JP2001302426A - 抗菌性植物活性剤 - Google Patents

抗菌性植物活性剤

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JP2001302426A
JP2001302426A JP2000123824A JP2000123824A JP2001302426A JP 2001302426 A JP2001302426 A JP 2001302426A JP 2000123824 A JP2000123824 A JP 2000123824A JP 2000123824 A JP2000123824 A JP 2000123824A JP 2001302426 A JP2001302426 A JP 2001302426A
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Inventor
Yasuhiro Miyoshi
康弘 三好
Original Assignee
Hyuuman:Kk
株式会社 ヒューマン
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】果物成分と糖類成分との混合発酵成分に、
穀物、果物、海藻類、野菜からなる追加原料を混合して
更に発酵させた植物発酵酵素と、穀物を水に浸漬した
後、加熱し、ろ過して乳液を得、この乳液に水と凝集剤
を加えて加熱後、再びろ過して濃縮した穀類抽出抗菌エ
キスとを混合した水溶液から成る。 【効果】病害防除や殺虫・消毒効果に優れると共に、植
物本来の成育力を活性化することができる。高い抗菌効
果と安全性が長期間持続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機農産物の調製
資材として使用される抗菌性植物活性剤に係り、特に、
高い安全性と活性作用とを有し、優れた抗菌効果、防黴
効果等を長期間持続させることができる抗菌性植物活性
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有機農産物を生産する農業では、
病害に対する抗菌活性を有する微生物を使用する技術が
使用されている。例えば、シュウドモナス・グルメを苗
に浸漬させて土壌病害を防除する方法(特開昭63-24630
6 号公報)や、シュウドモナス・トラシを用いた方法
(特開平2-108609号公報参照)などが公開されている。
【0003】一方、天然素材の殺虫剤や殺菌剤として、
従来より木酢酸が使用されている。この木酢酸は、木炭
から抽出する成分で、特に化学肥料等の使用を嫌う有機
農業において天然の殺虫剤や殺菌剤として使用されてい
る。
【0004】また、木酢酸に代わる竹酢酸を提供する技
術が特開平9-249886号公報に記載されている。この技術
では、成長の早い竹を使用して竹酢酸液を精製するもの
で、特に、木酢酸に含まれているタール成分を除去する
方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、微生物を使
用して病害を防除する先の方法では、ある程度の効果は
認められてはいるものの、有機農産物に対する十分な防
除効果は未だ得られていないのが現状である。
【0006】また、木酢酸や竹酢酸の使用においては、
木酢酸等に含まれているグアイコール・クレゾールやグ
レゾール前駆物質による殺虫・消毒効果が報告されてい
る。しかしながら、これらの木酢酸等には、発癌性物質
として疑われているタール成分を多く含んでいるので、
安全性に課題を残していた。
【0007】しかも、従来使用されていたこれらの微生
物や木酢酸等は、病害防除や殺虫・消毒効果等を奏する
としても、育苗の成育を活性化する効果は期待できな
い。この結果、従来の有機農産物を生産する農業形態で
は、化学薬品を使用する農業形態に比べて、播種期、初
期育苗期、成育期、収穫期のすべてにおいて、極めて多
くの手間や労力を伴う作業が必要になっていた。
【0008】そこで、本発明は上述の課題を解消すべく
創出されたもので、病害防除や殺虫・消毒効果に優れる
と共に、植物本来の成育力を活性化させることができ、
しかも高い安全性が長期間持続することで、有機農産物
を生産する農業形態を画期的に変革する抗菌性植物活性
剤の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明の第1の手段は、果物と糖類とを混合して発酵
させた植物発酵酵素と、穀類抽出抗菌エキスとを混合し
た水溶液から成ることにある。
【0010】また第2の手段の植物発酵酵素は、果物成
分と糖類成分との混合発酵成分に、穀物、果物、海藻
類、野菜からなる追加原料を混合して更に発酵させたも
のである。
【0011】更に第3の手段における穀類抽出抗菌エキ
スは、穀物を水に浸漬した後、加熱し、ろ過して乳液を
得、この乳液に水と凝集剤を加えて加熱後、再びろ過し
て濃縮し抽出抗菌エキスとしたことを課題解消のための
手段とする。
【0012】本発明によると、植物発酵酵素が植物の成
育を活性化すると共に、穀類抽出抗菌エキスが、菌、ウ
ィルス、カビ、害虫等から防除するので、互いの相乗効
果で成育を促進し、収穫量を上げ、品質を向上せしめる
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明抗菌性植物活性剤は、果物と糖類とを混合
して発酵させた植物発酵酵素と、穀類抽出抗菌エキスと
を混合したものである。
【0014】植物発酵酵素は、果物成分と糖類成分との
混合発酵成分に、穀物、果物、海藻類、野菜からなる追
加原料を混合して更に発酵させてある。植物発酵酵素の
