JP2001295371A - 建物ユニット及びこれを連結したユニット建物 - Google Patents

建物ユニット及びこれを連結したユニット建物

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JP2001295371A
JP2001295371A JP2000108256A JP2000108256A JP2001295371A JP 2001295371 A JP2001295371 A JP 2001295371A JP 2000108256 A JP2000108256 A JP 2000108256A JP 2000108256 A JP2000108256 A JP 2000108256A JP 2001295371 A JP2001295371 A JP 2001295371A
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building
unit
pillar
beams
building unit
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JP2000108256A
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English (en)
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Okitoshi Haneda
臣利 羽田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大空間を形成できると共に、ユニットに渡る
吹き抜けや遮るものの無い天窓等を形成でき、間取りの
自由度が増える建物ユニット及びユニット建物を提供す
る。 【解決手段】 建物ユニット10、10Bは、下梁部1
1と、上梁部22と、これらを連結する柱部21とから
構成される骨組みを有する外形が直方体状の建物ユニッ
トであり、1つのコーナー部は柱省略コーナー部28で
あり、また、梁の無い梁省略部29が形成してある。ユ
ニット建物40は、前記の建物ユニットを複数連結し、
柱省略コーナー部28を対向させ、柱省略コーナー部2
8の梁25に沿う補強梁41を備え、大空間45を形成
する。また、梁省略部29を対向させて、ユニットに渡
る連続空間46、47を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物ユニットと、
これを連結したユニット建物に係り、特に、直方体形状
に形成される建物ユニットの構成部材である柱、梁の一
部を省略し、大空間や吹き抜け空間等を形成できる建物
ユニット、及びユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の一部の構成部材を省略し
た建物ユニットとしては、特開平8−277580号公
報に記載のユニット建物とその構築方法がある。前記公
報に記載の技術は、ユニット建物において、4個の建物
ユニットそれぞれに定めた少なくとも1個の柱省略コー
ナー部を柱省略接合部にて互いに突き合わせ配置し、柱
省略接合部の一方側にて相隣る2個の建物ユニットの天
井梁の間から、他方側にて相隣る2個の建物ユニットの
天井梁の間に渡る補強梁を隣接ユニット間隙に設けてな
るものである。そして、ユニット建物において梁下天井
高を低くすることなく、柱省略した広い連続空間を形成
し、施工性も良好とすることができることを特徴とする
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記構造の
ユニット建物は、柱省略コーナー部を柱省略接合部にて
互いに突き合わせて部屋の大空間を可能としているもの
の、ユニットに渡る床開口や天井開口等を形成すること
ができないため、ユニットに渡る吹き抜け、天窓や階段
等の位置に制限が出てくる。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、大空間を形
成できると共に、ユニットに渡る吹き抜けや遮るものの
無い天窓等の形成を可能とし、間取りの自由度を大きく
した建物ユニット及びユニット建物を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明による建物ユニットは、複数の上
梁、複数の下梁、及び、複数の柱とで形成されて複数の
コーナー部を有する建物ユニットであって、前記複数の
コーナー部の少なくとも一つは、前記柱が形成されない
柱省略コーナー部であり、該柱省略コーナー部と他の隣
接するコーナー部との間には中間柱が形成され、該中間
柱と他の隣接するコーナー部の他の柱との間は、上梁又
は下梁が形成されていない梁省略部であることを特徴と
する。
【0006】この構成によれば、柱が形成されない柱省
略コーナー部を対向させて建物ユニットを組み立てるこ
