JP2001290564A - モード設定回路 - Google Patents

モード設定回路

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JP2001290564A
JP2001290564A JP2000109283A JP2000109283A JP2001290564A JP 2001290564 A JP2001290564 A JP 2001290564A JP 2000109283 A JP2000109283 A JP 2000109283A JP 2000109283 A JP2000109283 A JP 2000109283A JP 2001290564 A JP2001290564 A JP 2001290564A
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Satoru Yoshida
悟 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路変更を伴うこと無く、LSIの動作モー
ドを切り替えることのできるモード設定回路を得る。 【解決手段】 LSI1からのモード設定情報13の受
信タイミングを指示する指示信号9、11に基づきタイ
ミング信号12を発生するタイミング信号発生手段5
と、タイミング信号12に基づきLSI1からのモード
設定情報13を受信し、モード設定情報13に基づきモ
ード設定信号15を発生すると共に保持するモード設定
信号発生手段6と、タイミング信号発生手段5及びモー
ド設定信号発生手段6に常時電源を供給するバックアッ
プ電源供給手段8を備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路の分野に
属し、特にLSI(Large Scale Integrated circuitの
略、大規模集積回路)の動作モード(以下モードと言
う)を設定する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器に使用されているLSIにおい
ては、起動時にモードの設定を必要とする場合が多い。
例えば、データバス幅を8ビットにするか16ビットに
するかを設定する8/16ビットアクセス設定、クロッ
クに発振器を用いるかクロックジェネレータを用いるか
を設定するクロックソース設定、ライトバッファを有効
にするか無効にするかを設定するライトバッファ設定等
がこれに該当する。図5は、このようなLSIのモード
の設定に用いられている回路の従来例を示すブロック図
である。LSIとしてのCPU(Central Processing U
nitの略、中央演算処理装置)100は、起動時の端子
電圧によりモードを設定するためのモード端子M1及び
モード端子M2を備えている。モード端子M1はプルア
ップ抵抗101を介して回路電源Vccに接続され(以
下プルアップすると言う)、またモード端子M2はプル
ダウン抵抗102を介してアース(GND)に接地され
ている(以下プルダウンすると言う)。これにより、C
PU100のモード端子M1の電圧レベルは”H”(H
IGH)レベルに、またモード端子M2の電圧レベル
は”L”(LOW)レベルに固定されている。CPU1
00は、起動後のリセット解除時に、各モード端子M
1、M2の電圧レベルを監視することにより、モードを
設定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなLSIを用
いた電子機器においては、一定期間運用後に、機能向上
のためにLSIを制御するソフトウェアを更新(バージ
ョンアップ)する場合があり、そのような場合にLSI
のモードを変更する必要が生じる場合が多い。例えば、
ソフトウェアの規模拡大によりデータバス幅を8ビット
から16ビットに変更する必要が生じ、前記の8/16
ビットアクセス設定によりモードを変更する場合等があ
る。しかし、上記のような従来のモード設定回路におい
ては、ハードウェアによりプルアップ或いはプルダウン
することによりLSIのモード端子の電圧レベルを固定
し、モードを設定しているため、回路を変更しない限
り、モードを変更することができないという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、回路変更を伴うこと無く、LSI
のモードを切り替えることのできるモード設定回路を得
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモード設定
回路においては、LSIからのモード設定情報の受信タ
イミングを指示する指示信号に基づきタイミング信号を
発生するタイミング信号発生手段と、タイミング信号に
基づきLSIからのモード設定情報を受信し、モード設
定情報に基づきモード設定信号を発生すると共に保持す
るモード設定信号発生手段と、タイミング信号発生手段
及びモード設定信号発生手段に常時電源を供給するバッ
クアップ電源供給手段を備えるようにしたものである。
