JP2001326582A - 双方向ブースタ - Google Patents

双方向ブースタ

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JP2001326582A
JP2001326582A JP2000146189A JP2000146189A JP2001326582A JP 2001326582 A JP2001326582 A JP 2001326582A JP 2000146189 A JP2000146189 A JP 2000146189A JP 2000146189 A JP2000146189 A JP 2000146189A JP 2001326582 A JP2001326582 A JP 2001326582A
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unit
transmission
power supply
path
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Masashi Tabeta
雅司 田部田
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Toshiba Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも二つのユニットから構成され、両者
間を一本の同軸ケーブルで接続した無線装置において、
同軸ケーブルで発生するケーブル損失を補償する。 【解決手段】ブースタの内部に複数の伝送経路を設け
て、第1のユニット側から第2のユニット側に供給され
る第1の信号については、第1の経路で抽出して増幅す
るとともに、逆方向となる第2のユニット側から第1の
調ユニット側に供給される第2の信号については、第2
の経路で抽出されて増幅される。このため、伝送方向が
異なる複数の信号を多重して伝送するケーブルにおいて
も、ケーブル損失を補償することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2ユニ
ットに分割させて構成され、この間を同軸ケーブル等の
ケーブルで接続されている無線装置に用いられるブース
タに関する。
【0002】
【従来の説明】無線装置の中には、アンテナ部と無線部
である屋外ユニット(以下、ODUという。)として、
建物の屋上または壁面等に設置し、変復調を行う変復調
部は屋内ユニット(以下、IDUという。)として屋内
に設置して運用される無線装置がある。このような無線
装置では、IDUとODUの両者間を、IDUからOD
Uへの送信信号を伝送する同軸ケーブル、ODUからI
DUへの受信信号を伝送する同軸ケーブル、及びIDU
からODUへ電源を供給するための電源ケーブル、ID
UとODUの間で授受される監視制御信号を伝送する監
視制御ケーブル等の複数のケーブルにより、接続される
ことが一般的である。
【0003】このような装置では、IDUとODUの間
の距離が長くなると、各々のケーブルで生ずるケーブル
損失により、送受信号や監視制御信号のレベル低下及び
ODU用電源の電圧低下が避けられなくなる。このた
め、各々のケーブルの途中にブースタを設けて、ケーブ
ル損失を補償する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IDU
とODUを接続する同軸ケーブルの本数が多いと、各々
ケーブルにブースタが必要になり、その設置場所の確保
や、その引きまわし作業が大変になる。特に建物が建設
された後、無線装置を後付けで取り付ける場合は、ケー
ブルの配線スペースの確保が問題となる。
【0005】このため、ケーブル配線工事を簡略化する
ために、送信信号、受信信号、監視制御信号、電源電圧
を、1本のケーブルにまとめて伝送する事が考えられる
が、このようにまとめると、ブースタが接続できないた
め、送受信号のレベル低下またはODU用電源の電圧低
下といったケーブル損失を補償できなくなるという問題
点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のユニッ
トと第2のユニットの少なくとも2のユニットに分割さ
れて構成され、これらの両者間を一本の同軸ケーブルで
接続される無線装置に用いる双方向ブースタにおいて、
第1の周波数帯域を有し、前記第1のユニット側から前
記第2のユニット側に供給される第1の信号を抽出して
増幅する第1の伝送経路と、前記第1の信号とは異なる
第2の周波数帯域を有し、前記第1の信号とは逆方向に
前記第2のユニット側から前記第1のユニット側に供給
