JP2001334807A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化や低コスト化を図りながら高速耐久
性、操縦安定性、乗り心地性等を向上する。 【解決手段】 カーカスコードに脂肪族ポリケトン繊維
コードを使用する。脂肪族ポリケトン繊維コードは、引
張り強度を15.0g/d以上、中間伸度を3.0%以
下、乾熱収縮率を3.0以下、前記中間伸度と乾熱収縮
率との和を5.5%以下としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定物性の脂肪族
ポリケトン繊維コードをカーカスコードとして用いるこ
とにより、軽量化や低コスト化を図りながら走行性能を
向上しうる空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、乗用車用ラジアルタイヤのカーカスコードとして
は、レーヨン繊維コードやポリエステル繊維コードが好
んで使用されていた。しかしレーヨン繊維は吸湿によっ
て強度や弾性率が低下するため湿度管理を充分に行わな
ければならず、近年、使用が急激に減少している。これ
に対して、ポリエステル繊維は高強度化が進み、価格も
安価なことから近年最も使用量が多く、空気入りラジア
ルタイヤにおけるカーカスコード材料の主流になってい
る。
【0003】しかし、このポリエステル繊維は、ゴムと
の接着性がやや劣るため、予めエポキシ樹脂処理した後
にRFL処理(レゾルシン−ホルムアルデヒド/ラテッ
クス処理)を施すといった所謂二浴処理を適用しなけれ
ばならないという問題がある。
【0004】他方、近年の自動車の高速化、或いは環境
問題の観点から、軽量化や低コスト化を図りながらさら
に高速性能を高めたタイヤが求められており、そのため
に、カーカスコードとしても、ゴムとの接着性が良好で
ありかつ、強度及び弾性率に優れた有機繊維材料の出現
が要望されてきた。
【0005】なお特開平9−324377号公報で開示
された脂肪族ポリケトン繊維は、高強度かつ高弾性の特
性を有し、しかもゴムとの接着性も良好であり、又原料
も一酸化炭素とオレフィンとを用いるため安価であるな
ど、タイヤコードとしての使用が提案されている。しか
し、上記脂肪族ポリケトン繊維コードをタイヤコード、
特にカーカスコードに適用するにあたって、高速耐久
性、操縦安定性、乗り心地性等のタイヤ性能を維持或い
は向上させる技術が必要となる。
【0006】そこで本発明の目的は、所定物性の脂肪族
ポリケトン繊維コードをカーカスコードに採用すること
を基本として、軽量化や低コスト化を図りながら高速耐
久性、操縦安定性、乗り心地性等を向上した空気入りラ
ジアルタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォ
ール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、
トレッド部の内方かつカーカスの外側に配されるベルト
層とを具えた空気入りラジアルタイヤであって、前記カ
ーカスは、脂肪族ポリケトン繊維を用いたカーカスコー
ドをタイヤ周方向に対して75〜90゜の角度で配列し
た1枚以上のカーカスプライからなり、かつカーカスコ
ードは、引張り強度が15.0g/d以上、中間伸度が
3.0%以下、乾熱収縮率が3.0以下、前記中間伸度
と乾熱収縮率との和が5.5%以下としたことを特徴と
している。
【0008】また請求項2の発明では、前記カーカスコ
ードは、総デニール数Dが2000〜4500d、かつ
この総デニール数Dの平方根√Dに10cm当たりのコー
ド撚り数Tを掛けた撚り係数N(=T・√D)を100
0〜2500としたことを特徴としている。
【0009】また請求項3の発明では、前記ベルト層
は、脂肪族ポリケトン繊維を用いたベルトコードをタイ
ヤ周方向に対して10〜35゜の角度で配列した2枚以
上のベルトプライからなることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りラ
ジアルタイヤ1(以下タイヤ1という)が乗用車用タイ
ヤとして形成された場合の子午断面を示している。
【0011】図においてタイヤ1は、トレッド部2と、
その両側からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイド
ウォール部3と、各サイドウォール部3の内方端に位置
するビード部4とを具える。又タイヤ1には、前記ビー
