JP2001315019A - フライス - Google Patents

フライス

Info

Publication number
JP2001315019A
JP2001315019A JP2000135929A JP2000135929A JP2001315019A JP 2001315019 A JP2001315019 A JP 2001315019A JP 2000135929 A JP2000135929 A JP 2000135929A JP 2000135929 A JP2000135929 A JP 2000135929A JP 2001315019 A JP2001315019 A JP 2001315019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
blade
angle
rake
end mill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000135929A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Aoki
太一 青木
Hiroshi Ikeuchi
寛 池内
Yoshihiko Kimura
良彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
MMC Kobelco Tool Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
MMC Kobelco Tool Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp, MMC Kobelco Tool Co Ltd filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2000135929A priority Critical patent/JP2001315019A/ja
Priority to US09/849,277 priority patent/US6588990B2/en
Priority to EP01111137A priority patent/EP1153684A1/en
Priority to KR1020010025293A priority patent/KR20010103689A/ko
Publication of JP2001315019A publication Critical patent/JP2001315019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/12Cross section of the cutting edge
    • B23C2210/123Bevelled cutting edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/20Number of cutting edges
    • B23C2210/203Number of cutting edges four
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/24Overall form of the milling cutter
    • B23C2210/241Cross sections of the whole milling cutter
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1946Face or end mill
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1952Having peripherally spaced teeth
    • Y10T407/1962Specified tooth shape or spacing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 横断面形状を製造容易な多角形としながら、
切れ味向上と切れ刃強度確保の両立を図る。 【解決手段】 複数の外周刃12をもつフライスであっ
て、多角形の横断面形状を有する。その多角形は、前記
外周刃12を構成する頂点同士の間にその頂点よりも頂
角の大きいもう一つの頂点13が介在する凸多角形であ
り、前記外周刃12を挟む辺のうち長い方の辺がすくい
面14を構成し、短い方の辺が逃げ面16を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンドミルをはじ
めとするフライスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンドミルをはじめとして、複数
の外周刃をもつフライスとして種々の形状のものが知ら
れているが、その中でも横断面(軸方向に直交する断
面)の形状が正六角形や正四角形のものは、形状が単純
で製作が容易であることから、その開発が盛んに進めら
れている(例えば特開平3−26413号公報や特開平
4−53615号公報参照)。
【0003】その一例として、横断面が正六角形のエン
ドミルを図5及び図6に示し、横断面が正四角形のエン
ドミルを図7及び図8に示す。図示のエンドミルは、シ
ャンク10を有し、その先端側に刃部を有する。この刃
部には、円筒外周面上に並ぶ複数の外周刃12が形成さ
れ、各外周刃12は螺旋状にねじれている。
【0004】この刃部を図6(a)及び図8(a)に示
す横断面で見ると、この横断面が形成する多角形の各頂
点が前記外周刃12を構成し、この外周刃12の工具回
転方向(切削方向)前側の辺が当該外周刃12のすくい
