JP2001328732A - シート供給装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート供給装置及び画像処理装置

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JP2001328732A
JP2001328732A JP2000148771A JP2000148771A JP2001328732A JP 2001328732 A JP2001328732 A JP 2001328732A JP 2000148771 A JP2000148771 A JP 2000148771A JP 2000148771 A JP2000148771 A JP 2000148771A JP 2001328732 A JP2001328732 A JP 2001328732A
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sheet feeding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱に対しても安定した給紙動作を行うシー
ト供給装置を低コストにて提供する。 【解決手段】 モータが回転開始すると、ソレノイド2
32の爪がピックアップ制御ギア215の爪部215d
から離間する。ローラ制御ギア215は初期位置より回
転開始し、ピックアップローラ200が紙面に着地し、
ホルダ昇降アームが最下点まで落ち、これと同時にピッ
クアップ制御ギア215の出力ギア部215cの欠歯が
アイドラギア217と噛合い、駆動力が伝達される。ア
イドラギア219とフィードローラギア220の動作に
よりフィードローラ201とピックアップローラ200
が回転を開始し、シート材の繰り出しを開始する。ピッ
クアップローラ200がシート材をフィードローラ20
1より下流まで搬送したところでピックアップローラ2
00は紙面から離間し待機位置まで上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像処理装置、及び画像処理装置に備えられて好適
なシート供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート供給装置は、例え
ば複写機やプリンタ等のようにシート材へ画像形成処理
を行う画像処理装置に内蔵され、同装置内に積載収容さ
れたシート材を所定の画像形成機構等に供給搬送するも
のである。なかでも、積載されたシート材の最上位のも
のから繰り出すピックアップローラと、ピックアップロ
ーラより繰り出されたシート材を挟持搬送しつつ、重送
されたシート材を1枚づつ分離するローラ対(フィード
ローラ及びリタードローラ)を備えたいわゆるリ夕ード
給紙装置がよく知られている。
【0003】図20は、従来のシート供給装置(リター
ド給紙装置)の主要内部構造を概略的に示す側断面図で
ある。
【0004】同図20に示すように、シート供給装置5
00は、シート材カセット103に積載されたシート材
Sのうち最上位のものを繰り出すピックアップローラ1
00を備える。ピックアップローラ100の下流には、
シートSの搬送経路を挟んでフィードローラ101(上
位)及びリタードローラ102(下位)からなる一組の
ローラ対が設けられている。フィードローラ101は、
シート材Sの搬送方向に向かって回転駆動される。一
方、リタードローラ102は、シート材Sの搬送方向は
反対方向にシート戻しトルクをかけられ、2杖以上のシ
ート材が給送される状態、すなわち重送の発生を防止し
ている。
【0005】また、ピックアップローラ101及びフィ
ードローラ102の回転軸を収容するホルダ111は、
ソレノイド105の電磁作用によってそれ自体移動可能
に構成されている。シート材Sにシート材Sの搬送方向
先端がローラ対101、102に達すると、ソレノイド
105の作用によりホルダ101が上昇し、ピックアッ
プローラ100がシート材Sの上面から退避することに
より、次回給紙のタイミング調整を図る他、リタードロ
ーラ102による戻し作用がピックアップローラ100
の回転力により阻害されないようにしている。
【0006】次に、図21は、シート供給装置500の
駆動系を概略的に示す展開図である。
【0007】同図21に示すように、シート供給装置5
00に設けられたモー夕108の発生する駆動力は、ア
イドラギア117を介してそれぞれのローラ100、1
01、102に伝達される。フィードローラ101はフ
ィードローラ軸114に一体に固定されている。フィー
ドローラ軸114は、側板119、給紙装置本体124
とに軸支されているが、側板119に対しては一方向
(ワンウェイ)クラッチ115を介して軸支されてお
り、図20のA方向にしか回転しないように回転方向が
規制されている。リタードローラ102はトルクリミッ
タ112を介してリタードローラ軸113に回転自在に
固定されている。ここで、リタードローラ軸は回転方向
C(図20を参照)に回転しているが、トルクリミッタ
