JP2001508473A - 水溶性陰イオン分散ポリマーの製造方法 - Google Patents

水溶性陰イオン分散ポリマーの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 水溶性非イオンおよび陰イオンにイオン化されたビニルおよびアリル付加ポリマー類の水分散液は、飽和した塩溶液中で陰イオンにイオン化した水溶性ポリマー安定剤の存在下で重合することにより得られる。これらのポリマー類の製造方法およびそれらの組成物が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 水溶性陰イオン分散ポリマーの製造方法発明の分野 本発明は、水溶性の塩媒体中でポリマーを細かくした粒子の形状で、非イオン 性もしくは陰イオンにイオン化した、水溶性のポリマー化合物およびその製造方 法に関するものである。このポリマーは、紙製造における凝集剤、保水、排水助 剤およびその他の用途に用いられるものである。 序論 水溶性ポリマーの凝集剤を使用する産業に提起される問題のひとつは、目的に 応じて利用できるように水中にポリマーをどのように溶解するかである。初期の 水溶性ポリマーは、希釈された水溶液として提供されていた。技術の進展による ポリマーの分子量の改良と共に、溶液の状態でこれらのポリマーを出荷すること は製造業者にとってさらに困難となってきた。これは、わずか1〜1.5%の水 溶液ですら高い粘度を有することになってしまうからである。したがって、製造 業者は種々の機械的手段を用いることにより、水中に溶解することができる変換 可能な固体の形状でポリマーの出荷を始めた。これにより出荷の問題は解決した が、ある種の機械的手段が水溶性ポリマーの不完全な溶解や剪断力によりポリマ ーの品質を低下させる。このため、通常、膨潤する半透明の粒子の形状で出荷さ れるようになった。これは、ポリマーを無駄にするものであり、そしてあるケー スでは紙の製造において欠陥の原因となる「フィッシュ・アイ」と称される有害 な結果を導くことになった。1970年代初期には、水溶性ポリマーのウォータ ーインオイル(water-in-oil)エマルジョンが導入された。ウォーターインオイル 技術を用いることにより、急速に溶解する高分子量ポリマーを製造することがで きるようになった。そして、この技術は、水溶性ポリマーに大きな許容性を与え た。しかしながら、このウォーターインオイルエマルジョンポリマー技術の欠点 は、 エマルジョンが実質的な量の炭化水素液体を含むことである。これらの水溶性ポ リマーが用いられている系内への炭化水素液体の導入は、常に問題がないとは限 らない。 キョウリツ ユーキ社(Kyoritsu Yuki Co.Ltd.)に対して付与された米国特許 第4,929,655号および第5,006,590号には、水溶性陽イオンポ リマーの分散液の製造方法が記載され権利化されている。これらのポリマーは、 ポリマーが溶解しない水溶性の塩もしくは食塩の溶液中で製造される。これら二 つの特許の開示内容は、引用することにより以下の明細書内に含まれるものであ る。この方法は、水に添加した際に比較的短時間で完全に溶解する高分子量ポリ マーの分散液を得るものであった。技術が進歩すると共に、この発明が、少なく とも疎水性に変化した陽イオン性のモノマーの部分を含む陽イオンにイオン化さ れた水溶性ポリマーの分散液にのみ実用的であることがわかった。上述したよう な紙の製造に用いられる凝集剤、さらには保水および排水助剤に好適に用いられ る陰イオンにイオン化された水溶性ポリマーは、第四アンモニウム塩基を有する 陽イオン性モノマーを含むものであるので、キョウリツユウキ(kyoritsu yuki) 法を用いてうまく調製することはできなかった。ポリマーの陰イオン特性を基礎 とする得られるポリマーの能力を減じることなく、そのような機能を含む陰イオ ン性のポリマーを調製することは当然不可能である。 分散重合のプロセスにおいて、モノマーおよび開始剤の両者は重合媒体中に可 溶である。一方、媒体は得られるポリマーに対しては貧溶媒である。したがって 、反応混合物は、最初は均一であり、そして重合は均一な溶液中で開始される。 得られるオリゴマーもしくはマクロラジカルや高分子に対する媒体の溶解性によ り、早い段階で相分離が発生する。これは、核および「プレカーサーズ(precurs ors)」と称される初期粒子の形成を導くものであり、このプレカーサーズは安定 剤の吸収によりコロイド的に安定する。粒子は重合媒体および/またはモノマー により膨潤され、〜0.1-10.0ミクロンの範囲のサイズを有する球状の粒子の形成 を導くものと信じられている。 いかなる分散重合においても、通常制御される条件は、安定剤、モノマーおよ び開始剤の濃度、分散媒の溶解能、および反応温度である。これらの条件は、粒 子サイズ、最終的なポリマー粒子の分子量、および重合プロセスの速度に重大な 影響を与えることが見出されている。 いかなる安定剤も無い状態での分散重合により形成される粒子は、十分に安定 とはいえず、それらが形成された後に凝固する場合もある。重合混合物への好適 な安定剤の少量の添加により、安定して分散する粒子が得られる。分散重合にお ける粒子安定性は通常「立体安定性(steric stabilization)」と称される。分散 重合のための好ましい安定剤としては、重合媒体中で低い溶解性を有し、ポリマ ー粒子に対し中位の穏やかな親和力を有するポリマーもしくはオリゴマーである 。 安定剤の濃度を増加させると、粒子サイズは減少する。これは、安定剤の濃度 の増加と共に形成される核の数が増加することを意味する。凝集核生成理論(the coagulation nucleation theory)は、観察された粒子のサイズが安定剤の濃度に 対して依存性を有することをとても良く説明するものである。これは、凝集工程 においては、安定剤の濃度がより高いと、吸収もより遅いと思われるからである 。これは、成熟した粒子となるプレカーサーをより多く得るものであり、これに より形成される粒子のサイズが減少するのである。 分散媒の溶媒能が増加すると共に、(a)それらがプレカーサー核になる前にオ リゴマーは大きな分子量に成長し、(b)安定剤部分の固定能力が恐らく減少し、( c)粒子サイズが増加する。反応速度に関しては、分散媒が合成されるポリマーに 対して溶媒でない場合は、重合の位置が成長する粒子内で多くなり、そして系が バルク重合速度論(the bulk polymerization kinetics)に従い、動的な鎖の長さ (the kinetic chain length)n=Rp/Rtであることが報告されている。ここで、Rp は、伝搬速度を示し、Rtは、停止速度を示す。成長するポリマー粒子に対する分 散媒の溶媒能が増加すると共に、溶液中でポリマーが成長する。溶液中で合成さ れる高分子ラジカルは、成長する粒子により捕獲される。結果として、粒子の重 合プロセスの位置(locus)が変化し、そして重合の反応速度も付随して変化する 。初期の試みにおいては、疎水性を有するモノマーを含むことにより陰イオン性 もしくは非イオン性の分散ポリマーを製造することが試みられたが、本発明者等 は、安定 で高分子量、かつ疎水性の特性を有するモノマーを含まない陰イオンもしくは非 イオン性の水溶性分散ポリマーが調製できることを見出した。 したがって、本発明は、疎水性に修飾されたモノマーを含むことが必要とされ ない非イオン性もしくは陰イオンにイオン化した水溶性ポリマーの製造方法を示 すものである。本発明は、水に分散した状態の高分子量で非イオン性もしくは陰 イオンにイオン化した水溶性ビニル添加ポリマーの組成物およびその製造方法を 示すものである。このポリマー類は、所定の水溶性の陰イオンにイオン化された ビニル添加ポリマー分散剤を含み、そしてこれを利用して調製されるものである 。本発明のポリマーの特有の面としては、得られるポリマー材料の水溶性を減じ るモノマーを含むことなくポリマー類が調製されることである。すなわち、疎水 性の特性を有するモノマーを含まないのである。