JP2001282333A - ワイヤカット放電加工機のncプログラム作成装置とその作成方法 - Google Patents
ワイヤカット放電加工機のncプログラム作成装置とその作成方法Info
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract
加工を連続して実行するためのNCプログラムを自動的
に簡単に作成することができるワイヤカット放電加工機
のNCプログラム作成装置とその作成方法に関するを提
供する。 【解決手段】 プログラムPW1 は、指定形状の開始点
SP1 まで加工するためのプログラムである。プログラ
ムPAn ,PBn は、開始点SP1 から終点EP 1 まで
加工するためのプログラムと、終点EP1 から開始点S
P1 まで逆方向に加工するためのプログラムと、開始点
SP1 から終点EP1 まで加工するためのプログラムで
ある。プログラムPW2 は、終点EP1 から次の指定形
状の開始点まで加工するためのプログラムである。プロ
グラム作成処理部は、プログラムPW1 ,PAn ,PB
n ,PW2 を加工開始点から加工終了点に至る連続した
一つのプログラムに合成する。
Description
定の加工形状にワイヤ電極によって放電加工するための
NCプログラムを作成するワイヤカット放電加工機のN
Cプログラム作成装置とその作成方法に関する。
動を位置、速度などの数値情報によって制御して、放電
加工に関する一連の動作をプログラムした指令によって
実行するワイヤカット放電加工機が知られている。この
ワイヤカット放電加工機では、APT装置(Automatica
lly Programmed Tools:自動プログラミング装置)又は
CAD/CAM装置(Computer Aided Design/Compute
r Aided Manufacturing)を使用することによって、加
工形状を特定した図面に基づいて加工形状のNC(Nume
rical Control:数値制御)プログラムを作成する。ワ
イヤカット放電加工機は、このNCプログラムが入力さ
れ、加工条件などの必要な事項が設定されると、放電加
工を開始する。
を作成する場合には、加工形状を特定した図面に合わせ
て線や円などの図形要素を順次指定することで図形定義
がされ、加工形状が決定される。そして、決定した加工
形状に対してワイヤ電極の移動経路(運動軌跡)が指定
されるとともに、加工位置、加工個数、加工開始点及び
加工終了点などの加工に必要な種々の情報が入力され
る。APT装置は、これらの情報に基づいて所定の演算
処理を実行し、加工開始点や加工終了点などを含む加工
形状の全周にわたるワイヤ電極の移動経路をNCプログ
ラムコードにより表現したNCプログラムを出力する。
して精密金型などを作成する場合には、APT装置が作
成したNCプログラムを数値制御装置に入力する必要が
ある。数値制御装置は、要求される面粗度(加工面粗
さ)及び加工精度に適した加工回数及び加工条件を決定
する工具補正機能(補正機能)を備えている。ワイヤカ
ット放電加工機は、入力された一連のNCプログラムで
表現されたワイヤ電極の移動経路をシフトさせながらオ
フセット量を徐々に小さくして、ファーストカットから
セカンドカット、サードカットと加工対象物を複数回加
工する。この場合に、APT装置は、ファーストカット
では、一定のオフセット量及び加工条件によって加工形
状の全周を加工する一つのプログラムを作成し、セカン
ドカット以降では、ファースカットのプログラムを利用
してオフセット量及び加工条件のみを変更したプログラ
ムを作成する。
ト放電加工機を使用して精密金型や部品などを作成する
場合には、高い加工精度や細かい面粗度が部品の全周に
わたり要求されずに、加工形状の一部にのみ要求される
ときがある。例えば、はさみなどを加工する場合には、
切刃部やかしめ部にのみ高い加工精度や細かい面粗度が
要求されることがある。
フセット量及び加工条件によって加工形状の全周を加工
する一つのプログラムを作成する。その結果、高い加工
精度や細かい面粗度が加工形状の一部に要求される場合
であっても、この加工形状の一部の加工精度や面粗度に
合わせて加工形状の全てを仕上げてしまうために、加工
時間が長くなって生産性を向上させることができない。
工時間を省略するために、加工形状の全周を加工するた
めの全体加工プログラムと、加工形状の一部を複数回加
工するための部分加工プログラムとを作成する。ワイヤ
カット放電加工機は、全体加工プログラムによって加工
形状の全周を加工した後に、部分加工プログラムによっ
て所定の位置にワイヤ電極を位置決めして、加工形状の
一部のみを複数回加工して仕上げる。
のNCプログラム作成装置が作成したNCプログラムに
よって加工された加工対象物の斜視図である。図13
は、従来のワイヤカット放電加工機のNCプログラム作
成装置が作成したNCプログラムによる加工方法を説明
するための図である。
は、加工形状L104,L105,L106が加工形状
L103,L107よりも高い加工精度と細かい面粗度
で加工されている。図13に示すように、全体加工プロ
グラムPWに基づいて、加工形状L103,L104,
…,L107をワイヤ電極が仕上げる。次に、部分加工
プログラムPR2に基づいて、開始点Sに位置決めされ
開始点Sから往復移動しながら点線部分C1をワイヤ電
極が加工し、加工形状L104,L105,L106を
ワイヤ電極が仕上げる。
連続した自動運転とするためには、APT装置や数値制
御装置のプログラム編集機能を利用して、全体加工プロ
グラムPWと部分加工プログラムPR2とを一つのNC
プログラムに作業者が編集しなければならない。しか
し、このような編集作業は、例えば、図13に示す座標
A,B,Cなどの相互の位置関係を決定したり、開始点
Sにワイヤ電極を移動させ位置決めするためのプログラ
ムなどを作成する必要があり、熟練したプログラミング
