JP2001287669A - 車両のフェンダ部構造 - Google Patents

車両のフェンダ部構造

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JP2001287669A JP2000106242A JP2000106242A JP2001287669A JP 2001287669 A JP2001287669 A JP 2001287669A JP 2000106242 A JP2000106242 A JP 2000106242A JP 2000106242 A JP2000106242 A JP 2000106242A JP 2001287669 A JP2001287669 A JP 2001287669A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突体へ衝撃緩和性能を向上する。 【解決手段】 フェンダ14はブラケット32を介して
エプロンアッパメンバアッパ26に固定されており、ブ
ラケット32は車幅方向において対向する2つの連結壁
部32A、32Bを備えている。車幅方向外側の連結壁
部(外側連結壁部)32Aは、車両前方から見て車幅方
向外側へ突出するく字状に屈曲しており、曲げポイント
P1が、外側連結壁部32Aの上下方向中央Lより上方
に設定されている。一方、車幅方向内側の連結壁部(内
側連結壁部)32Bは、車両前方から見て車幅方向内側
へ突出するく字状に屈曲しており、曲げポイントP2
が、内側連結壁部32Bの上下方向中央Lより下方に設
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のフェンダ部構
造に係り、特に、自動車等の車両の構造部材にフェンダ
を取り付けた車両のフェンダ部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の構造部材にフェ
ンダを取り付けた車両のフェンダ部構造においては、そ
の一例が実開平6−27449号に示されている。
【0003】図21に示される如く、この車両のフェン
ダ部構造では、フロントフェンダ100における車幅方
向内側壁部100Aに形成された段差部102に、複数
の有角孔部104が穿設されており、段差部102の折
れ線部分102Aに有角孔部104の角部104Aが合
致している。このため、このフロントフェンダ100で
は、角部104Aの存在により、折れ線部102Aが変
形し易くなり、図21に二点鎖線で示されるように、有
角孔部104に相当するフロントフェンダ100の頂点
106における変形量が大きくなる。この結果、この車
両のフェンダ部構造では、この有角孔部104に相当す
るフロントフェンダ100の頂点106に衝突体が衝突
しても、その衝突エネルギーを確実に吸収できるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両のフェンダ部構造においては、フロントフェンダ10
0とともにフードに略上方から衝突体が衝突した際に、
変形したフードがフロントフェンダ100と干渉するこ
とが考えられ、この干渉により変形荷重が大きくなる。
また、フロントフェンダ100における車幅方向内側壁
部100A以外の比較的変形荷重が大きい部位が変形し
た場合にも、変形荷重が大きくなる。従って、この車両
のフェンダ部構造においては、衝突体への衝撃緩和性能
が低下することが考えられる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、衝突体への衝
撃緩和性能を向上することができる車両のフェンダ部構
造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車両の構造部材にフェンダを取付ける車両のフェン
ダ部構造において、車両略上方からフェンダへの入力
を、車幅方向にオフセットした複数の分力に分散し、前
記フェンダの潰れ方向を制御する分力発生手段を有する
ことを特徴とする。
【0007】従って、分力発生手段により車両略上方か
らフェンダへの入力を、車幅方向にオフセットした複数
の分力に分散することで、フェンダの潰れ方向を制御す
ることができる。この結果、車両略上方からフェンダへ
の入力で、フードとフェンダとが干渉し変形荷重が増加
する車体構造の場合には、フェンダの潰れ方向をフード
とフェンダとの干渉を避ける方向へ制御できる。このた
め、変形荷重が増加するのを抑制でき、衝突体への衝撃
緩和性能を向上できる。一方、車両略上方から入力で、
フェンダの変形量が大きくなるとフェンダの変形荷重が
大きくなる車体構造の場合には、フェンダの潰れ方向を
フェンダの変形荷重が大きくならない方向へ制御でき
る。このため、変形荷重が増加するのを抑制でき、衝突