とにより、中央に柱の無い大空間を有するユニット建物
を組み立てることができる。また、梁省略部を対向させ
て組み立てることにより、天井梁や床梁の無い連続空間
を有するユニット建物を組み立てることができ、間取り
の自由度を大きくすることができる。
【0007】請求項2に記載の発明による建物ユニット
は、複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の柱とで形成
されて複数のコーナー部を有する建物ユニットであっ
て、前記複数のコーナー部の少なくとも一つは、前記柱
が形成されない柱省略コーナー部であり、該柱省略コー
ナー部と他の隣接するコーナー部との間には中間柱が形
成され、該中間柱と他の隣接するコーナー部の他の柱と
の間は、上梁又は下梁が形成されていない梁省略部であ
り、前記中間柱の上端又は下端から対向する上梁又は下
梁に第1の連結梁を設けたことを特徴とする。
【0008】この構成よれば、柱省略コーナー部を対向
させることにより、中央に柱の無い大空間を形成するこ
とができ、また、梁省略部を対向させることにより、天
井梁や床梁の無い連続空間を有するユニット建物を組み
立てることができる。しかも梁省略部は第1の連結梁に
より補強されて十分な強度を有するユニット建物を組み
立てることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明による建物ユ
ニットは、前記請求項2に記載の建物ユニットにおい
て、前記第1の連結梁の中間部と、前記第1の連結梁と
対向する上梁又は下梁との間に第2の連結梁を設けたこ
とを特徴とする。この構成によれば、梁省略部をさらに
補強することができ、この建物ユニットを組み立てたと
きユニット建物の強度を向上させることができる。建物
ユニットを上下に組み立てたとき、上下に遮るものの無
い吹き抜け空間を形成でき、この吹き抜け空間に階段を
備えるときに第2の連結梁部分を階段の踊り場として利
用することができる。
【0010】請求項4に記載の発明によるユニット建物
は、右方に柱省略コーナー部を有する請求項1乃至3の
いずれか1項に記載の建物ユニットと、左方に柱省略コ
ーナー部を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の建物ユニットを、前記柱省略コーナー部を対向させて
平面的に連結したことを特徴とする。この構成によれ
ば、柱省略コーナー部を対向させて建物ユニットを組み
立てたとき大空間を形成することができ、梁省略部は土
間やサニタリーとして利用することができる。
【0011】請求項5に記載の発明によるユニット建物
は、複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の柱とで形成
されて複数のコーナー部を有し、前記複数のコーナー部
の少なくとも一つは、前記柱が形成されない柱省略コー
ナー部である建物ユニットと、請求項1乃至3のいずれ
か1項に記載の建物ユニットを、前記柱省略コーナー部
を対向させて平面的に連結したことを特徴とする。この
構成によれば、柱省略コーナー部を対向させて建物ユニ
ットを組み立てたとき大空間を形成することができる。
【0012】請求項6に記載の発明によるユニット建物
は、請求項4又は5に記載のユニット建物において、前
記柱省略コーナー部を、両上梁及び/又は両下梁に渡る
補強梁で連結したことを特徴とする。この構成によれ
ば、柱省略コーナー部は補強梁により補強され、十分な
強度を有するユニット建物を組み立てることができる。
【0013】請求項7に記載の発明によるユニット建物
は、上方に梁省略部を有する請求項1乃至3のいずれか
1項に記載の建物ユニットと、下方に梁省略部を有する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物ユニット
を、上下に連結したことを特徴とする。この構成によれ
ば、梁省略部を対向させることにより梁の無い連続空間
を形成でき、この連続空間を土間やサニタリーとして利
用したり、吹き抜け空間として利用することができ、吹
き抜け空間を階段スペース等として利用することができ
る。また、梁省略部を離反させることにより、上階は遮
るものの無い天窓等に利用でき、下階は床梁の無い土間
等に利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る建物ユニット
の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、
本発明に係る建物ユニットの一実施形態の概略構成斜視
図である。図1において、建物ユニット10は、外形が
直方体形状をしており、複数の建物ユニット10を上
下、左右に配列して組み立てることで、後述のユニット
建物が構成される。本実施形態に係る建物ユニット10
は、複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の柱とで形成