能力と煩雑な編集労力が必要になる。
要求を含む放電加工を連続して実行するためのNCプロ
グラムを自動的に簡単に作成することができるワイヤカ
ット放電加工機のNCプログラム作成装置とその作成方
法を提供することを目的とする。
する解決手段により、前記課題を解決する。なお、この
発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、こ
れに限定するものではない。請求項1の発明は、加工対
象物を所定の加工形状にワイヤ電極によって放電加工す
るためのNCプログラムを作成するワイヤカット放電加
工機のNCプログラム作成装置であって、前記加工形状
のうち指定された指定形状(L4〜L6,L8〜L1
0)を仕上げるために、この指定形状に要求される加工
回数だけ前記ワイヤ電極によって往復加工させる往復加
工プログラム(PAn ,PBn )を作成する往復加工
プログラム作成手段(8a)と、前記加工形状のうち前
記指定形状以外の非指定形状(L1〜L3,L7,L1
1〜L13)を仕上げるために、この非指定形状に要求
される加工回数だけ前記ワイヤ電極によって加工させる
加工プログラム(PW)を作成する加工プログラム作成
手段(8b)と、前記指定形状に要求される加工条件及
び前記ワイヤ電極のオフセット量を前記往復加工プログ
ラムに設定するとともに、前記非指定形状に要求される
加工条件及び前記ワイヤ電極のオフセット量を前記加工
プログラムに設定する設定手段(8c)と、前記往復加
工プログラムと前記加工プログラムとを連続したNCプ
ログラムに合成するプログラム合成手段(8d)とを含
むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成装置
(1)である。
加工機のNCプログラム作成装置において、前記指定形
状に要求される加工面粗さ又は加工精度と前記非指定形
状に要求される加工面粗さ又は加工精度とを入力する入
力手段(2)と、前記加工面粗さ、前記加工精度、前記
加工回数、前記加工条件及び前記オフセット量を記憶す
る記憶手段(5)と、前記入力手段によって入力された
前記加工面粗さ又は前記加工精度に適した前記加工回
数、前記加工条件及び前記オフセット量を前記記憶手段
から検索する検索手段(6)とを含むワイヤカット放電
加工機のNCプログラム作成装置である。
加工機のNCプログラム作成装置において、前記指定形
状に要求される加工回数と前記非指定形状に要求される
加工回数とを入力する入力手段(2)と、前記加工回
数、前記加工条件及び前記オフセット量を記憶する記憶
手段(5)と、前記入力手段によって入力された前記加
工回数に適した前記加工条件及び前記オフセット量を前
記記憶手段から検索する検索手段(6)とを含むワイヤ
カット放電加工機のNCプログラム作成装置である。
工形状にワイヤ電極によって放電加工するためのNCプ
ログラムを作成するワイヤカット放電加工機のNCプロ
グラム作成方法であって、前記加工形状のうち指定され
た指定形状(L4〜L6,L8〜L10)を仕上げるた
めに、この指定形状に要求される加工回数だけ前記ワイ
ヤ電極によって往復加工させる往復加工プログラム(P
An ,PBn )を作成する往復加工プログラム作成手
順(S803,S804,S806,S808)と、前
記加工形状のうち前記指定形状以外の非指定形状(L1
〜L3,L7,L11〜L13)を仕上げるために、こ
の非指定形状に要求される加工回数だけ前記ワイヤ電極
によって加工させる加工プログラム(PW)を作成する
加工プログラム作成手順(S802,S812,S81
3,S817,S8171〜S8173)と、前記指定
形状に要求される加工条件及び前記ワイヤ電極のオフセ
ット量を前記往復加工プログラムに設定するとともに、
前記非指定形状に要求される加工条件及び前記ワイヤ電
極のオフセット量を前記加工プログラムに設定する設定
手順(S809,S816,S818)と、前記往復加
工プログラムと前記加工プログラムとを連続したNCプ
ログラムに合成するプログラム合成手順(S819)と
を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成方
法である。
加工機のNCプログラム作成方法において、前記指定形
状に要求される加工面粗さ又は加工精度と前記非指定形
状に要求される加工面粗さ又は加工精度とを入力する入
力手順(S200)と、予め記憶された前記加工面粗
さ、前記加工精度、前記加工回数、前記加工条件及び前
記オフセット量から、入力された前記加工面粗さ又は前
記加工精度に適した前記加工回数、前記加工条件及び前
記オフセット量を検索する検索手順(S805,S81
6,S8055,S8056)とを含むワイヤカット放
電加工機のNCプログラム作成方法である。
加工機のNCプログラム作成方法において、前記指定形
状に要求される加工回数と前記非指定形状に要求される
加工回数とを入力する入力手順(S200)と、予め記
憶された前記加工回数、前記加工条件及び前記オフセッ
ト量から、入力された前記加工回数に適した前記加工条
件及び前記オフセット量を検索する検索手順(S80
5,S816,S8053)とを含むワイヤカット放電
加工機のNCプログラム作成方法である。
の実施形態について詳しく説明する。図1は、この発明
の実施形態に係るワイヤカット放電加工機のNCプログ
ラム作成装置のブロック図である。
を所定の加工形状にワイヤ電極によって放電加工するた
めのNCプログラムを作成する装置である。NCプログ
ラム作成装置1は、図1に示すように、入力装置2と、
表示装置3と、加工形状演算処理部4と、データベース
5と、検索手段6と、一時記憶メモリ7と、プログラム
作成処理部8とを備えている。
度、加工精度又は加工回数(加工要求)などを入力する
装置である。入力装置2は、キーボード2a及びマウス
2bから構成されている。入力装置2は、直線、円又は