体への衝撃緩和性能を向上できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の車両のフェンダ部構造において、前記分力発生手段
は、車幅方向において対向する少なくとも2つの連結壁
部であることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
車幅方向において対向する少なくとも2つの連結壁部の
変形形状を調整することで簡単に衝突体への衝撃緩和性
能を向上できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項2に記載
の車両のフェンダ部構造において、前記連結壁部が前記
フェンダと一体であることを特徴とする。
【0011】従って、請求項2に記載の内容に加えて、
連結壁部をフェンダと一体とすることで、部品点数が減
り組付性が向上する。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項2及び3
の何れかに記載の車両のフェンダ部構造において、前記
連結壁部の少なくとも一つが車両前方から見て直線でな
いことを特徴とする。
【0013】従って、請求項2及び3の何れかに記載の
内容に加えて、車両前方から見て直線でない連結壁部
を、曲げポイントを基点とて変形させることでフェンダ
を所定の方向へ変形させることができ、変形方向を容易
に調整できる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項2及び3
の何れかに記載の車両のフェンダ部構造において、前記
連結壁部は、対向する2つの連結壁部が車両前方から見
て直線でないことを特徴とする。
【0015】従って、請求項2及び3の何れかに記載の
内容に加えて、車両前方から見て直線でない対向する2
つの連結壁部を、夫々の曲げポイントを基点とて変形さ
せることでフェンダを所定の方向へ変形させることがで
き、変形方向を容易に調整できる。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項5に記載
の車両のフェンダ部構造において、前記連結壁部は、対
向する2つの連結壁部における各曲げポイントの上下方
向位置が異なっていることを特徴とする。
【0017】従って、請求項5に記載の内容に加えて、
フードとフェンダとの干渉により発生する荷重と、フェ
ンダの変形により発生する荷重と、を考慮して、対向す
る2つの連結壁部における各曲げポイントの上下方向の
位置をそれぞれ異なる位置に設定することで連結壁部の
変形形状を容易に調整できる。
【0018】請求項7記載の本発明は、請求項5に記載
の車両のフェンダ部構造において、前記連結壁部は、対
向する2つの連結壁部における各曲げ方向が車幅方向に
おいて異なることを特徴とする。
【0019】従って、請求項5に記載の内容に加えて、
フードとフェンダとの干渉により発生する荷重と、フェ
ンダの変形により発生する荷重と、を考慮して、対向す
る2つの連結壁部における各曲げポイントの各曲げ方向
を車幅方向においてそれぞれ異なる方向に設定すること
で連結壁部の変形形状を容易に調整できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の車両のフェンダ部構造の
第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0021】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0022】図4に示される如く、本実施形態では、車
体10のフードパネル12とフェンダ14との境界16
が、フード18の車幅方向両端部において、車両前後方
向に沿って延びている。
【0023】図1に示される如く、フードパネル(フー
ドアウタパネルとも言う)12の車幅方向外側部の下面
側には、フードインナパネル20が車両前後方向に沿っ
て配設されている。フードインナパネル20の車両前後
方向から見た断面形状は、開口部を上方へ向けた略ハッ
ト状とされており、開口部の車幅方向内側に突出形成さ
れた内側フランジ(図示省略)がフードパネル12の下
面12Aに結合されている。また、フードインナパネル
20の開口部の車幅方向外側に突出形成された外側フラ
ンジ20Aには、フードパネル12の車幅方向外側縁部
12Bがヘミング加工によって固定されている。フード
パネル12とフードインナパネル20とで構成される閉
断面部21は、フードパネル12の骨格を構成してい
る。
【0024】また、フード18におけるヘミング部18
Aの下方には、車両前後方向に沿って車体10の構造部
材としてのエプロンアッパメンバ24が配設されてお
り、エプロンアッパメンバ24は、エプロンアッパメン
バ24の上部を構成するエプロンアッパメンバアッパ2
6とエプロンアッパメンバ24の下部を構成するエプロ
ンアッパメンバロア28とで構成されている。
【0025】エプロンアッパメンバアッパ26は開口部
