JP2001354246A - 包装用袋およびその製造法 - Google Patents

包装用袋およびその製造法

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JP2001354246A JP2000174244A JP2000174244A JP2001354246A JP 2001354246 A JP2001354246 A JP 2001354246A JP 2000174244 A JP2000174244 A JP 2000174244A JP 2000174244 A JP2000174244 A JP 2000174244A JP 2001354246 A JP2001354246 A JP 2001354246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の迷路シールとは別の機構を採用して、
米等の粒状物は飛び出したりエア抜き通路に嵌入したり
せず、しかもエア抜き速度を充分に大きくすることので
きる包装用袋を提供すること、およびそのような包装用
袋の工業的に有利な製造法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 表裏のシート(1A), (1B)で作られた袋
(1) の少なくとも1辺に沿った帯域(2) に、融着部(3)
が断続線状に配設されると共に、その断続線状の融着部
(3) 間の隙間が非融着部(4) となっている包装用袋であ
る。上記帯域(2) の少なくとも非融着部(4) には、正面
視で短線列状のエンボス加工部(5) が、その個々の短線
の向きが実質的に帯域(2) の巾方向に向くようにバーコ
ード状に設けてあり、そのエンボス加工部(5) が設けら
れた帯域(2) の表裏のシート(1A), (1B)が、該エンボス
加工部(5) のバーコードの横断方向の断面視で、二重の
折れ線形状となるように変形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋のシール部にエ
ア抜き用の通路を設けた包装用袋に関するものである。
また、そのような包装用袋を工業的に有利に製造する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米を出荷するときには、精米機により精
米した米を袋に定量(5kgとか10kgというように)充
填してから、コンベアにより所定の場所に送り、ついで
パレット上にたとえば6段ぐらいに積み上げる。この場
合、米を充填した袋にはエアが入っているので、上の段
の包装体を積んだときに下の段の包装体内のエアがすみ
やかに抜けないと、積み上げていくときに滑りによる荷
崩れを起こしやすい。そしてこのようにしてパレット上
に積み上げた包装体は、フォークリフトで運ばれてか
ら、パレットごと陸送用のトラックに積載されるが、さ
らにその積載したパレット付き積み上げ体の上から、同
様のパレット付き積み上げ体を合計でたとえば5段とい
うように積み上げるのが通例である。
【0003】また、米を充填した袋を上下のコンベアベ
ルト間に供給して、強制脱気することもなされている。
【0004】従来、積み上げ時の荷崩れを避けるため、
あるいは脱気装置を通すときのパンクを避けるため、袋
の上辺または底辺に、破線状、1点鎖線状、2点鎖線状
というような断続線状の融着部を2線とか3線という複
線状に形成することがなされている。断続線状の融着部
の個々の単位線の長さや隙間、隣接する断続線の位置や
間隔を適宜に設計することにより、積み上げ時に内容物
である米粒は飛び出さずに内部のエアのみが抜けるよう
にすることができる。このシールの仕方は、エアが迷路
を通るように流れるので、「迷路シール」と呼ばれるこ
ともある。
【0005】たとえば、特開平8−26300号公報に
は、袋の上辺または底辺に、破線状の外側シールと2点
鎖線状の内側シールとを複線状に形成した空気抜き穴付
き米袋が示されている。
【0006】特開平11−29153号公報には、袋の
上辺または底辺に、破線状の外側シールと破線状の内側
シールとを複線状に形成した包装袋が示されている。