ー112は空転しながらリタードローラに設定されたト
ルクを伝達しているため、リタードローラ102自体は
B方向(図20を参照)に回転している。また、リター
ドローラ軸113はカップリング121を通してリター
ドローラギア116に接続され、更にワンウェイクラッ
チ131を介してアイドラギア117より駆動力を伝達
されている。これは、シート材の搬送方向後端部で次回
給紙の準備をするために給紙駆動を切断したとき、搬送
経路下流に設けられた他の搬送ローラとフィードローラ
101とがシート材を引っ張り合わないようするためで
ある。
【0008】また、シート供給装置500は、シート材
の紙面高さを検知する不図示の紙面検知センサを備える
とともに、カセット130内の底面には、積載されたシ
ート材Sの下面に当接するように不図示のリフタ板を配
設している。そして、紙面検知センサからの信号出力に
基づいてリフタ板を駆動させ、シート材Sの最上位の高
さを一定に保つことで給紙動作の安定性を保っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のシート供給装置にあっては、積載されたシート
材の供給にあたり、安定した給紙動作を確保するために
は、(1)給紙動作に同期するピックアップローラの昇
降動作の制御、(2)ピックアップローラを昇降させる
アクチュエー夕の存在、及び(3)紙面高さを一定に保
つ制御が不可欠となっている。
【0010】そして、通常このような動作にとってはソ
レノイド、クラッチ、モータ、センサ等々といった種々
のメカトロ部品が必要であり、さらにこれらメカトロ部
品を電気的に緻密に制御するため制御手段が必要とされ
ていた。
【0011】そして、こうしたメカトロ部品や制御手段
を装備することにより、カセットに配設された爪や、分
離パッド等基本的に緻密な制御を必要としない機械部品
のみを用いてシート材の繰り出しや分離搬送を行う装置
に比べ、シート供給動作にかかる緻密性という点では優
れるものの、コスト高になってしまっていた。
【0012】また、こうしたメカトロ部品や制御手段を
装備するシート供給装置では、制御信号のタイムラグ
や、熱、静電気等の外乱により、給紙動作のタイミング
が狂い易く、正常な動作が行われないといった問題も度
々起こる。
【0013】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、熱、静電気
ノイズなどの外乱に対しても安定した給紙動作を行うこ
とのできるシート供給装置、及びそのようなシート供給
装置を備えた画像処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、積載されたシート材を、所定の搬送方向
に向かって順次繰り出すシート供給装置であって、前記
シート材に当接されて、該シート材を繰り出す繰り出し
手段と、当該シート材及び繰り出し手段のうち少なくと
も一方を移動させ、これらを当接及び離間させる移動手
段と、前記シート材と繰り出し手段とを当接させるか、
離間させるかを選択する選択手段と、前記繰り出し手段
及び前記移動手段に連結してこれらの駆動を併せ行う駆
動手段と、前記選択手段による選択に基づき前記駆動手
段と前記移動手段とを連結させる連結手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0015】また、前記連結手段はさらに、前記選択手
段による当該シート材及び繰り出し手段を当接させる旨
の選択に応じて、前記駆動手段と前記繰り出し手段とを
連結させてもよい。
【0016】また、前記繰り出し手段は、所定の搬送方
向に向かって回転駆動され、その回転周面が前記最上位
に積載されたシート材に当接されることによってシート
材を繰り出す繰り出しローラであってもよい。
【0017】また、前記連結手段は、欠歯ギアを含む複
数の歯車が連結して駆動力を伝達するギア連結機構であ
ってもよい。
【0018】また、前記選択手段は、当該シート材及び
繰り出し手段を離間させる旨の選択をする場合には前記
ギア連結機構の動作を規制し、当該シート材及び繰り出
し手段を当接させる旨の選択をする場合には前記ギア連
結機構の動作の規制を解除することとしてもよい。
【0019】また、前記選択手段は、ソレノイド、若し
くは揺動自在に支持された爪を備え、前記ギア連結機構
の複数の歯車のうち少なくとも一つの歯車に係合して該
ギア連結機構の動作を規制することとしてもよい。
【0020】また、前記ギア連結機構は、前記複数の歯
車の回転動作を一方向に限定する限定手段を有してなる
こととしてもよい。
【0021】また、前記限定手段は、前記ギア連結機構
の一部をなす爪歯車と、該爪歯車の爪歯に係合する爪で
あることとしてもよい。
【0022】また、前記限定手段は、前記複数の歯車の
うち少なくとも一つの歯車の回転軸に設けられた一方向
クラッチであってもよい。
【0023】また、前記移動手段は、前記ギア連結機構
に含まれる歯車の回転軸に設けられたカムによって動作
することとしてもよい。
【0024】また、前記移動手段は、前記繰り出し手段