点などの図形要素によって加工形状を定義したり、ワイ
ヤ電極の移動経路を定義したり、加工手順を決定したり
する数値情報、プログラムコード又は加工メニューなど
を入力又は指定するときに、作業者によって操作され
る。入力装置2は、加工形状のうち加工要求の異なる形
状要素を指定形状として指定するときや、加工形状のう
ち指定形状以外の形状要素を非指定形状として指定する
ときにも、作業者によって操作される。入力装置2は、
加工要求に関する加工要求情報や、指定形状又は非指定
形状に関する形状指定情報を加工形状演算処理部4に出
力する。
表示するモニタである。表示装置3は、入力装置2を使
用して作業者が容易に入力作業や選択作業を行えるよう
に、種々の情報やメニューを画面上に表示する。
定の加工形状に加工するときに必要となる座標値などを
演算する装置である。加工形状演算処理部4は、加工形
状を線分や円弧などのブロックに分割し、各ブロック毎
に開始点、終了点及び中心点などを演算したり交点や接
点などの座標値を演算する。加工形状演算処理部4は、
入力装置2が出力する加工要求情報を検索手段6に出力
するとともに、入力装置2が出力する形状指定情報を往
復加工プログラム作成処理部8a及び加工プログラム作
成処理部8bに出力する。また、加工形状演算処理部4
は、演算した加工形状に関する加工形状情報を表示装置
3、往復加工プログラム作成処理部8a及び加工プログ
ラム作成処理部8bに出力する。
工回数、加工条件及びワイヤ電極のオフセット量などの
種々の情報を記憶した記憶装置である。データベース5
は、例えば、面粗度又は加工精度に対応する加工回数、
加工条件及びワイヤ電極のオフセット量などを対象表形
式で予めテーブル化して記憶している。
加工要求情報に基づいて、加工要求に適した加工条件及
びワイヤ電極のオフセット量などに関する情報をデータ
ベースから検索する装置である。検索手段6は、例え
ば、加工要求情報が面粗度又は加工精度であるときに
は、この面粗度又は加工精度に適した加工回数、加工条
件及びワイヤ電極のオフセット量などをデータベースか
ら検索して読み出す。検索手段6はこれらの加工条件な
どを加工情報として一時記憶メモリ7に出力する。
た加工回数、加工条件及びワイヤ電極のオフセット量な
どの加工情報を一時的に記憶する装置である。一時記憶
メモリ7は、プログラム作成処理部8からの指令に基づ
いて、往復加工プログラム作成処理部8a、加工プログ
ラム作成処理部8b及び設定処理部8cに記憶した加工
情報を出力する。
所定の加工形状にワイヤ電極によって放電加工するため
のNCプログラムを作成する中央処理部である。プログ
ラム作成処理部8は、往復加工プログラム作成処理部8
aと、加工プログラム作成処理部8bと、設定処理部8
cと、プログラム合成処理部8dとを備えている。
工形状のうち指定された指定形状(形状要素)を仕上げ
るために、この指定形状に要求される加工回数だけワイ
ヤ電極によって往復加工させる往復加工プログラムを作
成する。往復加工プログラム作成処理部8aは、加工形
状演算処理部4が出力する加工形状情報及び形状指定情
報に基づいて往復加工プログラムを作成する。
状のうち指定形状以外の非指定形状(形状要素)を仕上
げるために、この非指定形状に要求される加工回数だけ
ワイヤ電極によって加工させる加工プログラムを作成す
る。加工プログラム作成処理部8bは、加工形状演算処
理部4が出力する加工形状情報及び形状指定情報に基づ
いて加工プログラムを作成する。
加工条件及びワイヤ電極のオフセット量を往復加工プロ
グラムに設定するとともに、非指定形状に要求される加
工条件及びワイヤ電極のオフセット量を加工プログラム
に設定する。設定処理部8cは、一時記憶メモリ7から
読み出した加工情報を往復加工プログラム及び加工プロ
グラムにそれぞれ挿入する。
ログラムと加工プログラムとを連続したNCプログラム
に合成する。プログラム合成処理部8dは、NCプログ
ラムを記録媒体に記録する図示しない記録装置を備えて
いる。
成処理部8が作成したNCプログラムを記録する情報記
録媒体である。リムーバブルディスク9は、例えば、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク又は光磁気
ディスクなどである。
ット放電加工機のNCプログラム作成装置の動作を説明
する。図2は、この発明の実施形態に係るワイヤカット
放電加工機のNCプログラム作成装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。図3は、この発明の実施
形態に係るワイヤカット放電加工機のNCプログラム作
成装置の表示装置が表示した加工形状を示す図である。
以下では、この発明の実施形態に係るワイヤカット放電
加工機のNCプログラム作成装置によって図3に示す加
工形状を加工する場合を例に挙げて説明する。
て、形状が定義される。入力手段2が作業者によって操
作されて、加工形状演算処理部4が加工形状を定義する
と、図3に示すように表示装置3が加工形状L1,…,
L13を画面上に表示する。
求が入力される。作業者は、表示装置3が表示する加工
形状L1,…,L13を参照しながら、スタート穴SH
内の加工開始点Sと、この加工開始点Sから最初の加工
形状L1に至る加工経路ALと、加工終了点Eと、加工
形状L1,…,L13の全形状に対して面粗度、加工精
度又は加工回数などの加工要求とを入力手段2を使用し
て入力する。
れる。作業者は、加工形状L1,…,L13を参照しな
がら、ワイヤ電極の移動経路や右回り又は左回り(加工
方向)などを定義する。
は、部分仕上げの有無を選択するメニューを表示させる
指令を表示装置3に出力し、作業者により部分仕上げの
メニューが選択されると部分仕上げ処理が必要と判断さ
れS600に進む。また部分仕上げ無が選択されるとS
500に進む。
が実行される。プログラム作成処理部8は、S200に
