JP2001303944A - 排気ガス浄化用触媒コンバーター - Google Patents

排気ガス浄化用触媒コンバーター

Info

Publication number
JP2001303944A
JP2001303944A JP2000124343A JP2000124343A JP2001303944A JP 2001303944 A JP2001303944 A JP 2001303944A JP 2000124343 A JP2000124343 A JP 2000124343A JP 2000124343 A JP2000124343 A JP 2000124343A JP 2001303944 A JP2001303944 A JP 2001303944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst carrier
inorganic fiber
fiber mat
catalyst
seal body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000124343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3803008B2 (ja
Inventor
Yoshio Nishikawa
義雄 西川
Hiroshi Tamura
央 田村
Toshiharu Kondo
寿治 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd, Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2000124343A priority Critical patent/JP3803008B2/ja
Publication of JP2001303944A publication Critical patent/JP2001303944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3803008B2 publication Critical patent/JP3803008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒担体への触媒溶液の供給時に保持シール
体の合せ間隙から触媒溶液の漏出がなく,触媒担体に触
媒成分を保持させることができる排気ガス浄化用触媒コ
ンバーターを提供すること。 【解決手段】 排気ガス浄化用触媒コンバーターは,そ
のボディーであるシェルの内部に触媒担体1と保持シー
ル体2とを有する。この保持シール体2を形成するに当
たり,まず,触媒担体1の外周長さよりも長い無機繊維
マット状物200を触媒担体1に巻き付ける。このと
き,無機繊維マット状物200の一方の端部21には,
余剰部分23ができる。そして,この余剰部分23を切
断した後,無機繊維マット状物200における両方の端
部21,22を対向配置して,保持シール体2を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,排気ガス浄化用触媒コンバータ
ーの製造方法,特に保持シール体の組み付け構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来,後述する図4に示すごとく,主とし
て車両に搭載する排気ガス浄化用触媒コンバーターは,
触媒担体1とその外方を覆う金属製のシェル95と,両
者の間に配置した無機繊維マット状物からなる保持シー
ル体2とよりなる。
【0003】上記触媒担体1には白金等の触媒成分が担
持されている。触媒担体1としては,例えばコージエラ
イト製のハニカム体がある。上記排気ガス浄化用触媒コ
ンバーター90は,エンジンEに連結した排気パイプ9
9の途中に配設される。また,上記シェル95は,その
内部に上記触媒担体1と保持シール体2とを配置した
後,その前後の開口部に入口側接続部97,出口側接続
部98を結合する。
【0004】次に,上記無機繊維マット状物により作製
した保持シール体2は,触媒担体1とシェル95との間
から排気ガスが洩れ出ることを防止し,また自動車の走
行中等において,触媒担体1がシェル95と当接して損
傷することを防止するために用いる。
【0005】上記保持シール体2を触媒担体1とシェル
95との間に配置する手段としては,例えばシェル95
を半円状の2ツ割にしておき,その中へ,触媒担体1の
外周に保持シール体2を巻いた一体品を入れて,次いで
2ツ割のシェル95を筒状に結合する方法がある。或い
は,シェル95を断面C形状,U形状としておきその中
へ上記一体品を入れ,次いでシェル95を筒状に閉じる
方法がある。また,近年は,例えば,保持シール体の損
傷,劣化を防止することを目的として,板状のセラミッ
クファイバーを気密シートに入れる取付方法が,特開平
7−197813号公報に開示されている。また,作業
性向上,工程簡略化のため,後述する図2に示すごと
く,最初から円筒状のシェル95を準備しておき,その
中へ上記一体品20を圧入する圧入組付方法が採用され
ている。
【0006】ところで,従来,上記触媒担体1に保持シ
ール体2を巻回配置する方法としては,図7(A)に示
すごとく,予め上記巻回に必要な長さを有する無機繊維
マット状物89を準備しておき,これの一端に凹部87
を,また他端に該凹部87に嵌合する大きさの突状部8
8を切断加工により形成する。
