JP2001357933A5 - - Google Patents

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【発明の名称】雌および雄コネクタ並びに雌雄嵌合タイプコネクタ
【特許請求の範囲】
【請求項1】前端に形成された挿入開口から挿入される相手コネクタを受容する嵌合空間を有してなる絶縁材料性のハウジング部材と、接触部が前記嵌合空間内に位置して前記ハウジング部材に取り付けられたコンタクト部材とからなり、
前記嵌合空間は前記挿入開口より内部側において外周側に広がって形成され、前記接触部は前記嵌合空間内における外周側にシフトした位置に配設されて前記挿入開口の前方からは見えない位置にあり、
前記ハウジング部材に、前記挿入開口から前記嵌合空間に挿入される相手コネクタを前記接触部の方に移動させて前記接触部と当接させるガイド部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】前記ハウジング部材に、前記嵌合空間に挿入された相手コネクタを前記接触部の方に移動させた状態のまま保持するための保持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】雄側接触部を有する雄コンタクト部材を、先端部において前記雄側接触部を露出させた状態で雄ハウジング部材により保持して構成される雄コネクタと、
前端に形成された挿入開口から前記雄コネクタの前記先端部を挿入させて受容する嵌合空間を有してなる絶縁材料性の雌ハウジング部材を備えるとともに、雌側接触部が前記嵌合空間内に位置して前記雌ハウジング部材に取り付けられた雌コンタクト部材を有して構成される雌コネクタとからなり、
前記嵌合空間は前記挿入開口より内部側において外周側に広がって形成され、前記雌側接触部は前記嵌合空間における外周側にシフトした位置に配設されて前記挿入開口の前方からは見えない位置にあり、
前記雌ハウジング部材に、前記挿入開口から前記嵌合空間に挿入される前記雄コネクタの先端部を前記雌側接触部の方に移動させて前記雄側接触部と前記雌側接触部を当接させるガイド部が設けられ、
前記雄コネクタは、前記嵌合空間内に挿入される前記先端部と、前記先端部に繋がるネック部と、前記ネック部に繋がる基部とから構成され、
前記先端部が前記嵌合空間内に挿入されて前記ガイド部により前記雌側接触部の方に移動されるときに、前記ネック部が前記挿入開口内に位置して前記先端部の移動を許容する形状に形成されていることを特徴とする雌雄嵌合タイプコネクタ。
【請求項4】前記雌ハウジング部材に、前記嵌合空間に挿入された前記雄コネクタの前記先端部を前記雌接触部の方に移動させた状態のまま保持するための保持部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の雌雄嵌合タイプコネクタ。
【請求項5】前記雌ハウジングに対して前記雄ハウジングを、前記先端部が前記嵌合空間内に完全に挿入された挿入完了位置でロック保持するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の雌雄嵌合タイプコネクタ。
【請求項6】前記雄コネクタが複数の前記雄コンタクト部材を有して構成され、前記先端部において複数の前記雄側接触部が幅方向に並んで露出して配設されるとともに、少なくともいずれかの前記雄コンタクト部材における前記雄側接触部の先端位置が他の前記雄コンタクト部材における前記雄側接触部の先端位置に対して挿入方向にずれて配設されており、前記雌コンタクト部材と前記雄コンタクト部材との時差接続が行われるように構成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の雌雄嵌合タイプコネクタ。
【請求項7】雄側接触部を有する雄コンタクト部材を、先端部において前記雄側接触部を露出させた状態で雄ハウジング部材により保持して構成される雄コネクタであって、
前記先端部を、雌コネクタの雌ハウジング部材に形成された挿入開口から嵌合空間内に挿入させ、前記雌ハウジング部材に取り付けられた雌コンタクト部材の雌側接触部に前記 雄側接触部を当接させるように構成され、
前記雌ハウジング部材に形成された前記嵌合空間は前記挿入開口より内部側において外周側に広がり、前記雌側接触部は前記嵌合空間における外周側にシフトした位置に配設されて前記挿入開口の前方からは見えない位置にあり、
前記雄コネクタの前記先端部を前記雌ハウジング部材の前記挿入開口から前記嵌合空間に挿入するときに、前記嵌合空間内に位置して前記雌ハウジング部材に設けられたガイド部に案内されて前記雄コネクタの前記先端部が前記雌側接触部の方に移動されて前記雄側接触部が前記雌側接触部と当接するように構成されていることを特徴とする雄コネクタ。