【0007】特開平11−301701号公報には、袋
の上辺または底辺に、1点鎖線状の外側シールと、点状
の中間部シールと、破線状の内側シールとを、3線状に
形成した米袋が示されている。またこの公報には、上述
の特開平8−26300号公報の米袋が従来技術として
紹介されている。
【0008】特開平11−301702号公報には、袋
の上辺または底辺に、破線状の外側シールと、点状の中
間部シールと、破線状の内側シールとを、3線状に形成
した米袋が示されている。またこの公報には、上述の特
開平8−26300号公報の米袋が従来技術として紹介
されている。
【0009】特開平11−3017032号公報には、
袋の上辺または底辺に、(イ)T字破線状の外側シール
と破線状の内側シールとを2線状に形成した米袋、
(ロ)T字破線状の外側シールと逆T字破線状の内側シ
ールとを2線状に形成した米袋、が示されている。
【0010】特開平11−314646号公報には、袋
の上辺または底辺に、融着部と未融着部とが形成され、
かつ未融着部の寸法が袋の隅付近で長くなっている穀物
包装袋が示されている。
【0011】そのほか、迷路シールではないが、特開平
10−258846号公報には、融着シール部の一部を
未融着で残して通気部とすると共に、この通気部では両
面のフィルム長に差を持たせて、穀物が漏れない大きさ
の穴を形成した穀物包装袋が示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の迷路シールは、
袋の上辺または底辺のシールの仕方を工夫するだけでエ
ア抜きを図ることができるので便利であるが、米粒が飛
び出さずにエアのみが速やかに抜けるようにすることは
意外に難しい。
【0013】というのは、米粒が飛び出さないようにす
るためには、断続線状の融着部個々の単位線の長さを長
くすると共に、左右に隣接する単位線間の隙間や、上下
に隣接する断続線状の融着部との間の隙間はできるだけ
小さくしなければならないところ、そのようにすると今
度はエアの抜け速度が遅くなってしまうからである。エ
アの抜け速度が遅くなると、それに合わせてパレットへ
の積み上げ速度をゆっくりとしなければならないので、
パレットへの積み上げに長時間を要することになる。そ
して人手により積み上げるときは状況を見ながら積み上
げ速度をコントロールすることが可能でも、ロボットに
より積み上げるときは不測の荷崩れを起こすことがあ
る。また、脱気装置により強制脱気するときには、パン
クを生ずるおそれがある。
【0014】このように、断続線状の融着部につき、そ
の長さや、左右または隣接線間の隙間を種々に設定し、
未融着部においてエア抜きを図る方法は、米粒が飛び出
さないという条件は必ず満足しなければならないので、
エア抜き速度にはおのずから限界があり、その限界を越
えることができない。またこの方法によっては、未融着
部の米粒の先端が嵌まり込むことを完全に防止すること
は難しい。
【0015】上記のうち特開平10−258846号公
報の穀物包装袋は、迷路シールではないが、通気部にお
いて両面のフィルム長に差を持たせて穴を形作るべく、
スペーサを挟み込んで融着を行うというような特殊な方
法を採用するため(表裏のシートの巾が異なることにな
る)、袋の製造装置、製造工程が相当程度複雑となるこ
とを免れない上、特に表裏のシートの基材フィルムが二
軸延伸されたナイロンフィルムやポリエステルフィルム
のような伸びにくい材料であるときには、仕上り状態が
不安定となる。また、穴は台形とか矩形とか丸形になる
ため、その穴に米粒の先端が嵌まり込むことを完全には
防止できない。
【0016】本発明は、このような背景下において、従
来の迷路シールとは別の機構を採用して、米等の粒状物
は飛び出したりエア抜き通路に嵌入したりせず、しかも
エア抜き速度を充分に大きくすることのできる包装用袋
を提供すること、およびその包装用袋の工業的に有利な
製造法を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の包装用袋は、表
裏のシート(1A), (1B)で作られた袋(1) の4辺のうち少