を下方へ向けた断面台形状となっており、車幅方向外側
壁部の上部は、車両内側上方から車両外側下方への傾斜
壁部26Aとなっている。また、エプロンアッパメンバ
アッパ26の車幅方向外側壁部の下部は縦壁部26Bと
なっており、縦壁部26Bの下端部には、車幅方向外側
へ向けてフランジ26Cが形成されている。一方、エプ
ロンアッパメンバロア28は断面L字状となっており、
横壁部28Aの車幅方向外側端部28Bと、エプロンア
ッパメンバアッパ26のフランジ26Cとが溶着されて
いる。エプロンアッパメンバロア28の横壁部28Aの
車幅方向内側端部には、下方へ向かって縦壁部28Cが
形成されており、縦壁部28Cには、エプロンアッパメ
ンバアッパ26の車幅方向内側壁部26Dの下端縁部2
6Eが溶着されている。
【0026】従って、エプロンアッパメンバ24は、エ
プロンアッパメンバアッパ26とエプロンアッパメンバ
ロア28とで車両前後方向に延びる閉断面部30を形成
している。
【0027】図3に示される如く、エプロンアッパメン
バアッパ26には、車両前後方向に沿って所定の間隔で
分力発生手段としてのブラケット32が配設されてお
り、これらのブラケット32を介してフェンダ14がエ
プロンアッパメンバアッパ26に固定されている。
【0028】図1に示される如く、ブラケット32は、
車両前方から見た断面形状(正面視)が、開口部を下方
へ向けた略六角形状とされており、車幅方向において対
向する(車幅方向にオフセットしている)2つの連結壁
部32A、32Bを備えている。車幅方向外側の連結壁
部(以後、外側連結壁部という)32Aは、車両前方か
ら見て、車幅方向外側へ突出するく字状に屈曲してお
り、曲げポイントP1が、外側連結壁部32Aの上下方
向中央Lより上方に設定されている。一方、車幅方向内
側の連結壁部(以後、内側連結壁部という)32Bは、
車両前方から見て、車幅方向内側へ突出するく字状に屈
曲しており、曲げポイントP2が、内側連結壁部32B
の上下方向中央Lより下方に設定されている。
【0029】ブラケット32における外側連結壁部32
Aの下端部には、フランジ32Cが形成されており、こ
のフランジ32Cがエプロンアッパメンバアッパ26の
傾斜壁部26Aに溶着されている。また、ブラケット3
2における内側連結壁部32Bの下端部には、フランジ
32Dが形成されており、このフランジ32Dがエプロ
ンアッパメンバアッパ26の車幅方向内側壁部26Dの
上端縁部26Fに溶着されている。
【0030】ブラケット32における外側連結壁部32
Aの上端部と、内側連結壁部32Bの上端部とは、上壁
部32Eによって連結されている。この上壁部32Eの
中央部には、取付孔34が穿設されており、上壁部32
Eの下面には、取付孔34と同軸的にウエルドナット3
6が配設されている。
【0031】フード18におけるヘミング部18Aに対
向しているフェンダ14の車幅方向内側縁部14Aは、
下方に向かって屈曲されており、上下方向に伸びる縦壁
部14Bが形成されている。この縦壁部14Bの下端部
には、車幅方向内側へ向かってフランジ14Cが形成さ
れており、フランジ14Cには、車両前後方向に所定の
間隔で取付孔38が穿設されている。
【0032】フェンダ14の取付孔38とブラケット3
2の取付孔34には、ボルト40が上方から挿入されて
おり、このボルト40をナット36に締め込むことによ
って、フェンダ14におけるフランジ14Cが、ブラケ
ット32の上壁部32Eに固定されている。
【0033】また、本実施形態では、フェンダ14の車
両外側面14Dに凹溝42が、車両前後方向に延設され
ており、凹溝42には装飾用のモール44が取付けられ
ている。従って、図2に示される如く、フード18とフ
ェンダ14との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方
から略下方(図2の矢印A方向)へ向けて荷重が作用し
た場合に、フェンダ14の変形量が大きくなっても、凹
溝42を基点にしてフェンダ14の車両外側面14Dが
容易に変形し、変形荷重が大きくなり難い車体構造とな
っている。なお、フェンダ14の車両外側面14Dに凹
溝42を形成しなくても、フェンダ14の材質、車両外
側面14Dの形状(曲率、傾き)、フェンダ14の取り
付け方等の他の要因によって、フード18とフェンダ1
4との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から略下
方(図2の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合
に、フェンダ14の変形量が大きくなっても、フェンダ
14の車両外側面14Dが容易に変形し、変形荷重が大
きくなり難い車体構造となっていても良い。
【0034】次に本実施形態の作用を説明する。
【0035】本実施形態では、フード18とフェンダ1