【0007】即ち,上記凹部87は,無機繊維マット状
物89の一端を切除することにより,また,突状部88
は,無機繊維マット状物89の他端を突状部88が残存
するようにその周囲を切除することにより形成する。こ
のように加工した保持シール体2は,図7(B)に示す
ごとく,触媒担体1の外周に巻回し,上記凹部87に突
状部88を嵌入する。保持シール体2は触媒担体1の外
周にテープ及び接着剤により固定し,シェル95の中に
組みつける。
【0008】上記排気ガス浄化用触媒コンバーター90
では,無機繊維マット状物89の合わせ部で空隙が生
じ,この部分に排ガスが入り込み,触媒担体1の外壁の
表面温度が,マットの有るところと無いところとで差が
生じてしまう。この温度差により,触媒担体1の割れを
発生させることがある。これを防止するためには,空隙
を無くすことが有効である。
【0009】一方,従来は,触媒担体に貴金属等の触媒
成分を担持後,シェルに装着して排気ガス浄化用触媒コ
ンバーターを形成してきた。しかし,近年,排ガス浄化
性能向上のために,触媒担体壁厚を薄くする動きがあ
り,触媒担体の破損防止のために,シェル内に保持シー
ル体を介して組みつけた状態で取り扱う検討がなされて
いる。また,排ガス規制に対応するため,保持シール体
中の有機分もあらかじめ焼失させる検討もなされてい
る。これらに対応するため,まだ触媒成分を担持させて
いない未担持担体をシェル内に保持シール体を介して組
み付けた後,触媒溶液を,未担持担体内壁に付着させ,
加熱焼成し,担持する方法が検討されている。この方法
によると,加熱焼成時に保持シール体中の有機分も同時
に焼失処理することができる。
【0010】次に,上記未担持担体を,シェル内に保持
シール体を介して組み付けた後,触媒溶液を未担持担体
内壁に付着させる方法の詳細を述べる。外周に保持シー
ル体2を巻回した未担持担体11は,シェル95の中に
組み付けした後,図8に示すごとく,未担持担体11に
触媒成分を担持する。即ち,上記組付後の一体品の下側
及び上側にパイプ71,72を押し当てて上方及び下方
より,スラリー状の触媒溶液70を未担持担体11内に
その軸方向に供給する。これにより,触媒溶液70が未
担持担体11のハニカム壁に付着する。
【0011】その後,上記パイプ71,72を外し,上
記の触媒担体1,保持シール体2,シェル95の上記組
付体を,高温に加熱,焼成する。これにより,触媒担体
1に付着した上記触媒溶液70が,触媒成分となり,触
媒担体1に担持される。これにより排気ガス浄化用触媒
コンバーター90ができ上がる。その後は,後述する図
4に示すごとく,排気パイプ99の途中に配置する。
【0012】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の排
気ガス浄化用触媒コンバーター90においては,次の問
題がある。即ち,図9に示すごとく,触媒担体1及び保
持シール体2には寸法公差があるため,巻回する際に,
その端部881,871の間には,合せ間隙Cが形成さ
れる。そのため触媒溶液70を未担持担体11に供給す
る際(図8参照)に,上記合せ間隙Cから上記触媒溶液
70が外部へ漏出する。触媒金属は貴金属であるため,
漏出や触媒担体1以外への付着は製品としてコストアッ
プにつながるという問題が発生していた。
【0013】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,触媒
担体への触媒溶液の供給時に保持シール体の合せ間隙か
ら触媒溶液の漏出がなく,触媒担体に触媒成分を担持さ
せることができる排気ガス浄化用触媒コンバーターを提
供しようとするものである。
【0014】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,触媒担体と,該
触媒担体の外方を覆うシェルと,該シェルと上記触媒担
体との間に配置され,無機繊維マット状物を上記触媒担
体の外周に巻回配設して形成される保持シール体とを有
する排気ガス浄化用触媒コンバーターにおいて,上記巻
回配設を行う際には,上記触媒担体の外周長さよりも長
い上記無機繊維マット状物を上記触媒担体に巻き付け,
該無機繊維マット状物の少なくとも一方の端部を切断し
た後,該無機繊維マット状物における両方の端部を対向
配置して,上記保持シール体を形成したことを特徴とす
る排気ガス浄化用触媒コンバーターにある。
【0015】本発明において最も注目すべき点は,上記
巻回配設を行う際には,上記触媒担体の外周長さよりも
長い上記無機繊維マット状物を上記触媒担体に巻き付
け,該無機繊維マット状物の少なくとも一方の端部を切
断した後,該無機繊維マット状物の両端部を対向配置し
て上記保持シール体を形成したことである。
【0016】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,上記巻回配設を行うに当たり,まず
触媒担体の外周の長さよりも長い長さを持つ上記無機繊
維マット状物を準備する。そして,この無機繊維マット
状物を触媒担体に巻き付ける。このとき,無機繊維マッ
ト状物の一方の端部に他方の端部が重なる。この重なっ
た部分は必要のない余剰部分であるため切断する。そし
て,切断後の無機繊維マット状物の端部と端部とを対向
させて触媒担体の外周に収め,上記保持シール体を形成
する。
【0017】つまり,上記無機繊維マット状物を寸法誤
差を持った実際の触媒担体に合わせてから,上記切断を
行う。そのため,無機繊維マット状物を,実際に保持シ
ール体に必要となる任意の長さに切断することができ