【請求項8】前記雄コネクタは、前記嵌合空間内に挿入される前記先端部と、前記先端部に繋がるネック部と、前記ネック部に繋がる基部とから構成され、
前記先端部が前記嵌合空間内に挿入されて前記ガイド部により前記雌側接触部の方に移動されるときに、前記ネック部が前記挿入開口内に位置して前記先端部の移動を許容する形状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の雄コネクタ。
【請求項9】前記雌ハウジングに対して前記雄ハウジングを、前記先端部が前記嵌合空間内に完全に挿入された挿入完了位置でロック保持するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項7もしくは8に記載の雄コネクタ。
【請求項10】前記雄コネクタが複数の前記雄コンタクト部材を有して構成され、前記先端部において複数の前記雄側接触部が幅方向に並んで露出して配設されるとともに、少なくともいずれかの前記雄コンタクト部材における前記雄側接触部の先端位置が他の前記雄コンタクト部材における前記雄側接触部の先端位置に対して挿入方向にずれて配設されており、前記雌コンタクト部材と前記雄コンタクト部材との時差接続が行われるように構成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の雄コネクタ。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気接続用コネクタ、特に雌雄嵌合型のコネクタに関し、さらに詳しくは、雌コネクタのコンタクトを挿入開口側における外部から見えなくした構成のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電気コネクタは電気製品に必須のものであり、電力ラインの接続、電気信号ラインの接続等、多岐にわたって使用されている。このような電気コネクタは信号ラインを常時接続するために用いられるだけでなく、内部装置の検査など、必要に応じてコネクタを接続して検査機器を繋ぐように構成することもある。例えば、基板上に検査機器接続用の雌コネクタを配設しておき、この基板の性能検査などを行うときに検査機器に繋がる雄コネクタを基板上の検査機器接続用雌コネクタと接続し、この検査機器により所期の性能検査を行うようなことがある。
【0003】
従来から一般的に用いられている雌雄嵌合コネクタは、雌コネクタの嵌合空間内に雄コネクタを真っ直ぐに挿入させて雄コネクタの先端接触部を雌コネクタの接触部と当接接触させる構成であるため、雌コネクタの接触部はその挿入開口前方からみて挿入開口側に突出して見えるように構成される。このように構成することにより、雄コネクタ先端部を挿入開口から雌コネクタ内に真っ直ぐ挿入するだけで、雄コネクタ先端部の接触部が挿入開口側に突出した雌コネクタの接触部と当接してこれを外周側に押し出して両接触部が当接し、確実な電気接続をおこなわせるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように検査の時などにコネクタが必要に応じて接続されるような形式のコネクタにおいては、検査機器接続用雌コネクタには雄コネクタが接続されない状態のままである時間が長く、このときには雌コネクタの挿入開口が開放されたままとなる。ここで、従来の雌雄嵌合型コネクタでは、雌コネクタの接触部は雌ハウジングの嵌合空間内に配設された状態で挿入開口前方からみて挿入開口側に突出して見えるため、上記のように開放されたままの状態にある挿入開口から金属棒のようなもの、例えばドライバー先端部が誤って挿入されたりすると、金属棒の先端が雌コネクタの接触部に接触して金属棒を介してコンタクト間の短絡、接地等を起こし、この雌コネクタが繋がる基板上の電子部品等に悪影響を及ぼすおそれがあるという問題がある。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みたもので、雌コネクタの接触部が挿入開口前方からみて挿入開口側に露出することがないような構成のコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明に係る雌コネクタは、前端に形成された挿入開口から挿入される相手コネクタを受容する嵌合空間を有してなる絶縁材料性のハウジング部材と、接触部が嵌合空間内に位置してハウジング部材に取り付けられたコンタクト部材とから構成され、嵌合空間は挿入開口より内部側において外周側に広がって形成され、接触部は嵌合空間内における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口の前方からは見えない位置に設けられ、ハウジング部材に挿入開口から嵌合空間に挿入される相手コネクタを接触部の方に移動させて接触部と当接させるガイド部が設けられる。
