JP2001322796A - 吊荷の制振装置 - Google Patents

吊荷の制振装置

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JP2001322796A
JP2001322796A JP2000142173A JP2000142173A JP2001322796A JP 2001322796 A JP2001322796 A JP 2001322796A JP 2000142173 A JP2000142173 A JP 2000142173A JP 2000142173 A JP2000142173 A JP 2000142173A JP 2001322796 A JP2001322796 A JP 2001322796A
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trolley
tension
distance
suspended
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JP2000142173A
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English (en)
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Kanji Obata
寛治 小幡
Koji Uchida
浩二 内田
Takashi Chikura
孝 千蔵
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な装置を用いることなく簡易な構成で効
果的にスキューを制振することができ、荷役効率の低下
を抑制するとともに作業者の負担を低減することができ
る吊荷の制振装置を提供する。 【解決手段】 クレーン本体上を水平移動可能なトロリ
ー11と、トロリー11からワイヤーロープ23、2
4、25、26によって吊り下げられたスプレッダ18
及び吊荷10と、各々のワイヤーロープのロープ張力を
変化させるスキューシリンダ30と、を備えたクレーン
に用いられる制振装置に、ワイヤーロープのロープ張力
を検出する張力検出器51a、51b、51c、51d
と、トロリー11からスプレッダ18までの距離を検出
する距離検出器52a、52bと、吊荷10のスキュー
角θを算出するスキュー角算出器と、スキューシリンダ
30を制御する制御装置54と、を備えるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば大型の吊荷
用コンテナクレーン等に適用される、吊荷の制振装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、一般に船舶と岸壁と
の間のコンテナヤード内におけるシャーシと貯蔵場所と
の間のコンテナの移動には、コンテナ荷役用のクレーン
1が使用される。このようなクレーン1は、ガーダエン
ド側(陸側)からブームエンド側(海側)へ突出するよ
うにしてクレーン本体2の上端部に略水平に取り付けら
れた枠体状のビーム3と、コンテナ等の吊荷10を着脱
できるスプレッダ(吊具)18と、スプレッダ18を上
下方向に移動させるためにワイヤーロープ23、24、
25、26を巻き上げるドラム27、28と、吊具18
を水平方向に移動させるためビーム3に沿って移動する
トロリー11と、を備えている。スプレッダ18は、ワ
イヤーロープ23、24、25、26によってトロリー
11から吊り下げられており、トロリー11と一体に取
り付けられた運転室5内から作業員が吊荷10の動きを
見下ろしながら、吊荷10の運搬を操作している。な
お、以下において、ガーダエンド側からブームエンド側
に向かう方向を「前方向」とし、この前方向に対する右
側を「右方向」、左側を「左方向」と、各々称すること
とする。
【0003】図6に示すように、トロリー11はビーム
3(図6では図示略)上を前後方向移動可能に配設され
ており、トロリー11には、ロープ12を介してトロリ
ー駆動装置13が連結されている。トロリー11にはそ
の左右両側部にトロリーシーブ14、15、16、17
が取り付けられている。これらトロリーシーブ14、1
5、16、17は、各々がトロリー11の中心からほぼ
等距離となるように、すなわちトロリー11の中心から
左右方向への距離を各々ほぼ等しくするようにして、前
後2列に設けられている。トロリーシーブ14はトロリ
ー11の前列左側、トロリーシーブ15は後列左側、ト
