JP2001323678A - 駐車車両の鎖錠機 - Google Patents
駐車車両の鎖錠機Info
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- JP2001323678A JP2001323678A JP2000142157A JP2000142157A JP2001323678A JP 2001323678 A JP2001323678 A JP 2001323678A JP 2000142157 A JP2000142157 A JP 2000142157A JP 2000142157 A JP2000142157 A JP 2000142157A JP 2001323678 A JP2001323678 A JP 2001323678A
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Abstract
方に起立して車両の鎖錠を行う略コ字形状の鎖錠板20
と、鎖錠板20を起立又は倒伏させるべく鎖錠板20の
両基端部20a間に結合される駆動機構が内蔵された鎖
錠機本体30と、を含んで構成される駐車車両の鎖錠機
10において、鎖錠板20を、その両基端部20aを結
ぶ直線の略中央であってその直線に略垂直な面20bに
おいて分割すると共に、ボルト及びナット等から構成さ
れる締結部材22によって結合可能に構成する。また、
鎖錠機本体30の両側面から突出し、駆動機構により回
転駆動されるシャフトの先端部に、角部がR形状をなす
正方形形状の横断面を有する凸部36を形成する一方、
鎖錠板20の基端部20aに、凸部36と嵌合する嵌合
溝(凹部)を形成し、鎖錠板20と駆動機構との結合及
びその解除を容易にする。
Description
に関し、特に、鎖錠板の交換を容易にする技術に関す
る。
られている。車体ロック式の駐車装置は、車両1台分の
駐車スペース毎に設置され、車体の退出を阻止する鎖錠
機と、駐車スペース内の車両を検出する車両検出器と、
駐車料金の算出及び清算を行うパーキングメータと、を
含んで構成される。鎖錠機は、図5に示すように、駐車
車両の一端部外方に起立して車両の鎖錠を行う鎖錠板1
と、鎖錠板1の駆動機構等が内蔵された鎖錠機本体2
と、を含んで構成される。
を行う鎖錠板1は、例えば、車両と接触して破損するこ
とがあるので、その交換を行う必要がある。従来の鎖錠
板1は、図示するように、一体型として形成されていた
ため、鎖錠板1を交換するには、次のようにしなければ
ならなかった。先ず、鎖錠板1の基端部1A側方に締結
されているカバー1Bを取り外し、駆動機構に連結され
ているシャフトとの結合を解除した後、シャフトを抜き
取る。そして、破損した鎖錠板1と新しい鎖錠板1’と
を差し替えた後、シャフトの嵌合、鎖錠板1’とシャフ
トの結合、カバー1Bの取り付けを順次行う。即ち、従
来の鎖錠板の構造では、鎖錠板の交換が面倒であり、保
全作業等が大変であった。
点に鑑み、鎖錠板を分割型とすることによって、鎖錠板
の交換を容易にした駐車車両の鎖錠機を提供することを
目的とする。
の発明では、駐車スペースに侵入した車両の一端部外方
に起立して該車両の鎖錠を行う略コ字形状の鎖錠板と、
該鎖錠板を起立又は倒伏させるべく当該鎖錠板の両基端
部間に結合される駆動機構と、を含んで構成される駐車
車両の鎖錠機において、前記鎖錠板は、その両基端部を
結ぶ直線方向に分割可能に構成されることを特徴とす
る。
合には、先ず、鎖錠板を分割する。すると、鎖錠板は、
その両基端部を結ぶ直線方向に分割可能に構成されてい
るため、分割された鎖錠板は、両基端部を結ぶ直線の外
方に分離される。このとき、駆動機構が鎖錠板の両基端
部間に結合されているため、鎖錠板の分離に伴い、鎖錠
板と駆動機構との結合が解除される。このようにして、
破損した鎖錠板が取り外される。次に、交換する鎖錠板
の基端部を駆動機構に結合しつつ、分割面を相互に当接
させて鎖錠板の結合を行う。このようにして、新しい鎖
錠板が取り付けられる。
締結部材により結合されることを特徴とする。かかる構
成によれば、鎖錠板は、締結部材により強固に結合され
る。
は、前記締結部材を覆い隠すカバーが取り付けられてい
ることを特徴とする。かかる構成によれば、分割された
鎖錠板を結合する締結部材がカバーによって覆い隠され
るため、鎖錠板が起立したときの見栄えが良くなると共
に、締結部材へのいたずらが抑止される。
複数の部材から構成され、該各部材は、分割された各鎖
