JP2001514320A - 電子写真画像形成系用ポリエステル・トナー組成物 - Google Patents

電子写真画像形成系用ポリエステル・トナー組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、電子写真画像形成系における用途のために優れた安定性と透過度とを有する自由流動性ポリエステル染料粉末を提供する。他の実施態様では、本発明は、ジオールモノマーと反応して、本発明のポリエステル染料を形成する、新規な発色団ジエステルモノマーを提供する。本発明のトナー組成物は粒状ポリエステル染料と、例えば電荷制御剤又は界面活性剤のような、1種類以上の任意成分とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は一般的にトナー組成物と、電子写真におけるそれらの有用性とに関す
る。より詳しくは、本発明は静電荷潜パターンの現像用のポリマーのポリエステ
ル染料成分を有するトナー組成物に関する。
【0002】 静電的手段による光導電性物質面上の画像の形成及び現像は周知である。基本
的電子写真画像形成プロセス(米国特許2,297,691)は光導電体又は光
受容体として知られた光導電性絶縁層上に均一静電荷を配置する工程と、該光受
容体を光と影の像(light and shadow image)に曝露させて、光に曝露された光受
容体部分を消散させる工程と、得られた静電気潜像上に微粉状エレクトロスコピ
ックトナー物質(electroscopic toner material)を付着させて、該潜像を現像す
る工程とを含む。該トナーは通常、電荷を保有するような光受容体部分に誘引さ
れて、それによって静電的潜像に対応するトナー画像を形成する。この現像済み
画像を次に例えば紙のような基体に移すことができる。この移された画像を続い
て熱、圧力、熱と圧力との組み合わせ、又は例えば溶媒若しくはオーバーコーテ
ィング処理のような、他の適当な固定手段によって基体に永久的に貼付する(aff
ix)ことができる。
【0003】 着色現像剤組成物を包含する、トナー及び現像剤組成物が広く用いられている
。これらの組成物は通常、樹脂と着色剤とから成るトナー粒子及びキャリヤー粒
子を含有する。着色剤は通常、シアン染料若しくは顔料、マゼンタ染料若しくは
顔料、黄色染料若しくは顔料及びこれらの混合物から選択される。
【0004】 カラートナー組成物に対して顔料の代わりに有機染料を選択することの主な利
点の1つは、該染料が分子的にトナー樹脂中に分散することができるので、増大
した色忠実度(color fidelity)を得ることができることである。均質な分散を達
成するためには、これらの分子中にある一定の置換基を組み入れて、トナー樹脂
とのそれらの適合性を高めることが一般に必要である。染料分子がトナー樹脂と
実質的に完全に適合しないかぎり、染料分子は、特に熱、圧力及び湿度にさらさ
れると、経時的に凝集して、その結果として色忠実度を喪失する傾向を有する。
【0005】 さらに、染料分子の低分子量はトナー樹脂中での染料分子の高度な不安定性又
は移動性をもたらし、染料の好ましくないブリーディングを結果として生じる。 本発明に関して特に重要であるのは、発色団樹脂成分を包含するトナー組成物
である。米国特許3,699,135はシランと、2個の脂肪族ヒドロキシル基
を含有するアントラキノンとの共重合によって製造されるポリマー組成物を述べ
ている。米国特許4,375,357は、有機ポリマーバックボーンとペンダン
トのアゾ発色団単位とから成る水溶性非晶質ポリマーブロック着色剤を述べてい
る。
【0006】 トナー組成物用ポリマー染料を述べている、他の先行技術刊行物は米国特許第
3,553,133号、第4,645,727号、第4,778,742号、第
5,200,290号、第5,212,033号、第5,296,325号及び
第5,437,953号を包含し、これらは本明細書に援用される。
【0007】 電子写真において用いるための新規な及び改良されたトナー組成物の開発には
、依然として関心が持たれている。 したがって、電子写真画像形成系用の優れた性質の組み合わせを有するポリマ
ー染料トナー組成物を提供することが、本発明の目的である。
【0008】 共重合によるポリエステル染料の製造に適応する発色団モノマーを提供するこ
とが、本発明の他の目的である。 本発明の他の目的及び利点は、以下の説明と実施例によって明らかになるであ
ろう。
【0009】 発明の説明 本発明の1つ以上の目的は、式:
【0010】
【化6】
【0011】 [式中、Xは−O−又は−NH−であり;Rは共有結合、又は二価のC1−C16 脂肪族、脂環式若しくは芳香族ラジカルであり;R1はC1−C6脂肪族ラジカル である]に相当する発色団モノマーの提供によって達成される。
【0012】 Rラジカルは、例えばエチレン、2−エチルヘキシレン、オクチレン及びデシ
レンのような直鎖若しくは分枝鎖アルキレン基;例えばシクロペンチレンとシク
ロヘキシレンのような脂環式基;例えばフェニレン、トリレン、キシリレン、ビ
フェニレン、ナフチレン、ピリジレン等のような芳香族基によって例示される。
【0013】 R1ラジカルは、例えばメチル、エチル、プロピル、2−メチルプロピル、ヒ ドロキシエチル、3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル等のような置換基によっ
て例示される。
【0014】 式I発色団モノマーは、下記タイプの縮合反応によって製造することができる
【0015】
【化7】
【0016】 塩化アシルは例えば塩化マロノイル、塩化アジポイル、塩化セバコイル、塩化
イソフタロイル、塩化テレフタロイル等のような二官能反応物でありうる。 式I発色団モノマーの具体例は6’−ブトキシ−2,6−ジアミノ−3,3’
−アゾジピリジンのビス(C1−C6アルキルセバカミド);6’−ブトキシ−2
