JP2001516674A - 靴用安全固定具付きの自転車ペダル及び自転車ペダルへの靴の固定装置 - Google Patents

靴用安全固定具付きの自転車ペダル及び自転車ペダルへの靴の固定装置

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JP2001516674A
JP2001516674A JP2000511677A JP2000511677A JP2001516674A JP 2001516674 A JP2001516674 A JP 2001516674A JP 2000511677 A JP2000511677 A JP 2000511677A JP 2000511677 A JP2000511677 A JP 2000511677A JP 2001516674 A JP2001516674 A JP 2001516674A
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ベイル,スズァンヌ,ユゲット
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ベイル,スズァンヌ,ユゲット
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    • B62M3/086Attachments between shoe and pedal other than toe clips, e.g. cleats
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Abstract

(57)【要約】 自転車ペダルに対する滑り止めと靴との固定を容易にすることにある。本発明自転車ペダル1は、つかみと協働して滑り止めと靴との上方及び前方に対する保持を確実にできる保持手段Rと、自転車ペダルの後部に位置し、縦方向に沿って可動なように取付けられ、弾性戻し手段E1により滑り止め3の後部8に対し押しつけられ、滑り止め3を保持手段Rに押付け、固定を確実にすることのできる保持部材Mとを備える。保持手段Rは、とくに滑り止め3により加わる推力の作用のもとに弾性戻し手段E2に逆らって前方に移動し、この弾性戻し手段E2の作用のもとに滑り止め3のつかみ4の固定位置に戻ることができるようにして取付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、前方に向けたつかみを備えた滑り止め(cleat)を靴底の下側
に設けた靴用の安全固定器具(safety fixing)を持ち軸線のまわ
りに回転できるように取付けた自転車ペダルに関する。
【0002】 本発明に係わる自転車ペダルは、 靴の滑り止めが係合できる穴の前方に位置し前記滑り止めのつかみと協働して前
記滑り止め及び靴の上方及び前方に対する保持を確実にすることができ前記自転
車ペダルの回転軸線の後方で横方向に走る保持手段と、 前記自転車ペダルの後部に位置し、縦方向に沿い可動なように取付けられ、弾性
戻し手段により前記滑り止めの後部に押しつけられ、この滑り止めを前記保持手
段に対し押付け、固定が確実になるようにすることのできる保持部材と を備えるような自転車ペダルに関する。
【0003】 この種の自転車ペダルは、とくにFR−B−2,564,414号、FR−B
2,574,743号及びEP−B−0,169,080号の各明細書でよく知
られている
【0004】 このような自転車ペダルは、足のねじり作用により、とくに転倒を防ぐように
靴を早く脱げることによって自転車の乗り手の安全性を高める。その他の利点の
うちではとくに、当てがい区域の後方に位置させた穴内にはまる滑り止めにより
、靴底がこの靴底から離れないで幾何学的回転軸線から短い距離で自転車ペダル
に直接当たることであり、このようにして自転車ペダル踏み作用の効率が向上す
る。