面14を構成し、工具回転方向後ろ側の辺が逃げ面16
を構成している。すなわち、一の外周刃12のすくい面
14は、この外周刃12の工具回転方向前側に隣接する
外周刃12の逃げ面を兼ねている。
【0005】従って、図6(a)に示す正六角形状の横
断面をもつエンドミルでは、同図(c)に示すように、
各外周刃12のすくい角αは−60°、逃げ角εは30
°、切れ刃角(横断面において外周刃12の形成する頂
角)βは120°となり、図8(a)に示す正四角形状
の横断面をもつエンドミルでは、同図(c)に示すよう
に、各外周刃12のすくい角αは−45°、逃げ角εは
45°、切れ刃角(横断面において外周刃12の形成す
る頂角)βは90°となる。
【0006】前記刃部の先端においては、図6(b)及
び図8(b)に示すように工具先端側から見て2つの外
周刃12の頂角をそれぞれ等分するように工具径方向に
延びる底刃すくい面19が形成されている。これらの底
刃すくい面19は、工具軸方向と略平行な方向に延び、
その先端が底刃18を構成しており、この底刃18の工
具回転方向後ろ側に位置する工具先端面が底刃逃げ面2
0となっている。従って、底刃18の切れ刃角(工具先
端側から見た底刃18のなす頂角)γは外周刃12の切
れ刃角βの約半分となり、図6(b)に示すエンドミル
ではγ=60°、図8(b)に示すエンドミルではγ=
45°となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記正六角形断面のエ
ンドミルと正四角形断面のエンドミルとを対比すると、
正六角形断面のエンドミルでは、正四角形断面のエンド
ミルに比べて外周刃の切れ刃角βが大きく(β=120
°)、その分強度的に有利である反面、外周刃のすくい
角αが−60°と非常に小さいため、切れ味に劣る欠点
がある。逆に、正四角形のエンドミルでは、外周刃のす
くい角αが−45°と大きいため、正六角形断面のエン
ドミルに比べて切れ味に優れるが、逃げ角εも大きいた
めに外周刃の切れ刃角βが小さく(β=90°)、よっ
て十分な切れ刃強度を確保するのが困難であり、その分
チッピングが発生しやすい。
【0008】すなわち、従来のように横断面形状が正多
角形のエンドミル(その他のフライスについても同様)
では、その頂点の数すなわち外周刃の数を増やすと外周
刃の強度は高くなるが切れ味が鈍り、逆に外周刃の数を
減らすと切れ味は良くなるが外周刃の強度が低下すると
いう性質があり、切れ味向上と切れ刃強度の確保とを両
立させることが非常に困難であるという問題がある。
【0009】特に、図6(b)及び図8(b)に示すよ
うに外周刃12の頂角を分割するように底刃すくい角1
9が形成され、その先端に底刃18が形成されているエ
ンドミルにおいては、当該底刃18の切れ刃角γが外周
刃12の切れ刃角βのさらに約半分となるので、この底
刃18での切れ刃強度不足はより深刻である。
【0010】本発明は、このような事情に鑑み、横断面
形状を製造容易な多角形としながら、切れ味向上と切れ
刃強度確保の両立を図ることができるフライスを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、周方向に並ぶ複数の外周刃を
有し、かつ、横断面形状が多角形であるフライスにおい
て、前記多角形は、前記外周刃を構成する頂点同士の間
にその頂点よりも頂角の大きいもう一つの頂点が介在す
る凸多角形であり、かつ、前記外周刃を挟む辺のうち長
い方の辺がすくい面を構成し、短い方の辺が逃げ面を構
成しているものである。
【0012】この構成によれば、横断面形状は製造容易
な多角形であるが、従来のような正多角形ではなく、外
周刃を構成する頂点同士の間に当該頂点よりも頂角の大
きい頂点が介在する変則的な凸多角形であり、しかも、
その辺のうちの長辺がすくい角を、短辺が逃げ角をそれ
ぞれ構成するので、その辺の長さの差(換言すれば前記
頂角の差)によって、各外周刃のすくい角を大きくとり
ながら、逃げ角は小さくしてその分外周刃の切れ刃角を
大きく確保することが可能である。すなわち、切れ味向
上と切れ刃強度確保の双方を同時に実現することができ
る。
【0013】例えば、本発明にかかるフライスを4つの
外周刃を有するもの(すなわち横断面形状が八角形のも
の)とした場合、各外周刃のすくい角を−60°よりも
大きくかつ−45°未満の角度(従来の正六角形断面の
フライスでは−60°)としながら、前記横断面におけ
る各外周刃の頂角を120°よりも大きくかつ135°
未満の角度(従来の正六角形断面のフライスでは120
°)とすることが可能である。すなわち、従来の正六角
形断面のフライスと対比して、これと同等もしくはそれ
以上の外周刃切れ刃角を確保しながら、より大きなすく
い角を設定することができる。
【0014】このように外周刃切れ刃角を大きく確保で
きる本発明は、外周刃だけでなく先端側に底刃が形成さ
れるもの(一般にはエンドミル)において、より著しい
効果を発揮する。
【0015】例えば、工具先端側からみて前記外周刃の
頂角を分割するように工具径方向に延びる底刃すくい面
が形成され、この底刃すくい面の先端に底刃が形成され
ているフライス(エンドミル)においては、底刃の切れ
刃角が外周刃の切れ刃角を分割した角度となり、外周刃
の切れ刃角よりもさらに小さくなるので、特に底刃にチ
ッピングが発生しやすく、よって従来は、底刃の強度を
上げるためには、底刃を工具先端中心位置から離れた位
置に形成しなければならない事情があったが、本発明の
ように外周刃の切れ刃角を大きく確保することにより、
底刃の切れ刃角も大きく確保することができ、底刃を工
具先端中心位置に近い位置に形成してもその切れ刃強度
を高く維持することができる。従って、工具先端中心部
分においても良好な切れ味を確保することが可能にな
る。
