JP2001344547A - 取引保証支援システム - Google Patents

取引保証支援システム

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JP2001344547A JP2000161046A JP2000161046A JP2001344547A JP 2001344547 A JP2001344547 A JP 2001344547A JP 2000161046 A JP2000161046 A JP 2000161046A JP 2000161046 A JP2000161046 A JP 2000161046A JP 2001344547 A JP2001344547 A JP 2001344547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の取引に関する保証にお
いて、取引当事者のプライバシーを最大限に守ることが
できる取引保証支援システムを提供する。 【解決手段】 取引保証支援システムは、取引当事者の
一方が操作する第1の電子端末1と、他方が操作する第
2の電子端末2と、両者の取引に関する保証を行う者が
操作する第3の電子端末3とを備え、上記第1、第2及
び第3の電子端末は、ネットワーク5を通じて相互に情
報を送信できるように構成され、上記第2の電子端末か
ら、上記第1の電子端末に対して、取引に関する保証に
ついての同意を示すデータが送信されると(S5、S
6)、上記第1の電子端末から、上記第3の電子端末に
対して取引内容の一部が抽出されて送信される(S8、
S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は取引保証支援システ
ムに関する。すなわち、ネットワークを通じた商品やサ
ービスの取引において万が一事故が生じた場合に備え
て、あらかじめ保証契約を締結しておくことを支援する
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットを介した有形無形
商品の電子商取引には、郵便振込、銀行振込、コンビニ
エンスショップでの代金払込、クレジットカード決済、
電子マネーでの決済、代金引換等のさまざまな決済方法
が混在している。
【0003】例えば郵便振込、銀行振込、コンビニエン
スショップでの代金払込、電子マネーでの決済、代金引
換に関しては、購入者は事前に購入商品を受け取って内
容を確認する前に代金を払い込むケースがみられ、意図
した商品とは違った商品を受け取る可能性がある。その
場合多くの販売者は返品に関しての条件を提示している
ものの、その内容はまちまちである。
【0004】また、逆に商品受け取り確認後に代金を払
込む決済方法もあるが、その場合には、販売者の方が代
金受け取りに関してのリスクを負うことになる。
【0005】また、販売者と購入者の商取引に第三者を
介在させるクレジットカード決済・電子マネー決済で
は、商品と代金回収の保証を第三者が受託しているケー
スも見られる。しかし、このような保証が適用されるケ
ースは、上記クレジットカード決済・電子マネー決済等
の限られた決済方法による場合に限られている。今後イ
ンターネット上の商取引を推進していく上で、販売者・
購入者のリスク回避の為の統一的な取引保証システムが
必要とされている。
【0006】また、取引保証システムとして、特開平7
−105450号に記載されたものが知られている。こ
のシステムでは、取引当事者(1)の入力部から取引関
係データが入力されると、このデータは取引当事者
(2)へ送信されるとともに、当該データは取引保証機
関(3)へも送信される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平7
−105450号のシステムでは、入力された取引情報
のすべてがそのまま取引保証機関(3)に送信されてし
まうため、取引当事者のプライバシーが必要以上に取引
当事者以外の者にさらされてしまう。
【0008】そこで本発明は、ネットワーク上の取引に
関する保証において、取引当事者のプライバシーが最大
限に守られる取引保証支援システムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の取引保証支援システムは、取引当事者の
