JP2001336647A - 切換弁 - Google Patents
切換弁Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、水栓の吐水管の先端に原水とシャ
ワーと処理水の吐出に切替える分岐構造をもたせた切換
弁において、構造を簡素化し、更に弁座部材取付けを簡
素化することにより組立性・メンテ性も向上させること
を目的とする。 【解決手段】 本発明の切換弁は、一つの流入口を有す
る流入室に複数個の流入口側通水路と、流入口側通水路
と対応して設けられた複数の流出口側通水路とを有する
本体に、流入口側通水路と流出口側通水路間に直交する
開口部を設け、一端は操作ハンドルと連結し、他端は開
口部に挿入されている弁体は、シール部材で各両通水路
に対応するように区切られており、区切られた弁体に複
数の連通路を設け、操作ハンドルを回すことにより複数
個の流入口側通水路のうち一つの流入口側通水路と流出
口側通水路が前記弁体の一つの連通路を介して連通する
とともに、それ以外の流入口通水路は弁体の連通路と連
通せず、通水路を切替える事を特徴とする。
ワーと処理水の吐出に切替える分岐構造をもたせた切換
弁において、構造を簡素化し、更に弁座部材取付けを簡
素化することにより組立性・メンテ性も向上させること
を目的とする。 【解決手段】 本発明の切換弁は、一つの流入口を有す
る流入室に複数個の流入口側通水路と、流入口側通水路
と対応して設けられた複数の流出口側通水路とを有する
本体に、流入口側通水路と流出口側通水路間に直交する
開口部を設け、一端は操作ハンドルと連結し、他端は開
口部に挿入されている弁体は、シール部材で各両通水路
に対応するように区切られており、区切られた弁体に複
数の連通路を設け、操作ハンドルを回すことにより複数
個の流入口側通水路のうち一つの流入口側通水路と流出
口側通水路が前記弁体の一つの連通路を介して連通する
とともに、それ以外の流入口通水路は弁体の連通路と連
通せず、通水路を切替える事を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水源からの原水
を、浄水器やアルカリイオン水生成器等の水処理装置に
接続して使えるようにした切換弁に関する。
を、浄水器やアルカリイオン水生成器等の水処理装置に
接続して使えるようにした切換弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】浄水器やアルカリイオン生成器等を水栓
に付設し、通常原水のままの吐水と浄化処理した浄水等
の処理水を吐出するようにした設備が一般家庭用から業
務用まで広く使用されている。
に付設し、通常原水のままの吐水と浄化処理した浄水等
の処理水を吐出するようにした設備が一般家庭用から業
務用まで広く使用されている。
【０００３】従来の水道栓直結型の切換弁は特開平5-16
8826号公報にみられる様に水路形成の円筒壁に、水流孔
に対接する止水用パッキン（弁座部材）の取付けが必要
であったため取付け、取外しが困難なためメンテ性・組
立性が悪い。
8826号公報にみられる様に水路形成の円筒壁に、水流孔
に対接する止水用パッキン（弁座部材）の取付けが必要
であったため取付け、取外しが困難なためメンテ性・組
立性が悪い。
【０００４】
【発明の解決すべき課題】本発明はこのような不都合を
解決し、水栓の吐水管の先端に原水とシャワーと処理水
の吐出に切替える分岐構造をもたせた切換弁において、
構造を簡素化し、更に弁座部材取付けを簡素化すること
により組立性・メンテ性も向上させることを目的とす
る。
解決し、水栓の吐水管の先端に原水とシャワーと処理水
の吐出に切替える分岐構造をもたせた切換弁において、
構造を簡素化し、更に弁座部材取付けを簡素化すること
により組立性・メンテ性も向上させることを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の切換弁は、一つの流入口を有する流入室に
複数個の流入口側通水路と、流入口側通水路と対応して
設けられた複数の流出口側通水路とを有する本体に、流
入口側通水路と流出口側通水路間に直交する開口部を設
け、一端は操作ハンドルと連結し、他端は開口部に挿入
されている弁体は、シール部材で各両通水路に対応する
ように区切られており、区切られた弁体に複数の連通路
を設け、操作ハンドルを回すことにより複数個の流入口
側通水路のうち一つの流入口側通水路と流出口側通水路
が前記弁体の一つの連通路を介して連通するとともに、
それ以外の流入口通水路は弁体の連通路と連通せず、通
水路を切替える事を特徴とする。弁座部材を上記本体の
