトラアルキ
ルピペリジン誘導体の例は、EP-A-356677、3頁〜7頁、セクションa)〜f) に与えられている。この EP-A のこれらのセクションは本明細書の一部分として
考慮される。
アゾール及び/又は2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアジン、例えば式K、L
、M又はN:
G3−、CF3−、P(O)(C6H5)2−、−CO−G3−、−CO−NH−G3 −、−CO−N(G3)2、−N(G3)−CO−G3、下記式:
シであり; G3は、水素、炭素原子1〜24個の直鎖又は分岐鎖アルキル、炭素原子2〜 18個の直鎖又は分岐鎖アルケニル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭
素原子7〜15個のフェニルアルキル、フェニル又は炭素原子1〜4個のアルキ
ル1〜4個によりフェニル環を置換されている該フェニル若しくは該フェニルア
ルキルであり、 R1は、水素又は炭素原子1〜24個の直鎖又は分岐鎖アルキル、炭素原子2 〜18個の直鎖又は分岐鎖アルケニル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、
炭素原子7〜15個のフェニルアルキル、フェニル又は炭素原子1〜4個のアル
キル1〜4個によりフェニル環を置換されている該フェニル若しくは該フェニル
アルキルであり; R2は、水素又は炭素原子1〜24個の直鎖又は分岐鎖アルキル、炭素原子2 〜18個の直鎖又は分岐鎖アルケニル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、
炭素原子7〜15個のフェニルアルキル、フェニル又は炭素原子1〜4個のアル
キル1〜3個によりフェニル環を置換されている該フェニル若しくは該フェニル
アルキルであるか;あるいはR2は、水素又は−OR4(ここで、R4は炭素原子 1〜24個の直鎖又は分岐鎖アルキルである)であるか;あるいはOH、−OC
O−R11、−OR4、−NCO若しくは−NH2基又はその混合物の1個以上によ
り置換されている該アルキルあるか;あるいはO−、−NH−若しくは−NR4 −基又はその混合物の1個以上により中断され、−OH、−OR4若しくは−N H2基又はその混合物の1個以上により置換されているか又は非置換であること ができる該アルキル若しくは該アルケニルであり;あるいはR2は、−SR3、−
NHR3又は−N(R3)2であるか;あるいはR2は、−(CH2)m−CO−X− (Z)p−Y−R15(ここで、Xは、−O−又は−N(R16)−であり、 Yは、−O−又は−N(R17)−であり、 Zは、C2−C12アルキレン、1〜3個の窒素原子、酸素原子又はその混合物 により中断されているC4−C12アルキレンあるいはヒドロキシル基によりそれ ぞれ置換されている、C3−C12アルキレン、ブテニレン、ブチニレン、シクロ ヘキシレン又はフェニレンであり、 mは、0、1又は2であり、 pは、1であるか、又はX及びYがそれぞれ−N(R16)−及び−N(R17)
−のとき、pは0であり、 R15は、基−CO−C(R18)=C(H)R19であるか、又はYが−N(R17 )−のとき、R17と一緒になって基−CO−CH=CH−CO−を形成し(ここ
で、R18は水素又はメチルであり、R19は水素、メチル又は−CO−X−R20(
ここで、R20は水素、C1−C12アルキル又は下記式:
る)の基であり、R16及びR17は、互いに独立して、水素、C1−C12アルキル 、1〜3個の酸素により中断されているC3−C12アルキルであるか、あるいは シクロヘキシル又はC7−C15アラルキルであり、そしてZがエチレンの場合は 、R16は、R17と一緒になってエチレンを形成し、 nは、1又は2であり、 nが1のとき、R5は、Cl、OR6若しくはNR7R8であるか、又は R5は、−PO(OR12)2、OSi(R11)3若しくは−OCO−R11である か、あるいはO−、−S−若しくは−NR11により中断され、−OH若しくは−
OCO−R11により置換されているか又は非置換であることができる、直鎖若し
くは分岐鎖C1−C24アルキル、−OHより置換されているか又は非置換である C5−C12シクロアルキル、−OHより置換されているか又は非置換である直鎖 、若しくは分岐鎖C2−C18アルケニル、C7−C15アラルキル、−CH2−CH OH−R13又はグリシジルであり、 R6は、水素、OH、OR4若しくはNH2の1個以上により置換されているか 又は非置換である直鎖若しくは分岐鎖C1−C24アルキルであるか、あるいはO R6は−(OCH2CH2)wOH又は(OCH2CH2)wOR21(ここで、wは1 〜12であり、R21は炭素原子1〜12個のアルキルである)であり、 R7及びR8は、独立して水素、炭素原子1〜18個のアルキル、−O−、−S
−若しくは−NR11−により中断されている直鎖又は分岐鎖C3−C18アルキル 、C5−C12シクロアルキル、C6−C14アリール又はC1−C3ヒドロキシアルキ
ルであるか、あるいはR7及びR8は、N原子と一緒になってピロリジン、ピペリ
ジン、ピペラジン又はモルホリン環であり、 nが2のとき、R5は、二価残基−O−R9−O−又は−N(R11)−R10−N
(R11)−であり、 R9は、C2−C8アルキレン、C4−C8アルケニレン、C4アルケニレン、シク
ロヘキシレン又は−O−若しくは−CH2−CHOH−CH2−O−R14−O−C
H2−CHOH−CH2−により中断されている直鎖又は分岐鎖C4−C10アルキ レンであり、 R10は、−O−、シクロヘキシレン又は下記式:
リーレン又は下記式:
あるか、あるいはR7及びR8は、一緒になって、炭素原子4〜6個のアルキレン
、3−オキサペンタメチレン、3−イミノペンタメチレン又は3−メチルイミノ
ペンタメチレンであり、 R11は、水素、直鎖又は分岐鎖C1−C18アルキル、C5−C12シクロアルキル
、直鎖又は分岐鎖C3−C8アルケニル、C6−C14アリール又はC7−C15アラル
キルであり、 R12は、直鎖又は分岐鎖C1−C18アルキル、直鎖若しくは分岐鎖C3−C18ア
ルケニル、C5−C10シクロアルキル、C6−C16アリール若しくはC7−C15ア ラルキルであり、 R13は、H、−PO(OR12)2により置換されている直鎖又は分岐鎖C1−C 18 アルキル、OHにより置換されているか若しくは非置換のフェニル、C7−C1 5 アラルキル又はCH2OR12であり、 R3は、炭素原子1〜20個のアルキル、炭素原子2〜20個のヒドロキシア ルキル、炭素原子3〜18個のアルケニル、炭素原子5〜12個のシクロアルキ
ル、炭素原子7〜15個のフェニルアルキル、炭素原子6〜10個のアリール又
は炭素原子1〜4個のアルキル1〜2個により置換されている該アリールあるい
は1,1,2,2−テトラヒドロペルフルオロアルキル(ここで、ペルフルオロ
アルキル部分は炭素原子6〜16個のものである)であり、 Lは、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子1〜12個のアルキリデン
、ベンジリデン、p−キシリレン又はシクロアルキリデンであり、 Tは、−SO−、−SO2−、−SO−E−SO−、−SO2−E−SO2−、 −CO−、−CO−E−CO−、−COO−E−OCO−、−CO−NG3−E −NG3−CO−又は−NG3−CO−E−CO−NG3−であり、 (ここで、Eは、炭素原子2〜12個のアルキレン、炭素原子5〜12個のシ
クロアルキレン又は炭素原子8〜12個のシクロヘキシレンにより中断されてい
るか又は末端化しているアルキレンであり;通常は式A又はBのR1及びR2の少
なくとも1個は水素ではない)のベンゾトリアゾール; 及び/又は式P及び/又はQ:
HG9、−CON(G9)(G10)、−NH2、−NHG9、=NG9、−N(G9)
(G10)、−NHCOG11、−CN、−OCOG11、フェノキシ及び/又はC1 −C18アルキル、C1−C18アルコキシ若しくはハロゲンにより置換されている フェノキシであるか;あるいはGは、−O−により中断されているC3−C50ア ルキルであり、付加的にOHにより置換されていてもよいか;あるいはGは、C 3 −C6アルケニル;グリシジル;C5−C12シクロアルキル;OH、C1−C4ア ルキル又は−OCOG11により置換されているC5−C12シクロアルキル;OH 、Cl、C1−C18アルコキシ又はC1−C18アルキルにより置換されているか又
は非置換のC7−C11フェニルアルキルであるか;あるいはCO−G12又は−S O2−G13であり; G3、G4及びG5は、独立して、H、C1−C12アルキル;C2−C6アルケニル
;C1−C18アルコキシ;C5−C12シクロアルコキシ;C2−C18アルケンオキ シ;ハロゲン;−C≡N;C1−C4ハロアルキル;C7−C11フェニルアルキル ;−COOG8;CONH2;CONHG9;CONG9G10;スルホン;C2−C1 8 アシルアミノ;OCOG11;フェニルオキシ;あるいはC1−C18アルキル、C 1 −C18アルコキシ若しくはハロゲンによりそれぞれ置換されているフェニルオ キシ、C1−C12アルキル又はC1−C18アルコキシであり;式FaのG3は、付 加的に−NG16G17を包含し; G6は、式QのR1の後述されている意味を有し; G8は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;O、NH、NG9又はSに
より中断され及び/又はOHにより置換されているC3−C50アルキル;−P( O)(OG14)2、−N(G9)(G10)、−OCOG11及び/又はOH置換C1 −C4アルキル;グリシジル;C5−C12シクロアルキル;C1−C4アルキルシク
ロヘキシル;フェニル;C7−C14アルキルフェニル;C6−C15ビシクロアルキ
ル;C6−C15ビシクロアルケニル;C6−C15トリシクロアルキル;C6−C15 ビシクロアルキル−アルキル;あるいはC7−C11フェニルアルキルであり; G9及びG10は、独立して、C1−C12アルキル;C3−C12アルコキシアルキ ル;C2−C18アルカノイル;C4−C16ジアルキルアミノアルキル又はC5−C1 2 シクロアルキルであるか;あるいは G9及びG10は、一緒になって、C3−C9アルキレン、−オキサアルキレン又 は−アザアルキレンであり; G11は、C1−C18アルキル;C1−C12アルコキシ;C2−C18アルケニル; C7−C11フェニルアルキル;C7−C11フェニルアルコキシ;C6−C12シクロ アルキル;C6−C12シクロアルコキシ;フェノキシ若しくはフェニル;又は− O−により中断され、OHにより置換されていてもよいC3−C50アルキルであ り; G12は、C1−C18アルキル;C2−C18アルケニル;フェニル;C1−C18ア ルコキシ;C3−C18アルケニルオキシ;O、NH、NG9又はSにより中断され
及び/又はOHにより置換されているC3−C50アルコキシ;シクロヘキシルオ キシ;フェノキシ;C7−C14アルキルフェノキシ;C7−C11フェニルアルコキ
シ;C1−C12アルキルアミノ;フェニルアミノ;トリルアミノ又はナフチルア ミノであり; G13は、C1−C12アルキル;フェニル;ナフチル又はC7−C14アルキルフェ
ニルであり; G14は、C1−C12アルキル、メチルフェニル又はフェニルであり; G16は、H又はC1−C20アルキルであり; G17は、H、C1−C20アルキル、C7−C13フェニルアルキル、−C(=O)
−G19又は−C(=O)−NH−G16であり、 G19は、C1−C20アルキル;酸素原子1〜6個により中断され及び/又はO H、ハロゲン、NH2、NHG9若しくはNG9G10により置換されているC2−C 20 アルキル;C1−C20アルコキシ;フェニル;C7−C13フェニルアルキル又は
C2−C20アルケニルであり; kが2の場合は、 E1及びE2は、式Faの基であり、 Gは、C2−C16アルキレン、C4−C12アルケニレン、キシリレン、O中断及
び/又はOH置換C3−C20アルキレン又は式: −CH2CH(OH)CH2O−G20−OCH2CH(OH)CH2−、−CO−G 21 −CO−、−CO−NH−G22−NH−CO−、(CH2)j−COO−G20− OOC−(CH2)j−(式中、jは1〜3の範囲の数である)のうちの一つの式 の基であるか、あるい下記式:
、フェニレン又は基−フェニレン−E−フェニレン−(ここで、Eは−O−、−
S−、−SO2−、−CH2−、−CO−又はC(CH3)2−である)であり; G21は、C2−C10アルキレン、C2−C10オキサアルキレン、C2−C10チア アルキレン、C6−C12アリーレン又はC2−C6アルケニレンであり; G22は、C2−C10アルキレン、フェニレン、トリレン、ジフェニレンメタン 又は下記式:
ペラジニル−若しくはN−メチルピペラジニル又はそれらの組合せによりそれぞ
れ置換されている、C1−C24アルキル又はC5−C12シクロアルキルであるか;
あるいは1〜6個のフェニレン−、−O−、−NR5−、−CONR5−、−CO
O−、−OCO−、−CH(R5)−、−C(R5)2−若しくは−CO−又はそ れらの組合せによりそれぞれ中断されているC1−C24アルキル又はC5−C12シ
クロアルキルであるか;あるいはR1は、C2−C24アルケニル;ハロゲン;−S
R3、SOR3;SO2R3;−SO3H;又はSO3Mであり; R3は、C1−C20アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキル
;C7−C15フェニルアルキル、非置換又は1〜3個C1−C4アルキル置換C6−
C12アリールであり; R4は、非置換C6−C12アリール;あるいは1〜3個のハロゲン、C1−C8ア
ルキル若しくはC1−C8アルコキシ又はその組み合わせにより置換されているC 6 −C12アリール;C5−C12シクロアルキル;非置換C7−C15フェニルアルキ ル;あるいは1〜3個のハロゲン、C1−C8アルキル、C1−C8アルコキシ又は
その組み合わせによりフェニル環が置換されているC7−C15フェニルアルキル ;あるいはC2−C8アルケニルであり; R5は、R4;H;C1−C24アルキル;又は式(1a):
置換されているC2−C8アルキル;オキシル;ヒドロキシ;−CH2CN;C1−
C18アルコキシ;C5−C12シクロアルコキシ;C3−C6アルケニル;C7−C9 フェニルアルキル;1〜3個のC1−C4アルキルによりフェニル環が置換されて