【0006】本発明に係るモード設定回路においては、
モード設定信号発生手段を複数備えると共に、モード設
定信号発生手段はLSIからのモード設定情報をそれぞ
れ受信するようにしたものである。
【0007】本発明に係るモード設定回路においては、
モード設定情報発生手段から発生した複数のモード設定
情報を受信し、モード設定対象としての第1のLSIに
対して、複数のモード設定情報に基づき複数のモード設
定信号を発生するパラレルポートを有した第2のLSI
から成るモード設定信号発生手段と、少なくとも第1の
LSIの起動前に第2のLSIが起動するように電源を
供給する電源供給手段を備えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明に
おける実施の形態1を示すブロック図である。LSIと
してのCPU1には、モード設定を指示する第1の指示
信号としてのモードアドレス信号9を発生する複数の端
子からなるアドレスバス、モード設定情報の詳細な受信
タイミングを指示する第2の指示信号としてのライトイ
ネーブル(WE*)信号11を発生するライトイネーブ
ル端子、モード設定情報を与えるモードデータ信号13
を発生する複数の端子からなるデータバス、モードを設
定するモード端子設定信号15を入力するモード端子を
備え、これらにモード設定装置2が接続されている。モ
ード設定装置2は、CPU1からのモードアドレス信号
9を解読するアドレスデコーダ3と、モード設定部4か
ら構成される。モード設定部4は、タイミング信号発生
手段としてのゲート5と、モード設定信号発生手段とし
てのフリップフロップ6と、バッファ7と、バックアッ
プ電源供給手段としてのバックアップ電源8から構成さ
れる。ゲート5及びフリップフロップ6は、無通電時に
おいてもモード状態が保持されるようバックアップ電源
8に接続されている。
【0009】また、図2は実施の形態1における各信号
のタイムチャートを示している。図2において、9、1
1、13はいずれもCPU1から時間的に同期して出力
される信号である。9はCPU1のアドレスバスから出
力され、モード設定を指示するアドレスを与えるモード
アドレス信号である。例えばアドレスF3がモード設定
を意味するように予め定められている。また、11はC
PU1のライトイネーブル端子から出力され、モード設
定情報の詳細な受信タイミングを指示するライトイネー
ブル信号である。また、13はCPU1のデータバスの
内の1端子から出力され、モード設定情報を与えるモー
ドデータ信号(ビットD0)を示している。例えば、前
記の8/16ビットアクセスのモード設定の場合であれ
ば、データバス幅を8ビットにする場合はD0=0(”
L”レベル)を出力し、16ビットにする場合はD0=
1(”H”レベル)を出力するというように予め定めら
れている。
【0010】また、10、12、14は上記のCPU1
からの各信号に基づいてモード設定装置2で生成される
信号である。10はアドレスデコーダ3が上記モードア
ドレス信号9を解読して出力する、モードデータ信号1
3の受信タイミングを指示するモードチップセレクト信
号である。また、12はゲート5が上記モードチップセ
レクト信号10と上記ライトイネーブル信号11を合成
して出力し、上記モードデータ信号13を受信する詳細
なタイミングを与えるタイミング信号としてのモードク
ロック信号である。また、14はフリップフロップ6が
上記モードクロック信号12をトリガとして上記モード
データ信号13を保持して出力するモード設定信号とし
てのモード状態信号を示している。
【0011】次に動作について説明する。ここでは、フ
リップフロップ6として、入力端子(D)に入力された
データを、クロック端子(CLK)へ入力されたクロッ
ク信号の立ち下がりエッジをトリガにして保持し、出力
端子(Q)から出力する一般にD型と呼ばれるタイプの
ものを使用して、最終的にCPU1のモード端子の電圧
を”H”レベルに設定する場合の処理の流れについて説
明する。
【0012】CPU1のモードを変更する場合、まずC
PU1のアドレスバスからモード設定用に予め定められ
ているモードアドレスがモードアドレス信号9として出
力される。例えばモード設定に割り振られているアドレ
スがF3であるとする。アドレスバスに接続されたアド
レスデコーダ3は入力されたモードアドレス信号9を解
読する。すなわち、アドレスがF3でありモード設定を
指示していることを解読する。これにより、アドレスデ
コーダ3はモードデータ信号13の受信タイミングを指
示するモードチップセレクト信号10をゲート5へ出力
する。
【0013】ここで、CPU1のアドレスバスは、RO
M(Read Only Memory、読み出し専用記憶素子)やRA
M(Random Access Memory、読み書き可能記憶素子)等
の他の周辺素子とも並列に接続されており、このためモ
ードアドレス以外の他のアドレスデータも常時出力され
ている。アドレスデコーダ3は、他のアドレスデータが
入力されても何も出力せず、モードアドレスF3を受信