錠板に夫々固定されることを特徴とする。かかる構成に
よれば、カバーを構成する各部材は分割された各鎖錠板
に夫々固定されているため、鎖錠板の結合又は分離に伴
って、カバーも結合又は分離される。このため、カバー
を取り付けたまま鎖錠板を結合又は分離でき、労力の低
減が図られる。
分割された鎖錠板の1つに固定されることを特徴とす
る。かかる構成によれば、カバーは分割された鎖錠板の
1つに固定されているため、カバーを取り付けたまま鎖
錠板を結合又は分離でき、労力の低減が図られる。
は、前記締結部材を臨む孔が形成されていることを特徴
とする。かかる構成によれば、鎖錠板には締結部材を臨
む孔が形成されているため、この孔から工具の先端を挿
入することが可能となり、締結及び緩め作業に要する労
力が大幅に低減され、著しい作業能率の向上が図られ
る。また、鎖錠板が略中央で分割されている場合、通常
の長さの先端を有する工具では、締結部材を臨む孔から
締結部材まで届かないので、締結部材を覆い隠すカバー
との相乗効果により、締結部材へのいたずらか抑止され
る。
動機構とは、係合可能に形成された凸部及び凹部が嵌合
することで結合される構成であることを特徴とする。か
かる構成によれば、鎖錠板と駆動機構とは係合可能に形
成された凸部及び凹部が嵌合することで結合されるた
め、両者の結合に要する作業が単純となり、作業労力の
低減及び作業時間の短縮が図られる。
本発明を詳述する。図1は、本発明に係る駐車車両の鎖
錠機(以下「鎖錠機」という)の実施形態を示す。
両の一端部外方に起立して車両の鎖錠を行う鎖錠板20
と、鎖錠板20を起立させた鎖錠状態と倒伏させた解錠
状態とに駆動する駆動機構(図示せず)を内蔵した鎖錠
機本体30と、を含んで構成される。
等が収納される本体ケース32と、本体ケース32の開
口部を覆うべくボルト等の締結部材により本体ケース3
2に締結される本体カバー34と、を含んで構成され
る。駆動機構により回転駆動されるシャフト(図示せ
ず)は、本体ケース32の両側面から突出する。
の両基端部20aを支点として起立又は倒伏するよう
に、鎖錠機本体30の両側面から突出するシャフトに結
合される。また、鎖錠板20は、図2に示すように、そ
の両基端部20aを結ぶ直線の略中央であってその直線
に略垂直な面(以下「結合面」という)20bにおい
て、2分割できるように構成される。即ち、鎖錠板20
は、両基端部20aを結ぶ直線方向に分割可能に構成さ
れる。鎖錠板20の結合面20bは、略平滑に形成さ
れ、両結合面20bを相互に当接させた後、ボルト及び
ナット等から構成される締結部材22によって結合され
る。なお、2分割した鎖錠板20の各結合面20bに、
相互に嵌合し合う凸部及び凹部を夫々形成し、この凸部
及び凹部を嵌合した後、締結部材としてのピンを用いて
ピン結合するようにしてもよい。
錠状態となったときに路面に対向する面には、図3に示
すように、2分割された鎖錠板20を結合する締結部材
22を覆い隠すカバー24が取り付けられる。カバー2
4は、2つの略矩形形状の板部材24A,24Bから構
成され、夫々の一端部が、皿ネジ等の締結部材26によ
って鎖錠板20に片持ち状態で締結される。なお、カバ
ー24を1つの板部材から構成し、その長手方向の略中
央部において、2分割された鎖錠板20の一方に締結す
るようにしてもよい。また、カバー24の外面には、鎖
錠板20が鎖錠状態となり起立したときに、車両の運転
者,歩行者等に注意を喚起するための反射鏡等の反射体
(図示せず)を取り付けることが望ましい。このように
すれば、夜間において、ヘッドライト等の明かりによっ
て反射体が発光し、そこに何かがあるということを車両
の運転者等に知らせることができる。
られると、鎖錠板20を交換すべく2分割する際に、締
結部材22の一例としてのボルトを緩めるためには、カ
バー24を取り外さなければならないため、この手間を
削減するために次のような工夫がなされている。
には、一般的に、高強度及びねじの呼び径に対して頭部
の外径寸法が小さい六角穴付ボルトが使用される。しか
しながら、図4(A)及び(C)に示すように、鎖錠板
20には、その強度を向上させる側壁及びリブが形成さ
れているため、これらがじゃまになり、六角穴付ボルト
を回転させるには通常の(L形状の)六角棒スパナ以外
の工具は使用できない。このため、六角穴付ボルトの締
結及び緩め作業に際して、鎖錠板20の裏面壁との関係
により六角棒スパナの回転角は180度以下となり、六
角穴付ボルトに対する六角棒スパナの多数回の挿し替え
