JP2001320495A

JP2001320495A - 遠隔監視システムおよびその方法

Info

Publication number: JP2001320495A
Application number: JP2000136544A
Authority: JP
Inventors: Kenji Mihara; 憲二三原
Original assignee: NEC Infrontia Corp
Current assignee: NEC Platforms Ltd
Priority date: 2000-05-10
Filing date: 2000-05-10
Publication date: 2001-11-16

Abstract

(57)【要約】【課題】一般的な情報処理端末の監視や信頼性試験の
異常状況監視等を、早急にローコストで行うことが可能
な遠隔監視方式を得る【解決手段】被監視装置や被試験装置１において予め
発生するであろう異常状態を監視サーバ２に設定してお
くことにより、異常が発生した場合、自動的に監視者に
電話をして音声により異常状態を通知する。そして、こ
の通知を受けた監視者は監視者端末５から通信網である
インターネット７を通し監視サーバ２に接続し、異常監
視センサ３を経由して、異常及び試験状態を確認すると
共に、監視者端末５からコマンドを発信し異常の処置を
監視コントローラ６に実施させる。これにより、電話回
線等の公衆回線を使用して、ローコストで遠隔監視が自
動化できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は遠隔監視システムお
よびその方法に関し、特に被監視装置を監視してこの監
視結果を監視者側へ通知するようにした遠隔監視システ
ムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】パーソナルコンピュータやＰＯＳ（Poin
t Of Sale ）端末等の多くの情報処理端末を保有する会
社や小売店等においては、これ等端末の異常状態を常時
監視して、早急円滑にかつローコストにて異常対処する
ことが必要となる。また、これ等情報処理端末の信頼性
試験を行う場合にも、この試験中に異常が発生する場合
があるために、常時監視者がその状況を監視する必要が
あり、これまた、早急にかつローコストで異常対処をな
すことが要求される。

【０００３】特に、信頼性試験においては、その試験設
備は特殊なものが多く、よって試験を行う場合には、試
験設備が備えられている試験機関のある場所に、上述し
た情報処理装置である被試験機を持ち込むことが必要で
ある。そのために、かかる信頼性試験の状況監視を行う
には、時間とコストがかかることにもなる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、一般的な情報処理端末の監視や信頼性試験の異常状
況監視等を、早急にローコストで行うことが可能な遠隔
監視システムおよびその方法を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、被監視
装置を監視してこの監視結果を監視者側へ通知するよう
にした遠隔監視システムであって、前記被監視装置にお
ける異常発生に応答して電話により前記監視者へ音声に
て通知する監視サーバと、前記監視者の操作に応答して
通信網を介して前記監視サーバへアクセスして前記被監
視装置の異常状態を確認する監視者端末とを含むことを
特徴とする遠隔監視システムが得られる。

【０００６】そして、前記監視者端末は前記監視サーバ
へのアクセス時に前記監視者端末のアクセス番号を前記
監視サーバへ通知登録して接続を断とし、前記監視サー
バはこの登録されたアクセス番号へ前記通信網を介して
アクセスして前記監視者端末との接続をなすことを特徴
とする。また、前記監視者端末から、コマンドを発行し
て前記異常に対する処置をなすよう指示することを特徴
とし、更に前記通信網はインターネットであることを特
徴とする。

【０００７】本発明によれば、被監視装置を監視サーバ
により監視してこの監視結果を監視者の監視者端末へ通
知するようにした遠隔監視方法であって、前記被監視装
置における異常発生に応答して、前記監視サーバから電
話により前記監視者へ音声にて通知するステップと、前
記監視者の操作に応答して、前記監視者端末から通信網
を介して前記監視サーバへアクセスして前記被監視装置
の異常状態を確認するステップとを含むことを特徴とす
る遠隔監視方法が得られる。

【０００８】そして、前記監視者が前記電話を断とする
ステップを更に含むことを特徴とし、また前記監視者端
末から前記監視サーバへのアクセス時に前記監視者端末
のアクセス番号を前記監視サーバへ通知登録するステッ
プと、この登録後に接続を断とするステップと、前記監
視サーバからこの登録されたアクセス番号へ前記通信網
を介してアクセスして前記監視者端末との接続をなすス
テップとを含むことを特徴とする。更に、前記監視者端
末から、コマンドを発行して前記異常に対する処置をな
すよう指示するステップを含むことを特徴とする。

【０００９】本発明の作用を述べる。被監視装置や被試
験装置において予め発生するであろう異常状態を監視サ
ーバに設定しておくことにより、異常が発生した場合、
自動的に監視者に電話をして音声により異常状態を通知
する。そして、この通知を受けた監視者は監視者端末か
ら通信網であるインターネットを通し監視サーバに接続
し、異常監視センサを経由して、異常及び試験状態を確
認すると共に、監視者端末からコマンドを発信し異常の
処置を監視コントローラに実施させる。これにより、イ
ンターネット等の通信回線を使用して、ローコストで遠
隔監視が自動化できることになる。

【００１０】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図１は本発明の実施例の概念図
である。図１において、被監視装置１は異常監視センサ
３により異常が検知され、その検出結果が監視サーバ２
へ通知される。この監視サーバ２はこの異常通知に応答
して予め登録されている監視者の電話番号に電話をか
け、監視者に対して音声による通知をなすものであり、
そのために監視者側に電話４が設けられている。この電
話４は、図では、単に電話単体として示しているが、イ
ンターネット電話であり、インターネット電話専用のソ
フトウェアを使用して、パーソナルコンピュータ同士で
リアルタイムに音声通話を行うことが可能なものとす
る。