したときのみ、モードチップセレクト信号10を出力す
ることになる。
【0014】次にゲート5は、このモードチップセレク
ト信号10とCPU1のライトイネーブル端子からのラ
イトイネーブル信号11を合成し、モードデータ信号1
3の詳細な受信タイミングを与えるモードクロック信号
12を発生し、フリップフロップ6のクロック端子(C
LK)へ出力する。
【0015】ここで、CPU1のライトイネーブル端子
は、やはりROMやRAM等の他の周辺素子とも並列に
接続されており、このためモード設定以外の他のライト
イネーブル信号11も常時出力されている。一方モード
チップセレクト信号10は、上記のようにアドレスデコ
ーダ3がモードアドレスF3を受信したときのみ出力さ
れる。したがって、ゲート5で両者を合成して発生する
モードクロック信号12は、モード設定時だけに発生す
ることになる。
【0016】次にフリップフロップ6は、入力端子
(D)に入力されたCPU1のデータバスの1端子から
のモード設定情報を与えるモードデータ信号13を、ク
ロック端子(CLK)へ入力された上記モードクロック
信号12の立ち下がりエッジをトリガとして保持し、モ
ード設定信号としてのモード状態信号14を出力端子
(Q)から出力する。
【0017】ここで、CPU1のデータバスは、やはり
ROMやRAM等の他の周辺素子とも並列に接続されて
おり、このためモードデータ信号13以外の他のデータ
信号も常時出力されている。一方、モードクロック信号
12は、上記のようにモード設定時だけに発生する。し
たがって、モードクロック信号12に同期したモードデ
ータ信号13だけがフリップフロップ6で保持される。
言い換えれば、CPU1のアドレスバスからモード設定
を指示するアドレス(F3)が出力されたときに同期し
て、データバスから出力されたデータ(D0)のみが、
フリップフリップ6で保持されると言うことになる。
【0018】この状態において、CPU1をリセット或
いは再起動すると、フリップフロップ6はバックアップ
電源8により設定するモード状態を保持しているので、
出力端子(Q)から出力されたモード状態信号14はバ
ッファ7を経由し、モード端子設定信号15としてCP
U1のモード端子に入力される。これにより、CPU1
は、上記モード端子設定信号15により設定されたモー
ド端子の電圧として”H”レベルを検知し、これに該当
するモードにより動作を開始する。
【0019】このように、本発明においては、CPU1
のリセット或いは再起動によりモード設定の処理が完了
するため、CPU1のリセット或いは再起動時における
誤動作により、誤ったモードが設定されることは絶対に
避けなければならない。実施の形態1において、ゲート
5もバックアップ電源8により常時電源供給されている
のは、このような観点からであり、リセット或いは再起
動にともないゲート5の出力電圧が変動し、意図しない
不要なモードクロック信号12が発生し、やはりリセッ
ト或いは再起動にともない出力電圧の変動が生じるCP
U1のデータバスからの意図しない不要なモードデータ
信号13をフリップフロップ6が新たに保持してしま
い、設定するモードとは異なるモード状態信号14を出
力してしまうことを防止するためである。
【0020】また、バッファ7は、通電時にのみCPU
1のモード端子にモード設定信号の電圧がかかるように
しており、無通電時においてもCPU1のモード端子に
常時電圧がかかることによってCPU1が素子として劣
化することを防止している。
【0021】以上のように、実施の形態1によれば、C
PU1のモードを変更する必要が生じた場合に、CPU
1よりモード変更を指示する、モードアドレス信号9、
ライトイネーブル信号11、モードデータ信号13の各
信号を同期させて、上記モード設定装置2へ出力した
後、リセット或いは再起動するだけで、モードを変更す
ることができる。すなわち、回路を変更することなく、
CPU1のモードを誤り無く確実に変更することができ
る。また一度モードを設定すれば、電源断後の無通電時
にも設定したモード状態が確実に保持されるので、以後
の動作を同一モードに安定して維持することができる
【0022】実施の形態2.実施の形態1では、1つの
モードを設定する場合の例を示したが、ここでは、実施
の形態2として、複数のモードを設定をする場合の例を
示す。
【0023】図3は、実施の形態2を示すブロック図で
ある。LSIとしてのCPU1には、アドレスバス、ラ
イトイネーブル端子、データバスに加え、複数のモード
端子(m1、m2、m3、…)を備え、これらにモード
設定装置2が接続されている。モード設定装置2は、ア
ドレスデコーダ3と、複数のモード設定部4により構成
される。複数のモード設定部4の内部構成は、前記の実
施の形態1の図1における構成と同様であり、タイミン
グ信号発生手段としてのゲート5と、モード設定信号発
生手段としてのフリップフロップ6と、バッファ7と、
バックアップ電源供給手段としてのバックアップ電源8
から構成される。ゲート5及びフリップフロップ6は、
無通電時においてもモード状態が保持されるようバック