複数個の流入口側通水路の開口に臨む箇所に段差を設
け、弁座部材を挿入させ保持させたことを特徴とする。
上記弁座部材を一枚の板部材で成形する事を特徴とす
る。弁体の複数の連通路のうち少なくとも一つの連通路
を、弁体を垂直方向に貫通する開口とし、他の連通路を
弁体を周面の一部を切り欠くことにより形成したことを
特徴とする。
め、本発明の切換弁は、一つの流入口を有する流入室に
複数個の流入口側通水路と、流入口側通水路と対応して
設けられた複数の流出口側通水路とを有する本体に、流
入口側通水路と流出口側通水路間に直交する開口部を設
け、一端は操作ハンドルと連結し、他端は開口部に挿入
されている弁体は、シール部材で各両通水路に対応する
ように区切られており、区切られた弁体に複数の連通路
を設け、操作ハンドルを回すことにより複数個の流入口
側通水路のうち一つの流入口側通水路と流出口側通水路
が前記弁体の一つの連通路を介して連通するとともに、
それ以外の流入口通水路は弁体の連通路と連通せず、通
水路を切替える事を特徴とする。弁座部材を上記本体の
複数個の流入口側通水路の開口に臨む箇所に段差を設
け、弁座部材を挿入させ保持させたことを特徴とする。
上記弁座部材を一枚の板部材で成形する事を特徴とす
る。弁体の複数の連通路のうち少なくとも一つの連通路
を、弁体を垂直方向に貫通する開口とし、他の連通路を
弁体を周面の一部を切り欠くことにより形成したことを
特徴とする。
【０００６】このように構成することで、切替え部の構
造が簡素化され、更に弁座部材の取付けが簡素化され、
組立性も向上させることが可能になる。
造が簡素化され、更に弁座部材の取付けが簡素化され、
組立性も向上させることが可能になる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例について説明する。図１に本発明の切換弁の断
面図、図２に本発明の切換弁を水栓の吐水管に取り付け
た状態の側面図、図３に本発明の切換弁の正面図、図４
に同平面図、図５に同底面図、図６に同左側面図、図７
に同右側面図を示す。切換弁３２は袋ナット１により、
水栓３０の吐水管３１の吐水口の接続されている。切換
弁３２には浄水器（図示せず）へ水を供給するための給
水管４０と浄水器（図示せず）からの処理水を導入する
導入管４５と処理水を吐水する処理水吐水管４６が設け
られている。給水管４０と導入管４５は水平方向に突出
し、処理水吐水管４６は下方へ突出している。
の実施例について説明する。図１に本発明の切換弁の断
面図、図２に本発明の切換弁を水栓の吐水管に取り付け
た状態の側面図、図３に本発明の切換弁の正面図、図４
に同平面図、図５に同底面図、図６に同左側面図、図７
に同右側面図を示す。切換弁３２は袋ナット１により、
水栓３０の吐水管３１の吐水口の接続されている。切換
弁３２には浄水器（図示せず）へ水を供給するための給
水管４０と浄水器（図示せず）からの処理水を導入する
導入管４５と処理水を吐水する処理水吐水管４６が設け
られている。給水管４０と導入管４５は水平方向に突出
し、処理水吐水管４６は下方へ突出している。
【０００８】本体は一つの流入口３３を有し流入室３４
の上部を形成するジョイント部材６と、流入室３４の下
部を形成し、流入口側通水路３５、３６、３７と、流入
口側通水路と対応して設けられた流出口側通水路３８，
３９．４０有し、流入口側通水路３５、３６、３７と流
出口側通水路３８，３９．４０間に直交する筒状の開口
部４７を設けた本体部材１６と、ジョイント部材６と本
体部材１６の上部を覆う上カバー７と、本体部材１６の
下部を覆う下カバー２０とから形成されている。本体部
材１６の上部の流入口側通水路３５、３６、３７の周囲
には凹部を設け、弁座部材１０を装着し、その上部を押
え板９で押えられ、押え板９はジョイント部材６で押え
られ、そのジョイント部材６は上カバー７と下カバー２
０により固定されるので弁座部材１０がゆるみ外れるこ
とはない。
の上部を形成するジョイント部材６と、流入室３４の下
部を形成し、流入口側通水路３５、３６、３７と、流入
口側通水路と対応して設けられた流出口側通水路３８，
３９．４０有し、流入口側通水路３５、３６、３７と流
出口側通水路３８，３９．４０間に直交する筒状の開口
部４７を設けた本体部材１６と、ジョイント部材６と本
体部材１６の上部を覆う上カバー７と、本体部材１６の
下部を覆う下カバー２０とから形成されている。本体部
材１６の上部の流入口側通水路３５、３６、３７の周囲
には凹部を設け、弁座部材１０を装着し、その上部を押
え板９で押えられ、押え板９はジョイント部材６で押え