一方が操作する第1の電子端末と、他方が操作する第2
の電子端末と、両者の取引に関する保証を行う者が操作
する第3の電子端末とを備え、前記第1、第2及び第3
の電子端末は、ネットワークを通じて相互に情報を送信
できるように構成され、前記第2の電子端末から、前記
第1の電子端末に対して、取引に関する保証についての
同意を示すデータが送信されると、前記第1の電子端末
又は前記第2の電子端末から、前記第3の電子端末に対
して取引内容の一部が送信される。
【0010】また、上記取引保証支援システムにおい
て、前記第3の電子端末は、前記取引内容の一部を受信
した後、前記第1又は第2の電子端末に対して、前記保
証に関する条件を送信し、第1又は第2の電子端末の操
作者に対して、取引に関する保証についての最終同意を
するか否かを選択させるようにしてもよい。
【0011】また、上記取引保証支援システムにおい
て、前記第3の電子端末は、前記第2の電子端末から前
記取引に関する保証についての最終同意の情報を受信し
た後、前記保証のIDの情報を、前記第1の電子端末及
び第2の電子端末に対して電子メールによって送信する
ようにしてもよい。
【0012】また、本発明は、取引保証支援システムの
ために設置され取引当事者の一方が操作する電子端末で
あって、取引当事者の他方が操作する第2の電子端末
と、保証者が操作する第3の電子端末との間で、ネット
ワークを通じて情報を送受信できるように構成され、前
記第2の電子端末から、取引に関する保証についての同
意を示すデータが送信されて来ると、前記第3の電子端
末に対して取引内容の一部を送信する。
【0013】
【発明の実施の形態】(システムの全体構成)図1は、
本発明の1実施形態による取引保証支援システムの全体
構成図である。この取引保証支援システムは、売手側が
操作する売手側電子端末1、買手側が操作する買手側電
子端末2、両者の取引に関する保証者が操作する保証者
電子端末3、これらを接続するネットワーク5によって
構成される。売手側電子端末1は、売手によって運営さ
れる売手側サイトとしても機能する。保証者電子端末3
は、保証者によって運営される保証者サイトとしても機
能する。なお、保証者は、この実施形態では、買手及び
売手以外の第三者である。ネットワーク5の例として
は、典型的にはインターネットが挙げられる。
【0014】なお、本発明でいう「取引当事者」とは、
売買契約の当事者に限らず、賃貸借契約、リース契約
等、電子商取引の対象となり得るあらゆる取引の当事者
を含む。また、当事者とは、取引当事者本人のほか、そ
の代理人など、当事者と同視できる者を含む。
【0015】(売手側電子端末の構成)図2は、上記取
引保証支援システムにおける売手側電子端末1のハード
ウエア構成図である。売手側電子端末1は、CPU(Ce
ntral Processing Unit)10、RAM(Random Access
Memory)13、ROM(Read Only Memory)14、ネ
ットワーク接続部15、商品データベース16、顧客デ
ータベース17、契約データベース18を備えており、
これらはバス又は信号線によって互いに接続されてい
る。売手側電子端末1は、ネットワーク接続部15を介
して上記ネットワーク5に接続される。
【0016】上記CPU10は、売手側電子端末1の制
御全般を司る。ROM14には、売手側電子端末1を動
作させるための基本ソフト、売手側電子端末1をインタ
ーネット上に公開されるサーバとして機能させるサーバ
プログラム、後述の情報抽出に使用する抽出プログラム
等が格納されている。
【0017】商品データベース16には、売手が販売に
供することのできる商品が、個々のスペックや価格とと
もに格納されている。顧客データベース17には、顧客
の氏名、住所、メールアドレス、年齢、クレジットカー
ド番号、過去の購入履歴等の個人情報が格納されてい
る。契約データベース18には、過去に成立した電子商
取引の内容と、本実施形態による保証契約が締結された
場合にはその保証契約のIDが格納されている。
【0018】商品データベース16の内容は、ネットワ
ーク5を通じて売手側サイト上で公開することができ
る。顧客データベース17、契約データベース18の内
容は、売手側電子端末1が必要に応じて参照及び書込み
をすることができる。
【0019】(買手側電子端末の構成)図3は、上記取