を移動させることより、最上位に積載された前記シート
材及び前記繰り出し手段を互いに当接及び離間させるこ
ととしてもよい。
【0025】また、前記積載されたシート材を載置する
載置台を更に備え、前記移動手段は、前記繰り出し手段
の移動量に応じて、さらに前記載置台を移動させること
により、前記最上位に積載されたシート材及び繰り出し
手段を互いに当接及び離間させることとしてもよい。
【0026】また、前記駆動手段に連結して駆動され、
前記繰り出し手段により重なって繰り出されたシート材
を分離するとともに所定の搬送方向に向かって搬送する
分離搬送手段をさらに備えることとしてもよい。
【0027】また、前記分離搬送手段は、所定の搬送方
向に向かって回転駆動され、その回転周面が前記繰り出
されたシート材の上面に当接される順回転ローラと、前
記所定の搬送方向とは逆方向に向かって少なくともトル
クを付与され、その外周面が前記前記繰り出されたシー
ト材の下面に当接される逆回転ローラとを備え、前記順
回転ローラ及び逆回転ローラにより前記繰り出されたシ
ート材を挟持しつつ分離搬送することとしてもよい。
【0028】また、前記選択手段による当該シート材及
び繰り出し手段を当接させる旨の選択に応じて、最上位
に積載された前記シート材及び前記繰り出し手段の当接
と、前記繰り出し手段及び分離搬送手段の駆動と、前記
最上位に積載されたシート材及び繰り出し手段の離間
と、前記繰り出し手段及び分離搬送手段の駆動停止とを
順次実行することとしてもよい。
【0029】また、本発明は、請求項1〜15のうち何
れか1項に記載のシート供給装置を備えた画像処理装置
において、該シート供給装置から供給されたシート材に
画像形成処理を行うことを要旨とする。
【0030】また、画像情報を外部から読み取り、該読
み取った画像情報に基づいて、前記シート供給装置から
供給されたシート材に画像形成処理を行うこととしても
よい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシート供給装置
を、画像形成装置の給紙ユニットに適用した一実施の形
態について、図を参照して説明する。
【0032】図1は、本実施の形態の給紙ユニットを内
蔵する画像形成装置(複写機)の内部構造を概略的に示
す側断面図である。
【0033】図1に示す複写機1は、原稿上の画像情報
を読み取り、自身の給紙ユニットに蓄えられたシート材
上に、この画像情報を複写する機能を有する。
【0034】その基本構成として、先ず同図1に示すよ
うに、複写機(複写機本体)1の上部には固定して設け
られた透明ガラス板からなる原稿台2が設けられてい
る。部材3は原稿圧看板であり、原稿台2の所定の位置
に画像面を下向きにして載置された原稿Oを押圧固定す
る。原稿台2の下側には原稿Oを照明するランプ4と、
照明した原稿Oの光像を感光ドラム12に導くための反
射ミラー5、6、7、8、9、10及び結像レンズ11
とからなる光学系が設けられている。なお、ランプ4及
び反射ミラー4、5、6、7は矢印a方向に所定の速度
で移動して原稿Oを走査する。
【0035】画像形成部は、感光ドラム12と、感光ド
ラム12の表面に均一な帯電を施すための帯電器13
と、帯電器13により帯電された感光ドラム12の表面
に前記光学系から照射される光像により形成された静電
潜像を現像してシート材Sに転写すべきトナー像を形成
するための現像器14と、感光ドラム12の表面に現像
されたトナー像をシート材Sに転写するための転写帯電
器19と、感光ドラム12からトナー像が転写されたシ
ート材Sを分離するための分離帯電器20と、トナー像
を転写した後、感光ドラム12に残留したトナーを除去
するためのクリーナ26とを備えている。
【0036】画像形成部の下流側にはトナー像が転写さ
れたシート材Sを搬送するための搬送部21と、同搬送
部21により搬送されるシート材S上の像を永久画像と
して定着するための定着器22が設けられている。ま
た、定着器22で像が定着されたシート材Sを複写機本
体1から排出するための排出ローラ24が設けられてお
り、さらに、複写機本体1の外側には排出ローラ24で
排出されたシート材Sを受け取るための排出トレイ25
が設けられている。
【0037】複写機本体1のうち、その画像形成部の下
位には、給紙ユニット30、31、32,及び33が設
けられている。各給紙ユニットは、それぞれサイズや種
類の異なる記録紙(シート材)Sを積載収容するととも
に、適宜画像形成部へ供給する機能を有する。
【0038】次に、複写機本体1に内蔵された給紙ユニ
ット(シート供給装置)30〜33について、その構造
及び機能を詳述する。
【0039】なお、各給紙ユニット30〜33は、収容
するシート材のサイズや種類を異にする他、その基本構
造や動作態様は同等であるた、ここでは、特に給紙ユニ
ット30のみついてその構造等を説明する。
【0040】図2は、給紙ユニット30の主要構造を示
す側断面図であり、図1の裏面から拡大してみたもので
ある。また図3は、同給紙ユニット30の駆動系の概略
構成を示す展開図である。
【0041】給紙ユニット枠250は、複写機1本体の