る。そのため,保持シール体の端部と端部との間にでき
る合せ隙間をほとんどなくすことができる。
【0018】そのため,上記触媒溶液を触媒担体に供給
する際に,触媒溶液が合せ隙間よりシェル側に漏出する
ことがない。そのため,触媒溶液に触媒成分として含ま
れる貴金属を,無駄にすることなく触媒担体に担持させ
ることができる。また,そのため,触媒溶液が漏出して
シェルに付着することがく,シェルに対して排気パイプ
等を溶接する際に不都合を生ずることがない。
【0019】ここで,上記合せ隙間として許容される幅
は,以下のように考える。即ち,上記無機繊維マット状
物は,上記余剰部分の切断を行った後には,テープ又は
接着剤等の固定具により触媒担体に固定させて,一体品
とする。次に,この一体品を上記シェルの内部に組み付
ける。そして,上記のごとく触媒溶液を触媒担体に供給
するが,その際に触媒溶液がシェル側へ漏出しない範囲
での幅を,合せ隙間に許容される幅と考える。
【0020】以上,本発明によれば,触媒担体への触媒
溶液の供給時に保持シール体の合せ間隙から触媒溶液の
漏出がなく,触媒担体に触媒成分を担持させることがで
きる排気ガス浄化用触媒コンバーターを提供することが
できる。
【0021】次に,請求項2の発明のように,上記保持
シール体における両端部の間に形成された合せ間隙の幅
は,1mm以下であることが好ましい。これにより,上
記合せ間隙からの触媒溶液の漏出を一層確実に阻止する
ことができる。
【0022】次に,請求項3の発明は,触媒担体と,該
触媒担体の外方を覆うシェルと,該シェルと上記触媒担
体との間に配置され,無機繊維マット状物を上記触媒担
体の外周に巻回配設して形成される保持シール体とを有
する排気ガス浄化用触媒コンバーターにおいて,上記巻
回配設を行う際には,上記触媒担体の外周長さよりも短
い上記無機繊維マット状物を上記触媒担体に巻き付け,
上記無機繊維マット状物における両方の端部の間に形成
された合せ間隙の幅が1mmを超える場合には,該合せ
間隙に上記無機繊維マット状物と同じ材質よりなる充填
用シートを充填して上記保持シール体を形成したことを
特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバーターにある。
【0023】本発明において最も注目すべき点は,上記
合せ隙間の幅が1mmを超える場合には,該合せ隙間に
上記充填用シートを充填して上記保持シール体を形成し
たことである。
【0024】本発明においては,上記巻回配設を行うに
当たり,まず触媒担体の外周の長さよりも短い長さを持
つ上記無機繊維マット状物を準備する。そして,この無
機繊維マット状物を触媒担体に巻き付ける。このとき,
無機繊維マット状物における両方の端部の間には,上記
合せ隙間ができる。そして,この合せ隙間の幅が1mm
を超える場合には,該合せ隙間に充填用シートを充填し
て保持シール体を形成する。
【0025】つまり,合せ隙間に無機繊維マット状物と
は別の部材を充填して,その合せ隙間の幅を1mm以下
にしている。そのため,合せ隙間をほとんどなくすこと
ができる。それ故,本発明によっても,触媒担体への触
媒溶液の供給時に保持シール体の合せ間隙から触媒溶液
の漏出がなく,触媒担体に触媒成分を担持させることが
できる排気ガス浄化用触媒コンバーターを提供すること
ができる。
【0026】なお,上記充填用シートは,上記合せ隙間
の形状に合った形状を持っていることが好ましいが,こ
の合せ隙間に,特定の形状を持っていない,例えば綿状
のものを充填してもよい。
【0027】次に,請求項4の発明は,触媒担体と,該
触媒担体の外方を覆うシェルと,該シェルと上記触媒担
体との間に配置され,無機繊維マット状物を上記触媒担
体の外周に巻回配設して形成される保持シール体とを有
する排気ガス浄化用触媒コンバーターにおいて,上記巻
回配設を行う際には,上記無機繊維マット状物の少なく
とも一方の端部は厚み方向に対して斜状に形成された斜
状端部であり,該斜状端部を他方の端部に重ね合わせて
上記保持シール体を形成したことを特徴とする排気ガス
浄化用触媒コンバーターにある。
【0028】本発明において最も注目すべき点は,上記
無機繊維マット状物の少なくとも一方の端部は厚み方向
に対して斜状に形成された斜状端部であり,該斜状端部
を他方の端部に重ね合わせて上記保持シール体を形成し
たことである。
【0029】本発明においては,上記巻回配設を行うに
当たり,上記無機繊維マット状物の少なくとも一方の端
部は,厚み方向に対して斜状に切断して斜状端部として
いる。そして,この斜状端部が,他方の端部の外周に位
置するように,かつその傾斜面が他方の端部の上に重な
るようにして,無機繊維マット状物を触媒担体に巻き付
けて,保持シール体を形成する。つまり,意図的に傾斜
端部を他方の端部に重ねて,上記合せ隙間ができないよ
うにしている。
【0030】ところで,上記重なりによって,保持シー
ル体の表面には凸状の部分が形成されることがある。し
かし,この凸状の部分は,上記シェルの内部に組み付け
を行う際に,シェルにより押しつぶして,該シェルの内
部に収めることができる。即ち,上記傾斜端部の厚み
は,無機繊維マット状物の厚みに比べて薄い。そのた
め,意図的に重なりを作っても,保持シール体をシェル
の内部に収めることができ,かつ合せ隙間をなくすこと
ができる。それ故,本発明によっても,触媒担体への触
媒溶液の供給時に保持シール体の合せ間隙から触媒溶液
の漏出がなく,触媒担体に触媒成分を担持させることが
