JP2001353914A - シールのプリント・カット方法およびその装置 - Google Patents

シールのプリント・カット方法およびその装置

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JP2001353914A
JP2001353914A JP2000179639A JP2000179639A JP2001353914A JP 2001353914 A JP2001353914 A JP 2001353914A JP 2000179639 A JP2000179639 A JP 2000179639A JP 2000179639 A JP2000179639 A JP 2000179639A JP 2001353914 A JP2001353914 A JP 2001353914A
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Tsuneo Imai
恒雄 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り込んだ画像をシール用紙の印画領域に印
画すると共に前記印画領域を所望のカット形状にカット
する際、カットの形や大きさを自由に指定できるように
する。 【解決手段】 シール用紙に印画する画像を画像取込装
置に入力する(S501,S502)。印画領域のカッ
ト形状となるカットラインを前記入力画像の有効領域を
含み、且つ連続的にLCDパネル10の描写画面に描い
て入力する(S507,S571,S508)。入力さ
れた画像を前記描写入力したカットライン域内に納まる
サイズにしてシール用紙に印画する(S509)。次い
でカッターをX方向及びY方向に可動させてシール用紙
の印画領域を前記カットラインにそってカットする(S
510)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物などの画像入
りシールを作るためにシール用紙に画像を印画すると共
にその印画領域を所望のカット形状にカットするシール
のプリント・カット方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、人物などの画像をシール用紙に印
画して発行する画像プリント発行装置(いわゆる「プリ
クラ(登録商標)」)が流行している。この画像プリン
ト発行装置は、取り込んだ画像を台紙にシール紙を貼付
したシール用紙に印画すると共に印画領域を所望のカッ
ト形状にハーフカットして画像入りのシールを作成する
ものである。この画像プリント発行装置におけるプリン
ト・カット方法としては、特開平11−198468号
公報に記載のものがある。このものは、図15のフロー
チャートに示すように、印画すべき画像を示す画像デー
タを入力し(S1501)、シール用紙に印画された画
像の外形カットパターンをそれぞれカットパターンが異
なる複数のカットパターンの中から選択する(S150
2)。そして、前記入力した画像データに基づいて前記
選択したカットパターンに合った大きさ及び配置で1又
は複数の画像をシール用紙に印画し(S1503)、前
記選択したカットパターンとなるように前記シール用紙
から1又は複数の画像の外形をカットする(S150
4)。
【0003】この方法によると、あるカットパターンを
選択すると、予め用意された複数のカッターローラの中
から前記選択したパターンに相当するカッターローラに
よってシール用紙を素早くカットできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
法では、シール用紙のカットパターンが予め用意された
カッターローラのカットパターンに限定されるため、そ
のシールカット形状が使用者にとって欲しい形や大きさ
ではないことが多々ある。そのため、希望のカット形状
とするには、画像プリント発行装置からシールカットの
ないシール用紙を発行させ、このシール用紙を使用者自
らがハサミやカッターナイフで改めて希望の形状に切る
必要があった。
【0005】本発明は、『画像取込装置から取り込んだ
画像をプリンターによりシール用紙の印画領域に印画す
ると共にカッターにより前記印画領域を所望のカット形
状にカットするシールのプリント・カット方法』および
『シール用紙に印画する画像を取り込む画像取込装置
と、前記画像取込装置から取り込んだ画像を前記シール
用紙の印画領域に印画するプリンターと、前記シール用
紙の前記印画領域を所望のカット形状にカットするカッ
ターと、前記プリンターの動作制御を行うプリンタコン
トローラと、前記カッターの動作制御を行うカッタコン
トローラと、前記プリンタコントローラに出力すべき印
画データを作成する印画データ作成部と、前記カッタコ
ントローラに出力すべきカット形状データを作成するカ
ット形状データ作成部とを備えるシールのプリント・カ
ット装置』において、シールカットの形や大きさを自由
に指定できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に講じた技術的手段は、次のようである。 (シールのプリント・カット方法)『前記画像を前記画
像取込装置に入力し、前記シール用紙における前記画像
を含む有効領域を設定手段により前記画像との関係で決
定し、前記シール用紙のカット形状は前記有効領域を表
示させたパネル装置にてカットラインを描くことにより
入力され、前記画像取込装置から取り込んだ画像を画像
拡縮手段により前記有効領域内に納まるサイズにして前
記プリンターにより前記シール用紙に印画し、前記カッ
ターの刃部を駆動部によってX方向及びY方向に移動さ
せて前記シール用紙の前記印画領域を前記カットライン
にそってカットする。』前記技術的手段は、次のように
作用する。
【0007】前記印画領域のカット形状は、前記パネル
装置において前記有効領域を含むようにカットラインを
描写して入力する。これにより、自由なカット形状を指
定できると共に前記有効領域を含む限り自由な大きさを
指定できる。ここで、前記有効領域は、その設定手段に
より印画する画像との関係で適宜の大きさに決定され