されて複数のコーナー部を有する建物ユニットであっ
て、柱、梁を直角に接合したラーメン構造の直方体形状
の構成部材のうち、柱、梁の構成部材の一部が省略され
ているものである。すなわち、建物ユニット10の床面
を構成する下梁部11は、第1及び第2の長尺の梁1
2、13と、第1及び第2の短尺の梁14、15とが直
交して接合され、四角形状に形成されている。そして、
該四角形状の3つのコーナー部に対応して等長の柱1
6、17、18が位置し、4つ目のコーナー部は柱が形
成されず短柱19が位置し、4つ目のコーナー部と接す
る長尺の梁13の中間位置に中間柱20が位置してい
る。柱16、17、18の一端に長尺の梁12、13、
短尺の梁14、15が接合され、長尺の梁13と短尺の
梁15とが短柱19を介して接合されている。
【0015】すなわち、長尺の梁12と短尺の梁14と
が交差する第1コーナー部では第1の柱16が直交し、
柱16の一端に長尺の梁12及び短尺の梁14が溶接等
により接合されている。長尺の梁12と短尺の梁15と
が交差する第2コーナー部では第2の柱17が直交し、
柱17の一端に長尺の梁12と短尺の梁15が接合され
ている。また、長尺の梁13と短尺の梁14とが交差す
る第3コーナー部では第3の柱18が直交し、柱18の
一端に長尺の梁13及び短尺の梁14が接合されてい
る。
【0016】そして、第4のコーナー部は柱が形成され
ない柱省略コーナー部であり、長尺の梁13の中間部に
第4の柱20が位置し、長尺の梁13が途中で分割され
た状態で接合されている。なお、長尺の梁13は分割さ
れないもので、柱20が梁13の上部に接合する形態で
もよい。第1〜第4の柱は、建物ユニット10が直方体
になるように、等長に構成されている。本実施の形態で
は、柱は四角柱状の柱材から形成され、長尺の梁及び短
尺の梁は断面がコ字状のみぞ型鋼材から形成されてい
る。4本の柱16、17、18、20により柱部21が
構成される。
【0017】柱部21の4本の柱16、17、18、2
0の他端側は、上梁部22により連結されている。すな
わち、柱16の他端と柱17の他端とを第1の梁23が
連結し、梁23は長尺の梁12に平行に溶接等により接
合されている。柱16と柱18の他端を第2の梁24が
連結し、梁24は短尺の梁14に平行に接合されてい
る。柱17の他端より短尺の梁15と平行に同一長で延
出する第3の梁25と、柱20の他端より長尺の梁13
と平行に延出する第4の梁26とが短柱19を介して片
持ち状態に直角に連結される。そして、柱20の他端よ
り梁24と平行に延出する第1の連結梁である梁27
が、対向する第1の梁23と連結している。このよう
に、上梁部22は梁23〜27により構成され、柱18
と柱20との間が分断されている。梁23〜27も断面
がコ字状のみぞ型鋼材から形成されている。
【0018】前記のように、建物ユニット10は全体が
直方体の形状をしているが、第4のコーナー部は柱が形
成されていない柱省略コーナー部28となっており、下
梁部11の長尺の梁13と短尺の梁15の接合部と、上
梁部22の梁25上梁26との接合部との間は上下方向
に連結されていない状態となる。また、梁26は、柱1
8の上端と柱20の上端との間の梁が形成されていない
梁省略部29となっており、柱18と柱20の上部端部
は連結されずに開放している。柱省略コーナー部28
は、後述するように建物ユニット10を組み立ててユニ
ット建物とする場合、対向するように連結して大空間を
形成することができ、梁省略部29は同様にユニット建
物とするとき対向あるいは離反して連結し、吹き抜け空
間等を形成することができるものである。
【0019】なお、建物ユニット10は上方に梁省略部
29を有するが、図2に示すように上下反転し下方に梁
省略部29を有する形状でもよく、この反転した建物ユ
ニット10Aは、長尺の梁12、13、短尺の梁14、
15から構成される梁部が上方に位置して天井梁を構成
し、梁23〜27から構成される梁部は下方に位置して
床梁を構成する。また、建物ユニット10は右方に柱省
略コーナー部28を有するが、後述する図5、8に示す
ように、建物ユニット10に対し左右反転し左方に柱省
略コーナー部28を有する建物ユニット10Bや、上下
反転すると共に左右反転し、右方に柱省略コーナー部2
8を有すると共に下方に梁省略部29を有する建物ユニ
ット10C等も可能である。
【0020】図3は、建物ユニットの他の実施形態を示
している。この建物ユニット10Dは、前記した建物ユ
ニット10に対し第2の連結梁である梁30を備えるこ
とを特徴とし、梁27と梁24との間に梁30を、梁2
3と平行に接合している。この実施形態では、梁27と
梁24とを梁30により連結することにより、梁省略部
29の部分を補強することができ、建物ユニット10D
の強度を高めることができる。また、梁省略部29を上
下に対向して連結して吹き抜け部を形成して階段を取付
