JP2001317000A - 活性炭含有紙およびエアフィルター - Google Patents

活性炭含有紙およびエアフィルター

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Katsumi Okawa
勝美 大川
Takuya Ueno
拓哉 上野
Masaki Amano
雅貴 天野
Yoichi Fujimura
洋一 藤村
Yasuhiro Asada
康裕 浅田
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Toray Industries Inc
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Osaka Gas Co Ltd
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末状活性炭を用いて安価に作製できるもの
でありながら、活性炭の脱落を防止して単位体積当たり
の吸着量を増大する。 【解決手段】 細孔容積 0.3〜1.3cm3/gで平均細孔容積
が1.0cm3/g、かつ、粒径が 0.1〜 100μm で平均粒径が
5μm の粉末状の活性炭50重量%、パルプ40重量%、熱
溶融性繊維としてのポリアクリロニトリル繊維10重量%
によって、坪量が190g/m2、充填密度0.38g/cm3 、紙厚
0.5mmの活性炭含有紙を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工場な
どのクリーンルームに導入される空気中に含まれるフタ
ル酸エステルなどの有機ガスや、アンモニアNH3 や塩
化水素HClや酸化窒素ガスNOX や硫酸ガスSOX
を除去するために用いられる微量ガス除去フィルターと
か、室内や車内の煙草臭とかペット臭などを除去するた
めに用いられる空気清浄フィルター用濾材などとして使
用される活性炭含有紙、それを用いた積層体ならびに段
ボール、その段ボールを用いたエアフィルター、そのエ
アフィルターを装着したクリーンルームおよび半導体製
造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の活性炭含有紙としては、従来、
特開昭55−75911号公報に開示されているような
ものがあった。
【0003】上記従来例によれば、紙料繊維に粉末活性
炭を加え、よく叩解した後にカチオン凝集剤を混合して
水に分散する。次いで、アニオン凝集剤を混入攪拌し、
活性炭を繊維上に凝集沈着させるとともにまんべんに分
散させ、これを網上に流し出して均一な紙層を形成し、
圧縮脱水、乾燥処理して活性炭含有紙を得るようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来一
般に、活性炭の量を多くすると、脱落の問題を発生する
と観念されていたために、従来例の場合、坪量が小さく
て活性炭の含有量が少なく、臭気成分などに対する吸着
性能が低い欠点があった。
【0005】上述の従来観念に起因して、例えば、特開
昭55−130811号公報や特開昭54−64105
号公報などに開示されるように、粉末状の活性炭に代え
て、活性炭素繊維を含有して抄紙するものがある。とこ
ろが、このような活性炭素繊維を含有するものでは、そ
の活性炭素繊維自体が粉末状活性炭に比べて極めて高価
であり、活性炭含有紙が高価になる欠点があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、粉末状活性炭を用いて安価に作製でき
るものでありながら、活性炭の脱落を防止して単位体積
当たりの吸着量を増大できるようにすることを目的とす
る。他の目的は所定の保形性を確保できるようにするこ
とにあり、更に他の目的は、活性炭の脱落をより良好に
防止できるようにすることにある。また、安価で吸着性
に優れた積層体ならびに段ボールを提供することを目的
とし、更には、安価で清浄度に優れたクリーンルームお
よび半導体製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の活
性炭含有紙は、上述のような目的を達成するために、細
孔容積として、窒素吸着量に基づくBET法の理論によ
り求められる値が、 0.3〜1.3cm3/gの範囲内にあり、粒
径が 0.1〜 100μm の範囲内にある活性炭を30〜80重量
%の範囲内で含有してなり、かつ坪量が30〜 300g/m2
なるように抄紙してなることを特徴としている。上記細
孔容積は、例えば、ユアサアイオニクス株式会社製「A
UTOSORB−6」により求めることができる。
【0008】上述の活性炭は、通常、粉末状または粒状
をしており、ヤシガラ、コークス、木炭などが用いら
れ、その細孔容積は 0.3〜1.3cm3/gである。0.3cm3/g未
満では、吸着性が低下し、一方、1.3cm3/gを越えると、
強度が低下して取り扱いにくくなるからである。また、
粒径は 0.1〜 100μm である。 0.1μm 未満では、飛散
しやすくなって抄紙時の取り扱い性が低下し、一方、 1
00μm を越えると、抄紙時にバインダーと分離しやすく
なって抄紙できず、また、抄紙後の紙から活性炭が脱落
するからである。そして、活性炭の含有量は30〜80重量