【0005】 この固定装置は十分満足の得られるように作用するが、「靴の取付け」すなわち
自転車ペダルに対する滑り止めと靴との固定があまり容易ではない。
【0006】 本発明の目的はとくに、前記した利点を保持すると共に前記したように比較的
容易的迅速な「靴取付け」のできるような安全固定具付きの自転車ペダルを提供
することにある。又本発明自転車ペダルは簡単で信頼性があり丈夫な構造を持つ
ことが望ましい。
【0007】 本発明によれば前記したような安全固定具を持つ自転車ペダルは、この自転車ペ
ダルに設けた前記保持手段が、とくに前記滑り止めにより加わる推力の作用のも
とに弾性戻し手段に逆らって前方に移動させられ、この弾性戻し手段の作用のも
とに前記つかみの固定位置に戻ることができるように、前記保持手段Rを取付け
たことを特徴とする。
【0008】 前記保持手段は、自転車ペダルの幾何学的軸線に平行でピン自体に平行に移動
できるピンから構成するのがよい。
【0009】 このピンは、自転車ペダルの幾何学的回転軸に平行な軸線のまわりに枢動できる
半径方向に向いた2個のアームにより支えるのが有利である。ピン及び各アーム
のアセンブリは少なくとも1個のねじりばね(torsion spring)
の作用を受ける。
【0010】 ピン及びアームは、とくに鋼線で作られU字形に曲げた単一部分品を形成する。
これ等のアームのピンから遠い方の端部は各側で互いに反対の向きにつる巻状に
曲かれねじりばねを形成するようにしてある。これ等のねじりばねの巻線は実質
的に同軸で自転車ペダルの回転軸線に平行である。これ等の巻線に棒をねじ込み
これ等のばね及びピンの支持体として作用するようにしてある。この棒はそれぞ
れ自転車ペダルの各側に設けた穴にはまる。
【0011】 保持部材及び保持手段は、この自転車ペダルの回転軸線に平行でこの自転車ペ
ダルの中間面に直交する平面に関して実質的に対称形の幾何学的形状を持つのが
有利である。保持部材は又、U字形に曲げた単一部分品から成りアームを持つピ
ンにより形成してある。これ等のアームのピンから遠い方の端部は、保持手段の
実質的に対称形の巻線に対し逆方向につる巻状に巻いてある。
【0012】 保持手段のねじりばねはこの保持手段を回転軸線を覆うペダル板の後縁部から
離れた状態に保持するが、保持部材のねじりばねは保持ピンをペダル板のこの後
部の方に戻す。
【0013】 互いに平行な2個のピンはこれ等の間に窓を形成する。この窓の幅は、各ピン
に当たる傾斜縁部を備えた滑り止めの実質的に上下方向の推力のもとに急速に増
大して滑り止め及びそのつかみを通すことができるようにし、次いで縮小して保
持手段を形成するピンのはね返り作用により滑り止めのつかみを固定する。
【0014】 各ねじりばねのアームから遠い方の端部は自転車ペダルの後方底部部分に設け
たクロスバーの下側に係合するようになる半径方向延長部分だけ延びるのがよい
【0015】 2つの傾斜した互いに対向する下縁部を持つ同一のクロスバーは保持手段及び
保持部材の各アームの半径方向延長部分の止めとして作用するのが有利である。
【0016】 本発明は又、自転車ペダルと靴の底の下側に固定され自転車ペダルの保持手段
及び保持部材と協働することのできる少なくとも1個の主な滑り止めとの組合せ
により形成され前記したような自転車ペダルに靴を固定する固定装置に係わる。
【0017】 本発明は前記した構造のほかに、添付図面により特定の実施例について述べる
以下の若干の構造に係わる。ただしこれ等の構造だけに限定するものではない。
【0018】
【実施例】
添付図面の図1及び図4には、幾何学的軸線Aのまわりに回転できるように取
付けた自転車ペダル1を自転車ペダル1に靴Cを固定する安全固定具(safe
ty device)Fと共に示す。
【0019】 「横方向」という用語は軸線Aに平行な方向を示し、「縦方向」という用語は
、軸線Aに直交し、自転車ペダルの中間面に平行な方向を示す。自転車ペダルの
「前部」は、この自転車ペダルに固定した靴のつま先に最も近い部分を示す。自
