JP2001308715A - 可変長符号化装置および可変長復号装置 - Google Patents

可変長符号化装置および可変長復号装置

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JP2001308715A JP2000119999A JP2000119999A JP2001308715A JP 2001308715 A JP2001308715 A JP 2001308715A JP 2000119999 A JP2000119999 A JP 2000119999A JP 2000119999 A JP2000119999 A JP 2000119999A JP 2001308715 A JP2001308715 A JP 2001308715A
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Toshiaki Shimada
敏明 嶋田
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    • H04N19/91Entropy coding, e.g. variable length coding [VLC] or arithmetic coding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 独自の可変長符号化に固執することなく、国
際標準方式を含む様々な可変長符号化/復号に対応でき
る可変長符号化装置を得る。 【解決手段】 複数の画像信号からなるブロックのデー
タをスキャンの順序に従ってゼロラン数とレベル値とに
変換するランレングス変換部42と、ゼロラン数とレベ
ル値とに応じたアドレス上に、VLCコードとVLCコ
ード長とを記憶したテーブルメモリ43と、ランレング
ス変換部42により変換されたゼロラン数とレベル値と
に応じてテーブルメモリ43からVLCコードとVLC
コード長とを読み出し、VLCコードをVLCコード長
に応じて切り出して可変長符号化する可変長符号化部4
4とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像での可変
長符号化装置および可変長復号装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12および図13は例えば特開平5−
75477号公報に示された従来のハフマン符号化装置
および復号化装置を示すブロック図であり、図におい
て、1は情報源記号を供給する情報源、2は情報源記号
を記憶するメモリである。3は情報源記号の生起確率を
計算する確率計算量子化回路、4は小さい値の生起確率
を加算する演算回路、5は加算された生起確率の平均値
を演算する演算回路である。6はハフマンテーブルを生
成するハフマンテーブル生成回路、7は情報源記号をハ
フマンテーブルに基づいてハフマン符号化するハフマン
符号器、8はハフマン符号化系列と小さい値でない生起
確率を伝送路に送付するマルチプレクサである。11は
伝送路から送付されたハフマン符号化系列と小さい値で
ない生起確率を分離するディマルチプレクサ、12はハ
フマン符号化系列を記憶するメモリである。13は小さ
い値でない生起確率の和と1との差を演算する演算回
路、14は演算回路13による演算値の平均値を演算す
る演算回路である。15はハフマンテーブルを生成する
ハフマンテーブル生成回路、16はハフマン符号化系列
をハフマンテーブルに基づいてハフマン復号するハフマ
ン復号器である。
【0003】次に動作について説明する。まず、図12
を参照しながらハフマン符号化装置の動作について説明
する。確率計算量子化回路3は、情報源1から供給され
た情報源記号の生起確率を計算する。計算された生起確
率のうち、小さい値の生起確率P(C)からP(E)は
演算回路5に供給され加算される。演算回路5は、演算
回路4の出力の平均値を演算して、伝送確率P1(C)
からP1(E)をハフマンテーブル生成回路6に出力す
る。ハフマンテーブル生成回路6は、確率計算量子化回
路3から供給された小さい値でない生起確率P(A)、
P(B)と演算回路5から供給された伝送確率P1
(C)からP1(E)に応じてハフマンテーブルを生成
する。ハフマン符号器7は、ハフマンテーブル生成回路
6により生成されたハフマンテーブルを参照して情報源
記号をハフマン符号化する。マルチプレクサ8は、ハフ
マン符号器7から供給されたハフマン符号系列と、小さ
い値でない生起確率P(A)、P(B)を伝送路に送付
する。
【0004】次に、図13を参照しながらハフマン復号
化装置の動作について説明する。ディマルチプレクサ1
1は、伝送路から送付されたハフマン符号系列と小さい
値でない生起確率P(A)、P(B)とに分離し、ハフ
マン符号系列はメモリ12に記憶し、生起確率P
(A)、P(B)は演算回路13とハフマンテーブル生
成回路15に出力する。演算回路13は、供給された生
起確率P(A)、P(B)の和と1との差であるP(S
UM)=1−{P(A)+P(B)}を演算し、その結
果を演算回路14に供給する。演算回路14は、供給さ
れた演算結果P(SUM)から小さい値の伝送確率P1
(C)からP1(E)を演算により求める。すなわち、
この場合P1(C)=P1(D)=P(E)=P(SU
M)/3の平均値演算を行い、伝送確率P1(C)から
P1(E)を全て同じ伝送確率にする。ハフマンテーブ
ル生成回路15は、情報源記号の生起確率P(A)、P
(B)と演算回路14にて演算された伝送確率P1
(C)からP1(E)に応じてハフマンテーブルを生成
する。ハフマン復号器16は、ハフマンテーブル生成回
路15により生成されたハフマンテーブルに基づいて、
メモリ12からハフマン符号系列を読み出してハフマン
復号を行い、情報源系列を出力する。
【0005】図14は例えば特開平8−256266号
公報に示された従来の画像符号化装置を示すブロック
図、図15はその符号化部の詳細を示すブロック図であ
り、図において、22は入力画像信号21から対象物画
像を分離・抽出して、対象物画像情報23を出力する対
象物抽出部、24は複数個の符号化手法の中から入力さ
れた対象物画像情報23に適した符号化手法を選択し、
選択信号25を出力する符号化決定部、26は選択信号
25に応じた符号化手法により、対象物画像情報23を
符号化し、その符号化情報27と復号化手法情報28を
出力する符号化部である。また、符号化部26におい
て、31から34はそれぞれ異なる符号化手法を実行す
る符号化器、35は選択信号25に応じて符号化器31
〜34を選択する符号化器選択部である。
【0006】次に動作について説明する。図14を参照
しながら画像符号化装置の動作について説明する。入力
画像信号21は、対象物抽出部22に入力され、ここで
画面を構成する複数の対象物画像が分離・抽出される。
抽出された対象物画像情報23は、符号化決定部24に
おいて、複数個の符号化手法の中から入力された対象物
画像情報23に適した符号化手法を選択し、選択信号2
5を出力する。具体的には、対象物画像の絵柄模様の複
雑さや種類によって最適な符号化手法を求める。符号化
後の発生情報量を比較して、最小情報量を与える符号化
手法を選択することも有効である。一方、自然画像など
を含む背景画像の領域には、従来から使用されている直
交変換符号化を使用することが適当である。符号化決定
部24により決定された選択信号25は、符号化部26
に入力される。符号化部26では、図15に示したよう
に、符号化器選択部35により、選択信号25によって
指定された符号化手法を実行する符号化器を、n個の符
号化器31〜34の中から選択して符号化を行う。符号
化部26からは、符号化の結果得られた符号化情報27
と復号化手法情報28を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のハフマン符号化
装置および復号化装置は以上のように構成されているの
で、生起確率の小さい情報源記号と小さくない情報源記
号とに情報源を2分して、生起確率の小さい情報源記号