される第2の信号を抽出して増幅する第2の伝送経路と
を有することを特徴とする。
【0007】つまり、本発明では、ブースタの内部に複
数の伝送経路を設けて、第1のユニット側から第2のユ
ニット側に供給される第1の信号については、第1の経
路で抽出して増幅するとともに、逆方向となる第2のユ
ニット側から第1の調ユニット側に供給される第2の信
号については、第2の経路で抽出されて増幅される。こ
のため、伝送方向が異なる複数の信号を多重して伝送す
るケーブルにおいても、ケーブル損失を補償する事がで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を用いて以下に詳細に説明する。図1は、本発明が適
用される無線局の全体構成を説明するための図である。
ここでは、図面の左方と右方の双方に対向する無線装置
が存在し、それぞれ双方向通信を行う場合について説明
する。つまり左方の対向無線装置からの受信信号の内、
当該無線局宛の通信については、接続された端末装置で
受信し、宛先が当該無線装置以外のものについては、無
線装置内をスルーして、右方の対向無線装置に対して送
信するものである。また、逆方向の受信信号についても
同様の処理を行う。
【0009】図1において、左方用アンテナ1aには、
無線信号を中間周波数に変換する左方用屋外ユニット
(以下、ODUという)2aが接続されている。そし
て、左方用ODU2aは、同軸ケーブル等の左方用の屋
外ユニット接続用同軸ケーブル(以下、ODU側ケーブ
ルという。)3aを介して、建物内部に引き込まれ、建
物内部に設けられた左方用双方向ブースタ4aに接続さ
れている。ここで、左方用双方向ブースタ4aは、同軸
ケーブルを伝送する際に生ずるケーブル損失を補償を行
うものである。また、アンテナ1aとODU2aは、建
物の屋上に設置された柱等に取り付けられている。
【0010】左方用双方向ブースタ4aからは、更に同
軸ケーブル等の左方用の屋内ユニット接続用同軸ケーブ
ル(以下、IDU側ケーブルという。)5aを介して、
左方用の屋内ユニット(以下、IDUという。)6aに
接続されている。ここで左方用IDU6aは、左方用O
DU3aとの間で送受される中間周波数帯の信号をベー
スバンド信号に変換して、対向無線局から送られてきた
監視制御信号を抽出または挿入したり等の無線通信に必
要な信号処理を行う。更に、左方用IDU6aは、左方
用ODU3aに対して電源電圧の供給も行う。
【0011】そして、左方用IDU6aには、回線交換
を行う回線設定ユニット7に接続されている。回線設定
ユニット7では、ここで建物内部の端末装置に関する通
信については、受信信号を取り込み、それ以外の信号に
ついてはスルーして、右方用IDU6aに転送する。こ
こで、回線設定ユニット7は、当該システムで伝送され
る信号の形態により、適宜選択されるもので、例えば、
ATMセルを無線信号化して伝送するシステムでは、A
TMスイッチが用いられる。例えばSDHの様な時分割
多重信号の場合は、交換機等の時分割多重信号用の回線
設定装置が用いられる。
【0012】右方用IDU6bは左方用の系と同様に、
右方用IDU側ケーブル5b、右方用双方向ブースタ4
b、右方用ODU側同軸ケーブル3b、右方用ODU2
bを介して、右方用アンテナ1bに接続されている。こ
こで、IDU、ODU、双方向ブースタ、ケーブルは、
各々左方用と右方用ではそれぞれ同一構成となっている
ため、以下の説明では、各構成は右方用と左方用を区別
せずに説明する。
【0013】ここで、IDU1とODU2を接続するI
DU側同軸ケーブル3とODU側同軸ケーブルは、その
配線工事を簡易にするため、本発明では、IDUからO
DUへの送信信号と、ODUからIDUへの受信信号、
及びIDUからODUへ供給される電源が1本のケーブ
ルにまとめられて伝送できるようになっている。このた
め、IDUからODUへ伝送される送信信号の中間周波
数信号の周波数帯と、ODUからIDUへ伝送される送
信信号の中間周波数信号の周波数帯とを異ならせてい
る。具体的な周波数の一例としては、前者は例えば1G
Hz帯、後者は例えば400MHz帯または140MH
z帯の周波数帯域を有した信号というように、異なる周
波数帯を用いることになる。
【0014】次に、第1の実施の形態を、図2を用いて
説明する。図2は第1の実施の形態の双方向ブースタの
構成を説明する図である。ここでは、便宜上、IDU6
からODU2へ伝送される信号を送信信号、ODU6か
らIDU2へ伝送される信号を受信信号として説明す
る。
【0015】本実施の形態の双方向ブースタ4は、送信
信号、受信信号、監視制御信号、電源を同時に伝送する