,6−ジアミノ−3,3’−アゾジピリジンのビス(メチルセバカミド);チオ
ニンのビス(C1−C6アルキルセバカミド);チオニンのビス(メチルセバカミ
ド);塩基性フクシンのビス(C1−C6アルキルセバカミド);塩基性フクシン
のビス(メチルセバカミド);3,6−ジアミノアクリジン塩酸塩のビス(C1 −C6アルキルセバカミド);3,6−ジアミノアクリジン塩酸塩のビス(メチ ルセバカミド);4−(4−ニトロフェニルアゾ)レゾルシノールのビス(C1 −C6アルキルセバケート);4−(4−ニトロフェニルアゾ)レゾルシノール のビス(メチルセバケート);2,9−ジメチルキナクリドンのビス(C1−C6 アルキルセバカミド);2,9−ジメチルキナクリドンのビス(メチルセバカミ
ド);1,4−ビス(エチルアミノ)−9,10−アントラキノンのビス(C1 −C6アルキルセバカミド);1,4−ビス(エチルアミノ)−9,10−アン トラキノンのビス(メチルセバカミド);1,4−ビス(n−ブチルアミノ)−
9,10−アントラキノンのビス(C1−C6アルキルセバカミド);1,4−ビ
ス(n−ブチルアミノ)−9,10−アントラキノンのビス(メチルセバカミド
);1,4−ビス(4−メチルアニリノ)−9,10−アントラキノンのビス(
1−C6アルキルセバカミド);1,4−ビス(4−メチルアニリノ)−9,1
0−アントラキノンのビス(メチルセバカミド);2,3−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−6−[[4−(フェニルアゾ)−1−ナフタレニル]アゾ]−1H−
ペリミジンのビス(C1−C6アルキルセバカミド);2,3−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−6−[[4−(フェニルアゾ)−1−ナフタレニル]アゾ]−1H
−ペリミジンのビス(メチルセバカミド);等である。
【0017】 他の実施態様では、本発明は式:
【0018】
【化8】
【0019】 [式中、Xは−O−又は−NH−であり;Rは共有結合、又は二価のC1−C16 脂肪族、脂環式若しくは芳香族ラジカルであり;R1はC1−C6脂肪族ラジカル である]に相当する発色団モノマーを提供する。
【0020】 式IIのR及びR1ラジカルは式Iモノマーに関して説明したラジカルと同様 でありうる。同様なタイプの反応を、例えばビス(メチルエオシン)セバケート
を製造するための塩化セバコイルとメチルエオシンとの縮合のような、式IIモ
ノマー合成に用いることができる。
【0021】 他の実施態様では、本発明はトナー組成物用のポリエステル染料を形成するた
めの式I又は式II発色団モノマーと共重合可能であるモノマージオールを提供
する。本発明のモノマージオールは下記式の1つに相当する:
【0022】
【化9】
【0023】 式中、Rは直鎖又は分枝鎖C3−C30アルキレンであり;R1は直鎖又は分枝鎖C 8 −C30アルキレンであり;R2は直鎖C6−C28アルキルである。 式III〜Vモノマージオールの具体例は、ビス(3−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロピル)テレフタレート;ビス(2−テトラデシル−2−ヒドロキシエチル
)テレフタレート;ビス(2−ヘキシル−2−ヒドロキシエチル)テレフタレー
ト等である。
【0024】 本発明の重要な態様は、電子写真画像形成系への用途のために優れた物理化学
的性質の組み合わせを有するトナー組成物を提供することである。 本発明のトナー組成物は、主要成分として、約0.1〜20モル%の反復発色
団ジエステルモノマー単位を有し、約5000〜100,000の重量平均分子
量を有し、約40℃〜120℃のガラス転移温度(Tg)と150℃における約
200〜5500ポアズの溶融粘度とを有するポリエステル染料を含む。
【0025】 好ましいトナー組成物では、ポリエステル染料は約10,000〜30,00
0の重量平均分子量を有する、及び/又はトナー組成物は約1.2〜4の多分散
度を有する、及び/又は2.16kgの荷重下、150℃において約25〜10
00g/10分のメルトインデックスを示す、及び/又は約350〜750nm
の範囲内の特定波長における少なくとも80%の光透過度を示す。
【0026】 本発明のモノマー又はポリエステル染料における発色団存在は、黄色6’−ブ
トキシ−2,6−ジアミノ−3,3’−アゾピリジン;青色チオニン;赤色塩基
性フクシン;マゼンタ色3,6−ジアミノアクリジン塩酸塩;赤色メチルエオシ
ン;黄色4−(4−ニトロフェニルアゾ)−レゾルシノール;マゼンタ色2,9
−ジメチルキナクリジン;黄色2,2’−[(3,3’−ジクロロ−1,1’−
ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メトキシフェニル
)]−3−オキソブタナミド;シアン色1,4−ビス(エチルアミノ)−9,1
0−アントラキノン;シアン色1,4−ビス(n−ブチルアミノ)−9,10−
アントラキノン;シアン色1,4−ビス(4−メチルアニリノ)−9,10−ア
ントラキノン;黒色2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−[[(4−フェ
ニルアゾ)−1−ナフタレニル]−アゾ]−1H−ペリミジン等を包含する有機
構造から選択される。選択された発色団構造は、本発明によると発色団モノマー
に転化するために必要な二官能性を有する。
【0027】 本発明のポリエステル染料は、溶液重合、懸濁重合又は非水性分散重合方法に
よって製造することができる。発色団染料の製造方法は米国特許4,645,7
27及び米国特許4,778,742と、これらに含まれる引用文献を包含する
刊行物に述べられており、これらの刊行物は本明細書に援用される。