側部内壁をなす前側板(図示略)及び後側板(図示略)
に固定されている。ピックアップローラ200、アイド
ラギア206、フィードローラ軸233はピックアップ
ローラホルダ205に回転自在に支持される。フィード
ローラ201はフィードローラ軸233上に固定されて
おり、フィードローラ軸233と一体となって回転す
る。また、ピックアップローラ200とフィードローラ
201の外周部端部にはギア歯面が形成されており、ア
イドラギアA206を介してフィードローラ201から
ピックアップローラ200に回転駆動が伝達される。
【0042】フィードローラ201に対向してリタード
ローラ202が配設されている。リタードローラ202
は、トルクリミッタ212を介してリタードローラ軸2
34に回転自在に固定されている。また、リタードロー
ラ軸234は、リタードガイド252に回転自在に軸支
されたリタードローラホルダ203に回転自在に軸支さ
れている。そして、リタードローラホルダ203はリタ
ードバネ204から付勢力を受け、フィードローラ20
1とリタードローラ202が当接加圧することでシート
材搬送力を発生させる。また、リタードギア221から
駆動力がカップリングを介してリタードローラ軸234
に伝達される。
【0043】次に、給紙ユニット30の駆動伝達経路に
ついて説明する。
【0044】先ず、モー夕224により発生した駆動力
は減速ギア223に伝達され、さらに下流側の減速ギア
222に伝達させる。減速ギア222は搬送ローラ22
5を回転駆動し、さらにリタードギア221に駆動伝達
する。リタードローラ221に伝達された駆動は回転方
向を調節するためのアイドラギア225、更につづいて
アイドラギア218に伝達される。アイドラギア218
は、欠歯を有するリフトアップ制御ギア216と、同じ
く欠歯を有するピックアップ制御ギア215とに駆動を
伝達する。リフトアップ制御ギア216とピックアップ
制御ギア215に関する動作はのちほど詳細に説明する
こととする。リフトアップ制御ギア216に伝達された
駆動は、カセット内に積載されたシート材を給紙位置ま
で上昇させるリフトアップ機構に伝達する。また、ピッ
クアップ制御ギア215に伝達された駆動は、回転方向
調整のためのアイドラギア217、つづいてアイドラギ
ア219に伝達され、フィードローラ軸233上に一体
に固定されたフィードローラギア220に伝達され、フ
ィードローラ201、ピックアップローラ200を回転
させる。
【0045】次に、給紙ユニット30の駆動系の一部を
なし、ピックアップローラ200と積載されたシート材
とを当接・離間させる機構構成について説明する。
【0046】先ず、図4において模式的に示すように、
給紙ユニット枠250(図3参照)に形成され、軸に回
転自在に固定されたホルダ昇降アーム214は、不図示
のバネにより同図中X方向に付勢されている。ラチェッ
ト229は、ラチェット部229aと歯車部229bと
を備えて構成され、給紙ユニット枠250と給紙駆動側
板251によって軸支されている。歯車部228aは給
紙ユニット枠250を貫通している。
【0047】次に、図5(a)は、先の図3に示したピ
ックアップ制御ギア215を拡大して示す平面図であ
り、図5(b)は同ギア215を図5(a)の矢印Z1
方向に向かってみた側面図であり、さらに図5(c)
は、同ギア215を矢印Z1の対向方向に向かってみた
側面図である。
【0048】同図5(a)〜(c)に示すように、ピッ
クアップ制御ギア215は4つの部位から構成されてい
る。
【0049】すなわち、ピックアップローラホルダ20
5を昇降させるためのカム部215aと、欠歯であって
アイドラギア218から駆動を入力するための入力ギア
部215bと、欠歯であってアイドラギア217へ駆動
を出力するための出力ギア部216c部と、ソレノイド
232の爪部と係合してピックアップ制御ギア215の
回転を制御する爪部215dとが、一本の回転軸を共有
し、一体としてピックアップ制御ギア215を形成して
いる。
【0050】ピックアップ制御ギア215の欠歯部は、
対向するアイドラギア217、及びアイドラギア218
(図3)との噛合時衝撃を吸収するための弾性部がそれ
ぞれ設けられている。そして、ピックアップローラホル
ダ205に一体に形成されている昇降制御棒部205a
はホルダ昇降アーム214に当接しており、ホルダ昇降
アーム214の上下動に連動してピックアップローラホ
ルダ205も上下動する。また、ホルダ昇降アーム21
4はX方向に不図示のバネによって付勢されていること
から、ピックアップ制御ギア215のカム部215aに
当接している。そしてカム部215aのカムプロフィー
ルに合わせて制御されることとなる。
【0051】一方、図6(a)は、先の図3に示したリ
フトアップ制御ギア216を拡大して示す平面図であ
り、図6(b)、(c)及び(d)は、同ギア215を
構成する欠歯ギア及び各種カムをそれぞれ個別に分離
し、図6(a)の矢印Z2方向に向かってみた側面図で
ある。
【0052】図6(a)〜(d)に示すように、リフト