%である。30重量%未満では、吸着性が低下し、一方、
80重量%を越えると、抄紙後の紙から活性炭が脱落する
からである。坪量は、用途などに応じて適宜設定すれば
良いが、30〜 300g/m2になるように調整して抄紙する。
30g/m2未満では、吸着性が低下し、一方、 300g/m2を越
えると、硬くなって加工性が悪くなるからである。
【0009】活性炭含有紙のガーレー式剛軟度として
は、JIS-L-1096による値が、2×10-3〜35×10-3Nにな
るようにするのが好ましい(請求項2)。2×10-3N未
満では、剛性が低下し、一方、35×10-3Nを越えると、
剛性が高くなって加工しづらくなるからである。上述の
ガーレー式剛軟度は、例えば、テスター産業株式会社製
ガーレー式ステコネステスターにて求めることができ
る。
【0010】保形性を高めるうえで、バインダーとして
パルプを30〜60重量%含有するのが好ましい(請求項
3)。30重量%未満では、活性炭を保持できなくなり、
一方、60重量%を越えると、吸着性が低下するからであ
る。
【0011】積層を良好に行うために、熱溶融性繊維を
1〜20重量%含有するのが好ましい(請求項4)。1重
量%未満では、積層体を作るときの接着性が無く、一
方、20重量%を越えると、吸着性が低下するからであ
る。
【0012】また、活性炭の脱落をより良好に防止する
ためにカレンダー処理および表面コーティング処理を施
しても良い(請求項5)。
【0013】活性炭含有紙を波形に加工して波形状活性
炭含有紙としても良く(請求項6)、更に、その波形状
活性炭含有紙の複数枚を積層して積層体に構成しても良
い(請求項7)。例えば、波形山間隔 2.5mm、波形山高
さ 3mmに加工することにより、波形状活性炭含有紙とす
ることができる。また、この波形状活性炭含有紙(波形
シート)の複数枚を、頂部と底部とが互いに突き合わさ
れるように積層し、ハニカム状の積層体に形成するもの
でも良い。このようにして得られる積層体はフィルター
として使用し、優れた吸着性能を発揮させることができ
る。
【0014】また、活性炭含有紙によって、平板シート
と波形に加工した波形シートとを作製し、波形シートの
片面または両面に平板シートを積層して段ボールを形成
しても良い(請求項8)。
【0015】また、用途によっては、活性炭含有紙に各
種の添着剤を加えて吸着性能を高めることも可能であ
る。更に、少量の活性炭素繊維を加えるようにしても良
い。吸着性能を高める添着剤としては、特に限定するも
のではなく、アルカリ性ガスを吸着したい場合は、酸性
薬剤である、リン酸、硫酸、有機酸が有望であり、酸性
ガスを吸着したい場合は、カリウム、ナトリウムの無機
塩が有望である。
【0016】また、活性炭含有紙によって形成した段ボ
ールに被処理エアを波形シートの波形屈曲方向に直交す
る方向でかつ紙面と平行な方向に通気させることにより
被処理エア中のガス状物質を除去するエアフィルターと
することができる(請求項9)。このとき、段ボールは
丸めて筒状に形成しても良いし、複数枚を重ねて立方形
状に形成しても良い。
【0017】また、上記エアフィルターを清浄用処理空
間との間の通気部に装着することにより、空気中の汚染
ガス濃度が極めて低いクリーンルームを形成することが
できる(請求項10)。特に、半導体製造工程において
は、ppbオーダーの空気中の微量なガス状汚染物質が
問題となっており、半導体製造用のクリーンルームに好
適に適用できる。
【0018】また、上記エアフィルターを半導体基板の
処理部を覆うカバー体の通気部に装着することにより、
汚染ガス濃度が極めて低い半導体製造装置を形成するこ
とができる(請求項11)。半導体製造時に問題となる
ガスの種類としては、N−メチル−2ピロリドン(NM
P)やトルエンなどの有機溶剤、フタル酸ジオクチル
(DOP)やフタル酸ジブチル(DBP)などのフタル
酸エステル、リン酸トリエチル(TEP)やリン酸トリ
クロロエチル(TCEP)などのリン酸エステル、アジ
ピン酸ジオクチル(DOA)やアジピン酸ジブチルなど
のアジピン酸エステル、ヘキサメチルジシラザン(HM
DS)やトリメチルシラノール、ヘキサメチルジシロキ
サン、D3からD6の低分子環状シロキサンなどの有機
シリコン化合物、アンモニアや各種アミンなどのアルカ
リ性物質、フッ酸などの酸性物質などが挙げられる。本
発明のエアフィルターを装着することにより、前記物質
が一般大気中もしくは一般クリーンルーム中での濃度に
対し、著しく低減されたクリーンルームもしくは半導体
製造装置を構成することができる。また、本発明のエア
フィルターは、ガラス繊維などの無機繊維、ポリプロピ
レンなどの有機繊維あるいはフッ素膜などからなる粒子
除去フィルターと組み合わせることによりガス状汚染物
質と粒子状汚染物質を同時に除去・低減できるので、粒
子除去フィルターと組み合わせて使用することが特に好
ましい。
【0019】
【作用】請求項1に係る発明の活性炭含有紙の構成によ
れば、細孔容積が 0.3〜1.3cm3/gの範囲内にあり、粒径
が 0.1〜 100μm の範囲内にある活性炭を30〜80重量%
の範囲内で含有することにより活性炭を均一に分散で
き、また、坪量が30〜 300g/m2の範囲内になるように抄
紙することにより、吸着性と強度とを確保できる。