おいて入力された加工要求にもとづいて検索手段6がデ
ータベース5から検索した加工形状L1,…,L13に
要求される加工回数、加工条件及びワイヤ電極のオフセ
ット量によって、この加工形状L1,…,L13の全て
を加工させるNCプログラムを作成する。
指定された形状要素L4,L5,L6及びL8,L9,
L10に部分仕上げが要求される場合ついて説明する。
S600において、仕上げ部分のが指定される。作業者
は、加工形状L1,…,L13を参照しながら、加工形
状L1,…,L13のうち高い面粗度や細かい加工精度
を要求する部分の形状要素を仕上げ部分(指定形状)と
して入力装置2、例えばマウス2bを用いて指定する。
図3において、太線部分として示された加工形状L4〜
L6,L8〜L10は仕上げ部分(指定形状)であり、
加工形状L1〜L3,L7,L11〜L13は仕上げ部
分以外の部分(非指定形状)である。
が入力される。作業者は、指定した仕上げ部分に対して
要求する加工回数、面粗度又は加工精度などの加工要求
を入力装置2によって入力する。
が実行される。プログラム作成処理部8は、仕上げ部分
に要求される加工回数、加工条件及びワイヤ電極のオフ
セット量によって、この仕上げ部分を加工するプログラ
ムを作成する。また、プログラム作成処理部8は、S2
00で入力された加工要求情報をもとに検索手段6が検
索した仕上げ部分以外の部分に要求される加工回数、加
工条件及びワイヤ電極のオフセット量によって、この仕
上げ部分以外の部分を加工するプログラムを作成する。
そして、プログラム作成処理部8は、これらのプログラ
ムを連続したNCプログラムに合成する。
される。プログラム作成処理部8は、リムーバブルディ
スク9にNCプログラムを記録する。
ット放電加工機のNCプログラム作成装置におけるプロ
グラム作成処理2を説明する。図4は、この発明の実施
形態に係るワイヤカット放電加工機のNCプログラム作
成装置におけるプログラム作成処理2を説明するための
フローチャートのである。図5は、図4に続くフローチ
ャートである。図6は、図3のIV部分を拡大して示す図
である。以下では、プログラム作成処理部8の動作を中
心に説明する。
8は、カウンタn=1に設定する。プログラム作成処理
部8は、指定形状の個数をカウントするためのカウンタ
nを1に設定する。このカウント数が後述する各プログ
ラムをそれぞれ区別する特定番号となる。
8は、加工開始点Sから指定形状の開始点SPn までプ
ログラムPWn を作成する。加工プログラム作成処理部
8bは、図3に示す加工開始点Sから経路ALを通過し
て最初の指定形状の開始点SP1 まで加工するためのプ
ログラムPW1 を作成する。
8は、指定形状の開始点SPn から終点EPn までのプ
ログラムPAn を作成する。往復加工プログラム作成処
理部8aは、図6に示す最初の指定形状の開始点SP1
から終点EP1 まで加工するためのプログラムPA1 を
作成する。
8は、指定形状の終点EPn から開始点SPn までのプ
ログラムPBn を作成する。往復加工プログラム作成処
理部8aは、最初の指定形状の終点EP1 から開始点S
P1 まで加工するためのプログラムPB1 を作成する。
求に適した加工回数、補正値、加工条件をデータベース
5から検索する。ここで、補正値とは、図6に示すワイ
ヤ電極Wのプログラム軌跡(図中太線)と実際の工具軌
跡(図中細線)との差を補正するためのオフセット量H
1,H2,H3である。このオフセット量H1,H2,
H3は、ワイヤ電極Wの半径Rと、ワイヤ電極表面と放
電加工面との間の距離Gとを合計した値である。また、
加工条件とは、例えば、ピーク電流値、平均加工電圧、
加工液の流量や比抵抗値、ワイヤ電極の直径などであ
る。検索手段6は、加工形状演算処理部4が出力する加
工要求情報に基づいて、加工要求に適した加工回数、加
工条件及び補正値などに関する加工情報をデータベース
から検索して一時記憶メモリ7に出力する。
8は、プログラムPAn とプログラムPBn とを交互に
加工回数分作成する。往復加工プログラム作成処理部8
aは、一時記憶メモリ7に記憶された加工情報を読み出
して、プログラムPAn とプログラムPBn とを加工回
数だけ交互に作成する。図6に示すように、加工形状
(指定形状)L4〜L6の加工回数は3回に指定されて
いる。この場合に、往復加工プログラム作成処理部8a
は、開始点SP1 から終点EP1 まで加工(1回目)す
るためのプログラムPA1 と、終点EP1 から開始点S
P1 まで逆方向に加工(2回目)するためのプログラム
PB1 と、開始点SP1 から終点EP1 まで加工(3回
目)するためのプログラムPA1 とを作成する。このよ
うに、往復加工プログラム作成処理部8aは、加工形状
(指定形状)L4〜L6の加工要求に適した加工回数だ
けワイヤ電極によって往復加工するための往復加工プロ
グラムを作成する。
8は、加工回数が偶数であるか否かを判断する。往復加
工プログラム作成処理部8aは、一時記憶メモリ7から
読み出した加工情報に基づいて、加工回数が偶数か否か
を判断する。加工回数が偶数であるときには、S808
に進み、加工回数が奇数であるときには、S809に進
む。
8は、プログラムPAn を移動プログラムに変換作成す
る。例えば、図6に示す加工形状(指定形状)L4〜L
6の加工回数が2回であるときには、終点EP1 から開
始点SP1 まで逆方向に移動してワイヤ電極が加工を終
了するために、開始点SP1 から終点EP1 までワイヤ
電極を戻すためのプログラムが必要になる。その結果、
往復加工プログラム作成処理部8aは、開始点SP1 か
ら終点EP1 まで加工を行わずにワイヤ電極を移動させ
るために、プログラムPA1 を移動プログラムに変換す
る。
8は、プログラムPAn 及びプログラムPBn の先頭
に、検索された補正値と加工条件とを順次挿入する。設