なくとも1辺に沿った帯域(2) の少なくとも一部に、融
着部(3) が断続線状に配設されると共に、その断続線状
の融着部(3) 間の隙間が非融着部(4) となっているこ
と、上記帯域(2) の少なくとも非融着部(4) には、袋の
正面視で短線列状のエンボス加工部(5) が、その個々の
短線の向きが実質的に帯域(2) の巾方向に向くようにバ
ーコード状に設けてあること、そのエンボス加工部(5)
が設けられた帯域(2) の表裏のシート(1A), (1B)が、該
エンボス加工部(5) のバーコードの横断方向の断面視
で、二重の折れ線形状となるように変形されているこ
と、もって、上記断続線状の融着部(3) 間の隙間である
非融着部(4) に位置するエンボス加工部(5) が、エア抜
き通路となっていることを特徴とするものである。
【0018】本発明の包装用袋の製造法は、表裏のシー
ト(1A), (1B)を、水平方向に、かつそれぞれのシーラン
ト層(1y)の側が対向するように上下に配して、下流に向
けて送ること、個々の袋(1) となるときの4辺のうち少
なくとも1辺に沿った帯域(2) の少なくとも一部に、袋
の正面視で短線列状のエンボス加工部(5) を、(イ)そ
の個々の短線の向きが実質的に帯域(2) の巾方向に向く
ようにバーコード状に、かつ(ロ)そのエンボス加工部
(5) が設けられた帯域(2) の表裏のシート(1A), (1B)
が、該エンボス加工部(5) のバーコードの横断方向の断
面視で、二重の折れ線形状となるように変形するよう
に、形成すること、個々の袋(1) となるときの必要個所
に、シール帯(6) を形成すること、上記エンボス加工部
(5) を設けた帯域(2) 内に、融着部(3) を断続線状に形
成して、その断続線状の融着部(3) 間の隙間である非融
着部(4) に位置するエンボス加工部(5) がエア抜き通路
となるようにすること、上記工程を経た表裏のシート(1
A), (1B)を所定のカット線に沿ってカットし、個々の袋
(1) となすことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0020】〈包装用袋の構造〉袋(1) は、表裏のシー
ト(1A), (1B)で作られる。表裏のシート(1A), (1B)とし
ては、典型的には、外面側が基材フィルム(1x)、内面側
がシーラント層(1y)からなる積層シートが用いられる。
これらの基材フィルム(1x)およびシーラント層(11y) の
ほかに、アルミニウム蒸着層等の蒸着層、アルミニウム
箔等の金属箔、不織布、紙をはじめとする他の層を含ん
でいてもよい。
【0021】ここで基材フィルム(1x)としては、二軸延
伸ポリアミドフィルム、二軸延伸ポリエステルフィル
ム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ポリアミ
ドフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、密度の比
較的高い直鎖状低密度ポリエチレン等の単層または複層
フィルムが例示できる。基材フィルム(1x)の厚みは、特
に限定はないものの、7〜60μm 程度とすることが多
い。
【0022】シーラント層(1y)としては、LDPE(ま
たはLD)と称される低密度ポリエチレン、CPPと称
されるプロピレン系重合体(コポリマーやターポリマ
ー)、LLDPE(またはLLD)と称される直鎖状低
密度ポリエチレン(殊に密度の比較的低いもの)、EV
Aと称されるエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリル酸エステル共重合体などの層があげられる。
シーラント層(1y)の厚みは、特に限定はないものの、3
0〜250μm 程度とすることが多い。
【0023】基材フィルム(1x)(蒸着層など他の層を付
加していることもある)に対するシーラント層(1y)の積
層は、ドライラミネート、エクストルージョンラミネー
ト、共押出などの方法により達成できる。なお、蒸着層
など他の層を付加するときは、これを基材フィルム(1x)
に付加してもよく、シーラント層(1y)側に付加してもよ