ロリーシーブ16は前列右側、トロリーシーブ17は後
列右側に配され、スプレッダ18を4点で吊り下げるよ
うになっている。
【0004】また、スプレッダ(吊具)18には、トロ
リーシーブ14、15、16、17に対応するように、
スプレッダシーブ(吊具シーブ)19、20、21、2
2が取り付けられている。これらスプレッダシーブ1
9、20、21、22は、各々がスプレッダ18の中心
から左右方向への距離を各々ほぼ等しくするようにし
て、前後2列に設けられている。スプレッダシーブ19
はスプレッダ18の前列左側、スプレッダシーブ20は
後列左側、スプレッダシーブ21は前列右側、スプレッ
ダ22は後列右側に配されており、スプレッダ11はワ
イヤーロープ23、24、25、26を用いてトロリー
11に4点で吊り下げられるようになっている。ワイヤ
ーロープ23は、トロリーシーブ14及びスプレッダシ
ーブ19に、ワイヤーロープ24は、トロリーシーブ1
5及びスプレッダシーブ20に、ワイヤーロープ25
は、トロリーシーブ16及びスプレッダシーブ21に、
ワイヤーロープ26は、トロリーシーブ17及びスプレ
ッダシーブ22に、各々掛け回されている。ワイヤーロ
ープ23、24の一端部側は、ドラム27に連結されて
おり、また、ワイヤーロープ25、26の一端部側は、
ドラム28に連結されている。これらドラム27、28
は、各々が図示しない駆動源により回転駆動され、ワイ
ヤーロープ23、24、25、26を巻き取ってその長
さを変化させるようになっている。なお、ワイヤーロー
プ23、24、25、26の各々の他端部側は、固定端
となっている。
【0005】また、ワイヤーロープ23、24、25、
26の各々は、ガーダエンドシーブ31、32、33、
34に掛け回されている。これらガーダエンドシーブ3
1、32、33、34は、リンク35を介してスキュー
シリンダ30と連結されており、スキューシリンダ30
を駆動させることによってガーダエンドシーブ31、3
2、33、34は前後方向に移動し、ワイヤーロープ2
3、24、25、26のロープ張力を変化させるように
なっている。
【0006】上記のクレーン1において、スプレッダ1
8で吊荷10を把持している場合は、ドラム27、28
でスプレッダ18を一旦巻き上げ、トロリー11で前後
移動させ、しかる後にスプレッダ18を巻き下げて吊荷
10を所定の場所に降ろし、その後スプレッダ18によ
る吊荷10の把持を解除する。同様に、所定の位置にあ
る吊荷10を取りにいく場合も、スプレッダ18を一旦
巻き上げて前後移動させ、その後スプレッダ18を吊荷
10上に降ろして把持する。スプレッダ18及び吊荷1
0は、ワイヤーロープ23、24、25、26によって
トロリー11から吊り下げられているため、こうした荷
役作業の過程で、「スウェイ」と呼ばれる平行振動、及
び「スキュー」と呼ばれる捩り振動が発生することがあ
る。このうち、スウェイは主としてトロリー11を加
速、減速する過程で発生するものであり、スキューは主
として風外乱、吊荷10の偏心、吊荷10の初期姿勢等
によって発生するものである。これらの振動が大きい
と、吊荷10を所定位置に着地しようとする場合、許容
範囲内の位置に着地させることができないため、運転者
は吊荷10を制振するようにクレーン1を操作しなけれ
ばならない。
【0007】スウェイが発生した場合、運転者は、吊荷
10の水平方向の振れに合わせてトロリー11をその振
れ方向に加速するように操作する。そして、一定量振れ
た後に戻ってくる吊荷10の反動に合わせてトロリー1
1を減速させることにより、スウェイを減衰させて制振
を行う。また、図6において矢印で示すように、例えば
軸線O回りに反時計回りのスキューが発生した場合に
は、運転者は、スキューシリンダ30を駆動するよう操
作し、ワイヤーロープ23、24、25、26の各々の
張力を変化させて、吊荷10に時計回りの旋回力を付与
するようにする。すなわち、図7に示すように、スキュ
ーシリンダ30を一方に駆動してリンク35を実線位置
から二点鎖線位置に移動させると、ワイヤーロープ2
3、26が引かれてロープ張力が増大する一方、ワイヤ
ーロープ24、25が押し出されてロープ張力が減少す
る。すると、図6において、吊荷10は張力が増大した
ワイヤーロープ23、26側に引かれ、その結果、吊荷
10には反時計回りの旋回力、つまりスキューをうち消
す方向への旋回力が付与され、スキューは減衰され制振
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スウェイが発生した場
