JP2001296646A - フォトマスク、フォトマスクの製造方法、露光方法及び露光装置 - Google Patents

フォトマスク、フォトマスクの製造方法、露光方法及び露光装置

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JP2001296646A
JP2001296646A JP2000115493A JP2000115493A JP2001296646A JP 2001296646 A JP2001296646 A JP 2001296646A JP 2000115493 A JP2000115493 A JP 2000115493A JP 2000115493 A JP2000115493 A JP 2000115493A JP 2001296646 A JP2001296646 A JP 2001296646A
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region
exposure
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area
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English (en)
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Hideyuki Kanemitsu
英之 金光
Tsukasa Azuma
司 東
Yasuro Mitsuyoshi
靖郎 三吉
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Toshiba Corp
Fujitsu Ltd
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Toshiba Corp
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォトマスクに関し、露光時のフレアが原因で
発生するレジストパターンの誤差を従来よりも小さくす
ること。 【解決手段】透明基板22上の第1領域Aと第2領域B
にそれぞれ被覆率を異ならせて且つ半導体装置を構成す
る形状にパターニングされた第一の遮光膜23を有する
通常露光領域Cと、第1領域Aと第2領域Bのうち被覆
率の大きな方に対応した平面形状を有し且つ第一の遮光
膜23よりも光透過率の小さな第二の遮光膜23から形
成されたフレア補正露光領域Dとを有するとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトマスク、フ
ォトマスクの製造方法、露光方法及び露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、絶縁
体、半導体、金属などの膜をパターニングするためにフ
ォトリソグラフィー法が用いられている。フォトリソグ
ラフィー法は、膜の上にレジストを塗布し、これを露
光、現像してレジストパターンを形成した後に、レジス
トパターンをマスクに使用して膜をエッチングするとい
った工程を経て行われる。
【0003】レジストの露光方法では、半導体装置を構
成する複数の膜毎に最適な露光方式が採用され、フォト
(露光)マスクを使用してセルとその周辺領域を一括露
光することが一般に行われている。セルと周辺領域の間
の寸法差やパターン形状劣化の問題に関しては、光学的
近接効果補正(optical proximity correction)という補
正方式を用いてパターンの補正が行われている。
【0004】図1(a) に示すようなガラス基板1上に形
成したライン&スペースのパターンについては、光学的
近接効果によって線幅ギャップ目標値とパターンピッチ
の関係は例えば図1(b) に示すようになり、光学的近接
効果の補正値はピッチの大きさによって異なる。図1
(b) に示す例では、1/2ピッチが2μmの場合には光
学的近接効果補正量は0であるが、0.5μmの場合に
は光学的近接効果補正量はxであり、その補正量xを図
1(a) の遮光パターン2に加えることになる。
【0005】しかし、光学的近接効果補正はパターンピ
ッチ毎に計算を行わなければならず、露光マスク全体の
遮光パターンについて補正量を計算して光学的近接効果
補正を行うことは時間がかかるので、目標パターン領域
の周辺部分の数十μm程度しか補正の対象としていな
い。一括露光については、近接効果によるレジストパタ
ーン精度の低下に加えて、フレアによるレジストパター
ン形状の劣化も存在する。フレアは、露光装置内のレン
