JP2001507954A - 放射照射線量決定の立案法およびその装置 - Google Patents

放射照射線量決定の立案法およびその装置

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Abstract

(57)【要約】 患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的となる容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する方法および装置であって、累積照射線量容積ヒストグラムによって表し得る所望の部分容積のデータと、等角放射治療装置によって患者に最適化された放射ビームの配置を送出するための標的の腫瘍および組織構造体に対する累積照射線量容積ヒストグラムによって表し得る部分容積のデータとを比較することに基づく繰り返し計算用のコスト関数を使用する方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】 放射照射線量決定の立案法およびその装置 本発明の背景 1.関連出願 本出願は米国特許暫定出願60/029,480号の利益を請求する。 2.本発明の分野 本発明は予め定められた一定のビーム強度をもつ放射ビームを用い腫瘍の等角 放射治療を行なう方法および装置に関する。 3.従来法の説明 現代における腫瘍の放射治療は二つの目標をもっている。即ち腫瘍の根治、お よび腫瘍の近所にある健康な組織および器官に対する危険の回避がそれである。 十分量の放射量を腫瘍の容積の中に送り込めば大部分の腫瘍は完全に根治できる ことは公知である。しかし必要な有効放射量を使用すると、腫瘍を取囲んでいる 健康な組織または腫瘍の近くにある体内の健康な器官が損傷するために厄介な状 況が起こる可能性がある。等角放射治療法(conformal radiat ion therapy)の目標は、照射放射量を腫瘍の外表面によって規定さ れる腫瘍の容積だけに限定し、同時に腫瘍を取囲む健康な組織または隣接した健 康な器官に対する放射量を最低限度に抑制することである。 伝統的には等角放射治療法は或る範囲の技術を通じて発展し、典型的には腫瘍 の治療に使用する放射ビームの線源として線形加速器(”LINAC”)を使用 している。典型的には線形加速器は、患者の周りで回 転し放射ビームを治療すべき腫瘍の方へ向ける放射ビームの線源を有している。 放射ビームのビーム強度は予め定められた一定のビーム強度である。放射ビーム の経路に個別的に出し入れできる多数の薄片、指状部材、または突起を有するマ ルティリーフ・コリメータ(multileaf collimator)は、 放射ビームが腫瘍を通過する際該ビームが見る腫瘍の空間的輪郭、即ち線型加速 器の回転可能な構台に取り付けられた放射ビームの線源が回転する際に「ビーム の目が腫瘍を見る形」を追跡するようにプログラムすることができる。マルティ リーフ・コリメータの多数の薄片は、放射ビームの通過経路の方向において腫瘍 の容積が提供する腫瘍の形の輪郭をつくり、腫瘍の容積に対するビームの特定の 半径方向の向きに依存して、放射ビームに提供される腫瘍の空間的な輪郭の外側 の組織へ放射が透過するのを遮断する。 等角放射治療に対する他の方法は、静止した患者を横切るスリットの領域を走 査できるコリメータのジョー(jaw)を使用し、同時に線形加速器の構台が回 転させ別の一組のジョーで標的の容積を追跡する方法を含んでいる。さらに他の 方法としては、患者を横切ってスリットを走査できるLINACの付属部材を使 用してスリットを走査する際にスリット全体の中における放射ビームの強度を変 更する方法である。 等角放射治療に対するさらに他の方法では、高エネルギーの光子から成る狭い ペンシル状のビームを使用し、そのエネルギーを変化させることができ、ビーム を腫瘍の標的の容積の上で走査し、光子のビーム源が取付られた構台の各方向に おける最良の可能な放射量の分布を送り出す。 このような従来の等角放射治療法に伴う主要な問題は、腫瘍の容積が凹面の境 界または表面をもっている場合、放射ビームの空間的な形また は輪郭を変えることは、時間に関する部分だけしかうまくゆかないことである。 特に、腫瘍のコンヴォリューション(convolution)、即ち外側の表 面が放射治療用のビームの経路に対して平行な面内において内側に向っている、 即ち凹面をなしている場合、健康な組織または器官が腫瘍の外側の凹面をなす表 面によってつくられる凹面の空洞の内部にあり、腫瘍の厚さは放射ビームの経路 に沿って変化する場合がある。 凹面の境界をもった腫瘍が治療できるためには、腫瘍面を横切る放射ビームの 強度を変化させ、また放射ビームが当てられる腫瘍の形に合うようにビームの外 側の形状を変化させる必要がある。放射ビームの各区画のビーム強度を変調し、 放射ビームが通過する腫瘍の部分の厚さと関連をもったビーム強度にすることが できる。例えば放射ビームが腫瘍の厚い部分を通過する場所では、放射ビームが 腫瘍の薄い部分を通過する場合よりもビームの強度を強くしなければならない。 高エネルギーの光子から成る走査用のペンシル・ビームを用いてビームの強度 を変調し得る専用の走査型ビーム治療器が開発された。この装置のビームの強度 はビームを発生させる電子銃のエネルギーを増加させることによって変調される 。装置が取付られた構台および患者が横たわっているテーブルを動かすことによ り腫瘍の周りで電子銃を操縦する際、エネルギーの増加はコンピュータ制御によ って指令される。その結果、ペイントの厚さまたは強度、換言すれば放射ビーム の強度を、ブラシの上のペイントの量を変えて、即ち電子銃が腫瘍の上を移動す る際に電子銃にどれだけのエネルギーを与えるかによって順次標的に「ペイント を塗って」ゆくような効果が得られる。ビームのエネルギーの変調を直接利用す るこのような専用の走査型ビーム治療器は高価であり、使用およ び操作に極めて時間がかかり、治療用のビーム自身をコンピュータ制御すること に関する懸念のために患者に大きな負担を強いると考えられている。 放射ビームの多数の区画を使用し、組織の容積の中における腫瘍の厚さに従っ て組織の容積を横切る放射ビームの強度を空間的に変調する等角放射治療の他の 方法および装置が開発されている。このような方法および装置は、ビームを患者 に当てる前に放射ビームの内部に置かれたラックの中にある減衰用の薄片または シャッターを使用する。腫瘍はスライスの状態で放射に当てられるが、各スライ スはシャッターによって選択的に区画に分割される。しかし、線形加速器の構台 を1回回転させる毎に組織の容積のスライスを僅か2枚しか処置できないという 事実がこの方法および装置の主要ではないが一つの欠点である。スライスは任意 の厚さをもっていることができるが、処置を行なうためのスライスをできるだけ 薄く選ぶことによって大きな分解能が得られる。処置を行なうスライスの厚さが 増加するにつれて、患者を治療する時間は増加する。何故なら腫瘍の全容積を治 療するためには処置を行なうべきスライスの数が多くなるからである。 腫瘍の治療を行なうために、予め定められた一定のビーム強度をもつ放射ビー ムを使用する等角放射治療に対する新規の方法および装置は、1996年4月1 9日付けのMark P.Carolに対する同時出願の米国特許願08/64 3,785号に記載されている。この装置は、予め定められた一定のビーム強度 を有する放射ビームを生じるための放射ビーム源;放射治療用のビームをビーム の多数の区画の配列に分離するための、放射を透過する部分と透過しない部分と が交互に存在する少 なくとも3×3のチェッカー盤型の配列;および放射ビームの部分の放射ビーム の強度を変調し、腫瘍を横切って放射治療用のビームの強度を空間的に変調する 装置を含んでいる。 これら上記の方法および装置は、放射に曝露される構造体の部分を最低限度に 抑制するように設計されている。しかし、周囲を取囲む構造体への曝露は完全に は防ぐことができないから、腫瘍の容積を完全に消滅させることと周囲の構造体 へ達する放射の量を最低限度に抑制することとの間で最適化を行なった治療計画 が望まれる。治療計画を最適化した現存の方法および装置では、治療計画に対す る医師の評価を真似た評点関数に基づいて可能な計画を見積もるためにコンピュ ータを使用する。しかし現存の方法および装置では不十分なことが判っている。 現存の方法および装置は、腫瘍およびそれを取囲む組織、即ち構造体の両方の 種々の部分を照射するコストに寄与する客観的なコスト関数に基づいた最適化さ れた治療計画をつくる計算方法を使用している。このような一つの計算方法は当 業界においてはシミュレイテッド・アンニーリング(simulated an nealing)として知られている。現存のシミュレイテッド・アンニーリン グ法は、過剰に放射に曝露された周囲の構造体に対する曝露が不十分な腫瘍の容 積のコストを考慮したコスト関数を使用する。しかし現存の方法に使用されるコ スト関数は構造体の容積を全体として考えず、構造体の内部の分離した点に関す るコストだけに頼っており、また種々の周囲を取囲む構造体のタイプの重要性を 考慮していない。例えば或る種の構造体のタイプはその機能において重複してお り、構造体の容積の実質的な部分を除去してもなおその機能を保持することがで きる。他の構造体のタイプでは、その構造体 のどこかの部分が完全に除去された場合、その機能が失われる。