合には、上記操作によって比較的簡易に制振を行える
が、スキューが発生した場合には、運転者は目視で振動
状態、特に振れ角(スキュー角)を正確に把握しなくて
は効果的に制振できず、その制振は一般に困難とされて
いる。特に、荷物の積載状態によって吊荷の重心が偏心
した場合等には、吊荷は非常に複雑な運動をするので、
運転者が目視で振動状態を正確に把握して制振するため
には、高度の熟練が要求される。そのため、不慣れな運
転者が操作した場合には、スキューが自然に収まるのを
待ってから荷役作業を行ったり、着地や着船の寸前に地
上作業者や船上作業者に制振してもらったりしなくては
ならない。しかし、前者の場合には、荷役効率の低下を
招くという問題が、また後者の場合には、作業者に過度
の負担を与えるという問題があった。こうした問題を解
決するために、光学的な検出手段を用いてスキューの振
動状態を検出し、運転者がその検出値を基に制振操作を
行うこともなされているが、こうした光学的検出手段は
一般に高価であり、また、多量の塵埃等を含む風が吹い
たりすれば誤作動を起こすおそれがあった。本発明者ら
は、こうした光学的検出手段等を用いなくとも、ワイヤ
ーロープのロープ張力及び長さといったパラメーターか
ら、正確にスキュー角を算出する手法を見出した。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、高価な装置を用いることなく簡易な構成で効果的に
スキューを制振することができ、荷役効率の低下を抑制
するとともに作業者の負担を低減することができる吊荷
の制振装置を提供すること、を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、クレーン本体と、該クレーン本体上を水平移動可能
なトロリーと、該トロリーに該トロリーの中心から各々
ほぼ等距離となるようにして前後2列に設けられた4つ
のトロリーシーブと、吊荷を固定する吊具と、該吊具に
該吊具の中心から各々ほぼ等距離となるようにして前後
2列に設けられた4つの吊具シーブと、前記トロリーシ
ーブとこれに対応する吊具シーブとの間に各々掛け回さ
れるワイヤーロープと、前記ワイヤーロープを巻取り該
ワイヤーロープの長さを変化させるドラムと、前記各々
のワイヤーロープのロープ張力を変化させるスキューシ
リンダと、を備えたクレーンにおいて用いられる、吊荷
のスキューを制振するための制振装置であって、前記各
々のワイヤーロープの時刻tでのロープ張力T1(t)、
T2(t)、T3(t)及びT4(t)を検出し、これらT1
(t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)に応じた検出信号を
出力する張力検出器と、前記トロリーから前記吊具まで
の距離Lを検出し、このLに応じた検出信号を出力する
距離検出器と、前記張力検出器及び前記距離検出器から
の検出信号に基づき前記吊荷のスキュー角θを算出し、
このθに応じた算出信号を出力するスキュー角算出器
と、該スキュー角算出器からの算出信号に基づき前記ス
キューシリンダを制御する制御装置と、を備えたことを
特徴とする。
【0011】このような構成としたことで、ワイヤーロ
ープのロープ張力T1(t)、T2(t)、T3(t)及びT4
(t)と、トロリーから吊具までの距離Lとをパラメータ
ーとして、スキュー角θを算出することができる。その
ため、従来からのクレーンに、新たに張力検出器や距離
検出器等の装置を付加すればよく、これにより、クレー
ンの構成を大幅に変更することなく吊荷のスキューを効
果的に制振することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の吊り荷の制振装置であって、前記距離検出器は、前記
ドラムの回転数及び回転角から前記Lを算出することを
特徴とする。
【0013】このような構成としたことで、例えば光学
的検出手段のように、構成が複雑でかつ誤作動の発生を
無視できない検出手段を用いなくとも、距離Lを検出す
ることができる。そのため、距離検出器を簡易な構成と
できるとともに、非常に正確な検出を行うことができ
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の吊り荷の制振装置であって、前記スキュ
ーシリンダの作動力を検出し、この作動力に応じた検出
信号を出力する作動力検出器と、該作動力検出器からの
検出信号に基づき前記張力検出器からのT1(t)、T2
(t)、T3(t)及びT4(t)に応じた検出信号を補正し、