ズの微細な凹凸や半導体ウェハ表面で反射した散乱光が
原因であり、素子パターン形成に重要な役割をもたらす
露光光のコントラストを劣化させ、半導体ウェハ上の微
細パターンの露光マージンを低下させたり微細パターン
の形状劣化をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体ウェハ
全面に影響を及ぼすフレアの影響については十分な補正
ができていなかった。従って、従来の露光方式とフォト
マスクにおいては、遮光(位相調整)膜の被覆率が半導
体ウェハの面内で異なる場合に、同一寸法のパターンを
露光しても、投影露光装置が有するフレアの悪影響によ
り目標パターン周辺部分の疎密により、同一の寸法を得
ることが非常に困難であった。
【0007】また、フォトマスクのマスクパターンの発
生方法としては、設計パターンを拡大した設計図面を作
製し、その設計図面からマスクパターン発生装置に設計
パターンを入力し、その設計パターンと同一形状のマス
クパターンのみを発生する手段しか有さず、また、マス
クパターン発生装置に関しても同様に、設計パターンと
同一形状のマスクパターンのみを発生する手段を有する
のみで、フレアの影響を考慮することは殆どなかった。
【0008】本発明の目的は、露光時のフレアが原因で
発生するレジストパターンの誤差を従来よりも小さくす
ることができるフォトマスク、フォトマスクの製造方
法、露光方法及び露光装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、透明基
板上の第1領域と第2領域にそれぞれ被覆率を異ならせ
て且つ半導体装置を構成する形状にパターニングされた
第一の遮光膜を有する通常露光領域と、第1領域と第2
領域のうち被覆率の大きな方に対応した平面形状を有し
且つ第一の遮光膜よりも光透過率の小さな第二の遮光膜
から形成されたフレア補正露光領域とを有するフォトマ
スクによって解決される。
【0010】または、透明基板上にあって、半導体装置
を構成するパターンが形成される通常露光領域と、フレ
アによる影響の差を小さくするためのフレア補正露光領
域とにそれぞれ遮光膜を形成する工程と、薬液処理、プ
ラズマ照射、エッチング又は成膜のいずれかを行うこと
により、通常露光領域にある遮光膜の光透過率を第1の
値に変更する工程と、薬液処理、プラズマ照射、エッチ
ング又は成膜のいずれかを行うことにより、フレア補正
露光領域にある遮光膜の光透過率を、第1の値よりも小
さい第2の値に変更する工程と、通常露光領域にある第
1の値の光透過率を有する遮光膜をパターニングする工
程とを有するフォトマスクの製造方法によって解決され
る。
【0011】または、上記したフォトマスクを用い、通
常露光領域を透過した第1の光を半導体ウェハ上のフォ
トレジストの所定領域に照射する工程と、第1領域と第
2領域のうち被覆率の大きな方を透過して照射された部
分のフォトレジストに向けて、フレア補正露光領域を透
過した第2の光を照射する工程とを有する露光方法によ
って解決される。この場合、フレア補正露光領域を透過
した第2の光は、所定領域内の複数の領域に多重に照射
されるか、又は、所定領域内の同一領域に重ねて照射さ
れるようにしてもよい。
【0012】または、上記したフォトマスクを配置する
領域と、フォトマスクのうちの通常露光領域とフレア補
正露光領域の一方を遮光するブラインドと、フォトマス
クに向けて光を照射する光源と、光源から照射された光
が照射される半導体ウェハを載置するステージと、ステ
ージとフォトマスクの相対関係を調整する調整機構とを
有する露光装置によって解決される。
【0013】次に、本発明の作用について説明する。本
発明によれば、フォトマスク露光に使用する設計デー
タ、露光データからフォトマスク面内での遮光パターン
の疎密の差をある程度の領域毎に調査後に、CD寸法
(クリティカルディメンション:一般には最小寸法)精
度を考慮に入れながらパターン毎のフレアの影響をどの
程度の多段階露光で補正が可能か、どの透過率増加量で
処理するのが適当かを計算する。
【0014】そして、その計算結果を基に、遮光膜の光
透過率が互いに異なる通常露光領域とフレア補正露光領
域を一枚の透明基板上に形成し、通常露光領域を用いて
半導体ウェハ上のレジストを一次露光する前か後に、フ
レアの影響を補正するためにフレア補正露光領域を用い
て二次(多重)露光するようにしている。補正露光はパ
ターン密度が疎の部分に行う。
【0015】これにより、フレアの影響の差を小さくし
て精度の良いパターン形成が可能になる。なお、遮光膜
透過率の調整が多段階で非強運は場合には、異なる透過