4との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から略下
方(図2の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合に
は、フードパネル12の境界16近傍の部位及びフェン
ダ14の境界16近傍の部位が、図2に示される如く下
方へ変形する。
【0036】この際、本実施形態では、フェンダ14を
エプロンアッパメンバアッパ26に固定しているブラケ
ット32の外側連結壁部32Aが、車両前方から見て車
幅方向外側へ突出するく字状に屈曲しており、曲げポイ
ントP1が外側連結壁部32Aの上下方向中央Lより上
方に設定されていると共に、内側連結壁部32Bが、車
両前方から見て車幅方向内側へ突出するく字状に屈曲し
ており、曲げポイントP2が内側連結壁部32Bの上下
方向中央Lより下方に設定されているため、図2に示す
ように、外側連結壁部32Aと内側連結壁部32Bとに
分散された分力によって、外側連結壁部32Aと内側連
結壁部32Bとが夫々変形することで、ブラケット32
の上壁部32Eがフェンダ14のフランジ14Cととも
に車幅方向外側下方(図2の矢印B方向)へ向って潰れ
る。このため、簡単な構成で車幅方向外側下方(図2の
矢印C方向)へ変形するフード18のヘミング部18A
とフェンダ14の縦壁部14Bとの干渉を避けることが
できる。このため、変形荷重が増加するのを抑制でき、
衝突体Sへの衝撃緩和性能を向上できる。
【0037】また、本実施形態では、車幅方向において
対向するブラケット32の外側連結壁部32Aと内側連
結壁部32Bとの各曲げポイントP1、P2の上下方向
の位置を変えることで簡単に変形形状を調整できる。
【0038】次に、本発明の車両のフェンダ部構造の第
2実施形態を図5及び図6に従って説明する。
【0039】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】図5に示される如く、本実施形態では、ブ
ラケット32における外側連結壁部32Aが、車両前方
から見て車幅方向外側へ突出するく字状に屈曲してお
り、曲げポイントP1が、外側連結壁部32Aの上下方
向中央Lより下方に設定されている。一方、内側連結壁
部32Bが、車両前方から見て車幅方向内側へ突出する
く字状に屈曲しており、曲げポイントP2が、内側連結
壁部32Bの上下方向中央Lより上方に設定されてい
る。
【0041】また、本実施形態では、フェンダ14の車
両外側面14Dに、第1実施形態(図1参照)における
凹溝が形成されておらず、略上方から略下方(図6の矢
印A方向)へ向けて荷重が作用した場合に、フェンダ1
4の変形量が大きくなると、変形荷重が大きくなり易い
車体構造となっている。なお、フェンダ14の車両外側
面14Dに凹溝を形成しても、フェンダ14の材質、車
両外側面14Dの形状(曲率、傾き)、フェンダ14の
取り付け方等の他の要因によって、フード18とフェン
ダ14との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から
略下方(図6の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場
合に、フェンダ14の変形量が大きくなると、変形荷重
が大きくなり易い車体構造となっていても良い。
【0042】次に本実施形態の作用を説明する。
【0043】本実施形態では、フード18とフェンダ1
4との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から略下
方(図6の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合に
は、フードパネル12の境界16近傍の部位及びフェン
ダ14の境界16近傍の部位が、図6に示される如く下
方へ変形する。
【0044】この際、本実施形態では、フェンダ14を
エプロンアッパメンバアッパ26に固定しているブラケ
ット32の外側連結壁部32Aが、車両前方から見て車
幅方向外側へ突出するく字状に屈曲しており、曲げポイ
ントP1が外側連結壁部32Aの上下方向中央Lより下
方に設定されていると共に、内側連結壁部32Bが、車
両前方から見て車幅方向内側へ突出するく字状に屈曲し
ており、曲げポイントP2が内側連結壁部32Bの上下
方向中央Lより上方に設定されているため、図6に示す
ように、外側連結壁部32Aと内側連結壁部32Bとに
分散された分力によって、外側連結壁部32Aと内側連
結壁部32Bとが夫々変形することで、ブラケット32
の上壁部32Eがフェンダ14のフランジ14Cととも
に車幅方向内側下方(図6の矢印D方向)へ向って潰れ
る。このため、簡単な構成で車幅方向外側下方へ変形す
るフード18のヘミング部18Aとフェンダ14とが干
渉するものの、フェンダ14の車両外側面14Dが、第