い。
【0024】袋(1) への製袋に際しては、表裏のシート
(1A), (1B)をそれぞれのシーラント層(1y)が対向するよ
うにして、必要部(袋の両サイドとなる帯域や、袋の底
辺または上辺となる帯域)をヒートシールする。
【0025】本発明の包装用袋にあっては、表裏のシー
ト(1A), (1B)で作られた袋(1) の4辺のうち少なくとも
1辺に沿った帯域(2) の少なくとも一部に、融着部(3)
が断続線状に配設されると共に、その断続線状の融着部
(3) 間の隙間が非融着部(4)となっている。4辺のうち
少なくとも1辺とは、縦長形状の場合、上辺、底辺、右
サイド辺、左サイド辺のうちの少なくも1辺(通常は1
辺か精々2辺)ということである。
【0026】断続線状の融着部(3) は、上記の帯域(2)
の長さ方向に断続線が向くようにするのが通常である
が、若干斜めにすることもできる。断続線は、破線、1
点鎖線、2点鎖線、3点鎖線、4点鎖線、点線、これら
の混在したものなどとすることができる。断続線の個々
の部分の形状は、長円、楕円、円形、長方形、正方形、
台形、三角形、六角形、八角形など任意である。断続線
の個々の部分の長さは、適宜に設定しうるが、たとえば
2〜100mm程度、殊に5〜50mm程度の範囲内とする
ことが多い。この場合、ある長さのものを1種用いても
よく、異なる長さのものを混在させてもよいが、一般に
は後者の方が好ましいことが多い。
【0027】断続線状の融着部(3) は、上記帯域(2) に
1重に設けることも可能ではあるが、その場合にはシー
ル強度が不足する傾向があるので、通常は帯域(2) 2段
以上の複線状となるように配設されているようにするこ
とが望ましい。
【0028】さて本発明においては、上記帯域(2) の少
なくとも非融着部(4) には、袋の正面視で短線列状のエ
ンボス加工部(5) が、その個々の短線の向きが実質的に
帯域(2) の巾方向に向くようにバーコード状に設けてあ
るようにする。「実質的に」とは、帯域(2) の巾方向に
対して多少(45°程度まで、殊に35°程度まで)傾
斜していても差し支えないという趣旨である。傾斜と
は、たとえば、「//////」とか、「///」と
「\\\」とが混在するようなことである。
【0029】そして、そのエンボス加工部(5) が設けら
れた帯域(2) の表裏のシート(1A),(1B)が、該エンボス
加工部(5) のバーコードの横断方向の断面視で、二重の
折れ線形状となるように変形されているようにする。こ
のように変形する方法については後述する。
【0030】短線列状のエンボス加工部(5) は、これを
バーコード状に設けるが、このとき短線を一連に配列す
る態様のほか、バーコードを短線の数がm本とかn本ご
とのブロックに分け、m−n−m−nとかn−n−n−
nとかいうように、m−n間やn−n間の「−」の所に
空白を設けるようにしながら間欠的に配列する態様をと
ることも多い。
【0031】短線の長さは、たとえば30±10mm、殊
に20±5mmとすることが多い。その長さが余りに短い
ときは、二重の折れ線が脱気時に広がってしまってそこ
に内容物である粒状物が嵌入するおそれがあり、一方そ
の長さが余りに長いときには、エア抜き性が不充分とな
る傾向があったり、袋の有効面積が過度に減少すること
があるからである。
【0032】各短線間の間隔は、米袋の場合で、たとえ
ば10mm当たり7±3本程度とすることが好ましい。ま
た、断続線状の融着部(3) 間の隙間である1つの非融着
部(4) に位置するエンボス加工部(5) の短線の数は、1
〜4本、殊に2〜3本とすることが望ましい。このよう
にすると、米粒の嵌まり込みが防止されかつエア抜きが
円滑となるからである。
【0033】本発明においては、上記断続線状の融着部
(3) 間の隙間である非融着部(4) に位置するエンボス加
工部(5) が、エア抜き通路となっているわけである。
【0034】〈包装用袋の製造法〉上記構造を有する本
発明の包装用袋は、典型的には、次の工程により製造さ
れる。
【0035】まず、表裏のシート(1A), (1B)を、水平方
向に、かつそれぞれのシーラント層(1y)の側が対向する