結果として、水溶性で、陰イオ ン性もしは非イオン性を有するポリマーの塩水溶液への分散液が、疎水性のモノ マー部分を含むことなく本発明では調製することができる。 したがって、本発明の目的は、水溶性非イオンおよび陰イオンで修飾された水 溶性ポリマーの新規な水分散液を提供することである。 また、本発明は、非イオンおよび陰イオンの両方の水溶性ビニル付加ポリマー 類の新規な調製方法を提供することも目的とする。さらなる目的は、以下の記載 により明らかにする。 本発明について 本発明の新規な分散ポリマーは以下のものを含む。 a)pH値が約2から約5までのフリーラジカル生成条件下で重合されること により調製された陰イオンにイオン化した水溶性ポリマーであって、以下のモノ マーを含むポリマーを5から約50重量%、 i.0〜100モル%の陰イオン化したビニルモノマー、 ii.100〜0モル%の非イオンビニルモノマー。 b)約0.5から7.0dl/gの1MNaNO2中の固有粘度を有する陰イ オン化した水溶性ポリマーから構成される群から選択される安定剤を、分散液の 全重量を基礎として約0.1から約5重量%、 c)アンモニウム、ハロゲン化アルカリ金属類およびアルカリ土類金属類、硫 酸塩類、およびリン酸塩類からなる群から選択される水溶性の塩を、分散液の全 重量を基礎として約5から40重量%、 d)平衡水(balance water)、 前記分散液は、25℃で約10から約25,000cpsのバルクのブルック フィールド粘度(a bulk Brookfield viscosity)を有することを特徴とするもの である。ビニル付加モノマーについて 本発明に用いられる陰イオン化ビニル付加モノマーは、広い範囲から選択され る。モノマー類は、ビニルもしくはアリル官能基を有する。そして、カルボキシ ル基、ホスホン酸塩(phosphonate)、スルホン酸塩(sulfonate)もしくは他の陰イ オンにイオン化する基、もしくはそのようなモノマーの対応するアルカリ金属、 アルカリ土類金属もしくはアンモニウム塩を含む。 好ましいモノマーの例には、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミドメチ ルプロパンスルフォニックアシド(acrylamidomethylpropanesulfonic acid)、ア クリルアミドメチルブタノイックアシド(acrylamidomethylbutanoic acid)、マ レイン酸、フマル酸、イタコン酸、ビニルスルホン酸(vinyl sulfonic acid)、 スチレンスルホン酸(styrene sulfoni cacid)、ビニルホスホン酸(vinyl phosph onic acid)、アリル(allyl)スルホン酸、アリル(allyl)ホスホン酸、スルホメチ レイティッドアクリルアミド(sulfomethylated acrylamide)、ホスホノメチレー ティッドアクリルアミド(phosphonomethylated acrylamide)、および水溶性のア ルカリ金属、アルカリ土類金属、およびアンモニウムの塩である。本発明が、特 定の陰イオンにイオン化したいかなるビニルモノマーにも限定されないことは当 業者であれば明らかである。そして、モノマーの選択は、選択される他のモノマ ーとの重合性に対する能力、得られるポリマーの用途、およびコストを含む幾つ かの要因を基礎として行われる。特に重要で、かつ本発明を実施するにあたり好 ましいモノマー は、アクリル酸、そのアルカリ金属およびアンモニウム塩である。所定の状況下 においては、例えば、対応するスルホン酸もしくはホスホン酸をアクリルアミド の単位に含ませる修飾のような、陰イオン官能基を得るために、重合後本発明の 分散ポリマーに含まれる非イオンモノマー部分を化学的に修飾することも可能で ある。 本発明に用いられる非イオンモノマーとしては、実質的に陰イオンもしくは陽 イオンにイオン化していないいかなる水溶性アリルもしくはビニルモノマーをも 用いることができる。この種のモノマーで好ましいものには、アクリルアミドお よびメタクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−t−ブチルアク リルアミド、およびN−メチロールアクリルアミドが含まれる。好ましい非イオ ンビニルモノマーはアクリルアミドである。さらに、他の非イオン化モノマーは 、本発明の目的や意図から外れない範囲で用いることができる。 水溶性ビニル付加ポリマーは、陰イオン水溶性モノマーを0〜100モル%の 範囲内で適宜含むものである。好ましくは、5から100モル%の範囲内であり 、特に好ましくは陰イオン性モノマーを7から100モル%含むものである。こ のように陰イオン性のモノマー、特にアクリル酸の水分散ホモポリマーは、この 発明により得られるものである。これに対応して、非イオン性モノマーは、通常 0から100モル%のレベルで存在し、好ましくは約1から約95モル%である 。特に好ましくは、ポリマーの約5から70モル%が非イオン性モノマーである ことである。このように、本発明の分散ポリマーは、陰イオンにイオン化したポ リマーのみならず、ポリアクリルアミドのような非イオン性のポリマーをもその 範囲に含むものである。 分散液中の陰イオン性および非イオン性の水溶性モノマーから調製される水溶 性ポリマーの全量は、分散液の全重量に対して約5から約50%の範囲内である 。好ましくは、分散液の重量の約10から40重量%の範囲内であり、特に好ま しくは、分散液が非イオンおよび陰イオン性水溶性モノマー類から調製されるポ リマーを15から30重量%含むことである。安定剤について 本発明の分散ポリマーは、分散液の全重量を基礎として、約0.1から約5重 量%の安定剤を含むものである。この安定剤は、約100,000から約5,0 00,000、好ましくは約1,000,000から約3,000,000の範 囲の分子量を有する陰イオン化された水溶性ポリマーからなる群から選択される ものである。この安定剤ポリマーは塩溶液に溶解する必要があり、かつ水に溶解 する必要がある。本発明の安定剤ポリマー類は、約0.1〜10dl/gの1M のNaNO3における固有粘度を有し、より好ましくは約0.5〜7.0dl/ gの範囲内の固有粘度であることである。最も好ましい安定剤ポリマーの固有粘 度は、30℃において約2.0〜6.0dl/gである。安定剤ポリマーは、塩 溶液に対してわずかに不溶性を有していてもよい。すなわち、ある程度の疎水性 を有していてもよい。特に使いやすい水溶性高分子安定剤は、水に溶解し、かつ 塩溶液に溶解するか、わずかに溶解する陰イオンにイオン化された水溶性ポリマ ーである。好ましい安定剤は、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸(acryl amidomethylpropane sulfonic acid)の重合体類もしくは共重合体類であり、上 記ポリマーは、少なくとも20モル%のアクリルアミドメチルプロパンスルホン 酸(acrylamidomethylpropane sulfonic acid)を含む。これらのポリマーは、溶 液中もしくはウォーターインオイルエマルジョン系中のいずれでも、従来の重合 技術を用いて合成することができる。ポリマーは、本発明にしたがって調製され てもよい。特定のポリマーの選択は、生産される特定のポリマー、塩溶液に含ま れる特定の塩類、およびポリマーの合成中に分散液が受ける他の反応条件を基礎 としてなされる。本発明の好ましい実施例においては、分散液もしくは生産物の 全重量を基礎として約0.1から約5重量%の安定剤ポリマーが用いられること が好ましい。好ましくは、分散液もしくは生産物の全重量を基礎として約0.2 5から約1.5重量%が用いられることであり、最も好ましくは、分散液もしく は最終生産物の全重量を基礎として約0.4から約1.25重量%の安定剤が用 いられることである。 本発明の安定したポリマー分散液を得るためのパラメータのひとつは、ポリマ ーの形成中の分散液のpHが約2〜約5の範囲内とすることであり、好ましくは 約2.5〜4.5の範囲内である。