作業が必要となり、極めて作業能率が悪い。
一側面及びリブに、ボルトを臨む孔として、六角穴付ボ
ルト軸の略延長線上に貫通する孔20c及び切欠き20
dが夫々形成される。このようにすれば、六角穴付ボル
トを緩める際に、カバー24を取り外さなくても六角穴
付ボルトを回転させることができ、鎖錠板20の交換に
要する手間を低減することができる。
の側面外から孔20c及び切欠き20dを介して工具の
先端を挿入することにより、六角棒工具を装着した空圧
又は電動の動力工具が使用可能となるため、締結及び緩
め作業に要する労力が大幅に低減され、著しい作業能率
の向上が達成可能となる。一方、鎖錠板20の一側面外
から締結及び緩め作業を手動で行う場合においても、鎖
錠板20の一側面及びリブに孔20c及び切欠き20d
がない場合に比べ、六角穴付ボルトに対する六角棒スパ
ナの多数回の挿し替え作業が不要となり、作業の労力が
大幅に低減され、著しい作業能率の向上が図られる。
0の略中央部分にあるため、通常の長さの六角棒スパナ
では、鎖錠板20の一側面に形成された孔20cから六
角穴付ボルトの頭部まで届かないので、六角穴付ボルト
を覆い隠すカバー24との相乗作用により、第3者によ
る六角穴付ボルトへのいたずらが抑止される効果もあ
る。
シャフトとの結合形態は、次のように構成される。即
ち、図1に示すように、鎖錠機本体30の両側面から突
出するシャフトの両端部には、角部がR形状をなす正方
形(以下「角丸正方形」という)形状の横断面を有する
凸部36が形成される。一方、鎖錠板20の両基端部2
0aには、図2(B)に示すように、シャフトの凸部3
6が嵌合する角丸正方形形状の嵌合孔(凹部)20eが
形成される。そして、シャフトの凸部36を鎖錠板20
の嵌合孔20eに嵌合することで、両者の結合が行われ
る。なお、シャフトの端部に嵌合孔(凹部)を形成し、
鎖錠板20の基端部20aに角丸正方形形状の横断面を
有する凸部を形成するようにしてもよい。また、鎖錠板
20とシャフトとの結合を、スプライン結合としてもよ
い。このようにすれば、凸部と凹部とを嵌合するだけ
で、鎖錠板20とシャフトの結合が完了する。要する
に、鎖錠板20とシャフトとは、係合可能に形成された
凸部及び凹部が嵌合することで、結合されるように構成
されていればよい。
ける鎖錠板20の交換作業について説明する。鎖錠板2
0の側面に形成された孔20cから工具を挿入し、リブ
に形成された切欠き20dを介して工具の頭をボルトに
係合させる。この状態で、工具を回転させてボルトを緩
め、2分割された鎖錠板20の結合を解除する。する
と、鎖錠板20の裏面に取り付けられたカバー24が分
割可能に構成されているため、カバー24を構成する板
部材24A,24Bが片持ち状態のまま、鎖錠板20が
分離される。このとき、鎖錠板20の基端部20aとシ
ャフトとは、凸部及び凹部の嵌合によって結合されてい
るため、鎖錠板20の分離に伴って、鎖錠板20とシャ
フトとの結合も解除される。そして、交換する鎖錠板2
0の嵌合孔20eをシャフトの凸部36に嵌合して両者
を結合した後、鎖錠板20の結合面20bを相互に当接
させた状態で、鎖錠板20の側面の孔20cからボルト
及び工具を挿入し、工具を回転させて鎖錠板20の結合
を行う。このとき、2つに分割された鎖錠板20の裏面
に、予めカバー24及びナットを取り付けておけば、そ
の時点で鎖錠板20の交換が完了する。
する際に、シャフトを抜き出すといった労力を要する作
業が省略でき、鎖錠板20の交換に係る作業を容易にす
ることができる。
明によれば、従来のように、鎖錠板を駆動機構に結合す
るシャフトの抜き差しが不要となり、鎖錠板の交換に要
する手間が低減され、鎖錠板の交換を容易にすることが
できる。
より鎖錠板を強固に結合することができる。請求項3記
載の発明によれば、鎖錠板が起立したときの見栄えを良
くすると共に、締結部材へのいたずらを抑止することが
できる。
ば、カバーを取り付けたまま鎖錠板を結合又は分離で
き、労力の低減を図ることができる。請求項6記載の発
明によれば、鎖錠板の結合又は分離に際して、作業に要
する労力を低減することができ、締結部材へのいたずら
が抑止される。
動機構との結合に要する作業が単純となり、作業労力の
低減及び作業時間の短縮を図ることができる。
を示し、(A)は上面図、(B)は側面図
図、(B)は側面図
し、(A)〜(C)は夫々図2(A)におけるA−A断
面図,B−B断面図及びC−C断面図
面図、(B)は側面図