【0007】
この雌コネクタでは、接触部が嵌合空間内における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口前方からは見えない位置に設けられているので、挿入開口からドライバー先端部が誤って挿入されたりしたような場合でも、ドライバーの先端が雌コネクタの接触部に接触してこれが取り付けられた基板上の電子部品等に悪影響を及ぼすおそれが少ない。なお、このように接触部が挿入開口前方から見えないようにシフトして配設されている場合、このままでは、相手コネクタ(雄コネクタ)を真っ直ぐ挿入させてもこの接触部を相手コネクタと当接させることが難しい。しかしながら、本発明の雌コネクタにおいては、挿入開口から嵌合空間に挿入される相手コネクタを接触部の方に移動させて接触部と当接させるガイド部が設けられているので、相手コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけで接触部同士を確実に当接させて電気接続を行わせることができる。
【0008】
上記構成のコネクタにおいて、ハウジング部材に嵌合空間に挿入された相手コネクタを接触部の方に移動させた状態のまま保持するための保持部を設けるのが望ましい。これにより、相手コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけでガイド部によって相手コネクタを接触部の方に移動させて接触部同士を確実に当接させて電気接続させるとともに、保持部により保持して電気接続状態を保持することができる。
【0009】
本発明に係る雌雄嵌合型コネクタは、雄側接触部を有する雄コンタクト部材を先端部において雄側接触部を露出させた状態で雄ハウジング部材により保持して構成される雄コネクタと、前端に形成された挿入開口から雄コネクタの先端部を挿入させて受容する嵌合空間を有してなる絶縁材料性の雌ハウジング部材を備えるとともに雌側接触部が嵌合空間内に位置して雌ハウジング部材に取り付けられた雌コンタクト部材を有して構成される雌コネクタとから構成される。そして、嵌合空間は挿入開口より内部側において外周側に広がって形成され、雌側接触部は嵌合空間における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口の前方からは見えない位置にあり、雌ハウジング部材に挿入開口から嵌合空間に挿入される雄コネクタの先端部を接触部の方に移動させて雄側接触部と雌側接触部を当接させるガイド部が設けられる。さらに、雄コネクタは、嵌合空間内に挿入される先端部と、先端部に繋がるネック部と、ネック部に繋がる基部とから構成され、先端部が嵌合空間内に挿入されてガイド部により雌側接触部の方に移動されるときに、ネック部が挿入開口内に位置して先端部の移動を許容する形状に形成されている。
【0010】
この雌雄嵌合型コネクタにおいては、雌側接触部が嵌合空間内における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口前方からは見えない位置に設けられているので、挿入開口からドライバー先端部が誤って挿入されたりしたような場合でも、ドライバーの先端が雌側接触部に接触して雌コネクタが取り付けられた基板上の電子部品等に悪影響を及ぼすおそれが少ない。なお、このように雌側接触部が挿入開口前方から見えないようにシフトして配設されている場合、このままでは、相手コネクタ(雄コネクタ)を真っ直ぐ挿入させても雌側接触部を雄コネクタの接触部(雄側接触部)と当接させることが難しい。しかしながら、本発明のコネクタにおいては、挿入開口から嵌合空間に挿入される雄コネクタの先端部を雌側接触部の方に移動させて雌側接触部と当接させるガイド部が設けられているので、雄コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけで雌雄接触部同士を確実に当接させて電気接続を行わせることができる。
【0011】
上記雌雄嵌合型コネクタにおいて、雌ハウジング部材に、嵌合空間に挿入された雄コネクタの先端部を接触部の方に移動させた状態のまま保持するための保持部を設けるのが好ましい。これにより、雄コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけで、ガイド部によって雄コネクタを雌側接触部の方に移動させて雌雄接触部同士を確実に当接させて電気接続させるとともに、保持部により保持して電気接続状態を保持することができる。
【0012】