定処理部8cは、一時記憶メモリ7に記憶された加工情
報を読み出して、プログラムPAn 及びプログラムPB
n に加工条件及び補正量を挿入する。図6に示す加工形
状(指定形状)L4〜L6は加工回数が3回である。こ
の場合に、設定処理部8cは、開始点SP1 から終点E
P1 まで加工をしながらワイヤ電極を移動させるプログ
ラムPA1 に補正量H1を設定し、終点EP1 から開始
点SP1 までワイヤ電極を移動させるプログラムPB1
に補正量H2を設定し、開始点SP1 から終点EP1 ま
でワイヤ電極を移動させるプログラムPA1 に補正量H
3を設定する。
8は、カウンタn=n+1に設定する。プログラム作成
処理部8は、指定形状の個数をカウントするためのカウ
ンタnを1つインクリメントする。
8は、次の指定形状があるか否かを判断する。プログラ
ム作成処理部8は、加工形状(指定形状)L4〜L6以
外にも指定形状があるか否かを判断する。図3に示すよ
うに、加工形状L8〜L10が指定形状であるときに
は、S812に進む。一方、S810において、加工形
状L8〜L10以外に指定形状がないときは、S813
に進む。
8は、次の指定形状までのプログラムPWn を作成す
る。加工プログラム作成処理部8bは、図3に示す終点
EP1から次の指定形状の開始点SP2 までのプログラ
ムPW2 を作成して、S803に進む。そして、往復加
工プログラム作成処理部8aは、加工形状L8〜L10
を往復加工するためのプログラムを作成する。
8は、指定形状の終了点EPn-1 から加工終了点Eまで
のプログラムPWE を作成する。加工プログラム作成処
理部8bは、図3に示す終点EP2 から加工終了点Eま
でのプログラムPWE を作成する。
8は、指定形状以外は複数回加工であるか否かを判断す
る。プログラム作成処理部8は、S200で入力された
加工要求情報に基づいて検索手段6で検索され一時記憶
メモリ7に記憶されている加工情報を一時記憶メモリ7
から読み出して、加工形状(指定形状)L4〜L6,L
8〜L10以外の加工形状(非指定形状)L1〜L3,
L7,L11〜L13の加工回数が複数回であるか否か
を判断する。非指定形状の加工回数が1回であるときに
は、S815に進み、非指定形状の加工回数が2回以上
であるときには、S816に進む。
8は、プログラムPB1 及びプログラムPBE の先頭
に加工要求入力情報に基づいて検索された1回加工用の
補正値と加工条件とを挿入する。設定処理部8cは、一
時記憶メモリ7に記憶された加工情報を読み出して、プ
ログラムPW1 ,PW2 ,PWE に加工条件及び補正量
を挿入して、S819に進む。
検索手段6は、加工要求に適した加工回数、補正値、加
工条件をデータベース5から検索する。検索手段6は、
加工形状演算処理部4が出力する加工要求情報に基づい
て、加工要求に適した加工回数、加工条件及び補正値な
どに関する加工情報をデータベース5から検索して一時
記憶メモリ7に出力する。
8は、全形状往復プログラムPWを作成する。加工プロ
グラム作成処理部8bは、例えば、図3に示す加工形状
(非指定形状)L1〜L3,L7,L11〜L13を複
数回加工するための全形状往復プログラムPWを作成す
る。
8は、各プログラムPWA,PWBの先頭に補正値と加
工条件とを挿入する。設定処理部8cは、一時記憶メモ
リ7に記憶された加工情報を読み出して、全形状往復プ
ログラムPWを構成する各プログラムPWA,PWBに
補正値及び加工条件を挿入する。
8は、一連のプログラムを合成する。プログラム合成処
理部8dは、図3に示す加工形状(指定形状)L4〜L
6,L8〜L10を往復加工させるプログラムPAn ,
PBn と、加工形状(非指定形状)L1〜L3,L7,
L11〜L13を往復加工させる全形状往復プログラム
PW とを連続したプログラムに合成する。
ット放電加工機のNCプログラム作成装置における検索
手段の検索処理を説明する。図7は、この発明の実施形
態に係るワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成
装置における検索手段の検索処理を説明するためのフロ
ーチャートである。図8は、この発明の実施形態に係る
ワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成装置にお
けるデータベースの構造を説明するための図である。
求入力値を取り込む。検索手段6は、加工形状演算処理
部4が出力する加工要求情報を取り込む。
数が指定されたか否かを判断する。図8に示すように、
データベース5には、加工回数、面粗度及び加工精度に
適した加工条件及び補正量が加工対象物の材質、使用ワ
イヤ電極径及び板厚毎に対照表形式で記憶されている。
なお、図8では、データベース5に記憶されているデー
タを加工条件及び補正量を呼出しプログラムコードで示
している。検索手段6は、加工回数に関する加工要求情
報を取り込んだときには、S8053に進み、加工回数
以外の加工要求情報を取り込んだときには、S8054
に進む。
回数をキーにデータベース5から補正量及び加工条件を
検索する。検索手段6は、例えば、板厚t=20、加工
回数が3回に指定されたときには、この加工回数に適し
た補正量及び加工条件を検索する。この場合には、検索
手段6は、図8に示すように、ファーストカット(1s
t)が加工条件コードC11及び補正量コードH11で
定義され、セカンドカット(2nd)が加工条件コード
C12及び補正量コードH12で定義され、サードカッ
ト(3rd)が加工条件コードC13及び補正量コード
H13で定義された加工情報を検索する。
が指定されたか否かを判断する。検索手段6は、面粗度
に関する加工要求情報を取り込んだときには、S805
5に進み、面粗度以外の加工要求情報を取り込んだとき
には、S8056に進む。
度をキーにデータベース4から補正量及び加工条件を検
