JP2001325071A - タッチ操作入力装置 - Google Patents

タッチ操作入力装置

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JP2001325071A
JP2001325071A JP2000144997A JP2000144997A JP2001325071A JP 2001325071 A JP2001325071 A JP 2001325071A JP 2000144997 A JP2000144997 A JP 2000144997A JP 2000144997 A JP2000144997 A JP 2000144997A JP 2001325071 A JP2001325071 A JP 2001325071A
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Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Chikao Nagasaka
近夫 長坂
Masato Nishikawa
正人 西川
Susumu Mega
晋 妻鹿
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザインターフェイス性を損ねることな
く、タッチ操作位置を検出する検出手段の停止状態を容
易に解除することができるタッチ操作入力装置の提供を
目的とする。 【解決手段】 所定時間、LED36及びフォトトラン
ジスタ38によりタッチ操作位置の検出が行われなかっ
た場合には、タッチトレーサコントローラ44によりL
ED36及びフォトトランジスタ38の動作を停止さ
せ、所謂スリープ状態とすることによって、消費電力を
低減させることができる。また、タッチトレーサコント
ローラ44は、スリープ状態時に複数のLED36及び
フォトトランジスタ38のうち少なくとも1つのLED
36及びフォトトランジスタ38を動作させ、該LED
36及びフォトトランジスタ38のタッチ操作位置の検
出信号を用いることにより、スリープ状態を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチ操作入力装
置にかかり、特に、自動車に搭載するナビゲーションシ
ステム等のリモートコントローラ等に用いられるタッチ
操作入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動車に搭載される
ナビゲーションシステム等のように、タッチ操作機能付
きのディスプレイ装置を備えたものが増えている。この
種のディスプレイ装置の一例としては、表示画面に対す
るタッチ位置を光センサ、静電式センサ、導電式セン
サ、感圧式センサなどの検出手段により検出するように
構成されている。
【0003】具体的には、表示画面の縦方向及び横方向
に対応して複数の並列光軸を形成するように投光素子と
受光素子とを配置し、表示画面を指でタッチすることに
より投光素子から受光素子に至る光軸が遮断されること
に基づいてタッチ範囲の中心位置を検出してその座標デ
ータを出力するように構成され、タッチ操作入力を行う
タッチパネルをタッチ操作することにより、ディスプレ
イ装置に表示されたメニュー画面等の表示スイッチを選
択し、該タッチパネルを押圧操作することにより、タッ
チパネルの直下に設けられた操作決定用スイッチがオン
されてタッチ操作入力が決定されるように構成されてい
る。
【0004】また、タッチ操作入力装置としてディスプ
レイ部とタッチ操作部を分けて、タッチ操作部を操作し
易い場所に配置するものもあり、このタッチ操作入力装
置の構成は、上述のような構成となっている。このよう
なタッチ操作入力装置は、タッチ操作部を車両において
操作し易い場所に配置したり、手で持って操作すること
により、利便的な操作を提供することができる。
【0005】また、この種のタッチ操作入力装置では、
タッチ操作位置をサーチするために検出手段を常に動作
させておく必要がある。ここで、長時間使用しないタッ
チ操作を行わない場合には、上述したような光センサ、
静電式センサ、導電式センサ、感圧式センサなどの検出
手段を用いているので、無駄な電力を消費してしまう、
という問題がある。そこで、タッチ操作入力が行われて
から、続くタッチ操作入力が行われるまで所定時間の
間、タッチ操作入力が行われなかった場合に、消費電力
軽減のため、検出手段の動作を全部又は一部停止させる
スリープ状態にすることによって消費電力の軽減を図る
ことが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】タッチ操作入力装置で
は、タッチ操作を行うタッチパネル面をタッチした時に
即座に反応し、そのポイントを出力するがユーザインタ
ーフェースとしての利点である。
【0007】しかしながら、上述したスリープ状態を解
除するためにスイッチ操作によるスリープ状態の解除で
は上述のユーザインタフェイスの利点を損ねる(以下、
ユーザインターフェース性を損ねる)、という問題があ
る。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、ユーザイ
ンターフェイス性を損ねることなく、タッチ操作位置を
検出する検出手段の停止状態を容易に解除することがで
きるタッチ操作入力装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の操作機能項目が表示
される表示部の前記複数の操作機能項目をタッチ操作に
より選択入力するタッチパネルを備えた操作部と、前記
タッチパネル上のタッチ操作位置を検出する複数の検出
手段と、前記検出手段によりタッチ操作位置の検出が所
定時間行われない場合に、前記検出手段の動作を停止さ
せると共に、所定の信号に基づいて前記検出手段の動作
を再開させる制御手段と、を備え、前記制御手段により
前記動作が停止されている状態において、前記制御手段
が、前記複数の検出手段のうち少なくとも1つの検出手
段を動作させ、該検出手段の検出信号を前記所定の信号
として用いることを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、操作部の
タッチパネルをタッチ操作することによって検出手段に
よりタッチ操作位置を検出する。この時、所定時間検出
手段によりタッチ操作位置の検出が行われなかった場合
には、制御手段により検出手段の動作を停止させ、所謂
スリープ状態とすることによって、検出手段によるタッ
チ操作位置の検出のために必要な消費電力を低減させる
ことができる。また、制御手段は所定の信号に基づいて
検出手段の動作を再開(スリープ状態を解除)させる。