【0028】 本発明のトナー組成物は、トナー組成物粒子に正電荷を与えるために約0.0
01〜2重量%の電荷制御剤(charge control agent)を包含することができる。
トナー粒子は典型的に、約2〜20ミクロンの平均粒度を有する。
【0029】 適当な電荷制御剤は、例えばヘプタン酸亜鉛及び2−エチルヘキサン酸アルミ
ニウムのようなカルボン酸塩;レシチン;ポリイソブチレンスクシンイミド;セ
チルピリジニウムクロリド;及び例えば米国特許5,200,290及び米国特
許5,296,325(これらは本明細書に援用される)のような刊行物に開示
されている電荷制御剤を包含する。
【0030】 本発明のトナー組成物は、トナー組成物粒子を安定化させるために約0.1〜
10重量%を包含することができる。好ましい界面活性剤は、例えば塩素化ポリ
プロピレン及びポリ(エチレン−酢酸エチル)のような、米国特許5,200,
290に述べられているポリマータイプである。
【0031】 本発明のトナー組成物は、例えばみつろう、パラフィンワックス、モンタンワ
ックス、カルナウバワックス、微結晶質ワックス、脂肪アルコール、脂肪エステ
ル等によって例示されるような、ワックス成分約0.5〜15重量%を包含する ことができる。
【0032】 本発明のトナー組成物はさらに、例えばスチレン/メタクリレート・コポリマ
ー、スチレン/ブタジエン・コポリマー、ペンタエリトリトールテレフタレート
・ポリエステル等のような、粒状コ−ホスト樹脂(co-host resin)約1〜30重 量%を包含することができ、これらにポリエステル染料粒子が散在する。
【0033】 本発明のトナー組成物は、電子写真画像形成系のために優れた性質を有する。
本発明のトナー組成物は、長期間の保存及び貯蔵寿命を有する安定な分散系であ
る自由流動性粉末である。本発明のトナー組成物による静電画像現像では、望ま
しいプリント密度(print density)及びプリント性質と、優れた色性質(color qu
ality)とを得ることができる。
【0034】 下記実施例はさらに本発明を例証する。成分と、特別な成分とは代表的である
として提示するので、前記開示を考慮して、種々な改変を本発明の範囲内で導出
することができる。
【0035】 実施例I 6’−ブトキシ−2,6−ジアミノ−3,3’−アゾジピリジンのビス(メチル セバカミド)(黄色)
【0036】
【化10】
【0037】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた500m
lの三つ口フラスコに、47.828g(0.2m)の塩化セバコイルと、20
0gのN−メチル−2−ピロリドンとを装入する。ナトリウムメトキシド(10
.80g、0.2m)をこのフラスコに加える。得られた混合物を周囲温度にお
いて30分間撹拌する。500mlのN−メチル−2−ピロリドン中の6’−ブ
トキシ−2,6−ジアミノ−3,3’−アゾジピリジン(28.634g、0.
1m)をこのフラスコに迅速に撹拌しながら加える。この反応混合物を周囲温度
において1時間撹拌してから、蒸留水中に注入する。この溶液を希薄な水酸化ナ
トリウムによって塩基性化して、黄色固体を沈殿させる。回収した生成物を濾過
し、水で洗浄し、75°及び0.1トルにおいて乾燥させて、120℃〜172
℃の融点範囲を有する黄色モノマー20.6gを得る。このモノマーは10%に
おいてHFIP(1)中、5%においてNMP(2)中、及び5%において熱DMSO (3) と熱エタノール中に溶解性である。(1)ヘキサフルオロイソプロパノール 、(2)N−メチル−2−ピロリドン、(3)ジメチルスルホキシド。
【0038】 実施例II チオニンのビス(メチルセバカミド)(青色)
【0039】
【化11】
【0040】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた500m
lの三つ口フラスコに、32.5g(0.1359m)の塩化セバコイルと、2
00gのN−メチル−2−ピロリドンとを装入する。ナトリウムメトキシド(7
.341g、0.1359m)をこのフラスコに加える。得られた混合物を周囲
温度において30分間撹拌する。300mlのN−メチル−2−ピロリドン中の
チオニン(19.525g、0.068m)をこのフラスコに迅速に撹拌しなが
ら加える。この反応混合物を周囲温度において1時間撹拌してから、蒸留水中に
注入する。生成物の沈殿を濾過し、水で洗浄し、75℃及び0.1トルにおいて
乾燥させて、52.63gの粘性な青色モノマーを得る。このモノマーは10%
においてHFIP及びDMSO中に、5%においてNMP中に溶解性であり、エ
タノール中に一部溶解性である。
【0041】 実施例III 塩基性フクシンのビス(メチルセバカミド)(赤色)
【0042】
【化12】
【0043】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた500m
lの三つ口フラスコに、47.828g(0.2m)の塩化セバコイルと、20
0gのN−メチル−2−ピロリドンとを装入する。ナトリウムメトキシド(10
.80g、0.2m)をこのフラスコに加える。得られた混合物を周囲温度にお
いて30分間撹拌する。500mlのN−メチル−2−ピロリドン中の塩基性フ
クシン(32.383g、0.1m)をこのフラスコに迅速に撹拌しながら加え
る。この反応混合物を周囲温度において1時間撹拌してから、蒸留水中に注入す
る。生成物の沈殿を濾過し、水で洗浄し、75℃及び0.1トルにおいて乾燥さ
せて、75.1℃〜85.3℃の融点範囲を有する赤色モノマー20.6gを得
る。この固体は10%においてHFIP中、NMP中、DMSO中に溶解性であ
り、熱エタノール中に一部溶解性である。
【0044】 実施例IV 3,6−ジアミノアクリジン塩酸塩のビス(メチルセバカミド)(マゼンタ色)
【0045】
【化13】