従って構造体の どの部分も致死量の照射を受けない限り、傷つき易い構造体の容積でも或る測定 量の放射量を受けることができる。 最適化された治療計画に使用される現存のコスト関数は、このような異なった タイプの構造体に伴って変化するコストを考慮していない。治療計画を最適化し た後に、現在医師は所望の治療の目的に合わせるためにそれぞれ計算された治療 計画を評価しなければならない。計算された治療計画が治療の目的にうまく合っ ていない場合には、腫瘍の容積およびそれを取囲む周囲の構造体の両方に対し医 師の治療目的に合った治療計画が計算できるまで最適化の過程を繰り返す。さら に、現存の方法および装置では、所望の照射線量の分布をつくる際の累積照射線 量容積ヒストグラム(Cumulative Dose Volume His togram)(”CDVH”)曲線に付随したお馴染みの部分的容積のデータ を医師が使用することができない。 従って本発明の開発の以前においては、腫瘍の治療のために予め定められた一 定のビーム強度を有する放射ビームを使用して等角放射治療を行なう方法および 装置において、簡単かつ経済的に使用でき;患者の安全のための高度の安全性因 子をもっていると考えられ;標的の腫瘍の容積および多くの構造体のタイプの両 方における目的を考慮した、相矛盾する予め定められた医師の治療目的に合致し た最適の治療計画を計算でき;且つそれぞれ標的の容積および組織および構造体 のタイプに対する所望の照射線量分布をつくる際部分的容積のデータ、即ちCD VH曲線を使用するものは未だ存在しない。 従って当業界においては、腫瘍の治療のために予め定められた一定の ビーム強度を有する放射ビームを使用して等角放射治療を行なう方法および装置 において、簡単かつ経済的に使用でき;患者の安全のための高度の安全性因子を もっていると考えられ;標的の腫瘍の容積および多くの構造体のタイプの両方に おける目的を考慮した、相矛盾する予め定められた医師の治療目的に合致した最 適の治療計画を計算でき;且つそれぞれ標的の容積および組織および構造体のタ イプに対する所望の照射線量分布をつくる際部分的容積のデータ、即ちCDVH 曲線を使用する方法および装置が探し求められて来た。 本発明の概要 本発明に従えば、患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、 腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定 する方法において、コンピュータを使用して提案された放射ビームの配置を計算 し、コンピュータを使用して提案された放射ビームの配置を繰り返し計算によっ て変化させ、この際各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所 望の照射線量に付随したCDVHに対して、提案された放射ビームの配置に付随 したCDVHを対応させて近づけてゆき、提案された放射ビームの配置の変化に よって所望の処方への対応が悪くなる場合にはその提案された放射ビームの配置 を棄却し、提案された放射ビームの配置の変化によって所望の照射線量の処方へ の対応が良くなる場合にはその提案されたビームの配置を受け入れて最適化され た放射ビームの配置を得る過程から成ることを特徴とする方法によって前述の利 点が得られる。コスト関数は所望の照射線量の処方に付随したCDVHを決定し 、各CDVHに区域を帰属させ、所望の照射線量の処方および提案された放射ビ ームの配置の両方に付随し たCDVHに適用できる重みを各区域に帰属させ、各標的および各構造体に対し 式 Cz=Wz*(Ap/Ad)、 但し式中Czは現在の区域に対するコスト、Wzは現在の区域に帰属させた 重み、Apは提案されたCDVHの現在の区域の面積または長さ、Adは所望のC DVHの現在の区域の面積または長さである、 を用いて区域のコストを計算し、式 CT=ΣCz1+Cz2+Cz3....Czn、および CS=ΣCz1+Cz2+Cz3....Czn、 但し式中CSおよびCTは各構造体または区域に対するコストであり、Cz1 、Cz2、Cz3およびCznは各標的または構造体のそれぞれ第1、第2、第3ない し第n番目の区域に対して計算されたコストである、 に従って各標的または構造体に対する標的または構造体のコストを計算し、式 CTotal=CS+CT、 但し式中CTotalは放射ビームの配置に対する提案された変化の全コスト である、 に従って提案された放射ビームの配置の変化に対する全コストを計算する過程に よって得られる。さらに最適化された放射ビームの配置は等角放射治療装置を用 いて患者に適用することができ、また提案された放射ビームの配置はシミュレイ テッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用して計算することができる 。さらにまた、予め定められた所望の照射線量の処方に付随したCDVHはグラ フ的にコンピュータに入力することができ、或いはこのCDVHは予め定められ た所望の照射線量 の処方に付随した部分的容積のデータをコンピュータに入力し、これに基づいて コンピュータにより計算して構築することができる。 本発明の他の態様に従えば、患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑 制しつつ、腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの 配置を決定する方法において、(a)各標的および構造体に付随した所望のCD VHを決定し、(b)コンピュータを使用し、或る一つの繰り返し計算において 提案された放射ビームの配置のコストを、提案された放射ビームの配置に付随し た相対的なコストに基づき、前の繰り返し計算において提案された放射ビームの 配置と繰り返し比較し、この際コストの計算は(1)或る一つの繰り返し計算に おける提案された放射ビームの配置に基づいて各標的および構造体に付随するC DVHを決定し、(2)各標的および構造体に付随した或る一つの繰り返し計算 の所望のCDVHおよび提案されたCDVHに対してコスト区域を帰属させ、( 3)各標的および構造体に付随した各CDVHの各コスト区域に重みの値を帰属 させ、(4)各標的および構造体に対し、提案された放射ビームの配置に付随し たCDVHの区域の面積を表す値と、所望の放射ビームの配置に付随したCDV Hの区域の面積を表す値との商を各区域の重みの値に乗じ、(5)各標的および 構造体の各CDVHの各区域に対し(4)の過程の結果の和をとって照射線量の 全コストを得ることによって行なわれ、(c)或る与えられた繰り返し計算の照 射線量の全コストが前の繰り返し計算の照射線量の全コストより小さい場合には その繰り返し計算で提案された放射ビームの配置を受け入れ、(d)或る与えら れた繰り返し計算の照射線量の全コストが前の繰り返し計算の照射線量の全コス トより大きい場合にはその繰り返し計算で提案さ れた放射ビームの配置を棄却し、(e)最適化された放射ビームの配置を得るた めに、提案された放射ビームの配置が許容されるレベル内の照射線量の全コスト をもつに至るようになるまで上記(b)〜(d)の過程を繰り返す過程を含むこ とを特徴とする方法によって前述の利点が得られる。さらに提案された放射ビー ムの配置はシミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用して 計算され、さらに最適化された放射ビームの配置は等角放射治療装置を用い患者 に対し適用することができる。 さらに本発明の他の態様に従えば、患者の構造体の容積に対する照射を最低限 度に抑制しつつ、腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適化された放射ビ ームの配置を決定する方法において、患者に照射する放射量の所望の累積効果を 表す、少なくとも一つの標的または構造体の各々に対する所望のCDVHを決定 し、照射線量の全コストに付随した、患者に対し適用するように提案された放射 ビームの配置を計算し、提案された放射ビームの配置の累積効果を表す、少なく とも一つの標的または構造体の各々に対する提案されたCDVHをつくり、所望 のCDVHの各々に対し多数のコスト区域を帰属させ、各CDVHの多数のコス ト区域の各々に区域の重みを帰属させ、提案されたCDVHにより区切られたコ スト区域の区域面積を表す値と所望のCDVHにより区切られたコスト区域の区 域面積を表す値との商を表す値を、コスト区域の区域の重みを表す値に乗じるこ とにより、所望の各CDVHの多数のコスト区域の各々に対して、各標的および 構造体の各CDVHの各コスト区域に対し区域のコストを表す区域のコストの値 を決定し、少なくとも一つの標的の各々の区域のコストの値の和をとることによ って少なくとも一つ の標的の各々に対する提案された放射ビームの配列のコストを表す標的の全コス トの値を決定し、少なくとも一つの構造体の各々の区域のコストの値の和をとる ことによって少なくとも一つの構造体の各々に対する提案された放射ビームの配 列のコストを表す構造体の全コストの値を決定し、各標的のコストの値および各 構造体のコストの値の和をとって提案された放射ビームの配置の全コストを表す 照射線量の全コストを決定する過程を含むことを特徴とする方法によって前述の 利点が得られる。