いるC7−C9フェニルアルキル;あるいは脂肪族C1−C8アルカノイルである)
の基であり、 R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14及びR15は、独立して、
H;ヒドロキシ;−C≡N;C1−C20アルキル;C1−C20アルコキシ;C7− C20フェニルアルキル;C4−C12シクロアルキル;C4−C12シクロアルコキシ
;ハロゲン;ハロ−C1−C5アルキル;スルホニル;カルボキシル;アシルアミ
ノ;アシルオキシ;C1−C12アルコキシカルボニル;アミノカルボニル;−O −Y;又はO−Zであるか;あるいはR8及びR9は、それらが結合するフェニル
基と一緒になって、1個以上のO又はNにより中断されている炭素環残基を形成
し;R11は、qが0の場合は、付加的に−NG16G17(ここで、G16及びG17は
、上記と同義である)を包含し; Mは、アルカリ金属であり; pは、1又は2であり; qは、0又は1であり; pが1の場合は、 X、Y及びZは、独立して、Ry;Rx置換C1−C24アルキル;1個以上の酸 素原子により中断され、1個以上のOH及び/又はRxにより置換されているC2 −C50アルキル;Rx又は−ORyにより置換されているC4−C12シクロアルキ ル;1個以上の酸素原子により中断されているC4−C20アルケニル;あるいは 式:
CO−フェニレン−CO−;−CO−ビフェニレン−CO−;−CO−O−(C 2 −C12アルキレン)−O−CO−;−CO−O−フェニレン−O−CO−;− CO−O−ビフェニレン−O−CO−;−CO−NR′−(C2−C12−アルキ レン)−NR′−CO−;−CO−NR′−フェニレン−NR′−CO−;−C
O−NR′−ビフェニレン−NR′−CO−;−CH2−CH(OH)−CH2−
;−CH2−CH(OR2)−CH2−;−CH2−CH(OH)−CH2−O−D −O−CH2−CH(OH)−CH2−;−CH((CH2)nR2)−COO−D−
OOC−CH((CH2)nR2)−;又は−CH2−CH((OR2)−CH2−O −D−O−CH2−CH(OR2)−CH2−であり; Dは、C2−C12アルキレン;1個以上の酸素原子により中断されているC4−
C50アルキレン;フェニレン;ビフェニレン又はフェニレン−E−フェニレンで
あり; Eは、−O−;−S−;−SO2−;−CH2−;−CO−;又は−C(CH3 )2−であり; Rxは、H;ヒドロキシ;C1−C20アルキル;C4−C12シクロアルキル;C1 −C20アルコキシ;C4−C12シクロアルコキシ;それぞれ1個以上の酸素原子 により中断されているC4−C12シクロアルキル又はC4−C12シクロアルキルオ
キシ;C6−C12アリール;ヘテロ−C3−C12アリール;−ORz;HNRz;R z ;CONR′R″;アリル;C2−C20アルケニル;C4−C12シクロアルケニ ル;1個以上の酸素原子により中断されているC4−C12シクロアルケニル;C3 −C20アルキニル;あるいはC6−C12シクロアルキニル;あるいはヒドロキシ 、−NH2、−NH−C1−C8アルキル、−NH−シクロヘキシル、−N(C1−
C8アルキル)2、ジシクロヘキシルアミノ、ハロゲン、C1−C20アルキル、C1 −C20アルコキシ、C4−C12シクロアルキル、C4−C12シクロアルコキシ、C 2 −C20アルケニル、C4−C12シクロアルキル、C3−C20アルキニル、C6−C 12 シクロアルキニル、C6−C12アリール、アシルアミン、アシルオキシ、スル ホニル、カルボキシル、(メタ)アクリルオキシ、(メタ)アクリルアミノ若し
くは下記式
ルコキシ又はC4−C12シクロアルキルであり; RyはH;C1−C20アルキル;C4−C12シクロアルキル;1個以上の酸素原 子により中断されているC4−C12シクロアルキル;C6−C12アリール;ヘテロ
−C3−C12アリール;Rz;アリル;C2−C20アルケニル;C4−C12シクロア
ルケニル;1個以上の酸素原子により中断されているC4−C12シクロアルケニ ル;C3−C20アルキニル;あるいはヒドロキシ、−NH2、−NH−C1−C8ア
ルキル、−NH−シクロヘキシル、−N(C1−C8アルキル)2、ジシクロヘキ シルアミノ、ハロゲン、C1−C20アルキル、C1−C20アルコキシ、C4−C12 シクロアルキル、C4−C12シクロアルコキシ、C2−C20アルケニル、C4−C1 2 シクロアルキル、C3−C20アルキニル、C6−C12シクロアルキニル、C6−C 12 アリール、アシルアミン、アシルオキシ、スルホニル、カルボキシル、(メタ
)アクリルオキシ、(メタ)アクリルアミノ若しくは下記式:
素原子により中断されているC4−C12シクロアルキル;C2−C20アルケニル;
1個以上の酸素原子により中断されているC4−C20アルケニル;あるいはヒド ロキシ、−NH2、−NH−C1−C8アルキル、−NH−シクロヘキシル、−N (C1−C8アルキル)2、ジシクロヘキシルアミノ、ハロゲン、C1−C20アルキ
ル、C1−C20アルコキシ、C4−C12シクロアルキル、C4−C12シクロアルコ キシ、C2−C20アルケニル、C4−C12シクロアルキル、C3−C20アルキニル 、C6−C12シクロアルキニル、C6−C12アリール、アシルアミン、アシルオキ
シ、スルホニル、カルボキシル、(メタ)アクリルオキシ、(メタ)アクリルア
ミノ若しくは下記式:
ている;式P及び/又はQの2−ヒドロキシフェニルトリアジンの例は、上記の
項目2.8に示されている。
使用も、同様に特に興味深い。したがって、本発明は、成分(A)が塗膜の膜形
成結合剤であるそれらの組成物にも関する。
1〜10重量部、特に0.05〜10重量部、特別に0.1〜5重量部の固形結
合剤(B)を含む。
の濃度は相対的に高く、例えば固形結合剤(A)100重量部当たり、1〜15
重量部、特に3〜10重量部の固形結合剤(B)であることができる。
防止するような付加的な利点を伴なう。この利点は、金属基質での多層系を含む
金属基質の場合に特に重要である。
あることができ、例えばUllmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、第
5版、A18巻、368頁〜426頁、VCH、Weinheim 1991に記載されたもので
ある。一般的に、熱可塑性又は熱硬化性樹脂、優位には熱硬化性樹脂に基づく膜
形成結合剤である。その例としては、アルキド、アクリル、ポリエステル、フェ
ノール、メラミン、エポキシ、及びポリウレタン樹脂並びにその混合物である。
は有利であり得る。結合剤の硬化を促進する適切な触媒は、Ullmann's Encyclop
edia of Industrial Chemistry、A18巻、469頁、VCH、Verlagsgesellscha
ft、Weinheim 1991に記載されている。
が好ましい。
しくはメラミン樹脂又はそのような樹脂の混合物に基づく塗料であり、所望なら
ば硬化触媒を添加するもの; 2.ヒドロキシル含有アクリル酸、ポリエステル又はポリエーテル樹脂及び脂肪
族又は芳香族イソシアナート類、イソシアヌラート類若しくはポリイソシアナー
ト類に基づく2成分ポリウレタン塗料; 3.ブロックされたイソシアナート類、イソシアヌラート類又は焼き付けの間に
脱保護されるポリイソシアナート類に基づく1成分ポリウレタン塗料であり、所
望ならばメラミン樹脂を添加するもの; 4.アクリル酸、ポリエステル又はポリエーテル樹脂のような樹脂を含む、トリ
スアルコキシカルボニルトリアジン架橋剤及びヒドロキシル基に基づく1成分ポ
リウレタン塗料; 5.ウレタン構造内に遊離アミノ基を有する脂肪族又は芳香族アクリル酸ウレタ
ン類若しくはアクリル酸ポリウレタン類及びメラミン樹脂又はポリエーテル樹脂
に基づく1成分ポリウレタン塗料であり、所望ならば硬化触媒を添加するもの; 6.(ポリ)ケチミン類及び脂肪族又は芳香族イソシアナート類、イソシアヌラ
ート類若しくはポリイソシアナート類に基づく2成分塗料; 7.(ポリ)ケチミン類及び不飽和アクリル酸樹脂又はポリアセトアセタート樹
脂若しくはメタクリルアミドグリコラートメチルエステルに基づく2成分塗料; 8.カルボキシル−又はアミノ−含有ポリアクリル酸類及びポリエポキシド類に
基づく2成分塗料; 9.無水物基を含有するアクリル酸樹脂及びポリヒドロキシ又はポリアミノ成分
に基づく2成分塗料; 10.アクリル酸含有無水物及びポリエポキシド類に基づく2成分塗料; 11.(ポリ)オキサゾリン類及び無水物基を含有するアクリル酸樹脂あるいは
不飽和アクリル酸樹脂又は脂肪族又は芳香族イソシアナート類、イソシアヌラー
ト類若しくはポリイソシアナート類に基づく2成分塗料; 12.不飽和ポリアクリル酸類及びポリマロナート類に基づく2成分塗料; 13.熱可塑性アクリル酸樹脂又はエーテル化メラミン樹脂と組み合わせた外部
架橋アクリル酸樹脂に基づく熱可塑性ポリアクリル酸樹脂; 14.シロキサン改質又はフッ素改質アクリル酸樹脂に基づく塗料系。
ヒンダードアミン型である2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリ
アジン及び/又は2−ヒドロキシフェニル−2H−ベンゾトリアゾール型、例え
ば上記リストのセクション2.1、2.6及び2.8に記述した光安定剤を、成
分(C)として含む。有利に添加できる2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,
3,5−トリアジン型の光安定剤の更なる例は、例えば公報 US-A-4619956、 EP-
A-434608、 US-A-5198498、 US-A-5322868、 US-A-5369140、 US-A-5298067、 WO-94/
18278、 EP-A-704437、 GB-A-2297091 及び WO-96/28431 に見出すことができる。
2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン類及び/又は2−ヒ
ドロキシフェニル−2H−ベンゾトリアゾール類、特に2−(2−ヒドロキシフ
ェニル)−1,3,5−トリアジン類の添加は、技術的に特に興味深い。
ンダードアミン類の添加が特に興味深い。したがって本発明は、成分(A)及び
(B)に加えて、立体的ヒンダードアミン型の光安定剤を成分(C)として含む
塗布組成物にも関する。
,2,6,6−テトラアルキルピペリジン誘導体が好ましい。
することが好ましい。
56677、3頁〜17頁、セクションa)〜f)に与えられている。この EP-A の これらのセクションは、本明細書の記載の一部として考慮される。下記のテトラ
アルキルピペリジン誘導体の適用が特に適宜である: ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イル)スクシナート、 ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イル)セバカート、 ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ−4−イル)セバカート、 ジ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ−4−イル)ブチル−(3,
5−ジ−tert-ブチル−4-ヒドロキシベンジル)マロナート、 ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イ
ル)セバカート、 テトラ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イル)ブタン−1,2
,3,4−テトラカルボキシラート、 テトラ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ−4−イル)ブタン−1
,2,3,4−テトラカルボキシラート、 2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−3,20−ジアザ−21−オキ
ソ−ジスピロ〔5.1.11.2〕ヘンエイコサン、 8−アセチル−3−ドデシル−1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−テト
ラメチルスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、 1,1−ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−イル−
オキシカルボニル)−2−(4−メトキシフェニル)−エテン、 又は下記式:
なる成分を含むこともでき、例としては溶媒、顔料、染料、可塑剤、安定剤、チ
キソトロープ剤、乾燥触媒及び/又は均一化剤がある。可能な成分の例は、Ullm
ann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、第5版、A18巻、429頁〜
471頁、VCH、Weinheim 1991に記載されたものである。
樹脂及び/又はホスフィン類である。有機金属化合物の例は、金属カルボン酸塩
、特に金属類Pb、Mn、Co、Zn、Zr又はCuのもの、あるいは金属キレ
ート類、特に金属類Al、Ti又はZrのもの、あるいは例えば有機錫化合物の
ような有機金属化合物である。
又はCuのオクタン酸塩、Mn及びCoのナフテン酸塩、あるいは対応するリノ
レン酸塩、樹脂酸塩又はタル油酸塩である。
チルアルデヒド、サリチルアルドキシム、o−ヒドロキシアセトフェノン若しく
はエチルトリフルオロアセタートのアルミニウム、チタン又はジルコニウムキレ
ート及びこれらの金属のアルコキシド類である。
チル錫ジオクトアートである。
タノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−ジメチルエタノールアミ
ン、N−エチルモルホリン、N−メチルモルホリン又はジアザビシクロオクタン
(トリエチレンジアミン)及びその塩である。更なる例は、第四アンモニウム塩
であり、例えばトリメチルベンジルアンモニウムクロリドである。
アクリル酸コポリマー類である。
スフィンである。
合、結合剤は、塗布後化学線により硬化されて、例えば架橋された高分子量の形
状に変換される、エチレン性不飽和結合を含有するモノマー又はオリゴマー化合
物を実質的に含む。系がUV硬化の場合、一般的に光開始剤も同様に含む。対応
する系は、Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、第5版、A18