1実施形態(図2参照)の様に湾曲変形するのを防止で
きる。即ち、変形荷重が大きいフェンダ14の車両外側
面14Dを変形させないため、フェンダ14の変形荷重
が増加するのを抑制でき、衝突体Sへの衝撃緩和性能を
向上できる。
【0045】また、本実施形態では、車幅方向において
対向するブラケット32の外側連結壁部32Aと内側連
結壁部32Bとの各曲げポイントP1、P2の上下位置
を変えることで、簡単にその変形形状を調整できる。
【0046】次に、本発明の車両のフェンダ部構造の第
3実施形態を図7〜図9に従って説明する。
【0047】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0048】図7に示される如く、本実施形態では、フ
ェンダ14が樹脂材で構成されており、分力発生手段と
しての車幅方向において対向する2つの連結壁部14
E、14Fが、フェンダ14に一体成形されている。ま
た、車幅方向外側の連結壁部(以後、外側連結壁部とい
う)14Eは、車両前方から見て、車幅方向外側へ突出
するく字状に屈曲しており、曲げポイントP1が、外側
連結壁部の上下方向中央Lより上方に設定されている。
一方、車幅方向内側の連結壁部(以後、内側連結壁部と
いう)14Fは、車両前方から見て、車幅方向内側へ突
出するく字状に屈曲しており、曲げポイントP2が、内
側連結壁部14Fの上下方向中央Lより下方に設定され
ている。
【0049】フェンダ14における外側連結壁部14E
の上端部は、縦壁部14Bの下端部に連結されており、
縦壁部14Bの下端部から車幅方向内側に伸びる上壁部
14Gの車幅方向内側端部に、内側連結壁部14Fの上
端部が連結されている。また、外側連結壁部14Eの下
端部と、内側連結壁部14Fの下端部とは、下壁部14
Hによって連結されている。
【0050】図9に示される如く、フェンダ14の外側
連結壁部14E、内側連結壁部14F、下壁部14H
は、車両前後方向に所定の間隔で形成されている。ま
た、フェンダ14の下壁部14Hは車両前方に延設され
ており、取付部14Jとなっている。
【0051】図7に示される如く、本実施形態では、エ
プロンアッパメンバアッパ26の上壁部26Gに、車両
前後方向に沿って所定の間隔で取付孔50が穿設されて
おり、上壁部26Gの下面には、取付孔50と同軸的に
ウエルドナット52が配設されている。一方、フェンダ
14における取付部14Jの中央部には、取付孔54が
穿設されている。フェンダ14の取付孔54とエプロン
アッパメンバアッパ26の取付孔50には、ボルト56
が上方から挿入されており、このボルト56をナット5
2に締め込むことによって、フェンダ14における取付
部14Jが、エプロンアッパメンバアッパ26の上壁部
26Gに固定されている。
【0052】また、本実施形態では、第1実施形態と同
様に、図8に示される如く、フード18とフェンダ14
との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から略下方
(図8の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合に、
フェンダ14の変形量が大きくなっても、変形荷重が大
きくなり難い車体構造となっている。
【0053】次に本実施形態の作用を説明する。
【0054】本実施形態では、フード18とフェンダ1
4との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から略下
方(図8の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合に
は、フードパネル12の境界16近傍の部位及びフェン
ダ14の境界16近傍の部位が、図8に示される如く下
方へ変形する。
【0055】この際、本実施形態では、フェンダ14に
一体成形され、フェンダ14をエプロンアッパメンバア
ッパ26に固定している外側連結壁部14Eが、車両前
方から見て車幅方向外側へ突出するく字状に屈曲してお
り、曲げポイントP1が外側連結壁部14Eの上下方向
中央Lより上方に設定されていると共に、内側連結壁部
14Fが、車両前方から見て車幅方向内側へ突出するく
字状に屈曲しており、曲げポイントP2が内側連結壁部
14Fの上下方向中央より下方に設定されているため、
図8に示すように、外側連結壁部14Eと内側連結壁部
14Fとに分散された分力によって、外側連結壁部14
Eと内側連結壁部14Fとが夫々変形することで、フェ
ンダ14における縦壁部14Bの下端部が車幅方向外側
下方(図8の矢印B方向)へ向って潰れる。このため、
簡単な構成で車幅方向外側下方(図8の矢印C方向)へ
変形するフード18のヘミング部18Aとフェンダ14
の縦壁部14Bとの干渉を避けることができる。このた
め、変形荷重が増加するのを抑制でき、衝突体Sへの衝
撃緩和性能を向上できる。