ように上下に配して、下流に向けて送る。なお実際の工
程においては、供給ロールから1枚の原反シートを送り
出すと共に、半折し、ついで半裁し、以後は表裏のシー
ト(1A), (1B)として走行させる。表裏のシート(1A),(1
B)の走行は、原反シートを供給ロールから送り出してか
ら半裁するまでは連続的に一定速度で行われるが、緩衝
機構により次工程以降は個別の袋としたときの袋巾の分
を1ピッチとして間欠走行するようにする。
【0036】下流に向けて送られた表裏のシート(1A),
(1B)は、ついで次のようにエンボス加工される。
【0037】すなわち、個々の袋(1) となるときの4辺
のうち少なくとも1辺に沿った帯域(2) の少なくとも一
部に、袋の正面視で短線列状のエンボス加工部(5) を、
(イ)その個々の短線の向きが実質的に帯域(2) の巾方
向に向くようにバーコード状に、かつ(ロ)そのエンボ
ス加工部(5) が設けられた帯域(2) の表裏のシート(1
A), (1B)が、該エンボス加工部(5) のバーコードの横断
方向の断面視で、二重の折れ線形状となるように変形す
るように、形成する。
【0038】上記の帯域(2) 、すなわちエンボスを施す
帯域は、走行するシートの巾方向であってもよく、長さ
方向(1個取りの場合は耳端側に沿って、2個取りの場
合は両耳端側に沿ってあるいは中央線および耳端側に沿
って)であってもよい。走行するシートから、どのよう
に個々の袋を取るかに依存するからである。
【0039】短線列状のエンボス加工部(5) の形成は、
互いに噛み込むラック形状の対向面を有する上下のプレ
ス板(7), (7)にて、かつ表裏のシート(1A), (1B)が融着
しない条件下において、上記帯域(2) を熱圧着すること
により行うことが特に好ましい。
【0040】「ラック形状」とは、ピニオン−ラックに
おけるラックの意味、つまり円筒状の歯車のピッチ円直
径を無限大にした状態(ピッチ円がピッチ線となった状
態)の歯ざおである。(「図説機械用語事典[増補
版]、実業出版株式会社発行、昭和62年6月10日増
補第2刷発行」の450頁の「ラック」の項の図を参
照。)
【0041】エンボス加工部(5) を形成した後は、個々
の袋(1) となるときの必要個所にシール帯(6) を形成す
る。このシール帯域(6) のシート上の位置は、どのよう
に個々の袋を取るかに依存するので、表裏のシート(1
A), (1B)の両耳端側の帯域とか、中央線に沿う帯域と
か、シートの巾方向とかになる。
【0042】続いて、上記エンボス加工部(5) を設けた
帯域(2) 内に、融着部(3) を断続線状に形成して、その
断続線状の融着部(3) 間の隙間である非融着部(4) に位
置するエンボス加工部(5) がエア抜き通路となるように
する。断続線状の融着部(3)の設置の仕方は先に述べ
た。なお、先に述べたシール帯(6) の形成と、この断続
線状の融着部(3) の形成は、その順序を逆にすることも
可能であり、また同時に行うことも可能である。
【0043】最後に、上記工程を経た表裏のシート(1
A), (1B)を所定のカット線に沿ってカットし、個々の袋
(1) となす。もし必要なら、このカットに先立ちまたは
カットと同時に、表裏のシート(1A), (1B)の両耳端側や
その他の部位を化粧カットまたは打ち抜きするトリミン
グを行う。
【0044】〈内容物の充填と密封〉上記で得た袋(1)
には、その開口辺側から粒状物が充填され、ついで開口
辺の帯域がヒートシールされる。粒状物としては、米、
麦等の穀類、豆類、種子類、錠剤状の肥料、粒状飼料、
プラスチックス・セラミックス・金属等のビーズや小ペ
レット、ペットの餌をはじめ、種々様々なものがあげら
れる。
【0045】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0046】実施例1 図1は本発明の包装用袋の一例を示した正面図である。
図2は図1の要部の拡大図である。図3は図2のX−X
切断端面図である。図4はエンボス加工部(5) 形成のた
めの熱板(7), (7)の斜視図である。図5は本発明の包装