られ、そのジョイント部材６は上カバー７と下カバー２
０により固定されるので弁座部材１０がゆるみ外れるこ
とはない。
【０００９】本体部材１６の筒状の開口部４７には一端
に操作ハンドルを取り付けるスピンドル１２を設けた弁
体４１を挿入している。弁体４１は、シール部材として
の４本のOリング１１で流入口側通水路３５、３６、３
７と、流出口側通水路３８，３９．４０各通水路に対応
するように区切られており、連通路４２、４３、４４を
設けている。弁座部材１０を装着している押え板９はボ
ールジョイント６で押えられ、そのボールジョイント６
は上カバー７と下カバー２０により固定されるので弁座
部材１０がゆるみ外れることなく、必ず弁体１２と弁座
部材１０は接触されるようになっている。
に操作ハンドルを取り付けるスピンドル１２を設けた弁
体４１を挿入している。弁体４１は、シール部材として
の４本のOリング１１で流入口側通水路３５、３６、３
７と、流出口側通水路３８，３９．４０各通水路に対応
するように区切られており、連通路４２、４３、４４を
設けている。弁座部材１０を装着している押え板９はボ
ールジョイント６で押えられ、そのボールジョイント６
は上カバー７と下カバー２０により固定されるので弁座
部材１０がゆるみ外れることなく、必ず弁体１２と弁座
部材１０は接触されるようになっている。
【００１０】弁体４１のスピンドル１２は操作ハンドル
としての切替レバー１５と連結され回転移動することに
より、水道水の用途別に切替通路を形成する。図１は原
水の使用モードの状態であり、水道水はジョイント部材
６の流入口３３から流入室３４に流入する。本体部材１
６の流入通水路３５、３７は、弁体４１の流入通水路４
２、４４に連通しておらず、本体部材１６の流入通水路
３６と弁体４１の連通路４３のみが連通しているので、
流入室３４に流入した水道水は、流入通水路３６、連通
路４３、流出通水路３９、整流網２２を通り、原水吐水
口４８から吐水される。
としての切替レバー１５と連結され回転移動することに
より、水道水の用途別に切替通路を形成する。図１は原
水の使用モードの状態であり、水道水はジョイント部材
６の流入口３３から流入室３４に流入する。本体部材１
６の流入通水路３５、３７は、弁体４１の流入通水路４
２、４４に連通しておらず、本体部材１６の流入通水路
３６と弁体４１の連通路４３のみが連通しているので、
流入室３４に流入した水道水は、流入通水路３６、連通
路４３、流出通水路３９、整流網２２を通り、原水吐水
口４８から吐水される。
【００１１】図８は弁体の断面図である。各モード間は
用途別に選択した際に選択外の流出口に水道水が流出し
ないようにＯリング１１、１１、１１で区切られてい
る。又、弁体４１の外周は各モード間、形状が異なって
おり切欠面や、貫通穴が設けられ選択されたモードに応
じて切欠面や貫通穴を回流し各流出口へ流出されるよう
に通水経路になっており、選択されたモード以外のスピ
ンドルの外周面は必ず円筒面になっている。左側にシャ
ワーモード用の連通路４２が切欠面により形成され、中
央に原水モード用の連通路４３が貫通孔により形成さ
れ、右側に清水モード用の連通路４４が切欠面により形
成されている。
用途別に選択した際に選択外の流出口に水道水が流出し
ないようにＯリング１１、１１、１１で区切られてい
る。又、弁体４１の外周は各モード間、形状が異なって
おり切欠面や、貫通穴が設けられ選択されたモードに応
じて切欠面や貫通穴を回流し各流出口へ流出されるよう
に通水経路になっており、選択されたモード以外のスピ
ンドルの外周面は必ず円筒面になっている。左側にシャ
ワーモード用の連通路４２が切欠面により形成され、中
央に原水モード用の連通路４３が貫通孔により形成さ
れ、右側に清水モード用の連通路４４が切欠面により形
成されている。
【００１２】図９（ａ）に弁座部材の平面図、図９
（ｂ）に弁座部材の断面図を示す。弁座部材１０の板状
の本体部から、弁座５０，５１，５２が突出形成されて
いる。
（ｂ）に弁座部材の断面図を示す。弁座部材１０の板状
の本体部から、弁座５０，５１，５２が突出形成されて
いる。
【００１３】図１０（ａ）に押え板の断面図、図１０
（ｂ）に押え板の底面図を示す。押え板９には弁座部材
１０をガイドするためのガイド部５３，５４，５５が設
けられている。
（ｂ）に押え板の底面図を示す。押え板９には弁座部材
１０をガイドするためのガイド部５３，５４，５５が設
けられている。
【００１４】押え板９に弁座部材１０のガイド部５３，
５４，５５を設けることにより、弁体４１の外周全周が
円筒面でない為、弁体４１を回転移動させる際弁体４１
の切欠面にて弁座部材１０の弁座５０、５１、５２の巻