【0016】さらに、前記底刃すくい面を、前記底刃か
ら後方に向かって工具軸方向と略平行に延び、かつ、後
方に向かうに従って外周刃から次第に離れる方向に延び
るものとすれば、その底刃すくい面と外周刃とのギャッ
プがいわゆるホーニング(面取り)の機能を果たし、チ
ッピング防止効果をより増強することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図4に基づいて説明する。なお、この実施の形態で
は、略円筒外周面上に形成される外周刃に加えて先端側
に底刃が形成されたエンドミルを開示するが、本発明は
かかるエンドミルに限らず、例えば底刃のないフライス
にも適用できる。また、エンドミルであっても、図示の
スクエアエンドミルに限らず、ボールエンドミルやテー
パー状エンドミルなど、種々のエンドミルに適用でき
る。
【0018】図1に示すエンドミルは、シャンク10を
有し、その先端側に刃部を有する。この刃部には、略円
筒外周面上に並ぶ複数(図例では4つ)の外周刃12が
形成され、各外周刃12は螺旋状にねじれている。
【0019】この刃部の横断面は、図2(a)に示され
るように、前記各外周刃12を構成する4つの頂点が周
方向に等間隔(90°間隔)で配されるのに加え、これ
らの頂点同士の間にその頂角(すなわち切れ刃角β)よ
りも大きな頂角を有するもう一つの頂点13をもつ変則
的な凸八角形となっている。従って、この八角形は、長
辺と短辺とが交互に配された形状をなし、その長辺と短
辺との間に各外周刃12が挟まれている。そして、その
長辺が外周刃12のすくい面14を構成し、短辺が逃げ
面16を構成している。
【0020】すなわち、このエンドミルでは、8つの頂
点全てが外周刃12を構成するのではなく、そのうちの
半分の頂点(頂角が小さいほうの頂点)が外周刃12を
構成している。
【0021】前記刃部の先端においては、図2(b)に
示すように工具先端側から見て2つの外周刃12の頂角
をそれぞれ分割するように工具径方向に延びる底刃すく
い面19が形成されている。これらの底刃すくい面19
は、工具軸方向と略平行な方向に延び、その先端に底刃
18が形成されており、この底刃18の工具回転方向後
ろ側に位置する工具先端面が底刃逃げ面20となってい
る。従って、底刃18の切れ刃角γは外周刃12の切れ
刃角βよりも小さい角度となる。
【0022】また、図3(b)に示すように、側方から
みて底刃すくい面19と外周刃12とは当該外周刃12
のねじれ角とほぼ等しい角度φを形成しており、tanφ
にほぼ等しい比率で、後方に向かうに従って底刃すくい
面19と外周刃12とが次第に離れるようになってい
る。
【0023】このエンドミルでは、外周刃12を構成す
る頂点同士の間にもう一つの頂角の大きい頂点13が介
在しており、外周刃12を挟む辺のうちの長辺がすくい
面14を、短辺が逃げ面16をそれぞれ構成しているの
で、その長辺と短辺との長さ比を大きくとることによっ
て、図2(c)に示すように、各外周刃12のすくい角
αを大きくとりながら、逃げ角εを小さく抑え、その結
果、外周刃12の切れ刃角βを大きく確保することがで
きる。
【0024】例えば、図示のように外周刃12が4つで
横断面が八角形のエンドミルの場合、すくい角αを従来
の正六角形断面エンドミルのすくい角(=−60°)よ
りも大きくし、なおかつ、外周刃12の切れ刃角βを前
記正六角形断面エンドミルの切れ刃角(=120°)以
上の角度に保つことができ、切れ味向上と切れ刃強度確
保の双方を両立することが可能である。
【0025】具体的に、図示の構造の場合、外周刃12
のすくい角αは−45°(すなわち正四角形断面エンド
ミルの外周刃すくい角)未満の範囲で大きくとることが
可能であり、外周刃12の切れ刃角βは135°(すな
わち正八角形断面のエンドミルの切れ刃角)未満の範囲
で大きくとることが可能である。
【0026】また、前記外周刃切れ刃角βの確保に伴
い、この切れ刃角βが分割された角度である底刃切れ刃
角γも大きく確保することが可能であり、特に底刃18
のチッピング防止に絶大な効果を発揮することとなる。
【0027】さらに、この実施の形態では、図3(b)
に示すように底刃すくい面19と外周刃12との間に所
定角度φが形成されており、その分だけ底刃すくい面1
9と外周刃12とが後方に向かうに従って次第に離れる
構造となっているので、そのギャップがいわゆるホーニ
ング(面取り)の役割を担い、刃先のチッピング防止効
果をより高める。
【0028】なお、本発明では外周刃12の具体的な本
数を問わず、例えば3本でもよいし、あるいは5本でも
よい。この場合でも、横断面形状は、外周刃12を構成
する頂点(好ましくは周方向に等間隔で配された頂点)
同士の間にそれよりも頂角の大きなもう一つの頂点が介
在する多角形状とし、各頂点を挟む辺のうちの長辺をす
くい面、短辺を逃げ面とすればよい。
【0029】また、図例では外周刃12が螺旋状にねじ
れたものを示したが、本発明は外周刃にねじれのないフ
ライスにも適用が可能である。
【0030】また、本発明では工具の材質を問わず、超
硬合金や高速度鋼など、一般的に使用されている工具材
質がそのまま適用可能であり、工具寸法や外周刃の長
さ、被削材などの各諸元に応じて適宜選定すればよい。
さらに、切れ刃表面を硬質膜で被膜することも有効であ
ることはいうまでもない。
【0031】
【実施例】直径2mmのエンドミルにおいて、その横断面
形状を前記図2(a)に示した凸八角形とし、その外周
刃12の頂角を126°、それ以外の頂点13の頂角を
144°、長辺(すなわちすくい面14)の長さを1.26
mm、短辺(すなわち逃げ面16)の長さを0.25mmとす
る。この実施例並びに従来例1(正六角形断面)及び従