る。
【0008】そして、カッターの刃部をX方向及びY方
向に移動させてシール用紙の印画領域をカットするか
ら、前記指定したカット形状が自由なカットラインであ
ってもこのカットラインにそって忠実にシールカットで
きる。よって、シールカットの形や大きさを使用者の好
みに応じて任意に指定することができる。
【0009】ところで、前記有効領域内を通してカット
ラインを描写すると、有効領域がカットラインからはみ
出すこととなり、そのままシールカットするとシール内
に印画画像の一部しか残らなくなる。そこで、前記技術
的手段において、『前記カットラインの描写の際に、描
写したカットライン上に前記有効領域との交点が2箇所
以上ある条件ではカットラインの入力を拒否する』もの
では、前記有効領域が前記カットラインからはみ出ない
ように描いたカットラインしか入力が受け付けられな
い。よって、カットライン内には必ず有効領域が納めら
れるから、シールカットされたシール内に印画画像の一
部しか残らなくなるという不具合も起こらない。
【0010】また、描写したカットラインの途中に連続
していない部分があると、この連続していない部分は前
記カッターよりシールカットされないこととなり、その
結果、得られたシール用紙からシールが剥がせなくな
る。そこで、前記技術的手段において、『前記カットラ
インの描写の際に、描写したカットラインの始点と終点
とが連続していない条件ではカットラインの入力を拒否
する』ものでは、描写したカットラインの始点と終点と
が連続するように描いたカットラインしか入力が受け付
けられない。よって、カットラインは必ず連続したもの
となるから、シールカットされない部分が残るという不
具合も起こらない。
【0011】前記技術的手段において、『前記入力され
た画像のサイズを段階的に拡大して行き前記描写入力さ
れたカットライン上に前記拡大した画像との交点が2箇
所以上となる1段階前のサイズの画像を印画データと
し、この印画データに基づいて前記プリンターより前記
シール用紙に印画する』ものでは、自由な形や大きさで
入力されたカットラインからはみ出ることなく、このカ
ットライン内で最大サイズの印画を行うことができる。
さらに、前記カッターによるシールカットの際に、自由
な形や大きさで入力されたカットラインをトレースしな
がらカッターを可動させると、その読み取りやカッター
の可動制御を効率的に行えず、シールカットに長い時間
を要する。
【0012】そこで、前記技術的手段において、『前記
描写入力されたカットラインをXY座標データからなる
カット形状データに変換し、このカット形状データに基
づいて前記カッターをX方向及びY方向に可動させて前
記シール用紙の印画領域をカットする』ものでは、XY
座標データからなるカット形状データに基づいて前記カ
ッターをX方向及びY方向に可動させるから、カッター
を効率よく可動させることができ、シールカットの時間
も短縮することができる。
【0013】また、前記技術的手段において、『前記入
力された画像が一枚のシール用紙に複数印画されるレイ
アウトを異なる複数のレイアウトパターンの中から一つ
選択し、選択したレイアウトパターンの各レイアウトご
とに前記カットラインを前記パネル装置に描写入力し、
前記カッターより前記入力された各カットラインごとに
前記シール用紙の印画領域をカットする』ものでは、一
枚のシール用紙の各印画領域ごとにシールカットの形や
大きさを使用者の好みに応じて任意に指定することがで
きる。
【0014】さらに、前記技術的手段において、『前記
パネル装置における画像編集画面により前記入力された
画像を前記描写入力したカットライン域内でそのサイズ
や位置を指定する』ものでは、シールカットの形や大き
さに加え、入力画像のサイズや位置も使用者の好みに応
じて任意に指定することができる。 (シールのプリント・カット装置)一方、装置に関する
技術的手段は、次のようである。 『前記シール用紙における前記画像を含む有効領域を前
記画像との関係で決定する設定手段と、前記有効領域を
表示させると共に前記印画領域のカット形状となるカッ
トラインを描いて入力させるパネル装置と、前記パネル
装置でのカットラインの描写の際に、描写したカットラ
イン上に前記有効領域との交点が2箇所以上あるか、又
は、描写したカットラインの始点と終点とが連続してい
ない条件では、前記カット形状データ作成部での作業を
拒否する拒否部とを有する。』 前記技術的手段は、次のように作用する。
【0015】前記印画領域のカット形状は、前記パネル
装置において前記有効領域を含むようにカットラインを
描写して入力することにより、自由なカット形状を指定
できると共に前記有効領域を含む限り自由な大きさを指
定できる。そして、前記カッターによりシール用紙の印
画領域をカットするから、前記指定したカット形状が自
由なカットラインであってもこのカットラインにそって
忠実にシールカットできる。よって、シールカットの形
や大きさを使用者の好みに応じて任意に指定することが
できる。
【0016】しかも、前記拒否部によって、描写したカ
ットライン上に前記有効領域との交点が2箇所以上ある
と前記カット形状データ作成部での作業を拒否するか
ら、前記有効領域が前記カットラインからはみ出ないよ
うに描いたカットラインしか入力が受け付けられない。
よって、カットライン内には必ず有効領域が納められる
から、シールカットされたシール内に印画画像の一部し
か残らなくなるという不具合も起こらない。
【0017】また、前記拒否部によって、描写したカッ
トラインの始点と終点とが連続していないと前記カット
形状データ作成部での作業を拒否するから、描写したカ
ットラインの始点と終点とが連続するように描いたカッ
トラインしか入力が受け付けられない。よって、カット
ラインは必ず連続したものとなるから、シールカットさ
れない部分が残るという不具合も起こらない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、シール
カット形状を描写することにより自由に指定できるか
ら、使用者の希望するシールカットの形や大きさとなっ