率領域を一カ所だけでも形成されておき、露光量を変え
てフォトマスク通過後のフレア補正露光量の調整をする
ことも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。まず、本発明の実施形態を説明する
前に、従来の露光マスクを図2,図3の平面図に基づい
て説明する。図2に示す露光マスク11は、例えばアテ
ニュウエイティド型位相シフトマスク(以下、ASPM
という。)であり、図3に示すような遮光膜(光減衰
膜)からなる遮光パターン12がガラス基板13の上に
形成されている。
【0017】その遮光膜のパターン12は、ガラス基板
13の第1領域Aでは例えば80%の被覆率を有し、第
2領域Bでは例えば20%の被覆率を有している。その
被覆率は、各領域A,Bにおいてモリブデンシリコン
(MoSi)、クロム(Cr)のような遮光膜が占める面積の
割合である。例えば、図3に示すような幅130nm×
長さ710nmのデバイス評価用の遮光パターン12が
ガラス基板13上に複数形成されている場合に、1つの
領域内における遮光パターン12の合計の面積をその領
域の面積で割った百分率で被覆率が示される。
【0018】ここで、従来のASPMでは第1領域Aと
第2領域Bでは半導体装置を構成するパターンのみがそ
れぞれ同じ光透過率の遮光膜、例えばMoSi膜のみから遮
光パターン12が形成されている。そして、第1領域A
の遮光パターン密度を高くし、第2領域Bの遮光パター
ン密度を低くして、そのASPMを用いてフォトレジス
トを露光すると、そのASPMを透過した光の強度は、
第1領域Aでは図4(a) に示すようになってフレアの影
響が小さく、また、第2領域Bでは図4(b) に示すよう
になってフレアの影響が大きくなる。
【0019】例えば、MoSi膜の光透過率を10.0%に
面内均一となし、開口率NAが0.68のKrF 波長24
8μm)スキャナーを使用して半導体ウェハ上のレジス
トを露光し、ついで現像したところ、同じ設計幅のパタ
ーンについて、フレアの影響が小さな第1領域Aとフレ
アの影響が大きな第2領域Bとではレジストパターン形
状に領域間の差が観て取れた。即ち、フレアの影響が小
さな第1領域Aではレジストの露光が不足傾向になっ
て、現像後の半導体ウェハ14上のレジストパターン1
5aの断面形状は図5(a) のようになる一方、フレアの
影響が大きな第2領域Bではレジストの露光がオーバー
傾向になって現像後のレジストパターン5bの断面形状
は図5(b) のようになった。
【0020】そのようなレジストパターンの形状劣化の
問題を解決する方法として、従来技術の欄で説明したよ
うな光学的近接効果補正のような手法もあるが、これ
は、数μmの範囲の近接領域にあるレジストパターン形
状の補正方法あり、フレアのようなグローバルな領域で
の補正に適用することは厳しい。そこで、本願発明者
は、グローバル領域でのフレアによるレジストパターン
の寸法バラツキを防止するために、以下のような方法を
採用する。
【0021】まず、半導体ウェハ上に形成しようとする
微細パターンの配置部分に対応する領域でのレチクルの
光遮蔽率が高いか低いかによって、露光後のレジストパ
ターン形状は大きく変化することが本発明者によって見
出された。即ち、最適な露光量と考えられる光をASP
Mに照射してレジストを露光すると、遮光膜被覆率の低
い領域では光のドーズが最適量よりも過剰になる一方
で、遮光膜被覆率の高い領域では光の最適ドーズが最適
量よりも不足する傾向にある。
【0022】この理由としては、図4(a),(b) に示した
ように、遮光膜被覆率の低い領域ではフレアの影響によ
り光ドーズ量が遮光膜被覆率の高い領域よりも僅かなが
ら高くなっている。これにより、露光ドーズ量を遮光膜
被覆率の低い部分に合わせてしまうと、図5(a),(b) に
示したように、遮光膜被覆率の高い領域では露光ドーズ
量が低めになり、最悪の場合にはパターンが形成できな
い場合もある。特に、130nm世代の半導体装置にな
ると露光マージン自体が少ないためにフレアの影響はデ
バイス開発にあたっては、致命的な問題となってしま
う。
【0023】レジストパターン形状に与えるフレアの影
響の程度は、クリティカルディメンジョンに換算した場
合に、パターン、露光条件により多少異なるが、上記し
たような光透過率のASPMについて、最適ドーズ量の
約1〜4%である。そして、本願発明者の実験によれ
ば、遮光膜被覆率とクリティカルディメンジョンの関係
は図6に示すように一定の比例関係があることが実験に
よりわかった。なお、図6は、遮光膜としてクロム膜を