これら補正された信号を前記制御装置に出力する張力補
正器と、を備えたことを特徴とする。
【0015】このような構成としたことで、スキューシ
リンダの作動力によって、ロープ張力の検出値が実際の
値から変動しても、その値を補正することができる。そ
のため、時々刻々と変化するロープ張力を、細かな時間
単位で検出することができ、スキュー角算出器は、より
正確なスキュー角を算出することができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の吊荷の制振装置であって、前記張力検出
器は、T1(t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)から、吊
具及び吊荷からなる吊下物の全体質量mを算出するとと
もに、前記トロリーの移動方向に対する前記吊下物の左
側質量mLと右側質量mRとを、各々算出することを特
徴とする。また、請求項5に記載の発明は、請求項4に
記載の吊荷の制振装置であって、前記スキュー角算出器
は、前記吊荷がスキューを生じた場合に、前記各々の吊
具シーブと記吊下物の中心との左右方向への距離を各々
rとし、重力加速度をgとして、前記吊下物の左側に発
生する水平力HLと右側に発生する水平力HRとを、各
々式(1)及び式(2)により算出することを特徴とす
る。 HL = mLgrsinθ/L …(1) HR = mRgrsinθ/L …(2) 更に、請求項6に記載に発明は、請求項5に記載の吊荷
の制振装置であって、前記スキュー角算出器は、前記吊
具シーブの前後間距離をLSとし、前記トロリーシーブ
の前後間距離をLTとして、前記θを、式(3)及び式
(4)により算出することを特徴とする。 HL = 2/L(T1(t)((LT−LS)/2−rsinθ) −T2(t)((LT−LS)/2+rsinθ)) …(3) HR = 2/L(T3(t)((LT−LS)/2+rsinθ) −T4(t)((LT−LS)/2−rsinθ)) …(4)
【0017】このように、一定の関係式を用いて、吊荷
の右側質量と左側質量、あるいはロープ張力から各々の
水平力を算出するようにしているので、吊荷の重心が偏
心した場合であっても、スキュー角θの検出を極めて正
確に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る吊荷の制振装
置の実施の形態について、図1乃至図4に基づき説明す
る。なお、従来例において説明した構成部材と同一部材
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。この制振
装置は、図1及び図4に示すように、張力検出器51
a、51b、51c、51dと、距離検出器52a、5
2bと、スキュー角算出器53(図4にのみ図示)と、
制御装置54と、作動力検出器61と、張力補正器62
(図4にのみ図示)と、を備えている。
【0019】張力検出器51a、51b、51c、51
dは、各々ワイヤーロープ23、24、25、26のロ
ープ張力を検出するためのもので、ワイヤーロープ2
3、24、25、26の固定端側に設けられている。張
力検出器51aはワイヤーロープ23の時刻tでのロー
プ張力T1(t)を、張力検出器51bはワイヤーロープ
24のロープ張力T2(t)を、張力検出器51cはワイ
ヤーロープ25のロープ張力T3(t)を、張力検出器5
1dはワイヤーロープ26のロープ張力T4(t)を、各
々検出する。そして、検出値であるT1(t)、T2(t)、
T3(t)、T4(t)に応じた検出信号を、張力補正器61
を経てスキュー角算出器53へと出力する。
【0020】距離検出器52a、52bは、各々ドラム
27、28の回転数及び回転角から、トロリー11から
スプレッダ18までの距離Lを検出するものであり、ド
ラム27、28と各々隣接するように設けられている。
これら距離検出器52a、52bは、検出値であるLに
応じた検出信号を、スキュー角検出器53へと出力す
る。
【0021】スキュー角算出器53は、張力検出器51
a、51b、51c、51dからの検出信号、及び距離
検出器52a、52bからの検出信号に基づいて、吊下
物A(スプレッダ18及び吊荷10)のスキュー角θを
算出し、このθに応じた算出信号を制御装置54へと出
力するものである。
【0022】作動力検出器61は、スキューシリンダ3
0に連結されており、スキューシリンダ30の作動力を
検出するものである。作動力に応じた検出信号を、張力
補正器62へと出力する。張力補正器62は、作動力検