上記雌雄嵌合型コネクタにおいて、雄コネクタの先端部が嵌合空間内に完全に挿入された挿入完了位置において、雌ハウジングに対して雄ハウジングをロック保持するロック手段を設けるのが好ましい。挿入完了位置においては、上記のように雌雄接触部同士が当接して電気接続された状態を保持部により保持しており、この位置でロック手段によりロック保持することにより、保持部による保持を確実にすることができ、且つ、ロック手段によるロック時にクリック感を与えるようにして、雄コネクタの挿入完了を判断しやすくすることが可能となる。
【0013】
上記構成において、複数の雄コンタクト部材を有して雄コネクタを構成し、雄コネクタの先端部においてこれら複数の雄側接触部が幅方向に並んで露出して配設するとともに、少なくともいずれかの雄コンタクト部材における雄側接触部の先端位置が他の雄コンタクト部材の雄側接触部先端位置に対して挿入方向にずれるように配設し、雌コンタクト部材と時差接続が行われるように構成するのが好ましい。このように構成すれば、雄コネクタを雌コネクタと接続させるときに、例えば、グラウンド用および電源用コンタクト部材を先に接続させ、信号用コンタクト部材を後で接続させるというような時差接続を行わせて、これらコネクタにより接続される電子機器に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0014】
本発明に係る雄コネクタは、雄側接触部を有する雄コンタクト部材を、先端部において雄側接触部を露出させた状態で雄ハウジング部材により保持して構成され、この先端部を、雌コネクタの雌ハウジング部材に形成された挿入開口から嵌合空間内に挿入させ、雌ハウジング部材に取り付けられた雌コンタクト部材の雌側接触部に雄側接触部を当接させるように構成される。そして、雌ハウジング部材に形成された嵌合空間はその挿入開口より内部側において外周側に広がり、雌側接触部は嵌合空間における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口の前方からは見えない位置にあり、雄コネクタの先端部を雌ハウジング部材の挿入開口から嵌合空間に挿入するときに、嵌合空間内に位置して雌ハウジング部材に設けられたガイド部に案内されて雄コネクタの先端部が雌側接触部の方に移動されて雄側接触部が雌側接触部と当接するように構成されている。この雄コネクタを用いれば、雌ハウジング内の雌側接触部は挿入開口の前方からは見えない位置にあるが、雄コネクタの先端部を雌コネクタの挿入開口内に挿入するだけで、雌ハウジング部材内においてガイド部に案内されて雄側接触部が雌側接触部と確実に当接する。
【0015】
なお、雄コネクタは、嵌合空間内に挿入される先端部と、先端部に繋がるネック部と、ネック部に繋がる基部とから構成され、先端部が嵌合空間内に挿入されてガイド部により雌側接触部の方に移動されるときに、ネック部が挿入開口内に位置して先端部の移動を許容する形状に形成されているのが好ましい。さらに、雌ハウジングに対して雄ハウジングを、先端部が嵌合空間内に完全に挿入された挿入完了位置でロック保持するロック手段が設けられているのが好ましい。
【0016】
また、雄コネクタが複数の雄コンタクト部材を有して構成され、先端部において複数の雄側接触部が幅方向に並んで露出して配設されるとともに、少なくともいずれかの雄コンタクト部材における雄側接触部の先端位置が他の雄コンタクト部材における雄側接触部の先端位置に対して挿入方向にずれて配設されており、雌コンタクト部材と雄コンタクト部材との時差接続が行われるように構成されているのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係るコネクタは、例えば、図1に示すように雌コネクタ1と雄コネクタ3とから構成され、雄コネクタ3には複数(本実施形態では4本)のケーブル6a,6bが繋がり、雌コネクタ1はプリント基板8に取り付けられる。雄コネクタ3に繋がる4本のケーブルのうち、外側の2本のケーブル6aは電源用ケーブルであり、内側の2本のケーブル6bは信号用ケーブルである。以下の説明においては説明の都合上、各コネクタにおいて相手コネクタと対向する側を前方と称して説明する。すなわち、雌コネクタ1は図3における右側を前方として、雄コネクタ3は図5における左側を前方として説明する。
【0018】
まず、雌コネクタ1について、図2および図3を併用して説明する。雌コネクタ1は、前端に挿入開口11を備えて嵌合空間12が形成された絶縁材料製の雌ハウジング10と、雌ハウジング10に後面側から挿入されて取り付けられた4個の雌コンタクト20と、雌ハウジング10の左右段部19に上下に貫通して圧入されて取り付けられた左右一対の固定金具28とから構成される。固定金具28は下方に突出する固定脚28aを有しており、固定脚28aをプリント基板8の取付孔(図示せず)に挿入させて図1に示すように雌コネクタ1がプリント基板8に取り付けられるようになっている。