同軸ケーブルに接続されるため、屋内ユニット側接続端
子(IDU側端子)40aと屋外ユニット側接続端子
(ODU側端子)40bで、各々4本の伝送経路に分岐
されている。
【0016】まず、第1の経路は、IDU6からODU
2に送信する送信信号を伝送する経路であり、送信信号
用増幅部41aと、その両側に送信信号の中間周波数信
号の周波数(以下、送信用中間周波数という。)の帯域
の信号を通過させ、その他の周波数帯の信号は遮断する
送信信号用バンドパスフィルタ(以下、送信用BPFと
いう。)41b、41cが接続されている。
【0017】次に第2の経路は、ODU6からIDU2
に伝送される受信信号を伝送するための経路であり、受
信信号用増幅部42aと、その両側に受信信号の中間周
波数信号の周波数(受信用中間周波数)の帯域の信号を
通過させ、その他の周波数帯の信号は遮断する受信用バ
ンドパスフィルタ(以下、受信用BPFという。)42
b、42cが接続されている。
【0018】第3の経路は、IDU6とODU2間で相
互に授受される制御信号を伝送するための経路である。
制御信号は、通常は前記送信信号や受信信号よりも低い
周波数(例えば、4MHz)の信号が用いられいる。
(ただし、必ずしも、上記送信信号や受信信号よりも低
い周波数である必要はなく、前記送信信号や受信信号で
使用する周波数帯とある程度、異なっていれば、前記送
信信号や受信信号よりも高い周波数帯でも、前記送信信
号と受信信号との間の周波数帯でも構わない。)
【0019】ここで、前記第3の経路には、前記監視制
御信号の周波数帯を通過させ、前記送信信号や受信信
号、後で説明する電源電圧の周波数帯域を遮断する監視
・制御用バンドパスフィルタ(以下、監視制御用BPF
という。)43が設けられている。
【0020】第4の経路は、IDU6からODU2に供
給される電源のための経路であり、分岐部と、この分岐
部の両端に電源電圧として直流分または低周波のみを通
過させ、前記送信信号、受信信号、監視制御信号で使用
する周波数帯を遮断する電源用低周波通過フィルタ(以
下、電源用LPFという。)44が設けられている。そ
して、この分岐回路から分岐した電源電圧は、安定化電
源回路44cで安定化され、増幅部用電源供給線44
d、44eを介して、送信用増幅部41aと受信用増幅
部42aの電源として使用される。
【0021】次に動作について説明する。IDU6に接
続された回線設定ユニット7からのベースバンド信号の
送信信号は、IDU6で、送信用中間周波数帯(例えば
1GHz)に周波数変換される。そして送信用中間周波
数帯の送信信号は、IDU側ケーブル5を介して双方向
ブースタ4のIDU側端子40aに入力され、4本に分
岐される。ここで、送信信号は、送信用BPF41bを
通過し、送信用増幅部41aで増幅される。そして送信
用BPF41cを通過して、OUD側端子40bから出
力される。ここで、第2の経路の受信用BPF42b、
第3の経路の監視制御用BPF43、第4の経路の電源
用LPF44a、44bにより、送信用中間周波数の送
信信号は遮断される。
【0022】一方、アンテナ1を介して受信した無線周
波数帯の受信信号は、ODU2で、送信信号の中間周波
数とは周波数帯が異なる受信用中間周波数帯(例えば4
00MHzや140MHz)に周波数変換される。この
受信用中間周波数帯の受信信号は、ODU2からODU
側ケーブル3を介して双方向ブースタ4のODU側端子
40bに入力され、4本に分岐される。
【0023】受信用中間周波数の受信信号は、送信信号
とは周波数帯域が異なっているため、第2の経路の受信
用BPF42aは受信信号が通過できるが、他の経路の
送信用BPF41b、監視制御用BPF43、電源用L
PF44bは通過できないため、遮断される。第2の経
路の受信用BPF42bを通過した受信信号は、受信用
増幅部42aで増幅され、受信用BPF42a、IDU
側端子40aを介して、IDU6へ出力される。
【0024】また、IDU6とODU2間で授受される
監視制御信号で使用する周波数は、中間周波数帯の送信
信号、中間周波数帯の受信信号との混合をさけるため、
4MHz程度の周波数帯域に設定される。監視制御信号
は、監視制御用BPF43のみを通過するため、第3の
経路を介してIDU6とODU2間で双方向に伝送が行
われる。
【0025】また、IDU6からODU2に供給される
電源電圧は直流(または低周波の交流)であるため、第
4の経路の電源用LPF44a、44bは通過できるが
他の経路は通過できない。電源用LPF44a、44b
を通過した電源電圧は、第4の経路を介して、IDU6
からODU2へ供給される。また、電源電圧の一部は、