たシールが直ちに得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1 まず、本発明の実施の形態1から説明する。
【0020】図1は、本発明によるシールのプリント・
カット方法およびその装置が適用される画像プリント発
行装置(いわゆる「プリクラ」)を示す斜視図である。
図1に示す画像プリント発行装置は、前面にLCDパネ
ル(パネル装置)10を備え、このLCDパネル10
は、画面上に表示されるボタンやスクロールバーをタッ
チすることによって適宜の入力ができるタッチセンサを
有している。また、前記LCDパネル10の下方には、
主電源のON・OFFを行うパワースイッチ11、CC
Dカメラなどと接続するためのビデオ入力端子12、ス
キャナーなどの外部機器と接続されるパラレル端子1
3、フロッピー(登録商標)やメモリカード等の外部記
録媒体が挿入されるFDD挿入口14、および、出来上
がったシール用紙27の排紙を行う排紙口15をそれぞ
れ具備する。なお、前記パワースイッチ11に代え、例
えばコイン投入口として所定のコインが投入されると主
電源がONされるものであっても良い。
【0021】図2は、前記画像プリント発行装置に内蔵
するシールのプリント・カット部を示す模式図である。
図2に示すように、プリント・カット部は、原反20か
らロール紙21を引出す給紙ローラ22と、ロール紙2
1に画像を印画するプリンター23と、ロール紙21に
おける印画領域をカットするカッター24と、ロール紙
21を所定長さのシール用紙27に裁断する裁断部25
と、裁断されたシール用紙27を排紙する排紙ローラ2
6とを有する。
【0022】前記ロール紙21は、台紙に画像が印画さ
れるシール紙を貼付したシール用紙27作成用のもの
で、シール紙にはイエロー層、マゼンタ層、シアン層の
感熱発色層が形成されている。このロール紙21は、一
対の給紙ローラ22間に挟持され、この給紙ローラ22
の回転に伴って図2中の右方向に搬送される。
【0023】前記プリンター23は、ロール紙21の幅
方向に走査されてロール紙21に画像を印画する部分で
あり、サーマルヘッドを備える。このプリンター23に
よってカラー画像を印画する場合には、印画データに基
づき、まず、ロール紙21のイエロー層が発色する熱エ
ネルギーの範囲内で、そのイエロー層がカラー画像に応
じた発色濃度となるようにサーマルヘッドを制御しイエ
ローの発色を定着させ、次にロール紙21のマゼンタ層
が発色する熱エネルギーの範囲内で、そのマゼンタ層が
カラー画像に応じた発色濃度となるようにサーマルヘッ
ドを制御しマゼンタの発色を定着させ、その後、ロール
紙21のシアン層が発色する熱エネルギーの範囲内で、
そのシアン層がカラー画像に応じた発色濃度となるよう
にサーマルヘッドを制御しシアンの発色を定着させる。
この印画は、プリンター23をロール紙21の幅方向に
走査させると共に給紙ローラ22によってロール紙21
を所定ピッチごとに繰り出させながら行う。このように
してロール紙21にカラー画像を印画する。
【0024】なお、この例では、シール紙を感熱発色層
の形成されたものとし、プリンター23のサーマルヘッ
ドにてカラー画像を印画するようにしているが、これに
限らず、例えばシール紙をインクジェット紙等とし、プ
リンター23は所定のカラーインクを拭き付けるインジ
ェット式プリンターやカラートナーを定着させるレーザ
プリンターであっても良い。
【0025】前記カッター24は、前記印画されたロー
ル紙21における印画領域の外形をハーフカットしてい
く部分であり、この例ではXYプロッタカッターよりな
る。図3は、前記カッター24を示す側面図であり、図
3に示すように、このカッター24は、刃部31を取付
けるホルダ30と、ホルダ30を保持するカッタアーム
32と、前記ホルダ30をX方向(ロール紙21の幅方
向)に移動させるX可動軸33と、前記ホルダ30をY
方向(ロール紙21の搬送方向)に移動させるY可動軸
34とを備える。前記X可動軸33と前記Y可動軸34
とが前記カッター24における駆動部となる。
【0026】前記刃部31は、先端部が傾斜しておりそ
の刃先でロール紙21をハーフカットする。すなわち、
前記プリンター23で印画された印画領域を所望のカッ
トラインにそってX可動軸33とY可動軸34とが駆動
され、これによって刃部31をカットラインにそって移
動させる。この際、図示しない回動手段により前記ホル
ダ30を例えば1度単位で回転させ、刃部31の傾斜部
が移動方向に向くようにされる。このカッター24は、
最初に所定の原点位置に配置され、カットラインを示す
XY座標データからなるカット形状データに基づいてX
可動軸33とY可動軸34とが駆動される。このX可動
軸33とY可動軸34とは、それぞれ単独あるいは同時
に駆動されるが、前記プリンター23によってロール紙
21の先端隅部に印されたマーカMを最初の基準点とし
て駆動される。なお、このカットの間は、給紙ローラ2
2の回転が停止され、ロール紙21は停止状態になって
いる。これにより、例え、でたらめなカットラインであ
っても刃部31をそのカットライン上に走査させること
ができる。また、前記ホルダ30には、図示しない昇降
手段により、ロール紙21におけるシール紙のみをカッ
ト(ハーフカット)できるようになっている。
【0027】図4は、前記画像プリント発行装置におけ
る制御部の構成を示すブロック図である。図4に示すよ
うに、この制御部は、主として、中央処理装置(CP
U)40、メインメモリ43、レイアウトメモリ44、
フレームメモリ45、前記プリンター23及び前記カッ
ター24等を制御する各種のコントローラ(メカコント
ローラ46、プリンタコントローラ47、カッタコント
ローラ48)、LCDパネル10を駆動させるLCDド
ライバ49から構成されている。
【0028】前記画像プリント発行装置は、ビデオ入力
端子12(図1を参照。)からビデオ信号を入力するこ
とができ、このビデオ信号はA/Dコンバータ41によ
ってデジタル信号に変換され、メインメモリ43に格納
される。また、スキャナ等の外部機器からパラレル端子