引保証支援システムにおける買手側電子端末2のハード
ウエア構成図である。買手側電子端末2は、CPU2
0、入力インターフェイス21、画像出力インターフェ
イス22、RAM23、ROM24、ネットワーク接続
部25を備えており、これらはバス又は信号線によって
互いに接続されている。買手側電子端末2は、画像出力
インターフェイス22を介してモニタ26に接続され、
入力インターフェイス21を介して入力装置27に接続
され、ネットワーク接続部25を介して上記ネットワー
ク5に接続される。なお、ネットワーク5に対する接続
は、公衆電話回線を介してインターネットプロバイダに
接続し、そこからインターネットに接続するようにして
も良い。
【0020】上記CPU20は、買手側電子端末の制御
全般を司る。入力インターフェイス21は、キーボード
やマウス等の入力装置27からの入力信号を所定の信号
に変換してCPU20に送信する。画像出力インターフ
ェイス22は、CPU20からの指令に従って画像を生
成し、モニタ26に表示させる。ROM24には、買手
側電子端末2を動作させるための基本ソフトのほか、イ
ンターネット上に公開されたホームページを閲覧するた
めのブラウザソフトが格納されている。ネットワーク接
続部25は、例えばターミナルアダプタ又はモデムから
なる。
【0021】(保証者電子端末の構成)図4は、上記取
引保証支援システムにおける保証者電子端末3のハード
ウエア構成図である。保証者電子端末3は、CPU3
0、RAM33、ROM34、ネットワーク接続部3
5、顧客データベース37、契約データベース38を備
えており、これらはバス又は信号線によって互いに接続
されている。保証者電子端末3は、ネットワーク接続部
35を介して上記ネットワーク5に接続される。
【0022】上記CPU30は、保証者電子端末3の制
御全般を司る。ROM34には、保証者電子端末3を動
作させるための基本ソフト、保証者電子端末3をインタ
ーネット上に公開されるサーバとして機能させるサーバ
プログラム、後述のマッチングに使用するマッチングプ
ログラムが格納されている。
【0023】顧客データベース37には、顧客の氏名、
住所、メールアドレス等の個人情報等が格納されてい
る。契約データベース38には、過去に成立した保証契
約の内容と、各保証契約のIDとが格納されている。
【0024】顧客データベース37、契約データベース
38の内容は、保証者電子端末3が必要に応じて参照及
び書込みをすることができる。
【0025】(取引保証契約の締結の流れ)図5は、上
記取引保証支援システムにおける保証契約締結処理の流
れを示す図である。図に示すように、取引保証システム
における処理は、売手側電子端末1、買手側電子端末
2、保証者電子端末3の間におけるデータのやり取りと
ともに進行する。
【0026】ステップS1 まず、買手側電子端末2がネットワークを通じて売手側
サイトにアクセスする。より具体的には、売手側電子端
末1上に開設された売手側サイトのホームページの送信
要求や、売手側サイト上で販売している商品情報の送信
要求を行う。
【0027】ステップS2 売手側電子端末1は、上記商品情報の送信要求に応え、
商品情報を買手側電子端末2に送信する。送信された商
品情報は、買手側電子端末2のROM24に格納された
ブラウザソフトにより、モニタ26上に表示される。
【0028】ステップS3 買手が商品を買いたい場合には、その商品を選択し、買
手の氏名、住所、及び必要に応じて買手の趣味、性別、
年齢、クレジットカード番号等の個人情報を、モニタ2
6に表示されるフォーム等に入力して送信ボタンをクリ
ックする。すると、商品選択情報と買手の個人情報とが
売手側電子端末1に送信される。これら商品選択情報や
買手の個人情報は、売手側電子端末1において顧客デー
タベース17、契約データベース18等に適宜分類して
記録される。
【0029】ステップS4 ステップS4以降の処理は、本発明の特徴的部分であ
る。
【0030】売手側電子端末1は、買手側電子端末2か
ら商品選択情報及び買手の個人情報を受信すると、本発
明の実施形態によるプログラムに従い、買手側電子端末
2に対して保証申込みページを送信する。この保証申込
みページには、本発明の取引保証支援システムによる保
証の申込手続に入ることに同意するか否かの判断を買手
に求める文章と、「購入確認ボタン」と、「保証申込み