巻、451頁〜453頁に記載されている。放射線硬化されうる塗布組成物にお
いて、新規の安定剤は、立体的ヒンダードアミン類の添加なしでも塗布できる。
材料のいかなる所望の基質にも適用できる。これらは、好ましくは自動車の仕上
げでのトップコートとして使用される。トップコートが2層(下層が顔料を含み
、上層は顔料を含まない)を含む場合は、新規塗布組成物は、上層又は下層のい
ずれか、あるいは両方の層に使用できるが、好ましくは上層である。
ィップ又は電気泳動により基質に塗布できる;Ullmann's Encyclopedia of Indu
strial Chemistry、第5版、A18巻、491頁〜500頁も参照すること。
は50〜150℃で硬化され、粉体塗膜又はコイル塗膜の場合はさらにより高温
で硬化される。
えば塗料のようにして得られた塗膜の良好な光安定性及び耐候性は、特に記述さ
れるべきである。
び熱の悪影響に対して安定化する塗膜、特に塗料に関する。塗料は好ましくは自
動車のトップコートである。更に本発明は、塗布組成物と式Fの化合物を含む混
合物を混合することを含む、有機ポリマーに基づく塗膜を光、酸素及び/又は熱
の悪影響に対して安定化する工程及び光、酸素及び/又は熱の悪影響に対する安
定剤として式Fの化合物を含む混合物の、塗膜組成物中での使用に関する。
。塗布組成物は、他の状態では水性溶液又は分散液であることができる。ビヒク
ルは、また、有機溶媒及び水の混合物であることができる。塗布組成物は、ハイ
ソリッド塗料であってもよく、又は溶剤なしであることもできる(粉体塗布材料
)。粉体塗膜は、例えばUllmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、第
5版、A18巻、438頁〜444頁に記載されたものである。本発明の添加剤
は、例えばEP-A-856563、特に22頁21行目〜26頁29行目、及びこれに参 照として引用された文献に記載されたものを本明細書で使用できる。粉体塗布材
料は、また、粉体スラリー(粉体の、好ましくは水中への分散)の形状を有して
もよい。
3−プロパンジオール、トリス−1,1,1−(ヒドロキシメチル)プロパン等
のモノマーに基づくカルボキシ−又はヒドロキシ−官能化ポリエステル樹脂。 2.カチオン光開始剤により熱又はUV硬化されるビスフェノールA又はNovola
c(登録商標)エポキシ樹脂のようなビスフェノール類に基づくエポキシ樹脂。 3.ヒドロキシ−、カルボキシ−又はグリシジル−官能化アクリル酸ポリマー及
びコポリマー。適切なコモノマーとしては、スチレン、メタクリル酸アルキル類
、アクリルアミド、アクリロニトリル等が含まれる。 4.UV硬化し得る粉体塗膜のための不飽和ポリエステル樹脂、典型的には多官
能価ビニルエーテル類又はアクリレートエステル類と共に使用される。
と共に使用される: 1)エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌラート、エポキシ化不飽和脂肪酸
エステル類(例えば、DSM社製Uranox(登録商標)樹脂)並びにグリシドール( 例えば、Ciba Speciality Chemicals社製Araldit(登録商標)PT910)のエステル
類及びエーテル類のような多官能価エポキシ化合物。 2)Ems Chemie社製Primid(登録商標)型XL552及びQM1260のようなβ−ヒドロ キシアルキルアミド類。 3)American Cyanamid社製Powderlink(登録商標)1174のようなメラミン、ベ ンゾグアニミン及びグリコルリルの誘導体。
れたジイソシアナート類及びウレトジオン類(uretdiones)等が含まれる。
,12−ドデカン二酸)、カルボキシ官能ポリエステル類、アクリル酸類及びメ
タクリル酸類のカルボキシ官能コポリマー並びに無水物(例えば、1,12−ド
デカン二酸から調製される無水物)のような架橋剤と共に使用される。
料添加剤と同様に、脱ガス剤、流動促進剤、摩擦放電添加剤硬化触媒、増感剤並
びにカチオン及び遊離ラジカル光開始剤が含まれる。
物は多くの場合粉体塗膜の架橋反応を触媒して、不十分な流動及び脱ガス並びに
減少した保管安定性を引き起こすからである。これは、メタクリル酸グリシジル
官能化アクリル酸樹脂のような高反応性の配合物に特に有用である。ここで、本
発明の化合物とUV吸収剤、特にヒドロキシフェニルトリアジン類との組み合わ
せを、触媒作用を引き起こさずに耐候性を改善するために使用できる。他の結合
剤系において及び他の種類のUV吸収剤、例えば自動車塗料での特定の使用とし
て前述されたものと共に、耐候性において相乗効果も見出される。
び焼付け過剰の減少のために使用することができる。ここで、低い塩基度だけで
なく、ガスだき炉内での窒素の酸化により引き起こされる黄変に抵抗して耐える
、ヒンダードモルホリノン類の能力も有利である。特に、EP-A-816442 に記載さ
れたホスファイト及びホスホナイト補助安定剤と、ジチオプロピオン酸のジアル
キルエステル類とを、共に使用することは特に有益である。本発明の化合物は、
適切な場合には、その後の使用の全ての工程と同様に、製造の間にポリエステル
を安定化するのためにも使用できる。
くは顔料を含有せず、クリアコートとして使用される。
特に仕上げ塗料の顔料を含有する又は含有しないトップコートとしての、塗布組
成物の使用である。しかし、下層塗膜のためのその使用も可能である。
請求項における全ての部又はパーセントは、特記のない限り重量部又は重量%で
ある。室温の記述がなされる場合は、常に、20〜25℃の範囲の温度を意味す
る。実施例において、下記の省略記号が使用される:
ン(US-4528370、実施例7E)
l)をクロロホルム214.9g(1.8mol)及びアセトン696g(12mol )に含む溶液を0〜5℃に冷却して、粉砕水酸化ナトリウム240g(6mol) を加えた。
7.27%(%w/w)131.8ml(1.6mol)を含む水400mlの溶液に懸濁 した。
0mbar)。残渣をトルエン300mlに取り、残留水を共沸により留去しながら、
混合物を還流するまで加熱した。
10mbar)。残油を160℃/0.5mbarで蒸留して、油状生成物を得た。
1.29 (s, 3H), 3.24 (s, 2H), 4.05 (d, 1H), 4.35 (d, 1H)
2−モルホリノンの調製
7%)(%w/w)1mgを加え、酸化エチレンと共に加圧した(2bars)。溶液を1
20℃に保持して12時間撹拌し、130℃で更に48時間撹拌した。次に混合
物を室温に冷却し、窒素でパージし、真空中で蒸発させた(60℃/10mbar)
。白色の固形生成物をm.p.114℃で得た。
ホリノンの調製
mlに溶解し、パラホルムアルデヒド6.5g(210mmol)及びギ酸3.9g(
866mmol)を加えた。
含む溶液を加え、1時間撹拌し、有機相を分離した。次に有機相を真空中で蒸発
させた(70℃/14mbar)。次に残油を165〜168℃/0.4mbarで蒸留
して、油状生成物を得た。
1.42 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 3.25 (d, 1H), 3.60 (d, 1H), 4.05 (d, 1H), 4.
35 (d, 1H)
カン酸メチルエステル24.7g(116mmol)及び酸化ジブチル錫(IV)0. 1gを加えた。
留去しながら、還流の状態を16時間保持した。
せた(60℃/10mbar)。初期油状生成物を得て、NMR分析(300MHz) では予想された構造と合致し、徐々に結晶化して、融点24℃を示した。
を、ドデカン酸メチルエステル9.6g(47mmol)により及び酸化ジブチル錫
(IV)0.1gをキシレン100mlに含むものにより反応させた。油状生成物を 得た;1H-NMR分析(300 MHz, CDCl3, δ(ppm)): 0.85 (t, 3H) , 1.08 (
s, 3H), 1.22 (広帯域信号、16H), 1.36 (s, 3H), 1.39 (s, 3H), 1.58 (m, 2H)
, 2.25 (t, 2H), 2.32 (s, 3H), 3.95 (d, 1H), 4.15 (m, 2H), 4.35 (d, 1H)。
mmol)を、セバシン酸ジメチルエステル29.9g(130mmol)をキシレン2
00mlに含むものと、酸化ジブチル錫(IV)0.25gの存在下で反応させた。 得られた初期油状生成物は、NMR分析(300MHz)では予想された構造と合 致し、徐々に結晶化した:m.p.45℃。
mmol)を、セバシン酸ジメチルエステル9.2g(40mmol)をキシレン100
mlに含むものと、酸化ジブチル錫(IV)0.15gの存在下で反応させた。油状 生成物を得た。1 H-NMR分析(300 MHz, CDCl3, δ(ppm)): 1.03 (s, 3H) , 1.22 (広帯域
信号、8H), 1.34 (s, 6H), 1.37 (s, 6H), 1.60 (m, 4H), 2.23 (t, 4H), 2.28
(s, 6H), 3.90 (d, 2H), 4.00 (d, 2H), 4.05 (d, 2H), 4.17 (d, 2H)
2mmol)を、DBE−2(登録商標)(グルタル酸ジメチルエステル:アジピン
酸ジメチルエステル3:1混合物、Dupont−USA製)14.9g(91mmol)を キシレン150mlに含むものと、酸化ジブチル錫(IV)0.25gの存在下で反 応させた。得られた初期油状生成物は徐々に結晶化した:m.p.35℃。
2mmol)を、DBE−2(登録商標)(グルタル酸ジメチルエステル:アジピン
酸ジメチルエステル3:1混合物、Dupont−USA製)14.9g(91mmol)を キシレン150mlに含むものと、酸化ジブチル錫(IV)0.25gの存在下で反 応させた。1H及び13C NMR分析で予想された構造と合致した油状生成物を 得た。 1H NMR 分析 (300 MHz, CDCl3, δ(ppm)): 1.01 (s, 6H) , 1.3 (s, 6H
), 1.35 (s, 6H), 2.31(t, 4H), 2.29 (s, 3H)
)を、セバシン酸ジメチルエステル6.2g(27mmol)をキシレン100mlに
含むものと、リチウムアミド0.2gの存在下で反応させた。1H NMR分析 (300MHz、CDC13)で予想された構造(δ(ppm))と合致した油状生成物 を得た: 1.07 (s, 12H) , 1.25 (広帯域信号、8H), 1.37 (s, 12H), 1.60 (m, 4H), 2.20
(t, 4H), 2.75 (t, 4H), 3.90 (t, 4H), 3.94 (t, 4H)。
11mmol)を、ジメチルテレフタラート9.7g(0.05mol)と、酸化ジブ チル錫(IV)0.5gをキシレン300mlに含むものの存在下で反応させた。上 記の化合物を反応混合物から結晶化した:m.p.179〜186℃。1H NMR 分析(300MHz)では予想された構造と合致した。
ステルに代えて、実施例A11に記載された手順に従って上記の化合物を得た:
m.p.140〜152℃。1H NMR分析(300MHz)では予想された構造と合
致した。
びピペリジン22g(0.26mol)をトルエン360mlに含む混合物を、水を 共沸により蒸留しながら、還流しながら4時間加熱した。室温に冷却した後、K 2 CO3 10gを加え、混合物を濾過し、濾液を119〜121℃で0.5mmHg
で蒸留した。
mmol)を、この実施例のa)の生成物18.5g(0.082mol)と、酸化ジ ブチル錫(IV)0.5gをキシレン300mlに含むものの存在下で反応させた。 実施例A4に記載されたように操作して上記の生成物を得た。1H NMR分析 (300MHz、CDC13)では予想された構造(δ/ppm))と合致した:1.18-1
.2 (2s, 6H); 1.3-1.4 (4s, 12H); 4.0-4.3 (m, 8H); 7.0-7.4 (m, 3H); 7.87 (
s, 1H)。
2−モルホリノン
l)をクロロホルム75.3g(0.63mol)に含むもの及び2−ブタノン30
2g(4.2mol)の溶液を(0〜5)℃に冷却して、粉砕水酸化ナトリウム8 4g(2.1mol)を加えた。添加した後、混合物を室温で一晩撹拌した。塩を 溶解するために混合物に水を加えた。水層を分離し、HCl 37%(%w/w)7
0.0ml(0.84mol)を加えた。懸濁液を還流しながら2時間加熱し、真空 中で濃縮した(90℃/10mbar)。残渣をトルエン300mlに取り、残留水を
共沸により留去しながら、混合物を還流するまで加熱した。次に有機溶液にトリ
エチルアミン46g(0.46mol)を加え、還流しながら2時間加熱した。室 温に冷却した後、混合物を濾過し、有機溶液を真空中で濃縮した(60℃/10
mbar)。NMR分析(300MHz、CDCl3)では予想された構造と合致した:
δ = 0.83(m, 6H) ; 1.5 (m, 6H) ; 3.28 (d, 2H) ; 4.25 (m, 2H)。
チル錫(IV)0.25gを加えた。混合物を還流するまで加熱し、反応の間に形 成されたメタノールを共沸により留去しながら、還流状態を18時間保持した。
次に混合物を室温に冷却し、水で洗浄し、乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた
(60℃/10mbar)。NMR分析(300MHz、CDCl3)で予想された構造
と合致した生成物を得た:δ = 0.85-0.9(m, 12H) ; 1.24 (広帯域信号、8H) ;
1.29 (s, 3H) ; 1.31 (s, 3H) ; 1.5 (m, 12H) ; 2.25 (t, 4H) ; 3.75 - 3.9 (
m, 4H) ; 4.1 - 4.25 (m, 4H)。
−2−オンの調製
l)及び水酸化ナトリウム20%水溶液7mlを撹拌しながら加え、温度を室温に 保持しながら16時間撹拌した。次に、窒素を混合物中に泡立たせて過剰のホル
ムアルデヒドを除去しながら、混合物を50℃に加熱した。次に生成物2−(2
−ニトロ−2−メチル−プロピルアミノ)−エタノールを分離しないで混合物を
反応に使用した。
0gを加えた。オートクレーブを閉じて窒素でパージした。次に50barの圧力 になるまで水素を加えた。次に混合物を水素50barの圧力下に室温で保持し、 8時間撹拌して、次に同じ圧力で50℃に加熱した。次に触媒を濾過により分離
し、混合物を真空下で蒸留した。白色の油状物(沸点100〜105℃/13.