出器61からの検出信号に基づき、張力検出器からのT
1(t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)に応じた検出信号
を補正し、これら補正された信号をスキュー角算出器5
3に出力するものである。
【0023】この制振装置は、以下のように動作して、
吊下物Aに発生したスキューを制振する。まず、張力検
出器51a、51b、51c、51dを用いて、地切り
時の時刻t0におけるワイヤーロープ23、24、2
5、26の各々のロープ張力T1(t0)、T2(t0)、T
3(t0)、T4(t0)を検出し、これら検出値に応じた検
出信号を、張力補正器61を経てスキュー角算出器53
へと出力する。なお、「地切り時」とは、吊荷10が地
面或いは船舶等から離れる時をいう。このとき、スキュ
ーシリンダ30は作動していないので、張力補正器61
は検出信号の補正を行わず、そのままスキュー角算出器
53へと送る。
【0024】スキュー角算出器53は、以下の式に基づ
いて、吊下物Aの全体質量mと、吊下物Aの左側質量m
L及び右側質量mRと、を算出する。 m = 2(T1(t0)+T2(t0)+T3(t0)+T4
(t0)) mL = 2(T1(t0)+T2(t0)) mR = 2(T3(t0)+T4(t0))
【0025】そして、スキュー角算出器53は、図2
(a)及び(b)中二点鎖線で示すように、吊下物Aに
スキューが生じた場合には、スプレッダシーブ19、2
0、21、22の各々と吊下物Aの中心との左右方向へ
の距離を各々rとし、重力加速度をgとして、吊下物A
の左側に発生する水平力HLと右側に発生する水平力H
Rとを、各々式(1)及び式(2)により算出する。こ
こで、図2(a)及び(b)においては、吊下物Aの左
側に加わる前方向への水平力をH1、後方向への水平力
をH2とし、また、吊下物Aの右側に加わる前方向への
水平力をH3、後方向への水平力をH4として、各々示
している。HLは、H1とH2との合力であり、HR
は、H3とH4との合力である。 HL = mLgrsinθ/L …(1) HR = mRgrsinθ/L …(2) なお、r及びgは、既知の不変量であるため、これらの
値は予めスキュー角算出器53に入力されている。
【0026】この状態は、図3に示す等価モデルで表す
ことができる。この等価モデルにおいては、吊下物A
は、軸線O回りを水平方向に回転可能に支持されてお
り、ガーダエンド側に設けられた壁Wとは、左ばね10
1と、右ばね102とを介して、各々連結されている。
左ばね101は、軸線Oから左方向への距離がrの位置
で、また右ばね102は、軸線Oから左方向への距離が
rの位置で、各々吊下物Aと連結されている。左ばね1
01のばね定数は、mLg/Lであり、また右ばね10
2のばね定数は、mRg/Lである。左ばね101及び
右ばね102の各々のばね定数は、重力による戻し力の
等価剛性である。すなわち、吊下物Aに発生したスキュ
ーは、軸線Oを中心としrsinθの振幅を有する振動
に、置き換えることができる。
【0027】更に、スキュー角算出器53は、吊具シー
ブの前後間距離をLSとし、前記トロリーシーブの前後
間距離をLTとして、HL及びHRを、式(3)及び式
(4)により算出する。 HL = 2/L(T1(t)((LT−LS)/2−rsinθ) −T2(t)((LT−LS)/2+rsinθ)) …(3) HR = 2/L(T3(t)((LT−LS)/2+rsinθ) −T4(t)((LT−LS)/2−rsinθ)) …(4) なお、LS及びLTは、既知の不変量であるため、これ
らの値は予めスキュー角算出器53に入力されている。
【0028】そして、スキュー角算出器53は、式
(1)乃至式(4)から、スキュー角θを算出し、この
θに応じた算出信号を制御装置54へと出力する。すな
わち、スキュー角算出器53は、スキューが発生してい
る間のある時刻tでのワイヤーロープ23、24、2
5、26の各々ロープ張力T1(t)、T2(t)、T3
(t)、T4(t)、及びその時刻でのトロリー11からスプ
レッダ18までの距離Lから、θを算出する。
【0029】制御装置54は、スキュー角算出器53か
ら送られた算出信号に基づき、スキューシリンダ30の
最適な作動量を決定し、スキューシリンダ30の制御を
行う。これにより、ガーダエンドシーブ31、32、3
3、34は前後方向に移動されて、吊下物Aのスキュー
を最適に制振できるように、ワイヤーロープ23、2
4、25、26の各々のロープ張力を適正に変化させ
る。なお、強風等の一定の条件下においては、1回の制