アップ電源8に接続されている。さらに、各信号のタイ
ムチャートは、前記の実施の形態1の図2と同様であ
る。
【0024】次に動作について説明する。CPU1の複
数のモードを変更する場合、まずCPU1のアドレスバ
スからモード設定用に予め定められているモードアドレ
スがモードアドレス信号9として出力される。アドレス
バスに接続されたアドレスデコーダ3は入力されたモー
ドアドレス信号9を解読し、モードチップセレクト信号
10として複数のモード設定部4の各ゲート5へ出力す
る。次に各ゲート5は、このモードチップセレクト信号
10とCPU1のライトイネーブル端子から各モード設
定部4へ出力されるライトイネーブル信号11を合成
し、モードクロック信号12として各フリップフロップ
6の各クロック端子(CLK)へ出力する。
【0025】次に、CPU1のデータバスの各端子から
は、各モード設定情報を示す各モードデータ信号13が
出力される。この各モードデータ信号13は、その値と
して図3では各々ビットD0、D1、D2、… で示さ
れており、各々”H”レベル或いは”L”レベルのいず
れかが出力される。
【0026】次に、複数のモード設定部4の各フリップ
フロップ6は、各入力端子(D)に入力された上記各モ
ードデータ信号を、各クロック端子(CLK)に入力さ
れた上記モードクロック信号12の立ち下がりエッジを
トリガとして保持し、各モード状態信号14として各出
力端子(Q)から出力する。
【0027】この状態において、回路をリセット或いは
再起動すると、各フリップフロップ6はバックアップ電
源8により各モード状態を保持しているので、各出力端
子(Q)から出力された各モード状態信号14は各バッ
ファ7を経由し、各モード端子設定信号15としてCP
U1の各モード端子(m1、m2、m3、…)に入力さ
れる。これにより、CPU1は、上記各モード端子設定
信号15により設定された各モード端子(m1、m2、
m3、…)の電圧として”H”レベル或いは”L”レベ
ルを検知し、これに該当するモードにより動作を開始す
る。
【0028】以上のように、実施の形態2によれば、回
路を変更することなく、CPU1の複数の動作モードを
同時に誤り無く変更することができるという効果があ
る。また一度複数のモードを設定すれば、電源断後の無
通電時にも設定した複数のモード状態が確実に保持され
るので、以後の動作を同一モードに安定して維持するこ
とができる。
【0029】実施の形態3.実施の形態1及び2では、
フリップフロップを用いたモード設定回路について述べ
たが、ここでは実施の形態3として、第2のLSIのパ
ラレルポートを用いたモード設定回路の例を述べる。
【0030】図4は、実施の形態3を示すブロック図で
ある。このモード設定回路は、モード設定情報発生手段
23から発生した複数のモード設定情報に基づいて、第
1のLSIであるCPU1の複数のモードを設定する、
モード設定信号発生手段としての第2のLSIであるサ
ブCPU21と、サブCPU21及びCPU1に順番に
電源を供給する電源供給手段24より構成される。サブ
CPU21が備えるパラレルポート22の複数の端子
は、CPU1の各モード端子へ接続されている。また、
電源供給手段24は、サブCPU21が先に立ち上が
り、後にCPU1が立ち上がるように電源を供給する。
【0031】CPU1の複数のモードを変更する場合、
まずモード設定情報発生手段23から複数のモード設定
情報が発生する。例えば、モード設定情報発生手段23
としてシステムに接続されたタッチパネルモニターを使
用した場合、モニターのモード設定メニュー画面から、
設定したい複数のモード項目が画面をタッチすることに
より選択され、これにより複数のモード設定情報が発生
する。サブCPU21はこのようにしてモード設定情報
発生手段23から発生した複数のモード設定情報をモー
ドデータ信号13として受信し、これに従ってパラレル
ポート22の各端子電圧の設定を変更する。この状態
で、回路をリセット或いは再起動することにより、先に
サブCPU21が立ち上がり、パラレルポート22の各
端子よりモード端子設定信号15が出力される。その後
に、CPU1が立ち上がり、CPU21のパラレルポー
ト22の各端子に接続されている各モード端子の電
圧(”H”レベル或いは”L”レベル)を検知し、これ
に該当するモードにより動作を開始する。
【0032】以上のように、実施の形態3によれば、回
路を変更することなく、サブCPU21のソフトウェア
によりパラレルポート22の設定を変更するだけで、C
PU1の複数の動作モードを同時に変更することがで
き、モード設定の制御が簡単になるという効果がある。
また、モード設定信号発生手段を複数備える必要がな
く、モード設定回路の構成部品が減り、回路構成が簡単
になる。
【0033】
【発明の効果】このように本発明は、以上説明したよう
に構成されているので、以下に示すような効果がある。
【0034】本発明に係るモード設定回路によれば、L
SIからのモード設定情報の受信タイミングを指示する