最も好ましくは、重合中の分散液のpH値が 約2.75〜4.25の範囲内であることである。重合におけるpHは、本発明 の安定なポリマーを形成するためには重要であることが見出された。重合の後、 分散系の特徴を残すためにポリマーの不溶性が残る限りは、分散液のpHを、い かなる所望の値に調整してもよい。特定されたpH値で重合段階を行うことは、 これらの値において、陰イオンにイオン化されたモノマー類の水溶性を低下させ るために重要であると考えられる。本発明の安定剤成分を含まないでポリマー分 散液を製造した場合は、安定な分散液が製造されていないことを示すスラリー状 のペーストとなる。このペースト状の生産物は、比較的短時間で固まりになるま で濃くなる。これでは、このタイプのポリマーを用いる一般的な製造法において は、ポンプで吸い上げたり、取り扱うことが不可能となってしまう。塩溶液について 分散液の残余の部分は、分散液の全重量を基礎として約2〜約40重量%の、 アンモニウム、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のハロゲン化物類、サルフ ェート類(sulfates)、およびフォスフェート類(phosphates)からなる群から選択 される水溶性の塩からなる。この塩は、このような水媒体中で製造されるポリマ ーが製造中に不溶性となり、適切な攪拌が行われた場合、重合により水溶性ポリ マーの粒子を形成するために重要である。用いられる特定の塩の選択は、製造さ れる特定のポリマー、そして用いられる安定剤に応じてなされる。塩および塩の 添加量の選択は、塩溶液中で得られるポリマーが不溶性となるようになされる。 特に、本発明に用いられる効果的な水溶性塩には、水溶液を飽和するような量の 硫酸アンモニウムおよび硫酸ナトリウムの混合物を含むものである。硫酸ナトリ ウムを単独で用いると、重合工程中の析出工程が変化することを見出した。所定 の条件下では、1価の陰イオンが採用されるが、2価もしくは3価の陰イオンを 含む塩は、例えばアルカリ、アルカリ土類、もしくはアンモニウムのハロゲンの 塩類と比較してそれらの水溶性をより低下させることから、本発明に好適に用い ら れる。したがって、2価もしくは3価の陰イオンを含む塩の使用は、一般に1価 の陰イオンを含む塩と比較して、結果的に塩材料の含有割合を低くした分散液と なる。 特定の塩の選択は、塩もしくは塩類の飽和溶液を調製し、そして所望の安定剤 および所望のポリマーの溶解性を決定することによりなされることは当業者であ れば明らかであろう。本発明の好ましい実施例においては、分散液の重量を基礎 として、5〜30重量%の塩が用いられる。より好ましくは、分散液の5〜25 重量%が塩であることであり、最も好ましくは、分散液の8−20重量%が塩で あることである。用いる場合は、モノマーの量がより多く、塩の量がより少ない ことが求められるであろう。 上述に加えて、本発明のポリマー分散液を形成するために他の材料を用いても よい。これらの追加の材料としては、用いるフリーラジカルの触媒の活性を妨害 する金属不純物を除去するためのキレート剤や、分子量を調整するための鎖転移 剤(chain transfer agents)、核形成剤(nucleating agent)、および共分散材料( codispersant materials)を含むものである。用いられる核形成剤には、製造さ れる少量の同じポリマーをも含むものである。したがって、70モル%のアクリ ル酸(もしくはその水溶性の塩類)および30%のアクリルアミドを含むポリマ ーが製造された場合、核形成剤、もしくは同じか類似のポリマーからなる「種」 が、分散液に含まれるポリマーの0〜10重量%の範囲で用いられ、そして一般 的にはポリマーの0.1〜5重量%用いられる。好ましくは、分散液に含まれる ポリマーを基礎として0.5〜4重量%の核形成剤が用いられる。最も好ましく は、分散液中に製造される水溶性の非イオンもしくは陰イオンポリマーを基礎と して0.75〜2重量%の範囲内である。 用いられる共分散材料は、水溶性糖類、約2000〜約50,000の分子量 を有するポリエチレングリコール、および他の多価アルコール類の材料からなる ものからの分散剤を含むものである。炭素数が2〜12までのアミン類およびポ リアミン類も、共分散材料としてしばしば用いられる。しかしながら、これらは 重合反応中に鎖転移剤としても作用することから使用に際しては注意が必要であ る。共分散材料の機能としては、重合初期段階におけるコロイド安定剤として働 くものである。この共分散材料の使用は任意であり、本発明のポリマー分散液を 得るために必須のものではない。使用する場合には、この共分散材料は、分散液 の0〜10重量%、一般的には0〜5重量%の範囲で存在する。用いられる場合 、共分散剤は、好ましくは0.1〜4重量%の範囲内である。最も好ましくは、 用いる場合に、分散液を基礎として、0.2〜2重量%の範囲で存在することで ある。 製造方法について 本発明の分散ポリマーは、上記各成分の最初の混合、そして攪拌によるフリー ラジカル形成条件で混合されることにより通常調製される。重合は、酸素を排除 した不活性ガス下で、かつ分散を維持する十分な攪拌の下で行われることが好ま しい。本発明の分散液ポリマー類は、通常、25℃において約25000cps (Brookfield)よりバルクの溶液粘度が小さい。そしてより好ましくは、5000 cpsより粘度が小さいことである。最も好ましくは、本発明の分散液が約20 00cpsより小さい粘度を有することである。これらの粘度では、ポリマー分 散液は、従来の重合を行うための装置で容易に取り扱うことができる。本発明の 分散ポリマーは、通常約5万から約5千万の範囲の分子量を有する。そして最も 好ましくは、約1,000,000のより低い分子量から最終産物の水溶性を維 持することができる範囲で可能な限り高い分子量の範囲内である。要求される分 子量が約50,000より低い場合、ここに記載されているタイプのポリマーを 製造するためには、従来の溶液系による方がより効果的である。ただし、約50 ,000より低い分子量でここに記載されているタイプの分散ポリマーを製造す る場合は、鎖転移剤、触媒、触媒量、および反応条件の選択に十分注意する必要 がある。 上述したように、分子量の上限は、調製される高分子材料に対して考慮される 溶解性によってのみ制限されるものである。本発明を実施する好ましい方法にお いては、重合前の分散液のpHは、2から5の間、好ましくは重合前に2.5か ら4.5の間に調整され、重合反応中はこの範囲に維持されることである。得ら れポリマー分散液のpHは、得られる分散液が安定である限りは、重合段階の後 、いかなるpH値に調整されてもよい。 分散液は、多数知られているフリーラジカル触媒を用いて重合される。レッド オックス(Red-ox)触媒を用いてもよく、そうでなければ、好ましくは重合を行う ために用いることができる水溶液中にフリーラジカルを発生する材料を用いても よい。本発明における重合に有用な材料類は、ワコーケミカルカンパニー(Wako Chemical company)から入手することができる。例え他の重合法において、得ら れる分散ポリマー内に好適なモノマーを含ませるために、重合中にモノマー類の いずれかひとつもしくは両モノマーを段階的に加えることが有用であったとして も、水溶液重合技術の分野の当業者であれば、所定の重合および所定のモノマー 類のために、重合の前にモノマー類が水、塩および安定剤と共に混合される点を 評価することは容易であろう。本発明による重合は、−10℃から用いるモノマ ーの沸点と同じ温度までの範囲内の温度で行われる。本発明の好ましい実施例に おいては、分散重合は−10℃から80℃の範囲の温度で行われる。好ましい実 施例においては、反応温度は、約30℃から45℃の範囲内で通常保持される。 本発明を実証するために、以下に実施例を挙げる。実施例1 この実施例では、本発明のポリマーの調整に有用な高分子安定剤の調整方法に ついて説明する。 