転車ペダルの「後部」はこの自転車ペダルの他方の末端部を示す。
【0020】 靴Cの底2だけを線図的に表わしこの靴底2に主要な滑り止め(main c
leat)3を固定してある。滑り止め3は金属又はプラスチック材から作るこ
とができる。滑り止め3は、少なくとも縦方向には調整できるようにしてねじ(
図示してない)により取りはずしできるように靴底Cに固定してある。
【0021】 滑り止め3は、足の最大幅に対応する靴底部分の後方に位置する。滑り止め3
は、前部に向かい開いたハウジング5を定めるように靴底2の下面から離れ前方
に向いたつかみ4を備える。つかみ4の下面6は頂部から底部に前部から後部に
傾斜している。滑り止め3の後面は、底部部分では反対方向に表面6まで傾斜し
た表面7を備え又頂部部分では靴底2に隣接する区域に実質的に直交する表面8
を備える。
【0022】 寸法の一層小さい補助の滑り止め9は、滑り止め3の前部に設けられねじ(図
示してない)により取りはずしでき調整できるように靴底2に固定してある。補
助の滑り止め(supplementary cleat)9は又、前部に向か
い開いたハウジング11を靴底2と共に形成する前方に突出するつかみ10を備
える。
【0023】 靴底2の2個の滑り止め3、9の間に含まれる空間12は、回転軸線に一致し
て位置するペダル板Pに直接当たることができる。使用者の足の中足骨の間節は
靴底の空間12の区域に位置する。
【0024】 自転車ペダル1は、クランク16に固定した軸15(図4)がはまり、自転車
ペダル1を自由に回転するように取付けた穴14を形成したハブ13を備える。
【0025】 図1及び図4に示すように自転車ペダル1が水平のときはペダル板Pにより形
成したハブ13の上面自体は水平である。ペダル板Pの寸法は自転車ペダルの縦
方向では一層小さい。
【0026】 ペダル板Pの横方向前縁部Paはその各端部をそれぞれ2つの枝部分17、1
8に固定してある。各枝部分17、18は前方に突出し横方向前縁部19により
互いに連結してある。前縁部19はまっすぐにして示してあるが、この前縁部1
9は異なる形状を備えてもよくとくに前方に凸形にしてもよい。前縁部19の上
部部分は、補助の滑り止め9により仕切ったハウジング11内にはまることので
きる後向きの曲がり20を持つ。実質的に台形の形状を持つ穴21は、2個の枝
部分17、18とペダル板Pの前縁部と横方向縁部19とにより仕切ってある。
補助の滑り止め9はこの穴21にはまる。
【0027】 ペダル板Pは縁部19の上部部分とほぼ同じ面に位置する。
【0028】 ハブ13は、ペダル板Pの各横方向端部で縦方向枝部分22、23により後方
に延びている。すなわち穴24はペダル板Pの後部で各枝部分22、23により
仕切られ滑り止め3を受入れるようにしてある。
【0029】 各枝部分22、23はハブ13の下部レベルに走っている。側方のほお部Jは
自転車ペダルの各縦方向側部に設けられ各枝部分22、23とハブ13との間の
接合を強化する。
【0030】 各枝部分22、23はそれぞれ後端部の近くに、棒25の各端部を受入れる軸
受けとして作用する穴22a、23aを備える。
【0031】 各枝部分22、23は又ハブ13の後面に近接して、自転車ペダルの幾何学的
回転軸線Aに平行な第2の横棒26用の軸受けとして作用する穴22b、23b
を備える。
【0032】 各枝部分22、23は、各穴22a、22b及び各穴23a、23bの間に在
る区域でクロスバー(crossbar)27により互いに連結してある。クロ
スバー27の下面は図1に示すように開いたV字形の形状の横断面を持つ。この
下面27aは前方に向き頂部から下部に後方に傾斜するが、後面27bは反対方
向に傾斜している。
【0033】 自転車ペダル1は幾何学的軸線Aの後方で横方向に走る保持手段Rを備える。
保持手段Rは、穴24の前方に位置し滑り止め3のつかみ4と協働し靴Cを前向
き及び上向きの方向で保持できるようにする。
【0034】 自転車ペダル1は又、縦方向に可動なように取付けられ弾性戻し手段E1によ
り滑り止め3の後部8に押しつけられ滑り止め3を保持手段Rに押付け滑り止め
/自転車ペダルの固定を確実にするようにすることができる保持部材Mを備える
【0035】 保持手段Rは、弾性戻し手段E2に逆らって縦方向前方に移動できるようにし
て自転車ペダル1に取付けてある。
【0036】 保持手段Rは、自転車ペダル1の幾何学的軸線Aに平行でピン自体に平行に移
動できるピン28で構成するのが有利である。
【0037】 ピン28は、ピン28の各端部に固定した半径方向に向いた枢動アーム29、
30により支えてある。
【0038】 ピン28及び各アーム29、30はU字形に折曲げた鋼線から成る単一部分品
を形成する。各アーム29、30はこのU字の互いに平行な枝部分を構成するが
、ピン28はこのU字の細長い底部に対応する。
【0039】 各アーム29、30のピン28から遠い方の端部は互いに反対の向きのつる巻
状に巻かれ各側でねじりばね(torsion spring)31、32を形
成する。これ等のねじりばねの各巻き輪(turn)はU字の内部の方に向けて
ある。各ねじりばね31、32は同軸でそれぞれ、各枝部分22、23により各
端部を支えた棒26をはめる2個のスリーブを形成する。
【0040】 ねじりばね31、32のアーム29、30から遠い方の端部は、クロスバー2
7の面27aの下側に係合するようになる半径方向延長部分31a、32aによ
り延びている。
【0041】 各ねじりばね31、32は、図1によりピン28の時計回りの戻りを生じピン
28の前方移動(すなわち図1の左方への移動)に弾性的に対抗するように設け
てある。
【0042】 保持手段Rの休止位置は図1に例示してある。自転車ペダル1が水平のときは
、休止位置におけるアーム29、30は実質的に上下方向であり、又ピン28は
ペダル板Pの後縁部から距離eだけ隔てている。
【0043】 保持部材Mも又、ピン28に平行でピン28の後方に位置するピン33から成
るU字型に折り曲げた鋼線から成る単一部分品に構成してある。ピン33はその
各端部を半径方向アーム34、35に固定してある。各アーム34、35はそれ
ぞれピン39から遠い方の端部がねじりばね36、37を形成する巻線を介して
延びている。各ねじりばね36、37はそのアーム34、35から遠い方の端部
が、クロスバー27の面27bの下側で止めに係合する半径方向延長部分36a
、37aを介して延びている。各ねじりばね36、37は相互に反対の方向に向
いている。巻線36はさらに、同じ側に位置する巻線31に対して反対方向に向
けてある。このことは巻線37、32についても同じことがいえる。すなわちね
じりばね36、37により形成した手段E1は図1においてピン33を逆時計回
りに弾性的に戻す。図1に例示した休止位置では自転車ペダルが水平のときにア
ーム34、35が実質的に上下方向になる。
【0044】 ピン38、各アーム34、35及び各ねじりばね36、37の幾何学的形状は
、クロスバー27の横方向中間面に関してピン28、各アーム29、30及び各
ねじりばね31、32の幾何学的形状に対し実質的に対称である。
【0045】 休止時の各ピン32、33の各内縁部間の距離Lはつかみ4の前端部と滑り止
め3の後面8との間の距離Gより短い。
【0046】 各端部を枝部分22、23により支えた棒25は2個の同軸の巻線36、37
を貫通する。
【0047】 この場合本発明による安全固定具を持つ自転車ペダルの作動方式はとくに「靴
取付け」に関しては次の通りである。
【0048】 靴取付けのために自転車の乗り手はその靴Cを穴21内に補助の滑り止め9を
はめることにより図1に例示した位置に位置させることによって、主要な滑り止
め3の傾斜した下面6をピン28の上方に位置させる。
【0049】 補助の滑り止め9は、靴取付け作用のための支持点を構成する自転車ペダル前
縁部の折返し20に係合する。
【0050】 自動車の乗り手は滑り止め3に下向きの推力を加える。
【0051】 傾斜面6は前方に動くピン28に図2に例示したようにねじりばね31、32
の作用に逆らって押圧力を及ぼす。滑り止め3の後面7はピン33に反対方向に
作用する。
【0052】 各ピン28、33の間の距離は、滑り止め3のつかみ4が下方に通過できるの
に十分なだけ増す。
【0053】 つかみ4がピン28を越えて下方に移動するとすぐに、ばね31、32により
時計回りに戻ったピン28ははね返りハウジング5(図3)内にはまる。これと
同時にピン33が滑り止め3の後面33に当たるようになる。
【0054】 この場合靴Cは自転車ペダル1に固定され頂部に対し又前部に対しピン28に
より保持される。
【0055】 「靴取付け」作用は、保持ピン28がこのようにはずせることによって著しく
容易になる。ねじりばね31、32により加わる抵抗作用は初めに最適な値に調
節することができる。
【0056】 ピン28がハウジング5にはまる作用は、足の押す力の方向とは反対のはね返
り運動を次で前進運動を靴Cで生じなくても単独で行われる。
【0057】 ピン33に作用するねじりばね36、37は、実質的にピン28を含む靴の取
付け中にほとんど付勢されることがない。従って比較的少数の巻き輪を持つたわ
み性の一層低いねじりばね36、37を使うことができる。
【0058】 靴の取りはずしすなわち自転車ペダル1に対し靴Cを離すことは、自転車から
かかとを離す向きに自転車ペダル1に対する自転車乗り手の足の単純なねじり運
動によって行われる。このねじり運動により、各ピン28、33の分離と滑り止
め前面及び滑り止め後面を介しカムのようにして作用する滑り止め3の解放とが
生ずる。
【0059】 以上各枢動アームにより支えたピン28により形成した保持手段について主と
して述べたが、この保持手段がペダル板Pに平行な平面内に位置し弾性的に戻さ
れるピン又は滑動条片により或はその他任意の同等な手段により構成できるのは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自転車ペダルと、靴取付け作用の初めにこの自転車ペダルに固定
する主要な滑り止めと補助の滑り止めとを持つ靴底との縦断面図である。
【図2】 靴取付けの過程で滑り止めのつかみが保持手段になじむ状態を示す自転車ペダ
ル及び靴底の図1と同様な縦断面図である。
【図3】 靴取付け済み位置における自転車ペダル及び靴底の図1と同様な縦断面図であ
る。
【図4】 本発明自転車ペダルの平面図である。
【符号の説明】
1 自転車ペダル 3 滑り止め 4 つかみ 8 後部 24 穴 A 回転軸線 E1 戻し手段 E2 戻し手段 F 安全固定具 M 保持部材 R 保持手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に向いたつかみ4を備えた滑り止め3を靴底の下側に設
    けた靴用の安全固定具を備え、軸線Aのまわりに回転できるように取付けられた
    靴用安全固定具付きの自転車ペダルであって、 前記靴滑り止め3が係合できる穴24の前方に位置し、前記滑り止めのつかみ4
    と協働して前記滑り止め及び靴の上方及び前方に対する保持を確実にすることが
    でき、前記自転車ペダルの回転軸線Aの後方で横方向に走る保持手段Rと、 前記自転車ペダルの後部に位置し、縦方向に沿い可動なように取付けられ、弾性
    戻し手段E1により前記滑り止め3の後部8に押しつけられ、この滑り止めを前
    記保持手段Rに対し押付け、固定が確実になるようにすることのできる保持部材
    Mと、 を備えた靴用安全固定具付きの自転車ペダルにおいて、 前記自転車ペダルに設けた前記保持手段Rが、とくに前記滑り止め3により加わ
    る推力の作用のもとに弾性戻し手段E2に逆らって前方に移動させられ、この弾
    性戻し手段E2の作用のもとに前記つかみ4の固定位置に戻ることができるよう
    に、前記保持手段Rを取付けたことを特徴とする靴用安全固定具付きの自転車ペ
    ダル。
  2. 【請求項2】 前記保持手段Rを、前記自転車ペダルの幾何学的軸線Aに平
    行であり、かつピン自体に平行に移動できるピン28により構成したことを特徴
    とする請求項1の自転車ペダル。
  3. 【請求項3】 前記ピン28を、前記自転車ペダルの幾何学的回転軸線Aに
    平行な軸線のまわりに枢動できる半径方向に向いた2個のアーム29、30によ
    り支え、前記ピン28及び前記アーム29、30のアセンブリが、少なくとも1
    個のねじりばねの作用を受けるようにしたことを特徴とする請求項2の自転車ペ
    ダル。
  4. 【請求項4】 前記ピン28が、前記アーム29、30と共に、とくに鋼線
    から成りU字形に折曲げた単一部分品を形成し、前記各アームの前記ピンから遠
    い方の端部を、各側で互いに反対の向きのつる巻状に巻き、ねじりばね31、3
    2を形成するようにしたことを特徴とする請求項2又は3の自転車ペダル。
  5. 【請求項5】 前記ねじりばね31、32の巻線が互いに実質的に同軸であ
    り、前記自転車ペダルの回転軸線Aに平行であり、前記各巻線に棒26をねじ込
    み、前記ねじりばねに対し又前ピンに対し支持体として作用するようにし、前記
    棒を前記自転車ペダルの各側部にそれぞれ設けた穴22b、23bに係合するよ
    うにしたことを特徴とする請求項4の自転車ペダル。
  6. 【請求項6】 前記保持部材M及び保持手段Rが、前記自転車ペダルの回転
    軸線に平行であり、この自転車ペダルの中間面に直交する平面に関して実質的に
    対称の幾何学的形状を持つことを特徴とする請求項4又は5の自転車ペダル。
  7. 【請求項7】 アーム34、35を持ち、U字形に折曲げた単一部分品を構
    成するピン33により、前記保持部材Mを同様に形成し、このピンから遠い方の
    前記アーム34、35の端部を、前記保持手段Rの実質的に対称の巻線31、3
    2に対し反対方向につる巻状の巻線36、37に巻いたことを特徴とする請求項
    6の自転車ペダル。
  8. 【請求項8】 互いに平行な2個の前記ピン28、33により、これ等のピ
    ンに押しつけられる傾斜縁部6、7を備えた前記滑り止め3の実質的に上下方向
    の推力のもとに先ず増大し、前記滑り止め及びそのつかみが通過できるようにし
    、次いで減小して前記保持手段を形成する前記ピン28のはね返り作用により前
    記滑り止めつかみ4の固定ができるようにした幅を持つ窓を前記ピン28、33
    の間に形成することを特徴とする請求項7の自転車ペダル。
  9. 【請求項9】 前記ねじりばねの前記アームから遠い方の端部が、前記自転
    車ペダルの後方下部部分に設けた同一のクロスバー27の下方に係合するように
    なる半径方向延長部分31a、32a、36a、37aにより延長され、前記ク
    ロスバーが互いに反対の向きに傾斜した下縁部27a、27bを持つことを特徴
    とする請求項7の自転車ペダル。
  10. 【請求項10】 前記請求項のいずれか1つに記載の自転車ペダルに靴を固
    定する固定装置において、前記自転車ペダル1と、靴の底の下側に固定できると
    共に前記自転車ペダルの前記保持手段R及び保持部材Mに協動することのできる
    少なくとも1個の主滑り止め3との組合せにより形成したことを特徴とする、自
    転車ペダルへの靴の固定装置。
JP2000511677A 1997-09-18 1998-09-08 靴用安全固定具付きの自転車ペダル及び自転車ペダルへの靴の固定装置 Pending JP2001516674A (ja)

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