JP2001311556A - 太陽熱利用システム - Google Patents

太陽熱利用システム

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JP2001311556A
JP2001311556A JP2000129420A JP2000129420A JP2001311556A JP 2001311556 A JP2001311556 A JP 2001311556A JP 2000129420 A JP2000129420 A JP 2000129420A JP 2000129420 A JP2000129420 A JP 2000129420A JP 2001311556 A JP2001311556 A JP 2001311556A
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underfloor
temperature
heat exchanger
hot water
underfloor space
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JP2000129420A
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Hiroyuki Mizuochi
洋行 水落
Takashi Umeoka
尚 梅岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽熱利用システムにおいて、暖房のみなら
ず、冷房も行えるようにする。 【解決手段】 太陽熱利用システムは、太陽熱集熱器1
と、貯湯槽2と、貯湯槽に設置された貯湯槽用熱交換器
3と、床下空間10に配置された床下用熱交換器4と、
太陽熱集熱器1と貯湯槽用熱交換器3と床下用熱交換器
4とを直列接続する循環回路20と、この循環回路20
に熱媒を循環させるポンプ5と、貯湯槽用熱交換器3を
迂回する第1バイパス路24と、床下用熱交換器4を迂
回する第2バイパス路25とを備えている。冬季におい
て、太陽熱集熱器温度が床下空間温度より高い場合に、
熱媒を太陽熱集熱器1と床下用熱交換器4との間を循環
させて、床下空間10を暖房する。また夏季において、
太陽熱集熱器温度が床下空間温度より低い場合に、熱媒
を太陽熱集熱器1と床下用熱交換器4との間を循環させ
て、床下空間を冷房する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽熱を利用するシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽熱を利用して暖房を行う従来のシス
テムは、特開平5−44950号,特開平9−8938
6号公報等に開示されているように、屋根に設置された
太陽熱集熱器と、床下空間に設置された熱交換器と、こ
れら太陽熱集熱器と熱交換器とを接続する循環回路と、
この循環回路に設けられたポンプとを備えている。これ
ら公報のシステムでは、ポンプ駆動により熱媒を循環回
路で循環させることにより、太陽熱集熱器で集めた太陽
熱を床下空間の熱交換器に供給し、この床下空間の暖房
と蓄熱を行う。夜間には、床下空間に蓄えられた熱を用
いて暖房を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムで
は、暖房のみまたは暖房と給湯のみ行われ、夏季の冷房
には全く寄与しなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
太陽熱を集熱する太陽熱集熱器と、外気に対して断熱状
態にある床下空間に配置された床下用熱交換器と、これ
ら太陽熱集熱器と床下用熱交換器と間に接続された循環
回路と、この循環回路に熱媒を循環させるポンプと、こ
のポンプを駆動させる制御手段とを備えた太陽熱利用シ
ステムにおいて、上記制御手段は、冬季において、床下
空間の温度が太陽熱集熱器の温度より低い場合に、ポン
プを駆動して熱媒を循環させることにより、床下空間を
暖房し、夏季において、床下空間の温度が太陽熱集熱器
の温度より高い場合に、ポンプを駆動して熱媒を循環さ
せることにより、床下空間を冷房することを特徴とする
ことを特徴とする。
【0005】本発明の第2の態様は、太陽熱を集熱する
太陽熱集熱器と、貯湯槽と、貯湯槽に設置された貯湯槽
用熱交換器と、外気に対して断熱状態にある床下空間に