に対しては伝送確率として生起確率の小さい情報源記号
群の平均をとっている。このような方法をとっているの
で、国際標準符号化方式であるH.261,H.263
やMPEG1,MPEG2,MPEG4などのように多
くの確率が存在する情報源に対しては確率計算が煩雑に
なる上、2分された生起確率の小さい方の情報源記号に
対する平均化された伝送確率の記号群が多くなる傾向に
ある。同様に、受信側の方でも多くの確率が存在する情
報源に対しては、復号の際に伝送確率の計算が煩雑にな
り、かつ生成するハフマンテーブルが生起確率に応じて
多くなる。さらに、送信側から受信側へ生起確率を送付
する必要があった。これは上述した国際標準符号化方式
であるH.261,H.263やMPEG1,MPEG
2,MPEG4などのように、多くの確率が存在する情
報源に対して従来例を適用すると、生起確率の小さくな
い方に分けられた情報源記号が多い場合には、それらの
情報源記号に対応する生起確率を受信側へ送信する必要
があり、かつ符号化している途中で別の符号化方式に対
応しようとした場合は、また改めて新しい符号化方式に
対応した生起確率を受信側に送付する必要があり、伝送
効率の低下を招く。また、従来例では従来例独自の方式
のみしか対応できないので、例えば、上述した国際標準
符号化方式であるH.261,H.263やMPEG
1,MPEG2,MPEG4などの符号化方式の形式の
ストリームを符号化したり復号したりすることはでき
ず、他の符号化方式に対応する柔軟性に欠けている。
【0008】また、図14および図15で示した従来の
画像符号化装置では、入力画像に含まれる複数の対象物
画像を抽出し、抽出された対象物画像に適した符号化手
法を適用し、符号化情報と対象物画像の復号手法を示す
情報を出力するような構成にしているが、例えば、相手
局との通信を行う際に国際標準符号化方式を適用した場
合、例えば、H.261,H.263やMPEG1,M
PEG2,MPEG4では、1フレーム単位で(符号化
方式によっては複数のフレームを1つのシーケンスとし
て)符号化することを前提としており、従来例のように
1フレーム内を複数の対象画像に分割してそれぞれ別々
の国際標準符号化方式にて符号化することは想定されて
いない。また、従来例では符号化方式に変更がなくても
1フレーム毎に復号手法(符号化手法)の情報を相手局
に伝送する必要がある。また、従来例の動作にて記述さ
れているように、「符号化後の発生情報量を比較して、
最小情報量を与える符号化手法を選択することも有効で
ある」ことから、1フレームを複数の対象物画像に分解
してそれらを予め用意したいくつかの符号化手法にてそ
れぞれ符号化しその中で最小情報量を与えるものを選ぶ
という動作のため、1フレームを符号化するまでに多く
の処理を必要とするなどの課題があった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたものであり、独自の可変長符号化に固執
することなく、国際標準方式を含む様々な可変長符号化
/復号に対応できる可変長符号化装置および可変長復号
装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る可変長符
号化装置は、複数の画像信号からなるブロックのデータ
をスキャンの順序に従って連続する無意係数の個数と有
意係数の値との組み合わせデータに変換するランレング
ス変換部と、連続する無意係数の個数と有意係数の値と
の組み合わせデータに応じたアドレス上に、その組み合
わせデータに応じた可変長符号化コードとその可変長符
号化コードの符号長とを記憶したテーブルメモリと、ラ
ンレングス変換部により変換された連続する無意係数の
個数と有意係数の値との組み合わせデータに応じてテー
ブルメモリから可変長符号化コードとその可変長符号化
コードの符号長とを読み出し、その読み出した可変長符
号化コードをその読み出した符号長に応じて切り出して
可変長符号化する可変長符号化部と、可変長符号化部に
より可変長符号化された可変長符号化データを隙間なく
順次記憶するバッファメモリと、バッファメモリに可変
長符号化データが所定ビット数分記憶された場合にその
所定ビット数分ビットシフトするシフタと、シフタによ
り所定ビット数分ビットシフトされた可変長符号化デー
タを出力するデータ出力部と、各部または一部を起動制
御するプロセッサとを備えたものである。
【0011】この発明に係る可変長符号化装置は、テー
ブルメモリに、1ワードLビット幅を有し、最大mビッ
ト以下の可変長符号化コードをLビット幅の最上位ビッ
ト側から詰め、かつnビット(L=m+n)の可変長符
号化コードの符号長をLビット幅の最下位ビット側に詰
めたものである。
【0012】この発明に係る可変長符号化装置は、可変
長符号化部に、1ワードLビット幅のテーブルメモリか
ら最下位ビット側のnビットの可変長符号化コードの符
号長を読み出し、最上位ビット側から可変長符号化コー
ドをその読み出した符号長分切り出す可変長符号化デー
タ切り出し部を備えたものである。
【0013】この発明に係る可変長符号化装置は、テー
ブルメモリで、mビットに満たない可変長符号化コード
の末尾に無意ビットを付加してmビットのデータにした
ものである。
【0014】この発明に係る可変長符号化装置は、プロ
セッサで、発生頻度が低い事象である場合には、その事
象に応じた固定長符号化コードを符号化処理するもので
ある。
【0015】この発明に係る可変長符号化装置は、プロ
セッサで、一連の可変長符号化処理の一部を行うもので
ある。
【0016】この発明に係る可変長復号装置は、受信し
たビットストリームを記憶するビットストリームレジス
タと、複数の画像信号からなるブロックのデータをスキ
ャンの順序に従って連続する無意係数の個数と有意係数
の値との組み合わせに対応した可変長符号化コードの符
号長を記憶したテーブルメモリと、ビットストリームレ
ジスタから所定ビット数分読み出すデータ読み出し部
と、データ読み出し部により読み出したデータに基づい
てテーブルメモリのアドレスを生成するアドレス生成部
と、テーブルメモリからアドレス生成部により生成され
たアドレスのデータを読み出し、そのデータから連続す
る無意係数の個数と有意係数の値と可変長符号化コード
の符号長とを切り出して可変長復号する可変長復号部
と、ビットストリームレジスタのデータを可変長復号部
により切り出された可変長符号化コードの符号長分シフ
ト演算して可変長復号された可変長符号化コード分のデ
ータを破棄するシフタと、ビットストリームレジスタに
所定ビット数分以上の空きがある場合にそのビットスト
リームレジスタに受信したビットストリームを隙間なく
挿入するビットストリーム取り込み部と、可変長復号部
により可変長復号された連続する無意係数の個数と有意
係数の値とに応じてスキャンの順序に従って複数の画像
信号からなるブロックのデータを生成する画像信号生成
部と、各部または一部を起動制御するプロセッサとを備
えたものである。
【0017】この発明に係る可変長復号装置は、テーブ
ルメモリに、相手局との相互接続する際に使用される符
号化方式に従い、連続する無意係数の個数と有意係数の
値と可変長符号化コードの符号長とのビットフィールド
を変えたデータを記憶するものである。
【0018】この発明に係る可変長復号装置は、シフタ
で、ビットストリームレジスタのデータを最上位ビット
側にシフト演算して、ビットストリーム取り込み部は、
そのビットストリームレジスタの空きのうちの最上位ビ
ット側からビットストリームを隙間なく挿入するもので
ある。
【0019】この発明に係る可変長復号装置は、ビット
ストリーム取り込み部で、所定ビット数分のビットスト
リームをビットストリームレジスタに挿入するものであ
る。
【0020】この発明に係る可変長復号装置は、ビット
ストリームレジスタに、1ワードNビット幅を有し、ビ
ットストリーム取り込み部は、そのビットストリームレ
ジスタにビットストリームを挿入した際に、有意ビット
がNビットに満たない場合は、その挿入したビットスト
リームの末尾に無意ビットを付加して1ワードNビット