できる排気ガス浄化用触媒コンバーターを提供すること
ができる。
【0031】ここで,上記において,上記無機繊維マッ
ト状物としては,結晶質アルミナ繊維,アルミナ−シリ
カ繊維又はシリカ繊維等の無機繊維,あるいはそれらの
無機繊維を一種類以上含むものを使用することが好まし
い。この場合には,耐久性に優れた保持シール体を形成
することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例につき,図1〜図4及び図8を用い
て説明する。図3に示すごとく,本例における排気ガス
浄化用触媒コンバーター10は,触媒担体1と,該触媒
担体1の外方を覆うシェル95と,該シェル95と触媒
担体1との間に配置され,無機繊維マット状物200を
触媒担体1の外周に巻回配設して形成される保持シール
体2とを有する。
【0033】図1(A)〜(D)に示すごとく,上記巻
回配設を行う際には,触媒担体1の外周長さよりも長い
無機繊維マット状物200を触媒担体1に巻き付ける。
そして,無機繊維マット状物200の一方の端部21を
切断した後,無機繊維マット状物200における一方の
端部21と他方の端部22とを対向配置して,保持シー
ル体2を形成する。
【0034】以下に,これを詳説する。まず,排気ガス
浄化用触媒コンバーター10を製作する際に用いた主要
なものの形状,寸法及び材質等につき説明する。上記触
媒担体1には,外径130mm,長さ100mmの,ハ
ニカム状のコージェライト製モノリス体を用いた。この
触媒担体1には,その軸方向に沿って多数の角状穴11
1が設けてある。そして,この角状穴111の間には,
その隔壁である多数のハニカム壁112が形成されてお
り,該ハニカム壁112の壁厚は50μmである(図2
参照)。
【0035】また,上記シェル95には,円筒状に形成
されたSUS409の金属筒体を用いた。シェル95
は,外径141mm,板厚1.5mmである。上記無機
繊維マット状物200には,厚み8mm,嵩密度0.2
g/cm3の結晶質アルミナ繊維を用いた。また,上記
切断を行う前の無機繊維マット状物200は,長さLを
有している。この長さLは,触媒担体1の外周長さRよ
りも長くなっている。また,上記触媒溶液70には,白
金,パラジウムを含む溶液を用いた。
【0036】次に,排気ガス浄化用触媒コンバーター1
0の製造方法について説明する。まずは,図1(A)に
示すごとく,触媒担体1の外周の長さよりも長い長さを
持つ上記無機繊維マット状物200を準備する。そし
て,無機繊維マット状物200の一方の端部21が他方
の端部22に嵌合するように,それら両方の端部21,
22に形状を設ける。つまり,一方の端部21には,無
機繊維マット状物200の幅方向における真ん中の部分
が凸状になるように切断して,凸部211を形成する。
また,他方の端部22には,無機繊維マット状物200
の幅方向における真ん中の部分が凹状になるように切断
して,上記凸部211に嵌合する形状を有する凹部22
1を形成する。
【0037】次に,図1(B),(C)に示すごとく,
その無機繊維マット状物200の上に,未だ触媒成分を
担持していない触媒担体1を載置して,この触媒担体1
に無機繊維マット状物200を一回巻き付ける。このと
き,無機繊維マット状物200の端部22に端部21が
重なる。つまり,このとき,この重なりによって無機繊
維マット状物200の長手方向において余剰部分23が
できる。そして,この余剰部分23を,点線29におい
て切断する。
【0038】次に,図1(D)に示すごとく,切断後の
凸部211を凹部221に嵌合させ,つまり,一方の端
部21の端面と他方の端部22の端面とを対向させて,
無機繊維マット状物200を触媒担体1の外周に収め
る。こうして,保持シール体2が形成される。
【0039】次に,保持シール体2を,テープ又は接着
剤等の固定具により触媒担体1に固定して,一体品20
とする。このとき,一方の端部21と他方の端部22と
の間にできた合せ隙間Cは,0〜0.5mmとなった
(図3参照)。
【0040】次に,図2に示すごとく,一体品20を上
記シェル95の中へ圧入する。そして,上述した図8に
示すと同様に,触媒担体1に触媒成分を担持させる準備
を行う。つまり,圧入を行ったシェル95を縦に配置し
て,一体品20の内部にある触媒担体1の下端面にパイ
プ71を,触媒担体1の上端面にパイプ72を押し当て
る。そして,スラリー状の触媒溶液70をパイプ72の
上方より,触媒担体1内にその軸方向に沿って供給す
る。こうして,触媒担体1に触媒溶液70を浸透させ
る。
【0041】次に,触媒担体1を乾燥させ,その後焼付
け工程を行い,触媒担体1における多数の上記ハニカム
壁112に触媒成分を担持させる。この焼付け工程にお
いては,保持シ−ル体2に含まれる有機成分を焼失させ
ることもできる。図3に示すごとく,こうして,排気ガ
ス浄化用触媒コンバーター10ができ上がる。そして,
図4に示すごとく,パイプ71,72を外した後,シェ
ル95の各端に,それぞれ入口側接続部97,出口側接
続部98を結合し,この結合部に溶接を行い,それらを
一体化する。そして,排気ガス浄化用触媒コンバーター
10は,自動車エンジンEの排気パイプ99の途中に配
置される。
【0042】なお,無機繊維マット状物200を触媒担
体1に巻き付けた際にできた上記余剰部分23は,凸部
211のみに,あるいは凸部211の両側の端部分21
2のみにできていても勿論よい(図1(A),(B)参
照)。また,本例においては,凸部211を有する端部