き込みを防止することにより、弁座部材１０の弁座５
０、５１、５２の破損を防ぐ。
５４，５５を設けることにより、弁体４１の外周全周が
円筒面でない為、弁体４１を回転移動させる際弁体４１
の切欠面にて弁座部材１０の弁座５０、５１、５２の巻
き込みを防止することにより、弁座部材１０の弁座５
０、５１、５２の破損を防ぐ。
【００１５】図１１に水道水のシャワーの使用モード
を、図１２に水道水の原水の使用モードを、図１３に水
道水を浄水器へ流入させる時の各使用モード時の弁体と
弁座部材の関係を詳述する。
を、図１２に水道水の原水の使用モードを、図１３に水
道水を浄水器へ流入させる時の各使用モード時の弁体と
弁座部材の関係を詳述する。
【００１６】図１１では、水道水を用途別に選択する際
シャワーに選択された時の詳細図である。図１１（ａ）
は弁体の連通路４２部の断面図、図１１（ｂ）は弁体の
連通部４３部の断面図、図１１（ｃ）は弁体の連通部４
４部の断面図を示す。通路切替レバー１５をシャワーモ
ードにした際は、弁体４１はスピンドル１２を介して切
替レバー１５と連結されているので切替レバー１５と同
様に回動する。
シャワーに選択された時の詳細図である。図１１（ａ）
は弁体の連通路４２部の断面図、図１１（ｂ）は弁体の
連通部４３部の断面図、図１１（ｃ）は弁体の連通部４
４部の断面図を示す。通路切替レバー１５をシャワーモ
ードにした際は、弁体４１はスピンドル１２を介して切
替レバー１５と連結されているので切替レバー１５と同
様に回動する。
【００１７】図１１（ｂ）に示すように、流入側通水路
３６と弁体の連通部４３は連通していない。また、図１
１（ｃ）に示すように、流入側通水路３７と弁体の連通
部４４も連通していない。図１１（ａ）で示すように弁
座部材１０内側が弁体４１に接触していないので、流入
側通水路３６と弁体の連通部４３は連通しており、本体
１６に流入された水道水は弁体４１の切欠面により形成
された連通路４２、流出側通水路３８を通ってシャワー
出口５６より流出される。
３６と弁体の連通部４３は連通していない。また、図１
１（ｃ）に示すように、流入側通水路３７と弁体の連通
部４４も連通していない。図１１（ａ）で示すように弁
座部材１０内側が弁体４１に接触していないので、流入
側通水路３６と弁体の連通部４３は連通しており、本体
１６に流入された水道水は弁体４１の切欠面により形成
された連通路４２、流出側通水路３８を通ってシャワー
出口５６より流出される。
【００１８】図１２では、水道水を用途別に選択する際
原水に選択された時の詳細図である。図１２（ａ）は弁
体の連通路４２部の断面図、図１２（ｂ）は弁体の連通
部４３部の断面図、図１２（ｃ）は弁体の連通部４４部
の断面図を示す。切替レバーを原水モードにした際は、
スピンドルは切替レバーと連結されているので切替レバ
ーと同様に回動する。
原水に選択された時の詳細図である。図１２（ａ）は弁
体の連通路４２部の断面図、図１２（ｂ）は弁体の連通
部４３部の断面図、図１２（ｃ）は弁体の連通部４４部
の断面図を示す。切替レバーを原水モードにした際は、
スピンドルは切替レバーと連結されているので切替レバ
ーと同様に回動する。
【００１９】図１２（ａ）に示すように、流入側通水路
３５と弁体の連通部４２は連通していない。また、図１
２（ｃ）に示すように、流入側通水路３７と弁体の連通
部４４も連通していない。図１２（ｂ）で示すように弁
座部材１０内側が弁体４１に接触していても弁体４１円
筒面に貫通穴により形成された連通路４３があるので、
本体１６に流入された水道水は弁体４１の連通路４３、
流出側流路３９を通って原水出口４８より流出される。
３５と弁体の連通部４２は連通していない。また、図１
２（ｃ）に示すように、流入側通水路３７と弁体の連通
部４４も連通していない。図１２（ｂ）で示すように弁
座部材１０内側が弁体４１に接触していても弁体４１円
筒面に貫通穴により形成された連通路４３があるので、
本体１６に流入された水道水は弁体４１の連通路４３、
流出側流路３９を通って原水出口４８より流出される。
【００２０】図１３では、水道水を用途別に選択する
際、清水に選択された時の詳細図である。図１３（ａ）
は弁体の連通路４２部の断面図、図１３（ｂ）は弁体の
連通部４３部の断面図、図１３（ｃ）は弁体の連通部４
４部の断面図を示す。切替レバー１５を清水モードにし
た際は、弁体４１はスピンドル１２を介して切替レバー
１５と連結されているので切替レバー１５と同様に回動
する。
際、清水に選択された時の詳細図である。図１３（ａ）
は弁体の連通路４２部の断面図、図１３（ｂ）は弁体の
連通部４３部の断面図、図１３（ｃ）は弁体の連通部４