採用した場合の特性を示し、AA線とPA線はそれぞれ
図3に示した試験用の遮光パターン12の大きさが異な
る場合の特性の違いを示している。
【0024】なお、フレアの発生具合は、スパッタのメ
ーカーや機種により異なる。以上の結果に基づいて、本
願発明者は、ハーフトーン位相シフトマスク(レチク
ル)上の被覆率からフレアの影響度合いを調査し、異な
るパターン密度領域毎にハーフトーン位相シフトマスク
の光照射量を調整する手法を開発し、パターン間のクリ
ティカルディメンジョン差や形状不良を大幅に改善する
ことに成功した。
【0025】ハーフトーン位相シフトマスクを使用して
露光する際のフレアによるパターンのバラツキを調整す
る方法を例にあげて説明する。まず、APSMであるハ
ーフトーン位相シフトマスク21において遮光膜の被覆
率を計算するために、設計データに基づいて、図7に示
すように、第1領域Aと第2領域Bの中心から所定の半
径内の遮光膜、例えば、パターンを構成するクロム膜の
被覆率を測定する。例えば、第1領域Aの遮光膜被覆率
を80%とし、第2領域Bの遮光膜被覆率を20%とす
る。
【0026】あるいは、図8に示すように、ハーフトー
ン位相シフトマスクのクロム膜の被覆率を1mm×1m
mの矩形ユニットU毎に設計データから算出して、第1
領域A及び第2領域Bを含む半導体装置用パターンの全
体についてその算出結果を一旦結合し、遮光膜被覆率の
分布を多段階的に求める。そして、最もクリティカルデ
ィメンジョン(CD)制御が必要な部分、又は、遮光膜
の被覆率の差が最も大きい部分のフレアを緩和するのに
必要な透過率補正量を図6に示す特性に基づいて算出す
る。
【0027】例えば、遮光膜被覆率が80%の第1領域
Aと遮光膜被覆率が20%の第2領域Bのフレアによる
クリティカルディメンジョン値の差が図6のような場合
に、図9に示すように、所定の露光条件下での遮光膜光
透過率と遮光膜被覆率の関係を求める。そして、図9に
示すように、第2領域Bで最適なCDの値を得るための
最適な光透過率を例えば10%とし、また、第1領域A
で最適なCDの値を得るための最適な光透過率を例えば
12%とする。
【0028】ここで、第1領域Aの中央部と周辺部とで
は遮光膜被覆率が異なることもあるので、最も被覆率の
高い中央部のCDを許容範囲内となるように制御するた
め、ポジ型レジストの露光の際に、その中央部の光透過
率を例えば1%高くすることによって見かけ上のレジス
ト膜へのフレアの影響を大きくする。これにより、遮光
膜被覆率の大きさの領域間の相違によるレジストへのフ
レアの影響の違いを小さくして半導体ウェハ上のレジス
トパターンのCDの誤差を小さくすることが可能にな
る。なお、そのようなレジストパターンのCDが許容範
囲にあるか否かは上記したような遮光膜被覆率の計算に
よって決まる。
【0029】次に、レジストパターンのCDの制御につ
いて具体的に説明する。まず、上記したようにハーフト
ーン位相シフトマスクでの遮光膜被覆率の分布の計算結
果から、フレアによる影響の小さい領域を特定する。例
えば、被覆率計算ユニットにより、図8の第1領域Aの
中央領域A0 でのフレアの影響が小さい場合には、その
領域A0 を補正領域に特定する。
【0030】そして、図10に示すように、ハーフトー
ン型位相シフトマスク(レチクル)21を構成するガラ
ス基板(透明基板)22に、半導体装置を構成するパタ
ーンを有する通常露光領域Cとフレア補正のための露光
補正領域Dとを画定する。その通常露光領域Cは、図2
で示した従来のマスクと同様に第1領域Aと第2領域B
を有し、それらの領域A,B内での各遮光パターンの露
光光透過率は例えば10%と均一である。また、露光補
正領域Dの中央には、第1領域Aの中央領域A 0 に対応
する大きさであって露光光透過率が例えば1%の遮光膜
からなるフレア補正露光領域D0 が形成されている。
【0031】そのような位相シフトマスク21は次のよ
うな工程により形成される。まず、図11(a) に示すよ
うに、ガラス基板22の上の全体に、例えば露光光透過
率0.1%のMoSi膜23を形成する。続いて、フレア補
正露光領域D0 と通常露光領域Cを除く部分を選択的に
第1のレジストパターン24で覆った状態で、図11
(b) に示すように、通常露光領域C全体とフレア補正領
域D0 のMoSi膜23にTMAH(テトラメチルアンモニ
ウムハイドライド)などのアルカリ溶液処理、又はドラ
イエッチング処理を行ってそれらの領域にあるMoSi膜2
3の露光光透過率を1%まで上げる。
【0032】さらに、第1のレジストパターン24を除
去した後に、図11(c) に示すように、露光補正領域D