用袋の製造工程の一例を示した説明図である。
【0047】〈表裏のシート(1A), (1B)の準備〉袋(1)
形成用の表裏のシート(1A), (1B)として、次の2種の層
構成の積層シート、を準備した(DLとあるのはド
ライラミネーションの意味)。
【0048】 基材フィルム(1x)の一例としての厚み
15μm の二軸延伸ナイロン6フィルム(ONy)の片
面に印刷を行った後、その印刷面の上からシーラント層
(1y)の一例としての厚みが60μm で密度が 0.920の直
鎖状低密度ポリエチレン(LLD)をドライラミネート
して得た「ONy(15)/DL/LLD(60)」の層構成の積層シー
ト。
【0049】 基材フィルム(1x)の一例としての厚み
が40μm で密度が 0.935の直鎖状低密度ポリエチレン
(LLD)の片面に印刷を行った後、その印刷面の上か
らシーラント層(1y)の一例としての厚みが50μm で密
度が 0.912の直鎖状低密度ポリエチレン(LLD)をド
ライラミネートして得た「LLD(40)/DL/LLD(50)」の層構
成の積層シート。
【0050】〈表裏のシート(1A), (1B)の走行〉上記の
積層シートからなる原反シートを供給ロールから繰り出
して、そのシーラント層(1y)が内側となるように半折し
てから半裁して表裏のシート(1A), (1B)となし、それぞ
れのシーラント層(1y)の側が対向するように上下に離間
させた状態で、水平方向に下流に向けて走行させていっ
た。なお、シートの走行は、原反シートを供給ロールか
ら繰り出してから半裁するまでは連続的に一定速度で行
われるが、緩衝機構により次工程以降は個別の袋とした
ときの袋巾の分を1ピッチとして間欠的に走行するよう
にした。
【0051】〈エンボス加工部(5) の形成〉互いに噛み
込むラック形状の対向面を有する図4の構造の上下のプ
レス板(7),(7)を、図5(イ)のように、表裏のシート
(1A), (1B)を挟むようにシートの巾方向に配置し、これ
ら表裏のシート(1A), (1B)が融着しない温度条件下にお
いて熱圧着した。なお、プレス板(7), (7)としては熱板
を用い、熱圧着後にはその下流に配置した同種のプレス
板に水を通して圧着することにより冷却を行った。
【0052】これにより、下流に向けて送られた表裏の
シート(1A), (1B)には、その巾方向に、短線列状のエン
ボス加工部(5) が形成された(図5(ロ)を参照)。こ
のエンボス加工部(5) が形成された部位を帯域(2) とす
るとき、エンボス加工部(5)は、その短線の向きが帯域
(2) の巾方向(シートの流れ方向)に向くようにバーコ
ード状に形成されていて、このエンボス加工部(5) のバ
ーコードの横断方向の断面視では、表裏のシート(1A),
(1B)は、図3のように二重の折れ線形状となるように変
形していた。
【0053】短線列状のエンボス加工部(5) は、この実
施例においては、図1および図2のように、短線の長さ
が20mmであり、各短線間の間隔が10mm当たり7本と
なる部分が40mm(短線の数で28本)であるブロック
が20mmの間隔を開けて間欠的に配列するように設計し
た。
【0054】〈シール帯(6), (6)の形成〉エンボス加工
部(5) を形成した後、図5(ロ)のように、重なった状
態の表裏のシート(1A), (1B)の両耳端側の帯域をサイド
シール装置によりサイドシールして、シール帯(6), (6)
を形成した。このシール帯(6), (6)が、個々の袋(1) と
したときの両サイドのシール部となる。なお、サイドシ
ール後には、サイドシール装置の下流において冷却板を
圧着することにより冷却を行った。
【0055】〈断続線状の融着部(3) の形成〉次に、図
5(ハ)に付記のように、上記エンボス加工部(5) を形
成した帯域(2) 内に、融着部(3) を断続線状に形成し
て、その断続線状の融着部(3) 間の隙間である非融着部
(4) に位置する上記のエンボス加工部(5) がエア抜き通
路となるようにした。この融着部(3) の下流において
も、冷却板を圧着して冷却を行った。この断続線状の融
着部(3) は、この実施例においては、破線状の21mm×