電源用LPF44aと44bとの間の分岐部で分岐さ
れ、増幅部用電源供給線44d、44eを介して、送信
用増幅部41aと受信用増幅部42bに供給される。
【0026】なお、この実施の形態では、送信信号、受
信信号、監視制御信号、電源の4本を同時に伝送する双
方向ブースタについて説明したが、これに限定されるも
のではない。例えば、監視制御信号や電源電圧は別を伝
送するための、第3、第4の経路が設けられていないも
のについても、送信信号用の第1の経路と受信信号用の
第2の経路を同様な構成とすることにより、本願発明を
適用する事ができる。
【0027】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図3は、電源電圧が通過する第4の経路の電源用L
PF44を二つのフィルタで構成し、この二つの電源用
LPF44aと電源用LPF44bの間に、電源の低下
を補償する昇圧コンバータ45を挿入した場合の構成図
である。
【0028】このように、電源電圧が伝送される第4の
経路に昇圧コンバータ45を挿入することにより、同軸
ケーブルを伝送する際に生ずる電源電圧の電圧低下を補
償する事ができる。
【0029】次に第3の実施の形態について説明する。
図4は、第3の実施形態の構成を説明するための図であ
る。本実施の形態では、前記各実施の形態と比較する
と、送信用増幅部41aと受信用増幅部42aの利得を
制御する機能が付加されている。
【0030】具体的な構成例としては、図4に示すよう
に、第3の経路の監視制御用BPF43を2つのフィル
タで構成し、この2つの監視制御用BPF43aと監視
制御用BPF43bの間に分岐部が設けられている。そ
して、分岐された監視制御信号は、増幅利得制御信号抽
出回路46に入力される。ここで監視制御信号の中から
双方向ブースタ4の利得を制御する制御情報を抽出す
る。そして、増幅利得制御情報を増幅利得制御用制御線
46a、46bを介して、送信用増幅部41a及び受信
用増幅部42bに対して供給される。
【0031】そして、この増幅利得制御信号に応じて、
送信用増幅部41a及び受信用増幅部42bは、送信信
号または受信信号の増幅利得を可変する。
【0032】送信用増幅部41a及び受信用増幅部42
bの具体的な構成例としては、図5に示す様に、第1の
増幅器47aとこの第1の増幅器47aに直列に接続さ
れる第1のスイッチ回路47b、第1のスイッチ回路4
7bで選択される線路の一方に設けられた第2の増幅器
47c、第2の増幅器47cが接続された線路と第2の
増幅器47cが接続されていない線路を切り替える第2
スイッチ回路47dから構成される。
【0033】そして、増幅利得制御信号抽出回路46か
らの増幅利得制御信号により増幅度を大きくする場合に
は、第1のスイッチ47b及び第2のスイッチ47dを
第2の増幅器47cを介する経路に切り替えて増幅度を
増加させる事ができる。同様に、増幅度を低くする場合
には、第1のスイッチ47b及び第2のスイッチ47d
を第2の増幅器47cを介さない経路に切り替えること
により、増幅度を減少させる事ができる。
【0034】また、送信用増幅部41a及び受信用増幅
部42bの他の構成例として、図6に示すように、図5
の第2の増幅器47cの代わりに信号減衰器(ATT)
48を設けたものでもよい。この場合は、増幅利得制御
情報抽出回路46からの増幅利得制御信号により増幅度
を大きくする場合には、第1のスイッチ47b及び第2
のスイッチ47dを信号減衰器(ATT)48を介さな
い経路に切り替える。同様に、増幅度を低くする場合に
は、第1のスイッチ47b及び第2のスイッチ47dを
信号減衰器(ATT)48を介する経路に切り替える。
【0035】以上説明したように、送信用増幅部41a
及び受信用増幅部42aを、図5または図6に示す構成
にすることにより、IDU5から双方向ブースタ4にお
ける増幅度を制御することができる。
【0036】これらの実施の形態では、送信用増幅部4
1a及び受信用増幅部42aの増幅利得の制御をIDU
6から送信される監視制御信号により行っている例につ
いて説明したが、これに限られない。
【0037】例えば、本願発明の第4の実施形態として
は、図7に示すように、増幅利得切替スイッチ49を双
方向ブースタ4の外部に設けて、この増幅利得切替スイ
ッチ49を操作することにより、送信用増幅部41a及
び受信用増幅部42aの利得を制御するようにしてもよ
い。
【0038】以上説明したように、本願の構成をとるこ
とにより、IDU6とODU2との間で送受される、送
信信号、受信信号、監視制御信号、電源電圧を1本のケ
ーブルにまとめて伝送しても、IDU6とODU2間の