４部の断面図を示す。切替レバー１５を清水モードにし
た際は、弁体４１はスピンドル１２を介して切替レバー
１５と連結されているので切替レバー１５と同様に回動
する。
【００２１】図１３（ａ）に示すように、流入側通水路
３５と弁体の連通部４２は連通していない。また、図１
３（ｂ）に示すように、流入側通水路３６と弁体の連通
部４３も連通していない。図１３（ｃ）で示すように弁
座部材１０内側が弁体４１に接触していないので、本体
１６に流入された水道水は弁体４１の切欠面により形成
された連通路４４を回流して給水管４０を経て浄水器
（図示せず）へ流入され、浄水器で浄化させた清水は切
換弁の導入管４５に戻り、処理水吐水管４６から吐出さ
れる。
３５と弁体の連通部４２は連通していない。また、図１
３（ｂ）に示すように、流入側通水路３６と弁体の連通
部４３も連通していない。図１３（ｃ）で示すように弁
座部材１０内側が弁体４１に接触していないので、本体
１６に流入された水道水は弁体４１の切欠面により形成
された連通路４４を回流して給水管４０を経て浄水器
（図示せず）へ流入され、浄水器で浄化させた清水は切
換弁の導入管４５に戻り、処理水吐水管４６から吐出さ
れる。
【００２２】
【発明の効果】一つの流入口を有する流入室に複数個の
流入口側通水路と、流入口側通水路と対応して設けられ
た複数の流出口側通水路とを有する本体に、流入口側通
水路と流出口側通水路間に直交する開口部を設け、一端
は操作ハンドルと連結し、他端は開口部に挿入されてい
る弁体は、シール部材で各両通水路に対応するように区
切られており、区切られた弁体に複数の連通路を設け、
操作ハンドルを回すことにより複数個の流入口側通水路
のうち一つの流入口側通水路と流出口側通水路が前記弁
体の一つの連通路を介して連通するとともに、それ以外
の流入口通水路は弁体の連通路と連通せず、通水路を切
替えるため、切替え構造が簡素化される。
流入口側通水路と、流入口側通水路と対応して設けられ
た複数の流出口側通水路とを有する本体に、流入口側通
水路と流出口側通水路間に直交する開口部を設け、一端
は操作ハンドルと連結し、他端は開口部に挿入されてい
る弁体は、シール部材で各両通水路に対応するように区
切られており、区切られた弁体に複数の連通路を設け、
操作ハンドルを回すことにより複数個の流入口側通水路
のうち一つの流入口側通水路と流出口側通水路が前記弁
体の一つの連通路を介して連通するとともに、それ以外
の流入口通水路は弁体の連通路と連通せず、通水路を切
替えるため、切替え構造が簡素化される。
【００２３】弁座部材を上記本体の複数個の流入口側通
水路の開口に臨む箇所に段差を設け、弁座部材を挿入さ
せ保持させたため、弁座部材の取付け及び固定が容易に
なる。
水路の開口に臨む箇所に段差を設け、弁座部材を挿入さ
せ保持させたため、弁座部材の取付け及び固定が容易に
なる。
【００２４】上記弁座部材を一枚の板部材で成形するた
め、流入口の数に関係なく弁座部材は一枚の板部材であ
り、弁座部材の取付けが容易になり組立性の向上が得ら
れる。
め、流入口の数に関係なく弁座部材は一枚の板部材であ
り、弁座部材の取付けが容易になり組立性の向上が得ら
れる。
【００２５】弁体の複数の連通路のうち少なくとも一つ
の連通路を、弁体を垂直方向に貫通する開口とし、他の
連通路を弁体を周面の一部を切り欠くことにより形成し
たため、切替え構造が簡素化される。
の連通路を、弁体を垂直方向に貫通する開口とし、他の
連通路を弁体を周面の一部を切り欠くことにより形成し
たため、切替え構造が簡素化される。
【図１】本発明の実施例を示す浄水器用切替弁の断面図
である。
である。
【図２】本発明の浄水器用切換弁を水栓にセットした状
態の側面図である。
態の側面図である。
【図３】浄水器用切替弁の正面図である。
【図４】浄水器用切替弁の平面図である。
【図５】浄水器用切替弁の底面図である。
【図６】浄水器用切替弁の左側面図である。
【図７】浄水器用切替弁の右側面図である。
【図８】弁体の断面図である。
【図９】弁座部材の平面図と断面図である。
【図１０】押え板の断面図と底面図である。
【図１１】シャワーモード時の弁体と弁座部材の詳細を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図１２】原水モード時の弁体と弁座部材の詳細を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図１３】清水モード時の弁体と弁座部材の詳細を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