4mmの長円と、7mm×4mmの長円の3個とが、5mmの間
隔を開けて3点鎖線状に並んだ断続線が、6mmの間隔を
あけて2段に平行に並ぶように配列した。なお、破線状
の21mm×4mmの長い長円状の融着部(3) を設けたの
は、シートの縮みを防止するためである。
【0056】〈シート両耳端側のトリミング〉続いて、
図5(ニ)のように、重なった状態の表裏のシート(1
A), (1B)の両耳端側を化粧カットするトリミングを行う
と共に、表裏のシート(1A), (1B)を帯域(2) の近くの部
位において巾方向にカットし、図1に示した個々の袋
(1) となした。
【0057】比較例1〜4 図6は比較例における断続線状の融着部の形成状態を示
した説明図である。
【0058】実施例1における積層シートを用いて、
図6(イ)〜(ニ)のように、種々の断続線状の融着部
を形成した袋を作製した。
【0059】〈包装体〉実施例1で得た袋(積層シート
、を使用)および比較例1〜4で得た(積層シート
を使用)袋に、その底辺開口部から精米機により精米
した米を充填すると共に、底辺である開口辺の帯域をヒ
ートシールして密封し、包装体となした。
【0060】〈脱気試験〉このようにして得た包装体の
上から板を当てて5kgの加重体を載せ、脱気速度(板の
降下量(mm))を測定した。また、脱気試験後のエア抜き
孔への米粒の嵌まり込み状況を観察し、1袋当たりの)
米粒の嵌入数を調べた。試験数nは各10である。結果
を表1に示す。
【0061】
【表1】 脱気速度(板の降下量(mm)) 米粒の 1sec 2sec 3sec 4sec 5sec 6sec 8sec 10sec 嵌入数 実施例1/ 6 12 18 24 28 31 32 33 0 実施例1/ 6 12 18 24 28 31 32 33 0-1 比較例1/ 0 0 0 5 8 12 18 20 0-1 比較例2/ 0 0 3 6 9 12 16 19 0-1 比較例3/ 0 0 3 6 10 14 20 25 3-4 比較例4/ 0 0 5 10 15 19 26 29 3-4
【0062】表1から、実施例1の袋を用いた本発明の
包装体にあっては、加重体を載せると同時に脱気が始ま
り、およそ5秒後には袋内の過剰のエアが事実上抜けて
しまうこと、そしてこのように脱気速度が速いにもかか
わらず、エア抜き孔への米粒の嵌まり込みが皆無か皆無
に近いことがわかる。
【0063】一方、従来提案されている迷路シールにあ
っては、エア抜き孔への米粒の嵌まり込みが極力小にな
るように迷路シールの隙間を調節してあるが、加重体を
載せてから数秒間は板がほとんど下降せず初期の脱気が
悪いこと、一旦脱気が始まっても実施例の場合よりも脱
気速度はやや遅くなり、完全脱気に要するトータル時間
が長くなること(脱気部分で実際に開口する数が少ない
ためと思われる)、また脱気速度が一定とならないこと
がある(エア抜き孔への米粒の嵌まり込みも一因となっ
ているものと思われる)。
【0064】
【発明の効果】本発明の袋にあっては、表裏のシート(1
A), (1B)で作られた袋(1) の4辺のうち少なくとも1辺
に沿った帯域(2) の少なくとも一部に、融着部(3) を断
続線状に配設すると共に、その断続線状の融着部(3) 間
の隙間が非融着部(4) となるようにしてある上、上記帯
域(2) の少なくとも非融着部(4) に、袋の正面視で短線
列状のエンボス加工部(5) が、その個々の短線の向きが
実質的に帯域(2) の巾方向に向くようにバーコード状に
設けてあり、かつそのエンボス加工部(5) が設けられた
帯域(2) の表裏のシート(1A), (1B)が、該エンボス加工
部(5) のバーコードの横断方向の断面視で、二重の折れ
線形状となるように変形されているようにしてある。
【0065】そのため、上記断続線状の融着部(3) 間の
隙間である非融着部(4) に位置するエンボス加工部(5)
が、エア抜き通路となっていて、包装体を積み上げたと
きあるいは脱気装置で脱気するときに、内部のエアが速
やかに抜け出るようになり、しかも内容物である米等の
粒状物は飛び出したりエア抜き通路に嵌入したりしな
い。