ケーブルで発生するケーブル損失を補償するることがで
き、しかもケーブルを敷設する際の配線工事が容易にな
る。
【0039】本発明は、以上説明した各実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、種々変更が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、送信
信号と受信信号を1本のケーブルにまとめて伝送する場
合においても、ケーブルで発生するケーブル損失を補償
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される無線局の全体構成を説明す
るための図である。
【図2】第1の実施形態の構成を説明するための図
【図3】第2の実施形態の構成を説明するための図
【図4】第3の実施形態の構成を説明するための図
【図5】第1の増幅部及び第2の増幅部の構成例
【図6】第1の増幅部及び第2の増幅部の他の構成例
【図7】第4の実施形態の構成を説明するための図
【符号の説明】
1・・・・・・・アンテナ 2・・・・・・・屋外ユニット(ODU) 3・・・・・・・屋外ユニット接続用同軸ケーブル(O
DU側ケーブル) 4・・・・・・・双方向ブースタ 5・・・・・・・屋内ユニット接続用同軸ケーブル(I
DU側ケーブル) 6・・・・・・・屋内ユニット(IDU) 7・・・・・・・回線設定ユニット 40a・・・・・屋内ユニット側接続端子(IDU側端
子) 40b・・・・・屋外ユニット側接続端子(ODU側端
子) 41a・・・・・送信用増幅部 41b、41c・送信信号用バンドパスフィルタ(送信
用BPF) 42a・・・・・受信用増幅部 42b、42c・受信信号用バンドパスフィルタ(受信
用BPF) 43a、43b・監視制御信号用バンドパスフィルタ
(監視制御用BPF) 44a、44b・電源用低周波通過フィルタ(電源用L
PF) 44c・・・・・安定化電源回路 44d、44e・増幅部用電源供給線 45・・・・・・昇圧コンバータ 46・・・・・・増幅利得制御信号抽出回路 46a、46b・増幅利得切替用制御線 47a・・・・・第1の増幅器 47b・・・・・第1のスイッチ回路 47c・・・・・第2の増幅器 47d・・・・・第2のスイッチ回路 48・・・・・・信号減衰器(ATT) 49・・・・・・増幅利得切替スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のユニットと第2のユニットの少な
    くとも2のユニットに分割されて構成され、これらの両
    者間を一本の同軸ケーブルで接続される無線装置に用い
    る双方向ブースタにおいて、 第1の周波数帯域を有し、前記第1のユニット側から前
    記第2のユニット側に供給される第1の信号を抽出して
    増幅する第1の伝送経路と、 前記第1の信号とは異なる第2の周波数帯域を有し、前
    記第1の信号とは逆方向に前記第2のユニット側から前
    記第1のユニット側に供給される第2の信号を抽出して
    増幅する第2の伝送経路とを有することを特徴とする双
    方向ブースタ。
  2. 【請求項2】 前記双方向ブースタは、前記第1のユニ
    ットから前記第2のユニットに供給される電源を伝送す
    る第3の伝送経路を有し、 この第3の伝送経路から分岐した電源電圧を前記第1の
    伝送経路及び前記第2の伝送経路の増幅用の電源として
    使用することを特徴とする請求項1記載の双方向ブース
    タ。
  3. 【請求項3】 前記双方向ブースタは、前記第1のユニ
    ットと前記第2のユニット間で授受される監視制御用信
    号を伝送する第4の伝送経路を有することを特徴とする
    請求項1記載の無線装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の伝送経路及び第2の伝送経路
    は、増幅度を可変する増幅利得可変機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の無線装置。
  5. 【請求項5】 前記増幅利得可変機能の制御を前記第1
    のユニット側からの前記監視制御信号により行うこと特
    徴とする請求項4記載の双方向ブースタ。
  6. 【請求項6】 前記双方向ブースタは、増幅度切替スイ
    ッチが設けられ、この増幅度切替スイッチにより、前記
    増幅利得可変機能を制御すること特徴とする請求項4記
    載の双方向ブースタ。
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