にあるMoSi膜23を第2のレジストパターン25によっ
て選択的に覆う。そして、図11(d) に示すように、第
2のレジストパターン25から露出している通常露光領
域CにあるMoSi膜23の露光光透過率をTMAHなどの
アルカリ溶液処理、又はドライエッチング処理により、
その領域CにあるMoSi膜の露光光透過率を例えば10%
と高くする。
【0033】露光光透過率を大きく変化させるには薬品
処理が効果的であるが、微妙に透過率を高く調整するた
めには、酸素と窒素の混合ガス雰囲気でのプラズマ処理
の方が有効である。また、露光光透過率の調整をスパッ
タリングやCVD膜成長によって制御してもよいが、ゴ
ミなどの問題を無くす手間など、実用化を考えると、上
記したような薬液処理、ドライエッチング処理又はプラ
ズマ処理の方が好ましい。
【0034】なお、第1のレジストパターン24と第2
のレジストパターン25は、それぞれMoSi膜23の上に
フォトレジストの形成、露光、現像を経て形成される。
続いて、図12(a) に示すように、第2のレジストパタ
ーン25を除去した後に、図12(b) に示すように、別
のフォトレジストをMoSi膜23の上に塗布し、これを露
光、現像して露光補正領域Dの全体を覆う第3のレジス
トパターン26aを形成するとともに、通常露光領域C
には半導体装置を構成する形状の第4のレジストパター
ン26bを形成する。
【0035】さらに、図12(c) に示すように、通常露
光領域Cで第4のレジストパターン26bに覆われない
部分のMoSi膜23をエッチングすることにより通常露光
領域CのMoSiパターンを形成する。この場合、第3のレ
ジストパターン26aに覆われたフレア補正露光領域D
0 でMoSi膜23の露光光透過率は1%であり、第4のレ
ジストパターン26bの下に残ったMoSiパターン27の
露光光透過率は10%である。
【0036】この後に、第3及び第4のレジストパター
ン26a,26bを除去することにより、位相シフトマ
スク21上でのMoSi(遮光膜)23の加工が終了する。
次に、上記した位相シフトマスク21を使用して半導体
ウェハ14上に塗布されたフォトレジスト15を露光
し、さらに現像することについて説明する。位相シフト
マスク21は、図13に示すような露光系を有する露光
装置に装着される。図13に示す露光装置は、光源3
1、コンデンサレンズ32、ブラインド(マスクキング
ブレード)33、投影レンズ34、ステージ35が光の
進行方向に向かって順に配置されている。
【0037】ブラインド33は、ブラインド33の下に
配置される位相シフトマスク21の面に平行に移動可能
に配置されており、露光時には位相シフトマスク21の
通常露光領域Cか露光補正領域Dのいずれかを選択的に
覆うことにする。そして、ブラインドによって図10に
示すような領域を有する位相シフトマスク21を露光装
置のブラインド33と投影レンズ34の間に装着し、フ
ォトレジスト15が塗布された半導体ウェハ14をステ
ージ35の上に取り付ける。また、光源31として例え
ばKrF エキシマレーザを使用する。
【0038】フォトレジスト14を露光する際には、最
初に位相シフトマスク21の露光補正領域Dをブライン
ド33で遮光した状態で、通常露光領域Cに形成された
パターンをフォトレジスト15に露光する。この露光
は、遮光膜被覆率の低い第2領域Bでのフレアの影響を
考慮してその領域BでのCDが正常になるように露光ド
ーズ量を合わせる。
【0039】これにより、図14(a) に示すように、フ
ォトレジスト14のうち第1領域Aのパターンが転写さ
れた箇所A1 では露光不足の傾向となる。そこで、ステ
ージ35を移動するとともに、ブラインド33を移動し
て通常露光領域Cを遮光した状態にし、ついで、図14
(b) に示すように、フォトレジスト14のうち第1領域
Aの中央領域A0 に対応する箇所A2 に向けて位相シフ
トマスク21のフレア補正露光領域D0 を透過した光を
照射する。これにより、補正露光が行われた箇所A2
は、位相シフトマスク21の第1領域Aの中央の部分の
露光光透過率を1%だけ大きくしたに等しくなる。その
箇所A2 での補正露光ドーズ量を大きくした場合には、
位相シフトマスク21のフレア補正露光領域D0 での遮
光膜の光透過量を例えば2%にしたり、あるいは、補正
露光の際の露光光量を大きくすればよい。
【0040】この後に、フォトレジスト14を現像する
と、図10の第1領域Aのパターンが転写される領域で
は図15(a) のようなレジスト形状となり、第2領域B
のパターンが転写される領域では図15(b) のようなレ
ジスト形状となる。なお、上記した露光方法では、通常