【0066】加えて、上記のエンボス加工部(5) の形成
は、袋の製造工程に組み込むことができるので、袋の製
造に余分の時間がかかることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装用袋の一例を示した正面図であ
る。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】図2のX−X切断端面図である。
【図4】エンボス加工部(5) 形成のための熱板(7), (7)
の斜視図である。
【図5】本発明の包装用袋の製造工程の一例を示した説
明図である。
【図6】比較例における断続線状の融着部の形成状態を
示した説明図である。
【符号の説明】
(1) …袋、 (1A), (1B)…表裏のシート、 (1x)…基材フィルム、(1y)…シーラント層、 (2) …帯域、 (3) …断続線状の融着部、 (4) …非融着部、 (5) …エンボス加工部、 (6) …シール帯域、 (7) …プレス板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏のシート(1A), (1B)で作られた袋(1)
    の4辺のうち少なくとも1辺に沿った帯域(2) の少なく
    とも一部に、融着部(3) が断続線状に配設されると共
    に、その断続線状の融着部(3) 間の隙間が非融着部(4)
    となっていること、 上記帯域(2) の少なくとも非融着部(4) には、袋の正面
    視で短線列状のエンボス加工部(5) が、その個々の短線
    の向きが実質的に帯域(2) の巾方向に向くようにバーコ
    ード状に設けてあること、 そのエンボス加工部(5) が設けられた帯域(2) の表裏の
    シート(1A), (1B)が、該エンボス加工部(5) のバーコー
    ドの横断方向の断面視で、二重の折れ線形状となるよう
    に変形されていること、 もって、上記断続線状の融着部(3) 間の隙間である非融
    着部(4) に位置するエンボス加工部(5) が、エア抜き通
    路となっていることを特徴とする包装用袋。
  2. 【請求項2】断続線状の融着部(3) が、帯域(2) に2段
    以上の複線状となるように配設されている請求項1記載
    の包装用袋。
  3. 【請求項3】表裏のシート(1A), (1B)を、水平方向に、
    かつそれぞれのシーラント層(1y)の側が対向するように
    上下に配して、下流に向けて送ること、 個々の袋(1) となるときの4辺のうち少なくとも1辺に
    沿った帯域(2) の少なくとも一部に、袋の正面視で短線
    列状のエンボス加工部(5) を、(イ)その個々の短線の
    向きが実質的に帯域(2) の巾方向に向くようにバーコー
    ド状に、かつ(ロ)そのエンボス加工部(5) が設けられ
    た帯域(2) の表裏のシート(1A), (1B)が、該エンボス加
    工部(5) のバーコードの横断方向の断面視で、二重の折
    れ線形状となるように変形するように、形成すること、 個々の袋(1) となるときの必要個所に、シール帯(6) を
    形成すること、 上記エンボス加工部(5) を設けた帯域(2) 内に、融着部
    (3) を断続線状に形成して、その断続線状の融着部(3)
    間の隙間である非融着部(4) に位置するエンボス加工部
    (5) がエア抜き通路となるようにすること、 上記工程を経た表裏のシート(1A), (1B)を所定のカット
    線に沿ってカットし、個々の袋(1) となすことを特徴と
    する包装用袋の製造法。
  4. 【請求項4】袋の正面視で短線列状のエンボス加工部
    (5) の形成を、互いに噛み込むラック形状の対向面を有
    する上下のプレス板(7), (7)にて、かつ表裏のシート(1
    A), (1B)が融着しない条件下において、上記帯域(2) を
    熱圧着することにより行うことを特徴とする請求項3記
    載の製造法。
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