幅のデータとするものである。
【0021】この発明に係る可変長復号装置は、プロセ
ッサで、固定長符号化コードを復号処理するものであ
る。
【0022】この発明に係る可変長復号装置は、プロセ
ッサで、一連の可変長復号処理の一部を行うものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による可
変長符号化装置を示すブロック図であり、図において、
41は各部または一部を起動制御するプロセッサ、42
は複数の画像信号からなるブロックのデータをスキャン
の順序に従って連続する無意係数の個数(以下、ゼロラ
ン数と言う)と有意係数の値(以下、レベル値と言う)
との組み合わせデータに変換するランレングス変換部で
ある。43はゼロラン数とレベル値との組み合わせデー
タに応じたアドレス上に、その組み合わせデータに応じ
た可変長符号化コードとその可変長符号化コードの符号
長とを記憶したテーブルメモリ、44はランレングス変
換部42により変換されたゼロラン数とレベル値との組
み合わせデータに応じてテーブルメモリ43から可変長
符号化コードとその可変長符号化コードの符号長とを読
み出し、その読み出した可変長符号化コードをその読み
出した符号長に応じて切り出して可変長符号化する可変
長符号化部である。45は可変長符号化部44により可
変長符号化された可変長符号化データを隙間なく順次記
憶するバッファメモリ、46はバッファメモリ45に可
変長符号化データが所定ビット数分記憶された場合にそ
の所定ビット数分ビットシフトするシフタ、47はシフ
タ46により所定ビット数分ビットシフトされた可変長
符号化データを伝送路に出力するデータ出力部である。
【0024】次に動作について説明する。この実施の形
態1では、テーブルメモリ43以外の各部の起動制御を
プロセッサ41にて行う。起動制御はプロセッサ41よ
り命令を実行することにより行われる。なお、この実施
の形態1では、入力する画像信号として8×8画素の正
方画素ブロックを扱う。これは、H.261やMPEG
2などの国際標準符号化方式にて扱われる代表的な画素
ブロックである。図2は8×8画素ブロックのデータス
キャン順を示す説明図である。この図2において数字の
記載されていない部分については無効データ「ゼロ」で
ある。ランレングス変換部42では、図2に示したよう
にジグザグに画素をスキャンしながら有意係数(非ゼロ
係数:レベル値)か無意係数(ゼロ係数)かをチェック
し、有意係数になるまで無意係数の個数(ゼロラン数)
をカウントし、ゼロラン数とレベル値を出力する。図3
は図2でのゼロラン数とレベル値、およびゼロラン数と
レベル値の組み合わせ数を示す表図である。図3に示し
たように図2の場合ではゼロラン数とレベル値の組み合
わせ数は「4」となる。
【0025】図4はテーブルメモリのデータ内容を示す
説明図である。このテーブルメモリには、ゼロラン数=
0,1,2,・・・に応じたアドレス(address
0,1,2,・・・)が記憶され、また、そのアドレス
にレベル値の絶対値を加えたアドレスには、該当するゼ
ロラン数とレベル値との組み合せに応じた可変長符号化
コード(VLCコード)およびその可変長符号化コード
のコード長(VLCコード長)が記憶されている。ここ
で、発生頻度が高いゼロラン数とレベル値との組み合せ
については、その可変長符号化コードのコード長を短
く、発生頻度が低いゼロラン数とレベル値との組み合せ
については、その可変長符号化コードのコード長を長く
設定されている。可変長符号化部44では、ランレング
ス変換部42により供給されたゼロラン数をアドレスと
してテーブルメモリ43からデータを読み出す。この
時、読み出されたデータはゼロラン数に対応した可変長
符号化コードおよび可変長符号化コードのコード長が記
憶されているエリアの先頭ポインタを示す。図4に示し
たように、例えば、ゼロラン数が「0」の場合は、まず
「address0」というポインタを読み出し、その
「address0」とレベル値の絶対値を加算したア
ドレス(address0+レベル絶対値)からテーブ
ルメモリ43のデータを読み出す。この時、読み出され
るデータは、(Run,|Level|に対応するVLC
コードと左記VLCコード長を多重したデータである。
可変長符号化部44では、テーブルメモリ43から読み
出したデータのうち、VLCコード長分に相当するVL
Cコードを切り出してバッファメモリ45に書き込む。
【0026】図5は16ビット幅のバッファメモリのデ
ータ更新を示す説明図である。バッファメモリ45で
は、最初に可変長符号化されたコードが「0101」で
あった場合、図5の上図に示したように「0101」と
記憶する。次に可変長符号化されたコードが「1001
1」であった場合は、図5の中図に示したように「01
01」の末尾に隙間なく「10011」を詰めて記憶す
る。そして、図5の中図に示したようにバッファメモリ
45に溜まったデータがバッファメモリ45のビット幅
の半分を超えたかどうかをプロセッサ41にて判定し、
超えた場合は破線部で囲われたバッファメモリ45のビ
ット幅の半分のデータ分を、図5の下図に示したように
シフタ46にてシフト演算を行いデータを詰める。シフ
タ46にてシフトされたバッファメモリ45のビット幅
の半分の容量のデータはデータ出力部47より伝送路に
送付される。
【0027】なお、上記実施の形態1では、図5にてバ
ッファメモリ45のビット幅を16ビットとしたが、他
のビット幅でも良く、本願の内容を限定するものではな
い。また、上記実施の形態1では、バッファメモリ45
に記憶されたデータがバッファメモリ45のビット幅の
半分を超えたかどうかをプロセッサ41にて判定し、超
えた場合はバッファメモリ45のビット幅の半分をデー
タ出力部47より伝送路へ送付するようにしたが、バッ
ファメモリ45に溜まった容量の閾値は、例えば、バッ
ファメモリ45のビット幅の1/4や2/3を超えたら
としても良く、また他の閾値であっても良く、本願の内
容を制限するものではない。さらに、上記実施の形態1
では、バッファメモリ45に記憶されたデータがバッフ
ァメモリ45のビット幅の半分を超えたかどうかをプロ
セッサ41にて判定していたが、バッファメモリ45に
記憶したデータのビット数をカウントするカウンタを備
えても良く、本願の内容を制限するものではない。さら
に、上記実施の形態1では、テーブルメモリ43以外の
各部の起動制御をプロセッサ41にて行うようにした
が、プロセッサ41にてバス管理やメモリアクセス制御
をしても良く、本願の内容を制限するものではない。さ
らに、上記実施の形態1では、起動制御はプロセッサ4
1より命令を実行することにより行われるとしたが、命
令の代わりに起動制御信号を配信しても良く、制御形体
により本願を制限するものではない。さらに、上記実施
の形態1では、画像信号のスキャンは図2に示したよう
に行ったが、別の順序で画像信号のスキャンを行っても
良く、本願を制限するものではない。さらに、上記実施
の形態1では、入力する画像信号として8×8画素の正
方画素ブロックを扱ったが、その他の画像信号群であっ
ても良く、本願を制限するものではない。さらに、いく
つかの国際標準符号化方式のうちいずれかを選択して符
号化を行う場合、相手局とのネゴシエーションにおいて
符号化効率の良い符号化方式を選択し、選択された符号
化方式に基づいた可変長符号データをテーブルメモリ4
3にロードして可変長符号化をすれば良く、各種可変長
符号データをテーブルメモリ43に予め全てロードする
必要はなく、本願の内容を制限するものではない。
【0028】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、各部または一部をプロセッサ41から起動制御し、
各種符号化方式に対応したデータをテーブルメモリ43
に記憶することで、独自の可変長符号化に固執すること
なく、国際標準方式を含むさまざまな可変長符号化/復
号に対応することができる。また、バッファメモリ45
に可変長符号化データを隙間なく順次記憶させ、バッフ
ァメモリ45に可変長符号化データが所定ビット数分記