指示信号に基づきタイミング信号を発生するタイミング
信号発生手段と、タイミング信号に基づきLSIからの
モード設定情報を受信し、モード設定情報に基づきモー
ド設定信号を発生すると共に保持するモード設定信号発
生手段と、タイミング信号発生手段及びモード設定信号
発生手段に常時電源を供給するバックアップ電源供給手
段を備えるようにしたので、回路を変更することなく、
LSIのモードを誤り無く確実に変更することができる
という効果がある。また一度モードを設定すれば、電源
断後の無通電時にも設定したモード状態が確実に保持さ
れるので、以後の動作を同一モードに安定して維持する
ことができるという効果がある。
【0035】本発明に係るモード設定回路によれば、モ
ード設定信号発生手段を複数備えると共に、モード設定
信号発生手段はLSIからのモード設定情報をそれぞれ
受信するようにしたので、回路を変更することなく、L
SIの複数の動作モードを同時に誤り無く変更すること
ができるという効果がある。また一度複数のモードを設
定すれば、電源断後の無通電時にも設定した複数のモー
ド状態が確実に保持されるので、以後の動作を同一モー
ドに安定して維持することができるという効果がある。
【0036】本発明に係るモード設定回路によれば、モ
ード設定情報発生手段から発生した複数のモード設定情
報を受信し、モード設定対象としての第1のLSIに対
して、複数のモード設定情報に基づき複数のモード設定
信号を発生するパラレルポートを有した第2のLSIか
ら成るモード設定信号発生手段と、少なくとも第1のL
SIの起動前に第2のLSIが起動するように電源を供
給する電源供給手段を備えるようにしたので、回路を変
更することなく、第2のLSIのソフトウェアによりパ
ラレルポートの設定を変更するだけで、第1のLSIの
複数の動作モードを同時に変更することができ、モード
設定の制御が簡単になるという効果がある。また、モー
ド設定信号発生手段を複数備える必要がなく、モード設
定回路の構成部品が減り、回路構成が簡単になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態1の示す各信号のタイム
チャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2を示すブロック図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態3を示すブロック図であ
る。
【図5】 従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 モード設定回路、3 アドレスデコー
ダ、4 モード設定部、5 ゲート、6 フリップフロ
ップ、7 バッファ、8 バックアップ電源、9モード
アドレス信号、10 モードチップセレクト信号、11
ライトイネーブル(WE*)信号、12 モードクロ
ック信号、13 モードデータ信号、14 モード状態
信号、15 モード端子設定信号、21 サブCPU、
22 パラレルポート、23 モード設定情報発生手
段、24 電源供給手段、100CPU、101 プル
アップ抵抗、102 プルダウン抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIからのモード設定情報の受信タイ
    ミングを指示する指示信号に基づきタイミング信号を発
    生するタイミング信号発生手段と、該タイミング信号に
    基づき前記LSIからのモード設定情報を受信し、該モ
    ード設定情報に基づきモード設定信号を発生すると共に
    保持するモード設定信号発生手段と、前記タイミング信
    号発生手段及び前記モード設定信号発生手段に常時電源
    を供給するバックアップ電源供給手段を備えたことを特
    徴とするモード設定回路。
  2. 【請求項2】 モード設定信号発生手段を複数備えると
    共に、該モード設定信号発生手段はLSIからのモード
    設定情報をそれぞれ受信することを特徴とする請求項1
    記載のモード設定回路。
  3. 【請求項3】 モード設定情報発生手段から発生した複
    数のモード設定情報を受信し、モード設定対象としての
    第1のLSIに対して、前記複数のモード設定情報に基
    づき複数のモード設定信号を発生するパラレルポートを
    有した第2のLSIから成るモード設定信号発生手段
    と、少なくとも前記第1のLSIの起動前に前記第2の
    LSIが起動するように電源を供給する電源供給手段を
    備えたことを特徴とするモード設定回路。
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JP2011053772A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Brother Industries Ltd データ処理装置

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