3mbar)を得た。NMR分析(1H)では2−(2−アミノ−2−メチル−プロ ピルアミノ)−エタノールの予想された構造と合致した。
.36mol)をアセトン1204mlに含むものに、クロロホルム244.2g( 2.05mol)を加えた。
mol)を水327mlに含む溶液を、添加の間に混合物の温度が0〜5℃に保持さ れるように徐々に加えた。
のpHを11に修正し、次に混合物を更に4時間撹拌した。次に混合物を濾過し、
残渣をアセトンで洗浄した。濾液及び洗浄に使用したアセトンを収集し真空下で
蒸発させた(70℃/24mbar)。次に残渣を蒸留して白色の油状生成物(沸点
115℃/2.66mbar)を得て、暫くした後で固形生成物(a:m.p.91〜9
3℃)を得た。
0g(0.10mol)及びピリジン14.9g(0.19mol)を、ジクロロメタ
ン400mlに溶解した。溶液を0℃に冷却し、塩化セバコイル22.5g(0.
094mol)を徐々に加えた。1時間後に混合物を室温に温め、K2CO3溶液に より及び蒸留水により洗浄し、乾燥し、濾過して、真空中で蒸発させた(60℃
/10mbar)。NMR分析(300MHz、CDCl3)で予想された構造と合致し
た生成物を得た:δ = 1.06 (s, 3H); 1.08 (s, 6H) ; 1.23 (s, 6H); 1.29 (s
, 3H); 1.32 (s, 3H); 2.17 (m, 4H); 3.16 (s, 2H); 3.51 (s, 2H); 3.83 (s,
2H)。
l)及びシクロヘキサノン49.0g(0.50mol)を、n−ヘキサン300ml
に加え、混合物を還流するまで加熱し、反応の間に形成された水を共沸により留
去しながら、還流状態を20時間保持した。混合物を真空中で蒸発させた(40
℃/10mbar)。NMR分析(300MHz)で予想された構造と合致した固形生 成物を得た。
、混合物に1,6−ジブロモヘキサン33.0g(0.135mol)を加え、次 に還流しながら10時間加熱した。混合物を水で洗浄し、有機相を濃縮し、HC
l 1Mに溶解し、溶液を還流しながら5時間加熱した。NaOH 10%(%w/
w)溶液を、pH12になるまで加えた。混合物をジクロロメタンにより洗浄し、 水相を真空中で蒸発させ(80℃/10mbar)、THF200mlを残渣に加え、
溶液を乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた(60℃/10mbar)。NMR分析
(300MHz)で予想された構造と合致した生成物を得た。
(0〜5)℃に冷却して、粉砕水酸化ナトリウム30.8g(0.77mol)を 加えた。添加した後、混合物を一晩室温で撹拌した。次に塩を溶解するために水
を加え、HCl 37%(%w/w)23mlを溶液に加えた。混合物を真空中で濃縮
した。残渣をトルエン300mlに取り、残留水を共沸により留去しながら、還流
するまで加熱した。次に有機溶液にトリエチルアミン17.1g(0.17mol )を加え、還流しながら1時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を濾過し、
有機溶液を水で洗浄し、乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した(60℃/10mbar
)。NMR分析(300MHz、CDCl3)で予想された構造と合致した生成物を
得た: δ = 1.03 (s, 6H) ; 1.28 (s, 6H) ; 1.31 (s, 6H) ; 1.44 (広帯域、4H); 3.
1 (m, 4H) ; 3.3 (m, 4H) ; 4.06 (d, 2H) ; 4.26 (d, 2H)。
応を飽和ブラインによりクエンチして、エーテルにより抽出した。有機層を乾燥
し(MgSO4)、濃縮した後、生成物1,1−ジメトキシ−3−ニトロ−3− メチル−ブタン−2−オール8.6g(収率90%)を得た。1 H NMR(400 MHz, CDC13):δ 4.33 (1 H, d, J = 5.6 Hz), 4.11 (1 H,
dd, J = 5.6, 4.6 Hz), 3.45 (3 H, s), 3.40 (3 H, s), 2.64 (1 H, d, J = 4.
6 Hz), 1.62 (3 H, s), 1.59 (3 H, s)
元 a)で調製されたニトロアルコール(2g、10mmol)を含むメタノール及び
THF(1:1溶液200ml)の溶液に、Pd/C(500mg、Fluka試薬)を 加え、次にアンモニウムホルミアート(3.5g、55mmol)を加えた。試薬が
消費されるまでtlcにより反応を監視した。触媒を濾過した後、75℃(0.
1Torr)で蒸留して純粋な化合物を得た(1.3g、収率80%)。1 H NMR(200 MHz,CDC13):δ 4.41 (1 H, d, J = 5.3 Hz), 3.71 (1 H, d
, J = 5.3), 3.46 (3 H, s), 3.43 (3 H, s), 2.40-1.90 (3 H, bs), 1.15 (3 H
, s), 1.09 (3 H, s)
(29.37ml、400mmol)及びクロロホルム(4.8ml、60mmol)に含む
溶液を0℃に保ち、粉砕NaOH(8g、200mmol)を撹拌しながら7時間の
間に加えた。7時間が経過した後に混合物を温めた。懸濁液を濾過し、白色の固
形物を得た。固形物を水に溶解し、HClをpH=3になるまで加えた。溶液を還
流させた(約110℃)。2時間後、大部分の水をロータリーエバポレータで蒸
発させた。トルエン(約10ml)を加えて残留水を共沸的に除去した。トリエチ
ルアミンを加えた後、溶液を1.5時間還流し、冷却して、濾過した。濾液を濃
縮してモルホリノン(1.38g、収率15%)を得た。
, 3.33 (3 H, s), 3.29 (1 H, d, J = 4.46), 2.40-1.90 (1 H, bs), 1.20 (6 H
, s), 1.11 (3 H, s), 1.04 (3 H, s).
d, J = 4.45), 3.48 (3 H, s), 3.45 (3 H, s), 1.85 (1 H, bs), 1.44 (3 H,
s), 1.42 (3 H, s), 1.28 (3 H, s), 1.17 (3 H, s).
実施例A4に記載された手順に従って上記化合物を得た。1H NMR分析(30
0MHz,CDC13)で予想された構造と合致した油状生成物を得た: δ = 0.74-0.80 (m, 6H) ; 1.07 (s, 3H) ; 1.13 - 1.25 (m, 4H) ; 1.28 (s, 3
H); 1.32 (s, 3H) ; 1.32-1.63 (m, 4H) ; 2.2 (m, 1H) ; 3.83 - 3.84 (m, 2H)
; 4.07 - 4.25 (dd, 2H).
ルに代えて、実施例A4に記載された手順に従って上記化合物を得た。白色の個
固形物、m.p.60〜65℃として標記化合物を得た。
g(1.61mol)をメチレンクロリド100mlに含むものを、30分以内に滴 下して加えた。溶液を室温で2時間反応させて、炭酸カリウム99.5g(0.
72mol)を水75mlに含むものを加えた。混合物を40℃に加熱し、更に2時 間反応させた。次に混合物を室温に冷却し、炭酸カリウム109.5g(0.7
9mol)を加えた。40℃で5時間後、混合物を室温に冷却し、水150mlを加 えた。有機層を分離し、水で2回洗浄し、乾燥し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真
空下で蒸発させた。
33g(0.830ml)を水33mlに含むものを加えた。混合物を80℃で更に
4時間反応させた。混合物を室温に冷却し、白色の固形物を濾取した。次に生成
物をキシレンで2回洗浄した。
1の生成物)35g(0.202mol)を加えた。混合物を還流するまで加熱し て、反応の間に形成されたメタノールを共沸により蒸留しながら、還流状態を4
0時間保持した。次に混合物を室温に冷却し、炭酸ナトリウムの水中40%溶液
で洗浄し、水で2回洗浄し、次に硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で蒸
発させた。融点62〜68℃の白色の粉体を回収した。
A3の生成物を代わりに使用して、上記式の化合物をm.p.70〜75℃の黄色の
粉体として得た。プロトン及びカーボンNMRで構造を確認した。
ノールの合成 2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(87mmol、8.3ml)をCH2 Cl2 200mlに含む溶液に、ジ−tert-ブチルジカルボナート(96mmol、2
1.52g)をCH2Cl2 50mlに含むものを加えた。アルゴン下で14時間
後、溶媒を真空下で蒸発させ、純粋な化合物16.08g(収率98%)を得た
。1 H NMR (200 MHz,CDC13):δ 4.70 (1 H, bs), 4.09 (1 H, bs), 3.57 (
1H. d, J = 6.0), 1.42 (9 H, s), 1.24 (6 H, s)
ルの合成 塩化オキサリル(66mmol、5.78ml)をTHF150mlに含む溶液に、−
78℃でDMSO(72mmol、5.1ml)を加えた。15分後、工程a)の生成
物60mmol(11.35g)をTHF75mlに含むものを加えた。反応混合物を
−35℃に温め、トリエチルアミン(300mmol、42ml)を加えた。温度を2
0℃に上昇させ、1時間後に水性NH4Cl 120mlにより反応をクエンチし た。有機層を分離し、水性層をジエチルエーテル(3×50ml)により抽出した
。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水化した(MgSO4)。濾過した後 、溶媒を蒸発させて、純粋な化合物10.78g(収率96%)を得た。1 H NMR (200 MHz,CDC13):δ 9.43 (1 H, s), 4.95 (1 H, bs), 1.44 (9
H. s), 1.33 (6 H, s).
ン−4−オールの合成
に、−78℃でTiCl4 1MをCH2Cl2に含む溶液22mlを加えた。10分
後、トリメチアリルシラン(22mmol、3.5ml)をCH2Cl2 20mlに含む
ものを加えた。1時間後、反応を水でクエンチした。有機層を分離し、CH2C l2で抽出した(3×25ml)。溶液を乾燥し(Na2SO4)、濃縮した後、生 成物1.14gを得た。1 H NMR (200 MHz,CDC13):δ 6.10-5.80 (1 H, m), 5.20-5.05 (2 H, m)
, 4.68 (1 H. bs), 3.88 (1 H, bs), 3.60-3.50 (1 H, m), 3.40-1.95 (2 H, m)
, 1.43 (9 H, s), 1.36 (3 H, s), 1.22 (6 H, s)
mmol)及びクロロホルム(0.6ml、7mmol)に含む溶液を0℃に保持し、粉砕
NaOH(1g、25mmol)を7時間の間に加えた。7時間が経過した後に混合
物を温めた。懸濁液を濾過し、式:
pH=3になるまで加えた。溶液を還流させた(約110℃)。5時間後、大部分
の水をロートエバポレータで蒸発させた。トルエン(約10ml)を加えて残留水
を共沸的に除去した。トリエチルアミンを加えた後、溶液を1.5時間還流し、
冷却して、濾過した。濾液を濃縮して標記化合物を得た。1 H NMR (200 MHz, CDCl3):δ 6.05-5.70 (5.20-4.90 (2 H, m), 4.22 (
1 H, d, J = 6.4 Hz), 4.17 (1 H, d, J = 6.4 Hz), 1.44 (3 H, s), 1.43 (3 H
, s), 1.14 (3 H, s), 1.12 (3 H, s)
mmol)を、3−(3−{2−ベンズトリアゾリル}4−ヒドロキシ−5−tert- ブチルフェニル)プロピオン酸メチルエステル25.6g(72.5mmol)をキ
シレン100mlに含むものと、酸化ジブチル錫(IV)0.8gの存在下に反応さ せた。反応混合物をシリカを通して濾過し、蒸発乾固し、得られた固形物を酢酸
エチルから再結晶して、m.p.137℃の標記化合物を得た。
ル}4−ヒドロキシ−5−tert-ブチルフェニル)プロピオン酸メチルエステル を、2,4−ジフェニル−6(2−ヒドロキシ−4−{1−エトキシカルボニル
エトキシ}フェニル)−1,3,5−トリアジン31.0g(72.5mmol)に
代えて、生成物を酢酸エチルから再結晶して、m.p.168℃の標記生成物を得た
。
ル}4−ヒドロキシ−5−tert-ブチルフェニル)プロピオン酸メチルエステル を、4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert-ブチルフェニル−プロピオン酸メチル エステル25.1g(72.5mmol)に代えて、生成物をヘキサンから再結晶し
て、m.p.99℃の上記生成物を得た。
A3の生成物18.0g(96mmol)に代えて、式:
−ジ−tert-ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオナート〕0.5g及び ステアリン酸カルシウム1gを、ターボミキサーの中でメルトインデックス3.