攪拌器、温度制御装置、および水冷コンデンサーを有する2リッターの樹脂反 応器に、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸58重量%水溶液を344. 8g、脱イオン化した水を657.4g、およびEDTAを0.2g加えた。混 合物を45℃まで加熱し、0.10gの2,2’アゾビス(2−アミドプロパン )ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(2-amidopropane)dihydrochloride)触媒 を添加した。得られた溶液は、窒素1000cc/分でスパージされた。15分 後、重合が開始し、溶液が粘性を持ち始めた。14時間後、混合物は、非常に粘 性を 有する澄んだ溶液となった。その後、反応器は80℃まで加熱され、その温度で 4時間保持された。そして、この混合物に666.6gの脱イオン化された水を 加え、混合物を回収した。12.0重量%の活性なポリアクリルアミドメチルプ ロパンのスルホン酸が回収された。ポリマーの固有粘度は、1.0モルのNaN O3中で測定した結果、3.73dL/gであった。実施例2 この実施例では、本発明の高分子分散液の調製について説明する。 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水479.66g、硫酸ナトリウムを71.27g、塩化 ナトリウムを92.78g、グリコールを12g、3.93dl/gmの固有粘 度を有する実施例1と同様の方法により調製されたポリアクリルアミドメチルプ ロパンスルホン酸の15%溶液30g、アクリルアミドの49.6%溶液212 .07g(1.50モル)、アクリル酸45.44g(0.63モル)、水酸化 ナトリウムの50%溶液4.03g、およびEDTA(etylenediaminetetraacet icacid sodium salt)0.25gを加えた。混合物は34℃まで加熱され、0. 50gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレン イソブチルアミジン)ジハ イドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethyleneisobutryamidine)dihydrochl oride)の4%溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000cc/分でスパ ージされた。45分後、重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。2時間後、混 合物は乳白色の分散液となった。7時間後、2,2’アゾビス(N,N’ジメチ レン イソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethyl ene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶液が2.00g添加された。 反応は計24時間継続され、その時間中、温度は32〜36℃に維持された。上 記分散液に、硫酸アンモニウム50グラムが添加された。得られたポリマー分散 液は、pHが3.00で、563cpsのブルックフィールド粘度を有し、1. 0モルのNaNO3中で27.3dl/gmの減少特定粘度(reduced specific v iscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が70/30で あるコポリマーを15%含むものであった。実施例3 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水486.66g、硫酸ナトリウムを71.27g、硫酸 アンモニウムを92.78g、グリコールを15g、実施例1に記載された方法 と同様の方法により調製された、3.84dl/gmの固有粘度を有するポリア クリルアミドメチルプロパンスルホン酸の12%溶液50g、アクリルアミドの 49.6%溶液212.07g(1.50モル)、アクリル酸45.44g(0 .63モル)、水酸化ナトリウムの50%溶液4.03g、およびEDTA0. 25gを加えた。混合物は34℃まで加熱され、0.50gの2,2’アゾビス (N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobi s(N,N'-dimethylene isobutryamidine)dihydrochloride)の4%溶液が添加さ れた。得られた溶液は、窒素1000cc/分でスパージされた。30分後、重 合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。1時間後、混合物は乳白色の分散液とな った。6時間後、2,2’アゾビス(N,N’ジメチレンイソブチルアミジン) ジハイドロクロライド(2,2’Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidine)dih ydrochloride)の4%溶液が0.50g添加された。7.5時間後、2,2’ア ゾビス(N,N’ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2’ Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶液が1 .50g添加された。反応は計24時間継続され、その時間中、温度は32〜3 6℃に維持された。得られたポリマー分散液は、1800cpsのブルックフィ ールド粘度であった。上記分散液に、硫酸アンモニウム20グラムが添加された 。得られたポリマー分散液は、pHが3.35で185cpsのブルックフィー ルド粘度を有し、1.0モルのNaNO3中で30.4dl/gmの減少特定粘 度(reduced specific viscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が70/ 30であるコポリマーを15%含むものであった。実施例4 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水501.06g、硫酸ナトリウムを71.27g、硫酸 アンモニウムを92.78g、蟻酸アンモニウムを0.60g、実施例1に記載 された方法と同様の方法により調製された、3.84dl/gmの固有粘度を有 するポリアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸の12%溶液50g、アクリ ルアミドの49.6%溶液212.07g(1.50モル)、アクリル酸45. 44g(0.63モル)、水酸化ナトリウムの50%溶液4.03g、およびE DTA0.25gを加えた。混合物は34℃まで加熱され、0.50gの2,2 ’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド (2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶 液が添加された。得られた溶液は、窒素1000cc/分でスパージされた。3 0分後、重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。2時間後、混合物は乳液状の 分散液となった。3時間後、2,2’アゾビス(N,N’ジメチレン イソブチ ルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N-dimethyleneisobutryramid ine)dihydrochloride)の4%溶液が0.50g添加された。7.5時間後、2, 2’アゾビス(N,N’ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド (2,2'Azobis(N,N-dimethylene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶 液が1.50g添加された。