憶された場合にシフタ46によりその所定ビット数分ビ
ットシフトするので、バッファメモリ45を効率良く利
用することができる。
【0029】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2によるテーブルメモリのデータ内容を示す説明図で
あり、このテーブルメモリ43は、1ワードLビット幅
(Lは任意の自然数)を有し、最大mビット以下(mは
任意の自然数)のVLCコードをLビット幅の最上位ビ
ット側から詰め、かつnビット(nは任意の自然数でL
=m+n)のVLCコード長をLビット幅の最下位ビッ
ト側に詰めたものである。
【0030】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、図4に示したように、テーブルメモリ43に
記憶されたVLCコードとVLCコード長との各データ
の記憶書式を指定していなかったが、この実施の形態2
では、図6に示したように、VLCコードを最上位ビッ
ト側から詰め、VLCコード長を最下位ビット側に詰め
て記憶する。テーブルメモリ43の1ワードのビット幅
はLビットで、Lビットのうち最上位ビット側のmビッ
トはVLCコードを記憶する領域、最下位ビット側のn
ビットは左記VLCコード長を記憶する領域である。な
お、L,m,nの関係は、L=m+nである。mビット
に満たないVLCコードをmビット領域に記憶する場
合、mビット領域の最下位ビット側から記憶しても良い
が、この実施の形態2では、図6に示したように、最上
位ビット側から詰めた形で記憶する。
【0031】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、テーブルメモリ43にVLCコードを最上位ビット
側から詰め、VLCコード長を最下位ビット側に詰めて
記憶したので、テーブルメモリ43からのVLCコード
およびVLCコード長の読み出しが容易になる。
【0032】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3による可変長符号化部の詳細を示すブロック図であ
り、図において、51はゼロラン数およびレベル値に応
じてテーブルメモリ43のアドレスを生成するテーブル
メモリアドレス生成部、52はテーブルメモリ43の生
成されたアドレスから最下位ビット側のnビットのVL
Cコード長を読み出し、最上位ビット側からVLCコー
ドをその読み出したVLCコード長分切り出す可変長符
号化データ切り出し部である。
【0033】次に動作について説明する。図7におい
て、図6に示したテーブルメモリ43からVLCコード
を読み出すには、まず、テーブルメモリアドレス生成部
51により、ゼロラン数からアドレスを計算し、そのア
ドレスに対応するVLCコードが記憶されている先頭ポ
インタをテーブルメモリ43から読み出す。さらに、テ
ーブルメモリアドレス生成部51では、読み出した先頭
ポインタにレベル値を加算してアドレスを算出し、可変
長符号化データ切り出し部52により、テーブルメモリ
43から算出されたアドレスのデータを読み出す。この
時、読み出されたデータは、図6に示したように、1ワ
ードLビット幅データのうち、最上位ビット側のmビッ
ト領域の最上位ビット側に詰めた形でVLCコードが記
憶されているので、可変長符号化データ切り出し部52
により、Lビット幅データのうち、最下位ビット側のn
ビットに記憶されているVLCコード長分だけ1ワード
Lビット幅データの最上位ビット側から切り出す。
【0034】なお、上記実施の形態3では、アドレス生
成および可変長符号化データ切り出しは可変長符号化部
44の内部のテーブルメモリアドレス生成部51および
可変長符号化データ切り出し部52にて行ったが、アド
レス生成および可変長符号化データ切り出しが行えれば
良く、例えば、プロセッサ41など他の所で処理しても
良く、本願を制限するものではない。
【0035】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、可変長符号化データ切り出し部52により、テーブ
ルメモリ43の最下位ビット側のnビットのVLCコー
ド長を読み出し、最上位ビット側からVLCコードをそ
の読み出したVLCコード長分切り出すので、テーブル
メモリ43からのVLCコードの読み出しが容易にな
る。
【0036】実施の形態4.この実施の形態4では、テ
ーブルメモリ43で、mビットに満たない可変長符号化
コードの末尾に無意ビットを付加してmビットのデータ
にするものである。
【0037】次に動作について説明する。上記実施の形
態2では、図6に示したように、VLCコードは最上位
ビット側から詰めて記憶しているが、mビットの領域の
うち常時mビットのVLCコードが記憶されているわけ
ではない。そこで、図6の中でmビットに満たないVL
Cコードの場合は、そのVLCコードの末尾に無意ビッ
ト(この実施の形態4では「0」とする)を付加してm
ビットデータとする。無意ビットを付加するのは可変長
符号化コード記憶領域のmビットと可変長符号化コード
の符号長記憶領域のnビットとを足すとテーブルメモリ
43のワード幅Lビット(L=m+n)になるからであ
る。
【0038】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、テーブルメモリ43で、mビットに満たない可変長
符号化コードの末尾に無意ビットを付加してmビットの
データにしたので、テーブルメモリ43で記憶されるデ
ータを、1ワード分のビット幅に統一することができ、
統一したデータ転送が可能となり、データの取り扱いが
容易になる。
【0039】実施の形態5.この実施の形態5では、プ
ロセッサ41で、発生頻度が低い事象である場合には、
その事象に応じた固定長符号化コードを符号化処理する
ものである。
【0040】次に動作について説明する。上記実施の形
態では、可変長符号化コードの場合について示したが、
例えば、H.261やMPEG2などの国際標準符号化
方式では、発生頻度の低い事象については可変長符号化
コードを割り当てずに固定長符号化コードにて符号化を
行うことがある。プロセッサ41にて発生頻度の低い事
象かどうかを判断し、発生頻度の低い事象についてはプ
ロセッサ41にて符号化処理し、固定長符号化コードを
出力する。これは、発生頻度の低い事象を符号化処理す
るためにまれにしか動作処理しない処理部を設けるよ
り、ソフトウエア処理にて柔軟に対応できるプロセッサ
41にて符号化処理した方が動作処理時間という点で効
率的だからである。
【0041】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、プロセッサ41で、発生頻度が低い事象である場合
には、その事象に応じた固定長符号化コードを符号化処
理するので、発生頻度が低い事象における符号化処理を
効率良く行うことができる。
【0042】実施の形態6.この実施の形態では、プロ
セッサ41で、一連の可変長符号化処理の一部を行うよ
うにしたものである。
【0043】次に動作について説明する。上記実施の形
態では、一連の可変長符号化処理を各部にて行うように
したが、アドレス生成やシフト処理やその他一部の処理
などをプロセッサ41にて処理を行っても良い。ただ
し、図1に示したように、プロセッサ41が各部の動作
制御をしているのは並列処理も考慮しているためであ
り、プロセッサ41の内部でシーケンシャルに全ての可
変長符号化処理を行うのは効率的ではないのは言うまで
もない。
【0044】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、プロセッサ41で、一連の可変長符号化処理の一部
を行うようにしたので、プロセッサ41と各部とで並列
処理や分散処理を行うことができ、処理を効率良く行う
ことができる。
【0045】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7による可変長復号装置を示すブロック図であり、図
において、61は各部または一部を起動制御するプロセ