さらに、照射線量の全コストの値に応答し、照射線量の全コス トの値が許容レベル内にある場合には提案されたCDVHによって表される放射 ビームの配置を等角放射治療装置により患者に適用し、照射線量の全コストの値 が許容レベル外にある場合には提案されたCDVHによって表される放射ビーム の配置を棄却することができる。さらにまた提案された放射ビームの配置はシミ ュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用して計算することが できる。 本発明の他の態様に従えば、患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑 制しつつ、腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの 配置を決定する装置において、コンピュータを使用して提案された放射ビームの 配置を計算し、コンピュータを使用し繰り返し計算により提案された放射ビーム の配置を変化させ、各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所 望の照射線量の処方に付随した部分容積のデータ対して、提案された放射ビーム の配置に付随した部分容積のデータの対応させて近づけてゆき、提案された放射 ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が悪くなる場合にはその提案さ れた放射ビームの配置を棄却し、提案された放射ビームの配置の変化に よって所望の処方への対応が良くなる場合にはその提案されたビームの配置を受 け入れて最適化された放射ビームの配置を得る過程を行なうことを特徴とする装 置によって上記利点が得られる。さらに部分容積のデータは指示装置を使用して グラフ的にコンピュータに入力されたCDVHに基づいてコンピュータにより計 算されるか、或いは部分容積のデータはコンピュータに直接入力することができ る。 本発明の他の態様に従えば、患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑 制しつつ、腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの 配置を決定する装置において、提案された放射ビームの配置を計算によって得る ようにつくられたコンピュータを具備し、該コンピュータはさらに繰り返し計算 により提案された放射ビームの配置を変化させるようにつくられ、該コンピュー タはさらに各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所望の照射 線量の処方に付随した部分容積のデータ対して、提案された放射ビームの配置に 付随した部分容積のデータを対応させて近づけてゆくようにつくられ、且つ該コ ンピュータはさらに提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処方への 対応が悪くなる場合にはその提案された放射ビームの配置を棄却し、提案された 放射ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が良くなる場合にはその提 案されたビームの配置を受け入れて最適化された放射ビームの配置を得るように つくられていることを特徴とする装置により上記の利点が得られる。この装置は さらに最適化された放射ビームの配置を患者に適用するためにコンピュータと通 信を行なう等角放射治療装置を含んでいることができる。さらに部分容積のデー タはCDVHとして表されていることができる。 本発明の他の態様に従えば、患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑 制しつつ、腫瘍の標的となる容積に放射を照射するための最適化された放射ビー ムの配置を決定する装置において、提案された放射ビームの配置を計算によって 得る装置、繰り返し計算により提案された放射ビームの配置を変化させる装置、 各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所望の照射線量の処方 に付随した部分容積のデータ対する、提案された放射ビームの配置に付随した部 分容積のデータの対応を近づけてゆく装置、および提案された放射ビームの配置 の変化によって所望の処方への対応が悪くなる場合にはその提案された放射ビー ムの配置を棄却し、提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処方との 対応が良くなる場合にはその提案されたビームの配置を受け入れて最適化された 放射ビームの配置を得る装置を含むコンピュータを具備していることを特徴とす る装置によって上記の利点が得られる。この装置はさらに最適化された放射ビー ムの配置を患者に適用するためにコンピュータと通信を行なう等角放射治療装置 を含んでいることができる。さらに部分容積のデータはCDVHとして表されて いることができる。 本発明の他の態様に従えば、患者の少なくとも一つの構造体の容積に対する照 射を最低限度に抑制しつつ、少なくとも一つの腫瘍の標的の容積に放射を照射す るための最適化された放射ビームの配置を決定する方法において、所望の照射線 量の処方に付随した少なくとも一つの標的の容積および構造体の各々に対する所 望の部分容積のデータを決定し、所望の部分容積のデータをコンピュータに入力 し、所望の部分容積のデータに応答し、コンピュータを使用して計算により所望 の照射線量の処方に付随した少なくとも一つの標的の容積および構造体の各々に 対する所 望のCDVHを近似させ、コンピュータを使用し、コンピュータによって近似さ せたCDVHに付随した最適化された放射ビームの配置を計算する過程から成る ことを特徴とする方法によって上記利点が得られる。さらにコンピュータによる CDVHの近似は、一組の提案されたビームの重みをコンピュータを使用して計 算してつくり、コンピュータを使用して繰り返し計算により一組の提案されたビ ームの重みを変化させ、各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し一組の提案され たビームの重みに対する変化のコストを決定し、提案されたビームの重みの組の 変化によって所望のCDVHとの対応が悪くなった場合にはこの提案されたビー ムの重みの組に対する変化を棄却し、提案されたビームの重みの組の変化によっ て所望のCDVHとの対応が良くなった場合にはこの提案されたビームの重みの 組に対する変化を受け入れる過程によって行なわれる。さらに最適化された放射 ビームの配置はシミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用 して計算することができ、最適化された放射ビームの配置は等角放射治療装置を 用い患者に対して適用することができ、また所望のCDVHはコンピュータに入 力された部分的容積のデータをを表す数値に基づいてコンピュータにより計算し て構築することができる。 本発明の他の態様に従えば、患者の少なくとも一つの構造体の容積に対する照 射を最低限度に抑制しつつ、少なくとも一つの腫瘍の標的の容積に放射を照射す るための最適化された放射ビームの配置を決定する方法において、少なくとも一 つの腫瘍の標的の容積の各々と少なくとも一つの構造体の容積の各々とを標的お よび構造体のタイプによって区別し、所望の照射線量の処方に付随した少なくと も一つの腫瘍の容積および構 造体の容積の各々に対する所望の部分容積のデータを決定し、所望の部分容積の データをコンピュータに入力し、所望の部分容積のデータに応答し且つ少なくと も一つの腫瘍の容積の各々および少なくとも一つの構造体の容積の各々の腫瘍お よび構造体のタイプに応答し、コンピュータを使用して最適化された放射ビーム の配置を計算する過程を含むことを特徴とする方法によって上記利点が得られる 。さらに最適化された放射ビームの配置は等角放射治療装置を用い患者に対して 適用することができる。 本発明の放射を照射するための立案法および装置は、従来提案されている従来 の方法および装置と比較した場合、次のような利点をもっている。即ち簡単かつ 経済的に使用でき;患者の安全のための高度の安全性因子をもっていると考えら れ;標的の腫瘍の容積および多くの構造体のタイプの両方における目的を考慮し た、相矛盾する予め定められた医師の治療目的に合致した最適の治療計画を計算 でき;且つそれぞれ標的の容積および組織および構造体のタイプに対する所望の 照射線量分布をつくる際部分的容積のデータ、即ちCDVH曲線を使用すること ができる。 図面の簡単な説明 添付図面において、 図1は回転する寝台、コリメータ、および構台を含む通常の線形加速器の透視 図である。 図2は本発明の装置の操作を制御する照射立案システムの流れ図である。 図3は本発明のシステムに使用される標的のCDVH曲線である。 図4は本発明のシステムに使用される構造体のCDVH曲線である。 図5は本発明のシステムの処方パネルである。 図6Aは照射による処置であって、治療区域を通る単一の治療用ビームの照射 線量の関係を示す。 図6Bは照射による処置であって、治療区域を通る2本の治療用ビームの照射 線量の関係を示す。 以下の説明においては好適具体化例を参照するが、本発明はこれらの具体化例 に限定されるものではない。逆に、本発明は非暫定的な出願の特許請求範囲に定 義された本発明の精神および範囲に含まれるすべての代替物、変更および同等物 を包含するものとする。 