原料を表1に記載する。
【0015】
【表1】 表1に示す如く、植物発酵酵素の主要原材料は、糖類
(黒糖)33.4%、果実26.1%、柑橘類14.0%である。
【0016】本発明で使用する植物発酵酵素の製造工程
を図1に示している。すなわち、原料(パイナップル、
バナナ、リンゴ、みかん、はっさく、ネーブル等)を洗
浄し、これを粗砕してから黒糖と混合して一次発酵させ
る。この一次発酵の際には時々撹拌して発酵を促す必要
がある。次に、一次発酵が済んだ原料に、更に追加原料
(米、玄米、餅米、大豆、山ぶどう、あけび、またた
び、海藻類、れんこん、ニンジン、ニンニク、胡麻、柿
等)を混合して二次発酵させる。二次発酵の際も時々撹
拌して発酵を促し熟成させる。そして、熟成したものを
瀘過して植物発酵酵素が製造される。製造工程の全工程
におよそ3年3ケ月以上の時間がかかる。
【0017】
【表2】 表2は、二次発酵の前に追加する原料を示している。
【0018】このように製造された植物発酵酵素の肥料
成分は表3に示すとおりである。
【0019】
【表3】 この表3によると、本発明で使用する植物発酵酵素の肥
料成分は、チッソ0.33%、リン酸0.0849%、カリ0.905
%を含有していることがわかる。また、植物発酵酵素の
一般成分等を表4に示している。
【0020】
【表4】 表4に示す如く、本発明で使用する植物発酵酵素には、
18種類ものアミノ酸が、カリウム、カルシウム、マグ
ネシウム、ナトリウム、リン、鉄等と共に含まれている
ことが日本食品センターの分析により明らかにされてい
る。
【0021】次に、本発明で使用する穀類抽出抗菌エキ
スは、穀物を水に浸漬した後、加熱し、ろ過して乳液を
得、この乳液に水と凝集剤を加えて加熱後、再びろ過し
て濃縮し抽出抗菌エキスとしたものである。
【0022】この穀類抽出抗菌エキスは、大豆、米、麦
を原料とし、この原料600gを1500ccの水に20時間浸漬す
る。次に、原料を砕いて泥状にし、100 ℃で15分加熱し
た後、80℃前後で30分保ち、粗い目の布でろ過する。白
濁した乳液に水を加えて2400g とし、蟹殻抽出液600gを
加えて全量を3000g とする。更に、100 ℃で30分加熱
し、ろ過して固形物を分離し、黄色透明の液体(pH4.5
前後)を得る。この液を300gまで加熱濃縮して穀類抽出
抗菌エキスとする。
【0023】本発明で使用する穀類抽出抗菌エキスの安
全性を示すデータを表5に示す。
【0024】
【表5】 このデータは日本食品分析センターによるものである。
【0025】本発明抗菌性植物活性剤は、先の植物発酵
酵素と穀類抽出抗菌エキスとを1:15の割合で混合し
た水溶液である。この混合液の特性は、比重1.018 、
P.H値4.2 〜4.8 、薄茶色の液体で甘酸っぱい匂いがあ
る。
【0026】次に、本発明の使用方法を説明する。基本
的な使用方法は、噴霧器等による葉面散布、ジョウロ等
を使用したかん水、種子等の浸漬などである。 <播種期>800 倍〜1000倍の溶液に種子を10分程度浸
漬した後、水を切り、陰干しをしてから植え込むこと
で、発芽の時期が早くなる。成育遅れの苗は遅れを取戻
すので苗揃いも良好になる。 <発芽時期>1000倍〜1500倍溶液を、 5〜 7日間隔で散
水すると共に、葉面にも散布する。この時期では、根菜
類では根張りが促進され、果菜類では着花量が増加して
着果率が向上する。 <成育期>800 倍〜1000倍溶液を、 5〜 7日間隔で葉面
散布する。この散布により、葉の厚みが増し、弾力を有
するものになる。葉や、根が充実するので、特に、葉根
菜類等で出荷可能なサイズになるのが早まる。 <開花時期>500 倍〜800 倍溶液を、 5〜 7日間隔で葉
面散布することで、大きく、色鮮やかな花をつける。 <成熟期>800 倍〜1000倍溶液を2〜3回、葉面散布す
るとおいしさが増す。 <収穫後>果樹などは、収穫後に800 倍〜1000倍溶液を
葉面散布すると、樹勢が回復して翌年の収穫につなが
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことか
ら、穀類抽出抗菌エキスが植物発酵酵素の培地的役割を
果すので、植物発酵酵素との相乗効果により、病害防除
や殺虫・消毒効果に優れると共に、植物本来の成育力を
活性化させることができる。
【0028】しかも穀類抽出抗菌エキスの抗菌作用によ
って、病害に対する抵抗力が得られ、高い抗菌効果と安
全性が長期間持続するので、有機農産物を生産する農業
形態を画期的に変革することができるなどといった産業
上有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植物発酵酵素を製造する工程を示す工
程図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果物と糖類とを混合して発酵させた植物
    発酵酵素と、穀類抽出抗菌エキスとを混合した水溶液か
    ら成ることを特徴とする抗菌性植物活性剤。
  2. 【請求項2】 前記植物発酵酵素は、果物成分と糖類成
    分との混合発酵成分に、穀物、果物、海藻類、野菜から
    なる追加原料を混合して更に発酵させた請求項1記載の
    抗菌性植物活性剤。
  3. 【請求項3】 前記穀類抽出抗菌エキスは、穀物を水に
    浸漬した後、加熱し、ろ過して乳液を得、この乳液に水
    と凝集剤を加えて加熱後、再びろ過して濃縮し抽出抗菌
    エキスとした請求項1記載の抗菌性植物活性剤。
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