ッサ、62は受信したビットストリームを記憶するビッ
トストリームレジスタである。63は複数の画像信号か
らなるブロックのデータをスキャンの順序に従って連続
する無意係数の個数(以下、ゼロラン数と言う)と有意
係数の値(以下、レベル値と言う)との組み合わせに対
応した可変長符号化コードの符号長を記憶したテーブル
メモリ、64はビットストリームレジスタ62から所定
ビット数分読み出すデータ読み出し部である。65はデ
ータ読み出し部64により読み出したデータに基づいて
テーブルメモリ63のアドレスを生成するアドレス生成
部、66はテーブルメモリ63からアドレス生成部65
により生成されたアドレスのデータを読み出し、そのデ
ータからゼロラン数とレベル値と可変長符号化コードの
符号長とを切り出して可変長復号する可変長復号部であ
る。67はビットストリームレジスタ62のデータを可
変長復号部66により切り出された可変長符号化コード
の符号長分シフト演算して可変長復号された可変長符号
化コード分のデータを破棄するシフタ、68はビットス
トリームレジスタ62に所定ビット数分以上の空きがあ
る場合にそのビットストリームレジスタ62に受信した
ビットストリームを隙間なく挿入するビットストリーム
取り込み部、69は可変長復号部66により可変長復号
されたゼロラン数とレベル値とに応じてスキャンの順序
に従って複数の画像信号からなるブロックのデータを生
成する画像信号生成部である。
【0046】次に動作について説明する。この実施の形
態7では、テーブルメモリ63以外の各部の起動制御を
プロセッサ61にて行う。起動制御はプロセッサ61よ
り命令を実行することにより行われる。なお、この実施
の形態7では、出力する画像信号として8×8画素の正
方画素ブロックを扱う。これは、H.261やMPEG
2などの国際標準方式にて扱われる代表的な画素ブロッ
クである。受信したビットストリームは、ビットストリ
ーム取り込み部68によって16ビット幅のビットスト
リームレジスタ62に取り込まれる。
【0047】図9はテーブルメモリのデータ内容を示す
説明図であり、この図9に示したように、テーブルメモ
リ63には可変長符号化コードに対応したゼロラン数と
レベル値とコード長が1ワードに多重されている。デー
タ読み出し部64によりビットストリームレジスタ62
からアドレシングに必要な所定ビット数分を読み出し、
アドレス生成部65に供給する。可変長復号部66によ
り、アドレス生成部65に対してテーブルメモリ63へ
のアドレス出力要求が出されると、アドレス生成部65
は、データ読み出し部64から入力したデータをアドレ
スとしてテーブルメモリ63に送出する。
【0048】可変長復号部66では、送出されたアドレ
スに対応するデータをテーブルメモリ63から読み出
す。この時、図9に示したように、1ワードに可変長符
号化コードに対応したゼロラン数とレベル値とコード長
が多重されているため、それぞれ別々のデータとして切
り出す。それぞれ切り出されたデータのうち、コード長
はシフタ67に、ゼロラン数とレベル値は画像信号生成
部69に供給される。シフタ67では、可変長復号部6
6より入力されたコード長分、すなわち可変長復号部6
6にて復号された可変長符号化コードに相当するコード
長分、ビットストリームレジスタ62のデータをシフト
して破棄する。そして、シフタ67より、破棄した分の
コード長をビットストリーム取り込み部68に通知す
る。図10はビットストリームレジスタのデータ更新を
示す説明図であり、この図10の上段に示したように
「0101100110110011」というデータが
記憶されていたとする。今、可変長復号部66にて可変
長復号されたコードが「010110011」という9
ビット幅のコードであった場合、シフタ67にてビット
ストリームレジスタ62より、今、可変長復号した9ビ
ットのデータを破棄する(図10の上から2段目から3
段目への動作)。ビットストリーム取り込み部68で
は、シフタ67より供給されたコード長を累算し、累算
されたコード長がビットストリームレジスタ62のデー
タ幅の半分のビット長(8ビット)を超えるかどうかを
判定する。図10では、一度に復号されたコード長が9
ビットなので、ビットストリームレジスタ62のデータ
幅の半分のビット長を超えるため、ビットストリーム取
り込み部68では、受信ビットストリームより9ビット
分のコードをビットストリームレジスタ62に追加書き
込みする(図10の最下段)。この時、ビットストリー
ム取り込み部68では、コード長累算値をゼロリセット
する。画像信号生成部69では、入力したゼロラン数と
レベル値に従い、図2に示したスキャンの順序で画像信
号を生成する。
【0049】なお、上記実施の形態7では、ビットスト
リームレジスタ62のビット幅を16ビットとしたが、
他のビット幅でも良く、本願の内容を限定するものでは
ない。また、上記実施の形態7では、出力する画像信号
として8×8画素の正方画素ブロックを扱ったが、その
他の画像信号群であっても良く、本願を制限するもので
はない。さらに、上記実施の形態7では、データ読み出
し部64、アドレス生成部65、可変長復号部66と分
けたが、可変長復号部66に統合して処理を行っても良
く、本願を制限するものではない。さらに、上記実施の
形態7では、ビットストリームレジスタ62に記憶され
たデータがビットストリームレジスタ62のビット幅の
半分を超えたかどうかをビットストリーム取り込み部6
8にて判定し、超えた場合は累算されたコード長分の新
規ビットストリームをビットストリームレジスタ62に
送付するようにしたが、ビットストリームレジスタ62
に溜まった容量の閾値は、例えば、ビットストリームレ
ジスタ62のビット幅の1/4や2/3の超えたらとし
ても良く、また、他の閾値であっても良く、本願の内容
を制限するものではない。さらに、上記実施の形態7で
は、ビットストリームレジスタ62に記憶されたデータ
がビットストリームレジスタ62のビット幅の半分を超
えたかどうかをビットストリーム取り込み部68にて判
定したが、プロセッサ61などにて判定しても良く、本
願の内容を制限するものではない。さらに、上記実施の
形態7では、画像信号のスキャンを図2に示したように
行ったが、別の順序で画像信号のスキャンを行っても良
く、本願を制限するものではない。さらに、上記実施の
形態7では、テーブルメモリ63以外の各部の起動制御
をプロセッサ61にて行うようにしたが、プロセッサ6
1にてバス管理やメモリアクセス制御をしても良く、本
願の内容を制限するものではない。さらに、上記実施の
形態7では、相手局とのネゴシエーションにより定めら
れた符号化方式に従った可変長符号データをテーブルメ
モリ63にロードすれば良く、各種可変長符号データを
テーブルメモリ63に予め全てロードする必要はなく、
本願の内容を制限するものではない。
【0050】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、各部または一部をプロセッサ61から起動制御し、
各種符号化方式に対応したデータをテーブルメモリ63
に記憶することで、独自の可変長符号化に固執すること
なく、国際標準方式を含むさまざまな可変長符号化/復
号に対応することができる。また、シフタ67により、
ビットストリームレジスタ62のデータを可変長復号部
66により切り出された可変長符号化コードの符号長分
シフト演算して可変長復号された可変長符号化コード分
のデータを破棄し、ビットストリーム取り込み部68に
より、ビットストリームレジスタ62に所定ビット数分
以上の空きがある場合にそのビットストリームレジスタ
62に受信したビットストリームを隙間なく挿入するの
で、ビットストリームレジスタ62を効率良く利用する
ことができる。さらに、ビットストリーム取り込み部6
8によるビットストリームの取り込みと、可変長復号部
66による復号処理を並列処理することができるので、
効率良く処理を行うことができる。
【0051】実施の形態8.図11はこの発明の実施の
形態8によるテーブルメモリのデータ内容を示す説明図