【0020】また、請求項2に係る発明の活性炭含有紙
の構成によれば、JIS(L1096)によるガーレー
式剛軟度を2×10-3〜35×10-3Nにすることにより適度
な剛性を持たせることができる。
【0021】また、請求項3に係る発明の活性炭含有紙
の構成によれば、パルプを30〜60重量%含有することに
より、吸着性を損なわずに、活性炭を良好に保持して保
形性を高くできる。
【0022】また、請求項4に係る発明の活性炭含有紙
の構成によれば、熱溶融性繊維を1〜20重量%含有する
ことにより、吸着性を損なわずに、積層体を作るときの
接着性を高くできて積層を良好に行える。
【0023】また、請求項5に係る発明の活性炭含有紙
の構成によれば、カレンダー処理および表面コーティン
グ処理することにより、活性炭が表面から離脱すること
を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を用
いて詳細に説明する。
【0025】(実施例)細孔容積 0.3〜1.3cm3/gで平均
細孔容積が1.0cm3/g、かつ、粒径が 0.1〜 100μm で平
均粒径が5μm の粉末状の活性炭50重量%、パルプ40重
量%、熱溶融性繊維としてのポリアクリロニトリル繊維
10重量%によって、坪量が 190g/m2、充填密度0.38g/cm
3 、紙厚 0.5mmの活性炭含有紙を作製した。
【0026】この活性炭含有紙のガーレー式剛軟度は17
×10-3Nであった。ガーレー式剛軟度N(mgf)は、
JIS(L1096 6.20.1)に基づき、 N=RG×(aWa +bWb +cW c)×(L2 /d)
×0.306 として求められる。
【0027】上記活性炭含有紙による平板シートと、そ
の平板シートを波形加工した、山高さ 2.4mmでピッチ
4.4mmの波形シートとによって段ボールを作製し、その
段ボールを積層して、 610mm角で処理流体の流動方向の
厚みが 150mmのフィルターを作製した。使用した活性炭
の重量は 5.1kgで、単位体積当たりの活性炭の重量は90
kg/m3であった。
【0028】また、上記段ボールをすりつぶして比表面
積を測定したところ、 490m2/gであった。計算上の比表
面積は 600m2/gであり、その低下率は20%以下であっ
た。
【0029】(比較例)ピッチ系活性炭素繊維70重量
%、ポリアクリロニトリル(PAN)20重量%、ポリビ
ニルアルコール(PVA)10重量%によって、坪量が50
g/m2の活性炭素繊維紙を作製した。この活性炭素繊維紙
のガーレー式剛軟度は 2.5×10-3Nであった。
【0030】上記活性炭素繊維紙による平板シートと、
その平板シートを波形加工した、山高さ 1.4mmでピッチ
3.3mmの波形シートを頂部のり付けにより直径 200mmの
中実芯棒に巻き上げて行き、外径 600mm、長さ 120mmの
円柱体のフィルターを作製した。のり成分はコーンスタ
ーチ+合成のり(ライフボンドAv−650 日栄化工
株式会社製)である。使用した活性炭の重量は 0.6kg
で、単位体積当たりの活性炭の重量は 19.9kg/m3であっ
た。
【0031】また、上記段ボールをすりつぶして比表面
積を測定したところ、 410m2/gであった。計算上の比表
面積は 700m2/gであり、その低下率は40%以上であっ
た。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明の活性炭含有紙によれば、特定の細孔容積
と粒径の活性炭を特定の割合で含有し、坪量を調整する
ことによって活性炭を均一に分散するとともに吸着性と
強度とを確保するから、従来観念を打破して適度な坪量
で活性炭の含有量を増加でき、活性炭を用いて安価に作
製できるものでありながら、活性炭の脱落を防止して単
位体積当たりの吸着量を増大できる。
【0033】また、請求項2に係る発明の活性炭含有紙
によれば、特定のガーレー式剛軟度に設定することによ
り適度な剛性を持たせるから、所定の保形性を確保でき
る。特に、波形に加工したり円形に曲げたりして使用す
る際にその強度を高めて耐久性を向上できる。
【0034】また、請求項3に係る発明の活性炭含有紙
によれば、パルプを30〜60重量%含有することにより、
吸着性を損なわずに、活性炭を良好に保持して保形性を
高くできる。
【0035】また、請求項4に係る発明の活性炭含有紙
によれば、熱溶融性繊維を1〜20重量%含有することに
より、吸着性を損なわずに、積層体を作るときの接着性
を高くできて積層を良好に行える。
【0036】また、請求項5に係る発明の活性炭含有紙
によれば、カレンダー処理および表面コーティング処理
により、活性炭が表面から離脱することを防止するか
ら、活性炭の脱落をより良好に防止できる。
【0037】また、請求項6に係る発明の活性炭含有紙
によれば、吸着性と強度とを備えた波形状の活性炭含有
紙が安価にして得られる。
【0038】また、請求項7に係る発明の積層体によれ
ば、吸着性と強度とを備えた波形状の活性炭含有紙を積
層することにより、吸着性に優れた積層体が安価にして
得られるから、フィルターなどに有効に適用できる。
【0039】また、請求項8に係る発明の段ボールによ
れば、吸着性と強度とを備えた波形状の活性炭含有紙で
加工した波形シートと平板シートとを用い、波形シート