【0056】また、本実施形態では、車幅方向において
対向するフェンダ14の外側連結壁部14Eと内側連結
壁部14Fとの各曲げポイントP1、P2の上下方向の
位置を変えることで簡単に変形形状を調整できる。
【0057】また、本実施形態では、外側連結壁部14
Eと内側連結壁部14Fをフェンダと一体とすること
で、部品点数が減り組付性が向上する。
【0058】次に、本発明の車両のフェンダ部構造の第
4実施形態を図10及び図11に従って説明する。
【0059】なお、第3実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0060】図10に示される如く、本実施形態では、
フェンダ14が樹脂材で構成されており、分力発生手段
としての車幅方向において対向する2つの連結壁部14
E、14Fが一体成形されている。また、外側連結壁部
14Eは、車両前方から見て、車幅方向外側へ突出する
く字状に屈曲しており、曲げポイントP1が、外側連結
壁部の上下方向中央Lより下方に設定されている。一
方、車幅方向内側の内側連結壁部14Fは、車両前方か
ら見て、車幅方向内側へ突出するく字状に屈曲してお
り、曲げポイントP2が、内側連結壁部14Fの上下方
向中央Lより上方に設定されている。
【0061】また、本実施形態では、略上方から略下方
(図11の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合
に、フェンダ14の変形量が大きくなると、変形荷重が
大きくなり易い車体構造となっている。
【0062】次に本実施形態の作用を説明する。
【0063】本実施形態では、フード18とフェンダ1
4との境界16に衝突体Sが衝突して、略上方から略下
方(図11の矢印A方向)へ向けて荷重が作用した場合
には、フードパネル12の境界16近傍の部位及びフェ
ンダ14の境界16近傍の部位が、図11に示される如
く下方へ変形する。
【0064】この際、本実施形態では、フェンダ14に
一体成形され、フェンダ14をエプロンアッパメンバア
ッパ26に固定している外側連結壁部14Eが、車両前
方から見て車幅方向外側へ突出するく字状に屈曲してお
り、曲げポイントP1が外側連結壁部14Eの上下方向
中央Lより下方に設定されていると共に、内側連結壁部
14Fが、車両前方から見て車幅方向内側へ突出するく
字状に屈曲しており、曲げポイントP2が内側連結壁部
14Fの上下方向中央より上方に設定されているため、
図11に示すように、外側連結壁部14Eと内側連結壁
部14Fとに分散された分力によって、外側連結壁部1
4Eと内側連結壁部14Fとが夫々変形することで、フ
ェンダ14における縦壁部14Bの下端部が車幅方向内
側下方(図11の矢印D方向)へ向って潰れる。このた
め、簡単な構成で車幅方向外側下方へ変形するフード1
8のヘミング部18Aとフェンダ14とが干渉するもの
の、フェンダ14の車両外側面14Dが、第3実施形態
(図8参照)の様に湾曲変形するのを防止できる。即
ち、変形荷重が大きいフェンダ14の車両外側面14D
を変形させないため、フェンダ14の変形荷重が増加す
るのを抑制でき、衝突体Sへの衝撃緩和性能を向上でき
る。
【0065】また、本実施形態では、第3実施形態と同
様に車幅方向において対向するフェンダ14の外側連結
壁部14Eと内側連結壁部14Fとの各曲げポイントP
1、P2の上下方向の位置を変えることで、簡単にその
変形形状を調整できる。
【0066】また、本実施形態では、第3実施形態と同
様に外側連結壁部14Eと内側連結壁部14Fをフェン
ダと一体とすることで、部品点数が減り組付性が向上す
る。
【0067】なお、上記第3及び第4実施形態では、フ
ェンダ14を樹脂材で構成し、分力発生手段としての連
結壁部14E、14Fを一体成形したが、これに代え
て、フェンダ14をアルミ等の軽合金を使用した鋳物等
の他の材料で構成し、分力発生手段としての連結壁部1
4E、14Fを一体成形した構成としても良い。
【0068】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、図12に示される如く、第1及び第2実
施形態におけるブラケット32の外側連結壁部32Aの
曲げポイントP1と、内側連結壁部32Bの曲げポイン
トP2にスリット60、薄肉部等の曲げ促進手段を形成
しても良い。また、図13に示される如く、第3及び第
4実施形態におけるフェンダ14の外側連結壁部14E
と内側連結壁部14Fとの各曲げポイントP1、P2の
対向面側にノッチ62等の曲げ促進手段を形成しても良
い。
【0069】また、上記各実施形態では、対向する外側
連結壁部と内側連結壁部との双方をく字状に屈曲させた
構成にしたが、これに代えて、図14に示される如く、
外側連結壁部32Aと内側連結壁部32Bとのうちの一
方(図14では内側連結壁部32B)のみをく字状に屈