アップ制御ギア216もピックアップ制御ギア215と
同様4つの部位から構成されている。
【0053】すなわち、リフトアップ制御ギア216を
回転させるための駆動入力ギア216a、リフトアップ
アーム214(図4)と係合してリフトアップ制御ギア
216の回転を制御するための爪部216b、リフトア
ップ爪228を半径方向に揺するためのカム部216
c、及びリフトアップ爪228を周方向に揺動するため
のカム部216dが一本の回転軸を共有し、一体として
リフトアップ制御ギア216を形成している。リフトア
ップ爪228はバネ260によってZ方向に付勢され、
リフトアップ制御ギア216が回転中、リフトアップ爪
228がカムに当接し、かつリフトアップ終了後リフト
アップ爪228が初期待機位置に待避するような方向で
固定されている。
【0054】次に、ピックアップローラ200によるシ
ート材の繰り出し動作の態様について説明する。
【0055】図7〜図12には、ピックアップローラ2
00がシート材を繰り出しを行う際の動作態様を、同ピ
ックアップローラ200に駆動力を伝達する各種ギア等
の動作態様と併せて模式的に示す。
【0056】先ず、給紙待機の状態(図7)から、給紙
のためにモータ224が回転開始する。次に、本体から
の給紙開始信号としてソレノイド232が通電され、ソ
レノイド232の爪がピックアップ制御ギア215の爪
部215dから離間する(図8)。つづいて、ローラ制
御ギア215は初期位置より回転開始する。次に、ピッ
クアップローラ200が紙面に着地するとともに、ホル
ダ昇降アームが最下点まで落ち、これと同時にピックア
ップ制御ギア215の出力ギア部215cの欠歯がアイ
ドラギア217と噛合い、駆動力が伝達される(図
9)。アイドラギア219とフィードローラギア220
からフィードローラ201とピックアップローラ200
が回転を開始し、シート材の繰り出しを開始する。ピッ
クアップローラ200がシート材をフィードローラ20
1より下流まで搬送したところでピックアップローラ2
00は紙面から離間し待機位置まで上昇する(図1
0)。フィードローラ201とリタードローラ202に
よってシート材は下流にある搬送ローラ208と従動ロ
ーラ209のローラ対に搬送される(図11)。ピック
アップ制御ギア215が1回転し、ソレノイド232の
爪にピックアップ制御ギア215の爪部215dが係合
して初期位置に待機する(図12)。
【0057】ここでリフトアップ制御ギア216の出力
ギア部216cの歯数をM、フィードローラギア220
の歯数をN、フィードローラ201の直径をRとする
と、搬送量Lは、 L=πR×(M/N) …(式1) となる。
【0058】ここで、カセットに積載されているシート
材の先端から、搬送ローラ208に至るまでの距離をL
1とするならば、L1<Lを満たさなければならず、式
1より、 M/N>πR/L1 …(式2) なる関係を満たすように歯数M及びNが設定されてい
る。
【0059】次に、図13は、ソレノイド232(図7
等を参照)のオン/オフ(ON/OFF)状態、ピック
アップローラ200及びフィードローラ201(図7等
を参照)の回転/停止状態、並びに積載されたシート材
の最上位からピックアップローラ200までの高さが、
モータ224(図3参照)の駆動開始に対応して時間の
経過とともにどのように推移するかを示すタイムチャー
トである。
【0060】同図13に示すように、時刻t1において
モータ224の駆動が開始されると、所定期間を経たの
ち、所定期間Tのみソレノイド232が駆動される(図
8を併せ参照)。ソレノイド232の駆動に同期してピ
ックアップローラ200がシート材の上面(紙面)に向
かって下降を開始し、一方、やや遅れて(時刻t3)同
ピックアップローラ200及びフィードローラ201の
回転駆動が開始される。紙面に着地(当接)したピック
アップローラ200は、所定期間、紙面と当接した状態
を保持した後、給紙一枚目のシート材の繰り出しが完了
するタイミング(時刻t5)で上昇(紙面からの離間)
を開始する。ピックアップローラ200が待機位置に戻
ると(時刻t5)、両ローラ200、201の回転が一
旦停止される。給紙二枚面以降のシート材の送り出しに
ついても、基本的に同様の動作態様が繰り返される。
【0061】すなわち、ピックアップローラ200及び
フィードローラ201の駆動及び停止、並びにピックア
ップローラ200の昇降が、ソレノイドのON/OFF
のみに基づいて、各種ギア等の連結機構による機械的な
反復動作として実行されることとなる。
【0062】次にリフトアップ制御ギア216及びこれ
に連結する各種部材からなり、積載されたシート材を昇
降させる機能を有するリフトアップ機構について説明す
る。
【0063】図4を再度参照する。同図4に示すよう
に、給紙ユニット枠250内に設けられるリフトアップ
機構は、ピックアップ制御ギア215(例えば図3を参
照)と同軸に回転自在に固定されたリフトアップ制御ギ
ア216、ロック爪230によって1方向に回転が規制
されているラチェット229、並びにラチェット229