ド部4、4間を跨るトロイド状のカーカス6と、トレッ
ド部2の内方かつ前記カーカス6の外側に配されるベル
ト層7とを設けている。
【0012】なお前記カーカス6は、トレッド部2から
サイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に
至る本体部6aの両側に、前記ビードコア5の廻りで折
り返されて係止される折返し部6bを有し、この本体部
6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイ
ヤ半径方向外方に先細状にのびるビードエーペックスゴ
ム8を配している。
【0013】又前記カーカス6は、カーカスコードをタ
イヤ周方向に対して75゜〜90゜の角度で配列した1
枚以上、本例では、1枚のカーカスプライ6Aから形成
される。
【0014】そして、本願では前記カーカスコードに、
脂肪族ポリケトン繊維コードを用いることに特徴の一つ
を有している。
【0015】この脂肪族ポリケトン繊維として、公知の
種々の構造のものが使用できるが、特に次式(1)で示
す構造のものが好適に使用できる。
【0016】
【数1】
【0017】ここでn=0のもの、すなわちエチレンと
一酸化炭素とからなるコポリマー(CO−CH2 −CH
2 )が、全コポリマー中の90%以上を占めるものが好
ましく、特に、実質的に100%のものがより好まし
い。なお、このような脂肪族ポリケトン繊維を製造する
には、環境面、経済面から溶融紡糸が好ましい。
【0018】次に、前記脂肪族ポリケトン繊維からなる
カーカスコードは、コードの引張り強度が15.0g/
d以上、中間伸度が3.0%以下、乾熱収縮率が3.0
%以下、前記中間伸度と乾熱収縮率との和が5.5%以
下であることが必要である。又カーカスプライは、プラ
イ5cm当たりのコード打ち込み数が30〜50本の範
囲であることが必要である。
【0019】ここで、前記コードの引張り強度は、JI
SL1017(化学繊維タイヤコード試験方法)の7.
5.1項の「標準時試験」に準じて測定した破断時の1
デニール当たりの荷重である。前記「中間伸度」は、J
ISL1017の7.7.1項の「標準時試験」に準じ
て測定した一定荷重(2.25g/d)での伸び率であ
る。前記「乾熱収縮率」は、JISL1017の7.1
0.2項の「B法」に準じ、150゜Cで30分間加熱
した後に測定した加熱後乾熱収縮率である。
【0020】すなわち前記引張り強度が15.0g/d
以上であると、カーカス6の強度が向上し、かつ該繊維
の比重が1.24と従来のポリエステル繊維の比重1.
38と低いため軽量化が達成できる。さらに軽量化は、
従来のコードよりカーカスプライのコード打ち込み数を
減らしたり、コード太さ(総デニール数)を減じること
により強度を維持しながら軽量化を達成でき、燃費の向
上が図れる。従って、引張り強度が15.0g/d未満
では、このような効果が発揮できない。
【0021】又前記中間伸度が3.0%以下であると、
タイヤの剛性を維持乃至向上でき、操縦安定性を高める
とともに高速走行時のタイヤの外径成長を抑えて高速耐
久性を向上できる。
【0022】又前記乾熱収縮率が3.0%より大、或い
は前記中間伸度と乾熱収縮率との和が5.5%より大の
とき、加硫後にタイヤが大きく収縮し、収縮量のばらつ
きに伴うタイヤ変形によってユニフォミティーの低下を
招く。これを避けるため、加硫金型から取出した成形タ
イヤに大気圧よりも大きい内圧を付与して一定時間保持
し、カーカスコードの収縮を抑えて形状を安定させなが
ら冷却する所謂ポスト・キュア・インフレーション工程
(PCI工程)を行うことが必要となり、生産コストの
上昇、及び生産性の低下を招来する。
【0023】又脂肪族ポリケトン繊維が有する高強度、
高弾性の特徴を有効に利用するため、従来のポリエステ
ル繊維コードの場合のコード打ち込み数が、45〜55
本/5cmであったものが、本願では30〜50本と、
従来より低めに設定でき、タイヤの軽量化を可能にでき
る。なお30本/5cm未満では、カーカス6の強度が
低く、耐外傷性が確保できなくなり、逆に50本/5c
mを越えるとコード間のゴム量が不十分となり、接着強
度が低下したり、又タイヤ重量の不必要な増加を招く。
【0024】又本例では、カーカスコードの撚り係数
N、すなわちカーカスコードの太さ(総デニール数D)
の平方根√Dに10cm当たりのコード撚り数Tを掛け
た値(N=T√D)を1000〜2500、かつ前記総