露光領域Cをフォトレジスト14に露光した後に、露光
補正領域Dをフォトレジスト14に露光したが、それら
を逆の順で露光してもよいし、あるいはそれらの複数回
の露光条件を異ならせてもよい。
【0041】ところで、フレア補正露光を多段階で補正
したい場合にはフレア補正露光領域D0 を例えば図8に
示した1つのユニットUの大きさに設定し、露光量を変
化させたり複数回重ね露光することにより複数段階での
フレア補正露光量の調整をすることも可能である。な
お、遮光膜被覆率の計算や、露光補正領域の遮光膜の透
過率は、ガラス基板上で細かく制御した方がフレアによ
る露光量のバラツキの対策にはより有効であるが、実プ
ロセスに採用するには透過率補正プロセス処理は、1,
2回が限度である。
【0042】以上のように、投影露光装置に用いるフォ
トマスクのマスクパターン発生装置において、マスクパ
ターンの発生と同時、又はその前か後に個々の投影露光
装置により異なるフレアの発生し易さに応じて遮光部分
の透過率を発生するような方法又は装置を採用したの
で、遮光膜被覆率の疎密にかかわらずにフレアの影響を
所望範囲内におさめることができ、遮光膜被覆率の疎密
による形状劣化の問題は改善された。
【0043】また、投影露光装置に用いるフォトマスク
のマスクパターンの発生方法では、投影露光装置が有し
ている収差の影響とフレアとの影響を合わせ込み、マス
ク内の最適透過率を計算するようにしてもよい。さら
に、レチクル上のターゲットパターンに着目して、その
着目したパターンが含まれる領域のみを選択して被覆率
を計算する機能を設計装置内に組み込んでもよい。
【0044】なお、上記したフォトマスクは、APSM
に限られるものではない。また、上記した投影露光装置
に用いるフォトマスクのマスクパターンの発生方法にお
いて、マスクパターンの発生と同時に、若しくは前後し
て、個々の投影露光装置により異なるフレアの発生し易
さに応じて遮光部分の透過率を発生する方法と有するよ
うにしてもよい。さらに、そのフレアの影響度合いに応
じて、異なる透過率領域を使い、多重露光を実施するよ
うにしてもよい。
【0045】さらに、フレアの影響を補正する露光は、
パターン密度が疎の部分の積算露光量がパターン密度が
密な部分に合うように露光してもよい。これに対応し
て、フレアを補正するための積算露光量調整用のパター
ンは少なくとも1カ所形成されていれば足りる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、一定
の領域毎に露光補正を行ってフレアによる影響を許容範
囲内になるようにしたので、フレアの悪影響による疎密
パターン間のCD差やパターン形状を大幅に改善でき、
しかも、露光マージンの大幅な改善が可能になるため
に、130nmレベルでの半導体装置開発に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光学的近接効果の補正を説明するための
パターンの平面図と、光学的近接効果補正量とパターン
ピッチとの関係を示す図である。
【図2】従来のフォトマスクの平面図である。
【図3】フォトマスクに形成されるパターンの一例を示
す平面図である。
【図4】従来の位相シフトマスクによる露光光強度分布
を示す図である。
【図5】従来の位相シフトマスクを用いて形成されるレ
ジストパターンの断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る位相シフトマスクの遮
光膜被覆率とCDの関係を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る位相シフトマスクの面
内遮光膜被覆率分布の比較の第1例を示す平面図であ
る。
【図8】本発明の実施形態に係る位相シフトマスクの面
内遮光膜被覆率分布の比較の第2例を示す平面図であ
る。
【図9】フレアの影響を考慮した遮光膜被覆率と遮光膜
最適光透過率の関係を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係るフォトマスクを示す
平面図である。
【図11】本発明の実施形態に係るフォトマスクの形成
工程断面図(その1)である。
【図12】本発明の実施形態に係るフォトマスクの形成
工程断面図(その2)である。
【図13】本発明の実施形態に係る露光装置の光学的の
構成図である。
【図14】本発明の実施形態の露光状態を示す平面図で
ある。
【図15】本発明の実施形態のフォトマスクを用いて形
成されるレジストパターン断面図である。
【符号の説明】
11…露光マスク、21…遮光パターン、13…ガラス