【0011】ここで、所定の信号として、制御手段が、
複数の検出手段のうち少なくとも1つの検出手段を動作
させ、該検出手段の検出信号を用いることにより、操作
部のタッチパネルをタッチ操作することにより、スリー
プ状態を解除することができる。このように解除スイッ
チ等を用いることなく、スリープ状態を解除することが
できるので、ユーザインターフェイス性を損ねることな
く、タッチ操作位置を検出する検出手段の停止状態を容
易に解除することが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記タッチ操作入力装置の所定の位置
に複数の電極を更に備え、前記制御手段が電極のタッチ
操作により得られる導通信号を前記所定の信号として用
いることを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、タッチ操作位置入力装置の所定
の位置、例えば、タッチ操作入力装置を手に持つ際に触
る位置に電極を更に備え、該電極をタッチ操作すること
により得られる導通信号を検出手段の動作を再開(スリ
ープ状態を解除)させる所定の信号として用いることに
よって、スリープ状態の解除スイッチ等を用いることな
くスリープ状態を解除することができるので、ユーザイ
ンターフェイス性を損ねることなく、タッチ操作位置を
検出する検出手段の停止状態を容易に解除すること可能
となる。
【0014】また、スリープ状態の解除を行う手段とし
て少なくとも1つの検出手段と電極の2つを備えること
により、操作性を向上させることが可能である。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記タッチ操作入力装置
に加わる所定の振動を検出する振動検出手段を更に備
え、該振動検出手段の検出信号を前記所定の信号として
用いることを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、タッチ操作入力装
置に加わる振動を検出する振動検出手段を更に備え、該
振動検出手段の検出信号をスリープ状態を解除させる所
定の信号として用いることによって、スリープ状態の解
除スイッチ等を用いることなくスリープ状態を解除する
ことができるので、ユーザインターフェイス性を損ねる
ことなく、タッチ操作位置を検出する検出手段の停止状
態を容易に解除することが可能となる。
【0017】また、スリープ状態の解除を行う手段とし
て少なくとも1つの検出手段や電極と共に、振動検出手
段を備えることにより、操作性を向上することが可能で
ある。
【0018】請求項4に記載の発明は、複数の操作機能
項目が表示される表示部の前記複数の操作機能項目をタ
ッチ操作により選択入力するタッチパネルを備えた操作
部と、前記タッチパネル上のタッチ操作位置を検出する
複数の検出手段と、前記検出手段によりタッチ操作位置
の検出が所定時間行われない場合に、前記検出手段の動
作を停止させると共に、所定の信号に基づいて前記検出
手段の動作を再開させる制御手段と、タッチ操作による
導通及び振動の少なくとも一方を検出してタッチ操作検
出信号を出力するタッチ操作検出手段と、を備え、前記
制御手段により前記動作が停止されている状態におい
て、前記制御手段が、前記タッチ操作検出手段より得ら
れる前記タッチ操作検出信号に基づいて、前記複数の検
出手段のうち少なくとも1つの検出手段を動作させ、該
検出手段の検出信号前記所定の信号として用いることを
特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、操作部の
タッチパネルをタッチ操作することによって検出手段に
よりタッチ操作位置を検出する。この時、所定時間検出
手段によりタッチ操作位置の検出が行われなかった場合
には、制御手段により検出手段の動作を停止させ、所謂
スリープ状態とすることによって、検出手段によるタッ
チ操作位置の検出のために必要な消費電力を低減させる
ことができる。また、制御手段は所定の信号に基づいて
検出手段の動作を再開(スリープ状態を解除)させる。
【0020】ここで、制御手段により検出手段の動作が
停止されている状態において、制御手段がタッチ操作検
出手段より得られるタッチ操作検出信号に基づいて、複
数の検出手段のうち少なくとも1つの検出手段を動作さ
せる。すなわち、タッチ操作入力装置を手に取ったり、
タッチ操作を行った場合等により、少なくとも1つの検
出手段の動作が再開され、タッチ操作検出スタンバイ状
態となる。続いて、少なくとも1つの検出手段によりタ
ッチ操作の有無が検出され、該検出手段の検出信号に基
づいて停止されている全ての検出手段の動作が制御手段
によって再開される。
【0021】すなわち、請求項4に記載の発明では、検
出手段が全て停止した状態である第1のスリープ状態
と、少なくとも1つの検出手段以外が停止した状態であ
る第2のスリープ状態を設けることができ、タッチ操作
入力装置の消費電力を2段階に低減することができる。
【0022】通常、タッチ操作入力装置を操作する場合
には、タッチ操作入力装置を手に取る(触る)第1の行
為と、続いてタッチ操作を実際に行う第2の行為がある
が、タッチ操作入力装置を手に取ってから実際にタッチ
操作を行わない時間がある場合がある。そこで、請求項
4に記載の発明では、所定時間の間、タッチ操作入力禄
装置を使用していない場合には、第1のスリープ状態と
して検出手段の動作を全て停止することによって消費電
力を低減することができる。
【0023】また、上述の第1の行為がなされた場合に
は、第1の行為をタッチ操作による導通及び振動の少な
くとも一方を検出するタッチ操作検出手段により検出し
て第2のスリープ状態とし、複数の検出手段のうち少な
くと1つの検出手段のみが動作される(第2のスリープ
状態)。従って、この場合においてもタッチ操作入力装
置の検出手段により消費される消費電力を低減させるこ
とができる。
【0024】なお、第2のスリープ状態は、請求項1の
ように、少なくとも1つの検出手段によって第2のスリ
ープ状態を解除させることができる。
【0025】更に、このようにそれぞれのスリープ状態
の解除は、解除スイッチ等を用いることなく、通常のタ
ッチ操作動作を行う一連の操作によってスリープ状態を
解除することができる。従って、ユーザインターフェイ
ス性を損ねることなく、タッチ操作位置を検出する検出
手段の停止状態(スリープ状態)を容易に解除すること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は車両
用のディスプレイシステムに本発明を適用したものであ
る。 [第1実施形態]図1は車両用のディスプレイシステム