【0046】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた500m
lの三つ口フラスコに、47.828g(0.2m)の塩化セバコイルと、20
0gのN−メチル−2−ピロリドンとを装入する。ナトリウムメトキシド(10
.80g、0.2m)をこのフラスコに加える。得られた混合物を周囲温度にお
いて30分間撹拌する。500mlのN−メチル−2−ピロリドン中の3,6−
ジアミノアクリジンHCl(24.571g、0.1m)をこのフラスコに迅速
に撹拌しながら加える。この反応混合物を周囲温度において1時間撹拌してから
、蒸留水中に注入する。生成物の沈殿を濾過し、水で洗浄し、75℃及び0.1
トルにおいて乾燥させて、152.1℃〜171.1℃の融点範囲を有するマゼ
ンタ色モノマー47.87gを得る。この固体は10%においてHFIP中に溶
解性であり、5%においてNMP又はDMSO中に一部溶解性であり、熱エタノ
ール中に不溶性である。
【0047】 実施例V ビス(メチルエオシン)セバケート(赤色)
【0048】
【化14】
【0049】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた500m
lの三つ口フラスコに、4.0654g(0.017m)の塩化セバコイルと、
200gのN−メチル−2−ピロリドンとを装入する。メチルエオシン(Sol
vent Red 44)(23.25g、0.034m)をこのフラスコに加
える。得られた混合物を周囲温度において1時間撹拌してから、蒸留水中に注入
する。生成物の沈殿を濾過し、水で洗浄し、75℃及び0.1トルにおいて乾燥
させて、232.2℃〜237℃の融点範囲を有する赤色モノマー23.25g
を得る。この固体は10%において熱HFIP中に不溶性であり、10%におい
てNMP中に一部溶解性であり、熱NMP中に溶解性であり、10%においてD
MSO中に溶解性であり、熱エタノール中に不溶性である。
【0050】 実施例VI 4−(4−ニトロフェニルアゾ)レゾルシノールのビス(メチルセバケート)( 黄色)
【0051】
【化15】
【0052】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた500m
lの三つ口フラスコに、38.88g(0.15m)の4−(4−ニトロフェニ
ルアゾ)レゾルシノールと、24gの50%NaOH溶液と、200gのN−メ
チル−2−ピロリドンとを装入する。500mlのN−メチル−2−ピロリドン
中の71.742g(0.3m)の塩化セバコイルに、16.21g(0.3m
)のナトリウムメトキシドを加える。得られた溶液を30分間撹拌してから、該
フラスコ中に迅速に撹拌しながら加える。反応混合物を周囲温度において1時間
撹拌してから、蒸留水中に注入する。生成物の沈殿を濾過し、水で洗浄し、75
℃及び0.1トルにおいて乾燥させて、101℃〜108℃の融点範囲を有する
黄色モノマー47.87gを得る。この固体は10%において熱HFIP中に不
溶性であり、10%においてNMP又はDMSO中に溶解性であり、10%にお
いてエタノール中に一部溶解性であり、熱エタノール中に溶解性である。
【0053】 実施例VII 2,9−ジメチルキナクリドンのビス(メチルセバカミド)(マゼンタ色)
【0054】
【化16】
【0055】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口フラスコに、35.63g(0.1046m)の2,9−ジメチルキ
ナクリドンと、100gのN−メチル−2−ピロリドンとを装入する。得られた
混合物を周囲温度において30分間撹拌する。400mlのN−メチル−2−ピ
ロリドン中の50g(0.2091m)の塩化セバコイルに、11.29g(0
.2091m)のナトリウムメトキシドを加える。得られた溶液を30分間撹拌
してから、該フラスコ中に迅速に撹拌しながら加える。反応混合物を周囲温度に
おいて1時間撹拌し、100℃において2時間加熱してから、蒸留水(5リット
ル)中に注入する。生成物の沈殿を濾過し、水で洗浄し、75℃及び0.1トル
において乾燥させて、135℃〜160℃の融点範囲を有するマゼンタ色モノマ
ー63.2gを得る。
【0056】 実施例I〜VIIに述べた操作に従って、塩化セバコイルの代わりに塩化アジ
ポイル、塩化イソフタロイル及び塩化テレフタロイルの各々を用いて、対応染料
モノマーを製造する。
【0057】 実施例VIII ビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレート
【0058】
【化17】
【0059】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた2リット
ルの三つ口フラスコに、776.1g(4m)のジメチルテレフタレートと、8
28g(9.2m)の2−メチル−1,3−プロパンジオールと、0.6936
gのチタンテトライソプロポキシドとを装入する。この混合物を210℃におい
て2.5時間、メタノールを留去しながら、加熱する。反応温度を250℃に上
昇させ、過剰な2−メチル−1,3−プロパンジオールを留去させる。得られた
生成物を室温に冷却し、メタノールから再結晶して、1091gのテレフタレー
トジオールモノマーを得る。
【0060】 同様な方法で、1,2−プロパンジオールをアルコール反応物として用いて、
ビス(2−ヒドロキシプロピル)テレフタレートを得る。 実施例IX ビス(2−テトラデシル−2−ヒドロキシエチル)テレフタレート
【0061】
【化18】
【0062】 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、97.1g(0.5m)のジメチルテレフタレート
と、258.45g(1m)の1,2−ヘキサデカンジオールと、0.0865