けたときに、梁27、30の部分を踊り場に利用するこ
とができる。
【0021】図4は、建物ユニットの他の実施形態を示
している。この建物ユニット10Eは、前記した建物ユ
ニット10に対し第5の柱31を備えることを特徴と
し、柱31は梁23と梁27との接合部に一端(上端)
が接合し、他端(下端)は長尺の梁12に接合してい
る。この実施形態では、梁23と梁27との接合部を補
強できるため、建物ユニット10Dの強度を高めること
ができる。また、建物ユニット10Dは、梁25、26
を直接、接合し、長尺の梁13と短尺の梁15とを直
接、接合している。
【0022】なお、梁25と梁26との接合部に短柱1
9を用いる例と、直接、接合する例を示したが、L型の
補強金具を溶接して接合することもできる。また、梁2
7と梁23との接合部も、直接、接合したものに限ら
ず、同様に短柱を介して接合したり、補強金具を介して
溶接してもよい。柱20及び31の下端は、長尺の梁1
3及び12の上部に接合するようにしてもよい。
【0023】前記した建物ユニットを複数組み立てて形
成したユニット建物について、以下に説明する。先ず、
柱省略コーナー部28を対向させて大空間を形成し、補
強梁により柱省略コーナー部28を補強する場合につい
て図5、6を参照して説明する。図5、6は4つの建物
ユニットを平面的に連結したものであり、ユニット建物
40は前記した建物ユニット10を2つと、建物ユニッ
ト10を左右反転した建物ユニット10Bを2つ用いて
いる。そして4つの建物ユニット10、10Bの柱省略
コーナー部28を内側に向けて対向させ、隣合う梁2
5、25に渡る補強梁41を挟持させて4つの建物ユニ
ットを連結固定する。柱省略コーナー部28は床梁を構
成する長尺の梁13と短尺の梁15との接合部と、天井
梁を構成する梁25と梁26との接合部が連結されず強
度的に弱くなるが、水平方向の補強梁41により柱が存
在するものと同等の強度となる。補強梁41は図示の平
板状のものに限らず、断面がL字状のものや、T字状の
もの等適宜選択することができ、固定方法は建物ユニッ
ト10、10B間に挟まれてボルト締め等、適宜の手段
により固定される。
【0024】ここで、補強梁41の固定構造の一例につ
いて、図7を参照して説明する。建物ユニット10、1
0Bは、例えば柱と梁の接合部にジョイントプレート4
2が設けられ、柱と梁の剛接合を強度の大きいものとし
ている。すなわち、建物ユニット10、10Bの柱17
と梁23及び梁25との接合部はジョイントプレート4
2を介して溶接により接合され、同様に短柱19と梁2
5、26との接合部もジョイントプレート42を介して
接合されている。左右反転の建物ユニット10Bも同様
に柱と梁の接合部はジョイントプレート42を介して接
合されている。そして、梁25が対向するジョイントプ
レート42には、各々に2個の取付孔43が穿設されて
いる。この取付孔43に対応して、補強梁41にも取付
孔41aが穿設されている。補強梁41には固定時に吊
下げるための吊下げ孔41bが穿設されている。
【0025】補強梁41を固定するときは、建物ユニッ
ト10、10Bの梁25の間隙に補強梁41を挿入し、
ジョイントプレート42の取付孔43と補強梁41の取
付孔41aに固定ボルト(図示せず)を貫通させて締結
することにより補給梁41を固定することができる。不
図示であるが、梁25と補強梁41との間に座屈防止の
ためのスペーサーが入る。なお、ジョイントプレート4
2を用いていない場合は、梁25同士の間隙に両梁に渡
る補強梁41を挿入して、梁25に穿設した取付孔に固
定ボルトで貫通して共締めする。
【0026】このように組み立てられたユニット建物4
0は、図6に示すように中央部が柱の無い大空間45と
なり、その両側の部分は建物ユニット10、10Bに渡
る天井梁の無い連続空間46、47となる。この連続空
間46は例えば透明ガラスを嵌め込むことにより、視界
を遮ることの無い連続した天窓を形成できる。また、連
続空間47を玄関周りの空間とすることにより、天井梁
の無い開放的な玄関を形成することができる。さらに、
この連続空間をサニタリーに利用することにより、開放
的なサニタリー空間を形成することができる。また、建
物ユニットの上端より上に天井を設けることができるの
で、傾斜屋根に沿う傾斜天井を形成することができる。
【0027】次に、梁省略部29を上下に対向させて、
建物ユニットに渡る吹き抜けを形成する場合について図
8、9を参照して説明する。図8、9は、1階部分は前
記した図5、6と同等であり、実質的に同等の構成につ
いては同じ符号を付して説明を省略する。ユニット建物
50は、前記した1階部分の上に2階部分を組み立てた
ものであり、2階部分は建物ユニット10と上下反転の
建物ユニット10A、上下、左右反転の建物ユニット1
0C、長尺の梁方向が短く梁省略部の無い建物ユニット
60、及びその左右反転の建物ユニット60Aから構成
される。このように、この実施形態に係るユニット建物