Claims (7)
- 【請求項1】駐車スペースに侵入した車両の一端部外方
に起立して該車両の鎖錠を行う略コ字形状の鎖錠板と、
該鎖錠板を起立又は倒伏させるべく当該鎖錠板の両基端
部間に結合される駆動機構と、を含んで構成される駐車
車両の鎖錠機において、 前記鎖錠板は、その両基端部を結ぶ直線方向に分割可能
に構成されることを特徴とする駐車車両の鎖錠機。 - 【請求項2】前記鎖錠板は、締結部材により結合される
ことを特徴とする請求項1記載の駐車車両の鎖錠機。 - 【請求項3】前記鎖錠板には、前記締結部材を覆い隠す
カバーが取り付けられていることを特徴とする請求項2
記載の駐車車両の鎖錠機。 - 【請求項4】前記カバーは、複数の部材から構成され、
該各部材は、分割された各鎖錠板に夫々固定されること
を特徴とする請求項3記載の駐車車両の鎖錠機。 - 【請求項5】前記カバーは、分割された鎖錠板の1つに
固定されることを特徴とする請求項3記載の駐車車両の
鎖錠機。 - 【請求項6】前記鎖錠板には、前記締結部材を臨む孔が
形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の
いずれか1つに記載の駐車車両の鎖錠機。 - 【請求項7】前記鎖錠板と駆動機構とは、係合可能に形
成された凸部及び凹部が嵌合することで結合される構成
である請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の駐車
車両の鎖錠機。
Priority Applications (1)
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JP2000142157A JP4198300B2 (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 駐車車両の鎖錠機 |
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JP2000142157A JP4198300B2 (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 駐車車両の鎖錠機 |
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JP2000142157A Expired - Fee Related JP4198300B2 (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 駐車車両の鎖錠機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4198300B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104032996A (zh) * | 2014-07-02 | 2014-09-10 | 居国文 | 一种停车位地锁 |
CN113718678A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-11-30 | 广东一沐科技有限公司 | 一种车位地锁 |
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---|---|---|---|---|
CN110952480A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-03 | 嘉兴卓尔精密机械有限公司 | 一种车位地锁装置 |
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2000
- 2000-05-15 JP JP2000142157A patent/JP4198300B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113718678A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-11-30 | 广东一沐科技有限公司 | 一种车位地锁 |
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---|---|
JP4198300B2 (ja) | 2008-12-17 |
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