振動作では最適に制振が行えず、制振操作を複数回繰り
返さなくてはならない場合がある。こうした場合、スキ
ューシリンダ30に作動力が生じていれば、ワイヤーロ
ープ23、24、25、26の各々ロープ張力T1
(t)、T2(t)、T3(t)、T4(t)の検出値は、実際の値
から変動する。この場合には、スキューシリンダ30の
作動力は作動力検出器61によって検出され、この作動
力に応じた検出信号が、張力補正器62へと送られる。
張力補正器62は、作動力検出器61からの検出信号に
基づき、張力検出器51a、51b、51c、51dか
らのT1(t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)に応じた検
出信号を補正し、これら補正された信号を制御装置53
に出力する。
【0030】本実施形態に係る吊荷の制振装置において
は、ワイヤーロープ23、24、25、26の各々のロ
ープ張力T1(t)、T2(t)、T3(t)、T4(t)と、トロ
リー11からスプレッダ18までの距離Lとをパラメー
ターとして、スキュー角θを算出し、自動制御を行うこ
とができる。そのため、運転者による荷役効率の低下を
抑制することができる。そして、従来からのクレーン
に、新たに張力検出器51a、51b、51c、51d
や、距離検出器52a、52b等を付加すればよいた
め、クレーン1の構成を大幅に変更することなく吊荷1
0のスキューを効果的に制振することができ、改造コス
トやメンテナンスコスト等を低廉化することができる。
また、距離検出器52a、52bを、ドラム27、28
の回転数及び回転角からLを算出するようにしているの
で、例えば光学的検出手段のように、構成が複雑でかつ
誤作動の発生を無視できない検出手段を用いなくとも、
距離Lを検出することができる。そのため、距離検出器
52a、52bを簡易な構成とできるとともに、非常に
正確な検出を行うことができ、制振動作の信頼性を向上
させることができる。
【0031】更に、作動力検出器61及び張力補正器6
2を備えるようにしているので、スキューシリンダ30
の作動力によってワイヤーロープ23、24、25、2
6のロープ張力の検出値を補正することができる。その
ため、時々刻々と変化するロープ張力を、細かな時間単
位で検出することができ、より正確なスキュー角θを算
出することができる。これにより、強風等の悪条件下で
あっても、適正に制振を行うことができる。更に、一定
の関係式から、吊下物の右側質量mLと左側質量mR、
あるいはロープ張力T1(t)、T2(t)、T3(t)、T4
(t)から、水平力HL、HRを算出するようにしている
ので、吊荷10の重心が偏心した場合であっても、スキ
ュー角θの検出を極めて正確に行うことができる。これ
により、吊荷10に要求される積載要件を緩和すること
ができ、ひいては荷役作業を効率的に行うことができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高価な装置を用いることなく簡易な構成で効果的にスキ
ューを制振することができ、荷役効率の低下を抑制する
とともに、作業者の負担を低減することができる吊荷の
制振装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吊荷の制振装置の実施形態を
示す概略構成図である。
【図2】 図1における吊下物近傍を拡大した図であ
って、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面
図である。
【図3】 図2の等価モデルを示す平面図である。
【図4】 本発明に係る吊荷の制振装置の実施形態を
示すブロック図である。
【図5】 従来のクレーンの全体を示す概略構成図で
ある。
【図6】 図6の主要部を拡大して示す概略構成図で
ある。
【図7】 図6におけるスキューシリンダ近傍を拡大
して示す概略構成図である。
【符号の説明】 A 吊下物 1 クレーン 2 クレーン本体 10 吊荷 11 トロリー 14、15、16、17 トロリーシーブ 18 スプレッダ(吊具) 19、20、21、22 スプレッダシーブ(吊具シー