デニール数Dを2000〜4500dとした好ましい場
合を例示している。なお前記コード撚り数Tは、コード
の上撚り数Tuと下撚り数Tdとの平均値(Tu+T
d)/2を意味する。
【0025】もし前記撚り係数Nが1000未満では、
コードの疲労耐久性に劣るなど破断損傷しやすくなりか
つコードの集束性が損なわれるため、コードの管理性、
取り扱い性が悪くなる。又撚り係数Nが2500を越え
ると、引張弾性率が大きく減じるとともに必然的にコー
ドの伸び大きくなってタイヤ剛性が低下し、操縦安定性
及び高速耐久性の向上が望めなくなる。なおカーカスコ
ードの前記総デニール数Dが2000d未満では、コー
ド打ち込み数が増加して生産性を損ね、逆に4500d
を越えると耐外傷性が低下したり、タイヤ重量の不必要
な増加を招く。
【0026】次に、前記ベルト層7は、高弾性のベルト
コードをタイヤ周方向に対して10〜35゜の角度で傾
斜配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7
A、7Bから形成される。各ベルトプライ7A、7B
は、ベルトコードがプライ間相互で交差するように傾斜
の向きを違えて重置され、これによるコードのトライア
ングル構造によってベルト剛性を高め、トレッド部2の
略全巾を補強する。
【0027】又ベルトコードとしては、従来と同様、ス
チールコードが好適に採用できる。しかし、前記ベルト
プライ7A、7Bの少なくとも一方、本例では、半径方
向内側のベルトプライ7Aのベルトコードに、カーカス
コードと同様に脂肪族ポリケトン繊維コードを使用する
好ましい場合を例示している。このベルトコードに用い
る脂肪族ポリケトン繊維コードもカーカスコードと同
様、引張り強度が15.0g/d以上、中間伸度が3.
0%以下、乾熱収縮率が3.0以下、前記中間伸度と乾
熱収縮率との和が5.5%以下、総デニール数Dが20
00〜4500d、かつ撚り係数N(=T・√D)を1
000〜2500とすることが好ましく、本例では、カ
ーカスコードと同一のコードを使用する場合を例示して
いる。
【0028】このように、ベルトコードにも脂肪族ポリ
ケトン繊維コードを使用することにより、大幅な軽量化
を達成する一方、カーカスプライとベルトプライとの間
の剪断応力が緩和されるため、ベルト端剥離の防止に期
待できる。又カーカスコードに脂肪族ポリケトン繊維コ
ードを使用することによる高速耐久性、操縦安定性、及
び乗り心地性の向上をさらに高レベルに高めることが可
能となる。
【0029】なお、脂肪族ポリケトン繊維コードのベル
トプライとスチールコードのベルトプライを併用すると
きには、耐パンク性などを考慮し、半径方向外側にスチ
ールコードのベルトプライを配するのが好ましい。
【0030】なお本例では、前記ベルト層7の外側に、
該ベルト層7の少なくとも両端部を覆うことにより、遠
心力による該両端部のせり上がりを抑え、高速耐久性を
高めるバンド層9を巻装している。このバンド層9は、
バンドコードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で
配列したバンドプライからなり、本例では、前記両端部
のみを覆う左右一対のエッジバンドプライ11Aと、ベ
ルト層7の略全巾を覆うフルバンドプライ11Bとから
形成した場合を例示している。
【0031】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0032】
【実施例】図1の構造をなすタイヤサイズ165/70
R13のタイヤを、第1表の仕様により試作するととも
に、試供タイヤのタイヤ重量、経済性、燃費性、及びタ
イヤ性能(高速耐久性、操縦安定性、乗り心地性)をテ
ストし互いに比較した。なお、タイヤ形状の安定化のた
めにポスト・キュア・インフレーション工程(PCI工
程)の必要の有無を判断した。
【0033】(1) タイヤ重量 タイヤ1本当たりの重量を測定し、従来例との重量差を
示す。マイナス(−)表示は従来例より軽量である。 (2) 経済性 従来例を基準とし、コストが従来例と同等−△、従来例
より低コスト−○、従来例より非常に低コスト−◎。 (3) 燃費性 従来例を基準とし、従来例と同等−△、従来例より良好
−○、従来例より非常に良好−◎。 (4)高速耐久性 ドラム試験機を用い、周辺温度25±5゜Cに制御し、
試供タイヤをリム(5J×13)、内圧(280kP
a)、荷重(437N:JATMAで規定する空気内圧
条件に対応する荷重の80%)のもとで、走行速度を1