21側を余剰部分23にしたが,凹部221を有する端
部22側をこの余剰部分23にしても勿論よい。また,
触媒担体1に触媒溶液70を供給する際には,パイプ7
1のみを用い,それを触媒担体1の下端面に押し当て,
パイプ71の下方よりスラリー状の触媒溶液70を触媒
担体1内にその軸方向に沿って供給してもよい。
【0043】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例においては,無機繊維マット状物200を寸法誤差を
持った実際の触媒担体1に合わせてから,該無機繊維マ
ット状物200における余剰部分23を切断する。その
ため,無機繊維マット状物200を,実際に保持シール
体2に必要となる任意の長さに切断することができる。
そのため,保持シール体2の一方の端部21と他方の端
部22との間にできる合せ隙間Cをほとんどなくすこと
ができる。
【0044】そのため,上記触媒溶液70を触媒担体1
に担持させる際に,触媒溶液70が合せ隙間Cよりシェ
ル95側に漏出することがない。そのため,触媒溶液7
0に触媒成分として含まれる貴金属を,無駄にすること
なく触媒担体1に担持させることができる。また,その
ため,触媒溶液70が漏出してシェル95に付着するこ
とがない。そのため,シェル95の各端に,それぞれ上
記入口側接続部97又は上記出口側接続部98を溶接す
る際に不都合を生ずることがない。
【0045】ここで,上記合せ隙間Cとして許容される
幅は,以下のように考える。即ち,上記無機繊維マット
状物200は,上記余剰部分23の切断を行った後に
は,テープ又は接着剤等の固定具により触媒担体1に固
定させて,一体品20とする。次に,この一体品20を
上記シェル95の内部に圧入する。そして,上記のごと
く触媒溶液70を触媒担体1に供給するが,その際に該
触媒溶液70がシェル95側へ漏出しない範囲での幅
を,合せ隙間Cに許容される幅と考える。そして,この
合せ隙間Cの幅が,1mm以下であれば漏出を確実に阻
止できることがわかった。
【0046】なお,上記無機繊維マット状物200の切
断は,触媒担体1に無機繊維マット状物200を合わせ
ながら余剰部分23の切断を行ってもよい。また,触媒
担体1に無機繊維マット状物200を合わせたときに,
余剰部分23の長さを測定し,その長さの分だけ切断を
行ってもよい。
【0047】実施形態例2 本例においては,図5に示すごとく,上記合せ隙間Cが
1mmを超える場合に,該合せ間隙Cに上記無機繊維マ
ット状物200と同じ材質よりなる充填用シート3を充
填して上記保持シール体2を形成している。また,上記
巻回配設を行う際には,触媒担体1の外周長さよりも短
い無機繊維マット状物200を触媒担体1に巻き付けて
いる。また,具体的には,合せ隙間Cは5mmであっ
た。その他は上記実施形態例1と同様である。
【0048】本例においては,合せ隙間Cに無機繊維マ
ット状物200とは別の部材である充填用シート3を充
填して,その合せ隙間Cの幅を1mm以下にしている。
そのため,合せ隙間Cをほとんどなくすことができる。
そのため,本例によっても,触媒担体1への触媒溶液7
0の供給時に,保持シール体2の合せ間隙Cからこの触
媒溶液70が漏出することがない。その他,上記実施形
態例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0049】実施形態例3 本例においては,図6(A)〜(C)に示すごとく,上
記巻回配設を行う際に,無機繊維マット状物200の両
方の端部を,それぞれ厚み方向に対して斜状に形成され
た斜状端部24,25としている。即ち,図6(A)に
示すごとく,一方の斜状端部24と他方の斜状端部25
は,無機繊維マット状物200を平面状に広げた状態に
おいては,厚み方向に対してほぼ平行な斜状に形成して
ある。また,一方の斜状端部24は凸部241を有し,
他方の斜状端部25は凹部251を有している。
【0050】そして,図6(B),(C)に示すごと
く,巻回配設を行ったときには,一方の斜状端部24が
他方の斜状端部25の外周に位置するように,かつ斜状
端部24における傾斜面242が斜状端部25における
傾斜面252の上に重なるようにして配置される。この
ようにして,無機繊維マット状物200を触媒担体1に
巻き付けて,保持シール体2としている。その他は上記
実施形態例1と同様である。
【0051】本例においては,意図的に一方の傾斜端部
24を他方の傾斜端部25に重ねて,上記合せ隙間Cが
できないようにしている。このとき,巻回配設を行った
後の無機繊維マット状物200の外周長さが,実際の触
媒担体1の外周長さに比べ若干長いときには,その重な
りによって保持シール体2の表面に凸状の部分260が
できる。しかし,この凸状の部分260は,上記シェル
95の内部に圧入を行う際に,シェル95により押しつ
ぶして,該シェル95の内部に収めることができる。
【0052】即ち,凸状の部分260の厚みは,無機繊
維マット状物200の厚みに比べて薄い。そのため,意
図的に重なりを作っても,保持シール体2をシェル95
の内部に収めることができ,かつ上記合せ隙間Cをなく
すことができる。そのため,本例によっても,触媒担体
1への触媒溶液70の供給時に,保持シール体2の合せ
間隙Cからこの触媒溶液70が漏出することがない。そ
の他,上記実施形態例1と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0053】なお,本例においては,上記巻回配設を行