索する。検索手段6は、例えば、板厚t=30、面粗度
5と指定されたときには、加工回数3回、加工条件コー
ドC51,C52,C53及び補正量コードH51,H
52,H53で定義された加工情報を検索する。
精度をキーにデータベース4から補正量及び加工条件を
検索する。検索手段6は、例えば、板厚t=20、面粗
度4と指定されたときには、加工回数4回、加工条件コ
ードC11,C12,C13,C14及び補正量コード
H21,H22,H23,H24で定義された加工情報
を検索する。
は、検索された補正量及び加工条件を記憶する。一時記
憶メモリ7は、検索手段6が出力した加工情報をメモリ
内に記憶し保存する。
ット放電加工機のNCプログラム作成装置における全形
状往復プログラムの作成処理を説明する。図9は、この
発明の実施形態に係るワイヤカット放電加工機のNCプ
ログラム作成装置における全形状往復プログラムの作成
処理を説明するためのフローチャートである。以下で
は、図3に示す加工形状(非指定形状)L1〜L3,L
7,L11〜L13を3回加工する場合を例に挙げて説
明する。
部8は、加工方向を逆転しプログラムPWn ,P
Wn-1 ,…,PW1 とプログラムPBn ,PBn-1 ,
…,PB1とを接続してプログラムPWBを作成する。
加工プログラム作成処理部8bは、加工終了点Eから加
工開始点Sに向かって逆方向に加工(2回目)するプロ
グラムを作成する。加工プログラム作成処理部8bは、
加工終了点Eから終点EP2まで加工するプログラムP
WE と、開始点SP2 から終点EP1 まで加工するプロ
グラムPW2 と、開始点SP1 から加工開始点Sまで加
工するプログラムPW 1 とを作成する。また、加工プロ
グラム作成処理部8bは、終点EP2 から開始点SP2
までワイヤ電極を移動させるプログラムPB2 と、終点
EP1 から開始点SP1 までワイヤ電極を移動させるプ
ログラムPB1 とを作成する。そして、加工プログラム
作成処理部8bは、プログラムPWE ,PW2 ,PW1
とプログラムPB2 ,PB1 とを接続してプログラムP
WBを作成する。
部8は、プログラムPW1 ,…,PWn-1 ,PWn とプ
ログラムPA1 ,…,PAn-1 ,PAn とを接続してプ
ログラムPWAを作成する。加工プログラム作成処理部
8bは、加工開始点Sから加工終了点Eに向かって加工
(3回目)するプログラムを作成する。加工プログラム
作成処理部8bは、加工開始点Sから開始点SP1 まで
加工するプログラムPW1 と、終点EP1 から開始点S
P2 まで加工するプログラムPW2 と、終点EP2 から
加工終了点Eまで加工するプログラムPWE とを作成す
る。また、加工プログラム作成処理部8bは、開始点S
P1 から終点EP1 まで移動するプログラムPA1 と、
開始点SP2 から終点EP2 まで移動するプログラムP
A2 とを作成する。そして、加工プログラム作成処理部
8bは、プログラムPW1 ,PW 2 ,PWE とプログラ
ムPA1 ,PA2 とを接続してプログラムPWAを作成
する。
部8は、プログラムPWBとプログラムPWAとをプロ
グラム単位で(加工回数−1)回分交互に接続する。加
工プログラム作成処理部8bは、プログラムPWBとプ
ログラムPWAとを2回分交互に接続して全形状往復プ
ログラムPWを作成する。
ット放電加工機のNCプログラム作成装置が作成したN
Cプログラムを説明する。図10は、この発明の実施形
態に係るワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成
装置が作成したNCプログラムである。図11は、この
発明の実施形態に係るワイヤカット放電加工機のNCプ
ログラム作成装置による加工形状の座標値を示す図であ
る。
る。図10に示すメインプログラム(N0000)は、加工
形状を定義する座標値を原点(0,0)を基準とするアブ
ソリュートディメンション(G90)に設定する。メイン
プログラムは、加工開始位置Sの座標(0,-15000)を
設定(G92X0Y-15000Z0)するとともに、進行方向左側に
補正値を設定(G41H000)し、座標(0,-10500)まで直
線加工(G01Y-10500)を指令する。そして、メインプロ
グラムは、座標(0,-10000)まで移動(Y-10000)を指
令するとともに、補正値を設定(H001)して、サブプロ
グラム(SUB PROGRAM)に移行(M98P0011)する。
側に補正値(H001)を設定(G41)し、座標(0,-1000
0)から座標(-10000,-10000)及び座標(-10000,1000
0)を通過して座標(-8000,10000)まで直線加工を指令
する。その結果、図11に示す加工形状(非指定形状)
L1〜L3が加工される。
側(G41)に加工条件(C011)及び補正値(H000)を設
定して、座標(-8000,10000)から座標(-8000,5000)
及び座標(-3000,5000)を通過して座標(-3000,1000
0)まで加工を指令しリターン(M99)する。
圧を低く(T85)、進行方向右側(G42)に加工条件(C0
12)及び補正値(H012)を設定して、座標(-3000,999
9)から座標(-3000,5000)及び座標(-8000,5000)を
通過して座標(-3000,10000)まで加工を指令する。こ
こで、座標(-3000,10000)から座標(-3000,9999)へ
移動するブロックは、図6に示す工具軌跡の傾斜部分に
対応し、補正値H1を補正値H2に変更する変更ブロッ
クである。
側(G41)に加工条件(C013)及び補正値(H013)を設
定して、座標(-8000,9999)から座標(-8000,5000)及
び座標(-3000,5000)を通過して座標(-3000,10000)
まで加工を指令する。その結果、図3に示す加工形状
(指定形状)L4〜L6が加工される。このような処理