を回転させるリフトアップ爪228を配する。また、こ
の他の構成部材として、リフトアップアーム213がホ
ルダ昇降アーム214の回転軸と同軸に回転自在に固定
され、不図示のバネによりY方向に付勢されている。リ
フトアップ爪228の揺動部は長穴となっており、給紙
ユニット枠250に形成された回転軸に対して半径方向
及び周方向への動作が可能となっている。
【0064】また、このリフトアップ爪228が当接す
るリフトアップ制御ギア216が、基本的には駆動入力
ギア216a、爪部216b、カム部216c、216
dといった4つの部位から形成されていることは、先の
図6(a)〜(e)において説明した通りである。
【0065】以下、リフトアップ制御ギア216の動作
について、図14(a)及び図14(b)を参照して説
明する。
【0066】給紙動作が開始され、ピックアップローラ
ホルダ205が初期位置(図14(a))より下降を始
めて、ピックアップローラホルダ205の昇降制御棒部
205aが所定の位置(図14(b))まで下降する
と、リフトアップアーム213がZ3方向へ押し下げら
れる。すると不図示のバネによってCCW方向に付勢さ
れているリフトアップ制御ギア216が回転を開始す
る。以下、回転動作中の各部品の動作を図15〜図18
を用いて説明する。 (1)待機状態(図15)より、カム216cがリフト
アップ爪228bを押し上げることで、同リフトアップ
爪228がラチェット229の歯面まで移動する(図1
6)。 (2)カム216dがリフトアップ爪228aを押し上
げることで、リフトアップ爪228がCW方向に回転
し、ラチェット229はCCW方向に回転させられる。 (3)ラチェット229の回転により、ロック爪230
が1歯乗り越えるところまでリフトアップ爪228が回
転する(図17)。 (4)ロック爪230がラチェット229の歯を乗り越
えて元の位置に戻る(図18)。 (5)1回転終了し、爪部216dにリフトアップアー
ム218が係合し、待機状態に戻る(図15)。
【0067】次に、給紙カセットとリフトアップ機構と
の接続部について、図4、図15、図16、及び図19
を参照して説明する。
【0068】図4に示すように、ラチェット229は、
ラチェット部229aと歯車部229bとを備えて構成
され、給紙ユニット枠250(図3)と給紙駆動側板2
51(図3)によって軸支されている。歯車部228a
は給紙ユニット枠250を貫通している。
【0069】一方、図19に示すように、給紙カセット
30は、シート材の大きさの搬送方向に対して垂直な方
向を幅を規制するサイド規制板261、また搬送方向の
幅を規制する後端規制板262、シート材を支持し持ち
上げる中板263、そして中板263を所定の高さまで
持ち上げるリフタ板264がある。リフタ板264に
は、給紙ユニット枠250の歯車228bと係合するよ
うに扇ギア265が設けられ、リフタ板264と一体に
回転する。
【0070】つまり、カセット桶266が複写機1本体
に挿入される段階で扇ギア265とラチェット229が
噛み合う。ラチェット229が回転動作することで扇ギ
ア265を駆動しシート材を給紙位置まで持ち上げる
(図15、図16、図19を併せ参照)。
【0071】以上の構成により、ソレノイド232、及
びモータ224を制御するだけで給紙動作、及びカセッ
トに積載してあるシート材のリフトアップ動作をメカ部
品のみで実現することが可能となり、制御に要する電磁
クラッチやシート材の紙面を検知する電気的な機構を削
減することが可能となり安価な給紙ユニットを提供する
ことができるようになる。
【0072】また、ピックアップローラ200、フィー
ドローラ201の回転を制御するローラ制御ギア215
にピックアップローラホルダ203の昇降を制御するカ
ム部215aを一体に成形することで、センサ信号等を
用いて昇降動作させていた従来の給紙ユニットに比して
熱や電気的な外乱等に対する耐ノイズ性にも優れること
となる。
【0073】なお、本実施の形態においては、リタード
ローラ202にシート材を戻すための駆動を入力してい
るが、これに駆動を入れなくても本実施の形態と略同等
の効果を奏することができる。
【0074】また、本実施の形態において、ピックアッ
プ制御ギア215、リフトアップ制御ギア216に欠歯
ギアを用いたが、バネクラッチをこれに代用してもよ
い。
【0075】また、本実施の形態においてはラチェット
を用いたリフトアップ機構を用いたが、ワンウェイクラ
ッチを用いた一方向に回転規制された駆動系を用いても
よい。
【0076】本実施の形態において分離手段としてリタ
ードローラ202を用いたが、これが分離パッドであっ
てもよい。
【0077】また、本実施の形態において、カセット式
の給紙ユニット(シート供給装置)において説明した
が、手差し給紙、原稿読み取り装置において適用しても
よい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
緻密な制御を必要としない機械部品のみを用いてシート
材の繰り出し、及び所定の搬送経路への供給動作を、十
分な緻密性をもって行うことができるようになる。