来例2(正四角形断面)の各諸元を次の表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】同表から明らかなように、本実施例によれ
ば、外周刃すくい角αを従来例2の正四角形断面エンド
ミルに近いレベルまで大きくしながら(α=−51
°)、従来例1の正六角形断面エンドミルよりも大きな
外周刃切れ刃角β及び底刃切れ刃角γを確保することが
可能となっている。特に、従来例1,2に比べると本実
施例の逃げ角εが著しく小さく、これが切れ刃角β,γ
の確保に大きく寄与している。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、フライスの横断
面形状を、外周刃を構成する頂点同士の間にそれよりも
頂角の大きいもう一つの頂点が介在する凸多角形とし、
各外周刃を挟む辺のうちの長辺をすくい面、短辺を逃げ
面としたものであるので、各外周刃のすくい角を大きく
とりながら、逃げ角は小さく抑えることにより各外周刃
の切れ刃角を大きく確保することができる。従って、横
断面形状を製造容易な多角形状としながら、切れ味向上
と切れ刃強度確保とを両立させることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるエンドミルの側面
図である。
【図2】(a)は前記エンドミルの横断面図、(b)は
同エンドミルの正面図、(c)は(a)の外周刃近傍部
分を拡大した図である。
【図3】(a)は前記エンドミルの先端部の側面図、
(b)はその底面図である。
【図4】図2(b)のA−A線断面図である。
【図5】横断面形状が正六角形である従来のエンドミル
の側面図である。
【図6】(a)は図5のエンドミルの横断面図、(b)
は同エンドミルの正面図、(c)は(a)の外周刃近傍
部分を拡大した図である。
【図7】横断面形状が正四角形である従来のエンドミル
の側面図である。
【図8】(a)は図7のエンドミルの横断面図、(b)
は同エンドミルの正面図、(c)は(a)の外周刃近傍
部分を拡大した図である。
【符号の説明】
12 外周刃 13 外周刃を構成する頂点同士の間にある頂点 14 外周刃すくい面 16 外周刃逃げ面 18 底刃 19 底刃すくい面 20 底刃逃げ面 α 外周刃すくい角 β 外周刃切れ刃角 γ 底刃切れ刃角 ε 外周刃逃げ角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池内 寛 兵庫県明石市魚住町金ヶ崎西大池179番地 1 エムエムシーコベルコツール株式会社 内 (72)発明者 木村 良彦 茨城県結城郡石下町古間木1511 三菱マテ リアル株式会社内 Fターム(参考) 3C022 KK06 KK21 KK23 KK26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に並ぶ複数の外周刃を有し、か
    つ、横断面形状が多角形であるフライスにおいて、前記
    多角形は、前記外周刃を構成する頂点同士の間にその頂
    点よりも頂角の大きいもう一つの頂点が介在する凸多角
    形であり、かつ、前記外周刃を挟む辺のうち長い方の辺
    がすくい面を構成し、短い方の辺が逃げ面を構成してい
    ることを特徴とするフライス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフライスにおいて、4つ
    の外周刃を有し、各外周刃のすくい角が−60°よりも
    大きくて−45°未満の角度であり、かつ、前記横断面
    における各外周刃の頂角が120°以上で135°未満
    の角度であることを特徴とするフライス。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のフライスにおい
    て、その先端側からみて前記外周刃の頂角を分割するよ
    うに工具径方向に延びる底刃すくい面が形成され、この
    底刃すくい面の先端に底刃が形成されていることを特徴
    とするフライス。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のフライスにおいて、前記
    底刃すくい面は、前記底刃から後方に向かって工具軸方
    向と略平行に延び、かつ、後方に向かうに従って外周刃
    から次第に離れる方向に延びていることを特徴とするフ
    ライス。
JP2000135929A 2000-05-09 2000-05-09 フライス Pending JP2001315019A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000135929A JP2001315019A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 フライス
US09/849,277 US6588990B2 (en) 2000-05-09 2001-05-07 Milling cutter
EP01111137A EP1153684A1 (en) 2000-05-09 2001-05-09 Milling cutter
KR1020010025293A KR20010103689A (ko) 2000-05-09 2001-05-09 밀링커터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000135929A JP2001315019A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 フライス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001315019A true JP2001315019A (ja) 2001-11-13