本発明の詳細な説明 シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療の立案法(Simulat ed annealing radiotherapy planning)( ”SARP”)は、腫瘍の容積およびそれを取囲む構造体から成る相矛盾する治 療対象に関し、医師の目的パラメータに合致した最適化された放射ビームの配置 を計算する当業界に公知の方法である。現存のSARP法は提案された最適のビ ームの配置を計算するために体系的なアルゴリズムを使用している。最近のLI NACは種々の入口経路に沿って腫瘍の容積に近づく種々の弓形の経路に沿い何 回も放射ビームを通すことにより腫瘍の部位を照射し、この際各弓形経路は腫瘍 の容積のエピセンター(epicenter、中核)と称される標的となる容積 の中心の点へと向っている。治療用のビームを一回通す毎にその弓形経路の内部 にある腫瘍の部分およびそれを取囲む構造体が照射される。このようにビームを 何回も通すと、或る治療区域は幾つかの弓形経路のビームでしか照射されないが 、他の或る部分はすべての弓形経路 のビームによって照射され、エピセンターの所では最高の照射線量が集中する。 例えば図6Aおよび6Bを参照すれば、図6Aは矢印600で示される方向か ら治療区域の方へ向けられた単一のビームの中心の光線に対する照射線量の関係 を示している。三次元の治療区域は二次元の格子601に投影されて示されてい る。この例では、単一のビームを使用した場合、エピセンター602におけるビ ームの重さ、即ち強度は入口点603の所の照射線量の78%であろう。同じ強 度の第2のビームを矢印610(図6B)で示される方向から治療区域へ向けて 照射し、二つのビームがエピセンター602の所でだけ交叉するようにすると、 エピセンター602の所の照射線量はそれぞれの治療用のビームで得られる78 %の2倍、即ち156%になるであろう。このように異なった入口経路600、 610から治療区域に多数のビームを通すことの累積効果によりエピセンター6 02の所で照射線量を集中させることができる。 最適なビームの配置は、提案されたビームの重さを繰り返し計算しながら増加 させ、ビームの重さを繰り返し変化させても組織の容積または他の構造体が提案 された照射に対し許容できないような被爆が起こらないようにコスト関数を導入 することによって到達される。各繰り返し計算において、提案されたビームを選 ぶことによって生じる照射線量の分布を、腫瘍の容積およびそれを取囲む組織構 造体に対して予め定められた照射線量と比較する。ビームの重さの増加または減 少が所望の処方に対する対応が良くなった場合には、その変化は許容される。最 終的にはSARP法によって、SARPのアルゴリズムの中に導入されたコスト 関数により表される治療目的に基づいた最適の治療計画が得られる。 本発明のシステムは、目標およびそれを取囲む多数の構造体のタイプの両方に 対し多数の治療パラメータを考慮した改善された最適治療立案システムを含んで いる。このシステムは変更したコスト関数を含み、医師はこれを用いて目標の容 積または目標、およびそれに含まれる構造体の容積または構造体の両方に対し所 望の照射線量の処方をつくるための通常の累積照射線量容積ヒストグラム(”C DVW”)を使用することができ、次いでこれを患者に対する提案された照射線 量の分布を決定するためのシステムに対する入力として用いる。この最適化法は 、回転可能な構台、通常のコンピュータまたはコンピュータのセット、本発明の 最適化法を使用する計画最適化ソフトウエアを有する図1に示すような通常の線 形加速器(”LINAC”)300を含む通常の装置を使用して実施することが できる。 図2は本発明のシステムを使用して治療計画をつくる方法を示す。この方法の 最初の段階は、一般に登録処理(Registration Process) の段階800と云われる。これは本発明の等角照射治療法によって治療される患 者の部分の通常の軸方向にスライスした画像の組を並べる処理段階である。これ らの画像は先ず、解剖学的な正確さをもって示された組織の「スライス」を表す 画像を生成する、通常の計算機を用いた断層撮影(”CT”)走査法または磁気 共鳴画像診断法(”MRI”)によって得られる。完全なCTまたはMRIによ る検査の結果である一連の「スライス」画像は患者の特定の部分の三次元的な画 像であり、正しい三次元的なデータの組として視覚化することができる。入力デ ータをサンプリングし、既知の幾何学的形状の共通のマークを決定し、これらの データをワーピング(warping)して正しく並べ ることによりデータが得られる。前述のように、患者を固定する公知装置に基づ いて補正が行なわれるように分解能を設定し、像がフィルムからの走査により得 られる場合には、画像の中に含まれた参照用のグレイバー(greybar)に 基づいてグレイスケールによる画像の正規化を行なう。通常の二次元の画像のワ ーピング技術を使用し、分解能の調節に必要な超サンプリング法およびフィルタ リング法を用いる。 このシステムの第2の段階は一般に解剖用器具(Anatomy Tool) 801と称せられる。医師は照射計画に重要な構造体の三次元の容積を通常の方 法で決定し、この場合医師は画像をスライス毎に切り取りながら解剖学的構造を 決定する。 処方パネル(Prescription Panel)の段階802は医師が 照射治療処理の所望の目標を立案システムに入力し、これを計画最適化段階80 3で利用する。 図3および4はそれぞれ通常の標的および構造体のCDVH曲線100、20 0を示し、これは典型的には或る与えられた照射線量の分布を患者に適用する前 に、それが標的または構造体に及ぼす効果を検討する上で医師により使用される 。医師および放射照射技術に習熟した人々にとってはCDVH曲線100、20 0は良く知られているが、これらの曲線は典型的には治療計画が最適化された後 に、照射線量の分布を解析するために使用されている。これとは対照的に本発明 においては、医師はお馴染みのCDVH曲線100、200を下記に詳細に説明 する出力処理(Output Process)段階807(図2)においてだ けではなく、計画最適化(Plan Optimaization)段階803 (図2)の前においても使用し、本発明のコスト関数に対する 入力パラメータをつくるために各標的および構造体に対して、下記に詳細に説明 するように照射線量の限界および他のパラメータを表す部分容積のデータをつく る。この入力パラメータは本発明の処方パネル段階802(図2)で入力するこ とができる。 本発明のこのシステムで使用されるCDVH曲線100、200は或る患者の 各目標および構造体に対する部分容積のデータからつくられる。本発明のシステ ムでは、部分容積のデータは処方パネル段階802(図2)で使用者によって入 力される。図5は本発明の立案システムに部分容積のデータを入力するのに使用 される処方パネル400の一具体化例を示す。部分容積のデータは一般に腫瘍ま たは構造体の容積の何%がどのくらいの照射線量を受けることができるかを示す 。図3を参照すれば、標的の部分容積のデータは標的のCDVH曲線100のデ ータ点として表される値に対応するデータを含んでいる。標的に対する照射線量 の目標値Bdは標的の容積で達成されるべき所望の照射線量であり、標的に対す る最大照射線量Cは標的の任意の部分が受けるべき最大照射線量であり、標的に 対する最小照射線量Cは直ちに判るように標的の任意の部分が受けるべき最小照 射線量であり、目標値よりも大きな照射線量を受けなければならない標的容積の 部分は目標値Bvを越えた標的の割合によって表すことができる。標的に対する 照射線量の目標値Bdおよび目標値を越える標的の割合Bvはデータ点Bの縦軸 になっている。 標的のCDVH曲線100の例を図3に示す。この例では医師は或る与えられ た標的の容積が80Gyより少ない量で照射を受けなければならないことを決定 できる。従って標的の最大照射線量Cは80Gyであり、標的の容積のどの部分 も80Gyの累積照射線量を受けてはいけな い。次に医師は、標的の容積に対する所望の累積照射線量が75Gyでなければ ならなず、標的の容積の5%だけが75Gyよりも少ない累積照射線量を受ける べきであることを決定することができる。従って標的の容積の95%は75Gy よりも大きな累積照射線量を受けなければならない。そのため、標的の照射線量 の目標値Bdは75Gyであり、目標値Bdを越える標的の割合は95%となる であろう。最後に、標的全体が70Gyの最小照射線量を受けなければならない ことを医師が決定したとする。従って標的の最小照射線量の値Aは70Gyであ る。これらの値を通常のCDVH曲線としてプロットしてつくられた標的のCD VH曲線100が図3に示されている。処方パネル段階802(図2)に従って 医師が標的に対する所望の目標値をシステムに入力した後、本発明のシステムは 医師が再検討するために対応するCDVH曲線100を表示することができる。 別法として、医師はマウスまたは他の指示装置を使用して標的のCDVH曲線1 00をグラフとして描き、次いでシステムは標的のCDVH曲線100に対応す る標的の目標値を表す数値を表示するようにすることもできる。 図4を参照すれば、構造体のCDVH曲線200の一例が示されている。この 例には構造体の部分容積のデータが構造体のCDVH曲線200上のデータ点と して表される値に対応したデータを含むことができる。