１１：Oリング（シール部材） １５：切換レバー（操作ハンドル） １６：本体部材 ３２：切換弁 ３３：流入口 ３４：流入室 ３５，３６，３７：流入側通水路 ３８，３９，４０：流出側通水路 ４１：弁体 ４２，４３，４４：連通路 ４７：開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ１６Ｋ 5/04 Ｆ１６Ｋ 5/04 Ｚ
Claims (4)
- 【請求項１】 一つの流入口を有する流入室に複数個の
流入口側通水路と、流入口側通水路と対応して設けられ
た複数の流出口側通水路とを有する本体に、流入口側通
水路と流出口側通水路間に直交する開口部を設け、一端
は操作ハンドルと連結し、他端は開口部に挿入されてい
る弁体は、シール部材で各両通水路に対応するように区
切られており、区切られた弁体に複数の連通路を設け、
操作ハンドルを回すことにより複数個の流入口側通水路
のうち一つの流入口側通水路と流出口側通水路が前記弁
体の一つの連通路を介して連通するとともに、それ以外
の流入口通水路は弁体の連通路と連通せず、通水路を切
替える事を特徴とする切換弁。 - 【請求項２】 弁座部材を上記本体の複数個の流入口側
通水路の開口に臨む箇所に段差を設け、弁座部材を挿入
させ保持させたことを特徴とする請求項１記載の切換
弁。 - 【請求項３】 上記弁座部材を一枚の板部材で成形する
ことを特徴とする請求項１から請求項２のいずれかに記
載の切換弁。 - 【請求項４】 弁体の複数の連通路のうち少なくとも一
つの連通路を、弁体を垂直方向に貫通する開口とし、他
の連通路を弁体を周面の一部を切り欠くことにより形成
したことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか
に記載の切換弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162447A JP2001336647A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162447A JP2001336647A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 切換弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001336647A true JP2001336647A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18666340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000162447A Pending JP2001336647A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 切換弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001336647A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004027298A1 (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-01 | Hayakawa Valve Production Co., Ltd. | 切換コック用の弁装置、及びこれを使用した切換コック |
| KR102319926B1 (ko) * | 2020-09-08 | 2021-10-29 | 인순생 | 다양한 용도로 사용 가능한 수전구 조립체 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000162447A patent/JP2001336647A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004027298A1 (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-01 | Hayakawa Valve Production Co., Ltd. | 切換コック用の弁装置、及びこれを使用した切換コック |
| KR102319926B1 (ko) * | 2020-09-08 | 2021-10-29 | 인순생 | 다양한 용도로 사용 가능한 수전구 조립체 |
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