70km/hから、10分毎に10km/hづつ段階的
に上昇させ、故障が発生するまで走行させる。そして故
障が発生するまでの走行距離を、従来例を100とする
指数でで表示している。指数が大きいほど高速耐久性に
優れている。 (5)操縦安定性及び乗り心地性 試供タイヤを乗用車両(1600cc;FF)の全輪に
装着し、実車走行を行いドライバーの官能評価により従
来例を3とする5点評価を行った。指数の大きい方が良
好である。
【0034】
【表1】
【0035】実施例のタイヤは、脂肪族ポリケトン繊維
コードをカーカスコードに採用しているため、軽量化や
低コスト化を図りながら高速耐久性、操縦安定性、乗り
心地性等を向上しうるのが確認できる。
【0036】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、特定物性の脂肪族
ポリケトン繊維コードを少なくともカーカスコードに採
用しているため、軽量で燃費性の良い経済的なタイヤを
提供することができる。又高速耐久性、操縦安定性、乗
り心地性等を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイヤの断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 7 ベルト層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月30日(2000.6.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(1) タイヤ重量 タイヤ1本当たりの重量を測定し、従来例との重量差を
示す。マイナス(−)表示は従来例より軽量である。 (2) 経済性 従来例を基準とし、コストが従来例と同等−△、従来例
より低コスト−○、従来例より非常に低コスト−◎。 (3) 燃費性 従来例を基準とし、従来例と同等−△、従来例より良好
−○、従来例より非常に良好−◎。 (4)高速耐久性 ドラム試験機を用い、周辺温度25±5゜Cに制御し、
試供タイヤをリム(5J×13)、内圧(280kP
a)、荷重JATMAで規定する空気内圧条件に対応
する荷重(437kgf)の80%)のもとで、走行速
度を170km/hから、10分毎に10km/hづつ
段階的に上昇させ、故障が発生するまで走行させる。そ
して故障が発生するまでの走行距離を、従来例を100
とする指数表示している。指数が大きいほど高速耐久
性に優れている。 (5)操縦安定性及び乗り心地性 試供タイヤを乗用車両(1600cc;FF)の全輪に
装着し、実車走行を行いドライバーの官能評価により従
来例を3とする5点評価を行った。指数の大きい方が良
好である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
    ード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内
    方かつカーカスの外側に配されるベルト層とを具えた空
    気入りラジアルタイヤであって、 前記カーカスは、脂肪族ポリケトン繊維を用いたカーカ
    スコードをタイヤ周方向に対して75〜90゜の角度で
    配列した1枚以上のカーカスプライからなり、かつカー
    カスコードは。引張り強度が15.0g/d以上、中間
    伸度が3.0%以下、乾熱収縮率が3.0以下、前記中
    間伸度と乾熱収縮率との和が5.5%以下としたことを
    特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】前記カーカスコードは、総デニール数Dが
    2000〜4500d、かつこの総デニール数Dの平方
    根√Dに10cm当たりのコード撚り数Tを掛けた撚り係
    数N(=T・√D)を1000〜2500としたことを
    特徴とする請求項1記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】前記ベルト層は、脂肪族ポリケトン繊維を
    用いたベルトコードをタイヤ周方向に対して10〜35
    ゜の角度で配列した2枚以上のベルトプライからなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りラジアル
    タイヤ。
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