反応は計24時間継続され、その時間中、温度は3 2〜36℃に維持された。得られたポリマー分散液は、325cpsのブルック フィールド粘度であった。上記分散液に、硫酸アンモニウム20グラムが添加さ れた。得られたポリマー分散液は、pHが3.63で150cpsのブルックフ ィールド粘度を有し、1.0モルのNaNO3中で25.2dl/gmの減少特 定粘度(reduced spec ificviscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が7 0/30であるコポリマーを15%含むものであった。実施例5 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水405.61g、硫酸ナトリウムを62.56g、硫酸 アンモニウムを81.44g、グリコールを20g、実施例1に記載された方法 と同様の方法により調製された、3.84dl/gmの固有粘度を有するポリア クリルアミドメチルプロパンスルホン酸の12%溶液50g、アクリルアミドの 49.6%溶液281.88g(1.967モル)、アクリル酸60.33g( 0.837モル)、水酸化ナトリウムの50%溶液5.35g、およびEDTA 0.33gを加えた。混合物は34℃まで加熱され、0.50gの2,2’アゾ ビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'A zobis(N,N'-dimethylene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶液が添加 された。得られた溶液は、窒素1000cc/分でスパージされた。30分後、 重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。3時間後、混合物は乳白色の分散液と なった。4.5時間後、2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルア ミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryamidin e)dihydrochloride)の4%溶液が0.50g添加された。8時間後、2,2’ アゾビス(N,N’ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2 'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryamidine)dihydrochloride)の4%溶液が 1.50g添加された。反応は計24時間継続され、その時間中、温度は32〜 36℃に維持された。得られたポリマー分散液は、2900cpsのブルックフ ィールド粘度であった。上記分散液に、硫酸アンモニウム30グラムが添加され た。得られた分散液は、pHが3.53で335cpsのブルックフィールド粘 度を有し、1.0モルのNaNO3中で26.0dl/gmの減少特定粘度(redu ced specific viscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が70/30で あるコポリマーを20%含むものであった。実施例6 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水428.86g、硫酸ナトリウムを62.56g、硫酸 アンモニウムを81.44g、蟻酸ナトリウムを1.67g、98%の硫酸を0 . 44g、実施例1により調製された分散剤50g、アクリルアミドの49.6% 溶液281.88g(1.967モル)、アクリル酸60.33g(0.837 モル)、およびEDTA0.33gを加えた。混合物は34℃まで加熱され、0 .25gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレン イソブチルアミジン)ジ ハイドロクロライド(2,2’Azobis(N,N'-dimethylene isobutryamidine)dihydr ochloride)の4%溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000cc/分で スパージされた。30分後、重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。3時間後 、混合物は乳白色の分散液となった。8時間後、2,2’アゾビス(N,N’− ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dime thylene isobutryamidine)dihydrochloride)の4%溶液が1.50g添加され た。反応は計24時間継続され、その時間中、温度は32〜40℃に維持された 。上記分散液に、硫酸アンモニウム30グラムが添加された。得られた分散液は 、pHが2.92で1335cpsのブルックフィールド粘度を有し、1.0モ ルのNaNO3中で29.0dl/gmの減少した特定粘度(reduced specific v iscosity)を有するアクリルアミドとアクリル酸が70/30であるコポリマー を20%含むものであった。実施例7 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水321.00g、硫酸ナトリウムを56.48g、硫酸 アンモニウムを73.52g、グリセリンを25g、実施例1に記載された方法 と同様の方法により調製された、3.84dl/gmの固有粘度を有するポリア クリルアミドメチルプロパンスルホン酸の12%溶液62.5g、アクリルアミ ドの49.6%溶液352.82g(2.46モル)、アクリル酸75.76g (1.05モル)、およびEDTA0.42gを加えた。混合物は34℃まで加 熱され、0.75gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミ ジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'−dimethylene isobutryamidine )dihydrochloride)の4%溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000c c /分でスパージされた。120分後、重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。 7時間後、混合物は乳白色のドウ(dough)となり、そして2,2’アゾビス(N ,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N, N'-dimethylene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶液が0.25g添 加された。24時間後、反応混合物は乳白色の分散液となり、これに、2,2’ アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2 ,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidine)dihydrochloride)の4%溶液 を1.50g添加した。反応はさらに7時間継続され、その時間中、温度は32 〜36℃に維持された。上記分散液に、硫酸アンモニウム30グラムが添加され た。得られた分散液は、pHが2.95で775cpsのブルックフィールド粘 度を有し、1.0モルのNaNO3中で21.9dl/gmの減少特定粘度(redu ced specific viscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が70/30で あるコポリマーを25%含むものであった。