13(図1を参照)及びI/Oインターフェース42を
介して画像データを入力することができ、この画像デー
タはメインメモリ43に格納される。また、FDD挿入
口14(図1を参照)に差し込まれた記録媒体及びI/
Oインターフェース42を介して画像データを入力する
ことができ、この画像データはメインメモリ43に格納
される。前記A/Dコンバータ41や前記I/Oインタ
ーフェース42が画像取込装置となる。
【0029】なお、前記メインメモリ43は、上記入力
した1フレーム分の画像データを格納するエリアの他
に、入力画像とフレーム画像とを合成するための処理エ
リアや、処理結果が格納される印画用記憶エリア、後述
の書き込み入力されたシールカットのカットラインの処
理エリアや、その処理結果のXY座標データに変換した
カット形状データが格納されるカット形状記憶エリア、
LCDパネル10に表示する画像データを格納するエリ
ア等を有している。
【0030】また、前記レイアウトメモリ44は、シー
ル用紙27に印画する入力画像の数や配置を設定するレ
イアウトパターンが格納されている。さらに、フレーム
メモリ45は、入力画像と合成する異なる複数のフレー
ム画像サンプルが格納されている。なお、これらレイア
ウトメモリ44やフレームメモリ45は、CPU40に
着脱可能なRAM、ROMなどから構成され、データ内
容の変更・更新を容易とするものであっても良い。
【0031】前記LCDドライバ49は、メインメモリ
43に格納されているLCDパネル10の表示用の画像
データに基づいて、入力画像や、後述する各種のフレー
ム画像、カットパターン、入力画像とフレーム画像とを
合成したフレーム合成画像等をLCDパネル10に表示
させるようにLCDパネル10を駆動する。また、前記
LCDパネル10の画面上には、前記画像の他に、ボタ
ンやスクロールバーも表示され、LCDパネル10の画
面に内蔵するタッチセンサをタッチすることによってオ
ンスクリーン対話形式で適宜の入力ができるようになっ
ている。
【0032】前記CPU40は、各種のメモリ43,4
4,45やコントローラ46,47,48、A/Dコン
バータ41、I/Oインターフェース42等と接続され
ており、LCDパネル10のタッチセンサ等からの入力
に基づいて各部を統括制御する。次に、前記画像プリン
ト発行装置におけるシールのプリント・カット方法につ
いて説明する。
【0033】図5は、シールのプリント・カット方法の
手順を示したフローチャートであり、図6〜図8は、L
CDパネル10上の各画面表示を示したものである。ま
ず、画像プリント発行装置のパワースイッチをONする
と、内部のロール紙21、プリンター23、カッター2
4などが初期位置にセットされる。そして、ステップS
501において、印画しようとする画像の画像データを
取り込む。この画像データは、図1に示したビデオ入力
端子12やスキャナー等の外部機器と接続されるパラレ
ル端子13を介して取り込むか、あるいはFDD挿入口
14に挿入されたフロッピーやメモリカード等の外部記
録媒体から読み取ることによる。このようにして取り込
んだ画像データは、一旦CPU40のバッファ内に記憶
され、この画像データに基づく画像をLCDパネル10
に表示する。
【0034】そして、ステップS502において、この
表示された画像を印画する画像としてよいかどうかを指
示する。LCDパネル10に表示された画像を印画しな
い場合には、LCDパネル10から再度別の画像の画像
データの取り込み指示を行う。LCDパネル10に表示
された画像を印画する場合には、LCDパネル10の画
面上のOKボタンをタッチする。すると、CPU40の
バッファに保持されていた画像データがメインメモリ4
3に格納され、次のステップS503のレイアウト選択
過程に移行する。
【0035】ステップS503においては、前記入力画
像のレイアウトパターンを選択する。このレイアウト選
択では、図6に示すように、LCDパネル10には、そ
の左側部にレイアウト選択画面61が表示され、右側部
に前記入力画像を嵌め込んだレイアウトイメージ画面6
2が表示される。また、レイアウトイメージ画面62の
下方には、レイアウト選択の決定ボタン63が表示され
ている。前記レイアウト選択画面61は、入力画像を1
個ないし複数個配列可能な複数のレイアウトパターンが
表示される。このレイアウトパターンは、CPU40が
レイアウトメモリ44に格納するレイアウトデータを読
み出し、LCDドライバ49を介して表示させている。
このレイアウト選択画面61に表示されている各レイア
ウトパターンは、それぞれが選択可能なボタンとなって
おり、また、この画面下にはスクロールバーが表示さ
れ、このスクロールバーの矢印をタッチすることにより
他のレイアウトパターンがスクロール表示される。
【0036】そして、このレイアウト選択画面61から
指タッチ等により希望するレイアウトを選択する。する
と、選択されたレイアウトは、明るさ等が変化し、選択
されたことが容易に認識できるようになる。また、LC
Dパネル10の右側部のレイアウトイメージ画面62に
おいては、選択したレイアウトに入力画像を嵌め込んだ
イメージが表示される。これは、CPU40において選
択したレイアウトパターンに、メインメモリ43に格納
されている入力画像を合成するとともに縮小化し、LC
Dドライバ49を介してレイアウトイメージ画面62に
表示させている。なお、現在のレイアウト選択画面61
には所望のレイアウトがない場合は、画面下のスクロー
ルバーの矢印にタッチすると、表示されていない他のレ
イアウトがスクロールしてきて表示される。
【0037】そして、レイアウト選択画面61よりある
1つのレイアウトパターンにタッチして選択すると、そ
の選択したレイアウトに基づいて画像を印画してよいか
どうかを右側部の決定ボタン63で指示する(S50
4)。このとき、選択したレイアウトを取り消したい場
合は、決定ボタン63の「キャンセル」にタッチする
と、再度、レイアウト選択画面61よりレイアウトを選
択することができる。選択したレイアウトを決定する場
合は、決定ボタン63の「OK」にタッチする。する