曲させた構成としても良い。
【0070】また、上記各実施形態では、外側連結壁部
を車両前方から見て車幅方向外側へ突出するく字状に屈
曲し、内側連結壁部を車両前方から見て車幅方向内側へ
突出するく字状に屈曲したが、これに代えて、図15及
び図16に示される如く、外側連結壁部32Aを車両前
方から見て車幅方向内側へ突出するく字状に屈曲し、内
側連結壁部32Bを車両前方から見て車幅方向外側へ突
出するく字状に屈曲した構成としても良い。
【0071】また、上記各実施形態では、外側連結壁部
を車両前方から見て車幅方向外側へ突出するく字状に屈
曲し、内側連結壁部を車両前方から見て車幅方向内側へ
突出するく字状に屈曲したが、これに代えて、図17に
示される如く、外側連結壁部32Aと内側連結壁部32
Bを車両前方から見て同方向(図17では車幅方向外
側)へ突出するく字状に屈曲した構成としても良い。な
お、この場合には、く字状の屈曲方向(図17では車幅
方向外側)によって、フェンダ14の潰れ方向(図17
では矢印B方向)を調整できる。
【0072】また、上記各実施形態では、外側連結壁部
と内側連結壁部との少なくとも一方を上下方向の1つの
曲げポイントにおいて屈曲したく字状としたが、これに
代えて、図18に示される如く、外側連結壁部32Aと
内側連結壁部32Bとの少なくとも一方を上下方向の複
数の曲げポイントP1、P3及びP2、P4において屈
曲した形状としても良い。
【0073】また、上記各実施形態では、外側連結壁部
と内側連結壁部との少なくとも一方を曲げポイントにお
いて屈曲したが、これに代えて、図19に示される如
く、外側連結壁部32Aと内側連結壁部32Bとの少な
くとも一方を曲げポイントP1、P2において湾曲させ
た(円弧状に曲げた)構成としても良い。
【0074】また、上記第3及び第4実施形態では、図
9に示される如く、フェンダ14における下壁部14H
を車両前方に延設し取付部14Jとしたが、これに代え
て、図19に示される如く、エプロンアッパメンバアッ
パ26の上壁部26Gにボルト56によって固定される
別部材の押さえ板70によって、フェンダ14の下壁部
14Hを保持する構成としても良い。
【0075】また、上記各実施形態では、分力発生手段
を車幅方向において対向する2つの外側連結壁部32
A、14Eと内側連結壁部32B、14Fとによって構
成したが、これに代えて、分力発生手段を車幅方向にオ
フセットした3つ以上の連結壁部で構成しても良い。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、車両の構造部
材にフェンダを取付ける車両のフェンダ部構造におい
て、車両略上方からフェンダへの入力を、車幅方向にオ
フセットした複数の分力に分散し、前記フェンダの潰れ
方向を制御する分力発生手段を有するため、衝突体への
衝撃緩和性能を向上することができるという優れた効果
を有する。
【0077】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の車両のフェンダ部構造において、分力発生手段は、車
幅方向において対向する少なくとも2つの連結壁部であ
るため、請求項1に記載の効果に加えて、簡単に衝突体
への衝撃緩和性能を向上できるという優れた効果を有す
る。
【0078】請求項3記載の本発明は、請求項2に記載
の車両のフェンダ部構造において、連結壁部がフェンダ
と一体であるため、請求項2に記載の効果に加えて、部
品点数が減り組付性が向上するという優れた効果を有す
る。
【0079】請求項4記載の本発明は、請求項2及び3
の何れかに記載の車両のフェンダ部構造において、連結
壁部の少なくとも一つが車両前方から見て直線でないた
め、請求項2及び3の何れかに記載の効果に加えて、フ
ェンダの変形方向を容易に調整できるという優れた効果
を有する。
【0080】請求項5記載の本発明は、請求項2及び3
の何れかに記載の車両のフェンダ部構造において、連結
壁部は、対向する2つの連結壁部が車両前方から見て直
線でないため、請求項2及び3の何れかに記載の効果に
加えて、フェンダの変形方向を容易に調整できるという
優れた効果を有する。
【0081】請求項6記載の本発明は、請求項5に記載
の車両のフェンダ部構造において、連結壁部は、対向す
る2つの連結壁部における各曲げポイントの上下方向位
置が異なっているため、請求項5に記載の効果に加え
て、連結壁部の変形形状を容易に調整できるという優れ
た効果を有する。
【0082】請求項7記載の本発明は、請求項5に記載
の車両のフェンダ部構造において、連結壁部は、対向す
る2つの連結壁部における各曲げ方向が車幅方向におい
て異なるため、請求項5に記載の効果に加えて、連結壁
部の変形形状を容易に調整できるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の1−1線に沿った断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る車両のフェンダ部