であり、図において、テーブルメモリ63は、相手局と
の相互接続する際に使用される符号化方式A,Bに従
い、ゼロラン数とレベル値と可変長符号化コードの符号
長とのビットフィールドを変えたデータを記憶するよう
にしたものである。
【0052】次に動作について説明する。上記実施の形
態7では、図9に示したようなテーブルメモリ63を使
用したが、相手局との相互接続する際に使用される符号
化方式によっては、図9とは違うビットフィールドのデ
ータが必要になる場合がある。このような異なる符号化
方式に対応できるように、図11に示したようなデータ
を用意することによって対応することができる。この場
合、相手局との相互接続する際に使用される符号化方式
に応じたデータをテーブルメモリ63にロードすること
により対応すれば良く、必ずしも取り扱う全てのデータ
をテーブルメモリ63に予め記憶している必要はないの
は明白であり、本願を制限するものではない。
【0053】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、テーブルメモリ63に、相手局との相互接続する際
に使用される符号化方式A,Bに従い、ゼロラン数とレ
ベル値と可変長符号化コードの符号長とのビットフィー
ルドを変えたデータを記憶するようにしたので、相手局
とのネゴシエーションにより定められた符号化方式に柔
軟に対応することができる。
【0054】実施の形態9.この実施の形態9では、シ
フタ67で、ビットストリームレジスタ62のデータを
最上位ビット側にシフト演算して、ビットストリーム取
り込み部68で、そのビットストリームレジスタ62の
空きのうちの最上位ビット側からビットストリームを隙
間なく挿入するようにしたものである。
【0055】次に動作について説明する。上記実施の形
態7では、シフタ67によるビットストリームレジスタ
62のシフト方向(データ破棄の方向)について特に指
定していなかったが、図10において、左側が最上位ビ
ット側としても良く、本願を制限するものではない。
【0056】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、シフタ67で、ビットストリームレジスタ62のデ
ータを最上位ビット側にシフト演算して、ビットストリ
ーム取り込み部68で、そのビットストリームレジスタ
62の空きのうちの最上位ビット側からビットストリー
ムを隙間なく挿入するようにしたので、ビットストリー
ムレジスタ62におけるビットストリームの処理を容易
に行うことができる。
【0057】実施の形態10.この実施の形態10で
は、ビットストリーム取り込み部68で、所定ビット数
分のビットストリームをビットストリームレジスタ62
に挿入するようにしたものである。
【0058】次に動作について説明する。上記実施の形
態では、累算コード長がビットストリームレジスタ62
のデータ幅の半分のビット長を超えた場合、ビットスト
リーム取り込み部68では受信ビットストリームより累
算コード長分のコードをビットストリームレジスタ62
に追加書き込みするようにしたが、一律ビットストリー
ムレジスタ62のデータ幅の半分のビット長(8ビッ
ト)としても良く、ストリームを新規追加する条件や新
規追加挿入するビット幅によって、本願が制限されるも
のではない。
【0059】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、ビットストリーム取り込み部68で、所定ビット数
分のビットストリームをビットストリームレジスタ62
に挿入するようにしたので、所定ビット数を効率の良い
所定値に設定すれば、ビットストリームレジスタ62お
よびビットストリーム取り込み部68を効率良く利用す
ることができる。
【0060】実施の形態11.この実施の形態11で
は、ビットストリームレジスタ62に、1ワードNビッ
ト幅(Nは任意の自然数)を有し、ビットストリーム取
り込み部68は、そのビットストリームレジスタ62に
ビットストリームを挿入した際に、有意ビットがNビッ
トに満たない場合は、その挿入したビットストリームの
末尾に無意ビットを付加して1ワードNビット幅のデー
タとするものである。
【0061】次に動作について説明する。上記実施の形
態10では、一律所定のビット数分のビットストリーム
を新規挿入するようにしたが、ビットストリームレジス
タ62に記憶されている復号されるべき有意ビットがビ
ットストリームレジスタ62のNビット幅(この実施の
形態では16bit)に満たない場合は、無意ビットを
付加しても良く、本願を制限するものではない。なお、
ビットストリームレジスタ62からデータの読み出した
際の無意ビットの判定は、プロセッサ61が行うように
しておけば、デーブルメモリ63のアドレスを生成する
際に問題が生じることはない。
【0062】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、ビットストリーム取り込み部68は、そのビットス
トリームレジスタ62の有意ビットがNビットに満たな
い場合は、その挿入したビットストリームの末尾に無意
ビットを付加して1ワードNビット幅のデータとしたの
で、データの取り扱いを容易にすることができる。
【0063】実施の形態12.この実施の形態12で
は、プロセッサ61で、固定長符号化コードを復号処理
するようにしたものである。
【0064】次に動作について説明する。上記実施の形
態では、可変長符号化コードを復号する場合について示
したが、例えば、H.261やMPEG2などの国際標
準符号化方式では、発生頻度の低い事象については可変
長符号化コードを割り当てずに固定長符号化コードにて
符号化されることがある。この場合、プロセッサ61に
より、固定長符号化コードであるかどうかを判定し(例
えば、テーブルメモリ63に符号化コードに対応するゼ
ロラン数などを記憶したワードデータが存在しない場合
など)、固定長符号化コードの場合は復号処理をする。
これは、発生頻度の低い固定長符号化コードを復号処理
するためにまれにしか動作処理しない処理部を設けるよ
り、ソフトウエア処理にて柔軟に対応できるプロセッサ
61にて復号処理した方が動作処理時間という点で効率
的だからである。
【0065】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、プロセッサ61で、固定長符号化コードを復号処理
するようにしたので、発生頻度が低い事象における復号
処理を効率良く行うことができる。
【0066】実施の形態13.この実施の形態13で
は、プロセッサ61で、一連の可変長復号処理の一部を
行うようにしたものである。
【0067】次に動作について説明する。上記実施の形
態では、一連の可変長復号処理を各部にて行うようにし
たが、アドレス生成やシフト処理やその他一部の処理な
どをプロセッサ61により、処理を行っても良い。ただ
し、図8に示したように、プロセッサ61が各部の動作
制御をしているのは並列処理も考慮しているためで、プ
ロセッサ61の内部でシーケンシャルに全ての可変長復
号処理を行うのは効率的ではないのは言うまでもない。
【0068】以上のように、この実施の形態13によれ
ば、プロセッサ61で、一連の可変長復号処理の一部を
行うようにしたので、プロセッサ61と各部とで並列処
理や分散処理を行うことができ、処理を効率良く行うこ
とができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
の画像信号からなるブロックのデータをスキャンの順序
に従って連続する無意係数の個数と有意係数の値との組
み合わせデータに変換するランレングス変換部と、連続
する無意係数の個数と有意係数の値との組み合わせデー
タに応じたアドレス上に、その組み合わせデータに応じ
た可変長符号化コードとその可変長符号化コードの符号
長とを記憶したテーブルメモリと、ランレングス変換部
により変換された連続する無意係数の個数と有意係数の
値との組み合わせデータに応じてテーブルメモリから可
変長符号化コードとその可変長符号化コードの符号長と