【0079】また、熱、静電気等の外乱に対しても、給
紙動作のタイミングを正確に保持し、常に正常なシート
材の供給動作を低コストにて実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる画像形成装置の
内部構造を概略的に示す側断面図。
【図2】同実施の形態の給紙ユニットの主要構造を示す
側断面図。
【図3】同給紙ユニットの駆動系の概略構成を示す展開
図。
【図4】給紙ユニットの駆動系の一部を示す模式図。
【図5】同実施の形態にかかるピックアップ制御ギアを
拡大して示す平面図等。
【図6】同実施の形態にかかるリフトアップ制御ギアを
拡大して示す平面図等。
【図7】ピックアップローラがシート材を繰り出しを行
う際の動作態様を、同ローラに駆動力を伝達する各種ギ
ア等の動作態様と併せ示す模式図。
【図8】ピックアップローラがシート材を繰り出しを行
う際の動作態様を、同ローラに駆動力を伝達する各種ギ
ア等の動作態様と併せ示す模式図。
【図9】ピックアップローラがシート材を繰り出しを行
う際の動作態様を、同ローラに駆動力を伝達する各種ギ
ア等の動作態様と併せ示す模式図。
【図10】ピックアップローラがシート材を繰り出しを
行う際の動作態様を、同ローラに駆動力を伝達する各種
ギア等の動作態様と併せ示す模式図。
【図11】ピックアップローラがシート材を繰り出しを
行う際の動作態様を、同ローラに駆動力を伝達する各種
ギア等の動作態様と併せ示す模式図。
【図12】ピックアップローラがシート材を繰り出しを
行う際の動作態様を、同ローラに駆動力を伝達する各種
ギア等の動作態様と併せ示す模式図。
【図13】ソレノイドのオン/オフ状態、ピックアップ
ローラ及びフィードローラの回転/停止状態、並びにピ
ックアップローラの高さの推移を示すタイムチャート。
【図14】リフトアップ制御ギアの動作態様を示す模式
図。
【図15】リフトアップ制御ギアの動作態様を示す模式
図。
【図16】リフトアップ制御ギアの動作態様を示す模式
図。
【図17】リフトアップ制御ギアの動作態様を示す模式
図。
【図18】リフトアップ制御ギアの動作態様を示す模式
図。
【図19】同実施の形態にかかる給紙カセットの外観を
概略的に示す斜視図。
【図20】従来のシート供給装置の主要内部構造を概略
的に示す側断面図。
【図21】同シート供給装置の駆動系を概略的に示す展
開図。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 200 ピックアップローラ 201 フィードローラ 202 リタードローラ 205 ピックアップローラホルダ 213 リフトアップアーム 214 ホルダ昇降アーム 215 ピックアップ制御ギア 216 リフトアップ制御ギア 224 モー夕 226 搬送ローラギア 228 リフトアップ爪 229 ラチェット 230 ロック爪 232 ソレノイド(選択手段) 250 給紙ユニット枠 263 中板 264 リフタ板 265 扇ギア 266 カセット桶

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載されたシート材を、所定の搬送方向に
    向かって順次繰り出すシート供給装置であって、 前記シート材に当接されて、該シート材を繰り出す繰り
    出し手段と、 当該シート材及び繰り出し手段のうち少なくとも一方を
    移動させ、これらを互いに当接及び離間させる移動手段
    と、 前記シート材と繰り出し手段とを当接させるか、離間さ
    せるかを選択する選択手段と、 前記繰り出し手段及び前記移動手段の駆動を併せ行う駆
    動手段と、 前記選択手段による選択に基づき前記駆動手段と前記移
    動手段とを連結させる連結手段とを有することを特徴と
    するシート供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート供給装置において、 前記連結手段はさらに、前記選択手段による当該シート
    材及び繰り出し手段を当接させる旨の選択に応じて、前
    記駆動手段と前記繰り出し手段とを連結させることを特
    徴とするシート供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のシート供給装置にお
    いて、 前記繰り出し手段は、所定の搬送方向に向かって回転駆
    動され、その回転周面が前記最上位に積載されたシート
    材に当接されることによってシート材を繰り出す繰り出
    しローラであることを特徴とするシート供給装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のうち何れか1項に記載のシ
    ート供給装置において、 前記連結手段は、欠歯ギアを含む複数の歯車が連結して
    駆動力を伝達するギア連結機構であることを特徴とする
    シート供給装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のシート供給装置において、 前記選択手段は、当該シート材及び繰り出し手段を離間