う前に予め斜状端部24,25を形成しておいた。しか
し,この斜状端部24,25のいずれか一方もしくはそ
の両方は,上記実施形態例1に述べたと同様に,触媒担
体1に無機繊維マット状物200を巻き付けたときに無
機繊維マット状物200を切断して形成してもよい。
【0054】また,斜状端部24,25は,厚さ方向に
対して本例とは逆方向の斜状に形成してあっても勿論よ
い。このときには,斜状端部25が斜状端部24の外周
に位置するように,かつ斜状端部25における傾斜面2
52が斜状端部24における傾斜面242の上に重なる
ようにして配置される。また,斜状端部24,25のい
ずれか一方は,上記実施形態例1と同様に直角状に形成
されていてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば,触媒担体への触媒溶液
供給時に保持シール体の合せ間隙から触媒溶液の漏出が
なく,触媒担体に触媒成分を担持させることができる排
気ガス浄化用触媒コンバーターを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,保持シール体を形成す
る方法を示す図で,(A)巻回配設前の無機繊維マット
状物を示す斜視図,(B)無機繊維マット状物を触媒担
体に巻き付けた状態を示す斜視図,(C)無機繊維マッ
ト状物にできた余剰部分を切断する状態を示す説明図,
(D)保持シール体を形成した状態を示す斜視図。
【図2】実施形態例1における,保持シール体を触媒担
体に固定した一体品をシェルに圧入する状態を示す斜視
図。
【図3】実施形態例1における,排気ガス浄化用触媒コ
ンバーターを示す説明図。
【図4】実施形態例1における,排気ガス浄化用触媒コ
ンバーターをエンジンの排気パイプの途中に配置した状
態を示す説明図。
【図5】実施形態例2における,排気ガス浄化用触媒コ
ンバーターを示す説明図。
【図6】実施形態例3における,保持シール体を形成す
る方法を示す図で,(A)巻回配設前の無機繊維マット
状物を示す斜視図,(B)無機繊維マット状物を触媒担
体に巻き付けた状態を示す斜視図,(C)保持シール体
を形成した状態を示す斜視図。
【図7】従来例における,保持シール体を形成する方法
を示す図で,(A)巻回配設前の無機繊維マット状物を
示す斜視図,(B)保持シール体を形成した状態を示す
斜視図。
【図8】従来例における,排気ガス浄化用触媒コンバー
ターに触媒溶液を供給する方法を示す説明図。
【図9】従来例における,排気ガス浄化用触媒コンバー
ターを示す説明図。
【符号の説明】
1...触媒担体, 10...排気ガス浄化用触媒コンバーター, 2...保持シール体, 21,22...端部, 23...余剰部分, 200...無機繊維マット状物, 95...シェル,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 義雄 岐阜県大垣市河間町3丁目200番地 イビ デン株式会社河間工場内 (72)発明者 田村 央 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 近藤 寿治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G091 AB01 BA39 GA06 GB01Z GB16Z HA27 HA29 HA31 4D048 BB02 CA01 CC04 4G069 AA03 AA08 AA15 CA03 DA06 EA19 EE01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒担体と,該触媒担体の外方を覆うシ
    ェルと,該シェルと上記触媒担体との間に配置され,無
    機繊維マット状物を上記触媒担体の外周に巻回配設して
    形成される保持シール体とを有する排気ガス浄化用触媒
    コンバーターにおいて,上記巻回配設を行う際には,上
    記触媒担体の外周長さよりも長い上記無機繊維マット状
    物を上記触媒担体に巻き付け,該無機繊維マット状物の
    少なくとも一方の端部を切断した後,該無機繊維マット
    状物における両方の端部を対向配置して,上記保持シー
    ル体を形成したことを特徴とする排気ガス浄化用触媒コ
    ンバーター。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記保持シール体に
    おける両端部の間に形成された合せ間隙の幅は,1mm
    以下であることを特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバ
    ーター。
  3. 【請求項3】 触媒担体と,該触媒担体の外方を覆うシ
    ェルと,該シェルと上記触媒担体との間に配置され,無
    機繊維マット状物を上記触媒担体の外周に巻回配設して
    形成される保持シール体とを有する排気ガス浄化用触媒
    コンバーターにおいて,上記巻回配設を行う際には,上
    記触媒担体の外周長さよりも短い上記無機繊維マット状
    物を上記触媒担体に巻き付け,上記無機繊維マット状物
    における両方の端部の間に形成された合せ間隙の幅が1
    mmを超える場合には,該合せ間隙に上記無機繊維マッ
    ト状物と同じ材質よりなる充填用シートを充填して上記
    保持シール体を形成したことを特徴とする排気ガス浄化
    用触媒コンバーター。
  4. 【請求項4】 触媒担体と,該触媒担体の外方を覆うシ