7(2.16kgを230℃で測定した)を有するポリプロピレン粉体1000g
と混合した。
装置((登録商標)Leonard-Sumirago(VA))を使用し、下記の条件で操作して、
その顆粒を厚さ50μm、長さ2.5mmの延伸テープに転換した: 押出し温度 210〜230℃ 加熱温度 240〜260℃ 延伸率 1:6 このようにして得られたテープを白色のカードの上に貼付け、ブラックパネル
温度63℃で、Weather-O-Meter 65WR(ASTM D 2565-85)に暴露した。
、これから初期靭性を半減させる(T50)ために必要な暴露時間(時間)を測
定した。
条件で作成されたテープを暴露した。
rt-ブチル−4-ヒドロキシフェニル)プロピオナート〕の2倍の量(ポリプロピ
レン粉体1000gに0.5gの代わりに1.0g)を使用する以外は、上記a
)に記載されたようにして厚さ50μmのテープを作成及び試験した。結果を表 1bに示した。
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオナート〕0.5g、ステアリン酸カ
ルシウム1g及びFilofin Blue 4G 1gを、ターボミキサーの中でメルトイン デックス=2g/10分(2.16kgを230℃で測定した)を有するポリプロ
ピレン粉体1000gと混合した。
を200〜230℃で射出成形により厚さ2mmの小板に換えた。得られた小板を
、表面脆化(チョーキング)が始まるまで、ブラックパネル温度63℃で、65
WR型Weather-O-Meter (ASTM D 2565-85)中で暴露した。本発明の化合物を添加 しない以外は上記に示されたものと同じ条件で作成されたポリプロピレン小板を
、比較のために暴露した。表2aにおいて、脆化が始まるまでに必要な暴露時間
を時間で示した。時間が長時間であるほど安定効果が優れている。
30gに溶解し、下記の成分のクリアコートで試験した:
0)又は沸点161〜178℃(Solvesso(登録商標)100);(製造者:Es
so社) 5)芳香族炭化水素混合物、沸点145〜200℃;(製造者:Shell社) 6)Solvesso(登録商標)1504)中1%;(製造者:Bayer社)
。新規化合物を含有しない以外は同様にして作成されたクリアコートを、比較の
ために使用した。
備したアルミニウムパネル(UNIPRIME(登録商標)Epoxy、銀−金属下塗)に噴 霧により適用し、130℃で30分間焼き付けて、乾燥皮膜厚40〜50μmの クリアコートを得た。
り、UVCON(登録商標)暴露装置(Atlas社;UVB−313ランプ)中で暴露した。
した。結果を下記の表3a及び3bで示した。高光沢値は良好な安定化を示す。
成分のクリアコートで試験した:
光安定剤を含まないクリアコートであった。
ルに塗布し、90℃で30分間硬化した。クリアコートの得られた乾燥皮膜厚は
40〜50μmであった。続いて、表面硬度(DIN53157に定義された振 子硬度)を測定した。結果を表4a及び4bにまとめた。高測定値は高表面硬度
及び良好な硬化を示す。
粉体塗膜の変色の測定 粉体塗布組成物(表5a参照)を、安定剤以外は異なる成分を混合し、Buss P
LK46L型押出機を使用して、40℃(スクリュウ及びゾーン1)及び100℃( ゾーン2)で125rpmで押出した。押出機の中の溶融温度は約96℃であった 。次に粉体塗布組成物を平均粒径約40μmに粉砕した。配合物を乾燥粉体塗膜 として噴霧する代わりに、対応する量の安定剤と一緒に溶媒混合物(表5b参照
)に溶解又は懸濁して、次に150μmキャストナイフを使用して白色アルミニ ウムコイルコートシートに適用した。
ty Chemicals社製。 c)TiO2、ドイツ国レバークーセン、Titan International社製。
Chemical Products Division社製。
付け時間は、実際の著しい焼き過ぎの状態に相当した。焼き付け後の色を、分光
計を使用してDIN6174に従って測定して、b*を黄変の尺度とした。高b* 値は著しい黄変を示す。結果を表5cにまとめた。
白色粉体塗布組成物を調製した。表6aの粉体塗布組成物を良好に混合し、Pris
m16mm2軸押出機により110℃で300rpmで押出した;量はgで与えられた
。
/Ems、Ems Chemie社製。 c)補助安定剤Cは、式:C2H5O−P(OR)3(式中、Rは2,4−ジ−ter
t-ブチル−6-メチルフェニルである)の市販されているホスファイトである。 d)補助安定剤Dは、下記式:
た粉体塗布物を、Wagner Corona-Starガンを使用して60kVコロナ電圧で、白 色のコイルコートアルミニウムパネルに塗布した。
使用した。ガス反応器は、370×180×32mmの外部寸法(蓋を含む)の密
閉スチール蓋を有するアニールした非変形ステンレスチールプレートより成って
いた。スチールプレートは、その中で試験パネルが硬化される320×140×
7mmの大きさのキャビティを有した。反応器の一端から予め加熱された空気とN
O2ガスの混合物を導入し、他方の端から排出させた。流量450NL/時間を 使用し、これは、粉体塗料の表面を妨害しないで最小限の時間で装置をフラッシ
ュするためには十分であった。ガス流は、オランダ国、Bronkhorst Hi-Tec NV社
から供給された2個の熱質量流制御装置により制御した。ガス反応器は、断熱支
持体上に取り付けられており、空気/NO2混合物を予め加熱するために使用さ れる大型の螺旋状のスチール管(内径85m×5mm)と一緒に、標準の研究室炉
の中に備え付けられた。
定剤の効果;示された時間で190℃で焼き付けした後の黄変(b*)
で4時間のUV照射及び50℃で4時間の縮合の暴露周期を選んだ以外は、実施
例B3に記載されたようにして暴露に付した。
した。結果を下記の表7a及び7bで示した。高光沢値は良好な安定化を示す。
向上させた。
乳剤をポリエチレン塗布紙上にハードコートして調製した。層の組成を下記の表
8aに示した。量はmg/m2である。
。硬化剤は2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリアジンである
。界面活性剤は、下記式:
logE暴露工程の階段くさびを通して白色光に暴露した。それらを、Agfa-Gevaert
社製ネガカラー用紙のP94工程により、製造者の推奨に従って現像した。暴露
及び加工の後、黄色染料の規約反射率密度を青色チャンネル中で測定した;結果
を表8bに示した。化合物Dは3,3,5,5−テトラメチル−2−モルホリノ
ン(US−4528370で幾つかの合成ポリマーの安定剤として記載されてい
る)である。
ン乳剤をポリエチレン塗布紙上にハードコートして調製した。層の組成を下記の
表に示した。量はmg/m2である。
B8で使用したものと同じである。各層を換気されたキャビネットの中で7日間
乾燥した。乾燥した試料を0.3logE暴露工程の工程くさび(stepwedge)を通 して白色光に暴露した。それらを、Agfa-Gevaert社製ネガカラー用紙のP94工
程により、製造者の推奨に従って現像した。暴露及び加工の後、シアン染料の規
約反射率密度を赤色チャンネル中で測定した。次に試料を75℃及び相対湿度6
0%で28日間保管した。赤色密度1から始まる密度損失(−ΔD)を測定した
;結果を表9aに示した。
。
チン乳剤をポリエチレン塗布紙上にハードコートして調製した。層の組成を下記
の表に示した。量はmg/m2である。
剤及び界面活性剤は、前述の実施例B8で使用したものと同じである。各層を換
気されたキャビネットの中で7日間乾燥した。乾燥した試料を0.3logE暴露工
程の階段くさびを通して白色光に暴露した。それらを、Agfa-Gevaert社製ネガカ
ラー用紙のP94工程により、製造者の推奨に従って現像した。暴露及び加工の
後、マゼンタ染料の規約反射率密度を緑色チャンネル中で測定した。次に試料を
、Atlasウエザロメーター中で30kJ/cm2光エネルギーを受けるように暴露した
。温度は43℃であり、相対湿度は50%であった。緑色密度1から始まる密度
損失(−ΔD)を測定した。結果を表10aに示した。
。
%により顔料着色されたPC及びABSの50/50wt/wtブレンド)を、2− (2′−ヒドロキシ−3′,5′−ビス(1,1−ジメチルベンジル)フェニル
)−ベンズトリアゾール(C)1重量%及び表11に示された化合物0.5重量
%を加えて安定化した。ベンズトリアゾール安定剤1重量%のみを含有する試料
及び非安定化した試料を比較のために使用した。アイゾッドバー(2.5"L×0.5"W
×0.125"W)を、BOY30装置で、バレル温度475〜515°F、染料温度51
5°Fで射出成形により調製した。促進暴露を、“Dry XAW”モード(ASTM G26-
90方法C)のいずれかで操作してAtlas Ci65Aウエザロメーター(XAW)を使用し て行った。規則的な間隔の後、DIN6174による色変化ΔEを測定した。結
果を表11にまとめた。
M chemicals社製)を顔料として使用する以外は、実施例B11に記載されたよ うにして試料を調製した。暴露及評価は実施例B11に記載されたようにして行
った;結果を表12にまとめた。
Claims (17)
- 【請求項1】 式(F): 【化1】 (式中、 mは、1〜8の数であり; Zは、直接結合、−O−、−S−、−SO−、−SO2−又は−NR′14−で あり; Xは、1〜300個の炭素原子及び0〜60個のヘテロ原子を含む原子価mの
有機アンカ−基であり;そしてmが1ではないとき、Xは、直接結合、SO2、 P又はPOでもよく; A′は、1個の結合基を含む式(E): 【化2】 の1価基であり; G1は、水素、C1−C18アルキル;C2−C18アルキル(これは、OH及び/ 又はフェニルで置換されている);オキシル;OH;C2−C12シアノアルキル ;C2−C12シアノアルコキシ;C1−C18アルコキシ;C5−C12シクロアルコ キシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキニル;C3−C8アルケニルオキシ;
C7−C12フェニルアルキル;C7−C12フェニルアルキル(これは、ヒドロキシ
、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置換されている);C7− C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェニルアルコキシ(これは、C1−C4ア ルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置換されている);又は G1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1−C18アルカノイ
ルオキシ;C3−C8エポキシアルキル;又は G1は、結合基−R10−であり; G2及びG4は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C3−C8アルケニル、 C5−C12シクロアルケニル、C5−C12シクロアルキル、又は6〜12個の炭素
原子の環式オリゴ炭化水素残基であり; G3は、G2と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いはG2とG3は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数
である);又は G3は、結合基−R5−であり; G5は、G4と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;ある
いはG4とG5は、一緒になって、−(CH2)e−(ここで、eは、4〜11の数
である);又は G5は、結合基−R5−であり; G6は、G4と同義であるか、又は水素であるか;あるいは G6は、結合基(それは、直接結合又は−R5−である)であり; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−;又はC1−C8ア ルキレン(これは、OH若しくはOCOR15で置換されている)であり; R10は、C1−C8アルキレン又は−CO−若しくはC1−C8アルキレン−CO
−であり; R′10は、水素又はC1−C8アルキル若しくはC5−C12シクロアルキルであ り; R′14は、水素又はC1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C3−C1 8 アルキル(これは、O又はNR′10で中断されている);C5−C12シクロアル
キル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17アルケニ ル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、C1− C4アルキル又はC1−C4アルコキシにより置換されている)であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C3−C50アルキル(これは、Oにより中
断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは
、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17アルケニル;フェニル ;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又はヒドロ
キシにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニル
アルキル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又はヒドロキ
シにより置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであるが;但し mが1であり、かつ式(E)の結合基がG3又はG5であるるとき、Zは、−O
−、−S−、−SO−、−SO2−又は−NR′14−である)で示される化合物 。 - 【請求項2】 Xが、原子価mの、脂肪族若しくは芳香族又は混合された脂
肪族−芳香族炭化水素、あるいは炭素及び水素の間、又は/及び炭素原子の間、
及び/又はO、N及びハロゲンの間の、O、N、N2、N3、S、SO、SO2、 SO3、SO4、O=P(O)3、P(O)3、Si、SiO、SiO2から選択され る1個以上のスペ−サ−の形態で、1個以上のヘテロ原子を含む、原子価mの、
脂肪族若しくは芳香族又は混合された脂肪族−芳香族炭化水素であるか、あるい
はXが,P、PO又は直接結合であり、ここで、 mが1であるとき、Xは、1〜60個の炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子
を含み; mが2であるとき、Xは、1〜60個の炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子
を含むか、又はXは、直接結合であり; mが3であるとき、Xは、1〜60個の炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子
を含むか;又はXは、P若しくはPOであり; mが4であるとき、Xは、1〜60個の炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子
を含み; mが5であるとき、Xは、5〜60個の炭素原子及び0〜15個のヘテロ原子
を含み; mが6であるとき、Xは、6〜100個の炭素原子及び0〜30個のヘテロ原
子を含み; mが7であるとき、Xは、7〜100個の炭素原子及び0〜30個のヘテロ原
子を含み;そして mが8であるとき、Xは、8〜200個の炭素原子及び0〜60個のヘテロ原
子を含む、請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 式(A)、(B)、(C)又は(D): 【化3】 (式中、 mは、Xの原子価であり、1〜8の範囲の整数であり; x及びyは、それぞれ、x+y=mに従う1〜7の範囲からの整数であり; Gは、=Oであり、そしてG′は、H又はR′5であるか;又はG′は、=O であり、そしてGは、H又はR′5であり; R1は、水素、C1−C18アルキル;C2−C18アルキル(これは、OH及び/ 又はフェニルで置換されている);オキシル;OH;C2−C12シアノアルキル ;C2−C12シアノアルコキシ;C1−C18アルコキシ;C5−C12シクロアルコ キシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキニル;C3−C8アルケニルオキシ;
C7−C12フェニルアルキル、C7−C12フェニルアルキル(これは、アルキル部
分が、ヒドロキシルにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル(こ れは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択される
、1、2又は3個の基により置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ ;C7−C15フェニルアルコキシ(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及 びC1−C4アルコキシから選択される、1、2又は3個の基により置換されてい