Family

ID=18643947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000135929A Pending JP2001315019A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 フライス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6588990B2 (ja)
EP (1) EP1153684A1 (ja)
JP (1) JP2001315019A (ja)
KR (1) KR20010103689A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236242A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Nisshin Kogu Kk エンドミル
JP2013158859A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Nisshin Kogu Kk エンドミル

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7841809B2 (en) * 2006-10-30 2010-11-30 Pratt & Whitney Canada Corp. High helix/low lead cutting tool
US8057854B2 (en) * 2006-11-30 2011-11-15 Taegutec, Ltd. Surface treatment method for coated cutting insert
US7862262B2 (en) * 2007-02-23 2011-01-04 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi-flute ball endmill for airfoil machining

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4597695A (en) * 1985-03-11 1986-07-01 Ingersoll Cutting Tool Company Face milling apparatus with eight-edged insert
US5201619A (en) * 1988-06-14 1993-04-13 Hitachi Tool Kabushiki Kaisha Tapered slot end mill
JPH0326413A (ja) 1989-06-20 1991-02-05 Hitachi Tool Eng Ltd エンドミル
US5190420A (en) * 1989-06-20 1993-03-02 Hitachi Tool Kabushiki Kaisha Solid end mill for finishing the face or side of hard work
EP0456253A1 (en) 1990-05-11 1991-11-13 Mitsubishi Materials Corporation End mill
US5188488A (en) * 1990-05-11 1993-02-23 Mitsubishi Materials Corporation End mill
JPH0453615A (ja) 1990-06-19 1992-02-21 Hitachi Tool Eng Ltd エンドミル
JPH07178612A (ja) 1993-12-22 1995-07-18 Hitachi Tool Eng Ltd エンドミル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236242A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Nisshin Kogu Kk エンドミル
JP2013158859A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Nisshin Kogu Kk エンドミル

Also Published As

Publication number Publication date
US6588990B2 (en) 2003-07-08
US20010051078A1 (en) 2001-12-13
EP1153684A1 (en) 2001-11-14
KR20010103689A (ko) 2001-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3196394B2 (ja) スローアウェイチップ
JP4976638B2 (ja) ミリングカッター
CA2679762C (en) End mill
JP6412022B2 (ja) エンドミルおよび切削加工物の製造方法
JP5447021B2 (ja) ボールエンドミル
WO2019088125A1 (ja) 切削インサートおよび刃先交換式切削工具
WO2016067985A1 (ja) セラミックスエンドミル及びそれを用いた難削材の切削方法
WO2016084877A1 (ja) エンドミルおよび切削加工物の製造方法
JPS62203711A (ja) 転削工具
JP2007075992A (ja) ボールカッターまたはトロイドカッター
JP2001315019A (ja) フライス
CN110102808A (zh) 多凹槽端铣刀
JP2003291024A (ja) 刃 部
JP2007075993A (ja) ラジアスカッタ、特にボールカッタまたは環状カッタ
JP2006015418A (ja) 縦送り加工用エンドミル
JP2000334614A (ja) 非鉄金属用ボールエンドミル
JP2011056608A (ja) スクエアエンドミル
JP2557189Y2 (ja) エンドミル
JP2009131943A (ja) 切削インサート
JP2018164946A (ja) ラジアスエンドミル
JP3342522B2 (ja) エンドミル
JP4797333B2 (ja) エンドミル
JPS62203710A (ja) 転削工具
JP5515327B2 (ja) エンドミル
JP6780420B2 (ja) テーパボールエンドミル

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040907