構造体の照射線量の限界 Bd’は傷つき易い構造体の容積の中で越えるべきではない所望の照射線量の限 界であり、構造体の最大照射線量の値C’は構造体の任意の部分が受ける最大照 射線量であり、構造体の最小照射線量の値A’は構造体に対する曝露をそれ以下 に減少させても何ら認め得る利点が得られない照射線量であり、照射線量の目標 値より大き な照射を受けることができる構造体の容積の部分は限界値Bv’を越える割合に よって表すことができる。構造体の照射限界値Bd’および限界値を越える構造 体の割合がデータ点B’の縦軸になっている。 構造体のCDVH曲線200の一例を図4に示す。この例で、或る与えられた 構造体の容積が60Gyより少ない照射を受けなければならないことを医師が決 定したとする。従って構造体の最大照射線量C’は60Gyであり、構造体の容 積のどの部分も60Gyの累積照射線量を受けることはできない。次に医師は、 構造体の容積に対する所望の累積照射線量が50Gyでなければならなず、構造 体の容積の20%だけがこの累積照射線量よりも少ない累積照射線量を受けるべ きであることを決定したとする。従って構造体の容積の80%は50Gyよりも 大きな累積照射線量を受けなければならない。そのため、構造体の照射線量の目 標値Bd’は50Gyであり、目標値Bv’を越える構造体の割合は20%とな るであろう。最後に、構造体に対する曝露量を45Gy以下に減少させても何ら 認め得る利点は得られないと医師が決定したとする。従って構造体の最小照射線 量の値Aは45Gyである。これらの値を通常のCDVH曲線としてプロットし てつくられた構造体のCDVH曲線200を図4に示す。処方パネル段階802 (図2)に従って医師が構造体に対する所望の目標値をシステムに入力した後、 本発明のシステムは医師が再検討するために対応するCDVH曲線100、20 0を表示することができる。別法として、医師はマウスまたは他の指示装置を使 用して標的および構造体のCDVH曲線100、200をグラフとして描き、次 いでシステムはCDVH曲線100、200に対応する標的の目標値を表す数値 を表示するようにすることもできる。いずれにせよ、 標的および構造体の両方に対して得られたCDVH曲線を比較し、構造体の曲線 が標的の曲線の境界内部で合っていることを確かめることができる。このことは 、グラフを手で重ね合わせるか、または好適具体化例においては図5に示すよう な部分的な容積データを数値的に表示すると共に同時にグラフで表示することに よって達成される。 図5は本発明の処方パネル段階802に用いられる処方パネル400を示し、 このパネルの中では各標的および構造体に対する部分的な容積データに対し数値 が入力される。対応する標的および構造体のCDVH曲線100、200はグラ フ表示用ウインドー401に表示される。 計画最適化段階803においては、照射計画の最適化は、照射線量の処方を決 定するための最適の方法を決定するのを目的とする逆の問題の特殊な場合である 。SARPの技術を使用し、照射する放射をそれぞれ標的に衝突する小さい多数 のビームに分割することによりこの最適化を行なう。使用されるアンニーリング の冷却スケジュールはFSA(Fast Simulated Anneali ng)の技術のクラスに合致している。本発明に使用されるコスト関数に関する 詳細な説明以外、前述のシミュレイテッド アンニーリング法の詳細点は当業界 に公知であり、S.Webbの”Optimization of Confo rmal Radiotherapy Dose Distribution by Simulated Annealing”と題するPhysics a nd Medical Biology誌、34巻、1349〜1370ページ (1989年)所載の論文、およびS.Webbの”Optimization of Conformal Radiotherapy Dose Dist ribution by Simulated Annealing:2.IncluSion of S catter in the 2d Technique”と題するPhysi cs and Medical Biology誌、36巻、1227〜123 7ページ(1991年)所載の論文のような刊行物に記載されている。これらの 刊行物は参考のために添付されている。計画最適化段階、並びに本発明の照射立 案システムの他の段階を遂行するには適当なコンピュータを使用する。 図3および4を参照すれば、標的および容積のお馴染みのCDVH曲線、例え ば標的および容積に対するCDVH曲線100、200(図3および4)を使用 し、CDVH曲線の或る区域を特定の型の腫瘍および構造体に対し最も重要であ ると決定することができる。次いで下記に説明するように本発明のコスト関数を 適用した場合各型の腫瘍または構造体について所望の目的を達成するような実験 を使用者が行なった後に、コンピュータにより相対的な重みを帰属させる。好適 具体化例においては、標的の容積に対するCDVH曲線100(図3)は7個の 区域T1〜T7から成っている。区域T1〜T6は標的の容積のCDVH曲線1 00の上方および下方の面積であり、区域T7は標的の容積を表す軸101から 標的マイナス照射線量の値を表すデータ点Aへ至る線の長さである。同様に、図 4を参照すれば、構造体の容積のCDVH曲線200(図4)はやはり7個の区 域S1〜S6およびS8から成っている。区域S1〜S6およびS8はそれぞれ 構造体のCDVH曲線200の上方および下方の面積を表している。 コスト関数は、患者の治療に使用されるビームに何等かの変化が起きた際、得 られる照射線量の分布が使用者によって望まれる結果に近いか どうかを解析的に決定する関数である。本発明のコスト関数においては、CDV Hの各領域または区域の重要性に従ってそのCDVHの各領域または区域に相対 的な重みを付ける。次いで次式に従って標的および各構造体に対するコストを計 算する。 Cz=Wz*(Ap/Ad) ここでCzは現在の区域に対するコストであり、Wzは現在の区域に付けられた重 み、Apは提案されたCDVH曲線または擬曲線の現在の区域の面積であり、Ad は標的の区域T7によって表される長さまたは区域S8によって表される長さで あるか、それ以外の場合には所望のCDVH曲線の現在の区域の面積である。各 区域のコストを計算した後、各標的または構造体に対し標的または構造体のコス トは次式により計算される。 CT=ΣCz1+Cz2+Cz3....Czn、および CS=ΣCz1+Cz2+Cz3....Czn ここでCSおよびCTは各構造体または区域に対するコストであり、Cz1、Cz2、 Cz3およびCznは各標的または構造体に対する第1、第2、第3...第n番目 の区域に対して計算されたコストである。次に次式を用い提案されたビームの分 布の変化に対する全コストを計算する。 CTotal=CS+CT ここでCTotalはブームの分布の提案された変化に対する全コストである。 換言すれば、提案されたCDVH曲線または擬曲線の下の領域が所望のCDV H曲線の下の領域よりも大きいと、提案されたビームの分布の変化には高いコス トが付けられる。従ってシステムはビームについて行 なわれた変化を棄却し、当業界に公知の通常の最適化法に従って全コストを低く するようにビームの重みを変更しようとする。標的の目標と構造体の限界とが矛 盾する場合には、ビームの変化によって標的のコストを減少させ、同時に1個ま たはそれ以上の構造体のコストを増加させる。ビームの変化がシステムによって 保持されるか否かの決定は、標的および構造体のコストの相対的な変化に依存す る。 CDVH曲線の異なった区域に異なった重みを付けることにより、異なった結 果を得ることができる。従って、重みはソフトウエアの中に組み込まれているこ とに留意し、付けた重みがどのような種類の結果を生じるかを使用者は理解して おかなければならない。当業界の専門家はこのシステムにおいて所望の結果を得 るために余計な実験を行なうことなく所望の重みを選ぶことができるであろう。 例えば本発明の一実施態様においては、放射を照射することから生じる複雑さを 避けるために、全体の標的を治療するよりも傷つき易い構造体の処理を除外する 方が好ましい場合がある。傷つき易い構造体の処理を除外するには、提案された 構造体のCDVH曲線または擬曲線が所望の構造体のCDVHと同等かそれより も良好であるような照射線量の分布で照射を行なうことによって達成される。こ の結果を得るためには、提案された標的のCDVH曲線または標的の擬曲線が改 善されても提案された構造体のCDVH曲線または構造体の擬曲線が改悪される ようなビームの変化が生じた場合には、その変化が棄却されるように重みを拾い 上げなければならない。従って、区域S4、S5およびS8のような構造体を傷 つける危険があると決定された構造体の区域には高い重みが帰属されなければな らない。帰属された実際の重みは当業界の専門家による臨床的な経験に基づいて い る。この場合これらの重みはシステムにプログラムされているので、所望の成果 を得るために繰り返し使用される。 臨床的な経験によれば、照射に対してそれぞれ異なった応答をする二つの型の 構造体がある。或る型の構造体に対しては、構造体の任意の部分が受けた最大照 射線量は複雑な状況を起こすか起こさないかを決定する主要な因子である。生物 学的な多形性をもった構造体(”BP structure”)と呼ぶことがで きるこのような構造体の一例は脊髄である。