る)であるか;又はR1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1 −C8アルカノイルオキシ;グリシジルであり; R2、R4、R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アル
キル、C3−C8アルケニル、C5−C12シクロアルケニル、C5−C12シクロアル
キル、C6−C12ビシクロアルケニル、又はC6−C12ビシクロアルキルであり; R3は、C1−C8ヒドロキシアルキル、C1−C18アルキル又はC5−C12シク ロアルキルであるか;あるいは R2とR3、R4とR5′、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合する炭素原
子と一緒になって、C5−C12シクロアルキレンを形成し; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり;そして式 Aにおいて、また直接結合を形成してもよく;そしてまたOH若しくはOCOR 15 で置換されたC1−C8アルキレンであってもよいが、但しこのOH若しくはO
COR15基は、直接に−O−若しくは−NR′14−に結合した炭素原子に結合せ
ず; R10は、C2−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり; R′10は、水素又はC1−C8アルキル若しくはC5−C12シクロアルキルであ り; Wは、−O−又は−NR′14−であり、mが1でないとき、Wは直接結合であ
ってもよく; X′は、以下のXと同義であり; Yは、−O−又は−NR′14−であり; Z及びZ′は、独立して、直接結合又はYと同義であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコキ シ、−N(R′14)2、−OH、−OCOR11、−COR11、−COOR13、CN 、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキシ 、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノキシ及び/又はC1−C18 アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換フェノキシで置換され ている)であるか;あるいはXは、−P(=O)i(OR111)2;C3−C30アルキル
(これは、−O−で中断され、かつOHで置換されていてもよい);C5−C12 シクロアルキル;C3−C6アルケニル;グリシジル;C7−C15フェニルアルキ ル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及 びC1−C4アルコキシから選択される基により置換されている);−SO2−R ′11であるか;あるいは式(IIIa)〜(IIIe): 【化4】 の基のいずれかであり;そして式A及びCにおいて、Xは、水素又はCNであっ
てもよく; iは、0又は1であり; Halは、ハロゲン又は残基Y−R′14を表し; R11は、水素;C1−C18アルキル;C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、 −OH、−OCOR111、−COR111、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、
C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(
R′14)2、フェノキシ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−
若しくはハロ−置換フェノキシ置換の、C1−C18アルキル;C3−C50アルキル
(これは、Oにより中断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シ
クロアルキル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17 アルケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ及びヒドロキシから選択される基により置換されている);C7−C15フェ ニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環がC1−C4ア ルキル、C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個
により置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであり; R′11は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ及びヒドロキシから選択される基により置換されている);ナフチル;C7 −C15フェニルアルキル;C1−C17アルキル;C5−C12シクロアルキルであり
; R111は、C1−C12アルキル又はフェニル若しくはC7−C15アルキルフェニ ルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキ ル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個に より置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロア ルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);
C2−C17アルケニル;C2−C8ヒドロキシアルキル;C7−C15フェニルアルキ
ル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及 びC1−C4アルコキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている
)であり; R′14は、水素であるか、又はR14の定義の一つであり; R16は、C1−C18アルキル又はC3−C8アルケニルであり; R17は、水素又はC1−C4アルキルであり; R′17は、上記のR13の意味を有するか、又は水素若しくは周期率表のI又は
IIの主族の金属の一つの原子価であり; mが2のとき、 Xは、C2−C18アルキレン; C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ レン、C5−C12シクロアルキレン、S若しくは−NR′14で中断され、及び/ 又はOH、C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、−OCOR11、−COR11、
−COOR′17、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロアル コキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノキ シ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換
フェノキシで置換されている)であるか;あるいはXは、−P(=O)i(OR111)
−;C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;C5−C12シクロアルキレン−C 1 −C4アルキレン;フェニレン−C1−C4アルキレン;C2−C8アルキレン(こ
れは、C5−C12シクロアルキレン及び/又はフェニレンにより中断されている );C5−C12シクロアルキレン−E−C5−C12シクロアルキレン;−フェニレ
ン−E−フェニレン−(ここで、Eは、C1−C4アルキレン、−O−、−S−、
−SO2−,−CO−である)であるか;あるいはXは、カルボニル若しくはC1 −C7アルキレン−カルボニル又は式(IVa)〜(IVi): 【化5】 (式中、 iは、0又は1であり; R18は、直接結合;C1−C22アルキレン;C2−C22アルキレン(これは、酸
素、フェニレン、C5−C12シクロアルキレン、硫黄、−NR′14で中断され、 及び/又はOH、C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、−OCOR11、−CO
R11、−COOR13、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロ アルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェ ノキシ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−
置換フェノキシで置換されている);C2−C8アルケニレンであるか;あるいは
R18は、C2−C8アルケニレン(これは、R21で置換されている);C2−C8ア
ルキレン(これは、R21で置換されている);C5−C12シクロアルキレン;C5 −C12シクロアルケニレン;又はフェニレンであり; R19は、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ
レン及び/又はC5−C12シクロアルキレンにより置換されている);C5−C12 シクロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンで あり; R20は、C2−C12アルキレン;C4−C18アルキレン(これは、O、−NR′ 14 、S、C5−C12シクロアルキレン又は/及びフェニレンで中断されている) ;又はR20は、C5−C12シクロアルキレン;若しくはフェニレンであり; R′20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;
そしてiが1であるとき、R′20は、更にメチレンを含み; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロ、ヒドロキシから選択される、1、2又
は3個の基により置換されている);又はナフチル;又はナフチル(C1−C4ア
ルキル、C1−C4アルコキシ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロにより置換
されている);あるいはR21は、チエニル;フェノキシフェニル;チオフェン−
2−イル;フェニルチオフェニル;ベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル;ベンゾ
フラン−2−イル;9H−フルオレニル;ビフェニリル;10−(C1−C8アル キル)−10H−フェノチアジニルであり;そして結合基Z又はWは、直接結合 であるとき、Xは、C1アルキレン又はYでもよく; mが3であるとき、 Xは、C3−C18アルカントリル;P;PO;C4−C18トリアシル;1,3,
5−トリアジン−2,4,6−トリル;又は式(VIIa)若しくは(VIIb): 【化6】 の基、又は式(VIIc): 【化7】 (式中、 E1、E2及びE3は、互いに独立して、式(IVf)の基である)で示される三 価の基であり: mが4であるとき、 Xは、C5−C18アルカンテトリル;C6−C18テトラアシル;又は式(VIIIb
): 【化8】 (式中、 Z1及びZ2は、それぞれ互いに独立して、1,3,5−トリアジン−2,4,
6−トリイル又は式(VIIIc)若しくは(VIIId): 【化9】 の基であり、そして式(VIIIc−d)は、式(VIIIb)の窒素原子へトリアジン
環からの結合を介して結合している)であり; mが5であるとき、 Xは、C5−C18アルカンペンタイル;又はC7−C18ペンタアシルであり; mが6であるとき、 Xは、C9−C18ヘキサアシル;又は式(IXa)若しくは(IXb): 【化10】 (式中、 Z1、Z2及びZ3は、互いに独立して、1,3,5−トリアジン−2,4,6 −トリイル又は式(VIIIc)若しくは(VIIId)の基(これは、式(IXa)の窒
素原子へトリアジン環からの結合を介して結合している)である)の6価残基で
あり; mが7であるとき、 Xは、C10−C18ヘプタアシルであり; mが8であるとき、 Xは、C9−C18オクタアシル;又は式(Xa)若しくは(Xb): 【化11】 (式中、 Z1、Z2、Z3及びZ4は、互いに独立して、1,3,5−トリアジン−2,4
,6−トリイル又は式(VIIIc)若しくは(VIIId)の基(これは、式(Xa)
の窒素原子へトリアジン環からの結合を介して結合している)である)の8価残
基であり;そして Dは、式(XIa)〜(XIv): 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 (式中、 G″は、水素又は=Oであり; R′は、C1−C18アルキル又はシクロヘキシル、特にメチル又はtert.−ブ チルであり; R″は、tert.C4−C18アルキル又はシクロヘキシル、特にtert.−ブチル であり; T1及びT2は、独立して、H;C1−C18アルキル;フェニル−C1−C4アル キル;又はナフチル若しくはフェニル(これは、非置換又はハロゲン若しくはC 1 −C4アルキルにより置換されている);あるいはT1とT2は、結合炭素と一緒
になって、C5−C12シクロアルカン環を形成し; T3は、C2−C8アルカントリイル、特に下記式: 【化16】 (式中、 X7は、C1−C5アルキルである)のいずれかの基であり; T4は、H、C1−C18アルコキシ、C3−C8アルケニルオキシ又はベンジルオ
キシであり、そして T5は、T4と同義であるか、又はT4とT5は、一緒になって、−O−C2−C8 アルキレン−O−であり、そして T4がHのとき、T5は、更に−OH及び−NR′10−COR′11(ここで、R
′11は、C1−C18アルキル、C2−C4アルケニル又はフェニルである)であり ; X1は、式(XId)の基であり;そして X2は、X1と同義であるか又はC1−C18アルコキシ若しくは−N(R′14)2で
あり; X3は、−NR′10−、−NX6−、−O−、又は式−O−CO−X5−CO− O−X6(ここで、X5は、C1−C12アルカントリイルであり、そしてX6は、下
記式: 【化17】 の基である)の基であり; X8は、H、C1−C18アルキル、C7−C11フェニルアルキル、C2−C6アル コキシアルキル又はC5−C12シクロアルキルであり; X10は、H、Cl、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシであり; X11は、C1−C12アルキルであり; X′11は、H又はC1−C12アルキルであり; X12は、H又はOHであり; X13は、H、Cl、OH又はC1−C18アルコキシであり; X′13は、H、Cl又はC1−C4アルキルであり; X14は、H、Cl、OH又はC1−C18アルコキシであり; X15及びX17は、独立して、H、OH、Cl、CN、フェニル、C1−C6アル
キル、C1−C18アルコキシ、C4−C22アルコキシ(これは、Oで中断され、及
び/又はOHで置換されている)、又はC2−C20アルカノイルアミノ若しくは C7−C14フェニルアルコキシであり; X16及びX18は、独立して、H、OH、Cl、C1−C6アルキル又はC1−C6 アルコキシであり; X21、X22及びX23は、独立して、H、C1−C18アルキル又はC1−C18アル
コキシであり; X24及びX25は、独立して、H、又はC1−C8アルキルであり;そして X26は、H、C1−C8アルキル、フェニル、C7−C11フェニルアルキル、シ クロヘキシル又は−N(R′14)2であり;そして X25がX26に対してオルト位であるならば、X25は、X26及びそれらが結合す
る炭素原子と一緒になって、フェニル環を形成する)で示される、請求項1記載
の化合物。 - 【請求項4】 式(A)、(B)、(C)又は(D)(ここで、R2、R4、
R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C3− C8アルケニル、C5−C12シクロアルケニル、又はC5−C12シクロアルキル; あるいはR2とR3、R4とR5′、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合する
炭素原子と一緒になって、C5−C12シクロアルキレンを形成し;R3は、C1− C8ヒドロキシアルキル、C1−C18アルキル又はC5−C12シクロアルキルであ り;R5は、C1−C4アルキレン;C1−C4アルキレン−CO−であり;そして 式Aにおいて、また直接結合を形成してもよく; R10は、C2−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり; R′10は、水素又はC1−C8アルキル若しくはC5−C12シクロアルキルであ り; Wは、−O−又は−NR′14−であり、mが1でないとき、Wは直接結合であ