【００１１】端末５は監視者側の端末であり、この端末
５はインターネット等の通信網７を介して監視サーバ２
に接続可能である。監視者端末５と監視サーバ２との接
続により監視サーバ２から異常状態が通知されて監視者
端末５に表示される。監視者はこれにより、監視サーバ
２を介して監視コントローラ６に対して、コマンドを送
信して被監視装置１の異常に対処することができる様に
なっている。

【００１２】以下に、図２のシーケンス図を参照して本
発明の実施例の動作を説明する。動作に先立ち、被監視
装置１において予め発生すると予想される異常状態と監
視者の通知先（電話４の電話番号）を、監視サーバに設
定しておく。異常監視センサ３は異常状態を検出した場
合、監視サーバ２が監視者の通知先の電話４に電話をか
け、音声により異常状態を監視者に通知する。通知を受
けた監視者は一旦電話４を切断する。

【００１３】次に、異常状態を確認するため監視者は端
末５からインターネット７を介し監視サーバ２に接続す
る。監視者は通話料金負担を軽減させるために監視サー
バ２に監視者端末５のアクセス番号を登録しこの接続状
態を断とする。監視サーバ２は登録された監視者の端末
アクセス番号にアクセスして監視者端末５に接続する。
監視者は異常状態を端末５から監視サーバ２経由で異常
監視センサ３から異常状態を確認する。監視者が異常の
処置を実施する必要がある場合は、端末５から予め定め
られているコマンドを発信し、異常の処置を監視サーバ
２経由で監視コントローラ６に実施させる。

【００１４】このように、本発明では、監視者がインタ
ーネット等の通信網を使用して、安価に被監視装置の異
常状態を遠隔監視、処置ができることになる。

【００１５】尚、被監視装置１である、例えば、ＰＯＳ
端末やコンピュータ等の情報処理端末の異常状態を監視
する場合の他、これ等情報処理端末の信頼性試験におけ
る試験中の異常を監視する場合にも適用でき、これ等監
視対象の異常の例としては、被監視装置（被試験装置）
の温度上昇や、動作用電源電池の電圧低下等が考えら
れ、この場合のセンサ３としては、これ等温度を検出し
たり電圧を検出するセンサである。

【００１６】

【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、被監
視装置の異常発生の通知を電話による音声にて監視者に
通知し、その後、監視者端末と監視サーバとの間をイン
ターネット等の通信網を使用して接続して遠隔的に異常
や試験状態の確認、更には必要に応じてその処置等が可
能となり、試験の効率化が図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の概略構成図である。

【図２】本発明の実施例の動作を示すシーケンス図であ
る。

【符号の説明】

１被監視装置２監視サーバ３センサ４電話５端末６監視コントローラ７インターネット

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 5B085 AC11 AE04 BG07 CC16 CE08 5C087 AA02 AA03 BB64 BB65 DD03 DD08 DD42 EE07 FF30 GG67 5K048 AA00 BA01 CA08 DA02 DC07 EA11 EB08 EB10 EB12 FB04 FB05 FB09 FC01 GB01 GB08 HA01 HA02 HA05 HA07 HA21 5K101 KK13 LL01 LL03 LL05 MM07 NN18 NN31 SS07 TT06 UU16

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】被監視装置を監視してこの監視結果を監
視者側へ通知するようにした遠隔監視システムであっ
て、前記被監視装置における異常発生に応答して電話により
前記監視者へ音声にて通知する監視サーバと、前記監視者の操作に応答して通信網を介して前記監視サ
ーバへアクセスして前記被監視装置の異常状態を確認す
る監視者端末と、を含むことを特徴とする遠隔監視シス
テム。
【請求項２】前記監視者端末は前記監視サーバへのア
クセス時に前記監視者端末のアクセス番号を前記監視サ
ーバへ通知登録して接続を断とし、前記監視サーバはこ
の登録されたアクセス番号へ前記通信網を介してアクセ
スして前記監視者端末との接続をなすことを特徴とする
請求項１記載の遠隔監視システム。
【請求項３】前記監視者端末から、コマンドを発行し
て前記異常に対する処置をなすよう指示することを特徴
とする請求項１または２記載の遠隔監視システム。
【請求項４】前記通信網はインターネットであること
を特徴とする請求項１〜３いずれか記載の遠隔監視シス
テム。
【請求項５】被監視装置を監視サーバにより監視して
この監視結果を監視者の監視者端末へ通知するようにし
た遠隔監視方法であって、前記被監視装置における異常発生に応答して、前記監視
サーバから電話により前記監視者へ音声にて通知するス
テップと、前記監視者の操作に応答して、前記監視者端末から通信
網を介して前記監視サーバへアクセスして前記被監視装
置の異常状態を確認するステップと、を含むことを特徴
とする遠隔監視方法。
【請求項６】前記監視者が前記電話を断とするステッ
プを更に含むことを特徴とする請求項５記載の遠隔監視
方法。
【請求項７】前記監視者端末から前記監視サーバへの
アクセス時に前記監視者端末のアクセス番号を前記監視
サーバへ通知登録するステップと、この登録後に接続を
断とするステップと、前記監視サーバからこの登録され
たアクセス番号へ前記通信網を介してアクセスして前記
監視者端末との接続をなすステップとを含むことを特徴
とする請求項６記載の遠隔監視方法。
【請求項８】前記監視者端末から、コマンドを発行し
て前記異常に対する処置をなすよう指示するステップを
更に含むことを特徴とする請求項５〜７いずれか記載の
遠隔監視方法。
【請求項９】前記通信網はインターネットであること
を特徴とする請求項５〜８いずれか記載の遠隔監視方
法。