を繰り返して、図3に示す加工終了点Eまで加工を指令
する。
電加工機のNCプログラム作成装置には、以下に記載す
るような効果がある。 (1) この実施形態では、加工形状(指定形状)L4
〜L6,L8〜L10を加工回数だけ往復加工させるプ
ログラムPAn ,PBn を作成するとともに、加工形状
(非指定形状)L1〜L3,L7,L11〜L13を加
工回数だけ加工させるプログラムPWを作成して、これ
らのプログラムPAn ,PBn 及びプログラムPWにそ
れぞれ加工条件及び補正量を設定し、これらのプログラ
ムPAn ,PBn ,PWを連続したプログラムに合成す
る。このために、加工形状L1〜L13の一部に異なる
面粗度や加工精度が要求される場合であっても、面粗度
や加工精度が異なる加工形状を加工するための一連のN
Cプログラムを簡単に作成することができる。
工面粗さ又は加工精度に適した加工回数、加工条件及び
補正量を、予め記憶された面粗度、加工精度、加工回
数、加工条件及び補正量から検索する。このために、簡
単な入力操作によって加工要求に適した加工情報を選択
することができる。
ム作成装置1が作成したNCプログラムをリムーバブル
ディスク9などの情報記録媒体に記録することができ
る。このために、NCワイヤカット放電加工機の読み取
り装置によってこのNCプログラムを読み取り簡単に利
用することができる。
するものではなく、以下に記載するように、種々の変形
又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内であ
る。 (1) この実施形態では、ワイヤカット放電加工機の
NCプログラム作成装置を例に挙げて説明したが、加工
形状のうち指定された指定形状を工具によって加工回数
だけ往復加工する工作機械などについても、本発明を適
用することができる。
ち指定された指定形状を3回加工する場合を例に挙げて
説明したが、加工形状に要求される加工精度などに応じ
て任意の加工回数に設定することができる。また、この
実施形態では、加工要求項目として加工回数、面粗度及
び加工精度を例に挙げて説明したが、これら以外の項目
を設定することもできる。
グラム作成処理部8a、加工プログラム作成処理部8
b、設定処理部8c及びプログラム合成処理部8dがそ
れぞれの処理を実行しているが、これらの処理を一つの
プログラム作成処理部8によって実行させてもよい。ま
た、加工要求の入力やプログラム作成処理の処理順序ま
たは時期についても本発明の目的が達成できうる範囲で
変更が可能である。
と、従来の技術に記載した問題点が解決できるととも
に、加工形状の一部に異なる加工要求を含む放電加工を
連続して実行するためのNCプログラムを自動的に簡単
に作成することができる。
工機のNCプログラム作成装置のブロック図である。
工機のNCプログラム作成装置の動作を説明するための
フローチャートである。
工機のNCプログラム作成装置の表示装置が表示した加
工形状を示す図である。
工機のNCプログラム作成装置におけるプログラム作成
処理2を説明するためのフローチャートのである。
工機のNCプログラム作成装置における検索手段の検索
処理を説明するためのフローチャートである。
工機のNCプログラム作成装置におけるデータベースの
構造を説明するための図である。
工機のNCプログラム作成装置における全形状往復プロ
グラムの作成処理を説明するためのフローチャートであ
る。
加工機のNCプログラム作成装置が作成したNCプログ
ラムである。
加工機のNCプログラム作成装置による加工形状の座標
値を示す図である。
ラム作成装置が作成したNCプログラムによって加工さ
れた加工対象物の斜視図である。
ラム作成装置が作成したNCプログラムによる加工方法
を説明するための図である。
形状)
Claims (6)
- 【請求項1】 加工対象物を所定の加工形状にワイヤ電
極によって放電加工するためのNCプログラムを作成す
るワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成装置で
あって、 前記加工形状のうち指定された指定形状を仕上げるため
に、この指定形状に要求される加工回数だけ前記ワイヤ
電極によって往復加工させる往復加工プログラムを作成
する往復加工プログラム作成手段と、 前記加工形状のうち前記指定形状以外の非指定形状を仕
上げるために、この非指定形状に要求される加工回数だ
け前記ワイヤ電極によって加工させる加工プログラムを
作成する加工プログラム作成手段と、 前記指定形状に要求される加工条件及び前記ワイヤ電極
のオフセット量を前記往復加工プログラムに設定すると
ともに、前記非指定形状に要求される加工条件及び前記
ワイヤ電極のオフセット量を前記加工プログラムに設定
する設定手段と、 前記往復加工プログラムと前記加工プログラムとを連続
したNCプログラムに合成するプログラム合成手段と、 を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の放電加工機のNCプロ
グラム作成装置において、 前記指定形状に要求される加工面粗さ又は加工精度と前
記非指定形状に要求される加工面粗さ又は加工精度とを
入力する入力手段と、 前記加工面粗さ、前記加工精度、前記加工回数、前記加
工条件及び前記オフセット量を記憶する記憶手段と、 前記入力手段によって入力された前記加工面粗さ又は前
記加工精度に適した前記加工回数、前記加工条件及び前
記オフセット量を前記記憶手段から検索する検索手段
と、 を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の放電加工機のNCプロ
グラム作成装置において、 前記指定形状に要求される加工回数と前記非指定形状に
要求される加工回数とを入力する入力手段と、 前記加工回数、前記加工条件及び前記オフセット量を記
憶する記憶手段と、 前記入力手段によって入力された前記加工回数に適した