【0019】
雌ハウジング10に形成された嵌合空間12を形成する上面は、挿入開口11より後側(内側)において上方(外周側)に広がっており、このように上方に広がった上部空間12aは挿入開口11の前方側からは見えない位置に位置する。また、嵌合空間12を形成する下面は、挿入開口11に繋がって水平後方に延びる水平部13と、水平部13に繋がって斜め上後方に延びるテーパ面からなるガイド部14と、ガイド部14に繋がる水平面からなる保持部15とを有して構成される。なお、水平部13には球面状のロック凹部13aが形成されている。嵌合空間12の後面は垂直に延びる後部隔壁16により覆われている。さらに、雌ハウジング10の後端面から後部隔壁16を貫通して嵌合空間に延びるコンタクト挿入孔18と、後端面から後部隔壁16に形成されたコンタクト圧入孔17とを有する。
【0020】
4個の雌コンタクト20は全て同一形状であり、金属板を図3に示す形状に形成して作られる。この雌コンタクト20は、基部21から前方に延びた係止アーム22と、係止アーム22の上側において基部21から前方に延びた接触アーム23と、基部21から下方に延びたリード24とを有する。係止アーム22がコンタクト圧入孔17に圧入されて雌コンタクト20が雌ハウジング10に取り付けられ、このとき、接触アーム23はコンタクト挿入口18を通って嵌合空間12の上部空間12a内に突入し、リード24は下方に突出する。このように上部空間12a内に突出した接触アーム23の先端には雌側接触部23aが形成されているが、図2に示すように、この雌側接触部23aは上部空間12a内に位置しており、雌ハウジング10における挿入開口11の前方側からは見えない位置にある。
【0021】
次に、雄コネクタ3について、図4および図5を併用して説明する。雄コネクタ3は、絶縁材料製の雄ハウジング30と、雄ハウジング30に後面側から挿入されて取り付けられた4個の雄コンタクト40,50とから構成される。なお、4個の雄コンタクト40,50のうち、外側の2個の雄コンタクト40が電源用ケーブル6aに繋がる電源用コンタクトであり、内側の2個の雄コンタクト50が信号用ケーブル6bに繋がる信号用コンタクトである。この雄コネクタ3は、前部に位置する先端部3aと、中間部に位置するネック部3bと、後部に位置する基部3cとから構成される。
【0022】
雄ハウジング30は、コネクタ先端部3aを構成するハウジング先端部30aと、コネクタネック部3bを構成するハウジングネック部30bと、コネクタ基部3cを構成するハウジング基部30cとから構成される。ハウジング先端部30aは上方に盛り上がって形成され、上面に4列のコンタクト保持溝33が形成されており、下面先端にテーパ面からなる挿入ガイド面31が形成されている。ハウジングネック部30bは下方にへこんでくびれており、ハウジング先端部30aから全体として斜め下後方に延びる形状をしている。ハウジング基部30cは上方に盛り上がって形成され、後端面からハウジングネック部30bの上面側に貫通する4列のコンタクト挿入孔34が形成されている。これらコンタクト挿入孔34の前側上面には、後述する雄コンタクト40,50のランス44,54を係止保持する弾性アーム35が形成されている。また、雄ハウジング30の底面には2個の半球状のロック凸部32が形成されている。
【0023】
雄コンタクト40,50はいずれも、コンタクト挿入孔34内に後面側から挿入されて雄ハウジング30に取り付けられるように形成されており、先端に雄側接触部41,51を有する。雄側接触部41,51はそれぞれコンタクト保持溝33内に挿入されて保持されるのであるが、図4から分かるように、電源用コンタクト40の雄側接触部41は雄ハウジング30のほぼ前端まで延びるのに対し、信号用コンタクト50の雄側接触部51は雄ハウジング30の前端より若干後側に下がった位置までしか延びておらず、両接触部41,51の先端位置が相違し、これにより時差接続を行わせる。なお、電源用コンタクト40と信号用コンタクト50とは雄側接触部41,51の長さが異なるのみで、その他の形状は同一である。
【0024】
雄側接触部41(51)の後側にコンタクトネック部42(52)が繋がり、コンタクトネック部42(52)はハウジングネック部30bの上に配設される。コンタクトネック部42(52)の後にコンタクト基部43(53)が繋がって設けられており、このコンタクト基部43(53)には、ランス44(54)と、芯線圧着部45(55)と、被覆保持部46(56)が設けられている。芯線圧着部45(55)は、ケーブル6aの芯線を圧着保持して雄コンタクト40(50)と電源用ワイヤ6aの芯線とを電気接続させる。被覆保持部46(56)は電源用ワイヤ6aの被覆を保持し、雄コンタクト40(50)と電源用ワイヤ6aとをしっかりと繋げる。