と、決定したレイアウトデータがCPU40のバッファ
からメインメモリ43に格納され、次のステップS50
5のフレーム選択過程に移行する。
【0038】ステップS505においては、前記入力画
像に合成するフレーム画像を選択する。このフレーム画
像選択では、図7に示すように、LCDパネル10に
は、その左側部にフレーム画像選択画面71が表示さ
れ、右側部に前記入力画像と選択したフレーム画像とを
合成した合成イメージ画面72が表示される。また、合
成イメージ画面72の下方には、フレーム選択の決定ボ
タン73が表示される。前記フレーム画像選択画面71
は、(なし)を含めて複数のフレーム画像が表示され
る。このフレーム画像は、CPU40がフレームメモリ
45に格納するフレームサンプル画像データを読み出
し、LCDドライバ49を介して表示させている。この
フレーム画像選択画面71に表示されている各フレーム
画像は、それぞれが選択可能なボタンとなっており、ま
た、この画面下にはスクロールバーが表示され、このス
クロールバーの矢印をタッチすることにより他のフレー
ム画像がスクロール表示される。
【0039】そして、このフレーム画像選択画面71か
ら指タッチ等により希望するフレーム画像を選択する。
すると、選択されたフレーム画像は、明るさ等が変化
し、選択されたことが容易に認識できるようになる。ま
た、LCDパネル10の右側部の合成イメージ画面72
においては、選択したフレーム画像と入力画像とを合成
し、前述のレイアウト選択で選択したレイアウトに嵌め
込んだイメージが表示される。これは、CPU40にお
いて選択したフレーム画像に、メインメモリ43に格納
されている入力画像を合成し、LCDドライバ49を介
して合成イメージ画面72に表示させている。なお、フ
レーム画像選択画面71に所望のフレーム画像がない場
合は、画面下のスクロールバーの矢印にタッチすると、
表示されていない他のフレーム画像がスクロールしてき
て表示される。
【0040】そして、フレーム画像選択画面71よりあ
る1つのフレーム画像にタッチして選択すると、その選
択したフレーム画像を入力画像と合成した合成画像に基
づいて印画してよいかどうかを右側部の決定ボタン73
で指示する(S506)。このとき、選択したフレーム
画像を取り消したい場合は、決定ボタン73の「キャン
セル」にタッチすると、再度、フレーム画像選択画面7
1よりフレーム画像を選択することができる。選択した
フレーム画像を決定する場合は、決定ボタン73の「O
K」にタッチする。すると、決定したフレーム画像デー
タがCPU40のバッファからメインメモリ43に格納
され、次のステップS507のカットライン書き込み過
程に移行する。なお、前記フレーム画像選択画面71に
おいて、(なし)を選択すると、入力画像にはフレーム
画像は合成されない。
【0041】ステップS507においては、印画領域の
シールカット形状となるカットラインを入力する。この
カットライン入力は、図8に示すように、LCDパネル
10には、その左側部にカットラインの描写画面81が
表示され、右側部に前記合成画像に入力したカットライ
ンを合成したカットイメージ画面82が表示される。ま
た、カットイメージ画面82の下方には、カットライン
の決定ボタン83が表示される。
【0042】また、前記カットライン描写画面81は、
矩形状の有効領域85が表示される。この有効領域85
は、ロール紙21への印画画像をシールカット内に納め
るための最小単位となるものであり、シール用紙27の
印画画像が認識可能なサイズである。この有効領域85
は、その設定手段として機能するCPU40によって処
理されて前記画面表示させている。なお、前記有効領域
85として、ここでは矩形状とするが、円形状、楕円形
状など適宜の形状であっても良い。
【0043】そして、カットラインを入力するには、こ
の有効領域85を囲うようにしてカットライン描写画面
81上を指タッチあるいはペンタッチにより好きな形状
を描く。すると、指タッチあるいはペンタッチによりL
CDパネル10に内蔵のタッチセンサが次々と感知して
その描写ラインがカットライン描写画面81に表示され
て行く。この場合、最終的に描写ラインの始点と終点と
が連結されて描写ラインが連続するように描く必要があ
る。従って、描写ライン中に連続していない部分がある
と、次のステップへは進めないようにCPU40によっ
て制御される。このような機能部がカット形状データ作
成の拒否部となる。つまり、ここでの描写ラインがロー
ル紙21における印画領域のカットラインであるシール
カット形状となるため、途中に連続しないラインがある
と、カットされない部分が残り、その結果、得られたシ
ール用紙27からシールが剥がせない不都合が生じるこ
ととなる。そして、前記描写ラインが連続したカットラ
インであると、次のステップS571に進む。
【0044】このステップS571では、描写画面81
上に表示された有効領域85がカットライン84内に有
るかどうかをCPU40によって判断される。この判断
方法として、描写したカットライン84上に有効領域8
5との交点が2箇所以上あるか否かによって行われる。
つまり、カットライン84上に有効領域85との交点が
2箇所以上あると、有効領域85がカットライン84か
らはみ出ていることとなる。
【0045】そして、有効領域85がカットライン84
内に無い場合は、描写画面81に例えば「やり直して下
さい。」と表示し、有効領域85が含まれるカットライ
ンを描写するように促す。このような機能部がカット形
状データ作成の拒否部となる。すなわち、前記有効領域
85は、入力画像とフレーム画像との合成画像をロール
紙21に印画する最小サイズの目安となり、カットライ
ン84内から有効領域85がオーバーするような外形形
状でシール紙のカットを行うと、シール内に印画画像の
一部しか残らない不都合が生じることとなる。
【0046】カットライン84内に有効領域85が有れ
ば、LCDパネル10の右側部のカットイメージ画面8
2において入力画像とフレーム画像との合成画像に更に
前記カットライン84の画像を合成したイメージが表示
されるようになっている。この場合、CPU40の画像
拡縮手段により入力画像とフレーム画像との合成画像が
カットライン内に最大表示されるように前記合成画像の
サイズ適合が行われた印画画像を作成し、この印画画像
にカットライン画像が合成されたイメージとして表示さ
れる。すなわち、前記合成画像のサイズを段階的に拡大
して行き前記描写入力されたカットライン上に前記拡大
した合成画像との交点が2箇所以上となる1段階前のサ
イズの合成画像を印画画像とする。ここで表示されたイ
メージが最終的に得られるシール用紙27の外観状態と
なる。
【0047】そして、前記描写画面81に描いて入力し
たカットラインによりロール紙21をカットしてよいか
どうかを前記カットラインイメージ画面82下方の決定
ボタン83で指示する(S508)。描いたカットライ
ンを取り消した場合は、決定ボタン83の「キャンセ
ル」にタッチすると、再度、描写画面81よりカットラ
インを描くことができる。描いたカットラインを決定す
る場合は、決定ボタン83の「OK」にタッチする。す
ると、CPU40により前記印画画像(カットライン画
像の合成前のもの)に基づく印画データと、ここで描写
入力されたカットラインをXY座標データに変換したカ
ット形状データとがメインメモリ43に格納される。こ
のようにして、印画画像を示す印画データと、印画領域
のカット形状を示すカット形状データとが作成される。
【0048】次にステップS509の印画過程に移行す
る。このステップS509に移行すると、前記印画デー
タに基づいてロール紙21に印画される。この印画は、
メインメモリ43の印画用記憶エリアから印画データを
読み出し、この印画データに基づいてプリンタコントロ
ーラ47によって制御されるプリンター23がロール紙
21の幅方向に走査されるとともにメカコントローラ4
6によって制御される給紙ローラ22が所定ピッチずつ
ロール紙21を搬送し、ロール紙21に画像が印画され
る。また、この印画時には、カッター24における位置
合わせのためのマーカMも同時に印画される(図9を参
照。)そして、ロール紙21への印画が終了すると、次
のステップS510のシールカット過程に移行する。
【0049】このステップS510においては、前記カ
ット形状データに基づいてロール紙21がシールカット
される。このシールカットでは、マーカMを検知する
と、メインメモリ43のカット形状用記憶エリアからカ
ット形状データ(XY座標データ)を読み出し、このカ
ット形状データに基づいてカッタコントローラ48によ
って制御されるXYプロッタカッターよりなるカッター
24をロール紙21上のX方向およびY方向に移動さ
せ、前記カットラインにそってロール紙21のシール紙
部分のみカットされる。これによって、ロール紙21に
印画されたすべての画像の外形がハーフカットされる。
【0050】前記シールカット過程が終了すると、ロー
ル紙21を搬送させ、所定位置で裁断部25を幅方向に
移動させ、印画されたロール紙21部分を切り離す。こ
の切り離された部分が出来上がりのシール用紙27とな
って排紙ローラ26に排紙され、画像プリント発行装置
の排紙口15(図1参照)から排出される(S51
1)。以上で全工程が終了し、図9に示すようなシール
用紙90(前記ステップS503及びS504のレイア
ウト選択過程で印画数2個のパターンを選択した場合)
が出来上がる。
【0051】このように、前記実施の形態の方法による
と、LCDパネル10の画面上でシールカット形状を描
写することにより自由に指定できるから、使用者の希望
するシールカットの形や大きさとなったシール用紙が直
ちに得られる。 実施の形態2 この実施の形態2では、各レイアウトごとにカットライ
ンを描写入力するようにしたものである。
【0052】図10は、実施の形態2におけるシールの
プリント・カット方法の手順を示したフローチャートで
ある。図10に示すように、レイアウト選択過程(S5
03、S504)で複数個印画されるレイアウトパター
ンを選択した場合に、各レイアウトごとカットラインを
描写入力する(S1001、S1011、S1002、
S1003)。すなわち、ステップS1001のカット
ラインの描写入力過程では、図11に示すように、LC
Dパネル10の描写画面111において各レイアウトの
カットライン114を描写入力して行く。この際、前述
同様に有効領域111を囲むように描写する(S101
1)。カットラインを描写入力すると、カットイメージ
画面112に対応するレイアウトにカットライン付きの
イメージ表示がされるとともに、そのカットラインによ
りロール紙21をカットしてよいかどうかを前記カット
ラインイメージ画面112下方の決定ボタン113で指
示する(S1002)。この決定ボタン113で「キャ
ンセル」を押すと再度カットラインを描写入力できるよ
うになり、「OK」を押すと、次のレイアウトにおける
カットラインの描写入力状態となる。この次のレイアウ
トについても前記同様の操作(S1001、S101
1、S1002)を行う。
【0053】このようにしてn個あるすべてのレイアウ
トについてカットラインの描写入力が完了すると(S1
003)、各レイアウトごとに異なったカットラインか
らなるカット形状データ(XY座標データ)を作成し、
次のステップS509へ移行する。
【0054】ステップS509の印画過程や次のステッ
プS510のシールカット過程は前記実施の形態1の場
合と同様に行われる。ただし、シールカット過程では、
カット形状データが各レイアウトごとに異なるため、各
レイアウトごとに異なるカットラインにそってロール紙
21がハーフカットされる。
【0055】このようにして作成されたシール用紙12
0は、図12に示すように、各レイアウトごとに異なる
シール形状とすることができる。つまり、シールカット
の形や大きさに加えて、一枚のシール用紙の各印画画像
ごとにシールカットの形や大きさを使用者の好みに応じ
て任意に指定することができる。 実施の形態3 この実施の形態3では、ロール紙21への印画画像を各
カットライン域内でそのサイズや位置を編集できるよう
にしたものである。
【0056】図13は、実施の形態3におけるシールの