50は、2階部分がセットバックしたものである。
【0028】ここで、建物ユニット60、60Aについ
て説明する。建物ユニット60は、下梁部が長尺の梁6
1、61と短尺の梁62、62とから構成された四角形
状をしており、この3つのコーナー部に柱63、64、
65の一端が接合されている。そして、3本の柱の上部
に上梁部が連結されており、上梁部は下梁部と同様に2
つの長尺の梁66、66と2つの短尺の梁67、67と
から四角形状に形成されている。このように建物ユニッ
ト60は下梁部と上梁部とこれらを連結する柱部とから
構成され、第4コーナー部が柱省略コーナー部68とな
っている。
【0029】この例のユニット建物50は、前記したユ
ニット建物40を組み立てた後、2階部分の組み立てを
行う。建物ユニット10に対し、上下反転の建物ユニッ
ト10A及び上下、左右反転の建物ユニット10Cを、
柱省略コーナー部28及び梁省略部29が内側に対向す
るように設置し、また建物ユニット60及び60Aを、
柱省略コーナー部68が柱省略コーナー部28と対向す
るように設置する。そして、梁25と短尺の梁67との
間に補強梁51を挿入し、締結ボルト(図示せず)等に
より固定する。これにより2階の柱省略コーナー部2
8、68は、柱があるときと同等に補強される。
【0030】このように組み立てられたユニット建物5
0は、図9に示すように1階部分の中央は柱省略コーナ
ー部28が対向する柱の無い大空間45となる。また、
セットバック側の1階の連続空間46は上部が開口する
天窓となり、しかも図10に示すように、梁省略部29
により天井梁が省略されているため、遮るものが無い開
放的な空間を形成できる。2階は柱省略コーナー部2
8、68が対向し、中央部は柱の無い大空間52とな
り、この大空間52に隣接して連続空間53が形成され
る。
【0031】この連続空間53は図11に示すように、
中央部の床梁に相当する部分が梁省略部29となってお
り、1階の他側の連続空間47は梁省略部29により天
井梁が省略されているので、上下に連続して遮るものの
無い吹き抜け空間となり、階段54等を容易に設置する
ことができる。また、図3に示す梁27、30を有する
建物ユニット10Dや、建物ユニット10Dの上下反転
した建物ユニット(図示せず)を用いる場合、梁27、
30の部分を踊り場に用いることができ、建物ユニット
10Dの強度も向上させることができ、その結果、ユニ
ット建物の強度も向上させることができる。
【0032】図12を参照して、ユニット建物の他の実
施形態を説明する。ユニット建物70は、建物ユニット
の梁省略部29を対向させて、ユニットに渡る土間を形
成すると共に、柱省略コーナー部28を対向させて間口
の大きい開口を可能にしている。ユニット建物70は、
建物ユニット10を上下反転し下方に梁省略部29を有
し、左方に柱省略コーナー部28を有する建物ユニット
10Aと、上下、左右反転し下方に梁省略部29を有
し、右方に柱省略コーナー部28を有する建物ユニット
10Cから構成され、柱省略コーナー部28を対向させ
ると共に梁省略部29を対向させて組み立てる。そし
て、上方に位置する短尺の梁15、15に沿い、ユニッ
トに渡ってこれらを連結する補強梁71を備える。な
お、下方に位置する梁25、25に沿う補強梁を同時に
備えるようにしてもよい。
【0033】このように組み立てられたユニット建物7
0は、柱省略コーナー部28が補強梁71により補強さ
れて、間口が大きく強度的に十分補強された開口部を有
する大空間72を形成することができる。また、梁省略
部29により、ユニットに渡る床梁の無い連続空間73
を形成でき、図示していない基礎の立上り部を省略する
ことによりユニットに渡る細長い土間等に利用すること
ができる。さらに、この部分を、設置する床面の低い浴
室・浴槽の設置場所等にできる。
【0034】図13を参照して、ユニット建物のさらに
他の実施形態を説明する。ユニット建物80は、1階部
分は前記した建物ユニット70と同じ構成であり、同一
構成部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
ユニット建物80の2階部分は、建物ユニット10と建
物ユニット10Bとを連結して組み立てたものである。
建物ユニット10及び10Bの柱省略コーナー部28を
内側に対向させて梁25に沿って補強梁81を備えると
共に、梁省略部29を内側に対向させ、1階の梁省略部
29と2階の梁省略部29を離反させている。
【0035】この例のユニット建物80によれば、1階
部分は大空間72と連続空間73とを形成でき、2階部
分は同様に柱省略コーナー部28により開口部の大きい
大空間82と、連続空間83とを形成することができ
る。2階の連続空間83は例えば天井梁の無い天窓に利
用でき、視界を遮ることの無い快適な天窓を提供するこ
とができ、1階の連続空間73は前記したように土間等
に利用できる。なお、2階部分の短尺の梁15に沿って