gのチタンテトライソプロポキシドとを装入する。この混合物を210℃におい
て2.5時間、メタノールを留去しながら、加熱する。反応温度を250℃に上
昇させ、この温度に0.5時間維持する。得られた生成物を室温に冷却して、定
量的な収量でテレフタレートジオールモノマーを得る。
【0063】 同様な方法で、1,2−オクタンジオールを反応物として用いて、ビス(2−
ヘキシル−2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを得る。 実施例X 重合した黄色2,2’−[(3,3’−ジクロロ−1,1’−ジフェニル)−4 ,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メトキシフェニル)]−3−オキソ ブタナミドのビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレートのポ リエステル染料
【0064】
【化19】
【0065】 式中、x/yは98.66/1.34モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、200g(0.604m)のビス(3−ヒドロキシ
−2−メチルプロピル)テレフタレートと、6gの2,2’−[(3,3’−ジ
クロロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2
−メトキシフェニル)]−3−オキソブタナミド(C.I.Pigment Y
ellow 17)とを装入する。得られた混合物を真空下で210℃に加熱し
、重合温度を3時間維持する。得られたポリマーを室温に冷却して、23,20
0の重量平均分子量と、8400の数平均分子量と、2.8の多分散度と、49
℃のガラス転移温度と、0j/gの融合熱と、約100℃における軟化、150
℃における1220ポアズの溶融粘度と、2.16kgの荷重下、150℃にお
ける110g/10分のメルトインデックスとを有する黄色コポリエステルを得
る。
【0066】 このポリエステル混合物を、電子写真画像形成系に適した約5〜7ミクロンの
平均粒度に微粉状にする。 重合温度が240℃であること以外は、この操作を繰り返す。
【0067】 ポリエステル染料生成物は33,000の重量平均分子量と、10,800の
数平均分子量と、3.1の多分散度と、53℃のガラス転移温度と、0j/gの
融合熱と、約100℃における軟化、150℃における7020ポアズの溶融粘
度と、2.16kgの荷重下、150℃における19g/10分のメルトインデ
ックスとを有する。
【0068】 このポリエステル混合物を、電子写真画像形成系に適した約5〜7ミクロンの
平均粒度に微粉状にする。 実施例XI 重合した黄色2,2’−[(3,3’−ジクロロ−1,1’−ジフェニル)−4 ,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メトキシフェニル)]−3−オキソ ブタナミドのビス(2−ヒドロキシプロピル)テレフタレートのポリエステル染
【0069】
【化20】
【0070】 式中、x/yは99.64/0.36モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、193.49g(0.9964m)のジメチルテレ
フタレートと、175.04g(2.3m)の2,2’−[(3,3’−ジクロ
ロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メ
トキシフェニル)]−3−オキソブタナミド(C.I.Pigment Yel
low 17)とを装入する。得られた混合物を210℃に2時間、240℃に
30分間加熱し、次に210℃に1トルにおいて3時間加熱する。得られたポリ
マーを室温に冷却して、10,000の重量平均分子量と、4600の数平均分
子量と、2.1の多分散度と、75℃のガラス転移温度と、0j/gの融合熱と
、約130℃における軟化、150℃における832ポアズの溶融粘度と、2.
16kgの荷重下、150℃における160g/10分のメルトインデックスと
を有する黄色コポリエステルを得る。
【0071】 このコポリエステルを、電子写真画像形成系に適した5〜7ミクロンの平均粒
度に微粉状にする。 実施例XII 共重合したビス(2−ヒドロキシプロピル)テレフタレート、ビス(ヒドロキシ エチル)テレフタレート及び黄色2,2’−[(3,3’−ジクロロ−1,1’ −ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メトキシフェニ ル)]−3−オキソブタナミドのポリエステル染料
【0072】
【化21】
【0073】 式中、x/y/zは39.66/60/0.35モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、169.37g(0.6m)のビス(2−ヒドロキ
シプロピル)テレフタレートと、100.83g(0.3966m)のビス(ヒ
ドロキシエチル)テレフタレートと、2.5g(0.0036m)の2,2’−
[(3,3’−ジクロロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]
−ビス[N−(2−メトキシフェニル)]−3−オキソブタナミド(C.I.P
igment Yellow 17)と、0.07gのチタンテトライソプロポ
キシドとを装入する。得られた混合物を210℃において30分間加熱してから
、真空を適用する。重合温度をこの温度に2時間維持する。得られたポリマーを
室温に冷却して、7,300の重量平均分子量と、3400の数平均分子量と、
2.1の多分散度と、63℃のガラス転移温度と、0j/gの融合熱と、100
℃〜130℃の軟化温度と、150℃における377ポアズの溶融粘度と、2.