プリント・カット方法の手順を示したフローチャートで
ある。図13に示すように、レイアウト選択過程(S5
03、S504)で複数個印画されるレイアウトパター
ンを選択した場合に、各レイアウトごとに画像のサイズ
や位置の編集を行う(S1301、S1302、S13
03)。すなわち、ステップS1301の画像編集過程
では、図14に示すように、LCDパネル10の画像編
集画面141において各レイアウトのカットライン14
4内で画像領域146のサイズや位置の編集可能状態と
なる。前記画像領域146は、入力画像とフレーム画像
を合成した合成画像の領域を表示したものであり、この
例では矩形状に表示しているが、円形状や楕円形状など
適宜の形状で表示しても良い。
【0057】そして、前記画像領域146のサイズを編
集する場合は、編集画面141上の画像領域146のコ
ーナー部にタッチすると矢印が表示され、この矢印にそ
って中心方向に移動させるとその移動量に応じて画像領
域146の全体が縮小され、逆に外側方向に移動させる
とその移動量に応じて画像領域146の全体が拡大され
る。ただし、拡大する場合に、前記カットライン144
よりもはみ出すこととなるとサイズ変更がなされず、元
の状態に戻される。このカットライン144からオーバ
ーしたことの判断は、前記CPU40によりカットライ
ン144上の2箇所以上に画像領域146が交差してい
るか否かにより行われる。カットライン144上の2箇
所以上に画像領域146が交差している場合は、前記C
PU40の拒否部によって元の状態に戻される。
【0058】また、前記画像領域146の位置を編集す
る場合は、編集画面141上の画像領域146の中心部
にタッチすると矢印が表示され、この状態で移動させる
と画像領域146が追従して移動される。この移動の場
合も、前記CPU40の拒否部によって、画像領域14
6が前記カットライン144からはみ出すこととなると
移動がなされず、元の状態に戻される。
【0059】このような編集作業は、CPU40におい
て処理されて最新の合成画像がそのバッファ内に格納さ
れるとともに、画像領域146の編集状態が左側部のイ
メージ画面142に対応表示される。そして、この画像
編集後の状態でロール紙21に印画してよいかどうかを
前記イメージ画面142下方の決定ボタン143で指示
する(S1302)。ここで決定ボタン143によって
「キャンセル」すると、編集前の元の状態に戻り、再編
集可能となる。決定ボタン143で「OK」を押すと、
次のレイアウトにおける画像編集操作に移り、前記同様
の操作(S1301、S1302)を行って画像編集す
る。
【0060】このようにしてn個あるすべてのレイアウ
トについて画像編集が完了すると(S1303)、各レ
イアウトごとに画像編集された印画データが作成され、
次のステップS509へ移行する。
【0061】そして、前記実施の形態1の場合と同様
に、印画過程(S509)、カット過程(S510)、
排紙(S511)を経てシールが作成される。このよう
にして作成されたシール用紙は、入力画像のサイズや位
置が各レイアウトごとに異なるものとすることができ
る。つまり、シールカットの形や大きさに加えて、一枚
のシール用紙の各レイアウトごとに入力画像のサイズや
位置を使用者の好みに応じて任意に指定することができ
る。なお、前記実施の形態1から3においては、ロール
紙21を例に挙げたが、枚葉のシート状にしたものを用
いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1によるシールのプリント・カット
方法が適用される画像プリント発行装置を示す斜視図で
ある。
【図2】前記画像プリント発行装置に内蔵するシールの
プリント・カット部を示す模式図である。
【図3】前記プリント・カット部におけるカッター24
を示す側面図である。
【図4】前記画像プリント発行装置における制御部の構
成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態1によるシールのプリント・カット
方法の手順を示したフローチャートである。
【図6】レイアウト選択におけるLCDパネル10上の
画面表示を示す平面図である。
【図7】フレーム選択におけるLCDパネル10上の画
面表示を示す平面図である。
【図8】カットラインの描写入力におけるLCDパネル
10上の画面表示を示す平面図である。
【図9】前記シールのプリント・カット方法により得ら
れたシール用紙90を示す平面図である。
【図10】実施の形態2によるシールのプリント・カッ
ト方法の手順を示したフローチャートである。
【図11】実施の形態2においてカットラインの描写入
力におけるLCDパネル10上の画面表示を示す平面図
である。
【図12】実施の形態2によるシールのプリント・カッ
ト方法により得られたシール用紙120を示す平面図で
ある。
【図13】実施の形態3によるシールのプリント・カッ
ト方法の手順を示したフローチャートである。
【図14】実施の形態3において画像編集におけるLC
Dパネル10上の画面表示を示す平面図である。
【図15】従来のプリント・カット方法の手順を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
10 LCDパネル 21 ロール紙 23 プリンター 24 カッター 27,90,120 シール用紙 30 ホルダ 31 刃部 32 カッタアーム 33 X可動軸 34 Y可動軸 40 CPU 41 A/Dコンバータ 42 I/Oインターフェイス 43 メインメモリ 44 レイアウトメモリ 45 フレームメモリ 46 メカコントローラ 47 プリンタコントローラ 48 カッタコントローラ 49 LCDドライバ 61 レイアウト選択画面 62 レイアウトイメージ画面 63,73,83,113,143 決定ボタン 71 フレーム選択画面 72 フレーム合成イメージ画面 81,111 カットライン描写画面 82,112,142 シールカットイメージ画面 84,114,144 シールカットライン 85,115 有効領域 141 画像編集画面 146 画像領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像取込装置から取り込んだ画像をプリ