配置された床下用熱交換器と、これら太陽熱集熱器と貯
湯槽用熱交換器と床下用熱交換器とを直列接続する循環
回路と、この循環回路に熱媒を循環させるポンプと、上
記貯湯槽用熱交換器を迂回して上記循環回路に接続され
た第1バイパス路と、上記床下用熱交換器を迂回して上
記循環回路に接続された第2バイパス路と、上記貯湯槽
用熱交換器と第1バイパス路のいずれかに選択的に熱媒
を流す第1回路切替手段と、上記床下用熱交換器と第2
バイパス路のいずれかに選択的に熱媒を流す第2回路切
替手段と、上記ポンプ,第1,第2切替手段を制御する
制御手段とを備えた太陽熱利用システムにおいて、上記
制御手段は、冬季において、太陽熱集熱器の温度が床下
空間の温度より高い場合に、第2切替手段を床下用熱交
換器側に切り替えるとともにポンプを駆動することによ
り、熱媒を太陽熱集熱器と床下用熱交換器との間を循環
させて、床下空間を暖房し、夏季において、太陽熱集熱
器の温度が床下空間の温度より低い場合に、第1切替手
段を第1バイパス通路側に切り替えるとともに第2切替
手段を床下用熱交換器側に切り替え、かつポンプを駆動
することにより、熱媒を太陽熱集熱器と床下用熱交換器
との間を循環させて、床下空間を冷房することを特徴と
することを特徴とする。
【0006】本発明の第3の態様は、第2態様の太陽熱
利用システムにおいて、上記制御手段は、太陽熱集熱器
の温度が貯湯槽温度より設定温度差以上高い場合に、ポ
ンプを駆動するとともに第1切替手段を貯湯槽用熱交換
器側に切り替えることにより、貯湯槽内の水を加熱し、
冬季における上記貯湯槽加熱状態では、貯湯槽温度が床
下空間温度より設定温度差以上高い場合には、第2切替
手段を床下用熱交換器側に切り替えて床下空間の暖房を
も実行し、この床下空間暖房条件を満たさない場合に
は、第2切り替え手段を第2バイパス路側に切り替え
て、床下空間の暖房を停止して貯湯槽加熱のみ実行し、
冬季において上記貯湯槽加熱条件を満たさない場合で
も、太陽熱集熱器の温度が床下空間温度より設定温度差
以上高い場合には、第1切替手段を第1バイパス路側に
切り替えるとともに第2切替手段を床下用熱交換器側に
切り替え、かつポンプを駆動することにより、床下空間
の暖房だけを実行し、夏季において、太陽熱集熱器の温
度が床下空間温度より設定温度差以上低い場合には、第
1切替手段を第1バイパス路側に切り替えるとともに第
2切替手段を床下用熱交換器側に切り替え、かつポンプ
を駆動することにより、床下空間の冷房を実行すること
を特徴とする。
【0007】本発明の第4の態様は、第1〜第3態様の
太陽熱利用システムにおいて、上記床下空間に、融点が
異なる冷房用,暖房用の2種類の潜熱蓄熱材を配置した
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
なす太陽熱利用システムについて、図1を参照しながら
説明する。このシステムは、家屋の屋根に設置された平
板型太陽熱集熱器1と、貯湯槽2と、貯湯槽2に収容し
た熱交換器3(貯湯槽用熱交換器)と、家屋の床下空間
10に設けられたファンコイル4(床下用熱交換器)と
を、主な構成要素として備えている。
【0009】上記貯湯槽2は、底部に接続された給水管
2aから水道水を供給して上記熱交換器3で加熱し、上
部に接続された給湯管2bから湯を供給するものであ
り、断熱被覆されて軒下等に設置されている。なお、こ
の給湯管2bには図示しないガス湯沸し器等が設けら
れ、必要に応じて給湯管2bを通る湯を加熱し、所望温
度にするようになっている。
【0010】上記床下空間10は、コンクリート基礎1
1に囲われるようにして形成されており、この基礎11
の内壁に断熱材12を接着することにより、床下空間1
0は、外気に対して断熱されている。なお、居室と床下
空間10とを隔てる床板13には断熱材12は設けられ
ていない。
【0011】太陽熱利用システムは、さらに太陽熱集熱
器1と熱交換器3とファンコイル4とを直列接続する循
環回路20を備えている。循環回路20には、例えば不
凍液からなる熱媒が循環するようになっている。この循
環回路20は、往路21と復路22と、両者の間の中途
路23とを含んでいる。往路21と中途路23との間に
熱交換器3が接続されており、復路22と中途路23と
の間にファンコイル4が接続されている。中途路23に
は、ポンプ5が設けられている。
【0012】上記循環回路20は、上記熱交換器3を迂
回して往路21と中途路23との間に接続された第1バ