補強梁を備えるように構成すれば、さらに強度を向上さ
せることができる。
【0036】なお、前記した実施の形態では、柱として
四角柱の柱材を使用し、梁としてみぞ型鋼を使用した例
を示したが、柱材としてH型鋼等を使用し、梁としてア
ングル材やC型鋼を使用してもよい。また、建物ユニッ
トは4つのコーナー部を有するものに限らない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載の発明による建物ユニットによれば、複数の
上梁、複数の下梁、及び、複数の柱とで形成されて複数
のコーナー部を有する建物ユニットであって、前記複数
のコーナー部の少なくとも一つは、前記柱が形成されな
い柱省略コーナー部であり、該柱省略コーナー部と他の
隣接するコーナー部との間には中間柱が形成され、該中
間柱と他の隣接するコーナー部の他の柱との間は、上梁
又は下梁が形成されていない梁省略部であるように構成
したので、柱が形成されない柱省略コーナー部を対向さ
せて建物ユニットを組み立てることにより、中央に柱の
無い大空間を有するユニット建物を組み立てることがで
き、梁省略部を対向させて組み立てることにより、天井
梁や床梁の無い連続空間を有するユニット建物を組み立
てることができる。このため、間取りの自由度を大きく
することができる。
【0038】請求項2に記載の発明による建物ユニット
によれば、複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の柱と
で形成されて複数のコーナー部を有する建物ユニットで
あって、前記複数のコーナー部の少なくとも一つは、前
記柱が形成されない柱省略コーナー部であり、該柱省略
コーナー部と他の隣接するコーナー部との間には中間柱
が形成され、該中間柱と他の隣接するコーナー部の他の
柱との間は、上梁又は下梁が形成されていない梁省略部
であり、前記中間柱の上端又は下端から対向する上梁又
は下梁に第1の連結梁を設けたので、柱省略コーナー部
を対向させることにより、中央に柱の無い大空間を形成
することができ、梁省略部を対向させることにより、天
井梁や床梁の無い連続空間を有するユニット建物を組み
立てることができる。そして、階段等の位置の制限が少
なく、ユニット建物の間取りを自由に行うことができ、
梁省略部を補強することができる。
【0039】請求項3に記載の発明による建物ユニット
によれば、前記請求項2に記載の建物ユニットにおい
て、前記第1の連結梁の中間部と、前記第1の連結梁と
対向する上梁又は下梁との間に第2の連結梁を設けたの
で、梁省略部を対向させて上下に組み立てたとき、上下
に遮るものの無い吹き抜け空間を形成でき、この吹き抜
け空間に階段を備えるときに第2の連結梁部分を階段の
踊り場として利用することができ、梁省略部を補強する
ことができる。
【0040】請求項4に記載の発明によるユニット建物
によれば、右方に柱省略コーナー部を有する請求項1乃
至3のいずれか1項に記載の建物ユニットと、左方に柱
省略コーナー部を有する請求項1乃至3のいずれか1項
に記載の建物ユニットを、前記柱省略コーナー部を対向
させて平面的に連結したので、柱省略コーナー部を対向
させて建物ユニットを組み立てたとき大空間を形成する
ことができ、梁省略部は土間やサニタリーとして利用す
ることができる。
【0041】請求項5に記載の発明によるユニット建物
によれば、複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の柱と
で形成されて複数のコーナー部を有し、前記複数のコー
ナー部の少なくとも一つは、前記柱が形成されない柱省
略コーナー部である建物ユニットと、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載の建物ユニットを、前記柱省略コー
ナー部を対向させて平面的に連結したので、柱省略コー
ナー部を対向させて建物ユニットを組み立てたとき大空
間を形成することができる。
【0042】請求項6に記載の発明によるユニット建物
によれば、請求項4又は5に記載のユニット建物の前記
柱省略コーナー部を、両上梁及び/又は両下梁に渡る補
強梁で連結したので、柱の無い柱省略コーナー部を補強
梁で補強でき、ユニット建物の強度を向上させることが
できる。
【0043】請求項7に記載の発明によるユニット建物
によれば、上方に梁省略部を有する請求項1乃至3のい
ずれか1項に記載の建物ユニットと、下方に梁省略部を
有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物ユニ
ットを、上下に連結したので、梁の無い連続空間を形成
でき、この連続空間を土間やサニタリー、吹き抜け空間
として利用することができ、吹き抜け空間を階段スペー
ス等として利用することができると共に、天窓や土間等
に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建物ユニットの第1の実施形態の