を読み出し、その読み出した可変長符号化コードをその
読み出した符号長に応じて切り出して可変長符号化する
可変長符号化部と、可変長符号化部により可変長符号化
された可変長符号化データを隙間なく順次記憶するバッ
ファメモリと、バッファメモリに可変長符号化データが
所定ビット数分記憶された場合にその所定ビット数分ビ
ットシフトするシフタと、シフタにより所定ビット数分
ビットシフトされた可変長符号化データを出力するデー
タ出力部と、各部または一部を起動制御するプロセッサ
とを備えるように構成したので、各部または一部をプロ
セッサから起動制御し、各種符号化方式に対応したデー
タをテーブルメモリに記憶することで、独自の可変長符
号化に固執することなく、国際標準方式を含むさまざま
な可変長符号化/復号に対応することができる。また、
バッファメモリに可変長符号化データを隙間なく順次記
憶させ、バッファメモリに可変長符号化データが所定ビ
ット数分記憶された場合にシフタによりその所定ビット
数分ビットシフトするので、バッファメモリを効率良く
利用することができる効果が得られる。
【0070】また、この発明によれば、テーブルメモリ
に、1ワードLビット幅を有し、最大mビット以下の可
変長符号化コードをLビット幅の最上位ビット側から詰
め、かつnビット(L=m+n)の可変長符号化コード
の符号長をLビット幅の最下位ビット側に詰めるように
構成したので、テーブルメモリからの可変長符号化コー
ドおよび可変長符号化コードの符号長の読み出しを容易
にすることができる効果が得られる。
【0071】さらに、この発明によれば、可変長符号化
部に、1ワードLビット幅のテーブルメモリから最下位
ビット側のnビットの可変長符号化コードの符号長を読
み出し、最上位ビット側から可変長符号化コードをその
読み出した符号長分切り出す可変長符号化データ切り出
し部を備えるように構成したので、テーブルメモリから
の可変長符号化コードの読み出しを容易にすることがで
きる効果が得られる。
【0072】さらに、この発明によれば、テーブルメモ
リで、mビットに満たない可変長符号化コードの末尾に
無意ビットを付加してmビットのデータにするように構
成したので、テーブルメモリで記憶されるデータを、1
ワード分のビット幅に統一することができ、統一したデ
ータ転送が可能となり、データの取り扱いを容易にする
ことができる効果が得られる。
【0073】さらに、この発明によれば、プロセッサ
で、発生頻度が低い事象である場合には、その事象に応
じた固定長符号化コードを符号化処理するように構成し
たので、発生頻度が低い事象における符号化処理を効率
良く行うことができる効果が得られる。
【0074】さらに、この発明によれば、プロセッサ
で、一連の可変長符号化処理の一部を行うように構成し
たので、プロセッサと各部とで並列処理や分散処理を行
うことができ、処理を効率良く行うことができる効果が
得られる。
【0075】さらに、この発明によれば、受信したビッ
トストリームを記憶するビットストリームレジスタと、
複数の画像信号からなるブロックのデータをスキャンの
順序に従って連続する無意係数の個数と有意係数の値と
の組み合わせに対応した可変長符号化コードの符号長を
記憶したテーブルメモリと、ビットストリームレジスタ
から所定ビット数分読み出すデータ読み出し部と、デー
タ読み出し部により読み出したデータに基づいてテーブ
ルメモリのアドレスを生成するアドレス生成部と、テー
ブルメモリからアドレス生成部により生成されたアドレ
スのデータを読み出し、そのデータから連続する無意係
数の個数と有意係数の値と可変長符号化コードの符号長
とを切り出して可変長復号する可変長復号部と、ビット
ストリームレジスタのデータを可変長復号部により切り
出された可変長符号化コードの符号長分シフト演算して
可変長復号された可変長符号化コード分のデータを破棄
するシフタと、ビットストリームレジスタに所定ビット
数分以上の空きがある場合にそのビットストリームレジ
スタに受信したビットストリームを隙間なく挿入するビ
ットストリーム取り込み部と、可変長復号部により可変
長復号された連続する無意係数の個数と有意係数の値と
に応じてスキャンの順序に従って複数の画像信号からな
るブロックのデータを生成する画像信号生成部と、各部
または一部を起動制御するプロセッサとを備えるように
構成したので、各部または一部をプロセッサから起動制
御し、各種符号化方式に対応したデータをテーブルメモ
リに記憶することで、独自の可変長符号化に固執するこ
となく、国際標準方式を含むさまざまな可変長符号化/
復号に対応することができる。また、シフタにより、ビ
ットストリームレジスタのデータを可変長復号部により
切り出された可変長符号化コードの符号長分シフト演算
して可変長復号された可変長符号化コード分のデータを
破棄し、ビットストリーム取り込み部により、ビットス
トリームレジスタに所定ビット数分以上の空きがある場
合にそのビットストリームレジスタに受信したビットス
トリームを隙間なく挿入するので、ビットストリームレ
ジスタを効率良く利用することができる。さらに、ビッ
トストリーム取り込み部によるビットストリームの取り
込みと、可変長復号部による復号処理を並列処理するこ
とができ、効率良く処理を行うことができる効果が得ら
れる。
【0076】さらに、この発明によれば、テーブルメモ
リに、相手局との相互接続する際に使用される符号化方
式に従い、連続する無意係数の個数と有意係数の値と可
変長符号化コードの符号長とのビットフィールドを変え
たデータを記憶するように構成したので、相手局とのネ
ゴシエーションにより定められた符号化方式に柔軟に対
応することができる効果が得られる。
【0077】さらに、この発明によれば、シフタで、ビ
ットストリームレジスタのデータを最上位ビット側にシ
フト演算して、ビットストリーム取り込み部は、そのビ
ットストリームレジスタの空きのうちの最上位ビット側
からビットストリームを隙間なく挿入するように構成し
たので、ビットストリームレジスタにおけるビットスト
リームの処理を容易に行うことができる効果が得られ
る。
【0078】さらに、この発明によれば、ビットストリ
ーム取り込み部で、所定ビット数分のビットストリーム
をビットストリームレジスタに挿入するように構成した
ので、所定ビット数を効率の良い所定値に設定すれば、
ビットストリームレジスタおよびビットストリーム取り
込み部を効率良く利用することができる効果が得られ
る。
【0079】さらに、この発明によれば、ビットストリ
ームレジスタに、1ワードNビット幅を有し、ビットス
トリーム取り込み部は、そのビットストリームレジスタ
にビットストリームを挿入した際に、有意ビットがNビ
ットに満たない場合は、その挿入したビットストリーム
の末尾に無意ビットを付加して1ワードNビット幅のデ
ータとするように構成したので、データの取り扱いを容
易にすることができる効果が得られる。
【0080】さらに、この発明によれば、プロセッサ
で、固定長符号化コードを復号処理するように構成した
ので、発生頻度が低い事象における復号処理を効率良く
行うことができる効果が得られる。
【0081】さらに、この発明によれば、プロセッサ
で、一連の可変長復号処理の一部を行うように構成した
ので、プロセッサと各部とで並列処理や分散処理を行う
ことができ、処理を効率良く行うことができる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による可変長符号化
装置を示すブロック図である。
【図2】 8×8画素ブロックのデータスキャン順を示
す説明図である。
【図3】 ゼロラン数とレベル値、およびゼロラン数と
レベル値の組み合わせ数を示す表図である。
【図4】 テーブルメモリのデータ内容を示す説明図で
ある。
【図5】 16bit幅のバッファメモリのデータ更新
を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるテーブルメモ
リのデータ内容を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による可変長符号化