16kgの荷重下、150℃における360g/10分のメルトインデックスと
を有する黄色コポリエステルを得る。
【0074】 このコポリエステルを、電子写真画像形成系に適した5〜7ミクロンの平均粒
度に微粉状にする。 実施例XIII 共重合したビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレート、ビス (ヒドロキシエチル)テレフタレート及び黄色2,2’−[(3,3’−ジクロ ロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メ トキシフェニル)]−3−オキソブタナミドのポリエステル染料
【0075】
【化22】
【0076】 式中、x/y/zは64.66/35/0.34モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、108.62g(0.35m)のビス(3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、164.39g(0.6466
m)のビス(ヒドロキシエチル)テレフタレートと、2.5g(0.0034m
)の2,2’−[(3,3’−ジクロロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−
ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メトキシフェニル)]−3−オキソ−ブタナ
ミド(C.I.Pigment Yellow 17)と、0.12gのチタン
テトライソプロポキシドとを装入する。得られた混合物を210℃に30分間加
熱してから、真空を適用する。重合温度をこの温度に45分間維持する。得られ
たポリマーを室温に冷却して、14,000の重量平均分子量と、6400の数
平均分子量と、2.2の多分散度と、53℃のガラス転移温度と、0j/gの融
合熱と、約115℃〜120℃の軟化温度と、150℃における620ポアズの
溶融粘度と、2.16kgの荷重下、150℃における220g/10分のメル
トインデックスとを有する黄色コポリエステルを得る。
【0077】 上記コポリエステルを、電子写真画像形成系に適した5〜7ミクロンの平均粒
度に微粉状にする。 実施例XIV 共重合したビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレート、ビス (ヒドロキシエチル)テレフタレート及び黄色2,2’−[(3,3’−ジクロ ロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メ トキシフェニル)]−3−オキソブタナミドのポリエステル染料
【0078】
【化23】
【0079】 式中、x/y/zは49.83/49.83/0.34モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、154.65g(0.4983m)のビス(3−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、126.68g(0.49
83m)のビス(ヒドロキシエチル)テレフタレートと、2.5g(0.003
4m)の2,2’−[(3,3’−ジクロロ−1,1’−ジフェニル)−4,4
’−ビス(アゾ)]−ビス[N−(2−メトキシフェニル)]−3−オキソ−ブ
タナミド(C.I.Pigment Yellow 17)と、0.09gのチ
タンテトライソプロポキシドとを装入する。得られた混合物を210℃に30分
間加熱してから、真空を適用する。重合温度をこの温度に1時間維持する。得ら
れたポリマーを室温に冷却して、23,000の重量平均分子量と、9000の
数平均分子量と、2.6の多分散度と、55℃のガラス転移温度と、0j/gの
融合熱と、150℃における3090ポアズと、2.16kgの荷重下、150
℃における44g/10分のメルトインデックスとを有する黄色コポリエステル
を得る。
【0080】 上記コポリエステルを、電子写真画像形成系に適した5〜7ミクロンの平均粒
度に微粉状にする。 実施例XV 重合したマゼンタ色2,9−ジメチルキナクリドンのビス(3−ヒドロキシ−2 −メチルプロピル)テレフタルアミドのポリエステル染料
【0081】
【化24】
【0082】 式中、x/yは98.65/1.35モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、200g(0.6403m)のビス(3−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、3g(0.0088m)の2,9
−ジメチルキナクリドンとを装入する。得られた混合物を真空下で225℃に加
熱し、この重合温度を3時間維持する。得られたポリマーを室温に冷却して、2
9,800の重量平均分子量と、10,000の数平均分子量と、3.0の多分
散度と、52℃のガラス転移温度と、0j/gの融合熱と、約100℃における
軟化と、150℃における3170ポアズの溶融粘度と、2.16kgの荷重下
、150℃における43g/10分のメルトインデックスとを有するマゼンタ色
コポリエステルを得る。
【0083】 このポリエステル混合物を、約5〜7ミクロンの平均粒度に微粉状にする。 実施例XVI 共重合したビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、ビ ス(ヒドロキシエチル)テレフタレートと、マゼンタ色2,9−ジメチルキナク リドンのビス(メチルセバカミド)のポリエステル染料
【0084】
【化25】
【0085】 式中、x/y/zは68.58/29.57/1.85モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、59.97g(0.1932m)のビス(3−ヒド
ロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、113.95g(0.448
2m)のビス(ヒドロキシエチル)テレフタレートと、8.92gの2,9−ジ
メチルキナクリドンのビス(メチルセバカミド)と、0.1021gのチタンテ
トライソプロポキシドとを装入する。得られた混合物を真空下で225℃に加熱
し、この重合温度を3時間維持する。得られたポリマーを室温に冷却して、35
,000の重量平均分子量と、12,000の数平均分子量と、2.9の多分散
度と、62℃のガラス転移温度と、0j/gの融合熱と、約145℃における軟
化と、150℃における188,000ポアズの溶融粘度と、2.16kgの荷
重下、150℃における0.72g/10分のメルトインデックスとを有するマ
ゼンタ色コポリエステルを得る。
【0086】 このコポリエステル混合物を、約5〜7ミクロンの平均粒度に微粉状にする。 x/y/zが49.075/49.075/1.85であること以外は、走査
を繰り返す。このポリエステルは46,000の重量平均分子量と、19,00
0の数平均分子量と、2.4の多分散度と、59℃のガラス転移温度と、0j/
gの融合熱と、約135℃における軟化と、150℃における8500ポアズの
溶融粘度と、2.16kgの荷重下、150℃における1.6g/10分のメル
トインデックスとを有する。