    ンターによりシール用紙の印画領域に印画すると共にカ
    ッターにより前記印画領域を所望のカット形状にカット
    するシールのプリント・カット方法において、 前記画像を前記画像取込装置に入力し、 前記シール用紙における前記画像を含む有効領域を設定
    手段により前記画像との関係で決定し、 前記シール用紙のカット形状は前記有効領域を表示させ
    たパネル装置にてカットラインを描くことにより入力さ
    れ、 前記画像取込装置から取り込んだ画像を画像拡縮手段に
    より前記有効領域内に納まるサイズにして前記プリンタ
    ーにより前記シール用紙に印画し、 前記カッターの刃部を駆動部によってX方向及びY方向
    に移動させて前記シール用紙の前記印画領域を前記カッ
    トラインにそってカットすることを特徴とするシールの
    プリント・カット方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシールのプリント・カ
    ット方法において、 前記カットラインの描写の際に、描写したカットライン
    上に前記有効領域との交点が2箇所以上ある条件ではカ
    ットラインの入力を拒否することを特徴とするシールの
    プリント・カット方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のシールのプリ
    ント・カット方法において、 前記カットラインの描写の際に、描写したカットライン
    の始点と終点とが連続していない条件ではカットライン
    の入力を拒否することを特徴とするシールのプリント・
    カット方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のシー
    ルのプリント・カット方法において、 前記入力された画像のサイズを段階的に拡大して行き前
    記描写入力されたカットライン上に前記拡大した画像と
    の交点が2箇所以上となる1段階前のサイズの画像を印
    画データとし、この印画データに基づいて前記プリンタ
    ーにより前記シール用紙に印画することを特徴とするシ
    ールのプリント・カット方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のシー
    ルのプリント・カット方法において、 前記描写入力されたカットラインをXY座標データから
    なるカット形状データに変換し、このカット形状データ
    に基づいて前記カッターをX方向及びY方向に可動させ
    て前記シール用紙の印画領域をカットすることを特徴と
    するシールのプリント・カット方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のシー
    ルのプリント・カット方法において、 前記入力された画像が一枚のシール用紙に複数印画され
    るレイアウトを異なる複数のレイアウトパターンの中か
    ら一つ選択し、 選択したレイアウトパターンの各レイアウトごとに前記
    カットラインを前記パネル装置に描写入力し、 前記カッターにより前記入力された各カットラインごと
    に前記シール用紙の印画領域をカットすることを特徴と
    するシールのプリント・カット方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のシー
    ルのプリント・カット方法において、 前記パネル装置における画像編集画面により前記入力さ
    れた画像を前記描写入力したカットライン域内でそのサ
    イズや位置を指定することを特徴とするシールのプリン
    ト・カット方法。
  8. 【請求項8】 シール用紙に印画する画像を取り込む画
    像取込装置と、 前記画像取込装置から取り込んだ画像を前記シール用紙
    の印画領域に印画するプリンターと、 前記シール用紙の前記印画領域を所望のカット形状にカ
    ットするカッターと、 前記プリンターの動作制御を行うプリンタコントローラ
    と、 前記カッターの動作制御を行うカッタコントローラと、 前記プリンタコントローラに出力すべき印画データを作
    成する印画データ作成部と、 前記カッタコントローラに出力すべきカット形状データ
    を作成するカット形状データ作成部とを備えるシールの
    プリント・カット装置において、 前記シール用紙における前記画像を含む有効領域を前記
    画像との関係で決定する設定手段と、 前記有効領域を表示させると共に前記印画領域のカット
    形状となるカットラインを描いて入力させるパネル装置
    と、 前記パネル装置でのカットラインの描写の際に、描写し
    たカットライン上に前記有効領域との交点が2箇所以上
    あるか、又は、描写したカットラインの始点と終点とが
    連続していない条件では、前記カット形状データ作成部
    での作業を拒否する拒否部とを有することを特徴とする
    シールのプリント・カット装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023754A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Canon Inc シート後処理装置
JP2009501643A (ja) * 2005-07-14 2009-01-22 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド 電気紙切断装置及び方法
JP2010177987A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Make Softwear:Kk 写真撮影遊戯機、写真撮影遊戯方法及び写真撮影遊戯プログラム

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