基板、14…半導体ウェハ、15…フォトレジスト、1
5a,15b…レジストパターン、21…ハーフトーン
位相シフトマスク、22…ガラス基板、23…MoSi膜、
24…第1のレジストパターン、25…第2のレジスト
パターン、26a…第3のレジストパターン、26b…
第4のレジストパターン、31…光源、32…コンデン
サレンズ、33…ブラインド(マスクキングブレー
ド)、34…投影レンズ、35…ステージ、A…第1領
域、B…第2領域、C…通常露光領域、D…露光補正領
域、D0…中央領域。
フロントページの続き (72)発明者 東 司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 三吉 靖郎 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 2H095 BA01 BB03 BB14 BB35 BC08 5F046 AA12 BA04 CB17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板上の第1領域と第2領域にそれぞ
    れ被覆率を異ならせて且つ半導体装置を構成する形状に
    パターニングされた第一の遮光膜を有する通常露光領域
    と、 前記第1領域と前記第2領域のうち前記被覆率の大きな
    方に対応した平面形状を有し且つ前記第一の遮光膜より
    も光透過率の小さな第二の遮光膜から形成されたフレア
    補正露光領域とを有することを特徴とするフォトマス
    ク。
  2. 【請求項2】透明基板上にあって、半導体装置を構成す
    るパターンが形成される通常露光領域と、フレアによる
    影響の差を小さくするためのフレア補正露光領域とにそ
    れぞれ遮光膜を形成する工程と、 薬液処理、プラズマ照射、エッチング又は成膜のいずれ
    かを行うことにより、前記通常露光領域にある前記遮光
    膜の光透過率を第1の値に変更する工程と、 薬液処理、プラズマ照射、エッチング又は成膜のいずれ
    かを行うことにより、前記フレア補正露光領域にある前
    記遮光膜の光透過率を、前記第1の値よりも小さい第2
    の値に変更する工程と、 前記通常露光領域にある前記第1の値の前記光透過率を
    有する前記遮光膜をパターニングする工程とを有するこ
    とを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  3. 【請求項3】透明基板上の第1領域と第2領域にそれぞ
    れ被覆率を異ならせて且つ半導体装置を構成する形状に
    パターニングされた第一の遮光膜を有する通常露光領域
    と、前記第1領域と前記第2領域のうち前記被覆率の大
    きな方に対応した平面形状を有し且つ前記第一の遮光膜
    よりも光透過率の小さな第二の遮光膜から形成されたフ
    レア補正露光領域とを有するフォトマスクを用い、 前記通常露光領域を透過した第1の光を半導体ウェハ上
    のフォトレジストの所定領域に照射する工程と、 前記第1領域と前記第2領域のうち前記被覆率の大きな
    方を透過して照射された部分の前記フォトレジストに向
    けて、前記フレア補正露光領域を透過した第2の光を照
    射する工程とを有することを特徴とする露光方法。
  4. 【請求項4】前記フレア補正露光領域を透過した前記第
    2の光は、前記所定領域内の複数の領域に多重に照射さ
    れるか、又は、前記所定領域内の同一領域に重ねて照射
    されることを特徴とする請求項3に記載の露光方法。
  5. 【請求項5】透明基板上の第1領域と第2領域にそれぞ
    れ被覆率を異ならせて且つ半導体装置を構成する形状に
    パターニングされた第一の遮光膜を有する通常露光領域
    と、前記第1領域と前記第2領域のうち前記被覆率の大
    きな方に対応した平面形状を有し且つ前記第一の遮光膜
    よりも光透過率の小さな第二の遮光膜から形成されたフ
    レア補正露光領域とを有するフォトマスクを配置する領
    域と、 前記フォトマスクのうちの前記通常露光領域と前記フレ
    ア補正露光領域の一方を遮光するブラインドと、 前記フォトマスクに向けて光を照射する光源と、 前記光源から照射された前記光が照射される半導体ウェ
    ハを載置するステージと、 前記ステージと前記フォトマスクの相対関係を調整する
    調整機構とを有することを特徴とする露光装置。
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