ブ) 23、24、25、26 ワイヤーロープ 27、28 ドラム 30 スキューシリンダ 31、32、33、34 ガーダエンドシーブ 35 リンク 51a、51b、51c、51d 張力検出器 52a、52b 距離検出器 53 スキュー角算出器 54 制御装置 61 作動力検出器 62 張力補正器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千蔵 孝 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 3F204 AA03 BA04 CA01 CA03 DA08 DB07 DB10 DC03 DD12 EA11 EA17 EB05 EB09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体と、 該クレーン本体上を水平移動可能なトロリーと、 該トロリーに該トロリーの中心から各々ほぼ等距離とな
    るようにして前後2列に設けられた4つのトロリーシー
    ブと、 吊荷を固定する吊具と、 該吊具に該吊具の中心から各々ほぼ等距離となるように
    して前後2列に設けられた4つの吊具シーブと、 前記トロリーシーブとこれに対応する吊具シーブとの間
    に各々掛け回されるワイヤーロープと、 前記ワイヤーロープを巻取り該ワイヤーロープの長さを
    変化させるドラムと、 前記各々のワイヤーロープのロープ張力を変化させるス
    キューシリンダと、 を備えたクレーンにおいて用いられる、吊荷のスキュー
    を制振するための制振装置であって、 前記各々のワイヤーロープの時刻tでのロープ張力T1
    (t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)を検出し、これらT
    1(t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)に応じた検出信号
    を出力する張力検出器と、 前記トロリーから前記吊具までの距離Lを検出し、この
    Lに応じた検出信号を出力する距離検出器と、 前記張力検出器及び前記距離検出器からの検出信号に基
    づき前記吊荷のスキュー角θを算出し、このθに応じた
    算出信号を出力するスキュー角算出器と、 該スキュー角算出器からの算出信号に基づき前記スキュ
    ーシリンダを制御する制御装置と、 を備えたことを特徴とする吊荷の制振装置。
  2. 【請求項2】 前記距離検出器は、前記ドラムの回転
    数及び回転角から前記Lを算出することを特徴とする請
    求項1に記載の吊り荷の制振装置。
  3. 【請求項3】 前記スキューシリンダの作動力を検出
    し、この作動力に応じた検出信号を出力する作動力検出
    器と、 該作動力検出器からの検出信号に基づき前記張力検出器
    からのT1(t)、T2(t)、T3(t)及びT4(t)に応じた
    検出信号を補正し、これら補正された信号を前記スキュ
    ー角算出器に出力する張力補正器と、 を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の吊り荷の制振装置。
  4. 【請求項4】 前記スキュー角算出器は、T1(t)、T
    2(t)、T3(t)及びT4(t)から、吊具及び吊荷からな
    る吊下物の全体質量mを算出するとともに、前記トロリ
    ーの移動方向に対する前記吊下物の左側質量mLと右側
    質量mRとを、各々算出することを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の吊荷の制振装置。
  5. 【請求項5】 前記スキュー角算出器は、前記吊下物
    がスキューを生じた場合に、前記各々の吊具シーブと前
    記吊下物の中心との左右方向への距離を各々rとし、重
    力加速度をgとして、前記吊下物の左側に発生する水平
    力HLと右側に発生する水平力HRとを、各々式(1)
    及び式(2)により算出することを特徴とする請求項4
    に記載の吊荷の制振装置。 HL = mLgrsinθ/L …(1) HR = mRgrsinθ/L …(2)
  6. 【請求項6】 前記スキュー角算出器は、前記吊具シ
    ーブの前後間距離をLSとし、前記トロリーシーブの前
    後間距離をLTとして、前記θを、式(1)乃至式
    (4)により算出することを特徴とする請求項5に記載
    の吊荷の制振装置。 HL = 2/L(T1(t)((LT−LS)/2−rsinθ) −T2(t)((LT−LS)/2+rsinθ)) …(3) HR = 2/L(T3(t)((LT−LS)/2+rsinθ) −T4(t)((LT−LS)/2−rsinθ)) …(4)
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