【0087】 実施例XVII ビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレートとマゼンタ色2, 9−ジメチルキナクリドンのビス(メチルセバカミド)とのポリエステル染料
【0088】
【化26】
【0089】 式中、y/zは98.15/1.85モル%である。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、200g(0.64m)のビス(3−ヒドロキシ−
2−メチルプロピル)テレフタレートと、8.92g(0.0121m)の2,
9−ジメチルキナクリドンのビス(メチルセバカミド)とを装入する。得られた
混合物を真空下で225℃に加熱し、この重合温度を3時間維持する。得られた
ポリマーを室温に冷却して、20,000の重量平均分子量と、7700の数平
均分子量と、2.6の多分散度と、44℃のガラス転移温度と、0j/gの融合
熱と、約135℃における軟化と、150℃における719ポアズの溶融粘度と
、2.16kgの荷重下、150℃における190g/10分のメルトインデッ
クスとを有するマゼンタ色コポリエステルを得る。
【0090】 このポリエステル混合物を、約5〜7ミクロンの平均粒度に微粉状にする。 実施例XVIII 共重合したビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、ビ ス(ヒドロキシエチル)テレフタレートと、ビス(2−テトラデシル−2−ヒド ロキシエチル)テレフタレートと、マゼンタ色2,9−ジメチルキナクリドンの ビス(メチルセバカミド)のポリエステル染料
【0091】
【化27】
【0092】 式中、x/y/z/wは68.18/29.22/0.8/1.85モル%であ
る。 窒素入口と出口、温度計、冷却器及びメカニカルスターラーを備えた1リット
ルの三つ口樹脂フラスコに、59.97g(0.192m)のビス(3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピル)テレフタレートと、113.95g(0.4482
m)のビス(ヒドロキシエチル)テレフタレートと、8.92g(0.0121
)の2,9−ジメチルキナクリドンのビス(メチルセバカミド)と、3.478
g(0.0054m)のビス(2−テトラデシル−2−ヒドロキシエチル)テレ
フタレートと、0.1021gのチタンテトライソプロポキシドとを装入する。
得られた混合物を真空下で225℃に加熱し、この重合温度を3時間維持する。
得られたポリマーを室温に冷却して、17,000の重量平均分子量と、760
0の数平均分子量と、2.2の多分散度と、52℃のガラス転移温度と、0j/
gの融合熱と、約115℃における軟化と、150℃における2280ポアズの
溶融粘度と、2.16kgの荷重下、150℃における59g/10分のメルト
インデックスとを有するマゼンタ色コポリエステルを得る。
【0093】 このコポリエステル混合物を、約5〜7ミクロンの平均粒度に微粉状にする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 9/12 G03G 9/08 361 (72)発明者 チョー,ユイ−ウォン アメリカ合衆国ニュージャージー州07869, ランドルフ,ラドトケ・ロード 130 (72)発明者 ミッキリネニ,ラオ・ディー アメリカ合衆国ニュージャージー州07059, ウォーレン,ウッドフィールド・トレイル 5 (72)発明者 ヨーン,ヒュン−ナム アメリカ合衆国ニュージャージー州07974, ニュー・プロヴィデンス,コルチェスタ ー・ロード 88

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、Xは−O−又は−NH−であり;Rは共有結合、又は二価のC1−C16 脂肪族、脂環式若しくは芳香族ラジカルであり;R1はC1−C6脂肪族ラジカル である]に相当する発色団モノマー。
  2. 【請求項2】 6’−ブトキシ−2,6−ジアミノ−3,3’−アゾジピリ
    ジンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)。
  3. 【請求項3】 前記アルキルがメチルである、請求項2記載のアゾジピリジ
    ン。
  4. 【請求項4】 チオニンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)。
  5. 【請求項5】 前記アルキルがメチルである、請求項4記載のチオニン。
  6. 【請求項6】 塩基性フクシンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)。
  7. 【請求項7】 前記アルキルがメチルである、請求項6記載の塩基性フクシ
    ン。
  8. 【請求項8】 3,6−ジアミノアクリジン塩酸塩のビス(C1−C6アルキ
    ルセバカミド)。
  9. 【請求項9】 前記アルキルがメチルである、請求項8記載の3,6−ジア
    ミノアクリジン塩酸塩。
  10. 【請求項10】 4−(4−ニトロフェニルアゾ)レゾルシノールのビス(
    1−C6アルキルセバケート)。
  11. 【請求項11】 前記アルキルがメチルである、請求項10記載のレゾルシ
    ノール。
  12. 【請求項12】 2,9−ジメチルキナクリドンのビス(C1−C6アルキル
    セバカミド)。
  13. 【請求項13】 前記アルキルがメチルである、請求項12記載のキナクリ
    ドン。
  14. 【請求項14】 1,4−ビス(アルキルアミノ)−9,10−アントラキ
    ノンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)。
  15. 【請求項15】 前記アルキルアミノがエチルアミノであり、前記アルキル
    セバカミドがメチルセバカミドである、請求項14記載のアントラキノン。
  16. 【請求項16】 前記アルキルアミノがn−ブチルアミノである、請求項1
    4記載のアントラキノン。
  17. 【請求項17】 前記アルキルセバカミドがメチルセバカミドである、請求
    項16記載のアントラキノン。
  18. 【請求項18】 前記アルキルアミノが4−メチルアニリノである、請求項
    14記載のアントラキノン。
  19. 【請求項19】 前記アルキルセバカミドがメチルセバカミドである、請求
    項18記載のアントラキノン。
  20. 【請求項20】 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−[[4−(フ
    ェニルアゾ)−1−ナフタレニル]アゾ]−1H−ペリミジンのビス(C1−C6 アルキルセバカミド)。
  21. 【請求項21】 前記アルキルセバカミドがメチルセバカミドである、請求
    項20記載のペリミジン。
  22. 【請求項22】 式: 【化2】 [式中、Xは−O−又は−NH−であり;Rは共有結合、又は二価のC1−C16 脂肪族、脂環式若しくは芳香族ラジカルであり;R1はC1−C6脂肪族ラジカル である]に相当する発色団モノマー。
  23. 【請求項23】 ビス(メチルエオシン)セバケート。
  24. 【請求項24】 式: 【化3】 [式中、Rは直鎖又は分枝鎖C3−C30アルキレンである]に相当するテレフタ レートジオール。
  25. 【請求項25】 式: 【化4】 [式中、R1は直鎖C8−C30アルキルである]に相当するテレフタレートジオー