10の全体構成を示している。この車両用のディスプレ
イシステム10は、エアコン、オーディオ、ナビゲーシ
ョンシステム等の自動車に付帯する付帯装備の操作を行
うものであり、ディスプレイ12及びタッチ操作入力装
置14(以下、タッチトレーサと称す)とによって主に
構成されている。
【0027】ディスプレイ12は、運転者及び同乗者が
容易に視認することができるインストルメントパネルの
中央部に配置され、エアコン、オーディオの操作状況や
ナビゲーションシステムの案内地図画面等を表示するも
のであり、タッチトレーサ14からの操作入力情報に応
じて所定の画面を表示するようになっている。
【0028】タッチトレーサ14は、運転者が容易に操
作することができる場所、例えば、運転席ドアの肘掛部
やセンターコンソール等に配置することができ、タッチ
操作入力によって上述のエアコン、オーディオ、ナビゲ
ーションンシステム等の付帯装備の操作を行うものであ
る。なお、タッチトレーサ14は、手に持って操作する
ことも可能である。
【0029】タッチトレーサ14は、図2のタッチトレ
ーサ正面図に示すように、タッチトレーサ14の中央部
に入力パッド16が配置され、入力パッド16の周囲と
なる位置には、各種モード等を選択する選択ボタン18
が配置されている。こららの選択ボタンとしては、現在
地ボタン18A、戻るボタン18B、詳細ボタン18
C、及び広域ボタン18D、NV/TV(ナビゲーショ
ン、テレビ切換)ボタン18E、及び電源ボタン18D
が設けられている。
【0030】続いて、図3及び図4を参照してタッチト
レーサ14の内部構造について説明する。図3は、タッ
チトレーサ14の一部を破断して示す正面図であり、図
4はタッチトレーサ14の一部を破断にして示す横断面
図である。
【0031】タッチトレーサ14は、外枠が2分割され
たアウターケーシング26A、26Bによって構成され
ており、タッチトレーサ14の底面となるアウターケー
シング26Bにプリント配線基板28が配置され、その
上方にプリント配線基板30が配置されている。プリン
ト配線基板28には、圧縮コイルバネ32が配設されて
おり、圧縮コイルバネ32は、操作決定スイッチ34を
中心に挿入するように配設され、入力パッド16を図4
矢印M方向に向かって付勢している。操作決定スイッチ
34は、入力パッド16でタッチ操作された位置に対し
て、位置を決定するためのスイッチであり、入力パッド
16上の所望の位置をタッチ操作した後に入力パッド1
6毎押圧操作することにより、操作決定スイッチ34の
スイッチがオンされる。
【0032】また、圧縮コイルバネ32の付勢に対し
て、アウターケーシング26Aには入力パッド16の外
周を抑止するために断面が略T字形状に成形された部材
27が設けられており、この該略T字形状の部材27
は、入力パッド16の任意の位置を押圧操作して操作決
定スイッチ34をオンする場合は、入力パッド16の支
点として作用するものである。
【0033】プリント配線基板30上には、光センサユ
ニットが搭載されている。この光センサユニットは、複
数のLED36とフォトトランジスタ38とが交互に配
置され、並列に光軸が形成されるようにLED36とフ
ォトトランジスタ38が対向するように配列されてい
る。なお、LED36及びフォトトランジスタ38はプ
リント配線基板30に接続されている。また、LED3
6及びフォトトランジスタ38は、それぞれ隣接するL
ED36又はフォトトランジスタ38とを遮光する遮光
部材40で覆われて構成されており、対向配列されたL
ED36とフォトトランジスタ38に必要とされる光以
外をこの遮光部材40で遮光するようになっている。
【0034】また、プリント配線基板30上には複数の
操作用スイッチ42が搭載されており、上述した各種の
モードを選択する選択ボタン18A〜18Fに対応する
操作に応じて対応する操作用スイッチ42がオンするよ
うに配置されている。
【0035】図5は、LED36及びフォトトランジス
タ38の配列状態を示している。図5において、図示縦
方向(以下、Yラインと称す)として4組のLED36
及びフォトトランジスタ38が設定されていると共に、
図示横方向(以下、Xラインと称す)として3組のLE
D36及びフォトトランジスタ38が設定されている。
【0036】図6は、ディスプレイシステム10の電気
的構成を示すブロック図である。ディスプレイシステム
10は、タッチトレーサ14に配置されたLED36、
フォトトランジスタ38、操作決定スイッチ34、及び
操作用スイッチ42がタッチトレーサコントローラ44
に接続されており、更にタッチトレーサコントローラ4
4には、エアコン、オーディオ、ナビゲーションシステ
ム等の付帯装備を制御する制御部46及びディスプレイ
12が接続されている。また、ディスプレイ12には、
制御部46からの信号が入力されるように接続されてい
る。
【0037】タッチトレーサコントローラ44は、CP
U48、ROM50及びRAM52等の周辺装置を含む
マイクロコンピュータで構成されており、LED36及
びフォトトランジスタ38から入力される信号に基づい
て、入力パッド16の操作位置座標を算出する。なお、
タッチトレーサ14の入力パッド16において指でタッ
チした位置座標は、上述のXライン、Yラインそれぞれ
の遮光されたラインの交点位置を入力パッド16上のタ
ッチ操作位置としており、Xライン、Yラインのそれぞ
れの交点を図5に示す丸1〜丸12のようにタッチ位置
が割り当てられる。また、タッチトレーサコントローラ
44は、上述の指でタッチした位置座標をディスプレイ
12の表示に対応した位置座標に変換してディスプレイ
12へ出力する。ディスプレイ12は、タッチトレーサ
コントローラ44から出力された位置座標を基に指でタ
ッチしている画面上に対応する位置を画面に表示する。
この画面上の位置表示は、選択項目(画面に表示された
表示スイッチ)が色反転することによって表示されるよ
うになっている。
【0038】ここで、入力パッド16で選択項目が決定
された状態で操作決定スイッチ34が押圧操作されると
タッチトレーサコントローラ44に操作決定スイッチ3
4の信号が出力され、タッチトレーサコントローラ44
は、ディスプレイ12の選択された項目を表示するため
の信号を制御部46へ出力する。
【0039】制御部46では、選択された項目に従った
画面に切り換えるための情報をディスプレイ12に出力
することによってディスプレイ12に表示された画面が
選択された項目の画面へと切り替わる。また、タッチト
レーサ44の操作用スイッチ42が押圧操作されると押
圧操作されたモードを選択する選択ボタン18に対応す
る画面がディスプレイ12画面上に表示されるように制