部の詳細を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による可変長復号装
置を示すブロック図である。
【図9】 テーブルメモリのデータ内容を示す説明図で
ある。
【図10】 ビットストリームレジスタのデータ更新を
示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態8によるテーブルメ
モリのデータ内容を示す説明図である。
【図12】 従来のハフマン符号化装置を示すブロック
図である。
【図13】 従来のハフマン復号化装置を示すブロック
図である。
【図14】 従来の画像符号化装置を示すブロック図で
ある。
【図15】 従来の符号化部の詳細を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
41,61 プロセッサ、42 ランレングス変換部、
43,63 テーブルメモリ、44 可変長符号化部、
45 バッファメモリ、46,67 シフタ、47 デ
ータ出力部、51 テーブルメモリアドレス生成部、5
2 可変長符号化データ切り出し部、62 ビットスト
リームレジスタ、64 データ読み出し部、65 アド
レス生成部、66 可変長復号部、68 ビットストリ
ーム取り込み部、69 画像信号生成部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像信号からなるブロックのデー
    タをスキャンの順序に従って連続する無意係数の個数と
    有意係数の値との組み合わせデータに変換するランレン
    グス変換部と、連続する無意係数の個数と有意係数の値
    との組み合わせデータに応じたアドレス上に、その組み
    合わせデータに応じた可変長符号化コードとその可変長
    符号化コードの符号長とを記憶したテーブルメモリと、
    上記ランレングス変換部により変換された連続する無意
    係数の個数と有意係数の値との組み合わせデータに応じ
    て上記テーブルメモリから可変長符号化コードとその可
    変長符号化コードの符号長とを読み出し、その読み出し
    た可変長符号化コードをその読み出した符号長に応じて
    切り出して可変長符号化する可変長符号化部と、上記可
    変長符号化部により可変長符号化された可変長符号化デ
    ータを隙間なく順次記憶するバッファメモリと、上記バ
    ッファメモリに可変長符号化データが所定ビット数分記
    憶された場合にその所定ビット数分ビットシフトするシ
    フタと、上記シフタにより所定ビット数分ビットシフト
    された可変長符号化データを出力するデータ出力部と、
    上記各部または一部を起動制御するプロセッサとを備え
    た可変長符号化装置。
  2. 【請求項2】 テーブルメモリは、1ワードLビット幅
    (Lは任意の自然数)を有し、最大mビット以下(mは
    任意の自然数)の可変長符号化コードをLビット幅の最
    上位ビット側から詰め、かつnビット(nは任意の自然
    数でL=m+n)の可変長符号化コードの符号長をLビ
    ット幅の最下位ビット側に詰めたことを特徴とする請求
    項1記載の可変長符号化装置。
  3. 【請求項3】 可変長符号化部は、1ワードLビット幅
    のテーブルメモリから最下位ビット側のnビットの可変
    長符号化コードの符号長を読み出し、最上位ビット側か
    ら可変長符号化コードをその読み出した符号長分切り出
    す可変長符号化データ切り出し部を備えたことを特徴と
    する請求項2記載の可変長符号化装置。
  4. 【請求項4】 テーブルメモリは、mビットに満たない
    可変長符号化コードの末尾に無意ビットを付加してmビ
    ットのデータにしたことを特徴とする請求項1記載の可
    変長符号化装置。
  5. 【請求項5】 プロセッサは、発生頻度が低い事象であ
    る場合には、その事象に応じた固定長符号化コードを符
    号化処理することを特徴とする請求項1から請求項4の
    うちのいずれか1項記載の可変長符号化装置。
  6. 【請求項6】 プロセッサは、一連の可変長符号化処理
    の一部を行うことを特徴とする請求項1から請求項5の
    うちのいずれか1項記載の可変長符号化装置。
  7. 【請求項7】 受信したビットストリームを記憶するビ
    ットストリームレジスタと、複数の画像信号からなるブ
    ロックのデータをスキャンの順序に従って連続する無意
    係数の個数と有意係数の値との組み合わせに対応した可
    変長符号化コードの符号長を記憶したテーブルメモリ
    と、上記ビットストリームレジスタから所定ビット数分
    読み出すデータ読み出し部と、上記データ読み出し部に
    より読み出したデータに基づいて上記テーブルメモリの
    アドレスを生成するアドレス生成部と、上記テーブルメ
    モリから上記アドレス生成部により生成されたアドレス
    のデータを読み出し、そのデータから連続する無意係数
    の個数と有意係数の値と可変長符号化コードの符号長と
    を切り出して可変長復号する可変長復号部と、上記ビッ
    トストリームレジスタのデータを上記可変長復号部によ
    り切り出された可変長符号化コードの符号長分シフト演
    算して可変長復号された可変長符号化コード分のデータ
    を破棄するシフタと、上記ビットストリームレジスタに
    所定ビット数分以上の空きがある場合にそのビットスト
    リームレジスタに受信したビットストリームを隙間なく
    挿入するビットストリーム取り込み部と、上記可変長復
    号部により可変長復号された連続する無意係数の個数と
    有意係数の値とに応じてスキャンの順序に従って複数の
    画像信号からなるブロックのデータを生成する画像信号
    生成部と、上記各部または一部を起動制御するプロセッ
    サとを備えたことを特徴とする可変長復号装置。
  8. 【請求項8】 テーブルメモリは、相手局との相互接続
    する際に使用される符号化方式に従い、連続する無意係
    数の個数と有意係数の値と可変長符号化コードの符号長
    とのビットフィールドを変えたデータを記憶することを
    特徴とする請求項7記載の可変長復号装置。
  9. 【請求項9】 シフタは、ビットストリームレジスタの
    データを最上位ビット側にシフト演算して、ビットスト
    リーム取り込み部は、そのビットストリームレジスタの
    空きのうちの最上位ビット側からビットストリームを隙
    間なく挿入することを特徴とする請求項7または請求項
    8記載の可変長復号装置。
  10. 【請求項10】 ビットストリーム取り込み部は、所定
    ビット数分のビットストリームをビットストリームレジ
    スタに挿入することを特徴とする請求項7から請求項9
    のうちのいずれか1項記載の可変長復号装置。
  11. 【請求項11】 ビットストリームレジスタは、1ワー
    ドNビット幅(Nは任意の自然数)を有し、ビットスト
    リーム取り込み部は、そのビットストリームレジスタに
    ビットストリームを挿入した際に、有意ビットがNビッ
    トに満たない場合は、その挿入したビットストリームの
    末尾に無意ビットを付加して1ワードNビット幅のデー
    タとすることを特徴とする請求項7から請求項10のう
    ちのいずれか1項記載の可変長復号装置。
  12. 【請求項12】 プロセッサは、固定長符号化コードを
    復号処理することを特徴とする請求項7から請求項11
    のうちのいずれか1項記載の可変長復号装置。
  13. 【請求項13】 プロセッサは、一連の可変長復号処理
    の一部を行うことを特徴とする請求項7から請求項12
    のうちのいずれか1項記載の可変長復号装置。
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