    ェルと,該シェルと上記触媒担体との間に配置され,無
    機繊維マット状物を上記触媒担体の外周に巻回配設して
    形成される保持シール体とを有する排気ガス浄化用触媒
    コンバーターにおいて,上記巻回配設を行う際には,上
    記無機繊維マット状物の少なくとも一方の端部は厚み方
    向に対して斜状に形成された斜状端部であり,該斜状端
    部を他方の端部に重ね合わせて上記保持シール体を形成
    したことを特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバータ
    ー。
JP2000124343A 2000-04-25 2000-04-25 排気ガス浄化用触媒コンバーター Expired - Fee Related JP3803008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000124343A JP3803008B2 (ja) 2000-04-25 2000-04-25 排気ガス浄化用触媒コンバーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000124343A JP3803008B2 (ja) 2000-04-25 2000-04-25 排気ガス浄化用触媒コンバーター

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006048959A Division JP4413877B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 排気ガス浄化用触媒コンバーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001303944A true JP2001303944A (ja) 2001-10-31
JP3803008B2 JP3803008B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18634486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000124343A Expired - Fee Related JP3803008B2 (ja) 2000-04-25 2000-04-25 排気ガス浄化用触媒コンバーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3803008B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1489276A2 (de) * 2003-06-20 2004-12-22 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung eines Katalysators sowie Anlage hierzu
EP1550798A1 (en) * 2004-01-05 2005-07-06 Calsonic Kansei Corporation Assembly device of support mat for ceramic catalyst carrier
JP2010001895A (ja) * 2001-12-03 2010-01-07 Eaton Corp 内燃エンジンの改善された排気制御のためのシステム
JP2012219784A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Ibiden Co Ltd 組立体および排気ガス処理装置
JP2015107542A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 イビデン株式会社 シート状部材の裁断方法、マット、排ガス浄化装置の製造方法及び排ガス浄化装置
CN108361096A (zh) * 2018-03-04 2018-08-03 芬泰克新材料南通有限公司 一种具有倾斜端面切割的催化转化器衬垫

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010001895A (ja) * 2001-12-03 2010-01-07 Eaton Corp 内燃エンジンの改善された排気制御のためのシステム
EP1489276A2 (de) * 2003-06-20 2004-12-22 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung eines Katalysators sowie Anlage hierzu
DE10327668A1 (de) * 2003-06-20 2005-03-17 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung eines Katalysators sowie Anlage hierzu
EP1489276A3 (de) * 2003-06-20 2006-06-07 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung eines Katalysators sowie Anlage hierzu