ボタン」とが表示される。このうち「保証申込みボタ
ン」には、買手側電子端末2による保証者電子端末3へ
のアクセスを実現するためのハイパーリンクと、売手側
電子端末1に後述の抽出プログラム等を起動させるため
のCGIスクリプトが埋め込まれている。
【0031】ステップS5 買手が上記の保証の申込手続に入ることに同意するとき
は、「購入確認ボタン」をクリックせずに「保証申込み
ボタン」をクリックする。保証の申込手続に入ることに
同意しないときは、「購入確認ボタン」をクリックす
る。「購入確認ボタン」をクリックしたときの処理は、
後述のステップS17において説明する。
【0032】ステップS6・S7 買手が「保証申込みボタン」をクリックすると、買手側
電子端末2は、売手側電子端末1に対して上記のCGI
スクリプトを送信する(ステップS6)と同時に、保証
者電子端末3上に開設された保証者サイトにアクセスす
る(ステップS7)。この結果、買手側電子端末2で
は、売手側サイトのページが開かれたまま、新たに保証
者サイトのページも開かれる。
【0033】ステップS8 売手側電子端末1は、買手側電子端末2から上記CGI
スクリプトを受信すると、その命令に従い、抽出プログ
ラム等の所定のプログラムを起動し、上記ステップS3
で買手側電子端末2から送信された商品選択情報や買手
の個人情報、その他の取引情報のうち、所定の一部の情
報を抽出する。ここで抽出される情報は、保証者にとっ
て必要最低限のものとしてあらかじめ定められた項目に
従って抽出される。保証者に必要な情報の例としては、
買手の氏名、住所、売手の名称、決済方法等が挙げら
れ、保証者に不必要な情報の例としては、買手の趣味、
性別、家族構成、クレジットカードの番号等が挙げられ
る。
【0034】ステップS9 売手側電子端末1は、上記CGIスクリプトによって起
動されたプログラムに従い、保証者電子端末3にアクセ
スするとともに、上記抽出情報を保証者電子端末3に送
信する。
【0035】ステップS10 保証者電子端末3は、売手側電子端末1から上記抽出情
報を受信すると、先にアクセスされた買手側電子端末2
とのマッチングを行う。マッチングのためには、売手側
電子端末1から受信した抽出情報と、買手側電子端末2
からアクセスされた際に受信する買手側電子端末の特定
情報との間に、一致点があることが必要である。例え
ば、買手側電子端末2のIPアドレスによってマッチン
グを行うことが考えられる。マッチングのための情報と
してIPアドレスでは不十分ならば、保証者電子端末3
が買手側電子端末2に対してマッチングのために必要な
情報(買手の氏名、取引ナンバーなど)を要求するよう
にしても良い。保証者電子端末3は、マッチングが終わ
ると、保証内容及び料金等の保証条件を決定する。
【0036】ステップS11 保証者電子端末3は、上記保証内容及び料金等の保証条
件を、買手側電子端末に送信する。ここで送信されるW
EBページには、次段で述べる「保証同意ボタン」及び
「同意しない」旨のボタンも表示されるようになってい
る。なお、保証者電子端末3は、保証条件を売手側電子
端末1にも送信するようにしてもよいが、この実施例で
は、売手と保証者との間で、本発明の取引保証支援シス
テムを利用することについての契約が済んでいることを
前提としている。そのため、ここでは保証条件を売手側
電子端末1に送信する必要はない。
【0037】ステップS12 買手は、保証内容及び金額等の保証条件に最終的に同意
する場合は、上記「保証同意ボタン」をクリックする。
保証条件に同意しない場合は、上記「同意しない」旨の
ボタンをクリックする。「同意しない」旨のボタンをク
リックした場合は、保証者サイトのページが閉じられ、
上記売手サイトのページ(「購入確認ボタン」と「保証
申込みボタン」とが表示されたページ)が残される。こ
の場合、買手は「購入確認ボタン」をクリックすると考
えられる(保証契約には同意しないが商品は買う)が、
その場合の処理は、後述のステップS17において説明
する。
【0038】ステップS13 買手が「保証同意ボタン」をクリックすると、このボタ
ンがクリックされたとの情報が買手側電子端末2から保
証者電子端末3に送信される。
【0039】ステップS14 保証者電子端末3は、買手側電子端末2から「保証同意
ボタン」がクリックされたとの情報を受信すると、保証
契約が成立したものとみなし、その契約に保証契約のI