の片面または両面に平板シートを積層し、吸着性に優れ
た段ボールが得られるから、フィルターなどに有効に適
用できる。
【0040】また、請求項9に係る発明のエアフィルタ
ーによれば、前述した活性炭含有紙を利用して形成した
吸着性に優れた段ボールによってエアフィルターを構成
するから、安価で吸着性に優れたエアフィルターを得る
ことができる。
【0041】また、請求項10に係る発明のクリーンル
ームによれば、前述したエアフィルターを清浄用処理空
間との間の通気部に装着するから、安価で清浄度に優れ
たクリーンルームを提供できる。
【0042】また、請求項11に係る発明の半導体製造
装置によれば、前述したエアフィルターを半導体基板の
処理部を覆うカバー体の通気部に装着するから、安価で
清浄度に優れた半導体製造装置を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B01J 20/20 B01J 20/20 F (72)発明者 上野 拓哉 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 天野 雅貴 東京都中央区日本橋室町2丁目2番2号 東レ株式会社東京事業所内 (72)発明者 藤村 洋一 滋賀県大津市大江1丁目1号 東レ株式会 社瀬田工場内 (72)発明者 浅田 康裕 滋賀県大津市大江1丁目1号 東レ株式会 社瀬田工場内 Fターム(参考) 3L058 BG03 4D012 CA09 CA10 CA12 CB01 CB02 CB03 CB06 CG01 CG03 CG05 CH01 4G066 AA05B AC02C AC17D AE19C BA05 BA07 BA09 BA20 BA25 CA02 CA04 CA07 CA23 CA28 CA29 CA31 CA51 CA56 DA02 DA03 EA11 FA03 FA25 FA28 FA37 4L055 AA01 AF29 AG02 AH50 AJ01 AJ02 BE02 BE08 BE14 EA08 EA16 EA18 FA11 FA23 GA31

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細孔容積が 0.3〜1.3cm3/gの範囲内にあ
    り、粒径が 0.1〜 100μm の範囲内にある活性炭を30〜
    80重量%の範囲内で含有してなり、かつ坪量が30〜 300
    g/m2の範囲内になるように抄紙してなることを特徴とす
    る活性炭含有紙。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の活性炭含有紙であっ
    て、JIS(L1096)によるガーレー式剛軟度が2×10-3〜35
    ×10-3Nである活性炭含有紙。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の活性炭含有紙であって、バインダーとしてパルプを
    30〜60重量%含有してある活性炭含有紙。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3のいずれ
    かに記載の活性炭含有紙であって、熱溶融性繊維を1〜
    20重量%含有してある活性炭含有紙。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4のいずれかに記載の活性炭含有紙であって、カレンダ
    ー処理および表面コーティング処理を施してある活性炭
    含有紙。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5のいずれかに記載の活性炭含有紙を波形に
    加工してある波形状活性炭含有紙。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の波形状活性炭含有紙の
    複数枚を積層してある積層体。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5のいずれかに記載の活性炭含有紙を波形に
    加工した波形シートの片面または両面に、請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記
    載の活性炭含有紙から成る平板シートを積層してある段
    ボール。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の段ボールに被処理エア
    を、波形シートの波形屈曲方向に直交する方向でかつ紙
    面と平行な方向に通気させることにより被処理エア中の
    ガス状物質を除去するエアフィルター。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のエアフィルターを清
    浄用処理空間との間の通気部に装着したクリーンルー
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のエアフィルターを半
    導体基板の処理部を覆うカバー体の通気部に装着した半
    導体製造装置。
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