このような構造体においては、構造 体の各部分は異なった役割を演じる。構造体の任意の部分が少しでも破壊される と、構造体の全体的な機能が影響される。類推によりBP型の構造体は直列回路 と見做すことができる。BP構造体の任意の部分がどんなに小さい部分でも遮断 されると、この回路はもはや機能しない。同様な類推を用いれば、BP構造体は 、並列回路と見做すことができる生物学的に均一な構造体(”BU struc ture”)とは対照的である。ここでBU構造体のすべての部分は同じ機能を 行なう。BU構造体の一つの部分に対しその部分に致死的な照射線量で過剰な照 射を行なっても、BU構造体の十分な部分が保存されている限り許容することが できる。 BP構造体に対しては、区域S4、S5、およびS8を重要だとして選んだと する。この場合S8はこの型の構造体に対し最も重要な区域として選ばれる構造 体の任意の部分が受ける最大照射線量を表す。BU構造体に対しては、所望の容 積の構造体が選ばれた限界内に入っている限り最大照射線量は重要ではなく、区 域S4だけが重要である。即ちBP構造体では区域S4、S5およびS8に大き な重みが選ばれる。同様に、BU構造体に対しては区域S4にだけ大きな重みを 選ぶことができる。 BP構造体とBU構造体とを区別する効果を、単一の標的と単一の構造体とが 存在する場合で示すことができる。標的のコストを減少させるようにビームを変 化させることができる。このビームの変化は構造体に対するCDVH曲線の区域 S5の面積を増加させることができる。構造体がBU構造体である場合、BU構 造体の区域S5には非常に低い相対的な重みが付けられているから、このビーム の変化に伴って全コストは増加しない。従ってシステムはビームの変化を受け入 れる。しかし、この構造体がBP構造体の場合には、ビームの変化に伴って全コ ストが増加する。何故ならBP構造体では区域S5には大きな相対的な重みが付 けられているからである。このような場合、システムはビームの変化に伴って全 コストを増加させるようなビームの変化を受け入れず、ビームの分布に対し全コ ストを減少させるような他のビームの変化を探そうとする。 BP構造体およびBU構造体の両方に対し、可能ならば標的の目標を達成しつ つ、これらの構造体に対する所望のCDVH曲線よりももっと有利な各構造体に 対するCDVH曲線が得られるようなビームの分布を得ることが望ましい。従っ て、所望のCDVH曲線の左側に対する区域(区域S1およびS3)にも、比較 的小さくはあるが積極的な重みを付けることもできる。このような重みを選択す ることにより、標的に対するビームの変化に伴ってこのようなビームの変化がコ ストを増加させない限り、提案されたCDVH曲線のこれらの区域を、これらの 構造体に対する所望のCDVH曲線の左側へ押しやるようなビームの変化をシス テムに選ばせることができよう。 特定の用途においては、構造体に送られた照射線量の如何に拘わらず、 すべての標的がその目標を達成することが望ましい場合がある。しかし構造体に に対する照射線量によって標的を最大限に治療する能力が妨げられない限り、構 造体への照射線量を制限することが望ましい場合もある。この用途においては、 標的の区域T1、T3およびT7に高い重みを付けることができる。この場合標 的の目標に合致するほど十分に高いが、構造体への照射線量の効果は完全に無視 し得るほど高くはない相対的な重みを付けることができる。 重みは、当業界の専門家の経験および最低限度の実験にり、所望の用途におい て処理計画の積極性に依存してその後行なわれる治療の目的が叶えられるように 選ぶことができる。構造体を保護するようにシステムを調節した一用途において は、すべての構造体に対する制限が受け入れられると共に、できれば標的に対す る目標が達成されるように重みを選ぶことができる。標的を治療するようにシス テムを調節した他の用途においては、すべての標的の目標が達成されると同時に 、できれば構造体に対する制限が得られるように重みを選ぶことができる。第3 の用途においては、以前の用途の間でスケールを変更させることに基づいてビー ムを変化させるように調節したシステムにより、重みを調節することができる。 所望の用途に従ってビームの分布を変更するように使用者がシステムに指示する ことができる。上記の第3の用途においては、例えば0と10との間の数値を用 い、任意に0の値が標的の目標の達成を表し、10の値が構造体の保全を表すよ うにして、所望の結果に従ってビームの重みを付けるように使用者が入力するこ とができる。例えば、標的の容積の治療と構造体の容積の保全とを同等に行なう ように使用者が5の値を選ぶことができる。3を選んだ場合には、標的の容積を 治療する方 へシステムを偏らせ、7を選ぶと周囲の構造体を保全する方にシステムを偏らせ る。当業界の専門家によれば本発明のコスト関数は現存のSARPのアルゴリズ ムに中に容易に組み込むことができる。 再び図2を参照すれば、立案システムの次の段階は機器調節(Instrum ent Fitting)段階804である。照射ビームの位置およびビームの 重み、即ち照射ビームの各部分の強度に関して得られた最適化された組を、最適 化後においてLINAC装置300(図1)の送出能力に合わせる。繰り返し法 を使用してOF(出力因子)の調節、部材の運動のタイミング、および同時運動 の限界を考慮に入れ、LINAC装置300(図1)に対する制御情報を得るよ うにする。この情報は最適化された計画を表しLINAC装置300(図1)の 操作限度内で送り出すことができる。 強度正規化(Strength Normalize)段階805では、治療 される組織の容積の中の「熱い」または「冷たい」領域として知られる部分を除 去するため選ばれた各位置から、腫瘍がそれに適合した照射線量を受けるように 照射ビーム源を移動させる弓形の経路が正規化される。この段階は照射線源の照 射線量の割合を変化させることによって行なわれ、通常の簡単な線形スケール技 術を使用することによって達成することができる。 照射線量シミュレーション(Dose Simulation)段階800に おいては、LINAC装置300(図1)に対する制御情報に基づき患者に対す る照射線量のシミュレーションを行なう。この段階で使用されるアルゴリズムは 当業界に公知の三次元の変形パス・レングス法(Modified Path Length technique) に基づいている。このアルゴリズムの例は次の文献で論じられている。G.Lu xton等、”Algorithm for Dosimetry of Mu ltiarc Linear Accelator Stereotactic Radiosurgery”、Medical Physics誌、18巻、 1211〜1221頁(1991年);W.L.Saylor著、”Dosag e Calculation in Radiation Therapy”、 Urban & Schwarzenburug出版(1979年)。これらの 文献は参考のために添付されている。 出力処理(Output Process)段階807では、医師がシミュレ ートされた照射線量の情報を検討し、患者に照射する照射計画を認可する。この ような検討と認可の後に、特定の照射を行なう場合に対してLINAC装置30 0(図1)を制御するデータを含むフロッピー・ディスクをつくる。このデータ は、部材のタイミングおよび運動に対する指令、照射線源設置の情報、および通 常の患者の情報を含んでいる。上記の段階を達成した後、患者の腫瘍を治療する ために上記のようにして本発明の等角照射治療の過程が実施される移送システム (Delivery System)の段階808が完了する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 カラン,ブルース・エイチ アメリカ合衆国ペンシルベニア州15143セ ウイツクリー・グラムストリートナンバー 4 220 (72)発明者 キヤンベル,ロバート・シー アメリカ合衆国ペンシルベニア州16066タ ウンシツプ・クランベリー・シエフイール ドコート507 (72)発明者 フバー,リチヤード・イー アメリカ合衆国ペンシルベニア州16037ハ ーモニー・スエインヒルロード139