御部46によって制御される。
【0040】また、タッチトレーサコントローラ44
は、所定時間の間、LED36及びフォトトランジスタ
38からの信号がCPU48に入力されない場合には、
タッチトレーサコントローラ44によってLED36及
びフォトトランジスタ38の動作が停止されて消費電力
が低減されるスリープ状態に移行される構成とされてい
る。この時、Xラインの中央のLED36及びフォトト
ランジスタ38(図5に示す2で表されるLED及びフ
ォトトランジスタ)のみ動作される。
【0041】続いて、上述のように構成されたディスプ
レイシステム10の作用について説明する。
【0042】なお、イグニッションスイッチがオンされ
ることによりディスプレイシステム10の電源が投入さ
れる。この時の状態ではディスプレイシステム10に予
め設定されたメニュー画面が表示されると共に、タッチ
トレーサ14に配設された光センサユニット(LED3
6及びフォトトランジスタ38)がスリープ状態で起動
され、Xラインの1組のLED36及びフォトトランジ
スタ38のみ動作される。
【0043】この時、タッチトレーサ14では、上述の
Xラインにおける1組のLED36及びフォトトランジ
スタ38によりタッチ操作の有無の検出が行われる。そ
して、この状態でタッチ操作が行われ、1組のLED3
6及びフォトトランジスタ38が遮光された場合には、
フォトトランジスタ38より該タッチ操作により遮光さ
れたことを表す遮光信号がタッチトレーサコントローラ
44に入力される。
【0044】タッチトレーサコントローラ44では、該
遮光信号として動作が停止されているLED36及びフ
ォトトランジスタ38の動作を再開させる。すなわち、
スリープ状態中に動作している1組のLED36及びフ
ォトトランジスタ38により、スリープ状態の解除を行
うことができる。
【0045】スリープ状態が解除された場合には、Xラ
イン、Yラインそれぞれタッチ操作位置の検出、すなわ
ち、指による遮光ラインのスキャンが行われ、遮光され
ているラインのフォトトランジスタ38出力に基づい
て、入力パッド16上のタッチ操作位置の検出が行われ
る。例えば、入力パッド16上のタッチ操作位置の検出
は、XラインのLED36及びフォトトランジスタ38
を図5に示す1〜3の順でスキャンする。この時、何れ
かのラインでタッチ操作による遮光信号が検出されるま
で、図5に示すLED36及びフォトトランジスタ38
の1〜3のスキャンが繰り返され、タッチ操作による遮
光信号の検出が行われた場合に、続いてYラインのLE
D36及びフォトトランジスタ38のスキャンが図5に
示す4〜7の順で行われることによって、入力パッド1
6上のタッチ操作位置の検出が行われる。
【0046】また、所定時間の間、何れのフォトトラン
ジスタ38からも遮光信号がタッチトレーサコントロー
ラ44に入力されない場合には、再び、Xラインにおけ
る1組のLED36及びフォトトランジスタ38以外の
動作が停止されて、スリープ状態へと移行される。
【0047】このように本実施の形態のタッチとレーサ
14では、タッチ操作入力を行っていない時には、1組
のLED36及びフォトトランジスタ38のみ動作し、
他のLED36及びフォトトランジスタ38の動作を停
止させるので、タッチトレーサ14の消費電力を大幅に
削減することができ、タッチトレーサ14の電源である
電池等の寿命を延ばすことができる。
【0048】また、入力パッド16上の所定の位置(本
実施形態ではXラインの中央位置)をタッチ操作するこ
とにより、スリープ状態が解除されるので、スリープ状
態を容易に解除することができる。すなわち、ユーザイ
ンターフェイス性を損なうことなく、スリープ状態の解
除を行うことができる。
【0049】上記の実施の形態では、入力パッド16上
のタッチ操作位置検出における分解能がXライン×Yラ
イン=3×4の分解能の場合について説明したが、続い
て、上記実施の形態の変形例として、分解能がXライン
×Yライン=16×16の光分解能である場合について
説明する。
【0050】この場合には、光センサユニット(LED
36及びフォトトランジスタ38)はXライン、Yライ
ンそれぞれ16個づつ配置されており、その他の構成に
ついては、上記実施の形態と同一であるため説明を省略
する。
【0051】変形例においても所定時間の間、フォトト
ランジスタ38から遮光信号がタッチトレーサコントロ
ーラ44に入力されなかった場合には、スリープ状態に
移行するように構成されているが、変形例におけるスリ
ープ状態では、上記実施の形態のようにXラインにおけ
る1組の光センサユニットのみを動作させるのではな
く、Xラインにおける光センサユニットによるタッチ操
作位置の検出を指抜けがない間隔でステップスキャンす
る構成とされている。例えば、Xラインの16組の光セ
ンサユニットのうち、4組の光センサユニットを間引い
て動作させ、ステップスキャンさせ、ステップスキャン
により遮光信号が4組の光センサユニットの何れかの光
センサユニットから検出された場合に、スリープ状態が
解除されるように構成されている。
【0052】次に上記実施の形態の変形例の作用につい
て説明する。
【0053】該変形例では、上記実施の形態と同様に、
イグニッションがオンされることによりディスプレイシ
ステムの電源が投入される。この時、変形例のディスプ
レイシステムでは、電源が投入された状態で初期機能と
して、ディスプレイシステム10に予め設定されたメニ
ュー画面表示されると共に、タッチトレーサ14に配設
された光センサユニットがスリープ状態で起動される。
【0054】すなわち、Xラインにおける16組の光セ
ンサユニットのうち4組の光センサユニットによって、
タッチ操作の有無の検出が行われる。この検出は上述し
たように、16組の光センサユニットをステップスキャ
ンさせて、4組の光センサユニットによる検出が行われ
る。すなわち、12組の光センサユニットは動作するこ
となく検出を行うことができるので、消費電力を低減す
ることができる。
【0055】この状態で、タッチ操作が行われ、4組の
光センサユニットのうち何れかの光センサユニットが遮
光された場合には、4組の光センサユニットのうち遮光
された光センサユニットのフォトトランジスタ38より
該タッチ操作により遮光されたことを表す遮光信号がタ
ッチトレーサコントローラ44に入力される。
【0056】タッチトレーサコントローラ44では、該
遮光信号として動作が停止されている12組の光センサ
ユニットの動作を再開させる。すなわち、スリープ状態
中に動作している4組の光センサユニットによりスリー
プ状態の解除を行うことができる。
【0057】スリープ状態が解除された場合には、Xラ
イン、Yラインそれぞれのタッチ操作位置の検出、すな