概略斜視図。
【図2】本発明に係る建物ユニットの第2の実施形態の
概略斜視図。
【図3】本発明に係る建物ユニットの第3の実施形態の
概略斜視図。
【図4】本発明に係る建物ユニットの第4の実施形態の
概略斜視図。
【図5】1階建てユニット建物の組み立て前の分解した
状態の概略斜視図。
【図6】図5に示すユニット建物の組み立て状態の概略
斜視図。
【図7】図6に示す補強板の取り付け状態を示す一部省
略した詳細斜視図。
【図8】2階建てユニット建物の組み立て前の分解した
状態の概略斜視図。
【図9】図8に示すユニット建物の組み立て状態の概略
斜視図。
【図10】図9のA−A線断面図。
【図11】図9のB−B線断面図。
【図12】ユニット建物の他の実施形態の概略斜視図。
【図13】ユニット建物のさらに他の実施形態の概略斜
視図。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C、10D、10E 建物
ユニット 11 下梁部 12、13 長尺の梁 14、15 短尺の梁 16、17、18 柱 20 柱(中間柱) 21 柱部 22 上梁部 23、24、25、26 梁 27、30 梁(連結梁) 28 柱省略コーナー部 29 梁省略部 40、50、70、80 ユニット建物 41、51、71、81 補強梁 45、52、72、82 大空間 46、47、53、73、83 連続空間 60、60A 建物ユニット 68 柱省略コーナー部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の
    柱とで形成されて複数のコーナー部を有する建物ユニッ
    トであって、 前記複数のコーナー部の少なくとも一つは、前記柱が形
    成されない柱省略コーナー部であり、該柱省略コーナー
    部と他の隣接するコーナー部との間には中間柱が形成さ
    れ、該中間柱と他の隣接するコーナー部の他の柱との間
    は、上梁又は下梁が形成されていない梁省略部であるこ
    とを特徴とする建物ユニット。
  2. 【請求項2】 複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の
    柱とで形成されて複数のコーナー部を有する建物ユニッ
    トであって、 前記複数のコーナー部の少なくとも一つは、前記柱が形
    成されない柱省略コーナー部であり、該柱省略コーナー
    部と他の隣接するコーナー部との間には中間柱が形成さ
    れ、該中間柱と他の隣接するコーナー部の他の柱との間
    は、上梁又は下梁が形成されていない梁省略部であり、
    前記中間柱の上端又は下端から対向する上梁又は下梁に
    第1の連結梁を設けたことを特徴とする建物ユニット。
  3. 【請求項3】 前記第1の連結梁の中間部と、前記第1
    の連結梁と対向する上梁又は下梁との間に第2の連結梁
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の建物ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 右方に柱省略コーナー部を有する請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の建物ユニットと、左方
    に柱省略コーナー部を有する請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の建物ユニットを、前記柱省略コーナー部を
    対向させて平面的に連結したことを特徴とするユニット
    建物。
  5. 【請求項5】 複数の上梁、複数の下梁、及び、複数の
    柱とで形成されて複数のコーナー部を有し、前記複数の
    コーナー部の少なくとも一つは、前記柱が形成されない
    柱省略コーナー部である建物ユニットと、請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の建物ユニットを、前記柱省略
    コーナー部を対向させて平面的に連結したことを特徴と
    するユニット建物。
  6. 【請求項6】 前記柱省略コーナー部を、両上梁及び/
    又は両下梁に渡る補強梁で連結したことを特徴とする請
    求項4又は5記載のユニット建物。
  7. 【請求項7】 上方に梁省略部を有する請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載の建物ユニットと、下方に梁省略
    部を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物
    ユニットを、上下に連結したことを特徴とするユニット
    建物。
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