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する方法に おいて、 コンピュータを使用して提案された放射ビームの配置を計算し、 コンピュータを使用して提案された放射ビームの配置を繰り返し計算によって 変化させ、各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所望の照射 線量に付随したCDVHに対して提案された放射ビームの配置に付随したCDV Hを対応させて近づけてゆき、 提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が悪くなる場 合にはその提案された放射ビームの配置を棄却し、提案された放射ビームの配置 の変化によって所望の照射線量の処方との対応が良くなる場合にはその提案され たビームの配置を受け入れて最適化された放射ビームの配置を得る過程から成る ことを特徴とする方法。 2.コスト関数は 所望の照射線量の処方に付随したCDVHを決定し、 各CDVHに区域を帰属させ、 所望の照射線量の処方および提案された放射ビームの配置の両方に付随したC DVHに適用できる重みを各区域に帰属させ、 各標的および各構造体に対し式 Cz=Wz*(Ap/Ad)、 但し式中Czは現在の区域に対するコスト、Wzは現在の区域に帰属させた 重み、Apは提案されたCDVHの現在の区域の面積または長さ、Adは所望のC DVHの現在の区域の面積または長さである、 を用いて区域のコストを計算し、 式 CT=ΣCz1+Cz2+Cz3....Czn、および CS=ΣCz1+Cz2+Cz3....Czn、 但し式中CSおよびCTは各構造体または区域に対するコストであり、Cz1 、Cz2、Cz3およびCznは各標的または構造体のそれぞれ第1、第2、第3ない し第n番目の区域に対して計算されたコストである、 に従って各標的または構造体に対する標的または構造体のコストを計算し、 式 CTotal=CS+CT、 但し式中CTotalは放射ビームの配置に対する提案された変化の全コスト である、 に従って提案された放射ビームの配置の変化に対する全コストを計算する過程に よって得られることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用し提案 された放射ビームの配置を計算することを特徴とする請求項1記載の方法。 4.ビームの重みを変化させることにより提案された放射ビームの配置を変 化させることを特徴とする請求項1記載の方法。 5.シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用し提案 された放射ビームの配置を計算することを特徴とする請求項2記載の方法。 6.等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの 配置を適用する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 7.等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の方法。 8.等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程をさらに含むことを特徴とする請求項3記載の方法。 9.等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程をさらに含むことを特徴とする請求項5記載の方法。 10.予め定められた所望の照射線量の処方に付随した部分的容積のデータを コンピュータに入力し、これに基づいて予め定められた所望の照射線量の処方に 付随したCDVHをコンピュータにより計算して構築することを特徴とする請求 項1記載の方法。 11.予め定められた所望の照射線量の処方に付随したCDVHをグラフ的に コンピュータに入力することを特徴とする請求項1記載の方法。 12.予め定められた所望の照射線量の処方に付随した部分的容積のデータに 基づいて予め定められた所望の照射線量の処方に付随したCDVHをコンピュー タにより計算して構築することを特徴とする請求項2記載の方法。 13.予め定められた所望の照射線量の処方に付随したCDVHをグラフ的に コンピュータに入力することを特徴とする請求項2記載の方法。 14.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する方法に おいて、 (a)各標的および構造体に付随した所望のCDVHを決定し、 (b)コンピュータを使用し、或る一つの繰り返し計算において提案 された放射ビームの配置のコストを、提案された放射ビームの配置に付随した相 対的なコストに基づき、前の繰り返し計算において提案された放射ビームの配置 と繰り返し比較し、コストの計算は (1)或る一つの繰り返し計算における提案された放射ビームの配置に基 づいて各標的および構造体に付随するCDVHを決定し、 (2)各標的および構造体に付随した或る一つの繰り返し計算の所望のC DVHおよび提案されたCDVHに対してコスト区域を帰属させ、 (3)各標的および構造体に付随した各CDVHの各コスト区域に重みの 値を帰属させ、 (4)各標的および構造体に対し、提案された放射ビームの配置に付随し たCDVHの区域の面積を表す値と、所望の放射ビームの配置に付随したCDV Hの区域の面積を表す値との商を各区域の重みの値に乗じ、 (5)各標的および構造体の各CDVHの各区域に対し(4)の過程の結 果の和をとって照射線量の全コストを得ることによって行なわれ、 (c)或る与えられた繰り返し計算の照射線量の全コストが前の繰り返し計算 の照射線量の全コストより小さい場合にはその繰り返し計算で提案された放射ビ ームの配置を受け入れ、 (d)或る与えられた繰り返し計算の照射線量の全コストが前の繰り返し計算 の照射線量の全コストより大きい場合にはその繰り返し計算で提案された放射ビ ームの配置を棄却し、 (e)最適化された放射ビームの配置を得るために、提案された放射 ビームの配置が許容されるレベル内の照射線量の全コストをもつに至るようにな るまで上記(b)〜(d)の過程を繰り返す過程を含むことを特徴とする方法。 15.シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用し提案 された放射ビームの配置を計算することを特徴とする請求項14記載の方法。 16.さらに (f)等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程を含むことを特徴とする請求項14記載の方法。 17.さらに (f)等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程を含むことを特徴とする請求項15記載の方法。 18.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する方法に おいて、 患者に照射する放射量の所望の累積効果を表す、少なくとも一つの標的または 構造体の各々に対する所望のCDVHを決定し、 照射線量の全コストに付随した、患者に対し適用するように提案された放射ビ ームの配置を計算し、 提案された放射ビームの配置の累積効果を表す、少なくとも一つの標的または 構造体の各々に対する提案されたCDVHをつくり、 所望のCDVHの各々に対し多数のコスト区域を帰属させ、 各CDVHの多数のコスト区域の各々に区域の重みを帰属させ、 提案されたCDVHにより区切られたコスト区域の区域面積を表す値 と所望のCDVHにより区切られたコスト区域の区域面積を表す値との商を表す 値を、コスト区域の区域の重みを表す値に乗じることにより、所望の各CDVH の多数のコスト区域の各々に対して、各標的および構造体の各CDVHの各コス ト区域に対する区域のコストを表す区域のコストの値を決定し、 少なくとも一つの標的の各々の区域のコストの値の和をとることによって少な くとも一つの標的の各々に対する提案された放射ビームの配列のコストを表す標 的の全コストの値を決定し、 少なくとも一つの構造体の各々の区域のコストの値の和をとることによって少 なくとも一つの構造体の各々に対し提案された放射ビームの配列のコストを表す 構造体の全コストの値を決定し、 各標的のコストの値および各構造体のコストの値の和をとって提案された放射 ビームの配置の全コストを表す照射線量の全コストを決定する過程を含むことを 特徴とする方法。 19.シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用し提案 された放射ビームの配置を計算することを特徴とする請求項18記載の方法。 20.照射線量の全コストの値に応答し、照射線量の全コストの値が許容レベ ル内にある場合には等角放射治療装置により提案された放射ビームの配置を患者 に適用し、照射線量の全コストの値が許容レベル外にある場合には提案された放 射ビームの配置を棄却する過程をさらに含むことを特徴とする請求項18記載の 方法。 21.照射線量の全コストの値に応答し、照射線量の全コストの値が許容レベ ル内にある場合には等角放射治療装置により提案された放射ビ ームの配置を患者に適用し、照射線量の全コストの値が許容レベル外にある場合 には提案された放射ビームの配置を棄却する過程をさらに含むことを特徴とする 請求項19記載の方法。 22.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する方法に おいて、 コンピュータを使用して提案された放射ビームの配置を計算し、 コンピュータを使用して提案された放射ビームの配置を繰り返し計算して変化 させ、各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所望の照射線量 の処方に付随した部分容積のデータ対して、提案された放射ビームの配置に付随 した部分容積のデータを対応させて近づけてゆき、 提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が悪くなる場 合にはその提案された放射ビームの配置を棄却し、提案された放射ビームの配置 の変化によって所望の処方との対応が良くなる場合にはその提案されたビームの 配置を受け入れて最適化された放射ビームの配置を得る過程から成ることを特徴 とする方法。 23.ビームの重みを変えることにより提案された放射ビームの配置を変化さ せることを特徴とする請求項22記載の方法。 24.