US7404253B2 (en) 2003-06-20 2008-07-29 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Process for manufacturing a catalytic converter and plant therefor
EP1550798A1 (en) * 2004-01-05 2005-07-06 Calsonic Kansei Corporation Assembly device of support mat for ceramic catalyst carrier
US7320176B2 (en) 2004-01-05 2008-01-22 Calsonic Kansei Corporation Assembly device of support mat for ceramic catalyst carrier
JP2012219784A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Ibiden Co Ltd 組立体および排気ガス処理装置
JP2015107542A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 イビデン株式会社 シート状部材の裁断方法、マット、排ガス浄化装置の製造方法及び排ガス浄化装置
CN108361096A (zh) * 2018-03-04 2018-08-03 芬泰克新材料南通有限公司 一种具有倾斜端面切割的催化转化器衬垫

Also Published As

Publication number Publication date
JP3803008B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4413877B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバーター
EP0837229B1 (en) Method of making a catalytic converter for use in an internal combustion engine
US4865818A (en) Catalytic converter for automotive exhaust system
US6623704B1 (en) Apparatus and method for manufacturing a catalytic converter
US7575727B2 (en) Catalytic converter and method for manufacturing the same
KR20020089402A (ko) 촉매 컨버터 및 디젤 미립자 필터 시스템
US20020124403A1 (en) Method of assembling a catalytic converter for use in an internal combustion engine
US8066792B2 (en) Apparatus, system, and method for insulating an exhaust aftertreatment component
KR100817862B1 (ko) 촉매 컨버터 및 그 제조방법
JP2001303944A (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバーター
JP4652555B2 (ja) 触媒コンバータ、触媒コンバータ用保持シール材
JP3833761B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータおよびその製造方法と排気ガス浄化用触媒コンバータに供する耐熱無機繊維マット
US20020150518A1 (en) Gas treatment device
JP3674694B2 (ja) タンデム型触媒コンバータおよびその製造方法
JPH10141052A (ja) セラミック触媒コンバータの製造方法及びセラミック触媒コンバータ
JP4465783B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータ及びその製造方法
JP2001248432A (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータ
JPH1176837A (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータおよびその製造方法
JP4652554B2 (ja) 触媒コンバータ及びその製造方法
JP4494618B2 (ja) 触媒コンバータ及びその製造方法、触媒コンバータ用金属製シェル
JP4453150B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータ
JP4747400B2 (ja) 燃料電池用改質器及びその製造方法
JPH09264126A (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータの製造方法
KR20030006078A (ko) 자동차용 촉매 컨버터의 제조방법
JPH07189678A (ja) 自動車用排気ガス浄化用コンバーター断熱シール材の取付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060501

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees