JP2001516132A - 高速度モジュラー電気コネクタ及びこれに使用されるレセプタクル - Google Patents
高速度モジュラー電気コネクタ及びこれに使用されるレセプタクルInfo
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- H01R13/6585—Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts
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- H01R13/6587—Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts for separating multiple connector modules for mounting on PCBs
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
電気コネクタのためのレセプタクル（１０）はハウジングを有している。ハウジングは第１の面（１２）と第２の面（１６）と複数の信号伝送ターミナル（１８）とを有している。信号伝送ターミナルは第１の面から第２の面に向かって延びており、ハウジングは第１の面と第２の面との間に設けられた長手方向に延びる複数の側面（２４）を有している。これら側面の少なくとも幾つかには導電性の外側シールド（３２）が重ね合わされ、幾つかの信号伝送ターミナル同士の間には導電性の内側シールド手段が設けられている。
Description
【０００１】 （発明の背景） 本発明は、電気コネクタに係わり、特にドウタープリント配線ボードをマザー
プリント配線ボードに接続するためのモジュラーコネクタに関する。
プリント配線ボードに接続するためのモジュラーコネクタに関する。
【０００２】 コンピュータや他の様々な電気アッセンブリの製造において、ドウターボー ドは、一般に、レセプタクルを有するコネクタを介して、マザーボードに接続さ
れる。前記レセプタクルはプラスチックハウジングと第１および第２の面とを有
している。この場合、ターミナルの一端がドウターボードに接続され、ターミナ
ルの他端がマザーボードに接続されるヘッダに接続される。このようなコネクタ
をマザーボードもしくはドウターボードに対して接地する様々な構成が提案され
ているが、そのような構成はコネクタの構造を複雑にする。したがって、マザー
ボードとドウターボードとの間でコネクタを接地する簡単で安価な手段が必要で
ある。
れる。前記レセプタクルはプラスチックハウジングと第１および第２の面とを有
している。この場合、ターミナルの一端がドウターボードに接続され、ターミナ
ルの他端がマザーボードに接続されるヘッダに接続される。このようなコネクタ
をマザーボードもしくはドウターボードに対して接地する様々な構成が提案され
ているが、そのような構成はコネクタの構造を複雑にする。したがって、マザー
ボードとドウターボードとの間でコネクタを接地する簡単で安価な手段が必要で
ある。
【０００３】 （発明の要約） 本発明のレセプタクルは、第１の面と第２の面と複数の信号伝送手段とを有す
るハウジングを備えている。複数の信号伝送手段は第１の面から第２の面に向け
て延びている。前記ハウジングは前記第１の面と第２の面との間に設けられた長
手方向に延びる複数の側面を有している。これら側面の少なくとも幾つかには導
電性の外側シールド手段が重ね合わされ、幾つかの信号伝送手段同士の間には導
電性の内側シールド手段が設けられている。
るハウジングを備えている。複数の信号伝送手段は第１の面から第２の面に向け
て延びている。前記ハウジングは前記第１の面と第２の面との間に設けられた長
手方向に延びる複数の側面を有している。これら側面の少なくとも幾つかには導
電性の外側シールド手段が重ね合わされ、幾つかの信号伝送手段同士の間には導
電性の内側シールド手段が設けられている。
【０００４】 本発明の電気コネクタにおいて、前記レセプタクルは、シールドされたヘッ ダを介して、ドウターボードに接続される。ヘッダは、２つの端部壁と中間壁と
を有し、導電材料、好ましくは適当な金属合金によって形成される。複数の開口
が中間壁を貫通して延びており、これら複数の開口はレセプタクル内のターミナ
ルと接続する信号ピンを保持している。中間壁には第１の面と第２の面とが設け
られている。前記第１の面はレセプタクルの第２の面とインターフェイス接続さ
れる。また、第２の面はプリント配線ボードと当接し、第２の面上には複数の凹
部が設けられている。コネクタを接地するために、前記凹部内には導電ピンが圧
入して嵌め込まれている。
を有し、導電材料、好ましくは適当な金属合金によって形成される。複数の開口
が中間壁を貫通して延びており、これら複数の開口はレセプタクル内のターミナ
ルと接続する信号ピンを保持している。中間壁には第１の面と第２の面とが設け
られている。前記第１の面はレセプタクルの第２の面とインターフェイス接続さ
れる。また、第２の面はプリント配線ボードと当接し、第２の面上には複数の凹
部が設けられている。コネクタを接地するために、前記凹部内には導電ピンが圧
入して嵌め込まれている。
【０００５】 （好ましい実施例の詳細な説明） 特に図１および図２に示されるように、レセプタクル１０は電気絶縁性のフロ
ントハウジング１４に第１の面１２を有している。また、レセプタクル１０はそ
の底側に第２の面１６を有しており、第１の面１２から第２の面１６に向かって
導電性の複数の信号ターミナル１８が延びている。第１の面１２は複数の開口２
０を有している。これらの開口２０では、後述するように、ヘッダから延びるピ
ンが信号ターミナル１８と係合する。従来と同様、レセプタクル１０は複数のグ
ランドピン２２も有している。また、レセプタクル１０は、 長手方向に延びる 横側面２４，２６と長手方向に延びる上側面２８とを有している。第１の面１２
に対して反対側には端部３０が設けられている。横側面２４，２６と端部３０は
Ｕ字型のシールド３２によってカバーされている。このシールド３２は、横側面
２４，２６にそれぞれ重ね合わされる長手方向部３４，３６を有している。また
、Ｕ字型のシールド３２の部位３８はレセプタクル１０の端部３０に重ね合わさ
れている。電気絶縁性のハウジング１４の後方の上側面２８上には図示しないト
ップシールドが設けられている。
ントハウジング１４に第１の面１２を有している。また、レセプタクル１０はそ
の底側に第２の面１６を有しており、第１の面１２から第２の面１６に向かって
導電性の複数の信号ターミナル１８が延びている。第１の面１２は複数の開口２
０を有している。これらの開口２０では、後述するように、ヘッダから延びるピ
ンが信号ターミナル１８と係合する。従来と同様、レセプタクル１０は複数のグ
ランドピン２２も有している。また、レセプタクル１０は、 長手方向に延びる 横側面２４，２６と長手方向に延びる上側面２８とを有している。第１の面１２
に対して反対側には端部３０が設けられている。横側面２４，２６と端部３０は
Ｕ字型のシールド３２によってカバーされている。このシールド３２は、横側面
２４，２６にそれぞれ重ね合わされる長手方向部３４，３６を有している。また
、Ｕ字型のシールド３２の部位３８はレセプタクル１０の端部３０に重ね合わさ
れている。電気絶縁性のハウジング１４の後方の上側面２８上には図示しないト
ップシールドが設けられている。
【０００６】 特に図１、図３、図６には、長手方向に沿って平行に延びる内側シールド壁 ４０，４２，４４，４６，４８が示されている。これらの内側シールド壁４０，
４２，４４，４６，４８同士の間には、長手方向に延びる空間５０（図３参照）
が形成されている。また、これらの内側シールド壁は横方向に延びる横延在部５
２，５３（図３参照）を有している。また、これらの横延在部はそれぞれ縦方向
に延びる一対のバーチカルラッチを有している。すなわち、横延在部５２には一
対のバーチカルラッチ５４，５６が設けられ、横延在部５３には一対のバーチカ
ルラッチ５８，６０が設けられている。これらのバーチカルラッチは、水平に延
びる小穴６２，６４（図２および図６参照）と係合する。Ｕ字型のシールド３２
の長手方向部３４の前側上縁部には、バネラッチ６６が設けられている。Ｕ字型
のシールド３２の長手方向部３６の前側上部にも、バネラッチ６８が設けられて
いる。同様に、内側シールド壁４０は前側にバネラッチ７０を有し、内側シール
ド壁４２はシールドラッチ７２を有し、内側シールド壁４４は前側にバネラッチ
７４を有し、内側シールド壁４６は前側にシールドラッチ７６を有し、内側シー
ルド壁４８は前側にバネラッチ７８を有している。
４２，４４，４６，４８同士の間には、長手方向に延びる空間５０（図３参照）
が形成されている。また、これらの内側シールド壁は横方向に延びる横延在部５
２，５３（図３参照）を有している。また、これらの横延在部はそれぞれ縦方向
に延びる一対のバーチカルラッチを有している。すなわち、横延在部５２には一
対のバーチカルラッチ５４，５６が設けられ、横延在部５３には一対のバーチカ
ルラッチ５８，６０が設けられている。これらのバーチカルラッチは、水平に延
びる小穴６２，６４（図２および図６参照）と係合する。Ｕ字型のシールド３２
の長手方向部３４の前側上縁部には、バネラッチ６６が設けられている。Ｕ字型
のシールド３２の長手方向部３６の前側上部にも、バネラッチ６８が設けられて
いる。同様に、内側シールド壁４０は前側にバネラッチ７０を有し、内側シール
ド壁４２はシールドラッチ７２を有し、内側シールド壁４４は前側にバネラッチ
７４を有し、内側シールド壁４６は前側にシールドラッチ７６を有し、内側シー
ルド壁４８は前側にバネラッチ７８を有している。
【０００７】 特に図４に示されるように、電気絶縁性のハウジング１４は両側にスロット ８０，８２を有している。これらのスロット８０，８２はそれぞれバネラッチ６
６，６８と係合される。また、これらのスロット８０，８２間には、内側シール
ド壁４０，４２，４４，４６，４８のバネラッチ７０，７２，７４，７６，７８
とそれぞれ係合する中間スロット８４，８６，８８，９０，９２が設けられてい
る。
６，６８と係合される。また、これらのスロット８０，８２間には、内側シール
ド壁４０，４２，４４，４６，４８のバネラッチ７０，７２，７４，７６，７８
とそれぞれ係合する中間スロット８４，８６，８８，９０，９２が設けられてい
る。
【０００８】 特に図１、図４、図５に示されるように、複数の信号ターミナル１８が電気 絶縁性のフレーム９４，９６，９８，１００，１０１，１０２内に収容されてい
る。これらのフレーム９４，９６，９８，１００，１０１，１０２はそれぞれフ
レームラッチ１０３，１０４，１０６，１０８，１１０，１１２を有している。
これらのフレームラッチ１０３，１０４，１０６，１０８，１１０，１１２はそ
れぞれ電気絶縁性のハウジング１４の開口１１４，１１６，１１８，１２０，１
２２（図１および図４参照）と係合する。 特に図５、図７、図８に示されるように、電気絶縁性のフレーム９４は、信号タ
ーミナル１８とは別個に、信号ターミナル１２４，１２６，１２８，１３０を保
持している。これらの信号ターミナル１８，１２４，１２６，１２８，１３０は
それぞれ、上方に向かって延びた後、水平に延びている。また、これらの信号タ
ーミナル１８，１２４，１２６，１２８，１３０は、その水平に延びたターミナ
ル部分の端部に、スリットピン係合部１３２，１３４，１３６，１３８，１４０
を有している。また、従来と同様に、レセプタクル１０は、一対のコードキーホ
ルダ１４２，１４４と押圧ピン（press pin）１４６，１４８，１５０とを有し ている。
る。これらのフレーム９４，９６，９８，１００，１０１，１０２はそれぞれフ
レームラッチ１０３，１０４，１０６，１０８，１１０，１１２を有している。
これらのフレームラッチ１０３，１０４，１０６，１０８，１１０，１１２はそ
れぞれ電気絶縁性のハウジング１４の開口１１４，１１６，１１８，１２０，１
２２（図１および図４参照）と係合する。 特に図５、図７、図８に示されるように、電気絶縁性のフレーム９４は、信号タ
ーミナル１８とは別個に、信号ターミナル１２４，１２６，１２８，１３０を保
持している。これらの信号ターミナル１８，１２４，１２６，１２８，１３０は
それぞれ、上方に向かって延びた後、水平に延びている。また、これらの信号タ
ーミナル１８，１２４，１２６，１２８，１３０は、その水平に延びたターミナ
ル部分の端部に、スリットピン係合部１３２，１３４，１３６，１３８，１４０
を有している。また、従来と同様に、レセプタクル１０は、一対のコードキーホ
ルダ１４２，１４４と押圧ピン（press pin）１４６，１４８，１５０とを有し ている。
【０００９】 図１１には電気絶縁性のフレームが縦方向に２等分された状態が示されてい る。この２等分されたフレームには、その中心部に凹部が設けられているととも
に、複数のコンタクト受け部１５１ａ〜１５１ｈが設けられている。
に、複数のコンタクト受け部１５１ａ〜１５１ｈが設けられている。
【００１０】 図１２に示されるように、レセプタクル１０はヘッダ１５２と係合する。ヘ ッダ１５２は一対の端壁１５４，１５６と中間壁とを有している。前記中間壁に
は、複数の導電ピン１６０が貫通して延びる開口が設けられている。これらの導
電ピン１６０は、レセプタクル１０の第１の面１２と係合して信号ターミナル１
８，１２４，１２６，１２８，１３０のスリットピン係合部１３２，１３４，１
３６，１３８，１４０内に受けられるように、延びている。
は、複数の導電ピン１６０が貫通して延びる開口が設けられている。これらの導
電ピン１６０は、レセプタクル１０の第１の面１２と係合して信号ターミナル１
８，１２４，１２６，１２８，１３０のスリットピン係合部１３２，１３４，１
３６，１３８，１４０内に受けられるように、延びている。
【００１１】 本発明の第２の実施例が図１３〜図２０に示されている。特に図１３に示さ れるように、本実施例のレセプタクルは前面２１０と底面２１１とを有している
。前面２１０には、プラグと接続する従来と同様の複数のピン受け開口２１２が
設けられている。また、レセプタクルは、従来と同様、プレスアタッチメントペ
グ２１４と位置決めペグ（location peg）２１６，２１８とを有している。また
、レセプタクルは、スペーサ２２０，２２２と極性整合キー（polarization ali
gnment key）２２４，２２６とを有している。
。前面２１０には、プラグと接続する従来と同様の複数のピン受け開口２１２が
設けられている。また、レセプタクルは、従来と同様、プレスアタッチメントペ
グ２１４と位置決めペグ（location peg）２１６，２１８とを有している。また
、レセプタクルは、スペーサ２２０，２２２と極性整合キー（polarization ali
gnment key）２２４，２２６とを有している。
【００１２】 図１４および図１５に示されるように、レセプタクルは、上面２２８と、後 面２３０と、側面２３２，２３４とを有している。図示のように、上面２２８と
後面２３０と底面２１１とには、側面２３２，２３４に対して平行に延び且つシ
ールドを受けるスロット２３６，２３７が設けられている。シールド間には、長
尺なコンタクト受けスロット２３８，２３９が設けられている。また、一対の溝
２４０，２４２が、シールド受けスロット２３６，２３７に沿って且つ縦方向に
互いに所定の間隔をもって、設けられている。
後面２３０と底面２１１とには、側面２３２，２３４に対して平行に延び且つシ
ールドを受けるスロット２３６，２３７が設けられている。シールド間には、長
尺なコンタクト受けスロット２３８，２３９が設けられている。また、一対の溝
２４０，２４２が、シールド受けスロット２３６，２３７に沿って且つ縦方向に
互いに所定の間隔をもって、設けられている。
【００１３】 図１６〜図２０に示されるように、信号コンタクト２４４，２４６，２４８ ，２５０，２５２がレセプタクルの各コンタクト受けスロット２３８，２３９を
貫通している。これらのコンタクト２４４，２４６，２４８，２５０，２５２の
一端部はプリント回路基板２５４（図１６参照）に接続される（シールドの個々
のセット間に位置するコンタクトは全て同一の全長をもって後方に延びているが
、図１６に示されるように、コンタクトが異なる長さで延びてプリント回路基板
上の異なる後方位置でプリント回路基板の係合部と係合するようになっていても
良い）。コンタクト２４４，２４６，２４８，２５０，２５２の他端部には、ピ
ン受け開口２１２でピンと係合するＶ字形状部２５６が設けられている。図１７
Ａ、図１７Ｂ、図１９に示されるように、シールドは、レセプタクルの底面を貫
通してＰＣＢに対して接地されるグランドピン２５８，２６０，２６２を有して
いる。また、シールドはその下方に弾発性グランド部２６４を有している。この
弾発性グランド２６４は、レセプタクルの下側のスロットを通じて下方に延び、
その後、後方に向かって延びてシュラウドヘッダ（shrouded header）２６５に 対して接地される（図１７Ｂ参照）。また、同様に、シールドは、その上方に弾
発性グランド部２６６を有している。この弾発性グランド部２６６は、レセプタ
クルの上面２２８のスロットのうちの１つを貫通して図示しないヘッダに対して
接地される。これらの弾発性グランド突起との係合に適したヘッダは、例えば、
１９９６年１０月１０日に発行され且つ本出願の譲受人に与えられた国際特許出
願ＷＯ９６／３１９２２に開示されている。
貫通している。これらのコンタクト２４４，２４６，２４８，２５０，２５２の
一端部はプリント回路基板２５４（図１６参照）に接続される（シールドの個々
のセット間に位置するコンタクトは全て同一の全長をもって後方に延びているが
、図１６に示されるように、コンタクトが異なる長さで延びてプリント回路基板
上の異なる後方位置でプリント回路基板の係合部と係合するようになっていても
良い）。コンタクト２４４，２４６，２４８，２５０，２５２の他端部には、ピ
ン受け開口２１２でピンと係合するＶ字形状部２５６が設けられている。図１７
Ａ、図１７Ｂ、図１９に示されるように、シールドは、レセプタクルの底面を貫
通してＰＣＢに対して接地されるグランドピン２５８，２６０，２６２を有して
いる。また、シールドはその下方に弾発性グランド部２６４を有している。この
弾発性グランド２６４は、レセプタクルの下側のスロットを通じて下方に延び、
その後、後方に向かって延びてシュラウドヘッダ（shrouded header）２６５に 対して接地される（図１７Ｂ参照）。また、同様に、シールドは、その上方に弾
発性グランド部２６６を有している。この弾発性グランド部２６６は、レセプタ
クルの上面２２８のスロットのうちの１つを貫通して図示しないヘッダに対して
接地される。これらの弾発性グランド突起との係合に適したヘッダは、例えば、
１９９６年１０月１０日に発行され且つ本出願の譲受人に与えられた国際特許出
願ＷＯ９６／３１９２２に開示されている。
【００１４】 本発明の第３の実施例が図２０〜図２９に示されている。本実施例のレセプ タクルは、前面４１０と底面４１１とを有している。前面４１０には、プラグと
接続する従来と同様の複数のピン受け開口４１２が設けられている。また、レセ
プタクルは、従来と同様、プレスアタッチメントペグ４１４と位置決めペグ（lo
cation peg）４１６，４１８とを有している。
接続する従来と同様の複数のピン受け開口４１２が設けられている。また、レセ
プタクルは、従来と同様、プレスアタッチメントペグ４１４と位置決めペグ（lo
cation peg）４１６，４１８とを有している。
【００１５】 レセプタクルは、上面４２８と、後面４３０と、側面４３２，４３４とを有 している。第２の実施例と同様、上面４２８と後面４３０と底面４１１とには、
側面４３２，４３４に対して平行に延び且つシールドを受けるスロットが設けら
れている。シールド間には、長尺なコンタクト受けスロットが設けられている。
また、一対の溝が、シールド受けスロットに沿って且つ縦方向に互いに所定の間
隔をもって、設けられている。
側面４３２，４３４に対して平行に延び且つシールドを受けるスロットが設けら
れている。シールド間には、長尺なコンタクト受けスロットが設けられている。
また、一対の溝が、シールド受けスロットに沿って且つ縦方向に互いに所定の間
隔をもって、設けられている。
【００１６】 図２５〜図２７に示されるように、シールドは、レセプタクルの底面を貫通 してＰＣＢに対して接地されるグランドピン４５８を有している。また、シール
ドはその下方に弾発性グランド部４６４を有している。この弾発性グランド４６
４は、レセプタクルの下側のスロットを通じて下方に延び、その後、後方に向か
って延びてシュラウドヘッダ（shrouded header）に対して接地される。また、 シールドは、主部４６３から垂直に延びる後端部４６１を有している。この後端
部４６１はもう１つの弾発性グランド部４６５を下方に有している。また、シー
ルドはその上方に弾発性グランド部４６６を有している。この弾発性グランド部
４６６は、レセプタクルの上面４２８のスロットのうちの１つを貫通して図示し
ないヘッダに対して接地される。これらの弾発性グランド突起との係合に適した
ヘッダは、例えば、１９９６年１０月１０日に発行され且つ本出願の譲受人に与
えられた国際特許出願ＷＯ９６／３１９２２に開示されている。
ドはその下方に弾発性グランド部４６４を有している。この弾発性グランド４６
４は、レセプタクルの下側のスロットを通じて下方に延び、その後、後方に向か
って延びてシュラウドヘッダ（shrouded header）に対して接地される。また、 シールドは、主部４６３から垂直に延びる後端部４６１を有している。この後端
部４６１はもう１つの弾発性グランド部４６５を下方に有している。また、シー
ルドはその上方に弾発性グランド部４６６を有している。この弾発性グランド部
４６６は、レセプタクルの上面４２８のスロットのうちの１つを貫通して図示し
ないヘッダに対して接地される。これらの弾発性グランド突起との係合に適した
ヘッダは、例えば、１９９６年１０月１０日に発行され且つ本出願の譲受人に与
えられた国際特許出願ＷＯ９６／３１９２２に開示されている。
【００１７】 図２８および図２９にはフレームが示されている。図示のように、フレーム 内では、コンタクト４６７が電気絶縁性部材４６９によって保持されている。コ
ンタクト４６７は、電気絶縁性部材４６９と一体に形成されており、その一端部
にターミナル４７１を有している。また、コンタクト４６７の他端部には、ピン
受け開口４１２でピンと係合するＶ字形状部４５６が設けられている。また、電
気絶縁性部材４６９は、コンタクトと外部シールドとの間でのグランド接続部と
して機能する装着凹部４７３を有している。
ンタクト４６７は、電気絶縁性部材４６９と一体に形成されており、その一端部
にターミナル４７１を有している。また、コンタクト４６７の他端部には、ピン
受け開口４１２でピンと係合するＶ字形状部４５６が設けられている。また、電
気絶縁性部材４６９は、コンタクトと外部シールドとの間でのグランド接続部と
して機能する装着凹部４７３を有している。
【００１８】 図３０〜図３５は本発明の第４の実施例を示している。本実施例のレセプタ クル８１０は、ハウジング８１４の前側に第１の面８１２を有し、ハウジング８
１４の底部側に第２の面８１６を有している。複数の導電性の信号ターミナル８
１８が第１の面８１２から第２の面８１６に向けて延びている。第１の面８１２
は複数の開口の列８２０ａ，８２０ｂ，８２０ｃ，８２０ｄ，８２０ｅを有して
いる。後述するように、これらの開口では、ヘッダからのピンが信号ターミナル
８１８と係合する。また、レセプタクル８１０は、長手方向に延びる横側面８２
４，８２６と長手方向に延びる上側面８２８とを有している。また、レセプタク
ル８１０は端部８３０を有しており、直角を成す外側シールド８３２が端部８３
０と上側面８２８とに重ね合わされている。横側面８２４は金属壁８３４によっ
て形成されている。図３５には、複数の内側シールド壁８３８，８４０，８４２
，８４４，８４６，８４８が示されている。これらの内側シールド壁８３８，８
４０，８４２，８４４，８４６，８４８のそれぞれに隣接して、長手方向に延び
るエアースペース８５０ａ，８５０ｂ，８５０ｃ，８５０ｄ，８５０ｅが設けら
れている。導電シールドは、上側コンタクトラッチ８５２ａ，８５２ｂ，８５２
ｃ，８５２ｄ，８５２ｅ，８５２ｆを有している。また、同様に、導電シールド
は、下側コンタクトラッチ８５４ａ，８５４ｂ，８５４ｃ，８５４ｄ，８５４ｅ
，８５４ｆを有している（図３４参照）。外側シールド８３２には、バネラッチ
８５２ａ〜８５２ｆを収容するための複数の上側スロット８５８ａ〜８５８ｆが
設けられている。また、外側シールド８３２には、外側シールド８３２の直角位
置への曲げを容易にするためのエッジスロット８５８ａ〜８５８ｃが設けられて
いる。外側シールド８３２は、下側のバネラッチ８５４ａ〜８５４ｆを収容する
ためのボトムスロット８６０ａ〜８６０ｆを有している。
１４の底部側に第２の面８１６を有している。複数の導電性の信号ターミナル８
１８が第１の面８１２から第２の面８１６に向けて延びている。第１の面８１２
は複数の開口の列８２０ａ，８２０ｂ，８２０ｃ，８２０ｄ，８２０ｅを有して
いる。後述するように、これらの開口では、ヘッダからのピンが信号ターミナル
８１８と係合する。また、レセプタクル８１０は、長手方向に延びる横側面８２
４，８２６と長手方向に延びる上側面８２８とを有している。また、レセプタク
ル８１０は端部８３０を有しており、直角を成す外側シールド８３２が端部８３
０と上側面８２８とに重ね合わされている。横側面８２４は金属壁８３４によっ
て形成されている。図３５には、複数の内側シールド壁８３８，８４０，８４２
，８４４，８４６，８４８が示されている。これらの内側シールド壁８３８，８
４０，８４２，８４４，８４６，８４８のそれぞれに隣接して、長手方向に延び
るエアースペース８５０ａ，８５０ｂ，８５０ｃ，８５０ｄ，８５０ｅが設けら
れている。導電シールドは、上側コンタクトラッチ８５２ａ，８５２ｂ，８５２
ｃ，８５２ｄ，８５２ｅ，８５２ｆを有している。また、同様に、導電シールド
は、下側コンタクトラッチ８５４ａ，８５４ｂ，８５４ｃ，８５４ｄ，８５４ｅ
，８５４ｆを有している（図３４参照）。外側シールド８３２には、バネラッチ
８５２ａ〜８５２ｆを収容するための複数の上側スロット８５８ａ〜８５８ｆが
設けられている。また、外側シールド８３２には、外側シールド８３２の直角位
置への曲げを容易にするためのエッジスロット８５８ａ〜８５８ｃが設けられて
いる。外側シールド８３２は、下側のバネラッチ８５４ａ〜８５４ｆを収容する
ためのボトムスロット８６０ａ〜８６０ｆを有している。
【００１９】 図３５に示されるように、導電シールド間には、電気絶縁フレーム８９４， ８９６，８９８，９００，９０２，９０４が挿入されている。これらのフレーム
は、前述した実施例と同様の方法で、コンタクトを保持するために役立つ。例え
ば、ターミナル８１８に加えて、フレーム８９４が信号ターミナル９２４，９２
６，９２８，９３０を保持する。これらの各ターミナルは、上方に向かって延び
た後、水平に延びている。これらの各ターミナルはそれぞれ、水平に延びるその
端部に、スリットピン係合部９３２，９３４，９３６，９３８，９４０を有して
いる。また、レセプタクルは、直角延在部９４２，９４４を有する下側導電プレ
ート９４１を備えている。下側プレート９４１は水平延在部９４６，９４７を有
している。水平延在部９４６，９４７は、ハウジングから延びる凹部９４６，９
４７を介して、対応するヘッダピンと係合する。また、ハウジングは、長手方向
に延びる仕切り壁９４９ａ〜９４９ｅを有している。これらの仕切り壁９４９ａ
〜９４９ｅ間には、コンタクト９５０ａ〜９５０ｅが設けられている。
は、前述した実施例と同様の方法で、コンタクトを保持するために役立つ。例え
ば、ターミナル８１８に加えて、フレーム８９４が信号ターミナル９２４，９２
６，９２８，９３０を保持する。これらの各ターミナルは、上方に向かって延び
た後、水平に延びている。これらの各ターミナルはそれぞれ、水平に延びるその
端部に、スリットピン係合部９３２，９３４，９３６，９３８，９４０を有して
いる。また、レセプタクルは、直角延在部９４２，９４４を有する下側導電プレ
ート９４１を備えている。下側プレート９４１は水平延在部９４６，９４７を有
している。水平延在部９４６，９４７は、ハウジングから延びる凹部９４６，９
４７を介して、対応するヘッダピンと係合する。また、ハウジングは、長手方向
に延びる仕切り壁９４９ａ〜９４９ｅを有している。これらの仕切り壁９４９ａ
〜９４９ｅ間には、コンタクト９５０ａ〜９５０ｅが設けられている。
【００２０】 図３６〜図３８には、レセプタクル８１０と係合するヘッダ９５２が示され ている。このヘッダは、端部壁９５４，９５６と中間壁９５８とを有している。
また、ヘッダは、信号ピン９６０ａ〜９６０ｅの列を有し、また、短いグランド
ピン９６２の列も有している。ピン９６０ａ〜９６０ｅの反対側にはターミナル
９７２ａ〜９７２ｅが設けられ、ピン９６２の反対側にはターミナル９７４が設
けられている。端部壁９５４内にはグランドコンタクト９７６，９７８が設けら
れている。
また、ヘッダは、信号ピン９６０ａ〜９６０ｅの列を有し、また、短いグランド
ピン９６２の列も有している。ピン９６０ａ〜９６０ｅの反対側にはターミナル
９７２ａ〜９７２ｅが設けられ、ピン９６２の反対側にはターミナル９７４が設
けられている。端部壁９５４内にはグランドコンタクト９７６，９７８が設けら
れている。
【００２１】 図３９〜図４１に示されるように、図３０に示されるレセプタクルに使用さ れる好ましい電気絶縁フレームは、電気絶縁性部材９６９によって保持されたコ
ンタクト９６７を有している。コンタクト９６７は電気絶縁性部材９６９と一体
に形成されている。また、コンタクト９６７は、ターミナルを一端に有し、ピン
受け開口でピンと係合するＶ字形状部１０５６を他端に有している。また、電気
絶縁性部材９６９は、コンタクトと内側のシェルとの間でグランド接続として役
立つ装着凹部９７５，９７７を有している。
ンタクト９６７を有している。コンタクト９６７は電気絶縁性部材９６９と一体
に形成されている。また、コンタクト９６７は、ターミナルを一端に有し、ピン
受け開口でピンと係合するＶ字形状部１０５６を他端に有している。また、電気
絶縁性部材９６９は、コンタクトと内側のシェルとの間でグランド接続として役
立つ装着凹部９７５，９７７を有している。
【００２２】 以上説明してきたレセプタクルは、構造が簡単で安価であり、信号伝送導体 と同様に、マザーボードとドウターボードとの間で効果的なシールドおよびグラ
ンド（接地）を提供する。
ンド（接地）を提供する。
【００２３】 なお、本発明は、前記実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変形実施できることは言うまでもない。
【図１】 本発明のレセプタクルの一部カットされた斜視図である。
【図２】 図１のレセプタクルに使用される外側シールドの斜視図である。
【図３】 図１のレセプタクルに使用される内側シールドの斜視図である。
【図４】 図１のレセプタクルに使用される電気絶縁性ハウジングの斜視図である。
【図５】 図１のレセプタクルに使用される電気絶縁性フレームとこれに組み込まれたタ
ーミナルの斜視図である。
ーミナルの斜視図である。
【図６】 内側シールドの１つと係合された外側シールドの斜視図である。
【図７】 ターミナルの配列を示すために一部カットされた図１のレセプタクルの側面図
である。
である。
【図８】 図１のレセプタクルの正面図である。
【図９】 図８の９−９線に沿う断面図である。
【図１０】 図８の１０−１０線に沿う断面図である。
【図１１】 電気絶縁性フレームの縦断面図である。
【図１２】 ヘッダと係合する図１のレセプタクルの縦断面図である。
【図１３】 本発明の第２の実施例に係るレセプタクルを正面から見た斜視図である。
【図１４】 図１３のレセプタクルを背面から見た斜視図である。
【図１５】 図１３のレセプタクルの背面図である。
【図１６】 プリント回路基板と係合しているレセプタクルを示す概略図である。
【図１７Ａ】 図１５の１７−１７線に沿う断面図である。
【図１７Ｂ】 ヘッダと係合しているレセプタクルを示す図１７Ａに対応する断面図である。
【図１８】 図１３のレセプタクルに使用されるシールドの側面図である。
【図１９】 図１３のレセプタクルに使用されるコンタクトの側面図である。
【図２０】 本発明の第３の実施例に係るレセプタクルの斜視図である。
【図２１】 図２０のレセプタクルの側面図である。
【図２２】 図２０のレセプタクルの正面図である。
【図２３】 図２０のレセプタクルの底面図である。
【図２４】 図２０のレセプタクルの後端面図である。
【図２５】 図２０のレセプタクルの内側シールドの側面図である。
【図２６】 図２５の内側シールドの背面図である。
【図２７】 図２５のシールドの上面図である。
【図２８】 図２０のレセプタクルに使用される導電性コンタクトとこれが組み込まれる電
気絶縁性フレームの側面図である。
気絶縁性フレームの側面図である。
【図２９】 図２８のコンタクトと電気絶縁性フレームの端面図である。
【図３０】 本発明の第４の実施例に係るレセプタクルの背面図である。
【図３１】 図３０のレセプタクルの底面図である。
【図３２】 図３０の３２−３２線に沿う断面図である。
【図３３】 図３０のレセプタクルを底側から見た斜視図である。
【図３４】 図３０のレセプタクルを上側から見た斜視図である。
【図３５】 トップシールドが取り外された状態の図３０のレセプタクルの背面図である。
【図３６】 図３０のレセプタクルに接続されるヘッダの側面図である。
【図３７】 図３６のヘッダの上面図である。
【図３８】 図３６のヘッダの正面図である。
【図３９】 図３０のレセプタクルに使用される導電性コンタクトとこれが組み込まれる電
気絶縁性フレームの側面図である。
気絶縁性フレームの側面図である。
【図４０】 図３９の導電性コンタクトとこれが組み込まれる電気絶縁性フレームの端面図
である。
である。
【図４１】 図４０の導電性コンタクトとこれが組み込まれる電気絶縁性フレームの上面図
である。
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＮ，ＪＰ，Ｋ Ｒ，ＳＧ，ＵＳ (72)発明者 ストーナー、スチュアート・シー アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 17339 ルイスベリー、フィッシング・ク リーク・ロード 559 Ｆターム(参考） 5E021 FA05 FA09 FB02 FC21 JA04 KA06 LA01 LA09 LA12 LA15 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 BB29 CC12 CC23 EE11 EE12 FF13 GG02 GG07 GG09 GG15 HH07 HH12 HH17 HH30
Claims (12)
- 【請求項１】 第１の面と第２の面と複数の信号伝送手段とを有するハウジ
ングを備え、複数の信号伝送手段は第１の面から第２の面に向けて延び、前記ハ
ウジングは前記第１の面と第２の面との間に設けられた長手方向に延びる複数の
側面を有し、これら側面の少なくとも幾つかには導電性の外側シールド手段が重
ね合わされ、幾つかの信号伝送手段同士の間には導電性の内側シールド手段が設
けられていることを特徴とする電気コネクタのためのレセプタクル。 - 【請求項２】 前記内側シールド手段は長手方向に延びる平行な複数の壁か
ら成り、これらの壁はその間に長手方向に延びる複数の空間を形成し、これらの
各空間内に信号伝送手段が位置決めされていることを特徴とする請求項１に記載
のレセプタクル。 - 【請求項３】 前記信号伝送手段が複数の電気絶縁性フレームによって保持
されていることを特徴とする請求項２に記載のレセプタクル。 - 【請求項４】 前記信号伝送手段は、フラットな形状を成し、互いに隣接す
る内側シールド手段同士の間に挿入されていることを特徴とする請求項３に記載
のレセプタクル。 - 【請求項５】 前記電気絶縁性フレームのそれぞれをハウジングに固定する
ラッチ手段が設けられていることを特徴とする請求項４に記載のレセプタクル。 - 【請求項６】 長手方向に延びる平行な前記壁は横延在部を有し、各横延在
部はこれらを前記外側シールド手段に係合させる係合手段を有していることを特
徴とする請求項５に記載のレセプタクル。 - 【請求項７】 前記横延在部は、前記外側シールド手段から突出する水平な
小穴に係合するバーチカルラッチを有していることを特徴とする請求項６に記載
のレセプタクル。 - 【請求項８】 前記内側シールド手段のそれぞれは、これらをヘッダに接続
するための手段を有していることを特徴とする請求項７に記載のレセプタクル。 - 【請求項９】 内側シールド手段をヘッダに接続する前記手段がバネ接続手
段であることを特徴とする請求項８に記載のレセプタクル。 - 【請求項１０】 接地手段が設けられていることを特徴とする請求項１に記
載のレセプタクル。 - 【請求項１１】 レセプタクルとヘッダとからなる電気コネクタにおいて、 前記レセプタクルはハウジングを有し、このハウジングは第１の面と第２の面
と複数の信号伝送手段とを有し、複数の信号伝送手段は第１の面から第２の面に
向けて延び、前記ハウジングは前記第１の面と第２の面との間に設けられた長手
方向に延びる複数の側面を有し、これら側面の少なくとも幾つかには導電性の外
側シールド手段が重ね合わされ、幾つかの信号伝送手段同士の間には導電性の内
側シールド手段が設けられ、 前記ヘッダは導電性のハウジングを有し、このハウジングは、対向する内側面
を有する互いに平行な一対の端部壁と、これら端部壁間に設けられた中間壁とを
備え、前記中間壁は第１の面と第２の面とを有し、中間壁の第１の面はレセプタ
クルの第２の面と隣接し、中間壁の第１の面と第２の面との間には複数の通路が
延び、これらの通路の少なくとも幾つかを通じて複数の導電性の信号ピンが延び
、別の接地手段がヘッダの前記導電性ハウジングに取り付けられていることを特
徴とする電気コネクタ。 - 【請求項１２】 レセプタクルとヘッダとからなる電気コネクタにおいて、 前記レセプタクルはハウジングを有し、このハウジングは底側に隣接する第１
の面と第２の面と複数の信号伝送手段とを有し、複数の信号伝送手段は第１の面
から第２の面に向けて延び、前記ハウジングは前記第１の面と第２の面との間に
設けられた長手方向に延びる複数の側面を有し、これら側面の少なくとも幾つか
には導電性の外側シールド手段が重ね合わされ、幾つかの信号伝送手段同士の間
には導電性の内側シールド手段が設けられ、 前記ヘッダは導電性のハウジングを有し、このハウジングは、対向する内側面
を有する互いに平行な一対の端部壁と、これら端部壁間に設けられた中間壁とを
備え、前記中間壁は第１の面と第２の面とを有し、中間壁の第１の面はレセプタ
クルの第２の面と隣接し、中間壁の第１の面と第２の面との間には複数の通路が
延び、これらの通路の少なくとも幾つかを通じて複数の導電性の信号ピンが延び
、別の接地手段がヘッダの前記導電性ハウジングに取り付けられ、グランドコン
タクトが底側に設けられていることを特徴とする電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US5659697P | 1997-08-20 | 1997-08-20 | |
| US60/056,596 | 1997-08-20 | ||
| US7627798P | 1998-02-27 | 1998-02-27 | |
| US60/076,277 | 1998-02-27 | ||
| PCT/US1998/017096 WO1999009616A1 (en) | 1997-08-20 | 1998-08-17 | High speed modular electrical connector and receptacle for use therein |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001516132A true JP2001516132A (ja) | 2001-09-25 |
| JP4219088B2 JP4219088B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=26735494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000510181A Expired - Lifetime JP4219088B2 (ja) | 1997-08-20 | 1998-08-17 | 高速度モジュラー電気コネクタに使用されるレセプタクル |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP1005706B1 (ja) |
| JP (1) | JP4219088B2 (ja) |
| KR (2) | KR100564190B1 (ja) |
| DE (1) | DE69809438T2 (ja) |
| WO (1) | WO1999009616A1 (ja) |
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