前記加工条件及び前記オフセット量を前記記憶手段から
検索する検索手段と、 を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成装
置。 - 【請求項4】 加工対象物を所定の加工形状にワイヤ電
極によって放電加工するためのNCプログラムを作成す
るワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成方法で
あって、 前記加工形状のうち指定された指定形状を仕上げるため
に、この指定形状に要求される加工回数だけ前記ワイヤ
電極によって往復加工させる往復加工プログラムを作成
する往復加工プログラム作成手順と、 前記加工形状のうち前記指定形状以外の非指定形状を仕
上げるために、この非指定形状に要求される加工回数だ
け前記ワイヤ電極によって加工させる加工プログラムを
作成する加工プログラム作成手順と、 前記指定形状に要求される加工条件及び前記ワイヤ電極
のオフセット量を前記往復加工プログラムに設定すると
ともに、前記非指定形状に要求される加工条件及び前記
ワイヤ電極のオフセット量を前記加工プログラムに設定
する設定手順と、 前記往復加工プログラムと前記加工プログラムとを連続
したNCプログラムに合成するプログラム合成手順と、 を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成方
法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の放電加工機のNCプロ
グラム作成方法において、 前記指定形状に要求される加工面粗さ又は加工精度と前
記非指定形状に要求される加工面粗さ又は加工精度とを
入力する入力手順と、 予め記憶された前記加工面粗さ、前記加工精度、前記加
工回数、前記加工条件及び前記オフセット量から、入力
された前記加工面粗さ又は前記加工精度に適した前記加
工回数、前記加工条件及び前記オフセット量を検索する
検索手順と、 を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成方
法。 - 【請求項6】 請求項4に記載の放電加工機のNCプロ
グラム作成方法において、 前記指定形状に要求される加工回数と前記非指定形状に
要求される加工回数とを入力する入力手順と、 予め記憶された前記加工回数、前記加工条件及び前記オ
フセット量から、入力された前記加工回数に適した前記
加工条件及び前記オフセット量を検索する検索手順と、 を含むワイヤカット放電加工機のNCプログラム作成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101440A JP4278821B2 (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ワイヤカット放電加工機のncプログラム作成装置とその作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101440A JP4278821B2 (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ワイヤカット放電加工機のncプログラム作成装置とその作成方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001282333A true JP2001282333A (ja) | 2001-10-12 |
JP2001282333A5 JP2001282333A5 (ja) | 2006-03-16 |
JP4278821B2 JP4278821B2 (ja) | 2009-06-17 |
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JP (1) | JP4278821B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7820252B2 (en) | 2001-07-02 | 2010-10-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Transflective film, transflective polarizer, and polarizing light source device and liquid crystal display device using the same |
JP2016049578A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | ファナック株式会社 | 加工情報の管理機能を有するワイヤカット放電加工機 |
-
2000
- 2000-04-03 JP JP2000101440A patent/JP4278821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7820252B2 (en) | 2001-07-02 | 2010-10-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Transflective film, transflective polarizer, and polarizing light source device and liquid crystal display device using the same |
JP2016049578A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | ファナック株式会社 | 加工情報の管理機能を有するワイヤカット放電加工機 |
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