    させる旨の選択をする場合には前記ギア連結機構の動作
    を規制し、当該シート材及び繰り出し手段を当接させる
    旨の選択をする場合には前記ギア連結機構の動作の規制
    を解除することを特徴とするシート供給装置。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載のシート供給装置にお
    いて、 前記選択手段は、ソレノイド、若しくは揺動自在に支持
    された爪を備え、前記ギア連結機構の複数の歯車のうち
    少なくとも一つの歯車に係合して該ギア連結機構の動作
    を規制することを特徴とするシート供給装置。
  7. 【請求項7】請求項4〜6のうち何れか1項に記載のシ
    ート供給装置において、 前記ギア連結機構は、前記複数の歯車の回転動作を一方
    向に限定する限定手段を有してなることを特徴とするシ
    ート供給装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のシート供給装置において、 前記限定手段は、前記ギア連結機構の一部をなす爪歯車
    と、該爪歯車の爪歯に係合する爪であることを特徴とす
    るシート供給装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載のシート供給装置において、 前記限定手段は、前記複数の歯車のうち少なくとも一つ
    の歯車の回転軸に設けられた一方向クラッチであること
    を特徴とするシート供給装置。
  10. 【請求項10】請求項4〜9のうち何れか1項に記載の
    シート供給装置において、 前記移動手段は、前記ギア連結機構に含まれる歯車の回
    転軸に設けられたカムによって動作することを特徴とす
    るシート供給装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のうち何れか1項に記載
    のシート供給装置において、 前記移動手段は、前記繰り出し手段を移動させることよ
    り、最上位に積載された前記シート材及び前記繰り出し
    手段を互いに当接及び離間させることを特徴とするシー
    ト供給装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のシート供給装置にお
    いて、 前記積載されたシート材を載置する載置台を更に備え、 前記移動手段は、前記繰り出し手段の移動量に応じて、
    さらに前記載置台を移動させることにより、最上位に積
    載された前記シート材及び前記繰り出し手段を互いに当
    接及び離間させることを特徴とするシート供給装置。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のうち何れか1項に記載
    のシート供給装置において、 前記駆動手段に連結して駆動され、前記繰り出し手段に
    より重なって繰り出されたシート材を分離するとともに
    所定の搬送方向に向かって搬送する分離搬送手段をさら
    に備えることを特徴とするシート供給装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のシート供給装置におい
    て、 前記分離搬送手段は、 所定の搬送方向に向かって回転駆動され、その回転周面
    が前記繰り出されたシート材の上面に当接される順回転
    ローラと、 前記所定の搬送方向とは逆方向に向かって少なくともト
    ルクを付与され、その外周面が前記前記繰り出されたシ
    ート材の下面に当接される逆回転ローラとを備え、前記
    順回転ローラ及び逆回転ローラにより前記繰り出された
    シート材を挟持しつつ分離搬送することを特徴とするシ
    ート供給装置。
  15. 【請求項15】請求項13又は14記載のシート供給装
    置において、 前記選択手段による当該シート材及び繰り出し手段を当
    接させる旨の選択に応じて、前記最上位に積載されたシ
    ート材及び繰り出し手段の当接と、前記繰り出し手段及
    び分離搬送手段の駆動と、前記最上位に積載されたシー
    ト材及び繰り出し手段の離間と、前記繰り出し手段及び
    分離搬送手段の駆動停止とを順次実行することを特徴と
    するシート供給装置。
  16. 【請求項16】請求項1〜15のうち何れか1項に記載
    のシート供給装置を備え、該シート供給装置から供給さ
    れたシート材に画像形成処理を行う画像処理装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の画像処理装置におい
    て、 画像情報を外部から読み取り、該読み取った画像情報に
    基づいて、前記シート供給装置から供給されたシート材
    に画像形成処理を行う画像処理装置。
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