Dを付与し、契約の内容を契約データベース38、顧客
データベース37に適宜分類して格納する。
【0040】ステップS15・S16 保証者電子端末3は、上記の保証契約のIDを、売手側
電子端末1及び買手側電子端末2に対して送信する。こ
の送信は、保証者サイトを通じて行ってもよいが、好ま
しくは電子メールを自動送信することによって行う。こ
れにより、電子メールを受信した電子端末は保証契約の
IDを確実に記憶することができるとともに、暗号化等
の手段により、保証契約IDのセキュリティを向上させ
ることができる。
【0041】ステップS17 保証に関する処理が終了すると、買手は、モニタ上に残
っていた売手側サイトのページ(「購入確認ボタン」と
「保証申込みボタン」とが表示されたページ)に戻り、
「購入確認ボタン」をクリックする。「購入確認ボタ
ン」は、保証契約が締結されたか否かに関わらずクリッ
ク可能である。
【0042】ステップS18 買手側電子端末2は、「購入確認ボタン」がクリックさ
れると、その情報を売手側電子端末1に送信する。
【0043】ステップS19 売手側電子端末1は、買手側電子端末2から「購入確認
ボタン」がクリックされたとの情報を受信すると、売買
契約が締結されたとみなし、契約内容を契約データベー
ス18に登録する。なお、この処理は、保証契約が締結
されなかった場合も行われる。保証契約のIDがステッ
プS15で送信されていた場合には、その保証契約ID
も登録する。
【0044】(契約締結後の動作)図6は、上記取引保
証支援システムにおける保証契約締結後の流れを示す図
である。保証契約の締結が終了した段階で、保証者電子
端末3は、ROM34に格納されたアプリケーションプ
ログラムに従い、その保証契約の内容を保証者のインタ
ーネット上のサイトに自動的に掲載する。この結果、買
手及び売手は、各々の電子端末よりインターネット上の
保証者のサイトで保証契約の内容を確認することができ
る(ステップS21−S22又はステップS23−S2
4)。但し、保証内容等は守秘されるべきものであるた
め、先の保証契約IDを指定することによって契約内容
を確認できる様にする。更に、各保証契約IDごとに、
パスワードを設定できるようにしてもよい。
【0045】本発明の保証契約がなされている商取引に
おいて、買手又は売手の一方において事故が発生し、他
方が保証請求をする場合を考える。例えば買手は、商品
が届かない、商品がイメージと違う、決済条件が意図し
たものと違う等の場合に、また売手は、入金確認ができ
ない、買手から不当なクレームを受けた、決済条件に齟
齬があった、製造物責任法による賠償請求を受けた等の
場合がありうる。この場合、保証請求をする者は、先の
インターネット上の保証会社のホームページに各々の電
子端末よりアクセスし、保証契約IDを入力することに
より個別の保証契約を照会するページに移り、その後そ
のページより各々の電子端末を介して保証請求を行うこ
とができる(ステップS31又はステップS33)。保
証請求に対する保証手続は、ネットワークを通じて行う
ことも可能である(ステップS32又はステップS3
4)。
【0046】(本実施形態による効果)本実施形態によ
れば、ネットワーク上の取引に関する保証において、取
引当事者のプライバシーを最大限に守ることができる。
また、取引当事者は、自己の個人情報が不必要に外部に
さらされないので、取引の相手方に対しては十分な個人
情報を開示することができる。
【0047】また、本実施形態による保証契約の締結・
照会・請求のシステムは、決済方法に関わらずネットワ
ーク上の商取引を前提とした全ての商取引に対応するこ
とが出来る。
【0048】また、保証契約の締結・照会・請求のプロ
セスが保証者の電子端末およびコンピュータプログラム
を利用して行われることにより、いつ何時でも売手・買
手が電子端末を介して保証契約の照会・請求が行うこと
が出来る。
【0049】また、ネットワーク上の取引という人為的
行為に際して、購入確認のプロセスの中で保証契約の申
し込みに入ることができるため、容易に保証契約の申し
込みができる。
【0050】また、売手側電子端末のプログラムによ
り、CGIスクリプトが埋め込まれた保証申込ボタンを
買手側に送信し、買手側から当該CGIスクリプトが返
信されてくるとそれに従ったプログラムを起動させ、自