わち、指による遮光ラインのスキャンが行われ、遮光さ
れているラインのフォトトランジスタ38出力に基づい
て、入力パッド16上のタッチ操作位置の検出が行われ
る。例えば、入力パッド16上のタッチ操作位置の検出
は、XラインのLED36及びフォトトランジスタ39
を順番にスキャンする。この時何れかのラインでタッチ
操作による遮光信号が検出されるまで、Xラインの光セ
ンサユニットによる検出が繰り返される。ここで、タッ
チ操作による遮光信号の検出が行われた場合には、続い
てYラインにおける光センサユニットによるスキャンが
順番に行われることによって、入力パッド16上のタッ
チ操作位置の検出が行われる。
【0058】また、所定時間の間、何れのフォトトラン
ジスタ38からも遮光信号がタッチトレーサコントロー
ラ44に入力されない場合には、再び、Xラインにおけ
る4組によるステップスキャンが行われ、その他の12
組の光センサユニットの動作が停止されてスリープ状態
へと移行される。
【0059】このように、タッチ操作入力を行っていな
い時には、4組の光センサユニットのみを動作させてス
テップスキャンを行い、他の12組の光センサユニット
の動作を停止させるので、タッチトレーサ14の消費電
力を大幅に削減することができ、タッチトレーサ14の
電源である電池等の寿命を延ばすことができる。
【0060】また、入力パッド16上をタッチ操作する
ことにより、スリープ状態が解除されるので、スリープ
状態を容易に解除することができる。すなわち、この場
合においてもユーザインターフェイス性を損なうことな
く、スリープ状態の解除を行うことができる。 [第2実施形態]第1実施形態では、スリープ状態を解
除させるための手段として、タッチトレーサ14に設け
られた複数の光センサユニット(LED36及びフォト
トランジスタ38)のうち、少なくとも1つの光センサ
ユニットを動作させて、該光センサユニットの遮光信号
を用いてスリープ状態を解除させる構成としたが、第2
実施形態は、タッチトレーサに設けられた複数の電極を
用いて、スリープ状態の解除を行うものである。なお、
上述の電極を用いる以外は同一構成であるので、電極に
係る構成以外の説明を省略する。また、第1実施形態で
説明したスリープ状態を解除させるための手段と組み合
わせた構成としてもよい。
【0061】第2実施形態のタッチトレーサは、図7に
示すように、入力パッド16上に2対の電極60が設け
られている。該電極60は、入力パッド16の直下に設
けられたプリント配線基板28に電気的に接続されてい
る。なお、電極60は詳しくは図8に示す導通検出回路
62に接続されており、導通検出回路62はタッチトレ
ーサコントローラ44に接続されている。
【0062】導通検出回路62は、2対のうち何れかの
電極60がタッチ操作により指で短絡された場合にタッ
チトレーサコントローラ44に入力される信号が変化す
るように構成されており、該信号の変化に基づいて、タ
ッチトレーサコントローラ44は、スリープ状態を解除
させるようになっている。なお、図9に導通検出回路6
2の構成の一例を示す。
【0063】続いて、第2実施形態の作用について説明
する。
【0064】第1実施形態と同様に、イグニッションス
イッチがオンされることによりディスプレイシステム1
0の電源が投入される。そして、この時の状態ではディ
スプレイシステム10のディスプレイ12には予め設定
されたメニュー画面やナビゲーションシステムの地図画
面等が表示されると共に、タッチトレーサに配設された
光センサユニット(LED36及びフォトトランジスタ
38)がスリープ状態で立ち上がる。なお、スリープ状
態は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態のよう
に低分解能の場合には、Xラインの1組の光センサユニ
ットのみが動作され、変形例のように高分解能である場
合には複数の光センサユニットのうち所定組の光センサ
ユニットのみが駆動されてタッチ操作の検出のためのス
テップスキャンが行われる。
【0065】この時、導通検出回路62では電源DCか
ら導通検出回路62を駆動する所定の駆動信号が出力さ
れることによって、タッチトレーサコントローラ44に
所定の信号が出力される。
【0066】この状態で、タッチ操作が行われて入力パ
ッド16上に設けられた2対の電極のうち何れかの対の
電極がタッチ操作により短絡されると、導通検出回路6
2により電極60の導通が検出され、タッチトレーサコ
ントローラ44に入力される信号が変化される。タッチ
トレーサコントローラ44では、該変化された信号をト
リガ信号として、スリープ状態を解除させる。すなわ
ち、動作が停止されている光センサユニットの動作を再
開させ、タッチ操作位置の検出が行われる。
【0067】また、所定時間の間、何れの光センサユニ
ットからも遮光信号がタッチトレーサコントローラ44
に入力されない場合には、再び、上述のスリープ状態へ
と移行される。
【0068】このように、タッチ操作を行っていない時
には、スリープ状態へ移行するので、タッチとレーサの
消費電力を低減することができ、タッチトレーサの電源
である電池等の寿命を延ばすことができる。
【0069】また、入力パッド16上に設けられた電極
をタッチ操作することにより、スリープ状態が解除され
るので、スリープ状態を容易に解除することができる。
すなわち、第1実施形態と同様に、ユーザインターフェ
イス性を損なうことなく、スリープ状態の解除を行うこ
とができる。
【0070】なお、第2実施形態では、電極を2対設け
たがこれに限るものではなく、1対でも3対でもよい。
また、電極60を用いたがこれに限るものではなく、低
荷重の感圧スイッチ、圧電素子やFETを組み合わせた
ようなもので構成してもよい。 [第3実施形態]続いて、スリープ状態を解除させるた
めの手段として振動検出を行い、該振動検出による信号
をトリガ信号としてスリープ状態を解除するものについ
て説明する。なお、スリープ状態を解除させるための手
段以外の構成については、第1実施形態と同様であるた
め説明を省略する。なお、第1実施形態及び第2実施形
態と組み合わせた構成としてもよい。
【0071】第3実施形態に係るディスプレイシステム
のタッチトレーサは、プリント配線基板28上にタッチ
トレーサに加わる振動を検出する振動検出手段が設けら
れている。図10(A)、(B)に示すように、振動検
出手段100は、振動検出用のボール102とボール1
02を収納するボールケース104とによって主に構成
されていると共に、プリント配線基板28上にプリント
電極として電極106及び電極108が設けられてい
る。
【0072】電極106及び電極108はボールケース
104直下に形成されたプリント配線とされ、ボール1
02の移動によって電極106と電極108が短絡可能
な位置に設けられている。なお、本実施形態における電
極106は、図10(A)に示すように、ボールケース
104の中心部から放射線状に形成された電極とされ、
電極108はボールケース104の外側から中心に向か
って放射線状に形成されており、それぞれボール102
がそれぞれの電極上に移動した場合に電極106及び電
極108が短絡可能な間隔に形成されている。
【0073】ボールケース104は、図10(A)、
(B)に示すように、樹脂材料等の絶縁素材により6角
柱状に成形されており、中心部にボールケース104内
を移動するボール102をガイドするためにガイドピン
104Aが成形されている。すなわち、ボール102
は、ボールケース104内をガイドピン104Aを中心
に回転移動するように構成されている。また、ボールケ
ース104には、電極106と電極108上にボール1
02が安定(電極106及び電極108が短絡状態で安
定)するのを防止するためのリブ104Bが設けられて
おり、該リブ104Bによってボール102が電極10
6及び電極108上で安定するのを防止することでき
る。
【0074】また、ボールケース104には、プリント
配線基板28上に位置決めを行うために2つの位置決め
ピン104Cが設けられていると共に、プリント配線基
板28上に2つの位置決めピン104Cが挿入される孔
28Aが設けられており、位置決めピン104Cを孔2
8Aに挿入することによってプリント配線基板28に対
してボールケース104の位置決めが行われる。
【0075】電極106及び電極108は、第2実施形
態で説明した図8と同様にして、導通検出回路62に接
続されており、電極106及び電極108がボール10
2により短絡された場合にタッチトレーサコントローラ
44に入力される信号が変化するように構成されてお
り、該信号の変化に基づいて、タッチトレーサコントロ
ーラ44は、スリープ状態を解除させるようになってい
る。すなわち、所定の振動によりボール102が移動す
ることにより電極106及び電極108が短絡されるこ
とによってスリープ状態の解除を行うことができる。な
お、所定の振動は、例えば、自動車のドアの開閉時に発
生する振動、走行時の振動、タッチトレーサ14を手持
ちした際の振動等であり、仕様に応じて必要な感度を設
定すればよい。
【0076】続いて、第3実施形態の作用について説明
する。なお、タッチ操作入力については上記実施形態と
同様であるため説明を省略し、スリープ状態の解除につ
いて説明する。
【0077】スリープ状態への移行は、上記実施形態で
説明したように所定時間の間、タッチ操作入力が検出さ
れない場合にスリープ状態へ移行する。なお、スリープ
状態は、第1実施形態又は第2実施形態で説明した何れ
の方法を用いてもよい。
【0078】スリープ状態の時に、例えば、タッチトレ
ーサ14を手持ちした場合には、タッチトレーサ14に
所定の振動が加わる。この時、振動検出手段100で
は、ボール102がタッチトレーサ14に加わる振動に
よって、ボールケース104内でボールガイドピン10
4Aを中心に移動され、電極106及び電極108上に
移動された時に電極106及び電極108がボール10
2によって短絡される。そして、導通検出回路62によ
り電極106及び電極108の導通が検出され、タッチ
トレーサコントローラ44に入力される信号が変化され
る。タッチトレーサコントローラ44では、該変化され
た信号をトリガ信号として、スリープ状態を解除させ
る。
【0079】また、所定時間の間、タッチ操作が行われ
なかった場合に上記実施形態と同様に、再びスリープ状
態へと移行される。
【0080】このように振動検出手段100を用いても
上記実施形態と同様にスリープ状態を解除することがで
きるので、ユーザインターフェイス性を損なうことがな
い。
【0081】続いて、スリープ状態を解除させるための
手段としての振動検出手段のその他の例について説明す
る。なお、上記実施形態と同一構成については同一符号
を付して説明し、詳細な説明は省略する。
【0082】振動検出手段は、図11(A)、(B)に
示すように、入力パッド16のタッチ操作入力面とは反
対側の面に圧電センサ110を設け、該圧電センサ11
0をプリント配線基板28にケーブル112を介して接
続する。そして、入力パッド16又はタッチトレーサ1
4自体に加わる振動によって発生する圧電センサ110
の出力電圧を増幅し、所定の電位以上となった場合にス
リープ状態を解除する構成としてもよい。また、圧電セ
ンサ110はタッチパネルをタッチ操作した時に生じる
入力パッド16の共振周波数付近に圧電センサ110の
共振点を合わせ入力パッド16へのタッチ操作に対して
敏感な感度を持たせることにより、入力パッド16への
タッチ操作によりスリープ状態を解除させることが可能
である。
【0083】また、圧電センサ110を入力パッド16
ではなく、タッチトレーサ14の内部に設けるようにし
てもよく、この場合には、圧電センサ110の共振周波
数をドアの開閉時の振動、走行時の振動、タッチトレー
サ手持ち時の振動等に応じて設定することにより、それ
ぞれタッチトレーサ14に加わる振動の周波数に応じて
スリープ状態を解除させることができる。
【0084】なお、圧電センサ110はマイクロフォン
を代用してもよく、タッチトレーサ14を手持ちした時
のグリップ音や走行音等の発生によりスリープ状態を解
除するようにしてもよい。
【0085】また、スリープ状態を解除させるための手
段としての振動検出手段は、リードスイッチ120を用
いるようにしてもよい。この場合には図12(A)、
(B)に示すように、入力パッド16のタッチ操作面と
反対側に板バネ122の一端を固定し、他端側にマグネ
ット124を設けることにより、振動が入力パッド16
又はタッチトレーサ14に加わった時に板バネ122の
振動により、マグネット124がリードスイッチ120
に近づいて磁界が発生され、リードスイッチ120がオ
ンとなる。これによって、振動を検出することが可能で
ある。
【0086】更に、スリープ状態を解除させるための手
段としての振動検出手段は、リードスイッチ120を用
いて図13(A)、(B)に示すようにしてもよい。図
13の場合には、マグネット130にピボット132を
固定し、ピボット132が挿入される嵌合部134を入
力パッド16、アウターケーシング26A、又はアウタ
ーケーシング26Bに設け、マグネット130がピボッ
ト132及び嵌合部134によって揺動可能に構成す
る。ここで、リードスイッチ120のオンとなるマグネ
ット130の揺動角度(所定角度)を予め設定しておく
ことにより、所定角度の範囲でリードスイッチ120が
オンし、所定角度外でリードスイッチ120オフする。
従って、タッチトレーサ14操作時の操作角度に応じて
リードスイッチ14がオンオフするので、リードスイッ
チ120のオンオフをトリガ信号としてスリープ状態を
解除させることが可能である。
【0087】なお、リードスイッチ120とがオンなる
マグネット130の所定角度は、リードスイッチ120
の配置角度等により予め設定しておくことが可能であ
り、例えば、タッチトレーサ14が水平に対して±30
°をリードスイッチ120がオンとなるマグネット13
0の所定角度として設定した場合には、タッチトレーサ
14を自動車の車内にストラップなどで固定した場合や
ストラップを付けて持ち歩いた場合などでは、リードス
イッチ120はオフとなり、水平状態(水平に対して±
30°を含む)にした場合には、リードスイッチ120
がオンとなる。従って、水平状態(水平に対して±30
°を含む)以外で持ち歩いたりすることによって、スリ
ープ状態とすることが可能となる。また、店頭デモなど
の試用期間中に、単にタッチトレーサ14を持っている
状態(下向きで水平状態±30°以外)や展示台等にチ
ェーン等によりぶら下げている状態でのタッチトレーサ
14の消費電力を低減させることができる。 [第4実施形態]第1実施形態では、スリープ状態を解
除させる手段として、タッチトレーサ14に設けられた
複数の光センサユニット(LED36及びフォトトラン
ジスタ38)のうち、少なくとも1つの光センサユニッ
トを動作させて、該光センサユニットの遮光信号を用い
てスリープ状態を解除させる構成とし、第2実施形態で
は、タッチトレーサに設けられた複数の電極を用いてス
リープ状態を解除させる構成とし、第3実施形態では振
動を検出することによってスリープ状態を解除させる構
成としたが、第4実施形態ではこれら第1実施形態〜第
3実施形態を組み合わせた構成とされている。なお、第
4実施形態のタッチトレーサの詳細な構成については、
上記実施形態で説明した構成を組み合わせた構成とされ
ているのみであるので、同一符号を付して説明し、詳細
な説明については省略する。
【0088】第4実施形態の作用について説明する。
【0089】第1実施形態と同様に、イグニッションス
イッチがオンされることによりディスプレイシステム1
0の電源が投入される。そして、この時の状態ではディ
スプレイシステム10のディスプレイ12には予め設定
されたメニュー画面やナビゲーションシステムの地図画
面等が表示されると共に、タッチトレーサに配設された
光センサユニット(LED36及びフォトトランジスタ
38)が消費電力低減モードで立ち上がる。なお、消費
電力低減モードは、光センサユニットが全て停止した状
態をいう。
【0090】この時、第2実施形態のように、導通検出
回路62では電源DCから導通検出回路62を駆動する
所定の駆動信号が出力されることによって、タッチトレ
ーサコントローラ44に所定の信号が出力される。この
状態で、タッチ操作が行われて入力パッド16上に設け
られた2対の電極のうち何れかの対の電極がタッチ操作
により短絡されると、導通検出回路62により電極60
の導通が検出され、タッチトレーサコントローラ44に
入力される信号が変化される。タッチトレーサコントロ
ーラ44では、該変化された信号をトリガ信号として、
消費電力低減モードを解除させ、上記実施形態で説明し
たスリープ状態に移行する。すなわち、動作が停止され
ている光センサユニットのうち、少なくとも1つの光セ
ンサユニットの動作を再開させる。
【0091】または、上述の消費電力低減モードの時
に、第3実施形態のように、例えばタッチトレーサ14
を手持ちした場合には、タッチトレーサ14に所定の振
動が加わり、この時、振動検出手100では、ボール1
02がタッチトレーサ14に加わる振動によって、ボー
ルケース104内でボールガイドピン104Aを中止に
移動され、電極106及び電極108上に移動された時
に電極106及び電極108がボール102によって短
絡される。そして、導通検出回路62により電極106
及び電極108の導通が検出され、タッチトレーサコン
トローラ44に入力される信号が変化される。そして、
タッチトレーサコントローラ44では、該変化された信
号にをトリガ信号として、ス消費電力低減モードを解除
させてスリープ状態へ移行させる。
【0092】そして、スリープ状態においては、第1実
施形態のように、Xラインにおける16組の光センサユ
ニットのうち4組の光センサユニットによって、タッチ
操作の有無の検出が行われる。この検出は上述したよう
に、16組の光センサユニットをステップスキャンさせ
て、4組の光センサユニットによる検出が行われる。す
なわち、12組の光センサユニットは動作することなく
検出を行うことができるので、消費電力を低減すること
ができる。
【0093】この状態で、タッチ操作が行われ、4組の
光センサユニットのうち何れかの光センサユニットが遮
光された場合には、4組の光センサユニットのうち遮光
された光センサユニットのフォトトランジスタ38より
該タッチ操作により遮光されたことを表す遮光信号がタ
ッチトレーサコントローラ44に入力される。
【0094】タッチトレーサコントローラ44では、該
遮光信号として動作が停止されている12組の光センサ
ユニットの動作を再開させる。すなわち、スリープ状態
中に動作している4組の光センサユニットによりスリー
プ状態の解除を行うことができる。
【0095】スリープ状態が解除された場合には、Xラ
イン、Yラインそれぞれのタッチ操作位置の検出、すな
わち、指による遮光ラインのスキャンが行われ、遮光さ
れているラインのフォトトランジスタ38出力に基づい
て、入力パッド16上のタッチ操作位置の検出が行われ
る。例えば、入力パッド16上のタッチ操作位置の検出
は、XラインのLED36及びフォトトランジスタ39
を順番にスキャンする。この時何れかのラインでタッチ
操作による遮光信号が検出されるまで、Xラインの光セ
ンサユニットによる検出が繰り返される。ここで、タッ
チ操作による遮光信号の検出が行われた場合には、続い
てYラインにおける光センサユニットによるスキャンが
順番に行われることによって、入力パッド16上のタッ
チ操作位置の検出が行われる。
【0096】また、所定時間の間、何れのフォトトラン
ジスタ38からも遮光信号がタッチトレーサコントロー
ラ44に入力されない場合には、再び、Xラインにおけ
る4組によるステップスキャンが行われ、その他の12
組の光センサユニットの動作が停止されてスリープ状態
へと移行される。なお、スリープ状態ではなく、消費電
力低減モードへ移行するようにしてもよい。
【0097】そして、更に所定時間スリープ状態が解除
されない場合には、消費電力低減モードへと移行する。
【0098】このように第4実施形態では、第1実施形
態〜第3実施形態を組み合わせることにより、2段階
(消費電力低減モード及びスリープ状態)の消費電力低
減を行うことができる。また、第4実施形態では、複数
の電極及び振動検出手段を用いて2段階の消費電力低減
を行う構成としたが、2段階の消費電力低減を行う構成
としては、複数の電極又は振動検出手段の何れか一方を
備えることにより可能である。
【0099】なお、第2実施形態及び第3実施形態にお
いては、スリープ状態としては、全機能(光センサユニ
ットによる検出機能を含む)を停止してもよいし、一部
の機能を停止してもよい。
【0100】また、第1実施形態〜第3実施形態まで別
々に説明したが、スリープ状態の解除を行う手段として
は、それぞれを組合せた構成としてもよい。組み合わせ
た構成とすることにより、消費電力を削減できると共
に、タッチトレーサ14の操作性を向上させることがで
きる。
【0101】更に、上記実施形態では、スリープ状態の
解除を行う手段として光センサユニット(LED36及
びフォトトランジスタ38)、電極60、及び振動検出
手段100等を用いたが、これらは同時に、タッチトレ
ーサのボタン照明等のトリガとして用いてもよい。
【0102】なお、上記実施形態におけるタッチトレー
サ14の入力パッド16の一例を図14(A)〜(D)
に示す。第2実施形態における電極60は図14(A)
〜(D)に示すような形状としてもよい。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザインターフェイス性を損ねることなく、タッチ操作
位置を検出する検出手段の停止状態を容易に解除するこ
とができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスプレイシステ
ムの概略を示す図である。
【図2】第1実施形態に係るタッチトレーサの正面図で
ある。
【図3】タッチトレーサの一部を破断して示す正面図で
ある。
【図4】タッチトレーサの一部を破断して示す側面図で
ある。
【図5】LEDとフォトトランジスタの配列を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係るディスプレイシステ
ムの電気的構成を示すブロック図である。
【図7】第2実施形態に係るタッチトレーサの正面図で
ある。
【図8】第2実施形態に係るディスプレイシステムの電
気的構成を示すブロック図である。
【図9】導通検出回路の一例を示す図である。
【図10】振動検出手段の一例を示す図であり、(A)
は正面図であり、(B)は側面図である。
【図11】振動検出手段の一例を示す図であり、(A)
は側面図であり、(B)は入力パッド側から見た図であ
る。
【図12】振動検出手段の一例を示す図であり、(A)
は側面図であり、(B)は入力パッド側から見た図であ
る。
【図13】振動検出手段の一例を示す図であり、(A)
(B)ともに側面図である。
【図14】(A)〜(D)はタッチトレーサの入力パッ
ドの一例を示す図である。
【符号の説明】
14 タッチトレーサ 16 入力パッド 34 操作決定スイッチ 36 LED 38 フォトトランジスタ 44 タッチトレーサコントローラ 60 電極 62 導通検出回路 100 振動検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 正人 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 妻鹿 晋 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AC19 5B087 AA03 AB09 AE00 BC28 CC02 5H180 AA01 FF22 FF27 FF32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作機能項目が表示される表示部
    の前記複数の操作機能項目をタッチ操作により選択入力
    するタッチパネルを備えた操作部と、 前記タッチパネル上のタッチ操作位置を検出する複数の
    検出手段と、 前記検出手段によりタッチ操作位置の検出が所定時間行
    われない場合に、前記検出手段の動作を停止させると共
    に、所定の信号に基づいて前記検出手段の動作を再開さ
    せる制御手段と、 を備え、 前記制御手段により前記動作が停止されている状態にお
    いて、前記制御手段が、前記複数の検出手段のうち少な
    くとも1つの検出手段を動作させ、該検出手段の検出信
    号を前記所定の信号として用いることを特徴とするタッ
    チ操作入力装置。
  2. 【請求項2】 前記タッチ操作入力装置の所定の位置に
    複数の電極を更に備え、前記制御手段が電極のタッチ操
    作により得られる導通信号を前記所定の信号として用い
    ることを特徴とする請求項1に記載のタッチ操作入力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記タッチ操作入力装置に加わる所定の
    振動を検出する振動検出手段を更に備え、該振動検出手
    段の検出信号を前記所定の信号として用いることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のタッチ操作入力装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の操作機能項目が表示される表示部
    の前記複数の操作機能項目をタッチ操作により選択入力
    するタッチパネルを備えた操作部と、 前記タッチパネル上のタッチ操作位置を検出する複数の
    検出手段と、 前記検出手段によりタッチ操作位置の検出が所定時間行
    われない場合に、前記検出手段の動作を停止させると共
    に、所定の信号に基づいて前記検出手段の動作を再開さ
    せる制御手段と、 タッチ操作による導通及び振動の少なくとも一方を検出
    してタッチ操作検出信号を出力するタッチ操作検出手段
    と、 を備え、 前記制御手段により前記動作が停止されている状態にお
    いて、前記制御手段が、前記タッチ操作検出手段より得
    られる前記タッチ操作検出信号に基づいて、前記複数の
    検出手段のうち少なくとも1つの検出手段を動作させ、
    該検出手段の検出信号前記所定の信号として用いること
    を特徴とするタッチ操作入力装置。
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