【0025】
雄コンタクト40(50)がコンタクト挿入孔34内に後面側から挿入されるとき、ランス44(54)は押し下げられるようにしてコンタクト挿入孔34内に圧入され、コンタクト挿入孔34を出た位置でランス44(54)は上方に突出して雄ハウジング30の弾性アーム35と当接し、雄コンタクト40(50)が後方に抜け出るのを阻止する。なお、このとき、雄側接触部41(51)はコンタクト保持溝33に圧入されて固定保持され、コンタクトネック部42(52)はハウジングネック部30b上に位置するため、雄コンタクト40(50)はこの位置で固定保持される。
【0026】
以上のように構成された雌コネクタ1と雄コネクタ3とを嵌合させる場合の作動について図6〜図9を参照して説明する。この嵌合は、図6に示すように、プリント基板8に取り付けられた雌コネクタ1の挿入開口11から雄コネクタ3の先端部3aを嵌合空間12内に挿入させて行われる。コネクタ先端部3aは挿入開口11を通過できる大きさに形成されており、コネクタ先端部3aを挿入開口11内に挿入させるとハウジング先端部30aの下面が水平部13の上を案内されて真っ直ぐ後方に移動される。
【0027】
この挿入によりハウジング先端部30aの下面先端の挿入ガイド面31がガイド部14に当接すると、図7に示すように、挿入ガイド面31がガイド部14をなすテーパ面に沿って斜め上後方に移動し、コネクタ先端部3aは斜め上後方に移動させる。このとき、コネクタネック部3bは挿入開口11内に位置するが、コネクタネック部3bはくびれて上下に細くなるとともに斜めに延びる形状をしているため、上記コネクタ先端部3aの移動に合わせて挿入開口11内を斜め上後方に移動できる。
【0028】
このように挿入ガイド面31がガイド部14に沿って移動してハウジング先端部30aが斜め上方に移動されると、雄コンタクト40,50の雄側接触部41,51がそれぞれ対応する雌コンタクト20の雌側接触部23aと当接接触する。このとき、雌側接触部23aに対して電源側コンタクト40の雄側接触部41の方が先に接触した後、信号側コンタクト50の雄側接触部51が接触する時差接続が行われる。これにより、まず電源ラインを接続させてから信号ラインを接続させ、基板8上の電気機器に悪影響を与えることを防止する。挿入ガイド面31がガイド面14に沿って移動し終わると、図8に示すように、ハウジング先端部30aの下面が水平面からなる保持部15の上に乗り上げる。
【0029】
さらに雄コネクタ3を挿入すると、図9に示す挿入完了位置でコネクタ先端部3aが後部隔壁16に当接して嵌合挿入が完了する。この間はハウジング先端部30aの下面が保持部15の上を水平に移動し、雌コンタクト23の雌側接触部23aと雄コンタクト40,50の雄側接触部41,51とが接触状態で保持される。この挿入完了位置において、雄ハウジング30の底面に形成されたロック凸部32が雌ハウジング10の水平部13に形成されたロック凹部13a内に入り込んで、両コネクタ1,3がロック保持される。このようにロック凸部32がロック凹部13a内に入り込むときにクリック感が得られ、両コネクタ1,3の嵌合完了を知ることができる。
【0030】
以上の説明から分かるように、上記構成の雌コネクタ1においては、基板8に取り付けられて雄コネクタ3が接続されない状態において、挿入開口11は前方に開放された状態となるが、このとき挿入開口11の前方からみて雌コンタクト20が全く見えない。このため、挿入開口11から金属棒などが誤って挿入されてもこれが雌コンタクト20と接触しにくく、基板8に装着された電子部品に悪影響を及ぼすおそれが少ない。
【0031】
なお、上記実施形態において、雄コネクタ3にはそれぞれワイヤ6a,6bが接続されているが、雄コネクタが別の基板に取り付けられる形式のものでも良い。また、図10に示すように、雌コネクタ1′をプリント基板8′に直立して取り付け、挿入開口11′が上方に向かって開口するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、接触部が嵌合空間内における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口前方からは見えない位置に設けられているので、挿入開口からドライバー先端部が誤って挿入されたりしたような場合でも、ドライバーの先端が雌コネクタの接触部に接触してこれが取り付けられた基板上の電子部品等に悪影響を及ぼすおそれが少ない。さらに、このコネクタには、挿入開口から嵌合空間に挿入される相手コネクタを接触部の方に移動させて接触部と当接させるガイド部が設けられているので、相手コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけで接触部同士を確実に当接させて電気接続を行わせることができる。