ってもよく; X′は、以下のXと同義であり; Yは、−O−又は−NR′14−であり; Z及びZ′は、独立して、直接結合又はYと同義であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコキ シ、−OH、−OCOR11、−COR11、−COOR13、CN、C5−C12シク ロアルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−N(R′14)2、フェノキシで置換さ れている)であるか;あるいはXは、C3−C30アルキル(これは、−O−で中 断され、かつOHで置換されていることができる);C5−C12シクロアルキル ;C3−C6アルケニル;グリシジル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フ
ェニルアルキル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコ
キシから選択される基により置換されている);あるいは式(IIIa)〜(IIId
): 【化18】 の基のいずれかであり; mが2のとき、 Xは、C2−C18アルキレン; C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ レン、C5−C12シクロアルキレン、Sで中断され、及び/又はC1−C18アルコ
キシ、−OCOR11、−COR11、−COOR′17、CN、C5−C12シクロア ルコキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−N(R′14)2、フェノキシ及び/又はC1 −C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換フェノキシで置 換されている)であるか;あるいはXは、C5−C12シクロアルキレン;フェニ レン;C5−C12シクロアルキレン−C1−C4アルキレン;フェニレン−C1−C 4 アルキレン;C2−C8アルキレン(これは、C5−C12シクロアルキレン及び/
又はフェニレンにより中断されている);C5−C12シクロアルキレン−E−C5 −C12シクロアルキレン;−フェニレン−E−フェニレン−(ここで、Eは、C 1 −C4アルキレン、−O−、−S−、−SO2−,−CO−である)あるか;あ るいはXは、カルボニル若しくはC1−C7アルキレン−カルボニル又は式(IVa
)〜(IVd): 【化19】 の基であり;そして 結合基Z又はWが、直接結合であるとき、Xは、C1アルキレン又はYであっ てもよく; mが3であるとき、 Xは、C3−C18アルカントリル;P;PO;C4−C18トリアシル;1,3,
5−トリアジン−2,4,6−トリル;又は式(VIIb)の基であり; mが4であるとき、 Xは、C5−C18アルカンテトリル;C6−C18テトラアシル;又は式(VIIIb
): 【化20】 の基であり; mが6であるとき、 Xは、C9−C18ヘキサアシル;又は式(IXa′)若しくは(IXb): 【化21】 の6価残基であり; mが8であるとき、 Xは、C9−C18オクタアシル;又は式(Xa′)若しくは(Xb′): 【化22】 (式中、 iは0又は1であり; R11は、水素;C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18 アルコキシ、−OCOR111、−COR111、CN、C5−C12シクロアルコキシ 、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノキシで置 換されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは
、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);C2−C17アル ケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている);C 7 −C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェニル環が
C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから選択される基の1、
2又は3個により置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであり ; R′11は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている)
;ナフチル;C7−C15フェニルアルキル;C1−C17アルキル;C5−C12シク ロアルキルであり; R111は、C1−C12アルキル又はフェニル若しくはC7−C15アルキルフェニ ルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキ ル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個に より置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロア ルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);
C3−C17アルケニル;C2−C8ヒドロキシアルキル;C7−C15フェニルアルキ
ルであり; R′14は、水素であるか、又はR14の定義の一つであり; R′17は、上記のR13の意味を有するか、又は水素若しくは周期率表のI又は
IIの主族の金属の一つの原子価であり; R18は、直接結合;C1−C22アルキレン;C2−C22アルキレン(これは、酸
素、フェニレン、C5−C12シクロアルキレン、S、NR′14で中断され、及び /又はOH、C1−C18アルコキシ、−N(R′14)2、−OCOR11、−COR11 、−COOR13、CN、−(O)i−P(=O)i(OR111)2、C5−C12シクロアル コキシ、アリルオキシ、ハロゲン、−COOH、−CON(R′14)2、フェノキ シ及び/又はC1−C18アルキル−、C1−C18アルコキシ−若しくはハロ−置換
フェノキシで置換されている);C2−C8アルケニレン;C2−C8アルケニレン
(これは、R21で置換されている);C2−C8アルキレン(これは、R21で置換
されている);シクロヘキシレン;シクロヘキセニレン若しくはフェニレンであ
り;又は R19は、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ
レン及び/又はC5−C12シクロアルキレンにより中断されている);C5−C12 シクロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンで あり; R20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;又はフェニレン
であり; R′20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;
そしてiが1であるとき、R′20は、更にメチレンを含み; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロ、ヒドロキシから選択される、1、2又
は3個の基により置換されている);ナフチル;又はナフチル(これは、C1− C4アルキル、C1−C4アルコキシ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、又はニトロ により置換されている);あるいはR21は、チエニル;フェノキシフェニル;チ
オフェン−2−イル;フェニルチオフェニル;ベンゾ〔b〕チオフェン−2−イ
ル;ベンゾフラン−2−イル;9H−フルオレニル;ビフェニリル;又は10−
(C1−C8アルキル)−10H−フェノチアジニルであり; Dは、式(XIa)、(XIc)、(XId)、(XIf)、(XIj)、(XIk)、(
XIm)、(XIn)、(XIo)、(XIp)、(XIs)、(XIt)又は(XIu)の基
である)で示される、請求項3記載の化合物。 - 【請求項5】 式(I)、(II)又は(III): 【化23】 (式中、 mは、Xの原子価であり、かつ1〜6の範囲の整数であり; x及びyは、それぞれ、x+y=mに従う1〜5の範囲からの整数であり; R1は、水素、C1−C18アルキル;オキシル;OH;CH2CN;C1−C18ア
ルコキシ;C5−C12シクロアルコキシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキ ニル;C7−C12フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは、フェ
ニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択される、1、2又
は3個の基により置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15 フェニルアルコキシ(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4ア
ルコキシから選択される、1、2又は3個の基により置換されている)であるか
;又はR1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイル;C1−C8アルカ ノイルオキシ;グリシジル;又は基−CH2CH(OH)−G(ここで、Gは、 水素、メチル又はフェニルである)であり; R2、R3、R4、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アルキ
ル又はC5−C12シクロアルキルであるか;又は R2とR3、R6とR7並びにR8とR9は、それらが結合する炭素原子と一緒にな
って、C5−C12シクロアルキレンを形成し; R5は、C1−C4シクロアルキレンであり; R′10は、水素又はC1−C4アルキルであり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C3−C6アルケニル;
グリシジル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これは
、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択される基の
1、2又は3個により置換されている);あるいは式(IIIa)〜(IIId): 【化24】 (式中、 R11は、水素;C1−C17アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シ クロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されてい
る)C2−C17アルケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、 C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置
換されている);C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(こ
れは、フェニル環がC1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及びヒドロキシから
選択される基の1、2又は3個により置換されている);又はC8−C12フェニ ルアルケニルであり; R12は、直接結合、C1−C18アルキレン又はカルボニルであり; R13は、C1−C18アルキル;C3−C18アルケニル;C5−C12シクロアルキ ル;C5−C12シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個に より置換されている)であり; R14は、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロア ルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている);
C2−C17アルケニル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキ ル(これは、フェニル環が、C1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシから選択
される基の1、2又は3個により置換されている)であり; R15は、C1−C4アルキレン;C2−C4オキサアルキレン;C5−C12シクロ アルキレン;C5−C12シクロアルケニレン;フェニレンであるか;又は式−C H2−CH(R16)−若しくは−CH=C(R17)−であり; R16は、C1−C18アルキル又はC3−C8アルケニルであり; R17は、水素又はC1−C4アルキルであり; R′17は、上記のR13の意味を有するか、又は水素若しくは周期律表のI又は
IIの主族の金属の一つの原子価であり; mが2であるとき、 Xは、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニレ
ン及び/又はC5−C12シクロアルキレンにより中断されている); C5−C12 シクロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンで あるか;あるいは式(IVa)〜(IVf): 【化25】 (式中、 tは、ゼロ又は1〜7の整数であり; u及びvは、互いに独立して、1〜4の範囲の整数であり; R18は、直接結合;C1−C22アルキレン;C2−C8アルケニレン;シクロへ キシレン;シクロヘキセニレン又はフェニレンであり; R19は、C2−C12アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニ
レン及び/又はC5−C12シクロアルキレンで中断されている);C5−C12シク
ロアルキレン;ビス(C5−C12シクロアルキレン)−C1−C4アルキレンであり ; R20は、C2−C12アルキレン;C5−C12シクロアルキレン;又はフェニレン
であり; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
シ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ニトロ及びヒドロキシから選択される基の1
、2又は3個により置換されている);又はナフチル;若しくはナフチル(これ
は、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、ジ(C1−C4アルキル)アミノ及び ニトロから選択される基により置換されている);又は R21は、チエニル;フェノキシフェニル;フェニルチオフェニル;ベンゾ〔b
〕チオフェン−2−イル;ベンゾフラン−2−イル;9H−フルオレニル;ビフ
ェニル;10−(C1−C8アルキル)−10H−フェノチアジニル;又はフェニル
(これは、式(V)又は(VI): 【化26】 の基の1若しくは2個により置換されている)であり; mが3のとき、 Xは、脂肪族C4−C18トリアシル、芳香族C9−C18トリアシル又は式(VII ): 【化27】 (式中、 R22、R23及びR24は、互いに独立して、C1−C7アルキレンである)の基で
あり; mが4のとき、 Xは、脂肪族C6−C18テトラアシル若しくは芳香族C10−C18テトラアシル 又は式(VIII): 【化28】 の基であり; mが5のとき、 Xは、脂肪族C7−C18ペンタアシル又は芳香族C10−C18ペンタアシルであ り; mが6のとき、 Xは、脂肪族C9−C18ヘキサアシル又は芳香族C12−C18ヘキサアシルであ る)で示される、請求項1記載の化合物。 - 【請求項6】 式(A)、(B)、(C)又は(D)(ここで、mは、Xの
原子価であり、かつ1〜4の範囲からの整数であるか、又は6若しくは8であり
; Xは、1又は2であり、そしてyは、1であり; R1は、水素;C1−C18アルキル;オキシル;OH;C1−C18アルコキシ; C5−C12シクロアルコキシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキニル;C3−
C8アルケニルオキシ;C7−C12フェニルアルキル;C2−C8アルカノイル;C 3 −C5アルケノイル;又はグリシジルであり; R2、R4、R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C18アルキ
ル、C3−C8アルケニル、又はC5−C12シクロアルキルであり; R3は、C1−C8ヒドロキシアルキル、C1−C18アルキル又はC5−C12シク ロアルキルであり; R5は、C1−C4アルキレン;C1−C4アルキレン−CO−;そして式(A) において、直接結合であってもよく; R10は、C2−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−であり; Wは、−O−又は−NR′14−であり、そしてmが1のとき、Wは、直接結合
であることもでき; X′は、以下のXと同義であり; Yは、−O−又は−NR′14−であり; Z及びZ′は、独立して、直接結合であるか、又はYと同義であり; mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコキ シ、−OH、−OCOR11、CN、C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキシ 、ハロゲン又はフェノキシにより置換されている);又はXは、C3−C30アル キル(これは、−O−により中断され、かつOHにより置換されていることがで