実施例8 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水340.86g、硫酸ナトリウムを56.48g、硫酸 アンモニウムを73.52g、蟻酸ナトリウムを3.00g、98%の硫酸を2 .14g、実施例1により調製された分散剤62.5g、アクリルアミドの49 .6%溶液352.82g(2.46モル)、アクリル酸75.76g(1.0 5モル)、およびEDTA0.42gを加えた。混合物は34℃まで加熱され、 0.25gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジ ハイドロクロライド(2,2’Azobis(N,N'-dimethylene isobutryamidine)dihydr ochloride)の4%溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000cc/分で スパージされた。60分後、重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。90分後 、2回目の0.25gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルア ミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidin e)dihydrochloride)の4%溶液が添加された。180分後、3回 目の0.25gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチノレアミジ ン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidine) dihydrochloride)の4%溶液が添加された。360分後、4回目の0.25gの 2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロ ライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryamidine)dihydrochloride)の4 %溶液が添加された。7時間後、混合物は乳白色のドウ(dough)となった。24 時間後、混合物は乳白色の分散液となり、そして2,2’アゾビス(N,N’− ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2’Azobis(N,N'-dim ethylene isobutryamidine)dihydrochloride)の4%溶液が1.50g添加され た。反応はさらに4時間継続され、その時間中、温度は40〜48℃に維持され た。上記分散液に、硫酸アンモニウム30グラムが添加された。得られた分散液 は、pHが2.90で610cpsのブルックフィールド粘度を有し、1.0モ ルのNaNO3中で12.7dl/gmの減少した特定粘度(reduced specific v iscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が70/30であるコポリマー を25%含むものであった。実施例9 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水420.77g、硫酸ナトリウムを100.00g、硫 酸アンモニウムを100.00g、グリセリンを15g、実施例1に記載された 方法と同様の方法により調製された、3.84dl/gmの固有粘度を有するポ リアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸の12%溶液50g、アクリルアミ ドの49.6%溶液281.00g(1.96モル)、アクリル酸8.05g( 0.112モル)、およびEDTA0.10gを加えた。混合物は34℃まで加 熱され、0.50gの2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミ ジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryamidine )dihydrochloride)の4%溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000c c/分でスパージされた。20分後、重合が開始し、溶液は粘性を持ち始めた。 1. 5時間後、混合物は乳白色の分散液となった。次の4.5時間の間に、アクリル 酸2.58g(0.36モル)が添加された。4時間後、2,2’アゾビス(N ,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N ,N'-dimethylene isobutryamidine)dihydrochloride)の4%溶液が0.50g 添加された。8時間後、2,2’アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルア ミジン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(N,N'-dimethylene isobutryramidin e)dihydrochloride)の4%溶液を1.50g添加した。反応は計24時間継続さ れ、その時間中、温度は32〜36℃に維持された。得られたポリマー分散液は 、4300cpsのブルックフィールド粘度を有した。上記分散液に硫酸アンモ ニウム20gを添加した。得られた分散液(4252−162)は、pHが3. 52で355cpsのブルックフィールド粘度を有し、1.0モルのNaNO3 中で20.5dl/gmの減少特定粘度(reduced specific viscosity)を有し、 アクリルアミドとアクリル酸が93/07であるコポリマーを15%含むもので あった。 以下の表1に実施例1〜8までをまとめる。 *9.31%の塩化ナトリウムを含む。 RVSは、1Mの硝酸ナトリウム中で0.045重量%のポリマー溶液として測 定された減少特定粘度(reduced specific viscosity)である。 アクリル酸M%は、ポリマー中のアクリル酸のモル分率である。実施例10 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水487.88g、硫酸ナトリウムを105.00g、塩 化ナトリウムを135.0g、実施例1に記載された方法と同様の方法により調 製された、3.76dl/gmの固有粘度を有するポリアクリルアミドメチルプ ロパンスルホン酸の15%溶液60g、アクリルアミドの49.0%溶液128 .04g(0.883モル)、アクリル酸27.26g(0.378モル)、水 酸化ナトリウムの50%溶液2.70g、およびEDTA0.15gを加えた。 混合物は45℃まで加熱され、1.00gの2,2’アゾビス(2アミジノプロ パ ン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(2amidinopropane)dihydrochloride)の 4%溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000cc/分でスパージされ た。45分後、重合が開始し、乳白色の分散液が調製された。次の2時間15分 の間温度を45℃とした。そして、49%アクリルアミド42.68g(0.2 94モル)、アクリル酸9.09g(0.126モル)、50%水酸化ナトリウ ム0.90g、およびEDTA0.05gを含む溶液がシリンジポンプを用いて 反応器内に投入された。反応は48℃の温度でもう1時間継続された。そして、 0.25gの2,2’アゾビス(2アミジノプロパン)ジハイドロクロライド(2 ,2'Azobis(2amidinopropane)dihydrochloride)の4%溶液が添加された・最後に 、分散液を55℃でもう2時間反応させた。