イパス路24と、ファンコイル4を迂回して復路22と
中途路23との間に接続された第2バイパス路25とを
有している。往路21と熱交換器3と第1バイパス路2
4の分岐点には、三方弁6が設けられており、この三方
弁6により、往路21からの熱媒を、熱交換器3,第1
バイパス路24のいずれかに選択的に流すことができる
ようになっている。上記中途路23とファンコイル4と
第2バイパス路25の接続点には、三方弁7が設けられ
ており、この三方弁7により、中途路23からの熱媒
を、ファンコイル4,第2バイパス路25のいずれかに
選択的に流すことができるようになっている。
【0013】上記太陽熱利用システムは、4つの温度セ
ンサT1,T2,T3,T4に基づき上記ファンコイル
4,ポンプ5,三方弁6,7を制御するコントローラ8
(制御手段)を備えている。温度センサT1は、例えば
太陽熱集熱器1と循環回路20を接続するヘッダ管に接
触するようにして取り付けられており、太陽熱集熱器1
の温度を検出するようになっている。温度センサT2
は、貯湯槽2のケース内壁において、熱交換器3近傍に
取り付けられており、貯湯槽2の温度を検出するように
なっている。温度センサT3は、床下空間10内におい
て、例えばファンコイル4のケースに断熱材14を介し
て設置されており、床下空間10の温度を検出するよう
になっている。温度センサT4は家屋外壁に設置され、
外気温度を検出するようになっている。以下の説明で
は、温度センサT1〜T4で検出される温度も同符号を
用いて説明する。
【0014】上記構成の太陽熱利用システムにおいて、
コントローラ8は、上記検出温度に基づく制御を実行す
る。まず、外気温度T4に依存しない貯湯槽2の加熱制
御について説明する。太陽熱集熱器温度T1が貯湯槽温
度T2に比べて高くその差が7℃以上になった時にポン
プ5の駆動を開始し、4℃以下になった時に停止させ
る。このポンプ駆動時には、三方弁6を熱交換器3側に
切り換える。これにより、太陽熱集熱器1で加熱された
熱媒が熱交換器3を通り、貯湯槽2内の水道水を加熱す
る。なお、このヒステリシス制御のための下限値4℃,
上限値7℃は、特許請求の範囲において貯湯槽加熱条件
を判断するための設定温度差に対応する。なお、貯湯槽
温度T2が所定温度例えば80℃に達した時にも、上記
貯湯槽加熱を停止する。
【0015】コントローラ8は、外気温度T4から冬季
と夏季の判定を行う。すなわち、1日分の平均温度が所
定温度例えば15℃以下の時に冬季と判断し、25℃以
上の時に夏季と判断する。なお、内蔵するタイマから夏
季と冬季を判断してもよい。コントローラ9は、冬季,
夏季の判断に基づいて、以下のように床下空間10の冷
暖房を実行する。
【0016】冬季において、上述したように貯湯槽2内
の水を加熱している状況で、貯湯槽温度T2が床下空間
温度T3に比べて高く、その差が15℃以上になった時
には、三方弁7をファンコイル4側に切り換え、熱交換
器3を通った熱媒をファンコイル4へ供給してから復路
22を介して太陽熱交換器6へ戻す。この時、ファンコ
イル4のファンも駆動させる。これにより、床下空間1
0を暖める。そして、貯湯槽温度T2と床下空間温度T
3の差が10℃以下になった時には、三方弁7を第2バ
イパス路25側に切り換え、熱交換器3を通った熱媒を
ファンコイル4を通さずに第2バイパス路25および復
路22を経て、太陽熱集熱器1へ戻す。この時、ファン
コイル4のファンも停止させる。その結果、床下空間1
0の暖房が停止され、貯湯槽2の水の加熱のみが行われ
る。なお、このヒステリシス制御のための下限値15
℃,上限値10℃は、特許請求の範囲において床下空間
暖房条件を判断するための設定温度差に対応する。
【0017】冬季において、上記のような貯湯槽加熱条
件を満たさない場合でも、太陽熱集熱器温度T1が床下
空間温度T3より15℃以上高い場合には、ポンプ5の
駆動を開始するとともに、三方弁6を第1バイパス路2
4側に切り替え、三方弁7をファンコイル4側に切り替
える。これにより、床下空間10の暖房のみ行う。そし
て、太陽熱集熱器温度T1と床下空間温度T3の差が1
0℃以下になった時には、ポンプ4を停止し、床下空間
10の暖房を停止する。なお、このヒステリシス制御の
ための下限値15℃,上限値10℃は、特許請求の範囲
において床下空間暖房条件を判断するための設定温度差
に対応する。
【0018】上記のように冬季の制御は、太陽熱を利用
して、貯湯槽加熱と床下空間暖房の両方を実行するモー
ドと、貯湯槽加熱だけを行うモードと、床下空間暖房だ
けを行うモードと、貯湯槽加熱と床下空間暖房の両方と
も行わないモードの、合計4つのモードを有している。
貯湯槽加熱と床下空間暖房により、ガス湯沸し機等によ
る給湯負荷,エアコン等による暖房負荷を軽減すること
ができる。
【0019】夏季において、上述したように貯湯槽2内
の水を加熱している状況では、三方弁7は、第2バイパ
ス路25側に切り替えられており、床下空間10が暖め
られることはない。夜間において、放射冷却により太陽
熱集熱器1の温度T1が下がり、床下空間温度T3に比
べて低く、その差が10℃以上になった時には、三方弁
6を第1バイパス路24側に切り替え、三方弁7をファ
ンコイル4側に切り換え、ポンプ5を駆動する。この
時、ファンコイル4のファンも駆動する。これにより、
床下空間10の熱が熱媒を介して太陽熱集熱器1で放散
され、床下空間10の冷房が行われる。そして、太陽熱
集熱器温度T1と床下空間温度T3の差が5℃以下にな
った時には、ポンプ5を停止し、ファンコイル4のファ
ンも停止する。その結果、床下空間10の冷房が停止さ
れる。なお、このヒステリシス制御のための上限値10
℃,下限値5℃は、特許請求の範囲において床下空間冷
房条件を判断するための設定温度差に対応する。
【0020】上述したように、夏季の制御は、貯湯槽加
熱が単独で実行されるモードと、床下空間冷房が単独で
実行されるモードと、貯湯槽加熱と床下空間冷房の両方
が実行されないモードの合計3つのモードを有してい
る。そして、貯湯槽加熱と床下空間冷房により、ガス湯
沸し機等による給湯負荷,エアコン等による冷房負荷を
軽減することができる。
【0021】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。この実施形態では、図1に想像線で示すように、
床下13の下面に蓄熱ボード15が接着されている。こ
の蓄熱ボード15は、暖房に利用するための20〜40
℃の融点を有する潜熱蓄熱材と、冷房に利用するための
5〜15℃の融点を有する潜熱蓄熱材とを含んでいる。
具体的には、この蓄熱ボード15は、相変化しない多数
のカプセルに2種の潜熱蓄熱材を別個にまたは混合して
収容し、このカプセルを樹脂やモルタルで固めて成形す
ることにより得られる。なお、蓄熱ボード15は、板状
容器内に2種の潜熱蓄熱材を混合して収容することによ
り構成してもよいし、2枚の板状容器内に2種の潜熱蓄
熱材を別個に収容し、これら板状容器を重ねあわせて構
成してもよい。この蓄熱ボード15により、床下空間1
0での蓄熱効果をより一層に高めることができ、暖房,
冷房効果を長時間にわたって発揮することができる。ま
た、融解熱を利用しているので、暖房時,冷房時の温度
が一定となる。
【0022】床下用熱交換器としては、上記ファンコイ
ルの他に、送風機能を持たないラジエータであってもよ
いし、蓄熱材を通るパイプであってもよい。太陽熱集熱
器は、平板型のみならず、真空管式であってもよく、ま
た太陽光発電と太陽熱集熱を1枚のパネルで行う光熱複
合ソーラーパネルであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1態様
によれば、太陽熱利用システムを暖房のみならず、冷房
にも利用でき、暖房負荷,冷房負荷の両方を軽減するこ
とができる。本発明の第2態様によれば、貯湯槽加熱,
床下空間の冷暖房の両方を実行することができる。本発
明の第3態様によれば、貯湯槽加熱,床下空間の冷暖房
を効率良く選択的に行うことができる。本発明の第4態
様によれば、2種の潜熱蓄熱材を床下空間に配置したこ
とにより、暖房,冷房効果を長時間にわたって維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる太陽熱利用システ
ムを示す概略図である。
【符号の説明】
1 太陽熱集熱器 2 貯湯槽 3 熱交換器(貯湯槽用熱交換器) 4 ファンコイル(床下用熱交換器) 5 ポンプ 6 三方弁(第1切替手段) 7 三方弁(第2切替手段) 8 コントローラ(制御手段) 10 床下空間 15 蓄熱ボード 20 循環回路 24 第1バイパス路 25 第2バイパス路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽熱を集熱する太陽熱集熱器と、外気
    に対して断熱状態にある床下空間に配置された床下用熱
    交換器と、これら太陽熱集熱器と床下用熱交換器と間に
    接続された循環回路と、この循環回路に熱媒を循環させ
    るポンプと、このポンプを駆動させる制御手段とを備え
    た太陽熱利用システムにおいて、 上記制御手段は、冬季において、床下空間の温度が太陽
    熱集熱器の温度より低い場合に、ポンプを駆動して熱媒
    を循環させることにより、床下空間を暖房し、夏季にお
    いて、床下空間の温度が太陽熱集熱器の温度より高い場
    合に、ポンプを駆動して熱媒を循環させることにより、
    床下空間を冷房することを特徴とすることを特徴とする
    太陽熱利用システム。
  2. 【請求項2】 太陽熱を集熱する太陽熱集熱器と、貯湯
    槽と、貯湯槽に設置された貯湯槽用熱交換器と、外気に
    対して断熱状態にある床下空間に配置された床下用熱交
    換器と、これら太陽熱集熱器と貯湯槽用熱交換器と床下
    用熱交換器とを直列接続する循環回路と、この循環回路
    に熱媒を循環させるポンプと、上記貯湯槽用熱交換器を
    迂回して上記循環回路に接続された第1バイパス路と、
    上記床下用熱交換器を迂回して上記循環回路に接続され
    た第2バイパス路と、上記貯湯槽用熱交換器と第1バイ
    パス路のいずれかに選択的に熱媒を流す第1回路切替手
    段と、上記床下用熱交換器と第2バイパス路のいずれか
    に選択的に熱媒を流す第2回路切替手段と、上記ポン
    プ,第1,第2切替手段を制御する制御手段とを備えた
    太陽熱利用システムにおいて、 上記制御手段は、冬季において、太陽熱集熱器の温度が
    床下空間の温度より高い場合に、第2切替手段を床下用
    熱交換器側に切り替えるとともにポンプを駆動すること
    により、熱媒を太陽熱集熱器と床下用熱交換器との間を
    循環させて、床下空間を暖房し、夏季において、太陽熱
    集熱器の温度が床下空間の温度より低い場合に、第1切
    替手段を第1バイパス通路側に切り替えるとともに第2
    切替手段を床下用熱交換器側に切り替え、かつポンプを
    駆動することにより、熱媒を太陽熱集熱器と床下用熱交
    換器との間を循環させて、床下空間を冷房することを特
    徴とすることを特徴とする太陽熱利用システム。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、太陽熱集熱器の温度が
    貯湯槽温度より設定温度差以上高い場合に、ポンプを駆
    動するとともに第1切替手段を貯湯槽用熱交換器側に切
    り替えることにより、貯湯槽内の水を加熱し、 冬季における上記貯湯槽加熱状態では、貯湯槽温度が床
    下空間温度より設定温度差以上高い場合には、第2切替
    手段を床下用熱交換器側に切り替えて床下空間の暖房を
    も実行し、この床下空間暖房条件を満たさない場合に
    は、第2切り替え手段を第2バイパス路側に切り替え
    て、床下空間の暖房を停止して貯湯槽加熱のみ実行し、 冬季において上記貯湯槽加熱条件を満たさない場合で
    も、太陽熱集熱器の温度が床下空間温度より設定温度差
    以上高い場合には、第1切替手段を第1バイパス路側に
    切り替えるとともに第2切替手段を床下用熱交換器側に
    切り替え、かつポンプを駆動することにより、床下空間
    の暖房だけを実行し、 夏季において、太陽熱集熱器の温度が床下空間温度より
    設定温度差以上低い場合には、第1切替手段を第1バイ
    パス路側に切り替えるとともに第2切替手段を床下用熱
    交換器側に切り替え、かつポンプを駆動することによ
    り、床下空間の冷房を実行することを特徴とする請求項
    2に記載の太陽熱利用システム。
  4. 【請求項4】上記床下空間に、融点が異なる冷房用,暖
    房用の2種類の潜熱蓄熱材を配置したことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の太陽熱利用システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012097941A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Miura Co Ltd 給水加熱システム
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