支持装置を用いてコンピュータにグラフ的に入力されたCDVHに基づ いて部分容積のデータを計算することを特徴とする請求項22記載の方法。 25.部分容積のデータを直接コンピュータに入力することを特徴とする請求 項22記載の方法。 26.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する装置に おいて、 提案された放射ビームの配置を計算によって得るようにつくられたコンピュー タを具備し、 該コンピュータはさらに繰り返し計算により提案された放射ビームの配置を変 化させるようにつくられ、 該コンピュータはさらに各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定めら れた所望の照射線量の処方に付随した部分容積のデータ対して、提案された放射 ビームの配置に付随した部分容積のデータを対応させて近づけてゆくようにつく られ、且つ 該コンピュータはさらに提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処 方への対応が悪くなる場合にはその提案された放射ビームの配置を棄却し、提案 された放射ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が良くなる場合には その提案されたビームの配置を受け入れて最適化された放射ビームの配置を得る ようにつくられていることを特徴とする装置。 27.ビームの重みを変えることにより提案された放射ビームの配置を変化さ せることを特徴とする請求項26記載の装置。 28.最適化された放射ビームの配置を患者に適用するためにコンピュータと 通信を行なう等角放射治療装置をさらに具備していることを特徴とする請求項2 6記載の装置。 29.部分容積のデータはCDVHとして表されていることを特徴とする請求 項26記載の装置。 30.部分容積のデータはCDVHとして表されていることを特徴とする請求 項28記載の装置。 31.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 となる容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する装 置において、 提案された放射ビームの配置を計算によって得る装置、 繰り返し計算により提案された放射ビームの配置を変化させる装置、 各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定められた所望の照射線量の処 方に付随した部分容積のデータ対して、提案された放射ビームの配置に付随した 部分容積のデータを対応させて近づけてゆく装置、および 提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が悪くなる場 合にはその提案された放射ビームの配置を棄却し、提案された放射ビームの配置 の変化によって所望の処方との対応が良くなる場合にはその提案されたビームの 配置を受け入れて最適化された放射ビームの配置を得る装置を含むコンピュータ を具備していることを特徴とする装置。 32.提案された放射ビームの配置を計算により変化させる装置はビームの重 みを変える装置を含んでいることを特徴とする請求項31記載の装置。 33.最適化された放射ビームの配置を患者に適用するためにコンピュータと 通信を行なう等角放射治療装置をさらに具備していることを特徴とする請求項3 1記載の装置。 34.部分容積のデータはCDVHとして表されていることを特徴と する請求項31記載の装置。 35.部分容積のデータはCDVHとして表されていることを特徴とする請求 項33記載の装置。 36.患者の構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制しつつ、腫瘍の標的 の容積に放射を照射するための最適化された放射ビームの配置を決定する装置に おいて、 提案された放射ビームの配置を計算によって得るようにつくられたコンピュー タを具備し、 該コンピュータはさらに繰り返し計算により提案された放射ビームの配置を変 化させるようにつくられ、 該コンピュータはさらに各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し、予め定めら れた所望の照射線量の処方に付随した部分容積のデータ対して、提案された放射 ビームの配置に付随した部分容積のデータを対応させて近づけてゆくようにつく られ、且つ 該コンピュータはさらに提案された放射ビームの配置の変化によって所望の処 方への対応が悪くなる場合にはその提案された放射ビームの配置を棄却し、提案 された放射ビームの配置の変化によって所望の処方への対応が良くなる場合には その提案されたビームの配置を受け入れて最適化された放射ビームの配置を得る ようにつくられていることを特徴とする装置。 37.ビームの重みを変えることにより提案された放射ビームの配置を変化さ せることを特徴とする請求項36記載の装置。 38.最適化された放射ビームの配置を患者に適用するためにコンピュータと 通信を行なう等角放射治療装置をさらに具備していることを特徴 とする請求項36記載の装置。 39.部分容積のデータはCDVHとして表されていることを特徴とする請求 項36記載の装置。 40.部分容積のデータはCDVHとして表されていることを特徴とする請求 項38記載の装置。 41.患者の少なくとも一つの構造体の容積に対する照射を最低限度に抑制し つつ、少なくとも一つの腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適化された 放射ビームの配置を決定する方法において、 所望の照射線量の処方に付随した少なくとも一つの標的の容積および構造体の 各々に対する所望の部分容積のデータを決定し、 所望の部分容積のデータをコンピュータに入力し、 所望の部分容積のデータに応答し、コンピュータを使用して計算により所望の 照射線量の処方に付随した少なくとも一つの標的の容積および構造体の各々に対 して所望のCDVHを近似させ、 コンピュータを使用し、コンピュータによって近似させたCDVHに付随した 最適化された放射ビームの配置を計算する過程から成ることを特徴とする方法。 42.コンピュータによるCDVHの近似は、 一組の提案されたビームの重みをコンピュータを使用して計算してつくり、 コンピュータを使用して繰り返し計算により一組の提案されたビームの重みを 変化させ、各繰り返し計算毎にコスト関数を導入し一組の提案されたビームの重 みに対する変化のコストを決定し、 提案されたビームの重みの組の変化によって所望のCDVHとの対応 が悪くなった場合にはこの提案されたビームの重みの組に対する変化を棄却し、 提案されたビームの重みの組の変化によって所望のCDVHとの対応が良くなっ た場合にはこの提案されたビームの重みの組に対する変化を受け入れる過程によ って行なわれることを特徴とする請求項41記載の方法。 43.シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用し提案 された放射ビームの配置を計算することを特徴とする請求項41記載の方法。 44.等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程をさらに含むことを特徴とする請求項41記載の方法。 45.所望のCDVHはコンピュータに入力された部分的容積のデータをを表 す数値に基づいてコンピュータにより計算して構築されることを特徴とする請求 項41記載の方法。 46.シミュレイテッド・アンニーリングによる放射治療立案法を使用し提案 された放射ビームの配置を計算することを特徴とする請求項42記載の方法。 47.等角放射治療装置を用い患者に対し最適化された放射ビームの配置を適 用する過程をさらに含むことを特徴とする請求項42記載の方法。 48.所望のCDVHはコンピュータに入力された部分的容積のデータをを表 す数値に基づいてコンピュータにより計算して構築されることを特徴とする請求 項42記載の方法。 49.患者の少なくとも一つの構造体の容積に対する照射を最低限度 に抑制しつつ、少なくとも一つの腫瘍の標的の容積に放射を照射するための最適 化された放射ビームの配置を決定する方法において、 少なくとも一つの腫瘍の標的の容積の各々と少なくとも一つの構造体の容積の 各々とを標的および構造体のタイプによって区別し、 所望の照射線量の処方に付随した少なくとも一つの腫瘍の容積および構造体の 容積の各々に対して所望の部分容積のデータを決定し、 所望の部分容積のデータをコンピュータに入力し、 所望の部分容積のデータに応答し且つ少なくとも一つの腫瘍の容積の各々およ び少なくとも一つの構造体の容積の各々の腫瘍および構造体のタイプに応答し、 コンピュータを使用して最適化された放射ビームの配置を計算するする過程を含 むことを特徴とする方法。 50.等角放射治療装置を用いて患者に対して最適化された放射ビームの配置 を適用する過程を含むことを特徴とする請求項49記載の方法。 51.標的及び構造体のタイプが、生物学的に均一性又は生物学的に多形性と して区別されることを特徴とする請求項49記載の方法。 52.最適化された放射ビームが、標的又は構造体のタイプにより異なったコ スト関数を使用して計算されることを特徴とする請求項49記載の方法。
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