得られたポリマー分散液は、pHが 3.39で430cpsのブルックフィールド粘度を有し、1.0モルのNaN O3中で31.0dl/gmの減少特定粘度(reduced specific viscosity)を有 し、アクリルアミドとアクリル酸が70/30であるコポリマーを12%含むも のであった。実施例11 この実施例は、反応混合物に安定剤を含ませることの重要性について説明する 。 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1リットルの樹脂反応器に 、脱イオン化した水548.85g、硫酸ナトリウムを86.8g、塩化ナトリ ウムを154.4g、アクリルアミドの44.8%溶液174.05g(1.0 97モル)、アクリル酸32.25g(0.448モル)、および水酸化ナトリ ウムの50%溶液3.60gを加えた。混合物は45℃まで加熱され、0.05 gの2,2’アゾビス(2アミジノプロパン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobi s(2amidinopropane)dihydrochloride)が添加された。得られた溶液は、窒素1 000cc/分でスパージされた。反応は45℃で計22時間行われた。得られ たなめらかな白色のスラリーは、pHが3.0で21000cpsのブックフィ ールド粘度を有し、1.0モルのNaNO3中で37.0dl/gmの減少特定 粘度(reduced specific viscosity)を有し、アクリルアミドとアクリル酸が71 /29 であるコポリマーを11%含むものであった。安定剤が添加されない状態で調製 されたこの材料は、結果としてなめらかな白色のペーストのようなスラリーとな り、これは安定な分散液が製造されなかったことを示すものである。この白色の ペーストは数時間で濃くなり、最終的にはこのポリマーが用いられる一般的な処 方においては取り扱うことができない固まりとなった。実施例12 この実施例は、アクリル酸のホモポリマーの調製に対しての本発明の利用を説 明する。 攪拌器、温度制御装置、水冷コンデンサーを有する1.5リットルの樹脂反応 器に、脱イオン化した水590.90g、硫酸ナトリウムを80.0g、硫酸ア ンモニウムを140.0g、実施例1の12%のポリマーを50.0g、グリセ リンを20.0gを加えた。ビーカー内に、アクリル酸200g、水酸化ナトリ ウムの50%水溶液5.35g、EDTAを0.25gとり、良く攪拌した。ビ ーカー内の成分は、反応器内に移され、そして32℃までゆっくりと加熱された 。反応器が32℃に達した後、0.5gの開始剤である2,2’アゾビス(2ア ミジノプロパン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(2amidinopropane)dihydr ochloride)の4%水溶液が添加された。得られた溶液は、窒素1000cc/分 でスパージされた。得られた溶液は、濁り、やや粘性を有するようになった。開 始剤を添加してから60分後、追加の開始剤である2,2’アゾビス(2アミジ ノプロパン)ジハイドロクロライド(2,2'Azobis(2amidinopropane)dihydrochl oride)の4%水溶液を0.25g添加した。反応は32℃で計24時間継続され た。4個の硫酸アンモニウム20gを小分けしたものを、反応時間220、24 0、270および300分で添加した。これは、系内の粘度の増加を最小とし、 効果的な攪拌を継続するためである。さらに、反応時間420分に10gの硫酸 アンモニウムを添加した。32℃で計24時間反応混合物を維持した後、開始剤 である2,2’アゾビス(2アミジノプロパン)ジハイドロクロライド(2,2'Azo bis(2-amidinopropane)dihydrochloride)の4%水溶液を1.75g 添加した。反応をもう24時間(計48時間)32℃で継続した。得られたなめ らかな白色の粘性を有する分散液は、1.0モルのNaNO3中、0.045% のポリマー溶液で14.4dl/gmの減少特定粘度(reduced specific viscos ity)を有するものであった。 上記において示された結果は、新規な陰イオンにイオン化した分散ポリマーの 提供について本願において述べた方法の有用性を示すものである。各分散液は、 商業的な背景において化学工業の製造装置から末端の使用者まで材料を輸送する ことを可能とするのに十分な期間安定である。実施例1〜9で得られるそれぞれ の分散液は、ポリマーを含む分散液が水に添加された際、すぐに溶解する高分子 材料を提供するものである。 実施例1〜9までのいくつかは、石炭の脱水のための凝集剤とほぼ同じ組成物 のウォーターインオイルエマルジョンとしての商業的利用に対して評価された。 本発明のポリマーは、全体的には同等のウォーターインオイルエマルジョンポリ マーよりより活性があった。 上述した実施例では、特にアクリル酸とアクリルアミドとの共重合体およびポ リアクリル酸の調製について取り扱ったが、本発明の方法は、陰イオンおよび/ または非イオンのビニルもしくはアリルモノマーのホモポリマーや、陰イオンお よび非イオンモノマーの他の組み合わせであっても有効であろう。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)約2から約5のpH値で、フリーラジカルが形成される条件下で重合す ることにより調製される水溶性のポリマーであって、下記のモノマーを含 むポリマーを約5から約50重量%、 i.0〜100モル%の少なくとも1種の陰イオンにイオン化された水溶 性ビニルモノマーおよび ii.100〜0モル%の少なくとも1種の非イオンビニルモノマー、 b)1MのNaNO3中において約0.1〜10の固有粘度を有する陰イオ ンにイオン化した水溶性ポリマーからなる群から選択される安定剤を、分 散液の全重量を基礎として約0.1から約5重量%、 c)アンモニウム、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のハロゲン化物類 、硫酸塩類、およびリン酸塩類からなる群から選択される水溶性の塩を、 分散液の全重量を基礎として約5から40重量%、および d)平衡水(balance water) を有し、 25℃で約10から約25,000cpsのバルクでのブルックフィール ド粘度を有することを特徴とする水溶性ポリマー微粒子の水分散液。 2.陰イオンにイオン化された水溶性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、 アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、アクリルアミドメチルブタン酸、 マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ビニルスルホニックアシド(vinyl sulfo nic acid)、スチレンスルホニックアシド(styrene sulfonic acid)、ビニルホ スホニックアシド(vinyl phosphonic acid)、アリルスルホニックアシド(ally l sulfonic acid)、アリルホスホニックアシド(allyl phosphonic acid)、ス ルホメチレイティッドアクリルアミド(sulfomethylated acrylamide)、ホスホ ノメチレーティッドアクリルアミド(phosphonomethylatedacrylamide)、およ び水溶性のアルカリ金属、アルカリ土類金属、およびアンモニウムのそれらの 塩からなる群か ら選択されることを特徴とする請求項1記載の水分散液。 3.非イオン水溶性モノマーが、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−イソ プロピルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、およびN−メチロ ールアクリルアミドからなる群から選択されることを特徴とする請求項2記載 の水分散液。 