きる);C5−C12シクロアルキル;C3−C6アルケニル;グリシジル;C7−C 15 フェニルアルキル;又は式(IIIa)若しくは(IIId): 【化29】 の基であり; R11は、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、C1−C18アルコ キシ、−OCOR111、−COR111、CN、C5−C12シクロアルコキシ、−C OOH又はC5−C12シクロアルキルにより置換されている);C5−C12シクロ
アルキル(これは、C1−C4アルキルの1、2又は3個により置換されている)
;C2−C8アルケニル;フェニル;C7−C15フェニルアルキルであり; R′14は、水素若しくはC1−C18アルキル;シクロヘキシル;C2−C8ヒド ロキシアルキル;C7−C15フェニルアルキルであり; R′17は、水素若しくはC1−C12アルキル又はナトリウム、カリウム、マグ ネシウム又はカルシウムイオンの等価物であり; mが2のとき、 Xは、C2−C18アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素、フェニレ
ン、C5−C12シクロアルキレン又はSで中断され、及び/又はC1−C18アルコ
キシ、−OH、−OCOR11、CN、C5−C12シクロアルコキシ、アリルオキ シ、ハロゲン若しくはフェノキシで置換されている);又はXは、C5−C12シ クロアルキレン;フェニレン;C5−C12シクロアルキレン−C1−C4アルキレ ン;フェニレン−C1−C4アルキレン;C2−C8アルキレン(これは、C5−C1 2 シクロアルキレン及び/又はフェニレンにより中断されている);C5−C12シ
クロアルキレン−E−C5−C12シクロアルキレン;−フェニレン−E−フェニ レン−(ここで、Eは、C1−C4アルキレン、−O−、−S−、−SO2−、− CO−である);あるいはXは、カルボニル若しくはC1−C7アルキレン−カル
ボニル又は式−COR18−CO− (IVa)(ここで、R18は、直接結合;C1−C1 8 アルキレン;C4−C22アルキレン(これは、酸素、フェニレン、C5−C12シ クロアルキレン、Sで中断されている);C2−C8アルケニレン;C2−C8アル
ケニレン(これは、R21で置換されている);C2−C8アルキレン(これは、R 21 で置換されている);シクロヘキシレン;又はフェニレンである)の基であり
; R20及びR′20は、独立して、C2−C12アルキレン又はシクロヘキシレン; そしてiが1のとき、R′20は、更にメチレンも意味し; R21は、フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
シ及びヒドロキシから選択される基の1、2又は3個により置換されている);
又はナフチル;若しくはナフチル(これは、C1−C4アルキル又はC1−C4アル
コキシにより置換されている);あるいはR21は、チエニル;フェニルチオフェ
ニル;チオフェン−2−イル;ベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル;ビフェニリ
ル;10−(C1−C8アルキル)−10H−フェノチアジニルであり; mが3のとき、 Xは、C3−C18アルカントリル;P;PO;C4−C18トリアシル;1,3,
5−トリアジン−2,4,6−トリイルであり; mが4のとき、 Xは、C5−C18アルカントリル;C6−C18テトラアシル;又は式:Z1−Y −R20−Y−Z2(VIIIb)の基であり; mが6のとき、 Xは、式(IXa′)又は(IXb): 【化30】 の6価残基であり; mが8のとき、 Xは、式(Xa′)又は(Xb′): 【化31】 の8価残基であり; Dは、式(XIa)、(XIc)、(XId)、(XIj)、(XIk)、(XIm)、(
XIn)、(XIo)、(XIp)、(XIs)又は(XIu)の基であり; G″は、水素又は=Oであり; R′は、シクロヘキシル、メチル又はtert.−ブチルであり; R″は、シクロヘキシル又はtert.−ブチルであり; X1は、式(XId)の基であり;そして X2は、X1と同義であるか又はC1−C18アルコキシ若しくは−N(R′14)2で
あり; X3は、−O−であり; X10は、H、Cl、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシであり; X11は、C1−C12アルキルであり; X′11は、H又はC1−C12アルキルであり; X12は、H又はOHであり; X13は、H、Cl、OH又はC1−C18アルコキシであり; X′13は、H、Cl又はC1−C4アルキルであり; X14は、H、Cl、OH又はC1−C8アルコキシであり; X15及びX17は、独立して、H、OH、Cl、フェニル、C1−C6アルキル、
C1−C18アルコキシ、C4−C22アルコキシ(これは、Oで中断され、及び/又
はOHで置換されている)、又はC7−C14フェニルアルコキシ;又はC2−C20 アルカノイルアミノであり;そして X16及びX18は、独立して、H、OH、Cl、メチル又はC1−C6アルコキシ
である)で示される、請求項3記載の化合物。 - 【請求項7】 式(A)、(B)、(C)又は(D)(ここで、Xは、1で
あり、そしてyは、1であり; R1は、水素;C1−C18アルキル;オキシル;OH;C1−C18アルコキシ; シクロヘキシルオキシ;アリル;アリルオキシ;C2−C8アルカノイル;又はグ
リシジルであり; R2、R3、R4、R5′、R6、R7、R8及びR9は、互いに独立して、C1−C6ア
ルキル、又はシクロヘキシルであり; R5は、C1−C4アルキレン;そして式(A)において、直接結合であっても よく; R10は、C2−C8アルキレンであり; Wは、−O−であり、 mが1のとき、 Xは、C1−C18アルキル;C1−C8アルキル(これは、C1−C8アルコキシ 、−OH、−OCOR11、シクロヘキシルオキシ;C7−C15フェニルアルキル ;又は式(IIIa)若しくは(IIId): 【化32】 の基であり; mが2のとき、 Xは、C2−C18アルキレン;C4−C12アルキレン(これは、酸素で中断され
ている);C5−C12シクロアルキレン;フェニレン;シクロヘキシレン−C1−
C4アルキレン;フェニレン−C1−C4アルキレン;C2−C8アルキレン(これ は、シクロアルキレン及び/又はフェニレンにより中断されている);シクロヘ
キシレン−E−シクロヘキシレン;−フェニレン−E−フェニレン−(ここで、
Eは、C1−C4アルキレン、−O−、−S−、−SO2−、−CO−である); あるいはXは、カルボニル若しくはC1−C7アルキレン−カルボニル又は式−C
OR18−CO−(IVa)の基であり; mが3のとき、 Xは、C4−C18トリアシル;1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリイ ルであり; mが4のとき、 Xは、C5−C18アルカントリル;C6−C18テトラアシル;又は式Z1−Y− R20−Y−Z2(VIIIb)の基であり; mが6のとき、 Xは、式(IXa′)又は(IXb): 【化33】 の6価残基であり; mが8のとき、 Xは、式(Xa′)又は(Xb′): 【化34】 の8価残基であり; iは、0又は1であり; R11は、C1−C18アルキル;C1−C8アルキル(これは、C1−C8アルコキ シにより置換されている);C2−C8アルケニル;フェニル;C7−C15フェニ ルアルキルであり; R′14は、水素又はC1−C18アルキル;シクロヘキシル;C2−C8ヒドロキ シアルキル;C7−C15フェニルアルキルであり; R16は、C1−C18アルキル又はC3−C8アルケニルであり; R′17は、水素若しくはC1−C4アルキル又はナトリウム、カリウム、マグネ
シウム若しくはカルシウムの等価物であり; R18は、直接結合;C1−C18アルキレン;C2−C8アルケニレン;C2−C8 アルケニレン(これは、R21により置換されている);C2−C8アルキレン(こ
れは、R21により置換されている);シクロヘキシレン;又はフェニレンであり
; R20及びR′20は、独立して、C2−C12アルキレン又はシクロヘキシレンで あり;そしてiが1ならば、R′20は、更にメチレンも意味し; R21は、フェニル;チエニル;チオフェン−2−イルであり; Dは、式(XIa)、(XIc)、(XId)、(XIj)、(XIk)、(XIm)、(
XIn)、(XIo)、(XIp)、(XIs)又は(XIu)の基であり; G″は、水素であり; R′は、メチル又はtert.−ブチルであり; R″は、tert.−ブチルであり; X1は、式(XId)の基であり;そして X2は、X1と同義であるか又は−N(R′14)2であり; X3は、−O−であり; X10は、H、Cl、メチル又はメトキシであり; X11及びX′11は、独立してC1−C12アルキルであり; X12は、H又はOHであり; X13は、H又はC1−C8アルコキシであり; X′13は、H又はC1−C4アルキルであり; X14は、H又はC1−C8アルコキシであり; X15、X17、X16及びX18は、独立して、H、フェニル又はメチルである)で
ある)で示される、請求項6記載の化合物。 - 【請求項8】 A)光、酸素及び/又は熱による損傷に敏感な有機材料、及
びB)安定剤として、請求項1記載の式(F)の化合物を含む組成物。 - 【請求項9】 有機材料が、合成有機ポリマー、複写材料又は被覆材料であ
る、請求項8記載の組成物。 - 【請求項10】 安定化されるべき材料に基づいて、成分Bの安定剤の0.
1〜10重量%を含む、請求項8記載の組成物。 - 【請求項11】 溶媒、顔料、染料、可塑剤、抗酸化剤、安定剤、チキソト
ロピー剤、均染助剤、別の光安定剤、金属封鎖剤、ホスファイト及びホスホナイ
トから選択される更なる成分を含む、請求項8記載の組成物。 - 【請求項12】 更なる成分として、2−ヒドロキシフェニルトリアジン類
及び/又は2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類のクラスからの安定剤
を含む、請求項11記載の組成物。 - 【請求項13】 光、酸素及び/又は熱による損傷に敏感な有機材料を安定
化するための方法であって、該材料に、請求項1記載の式(F)の化合物の少な
くとも1種を、加えるか、又は塗布することを特徴とする方法。 - 【請求項14】 光、酸素及び/又は熱による損傷に対して、有機材料を安
定化するための、請求項1記載の式(F)の化合物の使用。 - 【請求項15】 式(XIV): 【化35】 (式中、 G1は、水素;C1−C18アルキル;C2−C18ヒドロキシアルキル;オキシル ;OH;C2−C12シアノアルキル;C2−C12シアノアルコキシ;C1−C18ア ルコキシ;C5−C12シクロアルコキシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキ ニル;C3−C8アルケニルオキシ;C7−C12フェニルアルキル;C7−C12フェ
ニルアルキル(これは、ヒドロキシ、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アル
コキシにより置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェ
ニルアルコキシ(これは、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシで置
換されている);あるいはG1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケノイ ル;C1−C18アルカノイルオキシ;C3−C8エポキシアルキルであり; G2、G3、G4及びG5は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C5−C12シ
クロアルケニル、C6−C12ビシクロアルキル;C6−C12ビシクロアルケニル又
はC5−C12シクロアルキルであり; G6は、C1−C18アルキル;C1−C18アルキル(これは、Oで中断されてい るか、又はC5−C12シクロアルキル、フェニル、OH、フェノキシ、C1−C18 アルコキシ、C5−C12シクロアルコキシ、ハロゲン、COOR15又は−O−C OR15で置換されている);あるいはここでG6は、C2−C18アルケニル;フェ
ニル;フェニル(これは、アルキル又はOHで置換されている)、C5−C12シ クロアルキルであり; Mは、負電荷又はアルカリ金属であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12シ クロアルキル(これは、C1−C4アルキルで置換されている);C2−C17アル ケニル;フェニル;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ
及び/又はヒドロキシにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル; C7−C15フェニルアルキル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ 及び/又はヒドロキシにより置換されている);あるいはC8−C12フェニルア ルケニルである)で示される化合物。 - 【請求項16】 一つの基−R10−2H又は−R5−2Hを含有する、式( E′): 【化36】 (式中、 G1は、水素;C1−C18アルキル;C2−C18ヒドロキシアルキル;オキシル ;OH;C2−C12シアノアルキル;C2−C12シアノアルコキシ;C1−C18ア ルコキシ;C5−C12シクロアルコキシ;C3−C8アルケニル;C3−C8アルキ ニル;C3−C8アルケニルオキシ;C7−C12フェニルアルキル;C7−C12フェ
ニルアルキル(これは、ヒドロキシ、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アル
コキシにより置換されている);C7−C15フェニルアルコキシ;C7−C15フェ
ニルアルコキシ(これは、C1−C4アルキル及び/又はC1−C4アルコキシによ
り置換されている);あるいはG1は、C1−C8アルカノイル;C3−C5アルケ ノイル;C1−C18アルカノイルオキシ;C3−C8エポキシアルキルであり;あ るいは G1は、基−R10−ZHであり; G2及びG4は、互いに独立して、C1−C18アルキル、C5−C12シクロアルケ
ニル、C6−C12ビシクロアルキル;C6−C12ビシクロアルケニル又はC5−C1 2 シクロアルキルであり; G3は、G2と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;又は
G2とG3は、一緒になって、(CH2)e(ここで、eは、4〜11の数である)で
あるか;又は G3は、基−R5−ZHであり; G5は、G4と同義であるか、又はC1−C8ヒドロキシアルキルであるか;又は
G4とG5は、一緒になって、(CH2)e(ここで、eは、4〜11の数である)で
あり;そして G1が水素でないとき、G5は、基−R5−ZHであることもでき; G6は、G4と同義であるか、又は水素であるか;又は G6は、基−R5−ZHであり; R5は、C1−C8アルキレン;C1−C8アルキレン−CO−;又はC1−C8ア ルキレン(これは、OH又はOCOR15により置換されている)であり; R10は、C1−C8アルキレン又はC1−C8アルキレン−CO−であり; R15は、水素;C1−C17アルキル;C3−C50アルキル(これは、Oにより中
断されている);C5−C12シクロアルキル;C5−C12シクロアルキル(これは
、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C17アルケニル;フェニル ;フェニル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又は ヒド ロキシにより置換されている);C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニ
ルアルキル(これは、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ及び/又は ヒド ロキシにより置換されている);又はC8−C12フェニルアルケニルであり; R′14は、水素、C1−C18アルキル;C5−C12シクロアルキル;C5−C12 シクロアルキル(これは、C1−C4アルキルにより置換されている);C2−C1 7 アルケニル;C7−C15フェニルアルキル;C7−C15フェニルアルキル(これ は、C1−C4アルキル又はC1−C4アルコキシにより置換されている);そして ZHは、−OH、−NHR′14、−SH、オキシラニル、又はハロゲンである
)で示される化合物、又は化合物3−メチル−3−エチル−5−ヒドロキシメチ
ル−5−エチル−2−モルホリノン。 - 【請求項17】官能性有機ポリマーを改質するための方法であって、 請求項1記載の式(F)の化合物、又は請求項16記載の式(E′)の化合物(
この化合物は、ヒドロキシ若しくはエポキシ若しくはカルボキシ基又はエチレン
性二重結合を有する)を、ヒドロキシ又はエポキシ又はカルボキシと反応するた
めに適切な官能基を有する有機ポリマーと反応させることを特徴とする方法。
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