動的に取引内容や買手の個人情報の一部を抽出して保証
者に送信することとしたので、買手及び売手の双方にと
って、個人情報等の入力の手間が極めて少なくて済む。
【0051】更に、本実施形態では、保証申込みボタン
と購入確認ボタンとを同時に表示させ、保証申込手続に
入っても、購入確認ボタンが表示されたページを買手側
電子端末に残しておく。これにより、保証手続が完了又
は中断した場合に、直ちに購入確認ボタンをクリックす
ることによって売手側電子端末に対して購入意思を送信
することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上の取引に関する保証において、取引当事
者のプライバシーが最大限に守られる取引保証支援シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態による取引保証支援シス
テムの全体構成図である。
【図2】 上記取引保証支援システムにおける売手側電
子端末のハードウエア構成図である。
【図3】 上記取引保証支援システムにおける買手側電
子端末のハードウエア構成図である。
【図4】 上記取引保証支援システムにおける保証者電
子端末のハードウエア構成図である。
【図5】 上記取引保証支援システムにおける保証契約
締結処理の流れを示す図である。
【図6】 上記取引保証支援システムにおける保証契約
締結後の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 売手側電子端末 2 買手側電子端末 3 保証者電子端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引当事者の一方が操作する第1の電子
    端末と、他方が操作する第2の電子端末と、両者の取引
    に関する保証を行う者が操作する第3の電子端末とを備
    え、 前記第1、第2及び第3の電子端末は、ネットワークを
    通じて相互に情報を送信できるように構成され、 前記第2の電子端末から、前記第1の電子端末に対し
    て、取引に関する保証についての同意を示すデータが送
    信されると、前記第1の電子端末又は前記第2の電子端
    末から、前記第3の電子端末に対して取引内容の一部が
    送信される、取引保証支援システム。
  2. 【請求項2】 前記第3の電子端末は、前記取引内容の
    一部を受信した後、前記第1又は第2の電子端末に対し
    て、前記保証に関する条件を送信し、第1又は第2の電
    子端末の操作者に対して、取引に関する保証についての
    最終同意をするか否かを選択させる、請求項1に記載の
    取引保証支援システム。
  3. 【請求項3】 前記第3の電子端末は、前記第2の電子
    端末から前記取引に関する保証についての最終同意の情
    報を受信した後、前記保証のIDの情報を、前記第1の
    電子端末及び第2の電子端末に対して電子メールによっ
    て送信する、請求項2に記載の取引保証支援システム。
  4. 【請求項4】 取引保証支援システムのために設置され
    取引当事者の一方が操作する電子端末であって、 取引当事者の他方が操作する第2の電子端末と、保証者
    が操作する第3の電子端末との間で、ネットワークを通
    じて情報を送受信できるように構成され、 前記第2の電子端末から、取引に関する保証についての
    同意を示すデータが送信されて来ると、前記第3の電子
    端末に対して取引内容の一部を送信する、電子端末。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519101A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 ザ・アイス・オーガナイゼイション・リミテッド 安全なウェブベースの取引

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519101A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 ザ・アイス・オーガナイゼイション・リミテッド 安全なウェブベースの取引

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