構造の変形状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る車両のフェンダ部
構造の一部を示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る車両のフェンダ部
構造が適用された車両を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る車両のフェンダ部
構造を示す図1に対応する断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る車両のフェンダ部
構造の変形状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る車両のフェンダ部
構造を示す図1に対応する断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る車両のフェンダ部
構造の変形状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る車両のフェンダ部
構造の一部を示す拡大斜視図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る車両のフェンダ
部構造の変形状態を示す断面図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造の一部を示す拡大斜視図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図14】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図15】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図16】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図17】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図18】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図19】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造を示す図1に対応する断面図である。
【図20】本発明の他の実施形態に係る車両のフェンダ
部構造の一部を示す拡大斜視図である。
【図21】従来技術における車両のフェンダ部構造の一
部を示す側面図である。
【符号の説明】
14 フェンダ 14E フェンダの外側連結壁部(分力発生手段) 14F フェンダの内側連結壁部(分力発生手段) 18 フード 24 エプロンアッパメンバ(構造部材) 26 エプロンアッパメンバアッパ 32 ブラケット(分力発生手段) 32A ブラケットの外側連結壁部 32B ブラケットの内側連結壁部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の構造部材にフェンダを取付ける車
    両のフェンダ部構造において、 車両略上方からフェンダへの入力を、車幅方向にオフセ
    ットした複数の分力に分散し、前記フェンダの潰れ方向
    を制御する分力発生手段を有することを特徴とする車両
    のフェンダ部構造。
  2. 【請求項2】 前記分力発生手段は、車幅方向において
    対向する少なくとも2つの連結壁部であることを特徴と
    する請求項1に記載の車両のフェンダ部構造。
  3. 【請求項3】 前記連結壁部が前記フェンダと一体であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の車両のフェンダ部
    構造。
  4. 【請求項4】 前記連結壁部の少なくとも一つが車両前
    方から見て直線でないことを特徴とする請求項2及び3
    の何れかに記載の車両のフェンダ部構造。
  5. 【請求項5】 前記連結壁部は、対向する2つの連結壁
    部が車両前方から見て直線でないことを特徴とする請求
    項2及び3の何れかに記載の車両のフェンダ部構造。
  6. 【請求項6】 前記連結壁部は、対向する2つの連結壁
    部における各曲げポイントの上下方向位置が異なってい
    ることを特徴とする請求項5に記載の車両のフェンダ部
    構造。
  7. 【請求項7】 前記連結壁部は、対向する2つの連結壁
    部における各曲げ方向が車幅方向において異なることを
    特徴とする請求項5に記載の車両のフェンダ部構造。
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