    ル。
  26. 【請求項26】 ビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタレ
    ート。
  27. 【請求項27】 ビス(2−テトラデシル−2−ヒドロキシエチル)テレフ
    タレート。
  28. 【請求項28】 ビス(2−ヘキシル−2−ヒドロキシエチル)テレフタレ
    ート。
  29. 【請求項29】 約0.1〜20モル%の反復発色団ジエステルモノマー単
    位を有し、約5000〜100,000の重量平均分子量を有し、約40℃〜1
    20℃のガラス転移温度(Tg)と150℃における約200〜5500ポアズ の溶融粘度とを有するポリエステル染料を含む、電子写真画像形成系用トナー組
    成物。
  30. 【請求項30】 ポリエステル染料が約5,000〜30,000の重量平
    均分子量を有する、請求項29記載のトナー組成物。
  31. 【請求項31】 約1.2〜4の多分散度を有する、請求項29記載のトナ
    ー組成物。
  32. 【請求項32】 2.16kgの荷重下、150℃において約25〜100
    0g/10分のメルトインデックスを有する、請求項29記載のトナー組成物。
  33. 【請求項33】 約350〜750nmの範囲内の特定波長において少なく
    とも約80%の光透過度を示す、請求項29記載のトナー組成物。
  34. 【請求項34】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、黄
    色6’−ブトキシ−2,6−ジアミノ−3,3’−アゾジピリジンのビス(C1 −C6アルキルセバカミド)モノマーとを含む、請求項29記載のトナー組成物 。
  35. 【請求項35】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、青
    色チオニンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)モノマーとを含む、請求項2
    9記載のトナー組成物。
  36. 【請求項36】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、赤
    色塩基性フクシンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)モノマーとを含む、請
    求項29記載のトナー組成物。
  37. 【請求項37】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、マ
    ゼンタ色3,6−ジアミノアクリジン塩酸塩のビス(C1−C6アルキルセバカミ
    ド)モノマーとを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  38. 【請求項38】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、赤
    色ビス(メチルエオシン)セバケートとを含む、請求項29記載のトナー組成物
  39. 【請求項39】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、黄
    色4−(4−ニトロフェニルアゾ)レゾルシノールのビス(C1−C6アルキルセ
    バケート)モノマーとを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  40. 【請求項40】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、マ
    ゼンタ色2,9−ジメチルキナクリドンのビス(C1−C6アルキルセバカミド)
    モノマーとを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  41. 【請求項41】 ポリエステル染料が、重合した黄色2,2’−[(3,3
    ’−ジクロロ−1,1’−ジフェニル)−4,4’−ビス(アゾ)]−ビス[N
    −(2−メトキシフェニル)]−3−オキソブタナミドのビス(3−ヒドロキシ
    −2−メチルプロピル)テレフタレートを含む、請求項29記載のトナー組成物
  42. 【請求項42】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、シ
    アン色1,4−ビス−(エチルアミノ)−9,10−アントラキノンのビス(C 1 −C6アルキルセバカミド)とを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  43. 【請求項43】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、シ
    アン色1,4−ビス−(n−ブチルアミノ)−9,10−アントラキノンのビス
    (C1−C6アルキルセバカミド)とを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  44. 【請求項44】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、シ
    アン色1,4−ビス−(4−メチルアニリノ)−9,10−アントラキノンのビ
    ス(C1−C6アルキルセバカミド)とを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  45. 【請求項45】 ポリエステル染料が、共重合したジオールモノマーと、黒
    色2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−[[4−(フェニルアゾ)−1−
    ナフタレニル]アゾ]−1H−ペリミジンのビス(C1−C6アルキルセバカミド
    )とを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  46. 【請求項46】 ポリエステル染料が、共重合した発色団ジエステルモノマ
    ーと、式: 【化5】 [式中、Rは直鎖又は分枝鎖C3−C30アルキレンである]に相当するテレフタ レートジオールモノマーとを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  47. 【請求項47】 ポリエステル染料が、重合したマゼンタ色2,9−ジメチ
    ル−キナクリドンのビス(3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)テレフタルア
    ミドを含む、請求項29記載のトナー組成物。
  48. 【請求項48】 付加的成分として、現像液媒質を包含する、請求項29記
    載のトナー組成物。
  49. 【請求項49】 付加的成分として、電荷制御剤を包含する、請求項29記
    載のトナー組成物。
  50. 【請求項50】 付加的成分として、界面活性剤を包含する、請求項29記
    載のトナー組成物。
  51. 【請求項51】 付加的成分として、ワックス成分を包含する、請求項29
    記載のトナー組成物。
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