【0033】
上記構成のコネクタにおいて、ハウジング部材に嵌合空間に挿入された相手コネクタを接触部の方に移動させた状態のまま保持するための保持部を設けるのが望ましい。これにより、相手コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけでガイド部によって相手コネクタを接触部の方に移動させて接触部同士を確実に当接させて電気接続させるとともに、保持部により保持して電気接続状態を保持することができる。
【0034】
また、本発明に係る雌雄嵌合型コネクタによれば、雌側接触部が嵌合空間内における外周側にシフトした位置に配設されて挿入開口前方からは見えない位置に設けられているので、挿入開口からドライバー先端部が誤って挿入されたりしたような場合でも、ドライバーの先端が雌側接触部に接触して雌コネクタが取り付けられた基板上の電子部品等に悪影響を及ぼすおそれが少ない。さらに、本発明のコネクタにおいては、挿入開口から嵌合空間に挿入される雄コネクタの先端部を雌側接触部の方に移動させて雌側接触部と当接させるガイド部が設けられているので、雄コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけで雌雄接触部同士を確実に当接させて電気接続を行わせることができる。
【0035】
上記雌雄嵌合型コネクタにおいて、雌ハウジング部材に、嵌合空間に挿入された雄コネクタの先端部を接触部の方に移動させた状態のまま保持するための保持部を設けるのが好ましい。これにより、雄コネクタを挿入開口から嵌合空間内に挿入するだけで、ガイド部によって雄コネクタを雌側接触部の方に移動させて雌雄接触部同士を確実に当接させて電気接続させるとともに、保持部により保持して電気接続状態を保持することができる。
【0036】
上記雌雄嵌合型コネクタにおいて、雄コネクタの先端部が嵌合空間内に完全に挿入された挿入完了位置において、雌ハウジングに対して雄ハウジングをロック保持するロック手段を設けるのが好ましい。挿入完了位置においては、上記のように雌雄接触部同士が当接して電気接続された状態を保持部により保持しており、この位置でロック手段によりロック保持することにより、保持部による保持を確実にすることができ、且つ、ロック手段によるロック時にクリック感を与えるようにして、雄コネクタの挿入完了を判断しやすくすることが可能となる。
【0037】
上記構成において、複数の雄コンタクト部材を有して雄コネクタを構成し、雄コネクタの先端部においてこれら複数の雄側接触部が幅方向に並んで露出して配設するとともに、少なくともいずれかの雄コンタクト部材における雄側接触部の先端位置が他の雄コンタクト部材の雄側接触部先端位置に対して挿入方向にずれるように配設し、雌コンタクト部材と時差接続が行われるように構成するのが好ましい。このように構成すれば、雄コネクタを雌コネクタと接続させるときに、例えば、グラウンド用および電源用コンタクト部材を先に接続させ、信号用コンタクト部材を後で接続させるというような時差接続をおこなわせて、これらコネクタにより接続される電子機器に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雌コネクタおよび雄コネクタを示す斜視図である。
【図2】上記雌コネクタを示す正面図、平面図および側面図である。
【図3】上記雌コネクタの断面図である。
【図4】上記雄コネクタを示す正面図、平面図および側面図である。
【図5】上記雄コネクタの断面図である。
【図6】本発明に係る雌コネクタおよび雄コネクタの嵌合状態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る雌コネクタおよび雄コネクタの嵌合状態を示す断面図である。
【図8】本発明に係る雌コネクタおよび雄コネクタの嵌合状態を示す断面図である。
【図9】本発明に係る雌コネクタおよび雄コネクタの嵌合状態を示す断面図である。
【図10】本発明に係る雌コネクタの異なる実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 雌コネクタ
3 雄コネクタ
6a,6b ケーブル
8 プリント基板
10 雌ハウジング
11 挿入開口
12 嵌合空間
13a ロック凹部
14 ガイド部
15 保持部
20 雌コンタクト
23 接触アーム
23a 雌側接触部
24 リード
30 雄ハウジング
31 挿入ガイド面
32 ロック凸部
33 コンタクト保持溝
34 コンタクト挿入孔
40,50 雄コンタクト
41,51 雄側接触部
44,54 ランス
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