4.陰イオン性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、およびそれらに対応す るアルカリ金属、アルカリ土類金属およびアンモニウム塩からなる群から選択 され、非イオンモノマーがアクリルアミドであることを特徴とする請求項1記 載の水分散液。 5.安定剤が、少なくとも20モル%のアクリルアミドメチルプロパンスルホン 酸を含むアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸のポリマー類およびコポリ マー類からなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載の水分散液。 6.炭素数が2〜12の水溶性多価アルコール類、水溶性アミン類、およびポリ アミン類からなる群から選択される共分散剤(codispersant)を、分散液の全重 量を基礎として約0から約10重量%含むことを特徴とする請求項1記載の水 分散液。 7.陰イオンにイオン化された水溶性ビニル付加ポリマーからなり、分散液の全 重量を基礎として約0から約10重量%の範囲で存在する核形成剤(nucleatin g agent)を含むことを特徴とする請求項1記載の水分散液。 8.約15から約40重量%の非イオンもしくは陰イオンにイオン化された水溶 性ポリマーを含むことを特徴とする請求項1記載の水分散液。 9.1MのNaNO3中で約0.5〜7.0dl/gの固有粘度を有し、アクリ ルアミドメチルプロパンスルホン酸を少なくとも20モル%含む水溶性のポリ マー類もしくはコポリマー類からなる群から選択される安定剤を、分散液の全 重量の約0.25から約2重量%含むことを特徴とする請求項1記載の水分散 液。 10.水溶性ポリマーが7〜100モル%の陰イオンにイオン化したモノマーを 含み、かつ0〜93モル%のアクリルアミドを含み、安定剤が1MNaNO3 中で約0.5〜7.0dl/gの固有粘度を有するアクリルアミドメチルプロ パンスルホン酸のホモポリマーであり、水溶性の塩が硫酸アンモニウムと硫酸 ナトリウムとの混合物であることを特徴とする請求項4記載の水分散液。 11.a)約2から約5のpH値で、フリーラジカルが形成される条件下で重合 することにより調製される水溶性のポリマーであって、下記のモノマーを 含むポリマーを約15から約40重量%、 i.0〜100モル%の少なくとも1種の陰イオンにイオン化された水溶 性ビニルモノマーおよび ii.100〜0モル%の少なくとも1種の水溶性非イオンビニルモノマー 、 b)1MのNaNO3中において約0.5〜7.0dl/gの固有粘度を有 し、少なくとも50モル%のアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸を 含む水溶性のポリマー類およびコポリマー類からなる群から選択される安 定剤を、分散液の全重量を基礎として約0.25ら約2重量%、 c)炭素数が2〜12の水溶性多価アルコール類、水溶性アミン類、および ポリアミン類からなる群から選択される共分散剤(codispersant)を、分散 液の全重量を基礎として約0.4から約2重量%, d)アンモニウム、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のハロゲン化物類 、硫酸塩類、およびリン酸塩類からなる群から選択される水溶性の塩を、 分散液の全重量を基礎として約12から30重量%、および d)平衡水(balance water) を有することを特徴とする水溶性ポリマー微粒子の水分散液。 12.約2から約5のpH値で、フリーラジカルが形成される条件下で重合する ことにより調製され、 a)下記のモノマーを含む混合物を約5から約50重量%、 i.0〜100モル%の少なくとも1種の陰イオンにイオン化された水溶 性ビニルモノマーおよび ii.100〜0モル%の少なくとも1種の水溶性非イオンビニルモノマー 、 b)1MのNaNO3中において約0.1〜10dl/gの固有粘度を有す る陰イオンにイオン化した水溶性ポリマー類からなる群から選択される安 定剤を、分散液の全重量を基礎として約0.1から約5重量%、 c)アンモニウム、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のハロゲン化物類 、硫酸塩類、およびリン酸塩類からなる群から選択される水溶性の塩を、 分散液の全重量を基礎として約5から40重量%、および d)平衡水(balance water) を有し、 そして、水溶性ポリマーの分散液として回収され、この分散液が約25,0 00cpsより低い粘度を有することを特徴とする水溶性陰イオン性ポリマ ーの水分散液の製造方法。 13.陰イオンにイオン化された水溶性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸 、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、アクリルアミドメチルブタン酸 、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ビニルスルホニックアシド(vinyl sul fonic acid)、スチレンスルホニックアシド(styrene sulfonic acid)、ビニル ホスホニックアシド(vinyl phosphonic acid)、アリルスルホニックアシド(al lyl sulfonic acid)、アリルホスホニックアシド(allyl phosphonic acid)、 スルホメチレイティッドアクリルアミド(sulfomethylated acrylamide)、ホス ホノメチレーティ ッドアクリルアミド(phosphonomethylated acrylamide)、および水溶性のアル カリ金属、アルカリ土類金属、およびアンモニウムのそれらの塩からなる群か ら選択されることを特徴とする請求項12記載の製造方法。 14.非イオン水溶性モノマーが、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−イ ソプロピルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、およびN−メチ ロールアクリルアミドからなる群から選択されることを特徴とする請求項12 記載の製造方法。 15.陰イオン性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、およびそれらに対応 するアルカリ金属、アルカリ土類金属およびアンモニウム塩からなる群から選 択され、非イオンモノマーがアクリルアミドであることを特徴とする請求項1 2記載の製造方法。 16.安定剤が1MNaNO3中で約0.5〜7.0dl/gの固有粘度を有す る陰イオンにイオン化された水溶性ポリマー類であることを特徴とする請求項 12記載の製造方法 17.安定剤が、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸を少なくとも20モ ル%含むアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸のポリマー類もしくはコポ リマー類からなる群から選択されることを特徴とする請求項15記載の製造方 法。 18.混合物が7〜100モル%の陰イオンにイオン化したモノマーを含み、か つ0〜93モル%の非イオンモノマーを含み、安定剤が1MNaNO3中で約 0.5〜7.0dl/gの固有粘度を有するアクリルアミドメチルプロパンス ルホン酸のホモポリマーであり、水溶性の塩が硫酸アンモニウムと硫酸ナトリ ウムとの混合物であることを特徴とする請求項15記載の製造方法。
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